JP3188487U - マスカラ塗布具及び化粧品 - Google Patents

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Abstract

【課題】睫毛を広げる処理を効率的にかつ確実に行うことができるマスカラ塗布具及び化粧品を提供する。【解決手段】軸芯12に複数の突出部13が形成され突出部に付着されたマスカラを睫毛に塗布するマスカラ塗布具において、軸芯の外周で突出部が周方向に列設されることにより構成される周方向突出部列15を複数形成してなり、一の周方向突出部列15Aと、この一の周方向突出部列15Aに隣接する他の周方向突出部列15Bとの間の離間距離W1〜W2が、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向かうにつれて漸次広がるよう構成する(W1<W2)。【選択図】図1

Description

本考案はマスカラ塗布具及び化粧品に係り、特に睫毛にマスカラを塗布する際に使用されるマスカラ塗布具及び化粧品に関する。
一般に、睫毛にマスカラを塗布する美容具として、マスカラ塗布具が知られている。マスカラの施術者は、マスカラ塗布具にマスカラを付着させた後、このマスカラのついたマスカラ塗布具を手で回転させたり移動させたりすること等により、睫毛にマスカラを塗布する。マスカラ塗布具を用いて睫毛にマスカラを塗布することにより、睫毛にボリュームを持たせたり、睫毛をカールさせたり、また睫毛をセパレートして広げることが可能となる。
このマスカラ塗布具としては、多数のブラシ繊維束を一対の金属製の芯材の間に挟持させた上でこの芯材を螺旋状に巻回して作製するスクリューブラシ(特許文献1参照)や、樹脂を金型を用いて成型することにより作製される樹脂成型ブラシ(特許文献2参照)が知られている。
特開2003−265235号公報 特開2002−051833号公報
しかしながら、従来のスクリューブラシは、ブラシ繊維束を芯材に挟持させて螺旋状に巻回させた構造であったため、ブラシの形状を所望の形状に正確に決めることが困難であった。このため、スクリューブラシタイプのマスカラ塗布具を用いた場合、睫毛をセパレートして広げる処理を行うためには、施術者がブラシを睫毛に当てる角度を何度も変えるなど煩雑な作業が必要であった。
また、樹脂成型ブラシでは、ブラシを構成する複数の突出部(櫛歯)を高精度に成型することができる。しかしながら従来の樹脂成型ブラシは、複数の突出部を一定の同一ピッチで形成した構成であったため、やはり睫毛をセパレートして広げる処理を効率的に行うことができないという問題点があった。
また、マスカラ塗布後においては、睫毛の一本一本が目の輪郭の接線に対して垂直方向に延びていること(即ち、放射状となること)が望ましい。しかしながら、従来の同一ピッチを有したブラシでは、目の輪郭に関係なく睫毛が全て上向きとなり(即ち、平行となり)、睫毛に対して理想的な施術を行うことが困難であるという問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、睫毛を広げる処理を効率的かつ確実に行いうるマスカラ塗布具及び化粧品を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
中心に位置する軸芯に複数の突出部が形成されてなり、前記軸芯の中心軸回りに回転させることにより、前記突出部に付着されたマスカラを施術者の睫毛に塗布するマスカラ塗布具において、
前記軸芯の外周で前記突出部が周方向に列設されることにより構成される周方向突出部列を複数形成してなり、
前記一の周方向突出部列と、該一の周方向突出部列に隣接する他の周方向突出部列との間の離間距離が、塗布開始位置から塗布終了位置に向かうにつれて漸次広がるよう構成したことを特徴とするマスカラ塗布具により解決することができる。
また上記考案において、前記突出部の前記軸芯に対する高さが、塗布開始位置から塗布終了位置に向かうにつれて漸次高くなるよう構成することが望ましい。
また上記考案において、前記軸芯及び前記突出部は樹脂を一体成形した構成とすることが望ましい。
また上記考案において、前記軸芯の軸方向に前記突出部が列設されることにより構成される軸方向突出部列を複数形成してなり、前記一の軸方向突出部列と、該一の軸方向突出部列に隣接する他の軸方向突出部列との間の離間距離を等しく設定することが望ましい。
また上記考案において、前記軸芯の中心位置に対する前記塗布開始位置と前記塗布終了位置との間の角度を180°とすることが望ましい。
また上記の課題は、他の観点からは、
