JP5737603B2 - 液体化粧料塗布体の製造方法 - Google Patents

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Description

本願発明は、安価に製造でき、液体化粧料、例えばマスカラを均一に、且つ厚く塗布することができる液体化粧料塗布体の製造方法に関する。
従来、例えばマスカラを塗布する液体化粧料塗布体には、睫毛を梳かしながらマスカラを塗布することができるように、複数の櫛歯を並設して櫛状としてなるものがある。
ところで、上記櫛状としてなる液体化粧料塗布体は、金型の成形加工により安価に製造できるものであって、櫛歯によって睫毛を確実に梳かしながら、マスカラを塗布することができる。
しかしながら、梳かした睫毛に塗布することができるマスカラの量は、該液体化粧料塗布体の櫛歯間に保持されるだけであるので少ないものである。その結果、睫毛にマスカラを厚く塗布しようとすると繰り返して塗布する必要があり、使用者にとって非常に煩わしくなる。その上、櫛歯自体の剛性が高いので、マスカラを貯留する液体化粧料塗布容器の塗布容器本体内から該液体化粧料塗布体を繰り返して挿脱させると、過剰なマスカラ等の液体化粧料を払拭するシゴキに対して大きな負担を与え、破損するおそれもある。
そのため、液体化粧料塗布体において、安価に製造できるものであって、シゴキに対する負担を弱めることができ、しかも保持できるマスカラの量を増やすことができるように、櫛状の液体化粧料塗布体を形成する櫛歯の内部を打ち抜いたものとしたり、液体化粧料塗布体をスプリングからなるものとするもの(特許文献1参照)もある。
すなわち、上記櫛状の液体化粧料塗布体を形成する複数の櫛歯の内部を打ち抜いたものでは、該櫛歯を打ち抜くことで櫛歯自体の剛性が低下して柔軟となるのでシゴキに対する負担は軽減されるとともに、打ち抜いた櫛歯内にマスカラを保持することができるのでマスカラの保持量も増やすことができるものである。
ところが、金型により一体に成形することができないので製造工程は複雑になり、製造コストは著しく上昇してしまうものである。
また、液体化粧料塗布体をスプリングとするものでは、スプリングの有する弾性により柔軟となるのでシゴキに対する負担は軽減するとともに、スプリングの巻き線部内にマスカラは保持されるのでマスカラの保持量も増やすことができる。ところが、スプリングは非常に柔軟であるため僅かな振動により容易に揺動してしまうので睫毛にマスカラを正確に塗布することができなくなるおそれがある。
そのため、液体化粧料塗布体であるスプリング内に化粧料含浸材を挟持させるものも考えられるが、構造が複雑になって製造コストが上昇してしまう上、マスカラ等の液体化粧料をシゴキにより扱こうとすると、マスカラは化粧料含浸材に含浸されているのでスプリングとともに強く扱かざるを得なくなる。その結果、スプリングはシゴキに引っかかり易くなり、破損するおそれがある。
実開昭57−87609号公報
解決しようとする問題点は、マスカラ等の液体化粧料を塗布する液体化粧料塗布体を、安価に製造することができず、しかも均一に、且つ厚くマスカラ等の液体化粧料を塗布することができない点である。
第1の特徴として、
塗布部と、該塗布部を先端に保持する軸部とから構成されるものであって、
離隔して配置される二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように複数並設される線条体とを一体に成形して成形体とし、
該成形体を構成する基部材同士を、一方の基部材の位置と他方の基部材の位置とを平行にずらしながら一体とすることで輪状の櫛歯を複数並設する櫛状の塗
布部とした上で、
該塗布部を軸部に一体に保持するものである。
そのため、液体化粧料塗布体は、離隔して配置される二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように複数並設される線条体とを一体に成形した成形体において基部材同士を一体とするだけで液体化粧料塗布体の塗布部を製造されるので、簡易且つ安価なものとすることができる。
そして、マスカラ等の液体化粧料は、櫛状の液体化粧料塗布体を形成するように複数並設される輪状の櫛歯内に貯留するものとなる。その結果、輪状の櫛歯により一本一本睫毛を確実に梳かすことができるようになると共に、前記櫛歯内に貯留するマスカラ等の液体化粧料を均一に、且つ厚く睫毛に塗布することができるものとなる。
なお、基部材間を一体に連結するように並設される線条体の断面形状は、通常睫毛を一本一本抵抗なく梳かすことができるように円形や略楕円形形状であっても良く、また睫毛を一本一本梳かすにあたって多角形状の角部により正確に分けられるように多角形形状であっても良い〔図17(イ)〜(ル)参照〕。
第2の特徴として、
塗布部と、該塗布部を先端に保持する軸部とから構成されるものであって、
離隔して配置される二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように複数並設される線条体とを一体に成形して成形体とし、
該成形体を構成する基部材を、一方の基部材の位置と他方の基部材の位置とを平行にずらしながら各々軸部に一体とすることで輪状の櫛歯を複数並設する櫛状の塗布部とするものである。
そのため、一旦製造した塗布部を軸部に一体とする製造工程を省略することができるので、製造コストを削減してより安価に製造することができる。
