JP5735768B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、タイヤサイド部に設けた所定の文字、記号又は模様等の表示部に、汚れや傷を付きにくくして、その表示部を有効に保護する、空気入りタイヤの改良に関するものである。
タイヤのサイド部に設けられる、文字、記号又は模様等の表示としては、印刷や塗装を用いたり、或いは装飾されたシール等を貼り付けたり、いわゆる色ゴムを埋め込み配置してなるものがあり、このようなタイヤを車両に装着して走行する場合は、タイヤのサイド部が縁石等にこすれて表示部に傷がついたり、表示が剥がれたりすることがある。このような状況に対応する先行技術しては、例えば特許文献1に記載されているように、表示しようとする部位のゴム材料に適した結合材を含むインクを使用して、耐久性を向上させるものがある。
特表2000-510191号広報
ところで、表示性能の改善の為に、表示部位のゴム材料に応じてインクを変更する場合には、表示部位のゴム材料の種類と対応する量のインクを予め準備して、保管管理等することが必要となる。一方、シール等の貼り付けに拠る方法では、ゴム材料の変更に応じた新たな選定を行う必要はないものの、使用時に縁石等に擦れた場合は、シール等は比較的剥がれ易いので、高い装飾性を備えると同時に、汚れや傷にも強いタイヤ表示部の出現が望まれていた。
本発明の課題は、タイヤの表示部に汚れや傷を付きにくくして、表示部の見映えを長期間に亘って維持することができる空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は、タイヤサイド部に、所定の文字、記号又は模様等の表示部を有する空気入りタイヤにおいて、タイヤサイド部の、前記表示部との隣接域に、表示部表面より突出する凸部を前記表示部に沿わせて設けてなり、前記凸部を、前記表示部を間に挟んで半径方向の内外の両側に延在する2条の突条にて形成し、前記凸部は、タイヤ子午線に沿う断面形状が三角形であって、且つ表示部側の傾斜辺の長さが、表示部に対して反対側の傾斜辺の長さよりも短い空気入りタイヤにある。
前記サイド部は、スピューを備え、該スピューは、前記表示部を避けて前記凸部上に形成してなることが好ましい。
前記表示部は、印刷、塗装、シール、カラーゴムの露出の何れかにより形成されたものであることが好ましい。
タイヤサイド部に表示部より突出する凸部を設けたので、タイヤの使用中に表示部の周辺が縁石等により擦れることがあっても、その凸部を、表示部より先に縁石等に接触させることで、表示部を損傷から有効に保護することができる。
また、凸部で表示部を取り囲んだ場合は、表示部をより効果的に保護することができる。
そして、凸部を、表示部の反径方向内側及び外側の少なくとも一方に延在する突条にて形成したときは、表示部がタイヤの周方向に環状に連続する場合にも、この表示部を全周に亘って確実に保護することができる。
そしてまた、凸部を、表示部を間に挟んで半径方向の内外に延在する2条の突条にて形成したときは、上記の環状の表示部を、全域に亘って取り囲むことができるので、表示部をより確実に保護することができる。
さらに、凸部の断面形状を、三角形、台形、又は半円形とした場合には、表示部だけでなくこの凸部でも装飾性を高めることができる。
タイヤサイド部に設けられるスピューを、表示部を避けて凸部に形成した場合は、表示部からスピューを取り除く後加工を施すまでもなく、印刷や塗装等からなる表示を簡易に設けることができ、しかも、その表示の品質を十分に高めることができる。また凸部のスピューは、凸部から多少飛び出していても目立ちにくいので、スピューの除去をより効率的に行うことができる。
表示部を、印刷、塗装、シール、カラーゴムの露出の何れかにより形成することで、装飾性に富んだ見映えのよい表示にすることができる。
本発明にしたがう空気入りタイヤの実施の形態を示す、タイヤ子午線方向の部分断面図であって、(a)はタイヤの幅方向中央から左半部だけを示す断面図であり、(b)は、凸部を表示部の外表面よりも突出させて形成した場合を示す要部拡大断面図である。 図1(b)の変形例であり、表示部をサイド部の外表面よりも凹ませてサイド部そのものを凸部とした場合を示す要部拡大断面図である。 本発明にしたがう空気入りタイヤのさらに他の実施の形態を示す斜視図である。 本発明にしたがう空気入りタイヤの他の実施の形態を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は子午線方向の部分断面図である。 本発明にしたがう空気入りタイヤの他の実施の形態を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は、凸部の断面形状が三角形となる子午線方向の部分断面図であり、(c)は、凸部の断面形状が台形となる子午線方向の部分断面図であり、(d)は、凸部の断面形状が半円形となる子午線方向の部分断面図である。 本発明にしたがう空気入りタイヤの、さらに他の実施の形態を示す、子午線方向の要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示すところに基づいてより具体的に説明する。
図1に示すところにおいて、1は、トレッド部、2は、トレッド部1のそれぞれの側部に連続して半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部、3は、各サイドウォール部2の半径方向内方に連続するビード部、そして4は、タイヤサイド部である。ここでタイヤサイド部4とは、トレッド踏面のタイヤ幅方向外側端縁からビード部3のリム嵌合部に至る範囲をいうものとする。