マスカラが充填される容器本体と、該容器本体の開口部に装着される蓋体とを有する化粧品であって、前記蓋体に前記各考案に係るマスカラ塗布具のいずれかを設けたことを特徴とする化粧品により解決することができる。
上記考案によれば、マスカラ塗布具を回転させるだけで睫毛は周方向突出部列に案内されて広がるため、容易かつ簡単に睫毛を広げる処理を行うことができる。
図1は本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具を説明するための図であり、(A)は正面図、(B)は左側面図である。 図2は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具を回転させたときの突出部の移動を説明するための図であり、(A)は正面図、(B)は左側面図である。 図3は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具のブラシ部を拡大して示す図である。 図4は、本考案の一実施形態である化粧品を示す部分断面図である。 図5は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具を用いたマスカラ塗布動作を説明するための図(その1)であり、(A)は睫毛を上から見た図、(B)は睫毛を横から見た図である。 図6は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具を用いたマスカラ塗布動作を説明するための図(その2)であり、(A)は睫毛を上から見た図、(B)は睫毛を横から見た図である。 図7は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具を用いたマスカラ塗布動作を説明するための図(その3)であり、(A)は睫毛を上から見た図、(B)は睫毛を横から見た図である。
次に、本考案の実施の形態について図面と共に説明する。
図1乃至図4は、本考案の一実施形態であるマスカラ塗布具及びマスカラ化粧品20示す図である。図1及び図2はマスカラ塗布具10の正面及び側面を模式的に示した図であり、図3はマスカラ塗布具10の斜視図である。
マスカラ塗布具10はブラシ部11と軸芯12とにより構成されており、マスカラを施術者Xの睫毛LAに塗布する際に使用されるものである。本実施形態に係るマスカラ塗布具10は、大略すると軸芯12と突出部13により構成されている。
軸芯12と突出部13は、金型を用いて樹脂を一体成型することにより形成されている。樹脂材料としては熱可塑性樹脂を用いることが望ましく、具体的にはエラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアセテート等を用いることができる。
軸芯12は円筒形状を有しており、マスカラ塗布具10の中心部分に位置するものである。この軸芯12の直径は、例えば2〜6mmである。また、軸芯12の外周面(表面)には、複数の突出部13が形成されている。この突出部13の形状は、円錐形状、円柱形状、角柱形状等の種々の形状とすることができるが、本実施形態では四角錐形状とした例を示している。
ここで、主に図1(B)及び図2(B)を用いて突出部13の高さについて説明する。突出部13の軸芯12の表面に対する高さは全てが等しい高さとはされておらず、異なる高さとされている。具体的には、複数の突出部13の内、符号13Aで示すものが最も低い突出部(以下、低突出部13Aという)である。この最も低い低突出部13Aの高さは、例えば0.1mm〜0.7mmに設定されている。
これに対し、低突出部13Aの位置に対して軸芯12の中心軸に対し対象な位置(即ち、180°離間した位置)には、軸芯12の表面に対する高さが最も高い突出部13(高突出部13Bという)が配設されている。この最も高い高突出部13Bの高さは、例えば1.0〜3.0mmに設定されている。更に、軸芯12の外周において、低突出部13Aから高突出部13Bに至る間に配設された突出部13の高さは、低突出部13Aから高突出部13Bに向かうにつれて漸次高くなるよう構成されている。
後述するように、マスカラ塗布具10を用いてマスカラを施術者Xの睫毛LAに塗布する際、低突出部13Aの配設位置はマスカラを睫毛LAに対して塗布する塗布開始位置A1となり、高突出部13Bの配設位置は塗布終了位置A2となる。従って、低突出部13Aから高突出部13Bに至る間に配設された突出部13の高さは、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向かうにつれて漸次高くなるよう構成されている(図1(B)及び図2(B)における右回り及び左回りの双方において同様の構成となっている)。
