JP5734641B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、箱体に収納物を収納するための包装箱に関する。
従来、この種の包装箱としては、箱体の中央部に設けられた仕切り板は、その両端部が箱体の側面に設けられたスライド溝部に嵌合して上下方向に移動自在に構成されると共に、把持用開口部が形成されてなる包装箱が知られている(例えば、特許文献1(図1−図4参照))。
実開昭58−12135号公報
しかしながら、従来の包装箱では、仕切り板自体が、上方向に移動して把持のための取っ手となるため、箱体に収納物が収納された状態では仕切り板を上方向に移動する際に取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうという問題がある。
さらに、スライド溝は、箱体の側面の高さ等の制約によりそのスライド長に限界があるため、上方向に移動する仕切り板の移動量も制限される。そのため、仕切り板を上方に移動させた後も、包装箱を把持した手が収納物に接触し得るという問題がある。
特に、収納物が食品である果実等の場合には、食品自体の品質を低下させる要因となることが懸念される。
以上の事情に鑑みて、本発明は、収納物との接触を回避して容易に取っ手部を形成させることができる包装箱を提供することを目的とする。
第1発明の収納箱は、
箱体に収納物を収納する包装箱であって、
前記箱体の内側面に、該箱体の底面に対して垂直に形成されたスライド溝部と、
板体を折目線を介して前記底面と反対の向きに折り曲げて形成される相対向する一対の仕切り板であって、これを該底面に対して起立させた仕切り部と、
前記仕切り部の両端に、前記スライド溝部に嵌合するように形成された突出部と、
前記仕切り部の折目線に沿ってその一部を切欠いた第1切欠き部と、
前記仕切り部の内側から前記第1切欠き部に進退自在に嵌合すると共に抜け止めの係合部を有する取っ手部とを備え、
前記取っ手部は、その上端部の両側に突設されて前記仕切り部の上端に当接する鍔部
を備えることを特徴とする。
第1発明の包装箱によれば、仕切り部自体が箱体に対してスライドするのみならず、取っ手部が仕切り部に対して進退する。そのため、取っ手部自体を把持すればよく、仕切り板自体を上方向に移動する必要がないため、把持する際に、取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうことを回避することができる。
さらに、取っ手部を把持すると、箱体およびその収納物の重力で、取っ手部が仕切り部に対してスライドして取っ手部が収納物から離反すると共に、仕切り部自体が箱体に対してスライドすることで更に取っ手部が収納物から離反する。そのため、持ち運びの間、包装箱を把持した手が収納物に接触し得ることを回避することができる。
このように、第1発明の包装箱によれば、収納物との接触を回避して容易に取っ手部を形成させることができる。
第2発明の包装箱は、第1発明において、
前記仕切り部は、前記第1切欠き部に隣接して、前記取っ手部の提口の一部を露呈させる第2切欠き部を備える。
第2発明の包装箱によれば、第1切欠き部に隣接して、取っ手部の提口の一部を露呈させる第2切欠き部を設けることで、取っ手部が仕切り部に収容された状態でも取っ手部の提口の一部を露呈させることができ、露呈した提口に指を掛けることで、容易に取っ手部を引き出すことができる。これにより、把持する際に、取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうことを回避することができる。
第3発明の包装箱は、第1または第2発明において、
前記仕切り部および前記取っ手部が前記底面側に収容された状態で、該取っ手部の上端が前記箱体の側面の高さ以下となるように、該仕切り部および該取っ手部の高さが決定されることを特徴とする。
第3発明の包装箱によれば、取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうことを回避するためには、取っ手部の位置を高くすることも考えられるが、取っ手部の高さを高くすると、包装箱を積み上げた際に取っ手部が上の収納箱の底面に接触して不安定となる。しかしながら、仕切り部自体が箱体に対してスライドするのみならず、取っ手部が仕切り部に対して進退するように構成することで、把持する際に取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうことを回避することができると共に、仕切り部および取っ手部が底面側に収容された状態で、取っ手部の上端が箱体の側面の高さ以下とすることができ、包装箱を積み上げた際にも取っ手部が上の収納箱の底面に接触して不安定となることを回避することができる。
包装箱の全体構成を示す斜視図。 仕切り部の構成を示す展開図。 取っ手部の構成を示す展開図。 包装箱の構成を示す分解図。
まず、図1を参照して、本実施形態の包装箱について説明する。
本実施形態の包装箱は、いずれも段ボール製の、箱体1と、箱体1の内部を仕切る仕切り部2と、仕切り部2に嵌合して取っ手を形成する取っ手部3とを備える。
なお、図1(a)は、仕切り部2および取っ手部3が箱体1に収容された状態を示す斜視図であり、図1(b)は、仕切り部2および取っ手部3が箱体1から引き出された状態を示す斜視図である。
箱体1は、側面11と、底面12とを有する箱型の形状であって、果実(例えば苺、葡萄、蜜柑等)や野菜(トマト等)の農産物等のパックを収納物として、当該パックを仕切り部2を介して複数収納可能な大きさとなっている。
側面11は、外側面11aと内側面11bとを有し、内側面11bは外側面11aに連設したフラップを内側に折り返すことにより形成される。また、内側面11bは、その端縁に突出部11cを有し、突出部11cが箱体1の底面12に形成された溝部12aに嵌合して固定される。
側面11には、底面に対して垂直に形成されたスライド溝部13が形成されている。スライド溝13は、後述する仕切り部2の突出部22が嵌合する幅で、そのスライド長に対応した高さ方向の長さとなっている。
なお、本実施形態において、スライド溝部13は、側面11の内側面11bのみならず外側面11aにも形成されているが、これに限定されるものではなく、スライド溝13は、少なくとも内側面11bに形成されていればよい。
図2に示すように、仕切り部2は、仕切り板20を形成する板体を、折り目線21a,21bに沿って折り曲げた形状で、突出部22と、第1切欠き部23と、第2切欠き部24とを備える。
突出部22は、仕切り部2の両端の下部に形成され、その幅dがスライド溝13の幅と等しくなっていると共に、折り目線21a,21bの間隔に対応している。また、突出部22の高さは、突出部22の強度および、スライド溝13の高さとの関係で規定される実際のスライド長(ストローク)から決定される。
第1切欠き部23は、折目線21a,21bに沿って、その中央部から両側に一定幅切欠いたものであり、第2切欠き部24は、第1切欠き部23に隣接して、その中央部を半円形に切欠いたものである。
図3に示すように、取っ手部3は、取っ手板30を折り目線31に沿って折り曲げた形状であって、提口32と、係合部33と、鍔部34とを備える。
提口32は、包装箱を取り扱う取引者や需要者などが手を掛ける取っ手部分であり、一般的な大人の人差し指から小指までの幅に対応した幅および高さとなっている。
係合部33は、提口32を構成する取っ手部分の下部から両側に突出した凸部であって、図4に示すように、取っ手部3を仕切り部2の内側から第1切欠き部23に進退自在に嵌合させた際に、取っ手部3が第1切欠き部23を超えて脱落することを防止するための抜け止めとして機能する。
鍔部34は、提口32を構成する取っ手部分の上部から両側に僅かに突出した凸部であって、図4に示すように、取っ手部3を仕切り部2の内側から第1切欠き部23に進退自在に嵌合させた際に、取っ手部3が仕切り部2に落ち込むことを防止するための抜け止めとして機能する。
なお、取っ手部3の係合部33の上端から鍔部34の下端までの高さは、取っ手部3が仕切り部2に対して進退するストロークに相当する。
また、取っ手部3が仕切り部2に収容された状態、すなわち、取っ手部3の鍔部34の下端が仕切り部2の上端部に当接した状態で、取っ手部3の下端が底面12に当接するように、当該ストロークおよび係合部33の高さが決定される。さらに、この状態で、取っ手部3の上端が箱体1の側面11の高さ以下となるように、仕切り部2の高さと取っ手部3の高さおよび当該ストロークとが決定される。
以上のように構成された包装箱は、図1および図4に示すように、まず、取っ手部3の提口32側を仕切り部2の折り返し片の内側から、その第1切欠き部23へ挿入する。これにより、取っ手部3の提口32側が第1切欠き部23に嵌合した状態で進退自在となる。
次に、取っ手部3が一体となった仕切り部2を、その両端の突出部22,22がスライド溝部13,13に嵌合させる。
これにより、仕切り部2自体が箱体1に対してスライドするのみならず、取っ手部3が仕切り部2に対して進退する。そのため、図1(a)において、取っ手部3自体を把持すればよく、仕切り板自体を上方向に移動する必要がないため、把持する際に、取引者や需要者の手が収納物に接触してしまうことを回避することができる。
さらに、図1(b)に示すように、取っ手部3を把持すると、箱体1およびその収納物の重力で、取っ手部3が仕切り部2に対してスライドして取っ手部3が収納物から離反すると共に、仕切り部2自体が箱体1に対してスライドすることで更に取っ手部3が収納物から離反する。そのため、持ち運びの間、包装箱を把持した手が収納物に接触し得ることを回避することができる。
また、図1(a)に示すように、第2切欠き部24により、取っ手部3が仕切り部2に収容された状態でも取っ手部2の提口32の一部を露呈させることができ、露呈した提口32に指を掛けることで、容易に取っ手部3を引き出すことができる。
さらに、仕切り部2および取っ手部3が底面12側に収容された状態で、取っ手部3の上端が箱体1の側面の高さ以下となっているため、包装箱を積み上げた際にも取っ手部3が上の収納箱の底面12に接触して不安定となることを回避することができる。

