JP2011156198A - ブラシ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の特定部位を簡便かつ安全に洗浄できるようにし、また簡便な操作をするだけで塗布対象毛の部位に対して適度な濃さの塗布液を塗布できるブラシ具を提案する。
【解決手段】ブラシ具は、ブラシ体を有するブラシ部と、ブラシ部を有し指で持つことが可能な握り軸とを備え、ブラシ体は、植毛ブラシ、または刷毛ブラシであり、ブラシ軸方向に延びてブラシ体を区分けして仕切る仕切り板と、ブラシ軸方向に延びる開口部と、この開口部を形成する側壁を含むブラシカバーと、を有し、側壁は、開口部から突出しブラシ軸方向に列になるように延びるブラシ体を仕切り板の方向へ寄せる。
【選択図】図1

Description

この発明は、特に人の目の周囲に塗布された化粧用の塗布液などを簡便に洗浄でき、また特に塗布液を塗布対象毛に塗布する場合に適用して好適なブラシ具に関するものである。
例えば、化粧のために目の周囲に塗布される塗布液として、従来から、まつ毛についてマスカラ液を塗布したり、目蓋にアイラインを書いたりすることが行われている(特許文献1)。
また、中心線芯材にブラシ毛材を植毛したブラシ型のものや、断面円形の棒状シャフトの外周面に多数の横溝を穿設した溝型のものや、櫛歯を多数配列した櫛型のものや、これらを組合せたものが種々提案されている(特許文献2及び3参照)。
さらに、これらの化粧用の塗布液を落す手法としては、化粧用塗布液専用に用意された除去液を綿棒やティッシュペーパーに含ませてまつ毛や目蓋を擦ったり、挟んだりすることにより、化粧用塗布液を拭い取る方法を用いたり、クレンジングクリームを塗ってコットンで拭き取ったり、洗顔をする際に目の周囲に石鹸を塗って指で擦りながら湯又は水で洗い流すような手法を用いている。
特開2009−60998号公報 実公平4−33790号公報 実公平4−36736号公報
このような従来の手法は、塗布液を除去することにまつ毛を擦ったり挟んだりすることになるので、結局まつ毛が抜けたり、折れたり、曲ったりすることによりまつ毛を傷めるような結果になっている。
実際上、まつ毛は髪の毛のように毛量が多くなく、極めて少ないのであるから、抜けたり折れたりさせるようなことはできるだけ回避することが望ましい。
また、塗布対象毛に塗布液を塗布しようとする場合、塗布対象毛の部位について、濃く塗布したい部位と、薄く塗布したい部位とがあり、例えばまつ毛の根元にマスカラを濃く塗布すると共に、先端に行くに従って薄くするといったことが簡便にできれば、化粧後の見栄えや化粧くずれの予防などの化粧効果を一段と向上させることができると考えられる。
この発明は、以上の点を考慮してなされたもので、身体の特定部位を簡便かつ安全に洗浄できるようにし、また簡便な操作をするだけで塗布対象毛の部位に対して適度な濃さの塗布液を塗布できるようにしたブラシ具を提案することを目的とする。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。

請求項1の記載の発明は、ブラシ体を有するブラシ部と、
前記ブラシ部を有し指で持つことが可能な握り軸とを備え、
前記ブラシ体は、植毛ブラシ、または刷毛ブラシであり、
ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板と、
ブラシ軸方向に延びる開口部と、この開口部を形成する側壁を含むブラシカバーと、を有し、
前記側壁は、前記開口部から突出しブラシ軸方向に列になるように延びる前記ブラシ体を前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とするブラシ具である。
請求項2の記載の発明は、前記ブラシ部に前記仕切り板を一体に成形し、
前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
前記ブラシカバーの取り付けにより前記ブラシ体を前記側壁によって前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項1に記載のブラシ具である。
請求項3の記載の発明は、前記仕切り板と前記ブラシカバーとを一体に成形し、
前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
前記ブラシカバーの取り付けにより、
前記仕切り板は、前記ブラシ体を仕切ると共に、前記側壁は、前記ブラシ体を前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項1に記載のブラシ具である。
請求項4の記載の発明は、前記仕切り板を前記ブラシ部のブラシ軸方向の中心位置に配置し、
前記仕切り板により前記ブラシ体に隙間を形成し、
前記ブラシ体を区分けしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項5の記載の発明は、前記ブラシ部と前記ブラシカバーとに螺旋状のコイルを設け、
前記螺旋状のコイルを、前記ブラシ体に螺旋状に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項6の記載の発明は、ブラシ体を有するブラシ部と、
前記ブラシ部を有し指で持つことが可能な握り軸とを備え、
前記ブラシ体は、捩りブラシであり、
ブラシ軸方向に延びる開口部と、この開口部を形成する側壁を含むブラシカバーを有し、
前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とするブラシ具である。
請求項7の記載の発明は、ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板を有し、
前記仕切り板を前記握り軸に一体に成形し、
前記ブラシ部を前記握り軸に取り付け、
前記ブラシカバーの取り付けにより、
前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になると共に、前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具である。
請求項8の記載の発明は、前記ブラシ部を前記握り軸に取り付け、 前記ブラシカバーの取り付けにより、
前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具である。
請求項9の記載の発明は、前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
前記ブラシカバーの取り付けにより、
前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せ、
前記ブラシ部及び前記ブラシカバーを前記握り軸に取り付けたことを特徴とすることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具である。
請求項10の記載の発明は、前記ブラシ体を前記握り軸に取り付け、
さらに、前記ブラシカバーを前記握り軸に取り付け、
前記ブラシカバーの取り付けにより、
前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とすることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具である。