タイヤサイド部4には、タイヤの製造会社名やタイヤの標章、サイズ等の文字や記号に加えて、主に装飾を目的とした模様等の表示部5が設けられている。この表示部5は、一般に用いられる種々の方法が採用可能であり、印刷や塗装をはじめ、シールを貼り付けること等によっても形成することができる。またカラーゴムとカバーゴムとを加硫前の生タイヤに組み込んでおき、加硫後にカバーゴムをグラインダー等で削り取ってカラーゴムを露出させる方法であってもよい。
タイヤサイド部4には、表示部5との隣接域に、表示部表面より突出する凸部6が設けられている。ここで凸部6は、図1(b)に示すように、タイヤサイド部4の外表面よりも突出するように隆起させて形成したものであっても、図2に示すように、表示部5が形成される部位それ自身をタイヤサイド部4の外表面よりも凹ませた結果として、タイヤサイド部4そのものを凸部6としたものであってもよいが、タイヤの各種性能を満足させつつタイヤをより軽量化するには、図1(b)のように、タイヤサイド部4の厚さはできる限り薄くして、表示部5の近接部位だけを隆起させて凸部6を形成することが好ましい。また、例えば印刷や塗装で表示部5を形成する場合には、この凸部6が着色時のガイドとなるので、所期した部分以外への、インク、塗料等のはみ出しを抑制することができる。
上記のような構成になるタイヤを車両に装着して走行する場合には、表示部5よりも凸部6の方がタイヤ幅方向外側に突出して位置することとなるので、タイヤを縁石等に擦っても、表示部5よりも先に凸部6が縁石に接触することになって、表示部5を傷や汚れから有効に保護することができる。
凸部6は、表示部5のうちタイヤ幅方向最も外側となる部位の近傍の少なくとも1箇所に、部分的に設けるようにしてもよい。これにより、表示部5のうち最も傷付くおそれが高い部位を、必要最小限の凸部6によって保護することができる。
凸部6は、図3に示すように、表示部5を取り囲むように形成することもできる。これによれば、タイヤサイド部4の外表面に沿うどの向きから擦られても、表示部5よりも先に縁石等が凸部6に接触することになるので、表示部5をより効果的に保護することができる。
凸部6を、図4(a)、(b)に示すように1条の環状の突条6aからなるものとし、この突条6aを、表示部5の半径方向の一方側に配置してもよい。これにより、特にタイヤ周方向に沿って環状に延在する表示部5を、全周に亘って確実に保護することができる。なお、図に示すところでは、突条6aを、表示部5の半径方向の外側に設けることとしているも、突条6aは、表示部5の半径方向の内側にのみ配設することも可能である。
凸部6を、図5(a)〜(d)に示すように、半径方向の内外の両側に配設した2条の突条6aからなるものとし、これらの突条6aで、表示部5を挟み込む場合は、環状の表示部5を、全域に亘って取り囲むことで、図3に示す場合と同様に、表示部5を一層効果的に保護することができる。
凸部6の、タイヤ子午線に沿う断面形状は、例えば図5(b)〜(d)に示すように、それぞれ三角形、台形、半円形とすることができ、これらの場合は、表示部5の装飾と相俟って、この凸部によっても装飾性を高めることができる。
タイヤを加硫するに当たっての、タイヤへのエア入りやタイヤ表面へのベアの発生を防止する為、加硫金型にはベントホールが設けられ、これにより、タイヤサイド部4にはスピュー7が形成されることになるが、このようなスピュー7は、図6に示すように、表示部5を避けて凸部6上に設けることが好ましい。これによれば、表示部5を、事後的な印刷や塗装、或いはシールの貼り付け等によって形成する場合等に、スピュー7が完全に残らないように後加工を行う必要が無くなり、また後加工のばらつきもなくなるので印刷や塗装等になる表示の品質がより向上することになる。ところで、凸部6上に形成されるスピュー7は、凸部6の表面から多少飛び出していても目立ちにくく、一方、スピュー7の取り除きが簡易であるので、スピュー7の除去作業をより効率的に行うことができる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 タイヤサイド部
5 表示部
6 凸部
6a 突条
7 スピュー

Claims (3)

  1. タイヤサイド部に、所定の文字、記号又は模様等の表示部を有する空気入りタイヤにおいて、タイヤサイド部の、前記表示部との隣接域に、表示部表面より突出する凸部を前記表示部に沿わせて設けてなり、
    前記凸部を、前記表示部を間に挟んで半径方向の内外の両側に延在する2条の突条にて形成し
    前記凸部は、タイヤ子午線に沿う断面形状が三角形であって、且つ表示部側の傾斜辺の長さが、表示部に対して反対側の傾斜辺の長さよりも短い空気入りタイヤ。
  2. 前記サイド部は、スピューを備え、該スピューは、前記表示部を避けて前記凸部上に形成してなる請求項に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記表示部は、印刷、塗装、シール、カラーゴムの露出の何れかにより形成されたものである請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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