その上で上記第1の特徴又は第2の特徴である液体化粧料塗布体の製造では、成形体を構成する基部材同士を一体とし、又は軸部に対して基部材を一体とすることで形成される櫛状の液体化粧料塗布体の輪状の櫛歯は、一体となった基部材に対して斜行方向に配置されるものとなる。そして、並設される輪状の櫛歯の斜行方向の角度は、上記基部材間のずれによるものとなる。すなわち、二つの基部材間のずれが大きければ大きいほど櫛歯の斜行方向の角度は大きくなる。その結果、一つの成形体において二つの基部材間のずれを変えることによって斜行方向の角度が異なって複数並設される櫛歯から形成される多種類の櫛状の塗布部を保持する液体化粧料塗布体を製造することができるものである。
本願発明では、液体化粧料塗布体の塗布部は、二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように並設される複数の線条体とを一体に成形してなる成形体を構成する基部材同士を一体とする、又は軸部に一体とすることで輪状の櫛歯を基部材に対して直角方向又は斜行方向に複数並設して形成される櫛状のもとするので、容易に製造することができるとともに、睫毛の生え方やマスカラ等の液体化粧料の塗布方法に対応することができるので、製造コストを削減し、しかも均一に、且つ厚く塗布することができる優れた効果を有するものである。
図1は、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体を具える液体化粧料塗布容器の拡大断面図である。 図2(イ)は液体化粧料容器を構成するキャップ内に固持される本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体の側面図と、塗布部先端方向からの正面図、(ロ)は液体化粧料容器を構成するキャップ内に固持される本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体の断面図と、塗布部先端での断面図、(ハ)は本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体の拡大正面図と、塗布部先端方向からの正面図である。 図3(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図4(イ)は本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体の要部拡大正面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図5(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図6(イ)は本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体の要部拡大正面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図7(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図8(イ)は本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体の要部拡大正面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図9(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図10(イ)は本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体の要部拡大正面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図11(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図12(イ)は本願発明の実施例6である液体化粧料塗布体の要部拡大側面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図13(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例6である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図14(イ)は本願発明の実施例7である液体化粧料塗布体の要部拡大断面図、(ロ)はその変形例の要部拡大断面図である。 図15(イ)は本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体の要部拡大正面図、(ロ)はその要部拡大断面図である。 図16(イ)〜(ハ)は、本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体における塗布部の製造工程を示す模式図である。 図17(イ)〜(ル)は、本願発明の実施例である液体化粧料塗布体における塗布部の櫛歯に適用される線条体の拡大断面図である。
液体化粧料塗布体を、安価に製造し、しかもマスカラ等の液体化粧料を均一に、且つ厚
く塗布できるようにするため、該液体化粧料塗布体の塗布部を、二つの基部材と、該基部
材間を一体に連結するように並設される複数の線条体とを一体に成形して成形体とした上
で、該成形体の基部材同士を一体とし、又は軸部に一体として製造することで実現した。
図1において示すのは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体11aをを具える
液体化粧料塗布容器1である。そして、該液体化粧料塗布容器1は、その内部で液体化粧