請求項11の記載の発明は、ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板を有することを特徴とする請求項6、または請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項12の記載の発明は、前記仕切り板は、櫛状であることを特徴とする請求項11に記載のブラシ具である。
請求項13の記載の発明は、前記側壁は、櫛状であることを特徴とする請求項6乃至請求項11のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項14の記載の発明は、前記ブラシカバーは、外周に周方向の溝、または周方向の突条を有することを特徴とする請求項6乃至請求項13のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項15の記載の発明は、前記握り軸の前記ブラシ部側に、液が前記握り軸側に流れることを規制するための液止め部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項16の記載の発明は、前記液止め部と前記ブラシカバーとを一体に成形したことを特徴とする請求項15に記載のブラシ具である。
請求項17の記載の発明は、前記ブラシ部と前記ブラシカバーとに螺旋状のコイルを設け、
前記螺旋状のコイルを前記ブラシ体に螺旋状に配置したことを特徴とする請求項6乃至請求項6のいずれか1項に記載のブラシ具である。
請求項18の記載の発明は、前記ブラシカバーは、前記ブラシ部に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載のブラシ具である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、ブラシ体は、植毛ブラシ、または刷毛ブラシであり、仕切り板が、ブラシ軸方向に延びてブラシ体を区分けして仕切り、ブラシカバーの側壁が開口部から突出しブラシ軸方向に列になるように延びるブラシ体を仕切り板の方向へ寄せ、ブラシカバーの側壁と仕切り板とでブラシ体がそれ以上倒れないように支持され、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、仕切り板がブラシ軸方向に延びてブラシ体を区分けして仕切ることから、洗浄や塗布が複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項2に記載の発明では、ブラシ部に仕切り板を一体に成形し、仕切り板をブラシ部の正確な位置に配置することができ、ブラシカバーをブラシ部に取り付け、このブラシカバーの取り付けによりブラシ体を側壁によって、容易に、かつ正確にブラシ体を仕切り板の方向へ寄せることができる。
請求項3に記載の発明では、仕切り板とブラシカバーとを一体に成形し、簡単にブラシカバーをブラシ部に取り付けることができる。また、ブラシカバーの取り付けにより、容易に、仕切り板は、ブラシ体を仕切ると共に、側壁は、ブラシ体を仕切り板の方向へ寄せることができる。
請求項4に記載の発明では、仕切り板をブラシ部のブラシ軸方向の中心位置に配置し、仕切り板によりブラシ体に隙間を形成し、ブラシ体を区分けしたことで、洗浄や塗布が複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項5に記載の発明では、ブラシ部とブラシカバーとに螺旋状のコイルを設け、螺旋状のコイルを、ブラシ体に螺旋状に配置したことで、洗浄や塗布を行う際に、ブラシ体の液が螺旋状に流れて確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項6に記載の発明では、ブラシ体は、捩りブラシであり、ブラシカバーの側壁は、開口部から突出するブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることから、ブラシ体がそれ以上倒れないように支持され、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、ブラシ体がブラシ軸方向に延びることから、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項7に記載の発明では、ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板を有し、仕切り板を握り軸に一体に成形したから、仕切り板を正確な位置に配置することができる。また、ブラシ部を握り軸に取り付け、ブラシカバーの取り付けにより、容易に、側壁は、開口部から突出するブラシ体をブラシ軸方向に列になると共に、仕切り板の方向へ寄せることができ、洗浄や塗布が複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項8に記載の発明では、ブラシ部を握り軸に取り付け、ブラシカバーの取り付けにより、容易に、側壁は、開口部から突出するブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることができる。
請求項9に記載の発明では、ブラシカバーをブラシ部に取り付け、このブラシカバーの取り付けにより、容易に、側壁は、開口部から突出するブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せ、ブラシ部及びブラシカバーを握り軸に取り付けることができる。
請求項10に記載の発明では、ブラシ体を握り軸に取り付け、さらに、ブラシカバーを握り軸に取り付け、このブラシカバーの取り付けにより、容易に、側壁は、開口部から突出するブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることができる。
請求項11に記載の発明では、仕切り板がブラシ軸方向に延びてブラシ体を区分けして仕切ることで、洗浄や塗布が複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項12に記載の発明では、仕切り板は、櫛状であり、洗浄時や塗布時に仕切り板によってすき、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項13に記載の発明では、側壁は、櫛状であり、洗浄時や塗布時に側壁によってすき、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項14に記載の発明では、洗浄時や塗布時にブラシカバーの外周の周方向の溝、または周方向の突条によってすき、確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項15に記載の発明では、液止め部によって液が握り軸側に流れることを規制することができる。
請求項16に記載の発明では、液止め部とブラシカバーとを一体に成形したことで、簡単な構造で、確実に液が握り軸側に流れることを規制することができる。
請求項17に記載の発明では、螺旋状のコイルをブラシ体に螺旋状に配置することで、洗浄や塗布を行う際に、ブラシ体の液が螺旋状に流れて確実に洗浄したり、塗布することができる。
請求項18の記載の発明では、ブラシカバーは、ブラシ部に着脱可能であり、ブラシカバーの内側やブラシ体自体が汚れた時には、ブラシカバーをブラシ部から取り外して容易にブラシカバーやブラシ体を洗浄することができる。