また前記のように、塗布開始位置A1に設けられた低突出部13Aと塗布終了位置A2に設けられた高突出部13Bは180°離間している。従って、軸芯12の中心位置(図中、矢印Oで示す)に対する塗布開始位置A1と塗布終了位置A2との間の角度は180°となる。
次に、軸芯12の表面における突出部13の並び方に注目する。突出部13は、所定の規則に従って列設されることにより突出部列を形成している。突出部列は、軸芯12の外周で突出部13が周方向に列設されることにより構成される複数の周方向突出部列15と、軸芯12の軸方向(X1,X2方向)に突出部13が列設されることにより構成される複数の軸方向突出部列18とを有している。
周方向突出部列15は、軸芯12の周方向(Z1,Z2方向)に列設された突出部13の列であり、図1(A)及び図1(B)に符号15で示す実線で囲まれた内部に位置する突出部13が一つの周方向突出部列15を構成する。これに対して軸方向突出部列18は、軸芯12の軸方向(X1,X2方向)に列設された突出部13の列であり、図1(A)及び図1(B)に符号18で示す実線で囲まれた内部に位置する突出部13が一つの軸方向突出部列18を構成する。
本実施形態では、マスカラ塗布具10を正面視した場合、この周方向突出部列15が軸芯12の周方向(図中矢印Z1,Z2で示す方向)に平行に延在するのではなく、傾いた方向に延在するよう構成されている。即ち、本実施形態に係る周方向突出部列15は、一の周方向突出部列15と、これと隣接する他の周方向突出部列15との間の離間距離が、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向かうにつれて漸次広がるよう構成されている。これに対し、軸方向突出部列18は、隣接す軸方向突出部列18同士の離間距離は等しく設定されている。
この構成について、図1(A)を用いて更に詳述する。今、複数の周方向突出部列15の内、符号15Aで示す周方向突出部列に注目する(以下、この周方向突出部列を第1の周方向突出部列15Aという)。また、第1の周方向突出部列15A隣接する符号15Bで示す周方向突出部列を第2の周方向突出部列15Bとする。この第1及び第2の周方向突出部列15Aは、いずれも低突出部13Aから高突出部13Bに至る各高さの突出部13を含んでいる。
ここで、第1の周方向突出部列15Aの低突出部13Aと第2の周方向突出部列15Bの低突出部13Aの離間距離をW1とする。これに対して第1の周方向突出部列15Aの高突出部13Bと第2の周方向突出部列15Bの高突出部13Bとの離間距離をW2とすると、本実施形態に係るマスカラ塗布具10では、W2>W1となるよう構成している。更に、低突出部13Aから高突出部13Bに至る各高さの突出部13の内、隣接する突出部13同士(即ち、同一高さを有する突出部13同士)の離間距離についても、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向けて漸次広くなるよう構成されている。
これにより、本実施形態に係るマスカラ塗布具10では、第1の周方向突出部列15Aと第2の周方向突出部列15Bとの離間距離は、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向かうにつれて漸次広がる構成となる。しかしながら、隣接する一対の軸方向突出部列18同士の離間距離は、図2(A)に示すように、各軸方向突出部列対において等しい離間距離Pとなるよう構成されている。
尚、本実施形態では、各周方向突出部列15A,15Bの各低突出部13A間の離間距離W1を0.3mm〜0.9mmとすると共に、各周方向突出部列15A,15Bの高突出部13B間の離間距離W2を0.7mm〜1.5mmに設定している。
次に、図5乃至図7を用いて、上記構成とされたマスカラ塗布具10を用いて施術者Xの睫毛LAにマスカラからを塗布するときの動作について説明する。図5乃至図7は、マスカラ塗布具10を用いて施術者Xの睫毛LAにマスカラからを塗布している様子を経時的に示すものである。
図5は、マスカラ塗布具10が塗布開始位置A1にある状態を示している。マスカラ塗布具10が塗布開始位置A1にある状態では、低突出部13Aから構成される軸方向突出部列18(図1(A)参照。以下、第1の軸方向突出部列18Aという)が施術者Xの睫毛LAに触れた状態となっている(図5(A)参照)。