料であるマスカラ3を貯留するとともに、その開口部4近傍には、後述する本願発明の実
施例1である液体化粧料塗布体11aを構成する塗布部13a及び軸部12の表面に密着
自在となってそれらの表面に過剰に付着したマスカラ3を拭去するシゴキ5を内装すると
ともに、その外周面に雄ネジ部6を螺設してなる塗布容器本体2と、その開口部8の内周
面において前記塗布容器本体2の開口部4先端を封止するパッキン9を固持するとともに
、該開口部4の外周面に螺設する雄ネジ部6と螺合する雌ネジ部10を配設するものであ
って、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体11aを塗布部13aとともに構成す
る軸部12の根元部12aを固持してなるキャップ7(図2参照)とから構成されるもの
である。
そして、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体11aは、後端の根元部12aを
キャップ7内に固持するとともに、先端に保持孔12bを穿設する軸部12と、該軸部1
2の保持孔12bに一体の保持する塗布部13aとから構成される。
さらに該塗布部13aは、一体となった基部材17a、17aにおいて、内側が空間1
5となる輪状の櫛歯14aが該基部材17a、17aに対して直角方向に複数並設されて
櫛状に形成されてなるものである。
なお、該内側が空間15となる輪状の櫛歯14aが該基部材17aに対して直角方向に
複数並設されて櫛状に形成されてなる塗布部13aの裏面側には、睫毛を梳かしながら薄
くマスカラ3を塗布できるように鋸歯部12dが形成されているものである。
そこで、該本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体11aの塗布部13aは以下の
ようにして製造されるものである。すなわち、図3において示すように、離隔して配置し
た二つの基部材17a、17aと、該二つの基部材17a、17a間を連結するように該
基部材17aに対して直角方向に並設される複数の中央を細径化した線条体18aとを一
体に成形して成形体16aとする。ここで、離隔して配置した二つの基部材17a、17
aは、互いに一体となるように、一方の基部材17aには係止突起19が、他方の基部材
17aには前記係止突起19が係止固定となる係止凹部20が互いに対向するように形成
されているものである〔同図(イ)参照〕。
そして、成形体16aにおいて、該成形体16aを構成する基部材17a、17a同士
を、係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体とすることによって、内側が空間
15となる輪状の櫛歯を複数並設されて櫛状に形成される塗布部13aとなるものである
〔同図(ロ)参照〕。
さらに、該塗布部13aを軸部12先端の保持孔12b内に挿嵌して保持することで液
体化粧料塗布体11aとなるものである〔同図(ハ)参照〕。
本願発明の実施例1である液体化粧料塗布体11aは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、液体化粧料塗布体11aの製造コストを削減することができる。
そして、該液体化粧料塗布体11aの塗布部13aは、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14aが該基部材17aに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成されるものであ
るから、マスカラ3は櫛歯14a内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛を一本一
本正確に櫛歯14aによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布することが
できるものである。
次に、図4において示すものは、本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体11bで
ある。そして、該液体化粧料塗布体11bは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布
体11aと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、先端に保持孔
12bを穿設する軸部12と、該軸部12の保持孔12bにおいて塗布部13bを一体に
保持してなるものである点で共通し、該塗布部13bも、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14bが複数並設されて櫛状に形成される点でも共通するものである。
しかしながら、本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体11bでは、その櫛状に形
成される塗布部13bにおいて複数並設されてなる内側が空間15となる輪状の櫛歯14
bが、該基部材17bに対して斜行方向に複数並設されて櫛状に形成される点で、櫛歯1
4aが基部材17aに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成される実施例1である
液体化粧料塗布体11aの塗布部13aと相違するものである。また、本願発明の実施例
2である液体化粧料塗布体11bでは、該内側が空間15となる輪状の櫛歯14bが該基