第1の実施の形態のブラシ具を示し、図1(a)はブラシ部の側面図、図1(b)はブラシ部の底面図、図1(c)は図1(a)の(c)−(c)の断面図である。 第1の実施の形態のブラシ体を設けた状態のブラシ部を示し、図2(a)はブラシ部の平面図、図2(b)は図2(a)の(b)−(b)の断面図である。 第1の実施の形態のブラシカバーを示し、図3(a)はブラシカバーの平面図、図3(b)はブラシカバーの一部を破断した側面図、図3(c)はブラシカバーの底面図、図3(d)は図3(a)の(d)−(d)の断面図である。 第2の実施の形態のブラシ体を設けた状態のブラシ部を示し、図4(a)はブラシ部の平面図、図4(b)は図4(a)の(b)−(b)の断面図である。 第2の実施の形態のブラシカバーを示し、図5(a)はブラシカバーの平面図、図5(b)はブラシカバーの一部を破断した側面図、図5(c)はブラシカバーの底面図、図5(d)は図5(a)の(d)−(d)の断面図である。 第3の実施の形態のブラシ具を示し、図6(a)はブラシ体の先端が隙間なく寄せられた状態の断面図、図6(b)はブラシ体の先端を交差するように寄せられた状態の断面図、図6(c)はブラシ体の先端を交差させて隙間を設けるように寄せられた状態の断面図である。 第4の実施の形態のブラシ具を示し、図7(a)は螺旋状のコイルをブラシ体に螺旋状に配置した状態の平面図、図7(b)は螺旋状のコイルをブラシ体に螺旋状に配置する前の状態の平面図である。 第5の実施の形態のブラシ具を示し、図8(a)はブラシカバーを設けたブラシ部の側面図、図8(b)はブラシカバーを設けたブラシ部のブラシ軸方向の断面図、図8(c)は図8(a)の(c)−(c)の断面図である。 第5の実施の形態のブラシ部にブラシカバーを設ける状態を示し、図9(a)はブラシ部にブラシカバーを挿入する状態の側面図、図9(b)は図9(a)の(b)−(b)の断面図である。 第5の実施の形態のブラシカバーの断面図である。 第6の実施の形態のブラシ具を示し、図11(a)はブラシカバーを設けたブラシ部の側面図、図11(b)は図11(a)の(b)−(b)の断面図である。 第6の実施の形態のブラシ部にブラシカバーを設ける状態を示し、図12(a)はブラシ部にブラシカバーを設ける前の状態を示す側面図、図12(b)はブラシ部にブラシカバーを設けた後の状態を示す側面図である。 第6の実施の形態のブラシカバーを示し、図13(a)はブラシカバーの側面図、図13(b)はブラシカバーの平面図、図13(c)は図13(a)の(c)−(c)の断面図である。 第7の実施の形態のブラシ具を示し、図14(a)はブラシカバーを設けたブラシ部の側面図、図14(b)は図14(a)の(b)−(b)の断面図、図14(c)は把持体にブラシ部を設ける状態の側面図、図14(d)はブラシ部にブラシカバーを設ける状態の側面図である。 第8の実施の形態のブラシ具を示し、図15(a)はブラシカバーを設けたブラシ部の側面図、図15(b)は図15(a)の(b)−(b)の断面図、図15(c)はブラシ部にブラシカバーを設ける状態の側面図である。 第9の実施の形態のブラシ具を示し、図16(a)はブラシ部をブラシカバーに設けるブラシ部の側面図、図16(b)は組み付けたブラシ部とブラシカバーを摘み軸に設ける側面図である。 第10の実施の形態のブラシ具を示し、図17(a)はブラシ部とブラシカバーとを一体成形する実施の形態の側面図、図17(b)はブラシ部とブラシカバーとを一体成形する他の実施の形態の側面図である。 第11の実施の形態のブラシ具の放射状のブラシ体のブラシ部をブラシカバーに取り付ける実施の形態を示す図である。 第11の実施の形態のブラシ具の放射状のブラシ体の一部を直線状に切断したブラシ部をブラシカバーに取り付ける実施の形態を示す図である。 第11の実施の形態のブラシ具の放射状のブラシ体の一部をU字状に切断したブラシ部をブラシカバーに取り付ける実施の形態を示す図である。 第11の実施の形態のブラシ具の放射状のブラシ体の一部を3方向に直線状に切断したブラシ部をブラシカバーに取り付ける実施の形態を示す図である。 第11の実施の形態のブラシ具の放射状のブラシ体の一部を三角形状に切断したブラシ部をブラシカバーに取り付ける実施の形態を示す図である。 第12の実施の形態のブラシ具を示し、図23(a)は螺旋状のコイルをブラシ体に螺旋状に配置した状態の平面図、図23(b)は螺旋状のコイルをブラシ体に螺旋状に配置する前の状態の平面図である。
以下、この発明のブラシ具の実施の形態について説明する。この実施の形態はブラシ具の好ましい形態を示すものであるが、この発明はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第1の実施の形態のブラシ具を、図1乃至図3に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部2と、握り軸3と、ブラシカバー4とを備え、ブラシ部2と握り軸3は樹脂で一体成形され、ブラシカバー4は樹脂でブラシ部2及び把持体3とは別体成形されるが、これらはアルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。
ブラシ部2は、ブラシ部本体2aがブラシ軸方向に延びて板状に細長く形成され、このブラシ部本体2aの基部2bが握り軸3の先端部3aに連続して形成されている。この基部2bの先端部には、支持部2cが四角の板状に形成されている。
ブラシ部本体2aの中央部には、仕切り板2dが一体に形成され、この仕切り板2dはブラシ軸方向に延びてブラシ部本体2aを2区分けして仕切る。この仕切り板2dは、支持部2cからブラシ部本体2aの先端までの長さに形成され、仕切り板2dのブラシ軸方向に対して直交する方向の断面形状は、三角形状で先端が尖がっているが、先端は平面、または半円形状でもよい。
ブラシ部本体2aの仕切り板2dによって区分けされた両側には、植毛穴2eが2列並列に形成されている。この植毛穴2eには、ブラシ体2fが植毛され、このブラシ体2fは、植毛ブラシ、または刷毛ブラシである。植毛されたブラシ体2fの高さH1は、仕切り板2dの高さH2より高くなっており、これによって仕切り板2dがブラシ体2fを区分けして仕切る。
ブラシ部本体2aの底部には、係合リブ2gが支持部2cの中央から細幅でブラシ部本体2aの長さの半分程度まで伸ばして形成されている。係合リブ2gの両側には、係合突起2g1,2g1が形成され、この係合リブ2gと係合2g1,2g1はブラシカバー4を取り付けるために形成されている。
握り軸3は、軸本体3bが軸状に長く形成され、例えばブラシ部2の3〜6倍の長さに形成され、指で容易に持つことが可能になっている。握り軸3のブラシ部側には、液止め部3cが一体に形成して設けられ、この液止め部3cは液が握り軸側に流れることを規制する。この実施の形態では、液止め部3cを握り軸3のブラシ部側に一体に形成しているが、液止め部3cを弾性部材で成形し、握り軸3に嵌め込むようにしてもよい。
ブラシカバー4は、カバー本体4aが樹脂でブラシ部2に取り付けるような形状に一体成形されるが、ゴム、アルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよく、ブラシ軸方向に延びる開口部4a10と、この開口部4a10を形成する側壁4a1を有する。
このカバー本体4aは、ブラシ部2の周辺を囲む形状に形成され、カバー本体4aの側壁4a1には一方側に挿入開口4a2が形成されている。この側壁4a1の先端部には、突起部4a3が形成され、この突起部4a3の先端部は、側壁4a1の内壁より幅D1内側に位置している。この実施の形態の突起部4a3は、突起部4a3の内側面が側壁4a1の内壁面と平行に形成され、外側面が傾斜している。
