JP5732901B2 - ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法 - Google Patents
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Description
複数本の電線10が束ねられることにより幹線12が形成されるとともに、その電線10のうちの複数本(この実施の形態では4本)の電線が分岐電線群14として前記幹線12から引き出される。幹線12については、その周囲に例えばテープが螺旋状に巻き付けられることにより、電線10が束ねられた状態が保持される。前記各電線10には、いわゆる被覆電線が用いられ、当該電線10は導体とこれを被覆する絶縁被覆とをそれぞれ有する。
前記各電線側端子20が図3〜図6に示されるようなジョイントコネクタJCに接続されることにより、当該電線側端子20がそれぞれ装着される電線10同士の短絡が行われる。
前記ジョイントコネクタJC及びこれにつながる電線10(分岐電線群14に含まれる電線10)の端部10aの周囲に、図2に示すような防水体50が形成され、この防水体50の内部に前記ジョイントコネクタJCが密封されることにより、前記短絡回路の防水がなされる。前記防水体50は、例えば次の工程によって効率よく製造されることが可能である。
この工程は、図7に示すように前記ジョイントコネクタJCの平面形状よりも十分大きな寸法を有する第1シート体52Aと、前記ジョイントコネクタJC及びこれにつながる各電線10の端部10aと、前記ジョイントコネクタJCの平面形状よりも十分大きな寸法を有する(この実施の形態では第1シート体52Aよりも大きな形状を有する)第2シート体52Bとを前記ジョイントコネクタJCの厚み方向に重ね合わせる工程であり、この重ね合わせは、前記ジョイントコネクタJC及び前記電線10の周囲において前記第1シート体52Aの周縁部分52aと前記第2シート体52Bの周縁部分52bとが直接接触可能となるように行われる。
前記の重ね合わせ状態で前記第1シート体52Aの側、より詳しくは前記各吸引口64側すなわち第2シート体52Bと反対の側から第1シート体52Aの上側(すなわち第2シート体52B側)のエアが吸引される。これにより、前記第2シート体52Bの周縁部分52bが吸引されて前記第1シート体52Aの周縁部分に密着するとともに、両シート体52A,52Bの(後端側の)周縁部分52a,52bが前記電線10の端部10aに密着し、これにより、前記ジョイントコネクタJCを密封する防水体50が形成される。特に、前記第1シート体52Aの周縁部分52aに多数の通気孔が設けられている場合には、その通気孔を通じて当該周縁部分52a上のエアが直接的に吸引されるから、当該周縁部分52aと第2シート体52Bの周縁部分52bとの密着が促進される。当該通気孔が設けられていない場合は、前記周縁部分52a上のエアが当該周縁部分52aの外側に回り込むようにして前記吸引口64へ吸引される。
10 電線
12 ワイヤハーネスの幹線
14 分岐電線群
20 電線側端子
30 短絡用導体
32 嵌合部
34 短絡部
40 絶縁ハウジング
42 底壁(外壁)
43 導体保持部
46 ランス(端子係止部)
47 端子収容室
50 防水体
52A 第1シート体
52a 第1シート体の周縁部分
52B 第2シート体
52b 第2シート体の周縁部分
54A,54B シート本体層
56A,56B 接着剤層
60 真空成形用型
62 成形面
64 吸引口
66 ヒータ
100 ワイヤハーネス
Claims (8)
- 互いに束ねられる複数の電線を含むワイヤハーネスにおいて、防水された短絡回路を形成するための方法であって、
前記ワイヤハーネスに含まれる電線のうちの特定の複数の電線の端末を共通のジョイントコネクタに接続することにより前記特定の複数の電線同士を短絡させる短絡工程と、
前記ジョイントコネクタの周囲に当該ジョイントコネクタを覆いながら当該ジョイントコネクタにつながる電線の端部に密着することにより当該ジョイントコネクタを密封して防水する防水体を形成する防水体製造工程と、を含み、
前記防水体製造工程は、第1シート体と、前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる各電線の端部と、第2シート体とを、前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる電線の端部の周囲において前記第1シート体の周縁部分と前記第2シート体の周縁部分とが直接接触可能となるように重ね合わせる重ね合わせ工程と、前記重ね合わせ工程により前記第1シート体と前記第2シート体とが重ね合わされた状態で前記第1シート体の側からエアを吸引することにより前記第2シート体の周縁部分と前記第1シート体の周縁部分とを密着させるとともに両シート体を前記電線の端部の表面に密着させることで前記両シート体同士の間に前記ジョイントコネクタを密封する密封工程と、を含む、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