部材17bに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成されてなる塗布部13bの裏面
側には、睫毛を梳かしながら薄くマスカラ3を塗布できるように凹凸部12d’が形成さ
れている点で、鋸歯部12dである本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体11aと
は相違するものでもある。
そこで、本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体11bの塗布部13bは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図5において示すように、離隔して配置した
二つの基部材17b、17bと、該二つの基部材17b、17b間を連結するように該基
部材17bに対して斜行方向に複数並設される中央を細径化した線条体18bとを一体に
成形して成形体16bとする。ここで、離隔して配置した二つの基部材17b、17bに
は、実施例1と同様に、互いに一体となるように、一方の基部材17bには係止突起19
が、他方の基部材17bには前記係止突起19が係止固定となる係止凹部20が互いに対
向するように形成されているものである〔同図(イ)〕。
そして、成形体16bにおいて、該成形体16bを構成する基部材17b、17b同士
を、係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体とすることによって、内側が空間
15となる輪状の櫛歯14bを基部材17bに対して斜行方向に複数並設されて櫛状に形
成される塗布部13bとなるものである〔同図(ロ)〕。
さらに、該塗布部13bを軸部12先端の保持孔12b内に挿嵌して保持することで液
体化粧料塗布体11bとなるものである〔同図(ハ)〕。
本願発明の実施例2である液体化粧料塗布体11bは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11bの製造コストを削減するこ
とができる。
そして、該液体化粧料塗布体11bの塗布部13bは、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14bが該基部材17bに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成されるものであ
るから、マスカラ3は櫛歯14b内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛を一本一
本正確に櫛歯14bによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布することが
できるものである。
しかも、該櫛歯14bは基部材17bに対して斜行方向に複数並設されるものであるの
で、マスカラ3の塗布にあたって睫毛を梳かしながら放射状にすることができるものでも
ある。
次に、図6において示すものは、本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体11cで
ある。そして、該液体化粧料塗布体11cは、本願発明の実施例2である液体化粧料塗布
体11bと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、先端に保持孔
12bを穿設する軸部12と、該軸部12の保持孔12bにおいて塗布部13cを一体に
保持してなるものである点で共通するとともに、本願発明の実施例3である液体化粧料塗
布体11cの該塗布部13cも、内側が空間15となる輪状の櫛歯14cが基部材17c
に対して斜行方向に複数並設されて櫛状に形成される点でも実施例2の塗布部13bと共
通するものである。
しかしながら、本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体11cでは、該液体化粧料
塗布体11cの塗布部13cとなる成形体16cにおいて、該成形体16cを形成する基
部材17c、17c同士を一体となる係止突起19と係止凹部20とは対向しながらも、
その位置が平行にずれるように係止固定される点で、基部材17bに形成される係止突起
19と係止凹部20とが互いに対向するように位置して係止固定される実施例2における
成形体16bとは相違するものである。
そこで、本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体11cの塗布部13cは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図7において示すように、、離隔して配置し
た二つの基部材17c、17cと、該二つの基部材17c、17c間を連結するように該
基部材17cに対して直角方向に複数並設される中央を細径化した線条体18cとを一体
に成形して成形体16cとする。ここで、離隔して配置した二つの基部材17c、17c
には、互いに一体となるように、一方の基部材17cには係止突起19が、他方の基部材
17cには前記係止突起19が係止固定となる係止凹部20が配設されているとともに、
該係止突起19と、係止凹部20とは対向しながらも、その位置が平行にずれているもの
である〔同図(イ)参照〕。
その上で、成形体16cにおいて、該成形体16cを構成する基部材17c、17c同
士を、互いに平行にずれて位置する係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体と