カバー本体4aには、挿入開口4a2側から係合溝4a4が係合リブ2gに係合する形状に形成され、この係合溝4a4に係合凹み4a5,4a5が係合突起2g1,2g1に係合する形状に形成されている。
ブラシカバー4は、カバー本体4aの挿入開口4a2側をブラシ部2のブラシ部本体2aの先端側にあてがい、ブラシカバー4をブラシ部2に挿入するように押し込むと、カバー本体4aがブラシ部本体2aに入り込む。この入り込むことで、カバー本体4aの係合溝4a4がブラシ部本体2aの係合リブ2gに係合し、さらに係合溝4a4の係合凹み4a5,4a5が係合突起2g1,2g1に係合し、ブラシカバー4がブラシ部2から抜けないように取り付けられる。
そして、ブラシカバー4がブラシ部2に取り付けられると、図1(c)に示すように、カバー本体4aの側壁4a1の内壁面がブラシ部本体2aの外壁面に当たり、側壁4a1の突起部4a3がブラシ体2fを仕切り板2dの方向へ寄せる。ブラシ体2fは、仕切り板2dの方向へ寄せられることで、その先端部2f2はさらに仕切り板2dの方向へ寄せられる。仕切り板2dによって寄せられた2列のブラシ体2fの先端の幅W1は、根元の幅W2より小さくなっており、先端が密集している。この密集した2列のブラシ体2fの先端の幅W1の間には、仕切り板2dによって隙間S1が形成され、仕切られたブラシ体2fは区分けされて複数段になっている。
このように、ブラシカバー4は、ブラシ軸方向に延びる開口部4a10と、この開口部4a10を形成する側壁4a1を含み、側壁4a1の突起部4a3は、開口部4a10側に突出しブラシ軸方向に列になるように延びるブラシ体2fを仕切り板2dの方向へ寄せる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具1は、身体の特定部位を簡便かつ安全に洗浄できるようにし、また簡便な操作をするだけで塗布対象毛の部位に対して適度な濃さの塗布液を塗布できる。
このブラシ具1では、ブラシ体2fが植毛ブラシ、または刷毛ブラシであり、植毛ブラシは歯ブラシのように丸穴や溝に毛を植え込むものであり、刷毛ブラシは筆やハケのようにブラシ元部を接着剤や熱溶着で結束するものである。
仕切り板2dがブラシ軸方向に延びてブラシ体2fを2区分けして仕切り、ブラシ体2fは、開口部4a10から突出しブラシ軸方向に列になるように延びるが、ブラシカバー4は、側壁4a1の突起部4a3がブラシ体2fを仕切り板2dの方向へ寄せている。
したがって、ブラシカバー4の側壁4a1に形成した突起部4a3と仕切り板2dとでブラシ体2fは、それ以上倒れないように支持されており、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、仕切り板2dがブラシ軸方向に延びてブラシ体2fを区分けして仕切ることから、例えばまつ毛にブラシ軸方向を合わせて剥くようにして洗浄や塗布を行うと、このとき洗浄や塗布が仕切られたブラシ体2fによって複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
また、ブラシカバー4がブラシ部2に着脱可能であり、ブラシカバー4の内側やブラシ体2f自体が汚れた時には、ブラシカバー4をブラシ部2から取り外して容易にブラシカバー4やブラシ体2fを洗浄することができる。
また、この実施の形態では、ブラシ部2に仕切り板2dを一体に成形しており、仕切り板2dをブラシ部2の正確な位置に配置することができ、ブラシカバー4の取り付けにより容易に、かつ正確にブラシ体2fを仕切り板2dの方向へ寄せることができる。
また、2列のブラシ体2fの先端の幅W1は、根元の幅W2より小さくなっており、先端が密集しており、ブラシ体2fの先端側で確実に洗浄したり、塗布することができる。また、この実施の形態では、ブラシ体2fは4列であるが、2列でも、6列でも、8列などでもよい。また、仕切り板2dは、1個に限らず、4列、6列、8列などでは複数個設けてもよい。
[第2の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第2の実施の形態のブラシ具を、図4及び図5に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、図1乃至図3の実施の形態と同様に形成され、この同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部2と握り軸3は樹脂で一体成形され、同様に構成されるが、仕切り板2dとブラシカバー4とを一体に成形している。
ブラシカバー4のカバー本体4aは、樹脂でブラシ部2に取り付けるような形状に一体成形されるが、カバー本体4aの幅方向の中央部に仕切り板4hが一体に、カバー本体4aのブラシ軸方向の全長に形成されている。この仕切り板4hは、カバー本体4aの内部に立ち上がるように形成され、仕切り板4hの高さH10は、カバー本体4aの側壁4a1の高さH11とほぼ同じ高さに形成されているが、少し高めに形成してもよい。この仕切り板4hのブラシ軸方向に対して直交する方向の断面形状は、三角形状であり、先端が尖がっているが、先端が平面、または半円形状でもよい。
ブラシカバー4は、カバー本体4aの挿入開口4a2側をブラシ部2のブラシ部本体2aの先端側にあてがい、ブラシカバー4をブラシ部2に挿入するように押し込むと、カバー本体4aがブラシ部本体2aに入り込む。この入り込むことで、ブラシカバー4がブラシ部2から抜けないように取り付けられ、このブラシカバー4の取り付けにより仕切り板4hがブラシ軸方向に伸びてブラシ体2fを2区分けして仕切ると共に、ブラシカバー4により仕切られるブラシ体2fを側壁4a1の突起部4a3によって仕切り板4hの方向へ寄せる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具1は、図1乃至図3の実施の形態と同様に使用することができるが、仕切り板2dとブラシカバー4とを一体に成形しているから、ブラシカバー4の内側やブラシ体2f自体が汚れた時には、ブラシカバー4をブラシ部2から取り外して容易にブラシカバー4やブラシ体2fを洗浄することができる。
また、この実施の形態では、仕切り板4hとブラシカバー4とを一体に成形しているから、仕切り板4hをブラシ部2の正確な位置に配置することができ、ブラシカバー4の取り付けにより容易に、かつ正確にブラシ体2fを仕切り板4hの方向へ寄せることができる。
[第3の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第3の実施の形態のブラシ具を、図6に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、図1乃至図3の実施の形態と同様に形成され、また図4及び図5の実施の形態と同様に形成されるが、この図6は図1乃至図3の実施の形態と同じ符号を付して説明する。
図6(a)の実際の形態では、ブラシカバー4がブラシ部2に取り付けられると、カバー本体4aの側壁4a1の突起部4a3がブラシ体2fを仕切り板2dの方向へ寄せ、ブラシ体2fが仕切り板2dの方向へ寄せられるため、その先端部2f2は、さらに仕切り板2dの方向へ寄せられ、ブラシ体2fの先端が隙間なく寄せられた状態になり、先端が密集していることでブラシ体2fの先端側で確実に洗浄したり、塗布することができる。