前記のように、低突出部13Aは軸芯12の表面に対する高さが低いため、マスカラ塗布具10にマスカラを含ませた場合、マスカラが多く付着する部位である。よって、このようにマスカラの付着量の多い第1の軸方向突出部列18Aを睫毛LAに接触させることにより、睫毛LAにマスカラを十分に塗布させることができる。また、低突出部13Aは軸芯12に対する高さが低いため、睫毛LAの根元を確実にキャッチすることができる。
尚、睫毛LAが第1の軸方向突出部列18Aと接触した状態では、隣接する低突出部13A間の離間距離W1は狭くなっている。このため、図5(B)に示すように、施術者Xの睫毛LAはまだ広がった状態とはなっていない。
この状態から睫毛LAにマスカラを塗布するには、軸芯12を中心軸回りに回転させる(図6(A)に矢印で示す方向に回転させる)。この回転により低突出部13Aは睫毛LAから離間し、当該低突出部13Aを含む周方向突出部列15の低突出部13Aの次の突出部13(2番目に低い高さの突出部13)が睫毛LAに接触する。
このようにして、低突出部13Aと高突出部13Bの間に配設された突出部13は、低いものから高いものに順番に睫毛LAに接触し、その後に離間する。この際、睫毛LAは各周方向突出部列15A,15Bを構成する突出部13と係合することにより、突出部13の移動方向に向けて付勢される。
本実施形態に係るマスカラ塗布具10は、前記のように第1の周方向突出部列15Aと、これと隣接する周方向突出部列15Bとの離間距離が、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向かうにつれて漸次広がるよう構成されている。従って、各突出部13と接触することにより睫毛LAが移動付勢される方向は、図2(A)に矢印で示す方向となる。この方向は、睫毛LAをセパレートして広げる方向である。
図6は、図1(A)に符号18Bで示す軸方向突出部列(以下、第2の軸方向突出部列18Bという)が睫毛LAに接触した状態を示している。第2の軸方向突出部列18Bは、第1の軸方向突出部列18Aに対して90°離間した位置にある。即ち、塗布開始位置A1からマスカラ塗布具10を90°回転させることにより、睫毛LAは第2の軸方向突出部列18Bを構成する突出部13と接触した状態となる。このようにマスカラ塗布具10を90°回転することにより、前記のように睫毛LAは図2(A)に矢印で示す方向に付勢され、よって図6(B)に示すように、睫毛LAは図5に示す塗布開始位置A1の状態よりも広がった状態となっている。
図7は、更に90°回転させることによりマスカラ塗布具10が塗布終了位置A2に至った状態を示している。この状態では、最も高い高突出部13Bより構成させる軸方向突出部列18(以下、第3の軸方向突出部列18Cという)が睫毛LAに接触した状態となっている。
隣接する高突出部13Bの離間距離W2は、他の突出部13の離間距離よりも最も広くなっている。またこの離間距離W2は、睫毛LAの開きとして最も望ましい距離(0.7mm〜1.5mm)に設定されている。よって、本実施形態に係るマスカラ塗布具10によれば、このマスカラ塗布具10を塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向けて90°回転させるだけで睫毛LAを確実に広げることができ、睫毛LAをセパレートして広げる処理を容易かつ効率的に行うことが可能となる。
また本実施形態では、塗布開始位置A1から塗布終了位置A2に向けて突出部13の高さは漸次高くなるよう設定されている。突出部13が低い場合にはマスカラの突出部13への付着量を多くすることができ、逆に突出部13が高くなると睫毛LAに対するさばきを良好に行うことできる。よって、本実施形態の構成とすることにより、塗布開始位置A1近傍において睫毛LAにマスカラをたっぷり塗布し、その後に漸次高さの高くなる突出部13により睫毛LAをさばくことにより、睫毛LAの一本一本を目の輪郭の接線に対して垂直方向に延びた(即ち、放射状となった)理想的な形状に整えることができる。
図4は、上記したマスカラ塗布具10を適用したマスカラ化粧品20を示している。マスカラ化粧品20は、大略するとマスカラ塗布具10、容器本体21、蓋体22、軸23、及びしごき部材24等により構成されている。
容器本体21は、内部にマスカラ(図示せず)を充填される容器である。この容器本体21の上部には、マスカラを取り出すための開口部が形成されている。蓋体22は、容器本体21に装着されることにより開口部を閉蓋する。
また、蓋体22は軸23が配設されると共に、この軸23の先端部にはマスカラ塗布具10が設けられている。よって、蓋体22を容器本体21に装着すると、マスカラ塗布具10の突出部13は、マスカラに浸漬された状態となる。