することによって、内側が空間15となる輪状の櫛歯14cを基部材17cに対して斜行
方向に複数並設されて櫛状に形成される塗布部13cとなるものである〔同図(ロ)参照
〕。
さらに、該塗布部13cを軸部12先端の保持孔12b内に挿嵌して保持することで液
体化粧料塗布体11cとなるものである〔同図(ハ)参照〕。
本願発明の実施例3である液体化粧料塗布体11cは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例2と同様に液体化粧料塗布体11bの製造コストを削減するこ
とができる。
そして、該液体化粧料塗布体11cの塗布部13cは、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14cが該基部材17bに対して斜行方向に複数並設されて櫛状に形成されるものであ
るから、マスカラ3は櫛歯14c内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛を一本一
本正確に櫛歯14cによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布することが
できるものである。
しかも、該櫛歯14cは基部材17cに対して斜行方向に複数並設されるものであるの
で、マスカラ3の塗布にあたって睫毛を梳かしながら放射状にすることができるものでも
ある。
次に、図8において示すものは、本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体11dで
ある。そして、該液体化粧料塗布体11dは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗布
体11aと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、先端に保持孔
12bを穿設する軸部12と、該軸部12の保持孔12bにおいて塗布部13dを一体に
保持してなるものである点で共通し、本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体11d
の該塗布部13dも、内側が空間15となる輪状の櫛歯14dが複数並設されて櫛状に形
成される点でも共通するものである。さらに、実施例1と同様に、塗布部13dの裏面側
には、睫毛を梳かしながら薄くマスカラ3を塗布できるように鋸歯部12dが形成されて
いるものである。
しかしながら、本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体11dでは、該液体化粧料
塗布体11dの塗布部13dとなる成形体16dの基部材17d同士を一体として櫛状に
形成される塗布部13dにおいて、内側が空間15となる輪状の櫛歯14dが、該基部材
17dから傾斜しながら複数立設されてなる点で、櫛歯14aが基部材17aから直角に
複数立設されて櫛状に形成される実施例1である液体化粧料塗布体11aの塗布部13a
とは相違するものである。
そこで、本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体11dの塗布部13dは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図9において示すように、、離隔して配置し
た二つの基部材17d、17dと、該二つの基部材17d、17d間を連結するように並
設される複数の中央で細径化し、屈曲した線条体18dとを一体に成形して成形体16d
とする。ここで、離隔して配置した二つの基部材17d、17dには、互いに一体となる
ように、一方の基部材17dには係止突起19が、他方の基部材17dには前記係止突起
19が係止固定となる係止凹部20が互いに対向するように配設されている〔同図(イ)
〕。
そして、成形体16dにおいて、該成形体16dを構成する基部材17d、17d同士
を、係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体とすることによって、内側が空間
15となり、屈曲した輪状の櫛歯14dを基部材17dから傾斜しながら複数並設されて
櫛状に形成される塗布部13dとなるものである〔同図(ロ)〕。
さらに、該塗布部13dを軸部12先端の保持孔12b内に挿嵌して保持することで液
体化粧料塗布体11dとなるものである〔同図(ハ)〕。
本願発明の実施例4である液体化粧料塗布体11dは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11dの製造コストを削減するこ
とができる。
そして、該液体化粧料塗布体11dの塗布部13dは、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14dが該基部材17dに対して斜行方向に複数立設されて櫛状に形成されるものであ
るから、マスカラ3は櫛歯14d内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛を一本一
本正確に櫛歯14dによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布することが
できるものである。
しかも、該櫛歯14dは屈曲しているものであって、基部材17cから傾斜しながら複
数立設されるものであるので、マスカラ3の塗布にあたって睫毛に対して直線的に動かす
ことで櫛歯14dは万遍なく確実に睫毛と接触するのでマスカラを均一に、且つ厚く塗布