図6(b)の実際の形態では、ブラシカバー4がブラシ部2に取り付けられると、カバー本体4aの側壁4a1の突起部4a3が、図6(a)の実際の形態よりブラシカバー4の内側により大きく突出しているために、ブラシ体2fを仕切り板2dの方向へさらに寄せ、ブラシ体2fが仕切り板2dの方向へ寄せられるため、その先端部2f2は、さらに仕切り板2dの方向へ寄せられ、ブラシ体2fの先端を交差するように寄せられた状態になり、先端が隙間S10よって複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
[第4の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第4の実施の形態のブラシ具を、図7に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、図1乃至図3の実施の形態と同様に形成されるから、同じ符号を付して詳細な説明は省略するが、この実施の形態では、ブラシ部3とブラシカバー4とに螺旋状のコイル120を設け、螺旋状のコイル120をブラシ体2fに螺旋状に配置している。
螺旋状のコイル120は、金属または樹脂のスプリングコイルを用いているが、スプリングのコイルでなく金属または樹脂、あるいは紐などの線状部材でもよい。この螺旋状のコイル120は、スプリングコイルの場合はブラシ部3の先端部から回転しながら挿入して取り付けるが、スプリングのコイルでなく例えば線状部材の場合には、ブラシ部3とブラシカバー4とに螺旋状に巻き付けて設ける。
ブラシ部3とブラシカバー4とに螺旋状のコイル120を設け、螺旋状のコイル120をブラシ体2fに螺旋状に配置することで、螺旋状のコイル120の太さによってブラシ体2fに螺旋状の溝ができて区分けされ、あるいは螺旋状のコイル120によってブラシ体2fの根元に螺旋状の隙間ができる。
この実施の形態では、ブラシ部3とブラシカバー4とに螺旋状のコイル120を設けているが、ブラシ部3に螺旋状のコイル120を設けてブラシカバー4を取り付けてもよい。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具1は、螺旋状のコイル120をブラシ体2fに螺旋状に配置することで、螺旋状のコイル120の太さによってブラシ体2fに螺旋状の溝ができて区分けされ、あるいは螺旋状のコイル120によってブラシ体2fの根元に螺旋状の隙間ができることから、洗浄や塗布を行う際に、液がブラシ体2fに形成された螺旋状の溝やブラシ体2fの根元に螺旋状の隙間に沿って流れて確実に洗浄したり、塗布することができる。
また、ブラシ体2fは、螺旋状のコイル120上が空間となり、植毛ブラシでは植毛されていない部分が空間となり、この空間が隙間となり、このブラシ体2fは一列で、例えば幅が3.0mm以下の薄いことから、ブラシ体2fも細い髪の毛や眉毛やまつ毛も入りやすく、同時に空間があることで同じ毛部であっても人毛が入りやすく、より確実に洗浄したり、塗布することができる。
[第5の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第5の実施の形態のブラシ具を、図8乃至図10に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部12と、握り軸13と、ブラシカバー14とを備え、握り軸13は樹脂で一体成形され、ブラシカバー14は樹脂でブラシ部12及び摘み軸13とは別体成形されるが、これらはアルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。
ブラシ部12は、握り軸13から先方に突出させるように取り付け、握り軸13から周囲外方に多数のブラシ毛材でなるブラシ体12fを突出させることによりブラシ本体12aを形成している。
ブラシ本体12aは、1本のステンレス線を折り返すことにより、一対の線材12b及び12cを用意し、線材12b及び12cの間に合成樹脂材料(ナイロン、テトロン、ポリエステル、PP等)でなるブラシ体12fを配設し、この状態で線材12b及び12cの折り返し点を固定し、この両端をねじることにより、互いにねじり合わされた線材12b及び12c間に形成される螺旋状に多数のブラシ体12fを挟着保持してなり、ブラシ体12fは、捩りブラシである。
ブラシ体12fの太さは、例えばナイロン、ポリエステルの糸をカットしたまま使用する使う時、特に化粧品メイキャップブラシに使う時は、直径0.16mmまでとし、糸の先を針状加工した糸は直系0.11mmまでとする。
ブラシカバー14は、筒状であり、取付部14bとカバー部14cとを有し、樹脂でブラシ部12が挿入可能な形状に一体成形されるが、ゴム、アルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。カバー部14cは、ブラシ軸方向に延びる開口部14c10と、この開口部14c10を形成する側壁14c11,14c12を含み、側壁14c11,14c12は、開口部14c10から突出するブラシ体12fをブラシ軸方向に列になるように寄せる構造である。
取付部14bは、筒状に形成され、この取付部14bに握り軸13が挿入可能になっている。また、取付部14bの一部に環状凹み部14b1が形成され、この環状凹み部14b1の位置に打ち込みで回転防止の突起部14b2を形成する。
カバー部14cは、取付部14bの先端に連続して一体に成形され、カバー部14cの径は取付部14bの径より小径になってブラシ部12が挿入可能な大きさになっている。カバー部14cの先端部14c3は閉塞され、この先端部14c3に半球状の凹み部14c4が形成され、この凹み部14c4にブラシ部12の線材12b及び12cの先端が嵌合して支持される。
カバー部14cの外周には、周方向の溝14c1、周方向の突条14c2を有し、周方向の突条14c2によって、この周方向の突条14c2の間に周方向の溝14c1が形成されているが、カバー部14cの外周に周方向の溝14c1、または周方向の突条14c2のみを形成してもよい。
カバー部14cには、ブラシ軸方向に直線状に所定幅の開口部14c10が形成され、この開口部14c10によって、開口部14c10の両側に側壁14c11,14c12が形成される。カバー部14cにブラシ部12を挿入すると、ブラシ体12fの一部が挿入方向に倒れ、開口部14c10の部分に位置するブラシ体12fの一部が開口部14c10から突出して立ち上がり、このブラシ体12fの一部は、側壁14c11,14c12によってブラシ軸方向に列になるように寄せる。
この実施の形態では、カバー部14cにブラシ軸方向に直線状に所定幅の開口部14c10が1列に形成されているが、2列でも、3列でもよく、さらに4列以上でもよく、この列の数によってブラシ体12fのブラシ軸方向の列が決定される。
また、ブラシ体12fの一部が開口部14c10から突出して立ち上がるが、開口部14c10の幅によって立ち上がるブラシ体12fの数が決まり、開口部14c10の幅が大きくなるとブラシ体12fが多量に立ち上がり、ブラシ体12fの多いい円弧状ブラシとなる。
また、ブラシ体12fの毛量が多すぎる時は、カバー部14cにブラシ先を挿入させると同時に、余分なブラシ体12fをカバー部14c内に溜め込み保持する。或る程度の毛量の巾を求めるブラシ体12fの時は、カバー部14cの開口部14c10の口元のテーパー部による誘導により開口部14c10の広い分のブラシ体12fが溝14c1内に入ると、その広い分のブラシ体12fは溝14c1の側壁14c11,14c12に当たって内側中心に向かって倒れるから、ブラシ中心が高く外側に向かって低くなる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具11は、ブラシ体12fは、捩りブラシであり、捩りブラシはスカラブラシのようにワイヤーの間に毛を挟んでスパイラル状に巻くものである。