しごき部材24は、容器本体21の開口部に装着されている。このしごき部材24は弾性体により構成されており、蓋体22を容器本体21から取り外す際、マスカラ塗布具10(突出部13)に付着したマスカラをしごくのに使用される。このしごき部材24により、マスカラ塗布具10に含ませるマスカラの量を適度に調整することができる。
本実施形態に係るマスカラ塗布具10は、このような容器本体21と蓋体22とを有するマスカラ化粧品20に適用することができる。また、本実施形態に係るマスカラ塗布具10は、必ずしもマスカラ化粧品20と一体化する必要はなく、美容具として化粧品(マスカラ)と別箇な構成とすることも可能である。
以上、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
具体的には、上記した実施形態では軸芯12及び突出部13をエラストマー等の樹脂を一体成型した構成としたが、本考案と同様の構成をスクリューブラシで実現できる場合には、スクリューブラシに本願考案を適用してもよい。
また、上記したマスカラ塗布具10は、施術者Xがマスカラ塗布具10を把持して回転させることによりマスカラを施術者Xに塗布する構成であったが、軸芯12をモータに接続することにより、モータの駆動力によりマスカラ塗布具10を回転させて睫毛LAにマスカラを塗布する構成としてもよい。この構成とすることにより、マスカラ塗布具10の操作性を向上させることができる。
また、マスカラ塗布具にマスカラを加熱する加熱機構を設けることにより、マスカラを加熱しつつ塗布することが可能な構成とすることもできる。
10 マスカラ塗布具
11 ブラシ部
12 軸芯
13 突出部
15 周方向突出部列
15A 第1の周方向突出部列
15B 第2の周方向突出部列
18 軸方向突出部列
18A 第1の軸方向突出部列
18B 第2の軸方向突出部列
18C 第3の軸方向突出部列
20 マスカラ化粧品
21 容器本体
22 蓋体
23 軸
24 しごき部材
A1 塗布開始位置
A2 塗布終了位置
X 施術者
LA 睫毛

Claims (6)

  1. 中心に位置する軸芯に複数の突出部が形成されてなり、前記軸芯の中心軸回りに回転させることにより、前記突出部に付着されたマスカラを施術者の睫毛に塗布するマスカラ塗布具において、
    前記軸芯の外周で前記突出部が周方向に列設されることにより構成される周方向突出部列を複数形成してなり、
    一の前記周方向突出部列と、該一の周方向突出部列に隣接する他の周方向突出部列との間の離間距離が、塗布開始位置から塗布終了位置に向かうにつれて漸次広がるよう構成したことを特徴とするマスカラ塗布具。
  2. 前記突出部の前記軸芯に対する高さが、塗布開始位置から塗布終了位置に向かうにつれて漸次高くなるよう構成したことを特徴とする請求項1記載のマスカラ塗布具。
  3. 前記軸芯及び前記突出部は樹脂を一体成形した構成であることを特徴とする請求項1又は2記載のマスカラ塗布具。
  4. 前記軸芯の軸方向に前記突出部が列設されることにより構成される軸方向突出部列を複数形成してなり、
    一の前記軸方向突出部列と、該一の軸方向突出部列に隣接する他の軸方向突出部列との間の離間距離を等しく設定したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマスカラ塗布具。
  5. 前記軸芯の中心位置に対する前記塗布開始位置と前記塗布終了位置との間の角度が180°であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマスカラ塗布具。
  6. マスカラが充填される容器本体と、
    該容器本体の開口部に装着される蓋体と、
    前記蓋体に設けられた請求項1乃至5のいずれか一項に記載のマスカラ塗布具と、
    を有することを特徴とする化粧品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022157A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社カツシカ マスカラ用アプリケータ
JP2016022158A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社カツシカ マスカラ用アプリケータ
JP2018504177A (ja) * 2014-12-23 2018-02-15 ロレアル 睫毛および/または眉毛に化粧品、メーキャップまたはケア製品を塗布するためのアプリケータ

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