することができると共に、該睫毛を外方に向かって放射状に梳かすこともできるものでも
ある。
次に、図10において示すものは、本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体11e
である。そして、該液体化粧料塗布体11eは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗
布体11aと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、先端に保持
孔12bを穿設する軸部12と、該軸部12の保持孔12bにおいて塗布部13eを一体
に保持してなるものである点で共通し、該塗布部13eも、内側が空間15となる輪状の
櫛歯14eが複数並設されて櫛状に形成される点でも共通するものである。さらに、実施
例1と同様に、塗布部13eの裏面側には、睫毛を梳かしながら薄くマスカラ3を塗布で
きるように鋸歯部12dが形成されているものである。
しかしながら、本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体11eは、該液体化粧料塗
布体11eの塗布部13eとなる成形体16eにおいて、該成形体16eの基部材17e
同士を一体として櫛状に形成される塗布部13eにおいて、複数並設される輪状の櫛歯1
4e内側の空間15が略四角形状となっている点で、櫛歯14a内側の空間15が弾丸形
状となる実施例1である液体化粧料塗布体11aの塗布部13aとは相違するものである
そこで、本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体11eの塗布部13eは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図11において示すように、離隔して配置し
た二つの基部材17e、17eと、該二つの基部材17e、17e間を連結するように並
設される二つの折曲点18e’を有する線条体18eとを一体に成形して成形体16eと
する。ここで、離隔して配置した二つの基部材17e、17eには、互いに一体となるよ
うに、一方の基部材17eには係止突起19が、他方の基部材17eには前記係止突起1
9が係止固定となる係止凹部20が互いに対向するように配設されている〔同図(イ)参
照〕。
そして、成形体16eにおいて、該成形体16eを構成する基部材17e、17e同士
を、線条体18eを折曲点18e’、18e’で折曲しつつ係止突起19と係止凹部20
とを係止固定して一体とすることによって、内側が略四角形状となる空間15となる輪状
の櫛歯14eを基部材17eに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成される塗布部
13eとなるものである〔同図(ロ)参照〕。
さらに、該塗布部13eを軸部12先端の保持孔12b内に挿嵌して保持することで液
体化粧料塗布体11eとなるものである〔同図(ハ)参照〕。
本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体11eは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11eの製造コストを削減するこ
とができる。
そして、該液体化粧料塗布体11eの塗布部13eは、内側が空間15となる輪状の櫛
歯14eが該基部材17eに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成されるものであ
るから、マスカラ3は櫛歯14e内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛を一本一
本正確に櫛歯14eによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布することが
できるものである。
しかも、該櫛歯14e内側の空間15は略四角形状である、マスカラ3の塗布にあたっ
て睫毛に対して櫛歯14eの接触面積が拡大するものとなるので、より厚くマスカラ3を
塗布することができるものでもある。
次に、図12において示すものは、本願発明の実施例6である液体化粧料塗布体11f
である。そして、該液体化粧料塗布体11fは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗
布体11aと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、先端に保持
孔12b’を穿設する軸部12と、該軸部12の保持孔12b’において塗布部13fを
一体に保持してなるものである点で共通し、該塗布部13fも、内側が空間15となる輪
状の櫛歯14fが複数並設されて櫛状に形成される点でも共通するものである。
しかしながら、本願発明の実施例6である液体化粧料塗布体11fは、塗布部13fを
一体に保持する軸部12の先端が湾曲するとともに、該湾曲する軸部12先端の保持孔1
2b’も同様に湾曲している点で、軸部12先端が直線状であって、しかも該軸部12先
端の保持孔12b’も直線状である実施例1の液体化粧料塗布体11aと相違するもので
ある。
なお、塗布部13fは、該軸部12先端の湾曲した保持孔12b’に対して確実に保持
されるように、容易に変形できる軟質素材とすることが適当である。