ブラシカバー14の開口部14c10からブラシ体12fの一部が開口部14c10から突出して立ち上がるが、側壁14c11,14c12によってブラシ軸方向に列になるように寄せ、ブラシ体12fがそれ以上倒れないように支持され、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、ブラシ体12fがブラシ軸方向に列になるように延びることから、確実に洗浄したり、塗布することができる。また、ブラシカバー14を着脱可能にすると、ブラシカバー14やブラシ体12fが汚れた時に、ブラシカバー14を外して容易にブラシカバー14やブラシ体12fを洗浄することができる。
[第6の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第6の実施の形態のブラシ具を、図11乃至図13に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部22と、握り軸23と、ブラシカバー24とを備え、握り軸23は樹脂で一体成形され、ブラシカバー24は樹脂でブラシ部22及び握り軸23とは別体成形されるが、これらはアルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。ブラシ部22は、図8乃至図10の実施の形態と同様に構成されるから同じ符号を付して説明を省略する。
握り軸23は、取付部23aを有し、この取付部23aは断面形状が四角状に形成され、同様に断面形状が四角状に形成された握り軸23の先端より段状にして小さく形成されている。握り軸23の両の側部には、取付部23a側の位置にガイド溝23bが形成されている。このガイド溝23bは、握り軸23の下側から中央部に延び、さらに中心の位置で軸方向に取付部23aから離れる方向に延び、延びた先端部に溝より浅い突部23b1により係合凹み23b2が形成され、また、ガイド溝23bの下側から中央部に延びる入り部23b3が溝より浅い突部23b4により形成されている。
ブラシカバー24は、カバー本体24aが取付部24bとカバー部24cとを有し、樹脂でブラシ部22が挿入可能な形状に一体成形されるが、ゴム、アルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。カバー部24cは、開口部24c2を有し、開口部24c2は側壁24c11,24c12によって形成され、ブラシカバー24の取り付けにより、開口部24c2からブラシ体12fが突出し、側壁24c11,24c12によってブラシ軸方向に列になるように寄せる構造である。カバー部24の開口部24c2は、ブラシ軸方向に直線状に所定幅で形成され、側壁24c11,24c12の先端部24c3は櫛状である。
取付部24bは、対向する一対の側壁24b1の間にスリット24b2が形成され、一対の側壁24b1の先端側の内側に円状突起24b3が形成され、カバー部24c側にはつば部24b4が形成されている。
ブラシカバー24は、取付部24bの円状突起24b3をガイド溝23bの入り部23b3から突部23b4を超えるようにしてガイド溝23bに沿って入れ、円状突起24b3を突部23b1を超えるようにして係合凹み23b2に嵌め込み、ブラシカバー24を握り軸23の取付部23aに取り付ける。
このブラシカバー24の取付によって、カバー部24cの所定幅の開口部24c2にブラシ部12が挿入され、ブラシ体12fの一部が挿入方向に倒れ、開口部24c2の部分に位置するブラシ体12fの一部が開口部24c2から突出して立ち上がり、このブラシ体12fの一部は、側壁24c11,24c12によってブラシ軸方向に列になるように寄せる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ体12fが捩りブラシであり、ブラシカバー24の取付により、ブラシ体12fの一部が開口部24c2から突出して立ち上がり、このブラシ体12fの一部は、側壁24c11,24c12によってブラシ軸方向に列になるように寄せ、側壁24c11,24c12はブラシ体12fがそれ以上倒れないように支持し、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、ブラシ体12fがブラシ軸方向に列になるように延びることから、確実に洗浄したり、塗布することができる。
また、ブラシカバー14やブラシ体12fが汚れた時には、ブラシカバー14を、ブラシカバー24を先端側に引き、円状突起24b3を係合凹み23b2から外し、ブラシカバー14をブラシ体12fから外すことで、容易にブラシカバー14やブラシ体12fを洗浄することができる。さらに、ブラシカバー14を下方に引くことで、円状突起24b3を入り部23b3から外してブラシカバー14やブラシ体12fを交換したり、洗浄することができる。
[第7の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第7の実施の形態のブラシ具を、図14に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部32と、握り軸33と、ブラシカバー34とを備え、仕切り板35を握り軸33の先端部に一体に成形し、仕切り板35及び握り軸33は、樹脂で一体成形され、ブラシカバー34は樹脂で仕切り板35及び握り軸33とは別体成形されるが、これらはアルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。
仕切り板35は、握り軸33の先端部からブラシ軸方向に延びており、櫛状に形成されているが、平らな板状でもよい。
ブラシ部32は、図8乃至図10の実施の形態と同様に構成されるから同じ符号を付して説明を省略する。
握り軸33は、その先端部にブラシ取付部33aとカバー取付部33bとを有する。ブラシ取付部33aの挿入穴33a1に、ブラシ部32の線材12b及び12cの基部を挿入して取り付ける。また、カバー取付部33bには凹み部33b1が形成されている。
ブラシカバー34は、取付部34aとカバー部34bとを有する。取付部34aは、一部が開口した筒状であり、カバー取付部33bの凹み部33b1に嵌め込み取り付ける。カバー部34bは、取付部34aからブラシ軸方向に延びるように形成され、ブラシ軸方向に対して直交方向の断面形状はU字状である。
この実施の形態では、U字状を形成する対向する一対の側壁34b11,34b12の間にブラシ軸方向に直線状に所定幅の開口部34b21が形成され、一対の側壁34b11,34b12の先端部34b31,34b32は櫛状であるが、櫛状でなく、平らな板状でもよい。
ブラシカバー34は、取り付けにより、一対の側壁34b11,34b12は、開口部34b2から突出するブラシ体12fをブラシ軸方向に列になると共に、仕切り板35の方向へ寄せる構造であり、ブラシカバー34は、樹脂でブラシ部32が挿入可能な形状に一体成形されるが、ゴム、アルミニウム合金などの軽金属、あるいは木材などで成形してもよい。
カバー部34bの側壁34b11,34b12の先端部は、櫛状に形成されているが、平らな板状でもよく、またカバー部34bの外周は周方向の溝状に形成されているが、平面形状でもよい。
ブラシカバー24の取付は、カバー部34bの先端部34b2を先に、ブラシ部32の線材12b及び12cの先端部に係合し、その後に取付部34aをカバー取付部33bの凹み部33b1に嵌め込み取り付ける。