項1記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記特定の電線の端末にそれぞれ電線側端子が装着される一方、前記ジョイントコネクタとして、単一の金属板からなり、前記金属板の厚み方向と直交する方向に並ぶ複数の嵌合部を有して各嵌合部が前記各電線側端子とそれぞれ嵌合され、前記各嵌合部と前記各電線側端子とが嵌合された状態で当該電線同士を短絡させる短絡用金属板と、前記短絡用金属板の厚み方向に偏平な外形を有し、当該短絡用金属板を保持するとともに、当該短絡用金属板の各嵌合部に前記各電線側端子が嵌合されるのを許容するように当該各電線側端子を受け入れる複数の端子収容室を囲む絶縁ハウジングと、を有するものが用いられ、前記ジョイントコネクタの厚み方向に両シート体が重ね合わされる、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項2記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記ジョイントコネクタは、前記端子収容室に臨む外壁を有して前記外壁に前記電線側端子を係止する端子係止部が形成され、前記端子係止部は前記電線側端子を係止する係止位置と前記係止位置から外側に退避して前記外壁から外向きに突出する退避位置との間で弾性変位可能なものであり、前記端子係止部を前記係止位置で前記第1シート体または前記第2シート体が外側から拘束するように両シート体の周縁部分同士の接合が行われる、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項1または2記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記重ね合わせ工程は、エアを吸引するための複数の吸引口が開口する成形面をもつ真空成形用型の当該成形面上に前記第1シート体を敷くことと、前記第1シート体の周縁部分が前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる電線の端部の外側にはみ出すように当該第1シート体の上に当該ジョイントコネクタ及び当該ジョイントコネクタにつながる電線の端部のうち当該ジョイントコネクタに接続される側の端部を載せることと、前記第2シート体を前記第2シート体が前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる電線の端部のうち当該ジョイントコネクタに接続される側の端部の周囲で前記第1シート体の周縁部分に重なるように前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる電線の端部のうち当該ジョイントコネクタに接続される側の端部の上に被せることと、を含み、前記密封工程は、前記真空成形用型の吸引口からエアを吸引することを含む、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項4記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記第2シート体が熱可塑性樹脂からなる層を含み、前記層が前記重ね合わせ工程において加熱されることにより軟化した状態で当該第2シート体が前記ジョイントコネクタ及び前記ジョイントコネクタにつながる電線の端部のうち当該ジョイントコネクタに接続される側の端部と前記第1シート体の周縁部分とに被せられる、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記第1シート体及び前記第2シート体のうちの少なくとも一方について、シート本体層及び前記シート本体層の裏面上に設けられる接着剤層を有するものが用いられ、当該接着剤層により両シート体の周縁部分同士が接着される、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 請求項6記載のワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法において、
前記第1シート体及び前記第2シート体の双方が前記シート本体層及び前記接着剤層を有し、各接着剤層により両シート体が前記特定の複数の電線の端部であって前記ジョイントコネクタに接続される側の端部の表面にそれぞれ接着される、ワイヤハーネスにおける短絡回路の形成方法。 - 短絡回路をもつワイヤハーネスを製造するための方法であって、
複数本の電線を束ねる工程と、
前記複数本の電線のうちの特定の複数の電線の端末について請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法を適用することにより、当該特定の複数の電線同士を短絡させる短絡回路を形成し、かつ、前記特定の複数の電線が接続されるジョイントコネクタを密封する防水体を製造する工程と、を含む、短絡回路をもつワイヤハーネスの製造方法。
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