そこで、本願発明の実施例6である液体化粧料塗布体11fの塗布部13fは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図13において示すように、離隔して配置し
た二つの基部材17f、17fと、該二つの基部材17f、17f間を連結するように複
数並設される線条体18fとを一体に成形して成形体16fとする。ここで、離隔して配
置した二つの基部材17f、17fには、互いに一体となるように、一方の基部材17f
には係止突起19が、他方の基部材17fには前記係止突起19が係止固定となる係止凹
部20が互いに対向するように配設されている。
そして、成形体16fにおいて、該成形体16fを構成する基部材17f、17f同士
を、係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体とすることによって、内側が空間
15となる輪状の櫛歯14fを基部材17fに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形
成される塗布部13fとなるものである。
さらに、該塗布部13eを湾曲した軸部12の保持孔12b’に合わせて変形させなが
ら軸部12先端の湾曲した保持孔12b’内に挿嵌して保持することで先端が湾曲した液
体化粧料塗布体11fとなるものである。
本願発明の実施例5である液体化粧料塗布体11fは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11fの製造コストを削減するこ
とができる。
そして、該液体化粧料塗布体11fの湾曲した塗布部13fは、内側が空間15となる
輪状の櫛歯14fが該基部材17fに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成される
ものであるから、マスカラ3は櫛歯14f内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛
を一本一本正確に櫛歯14fによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布す
ることができるものである。
しかも、該軸部12の先端に保持される塗布部13fは軸部12先端の湾曲に沿って湾
曲しているので、マスカラ3の塗布にあたって睫毛の形状に合わせて櫛歯14fを密着さ
せることができるものである。
次に、図14において示すものは、本願発明の実施例7である液体化粧料塗布体11g
である。そして、該液体化粧料塗布体11gは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗
布体11aと同様に、後端の根元部をキャップ7に保持するとともに、軸部12の先端に
おいて塗布部13gを一体に保持してなるものである点で共通し、該塗布部13gも、内
側が空間15となる輪状の櫛歯14gが複数並設されて櫛状に形成される点でも共通する
ものである。
しかしながら、本願発明の実施例7である液体化粧料塗布体11gは、二つの基部材1
7g、17gを直接軸部12の先端に並設される二つの保持孔12b”に対して各々保持
することによって塗布部13gを同時に形成してなる点で、基部材17a同士を一体とし
て塗布部13aとした上で軸部12先端の保持孔12bに一体に保持してなる実施例1の
液体化粧料塗布体11aと相違するものである。
なお、基部材17g、17gを直接軸部12の先端に並設される二つの保持孔12b”
に対して各々保持するにあたっては、軸部12の横断面に対して直角方向に保持させてな
るもの〔図14(イ)参照〕や、軸部12の横断面に対して斜行方向に保持させてなるも
の〔図14(ロ)参照〕があり、後者は睫毛に対する接触面積が拡大するので、マスカラ
をより厚く塗布することができるものとなる。
そこで、本願発明の実施例7である液体化粧料塗布体11gの塗布部13gは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、実施例1の液体化粧料塗布体11aの塗布部
13aと同様に、離隔して配置した二つの基部材17g、17gと、該二つの基部材17
g、17g間を連結するように複数並設される線条体(図示せず。)とを一体に成形して
成形体(図示せず。)とする。なお、本実施例7において用いられる線条体の断面形状と
しては、例えば、図17(イ)〜(ル)において示されているものを用いるものである。
そして、該成形体を構成する二つの基部材17g、17gを、各々軸部12の先端に並
設される二つの保持孔12b”、12b”に対して一体に保持することで、内側が空間1
5となる輪状の櫛歯14gを基部材17gに対して直角方向に複数並設されて形成される
櫛状の塗布部13gを軸部12に形成してなるものである。
本願発明の実施例7である液体化粧料塗布体11gは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11gの製造コストを削減するこ
とができる。しかも、製造作業において成形体を一旦塗布部とする製造工程を省略してよ
り簡易に製造することができるので、製造コストの削減を図ることができるものとなる。
そして、該液体化粧料塗布体11gの湾曲した塗布部13gは、内側が空間15となる
輪状の櫛歯14gが該基部材17gに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成される
ものであるから、マスカラ3は櫛歯14g内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛
を一本一本正確に櫛歯14gによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布す
ることができるものである。
次に、図15において示すものは、本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体11h
である。そして、該液体化粧料塗布体11hは、本願発明の実施例1である液体化粧料塗
布体11aと同様に、後端の根元部12aをキャップ7に保持するとともに、軸部12の
先端において塗布部13hを一体に保持してなるものである点で共通し、該塗布部13h
も、内側が空間15となる輪状の櫛歯14gが複数並設されて櫛状に形成される点でも共
通するものである。
しかしながら、本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体11hは、二つの基部材1
7h、17hを軸部12の先端に保持するにあたっては、塗布部13hにおいて一体とし
た基部材17h、17hを軸部12先端方向に開口12c’を形成する挿入孔12cに対
して、該開口12c’から挿入して保持してなる点で、基部材17a同士を一体とした上
で軸部12先端の保持孔12bに挿嵌して保持してなる実施例1の液体化粧料塗布体11
aと相違するものである。
そこで、本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体11hの塗布部13hは以下のよ
うにして製造されるものである。すなわち、図16において示すように、実施例1の液体
化粧料塗布体11aの塗布部13aと同様に、離隔して配置した一端に押勢部17h’を
形成する二つの基部材17h、17hと、該二つの基部材17h、17h間を連結するよ
うに複数並設される線条体18hとを一体に成形して成形体16hとする。ここで、離隔
して配置した二つの基部材17h、17hには、互いに一体となるように、一方の基部材
17hには係止突起19が、他方の基部材17hには前記係止突起19が係止固定となる
係止凹部20が互いに対向するように配設されている。
そして、成形体16hにおいて、該成形体16hを構成する基部材17h、17h同士
を、係止突起19と係止凹部20とを係止固定して一体とすることによって、内側が空間
15となる輪状の櫛歯14hを基部材17hに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形
成される塗布部13hとなるものである。
さらに、該塗布部13hを軸部12先端の挿入孔12c内に開口12c’から押勢部1
7h’を押勢することにより挿嵌して保持させることで液体化粧料塗布体11hとなるも
のである。
本願発明の実施例8である液体化粧料塗布体11hは以上のようにして簡易に製造され
るものであるので、実施例1と同様に液体化粧料塗布体11hの製造コストを削減するこ
とができる。しかも、製造作業において軸部12に対する塗布部13hの保持は、塗布部
13hの一体となった基部材17h、17hを軸部12の挿入孔12c先端の開口12c
’より挿嵌するだけで行われるので、製造作業の速度を向上させて製造コストの削減を図
ることができるものとなる。
そして、該液体化粧料塗布体11hの湾曲した塗布部13hは、内側が空間15となる
輪状の櫛歯14hが該基部材17hに対して直角方向に複数並設されて櫛状に形成される
ものであるから、マスカラ3は櫛歯14h内側の空間15内に貯留することとなり、睫毛
を一本一本正確に櫛歯14hによって梳かしながらマスカラ3を均一に、且つ厚く塗布す
ることができるものである。
本願発明の液体化粧料塗布体はマスカラ等の液体化粧料を均一に、且つ厚く塗布できる
ので、部分的な白髪染め等にも適用できる。
1 液体化粧料塗布容器
2 塗布容器本体
3 マスカラ
4 開口部
5 シゴキ
6 雄ネジ部
7 キャップ
8 開口部
9 パッキン
10 雌ネジ部
11a〜11h 液体化粧料塗布体
12 軸部
12a 根元部
12b、12b’、12b” 保持孔
12c 挿入孔
12c’ 開口
12d 鋸歯部
12d’ 凹凸部
13a〜h 塗布部
14a〜h 櫛歯
15 空間
16a〜f、h 成形体
17a〜h 基部材
17h’ 押勢部
18a〜f、h 線条体
19 係止突起
20 係止凹部

Claims (2)

  1. 塗布部と、該塗布部を先端に保持する軸部とから構成されるものであって、
    離隔して配置される二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように複数並設される線条体とを一体に成形して成形体とし、
    該成形体を構成する基部材同士を、一方の基部材の位置と他方の基部材の位置とを平行にずらしながら一体とすることで輪状の櫛歯を複数並設する櫛状の塗布部とした上で、
    該塗布部を軸部に一体に保持する
    ことを特徴とする液体化粧料塗布体の製造方法。
  2. 塗布部と、該塗布部を先端に保持する軸部とから構成されるものであって、
    離隔して配置される二つの基部材と、該二つの基部材間を連結するように複数並設される線条体とを一体に成形して成形体とし、
    該成形体を構成する基部材を、一方の基部材の位置と他方の基部材の位置とを平行にずらしながら各々軸部に一体とすることで輪状の櫛歯を複数並設する櫛状の塗布部とする
    ことを特徴とする液体化粧料塗布体の製造方法。
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