このブラシカバー34の取付によって、カバー部34bの所定幅の開口部34b21にブラシ部32が挿入され、ブラシ体12fの一部が挿入方向に倒れ、開口部34b21の部分に位置するブラシ体12fの一部が開口部34b21から突出して立ち上がり、このブラシ体12fの一部は、側壁34b11,34b12によってブラシ軸方向に列になるように仕切り板35の方向へ寄せる。仕切り板35は、ブラシ軸方向に伸びてブラシ体12fを2区分けして仕切る。
この実施の形態では、仕切り板35を握り軸33に一体に成形し、ブラシ部32を握り軸33に取り付け、ブラシカバー34の取り付けにより仕切られるブラシ体12fを側壁34b11,34b12によって仕切り板35の方向へ寄せることで、容易にブラシ体12fを仕切り板35の方向へ寄せることができる。仕切り板35は、1個に限らず複数個形成することができ、ブラシ体12fが仕切り板35を挟み込み、ブラシ断面を扇型にすることができる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具31は、ブラシ体12fが捩りブラシであり、ブラシカバー34の取付によって、ブラシ体12fの一部は、側壁34b11,34b12によってブラシ軸方向に列になるように仕切り板35の方向へ寄せ、ブラシ体12fがそれ以上倒れないように支持され、洗浄時や塗布時に液が飛散することを防止できる。また、仕切り板35がブラシ軸方向に延びてブラシ体12fを区分けして仕切ることから、例えばまつ毛にブラシ軸方向を合わせて剥くようにして洗浄や塗布を行うと、このとき洗浄や塗布が仕切られたブラシ体12fによって複数段になり、確実に洗浄したり、塗布することができる。
また、ブラシカバー34のカバー部34bの側壁34b11,34b12の先端部が、櫛状に形成されている場合やカバー部34bの外周が周方向の溝状に形成されている場合にも、例えばまつ毛にブラシ軸方向を合わせて剥くようにして洗浄や塗布を行うことができる。
また、ブラシカバー34がブラシ部32に着脱可能であり、ブラシカバー34の内側やブラシ体12f自体が汚れた時には、ブラシカバー34をブラシ部32から取り外して容易にブラシカバー34やブラシ体12fを洗浄することができる。
[第8の実施の形態]
この第8の実施の形態のブラシ具を、図15に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、仕切り板を設けないで、握り軸43は、その先端部にブラシ取付部43aとカバー取付部43bとを有する。ブラシ取付部43aに、ブラシ部42の線材12b及び12cの基部を挿入して取り付ける。
ブラシカバー44は、取付部44aとカバー部44bとを有し、ブラシカバー44の取付は、カバー部44bの先端部44b2を先に、ブラシ部42の線材12b及び12cの先端部に係合し、その後に取付部44aをカバー取付部43bに嵌め込み取り付ける。
このブラシカバー44の取付によって、カバー部44bの所定幅の開口部44b3にブラシ部42が挿入され、ブラシ体12fの一部が挿入方向に倒れ、開口部44b3の部分に位置するブラシ体12fの一部が開口部44b3から突出して立ち上がり、このブラシ体12fの一部は、側壁44b11,44b12によってブラシ軸方向に列になるように寄せる。
この実施の形態では、ブラシ部42を握り軸43に取り付け、ブラシカバー44の取り付けによりブラシ体12fを容易にブラシ軸方向に列になるように寄せることができる。[第9の実施の形態]
この第9の実施の形態のブラシ具を、図16に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、ブラシ部42をブラシカバー44に取り付けてブラシ体12fをブラシ軸方向に列になるように寄せ、ブラシ部42及びブラシカバー44を摘み軸43に取り付ける。
この実施の形態では、ブラシ部42をブラシカバー44に取り付けてブラシ部42のブラシ体12fをブラシ軸方向に列になるように寄せることで、簡単にブラシ部42及びブラシカバー44を握り軸43に取り付けることができる。
[第10の実施の形態]
この第10の実施の形態のブラシ具を、図17に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1では、液止め部62とブラシカバー63とを一体に成形し、図17(a)の実施の形態では、ブラシカバー63の側壁63aによって開口部63bを形成し、この開口部63bの幅が狭く、側壁63aによってブラシ体12fがブラシ軸方向に1列になるように寄せ、図17(b)の実施の形態では、ブラシカバー63の側壁63aは、幅が広く形成され、開口部63bから突出るブラシ体12fが扇状に広がり、側壁63aによってブラシ軸方向に1列になるように寄せている。この実施の形態では、液止め部62とブラシカバー63とを一体に成形したことで、簡単な構造で、確実に液が握り軸側に流れることを規制することができる。
[第11の実施の形態]
この第11の実施の形態のブラシ具を、図18乃至図22に基づいて説明する。図18の実施の形態では、図18(a)の放射状のブラシ体101aのブラシ部101を、図18(b)の皿状のブラシカバー81に取り付け、また図20(c)の一部を開口したパイプ状のブラシカバー91に取り付け、放射状のブラシ体101aが密集するようにしている。
図19の実施の形態では、図19(a)の放射状のブラシ体102aの一部を直線状に切断したブラシ部102を、図19(b)の皿状のブラシカバー81に取り付け、また図19(c)の一部を開口したパイプ状のブラシカバー91に取り付け、放射状のブラシ体102aが密集しないようにしている。
図20の実施の形態では、図20(a)の放射状のブラシ体103aの一部をU字状に切断したブラシ部103を、図20(b)の皿状のブラシカバー81に取り付け、また図20(c)の一部を開口したパイプ状のブラシカバー91に取り付け、放射状のブラシ体103aがさらに密集しないようにしている。
図21の実施の形態では、図21(a)の放射状のブラシ体104aの一部を3方向に直線状に切断したブラシ部104を、図21(b)の皿状のブラシカバー81に取り付け、また図21(c)の一部を開口したパイプ状のブラシカバー91に取り付け、放射状のブラシ体104aが側部に突出しないようにしている。
図22の実施の形態では、図22(a)の放射状のブラシ体105aの一部を三角形状に切断したブラシ部105を、図22(b)の皿状のブラシカバー81に取り付け、また図22(c)の一部を開口したパイプ状のブラシカバー91に取り付け、放射状のブラシ体105aがさらに側部に突出しないようにしている。
この放射状のブラシ体105aは、切断しての山形形状であり、カット面が斜めに山のスロープになるから、塗布や洗浄では滑りが良すぎるが、ブラシカバー81,91によるブラシ体105aの山形はナイロンやポリエステルの糸をカットしたそのままを毛の長短で山形にしていることでカット面が鋭角となっていて、特に洗浄や塗布の時はこの鋭角が洗浄や塗布の効果を生む結果となっている。また、放射状のブラシ体105aの山形の利点としては、使用の前後左右等の往復使用においてどちらの使い方をしても求める洗浄や塗布の効果が同じになる。
[第12の実施の形態]
(ブラシ具の構成)
この第12の実施の形態のブラシ具を、図23に基づいて説明する。この実施の形態のブラシ具1は、図8乃至図10の実施の形態と同様に形成されるから、同じ符号を付して詳細な説明は省略するが、この実施の形態では、ブラシ部12とブラシカバー14とに螺旋状のコイル120を設け、螺旋状のコイル120をブラシ体12fに螺旋状に配置している。