1…箱体、2…仕切り部、3…取っ手部、11…側面、13…スライド溝、20…仕切り板、21a,21b…折り目線、22…突出部、23…第1切欠き部、24…第2切欠き部、32…提口、33…係合部、34…鍔部。

Claims (3)

  1. 箱体に収納物を収納する包装箱であって、
    前記箱体の内側面に、該箱体の底面に対して垂直に形成されたスライド溝部と、
    板体を折目線を介して前記底面と反対の向きに折り曲げて形成される相対向する一対の仕切り板であって、これを該底面に対して起立させた仕切り部と、
    前記仕切り部の両端に、前記スライド溝部に嵌合するように形成された突出部と、
    前記仕切り部の折目線に沿ってその一部を切欠いた第1切欠き部と、
    前記仕切り部の内側から前記第1切欠き部に進退自在に嵌合すると共に抜け止めの係合部を有する取っ手部とを備え、
    前記取っ手部は、その上端部の両側に突設されて前記仕切り部の上端に当接する鍔部を備えることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1記載の包装箱において、
    前記仕切り部は、前記第1切欠き部に隣接して、前記取っ手部の提口の一部を露呈させる第2切欠き部を備えることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または2記載の包装箱において、
    前記仕切り部および前記取っ手部が前記底面側に収容された状態で、該取っ手部の上端が前記箱体の側面の高さ以下となるように、該仕切り部および該取っ手部の高さが決定されることを特徴とする包装箱。
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