螺旋状のコイル120は、図7の実施の形態と同様に構成され、螺旋状のコイル120をブラシ体12fに螺旋状に配置することで、螺旋状のコイル120の太さによってブラシ体12fに螺旋状の溝ができて区分けされ、あるいは螺旋状のコイル120によってブラシ体12fの根元に螺旋状の隙間ができる。
(ブラシ具の使用)
この実施の形態のブラシ具121は、螺旋状のコイル120をブラシ体12fに螺旋状に配置することで、螺旋状のコイル120の太さによってブラシ体12fに螺旋状の溝ができて区分けされ、あるいは螺旋状のコイル120によってブラシ体12fの根元に螺旋状の隙間ができることから、洗浄や塗布を行う際に、液がブラシ体12fに形成された螺旋状の溝やブラシ体12fの根元に螺旋状の隙間に沿って流れて確実に洗浄したり、塗布することができる。
この発明は、特に人の目の周囲に塗布された化粧用の塗布液などを簡便に洗浄でき、また特に塗布液を塗布対象毛に塗布する場合に適用して好適なブラシ具に適用可能である。
1 ブラシ具
2 ブラシ部
2a ブラシ部本体
2b ブラシ部本体2aの基部
2c ブラシ部本体2aの支持部
2d 仕切り板
2e 植毛穴
2f ブラシ体
3 握り軸
3a 握り軸3の先端部
3c 液止め部
4 ブラシカバー
4a カバー本体
4a1 側壁
4a10 開口部

Claims (18)

  1. ブラシ体を有するブラシ部と、
    前記ブラシ部を有し指で持つことが可能な握り軸とを備え、
    前記ブラシ体は、植毛ブラシ、または刷毛ブラシであり、
    ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板と、
    ブラシ軸方向に延びる開口部と、この開口部を形成する側壁を含むブラシカバーと、を有し、
    前記側壁は、前記開口部から突出しブラシ軸方向に列になるように延びる前記ブラシ体を前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とするブラシ具。
  2. 前記ブラシ部に前記仕切り板を一体に成形し、
    前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより前記ブラシ体を前記側壁によって前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項1に記載のブラシ具。
  3. 前記仕切り板と前記ブラシカバーとを一体に成形し、
    前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより、
    前記仕切り板は、前記ブラシ体を仕切ると共に、前記側壁は、前記ブラシ体を前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項1に記載のブラシ具。
  4. 前記仕切り板を前記ブラシ部のブラシ軸方向の中心位置に配置し、
    前記仕切り板により前記ブラシ体に隙間を形成し、
    前記ブラシ体を区分けしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブラシ具。
  5. 前記ブラシ部と前記ブラシカバーとに螺旋状のコイルを設け、
    前記螺旋状のコイルを、前記ブラシ体に螺旋状に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のブラシ具。
  6. ブラシ体を有するブラシ部と、
    前記ブラシ部を有し指で持つことが可能な握り軸とを備え、
    前記ブラシ体は、捩りブラシであり、
    ブラシ軸方向に延びる開口部と、この開口部を形成する側壁を含むブラシカバーを有し、
    前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とするブラシ具。
  7. ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板を有し、
    前記仕切り板を前記握り軸に一体に成形し、
    前記ブラシ部を前記握り軸に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより、
    前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になると共に、前記仕切り板の方向へ寄せることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具。
  8. 前記ブラシ部を前記握り軸に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより、
    前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具。
  9. 前記ブラシカバーを前記ブラシ部に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより、
    前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せ、
    前記ブラシ部及び前記ブラシカバーを前記握り軸に取り付けたことを特徴とすることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具。
  10. 前記ブラシ体を前記握り軸に取り付け、
    さらに、前記ブラシカバーを前記握り軸に取り付け、
    前記ブラシカバーの取り付けにより、
    前記側壁は、前記開口部から突出する前記ブラシ体をブラシ軸方向に列になるように寄せることを特徴とすることを特徴とする請求項6に記載のブラシ具。
  11. ブラシ軸方向に延びて前記ブラシ体を区分けして仕切る仕切り板を有することを特徴とする請求項6、または請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載のブラシ具。
  12. 前記仕切り板は、櫛状であることを特徴とする請求項11に記載のブラシ具。
  13. 前記側壁は、櫛状であることを特徴とする請求項6乃至請求項11のいずれか1項に記載のブラシ具。
  14. 前記ブラシカバーは、外周に周方向の溝、または周方向の突条を有することを特徴とする請求項6乃至請求項13のいずれか1項に記載のブラシ具。
  15. 前記握り軸の前記ブラシ部側に、液が前記握り軸側に流れることを規制するための液止め部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のブラシ具。
  16. 前記液止め部と前記ブラシカバーとを一体に成形したことを特徴とする請求項15に記載のブラシ具。
  17. 前記ブラシ部と前記ブラシカバーとに螺旋状のコイルを設け、
    前記螺旋状のコイルを前記ブラシ体に螺旋状に配置したことを特徴とする請求項6乃至請求項6のいずれか1項に記載のブラシ具。
  18. 前記ブラシカバーは、前記ブラシ部に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載のブラシ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023058672A1 (ja) * 2021-10-08 2023-04-13 ライオン株式会社 歯ブラシ

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