JP5730635B2 - 極細ポリアミド系繊維の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)所定の溶液によって除去可能な第1の樹脂成分、及び、該溶液によって除去が困難なポリアミド系樹脂成分を含む、複合繊維を紡糸する工程(以下、紡糸工程と称する)、
(2)複合繊維を延伸する工程(以下、延伸工程と称する)、
(3)延伸した複合繊維を固定した状態として、該延伸した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程(以下、減量工程と称する)、
を含むことを特徴とする、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法を試みた。
「(1)所定の溶液によって除去可能な第1の樹脂成分、及び、該溶液によって除去が困難なポリアミド系樹脂成分を含む、複合繊維を紡糸する工程、
(2)複合繊維を延伸する工程、
(3)延伸した複合繊維を、該延伸した複合繊維の繊維長が8%以上収縮するように、収縮させる工程、
(4)収縮した複合繊維を固定した状態として、該収縮した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程、
を含むことを特徴とする、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法。」
である。
「(3)延伸した複合繊維を、該延伸した複合繊維の繊維長が8%以上収縮するように、収縮させる工程、と
(4)収縮した複合繊維を固定した状態として、該収縮した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程、との間に、
(3’)該収縮した複合繊維を、繊維長方向に収縮させることなく加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法。」
である。
(a)複合繊維から第1の樹脂成分を十分に除去することができる、
(b)複合繊維をボビンに巻き付けた状態で減量工程に供した場合でも、ボビンの変形を防ぐことができる、
連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法である。
(4)収縮した複合繊維を固定した状態として、該収縮した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程、との間に、
(3’)該収縮した複合繊維を、繊維長方向に収縮させることなく加熱する工程」(以下、加熱結晶化工程と称する)を設けることによって、上述の効果に優れる、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法であることを見出した。
本発明に係る連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維を調製可能である限り、使用できる界面活性剤の種類は特に限定されるものではないが、カチオン系界面活性剤として、例えば、第4級アンモニウム塩型界面活性剤などを挙げることができ、ノニオン系界面活性剤として、例えば、ポリエチレングリコール型界面活性剤、多価アルコール型界面活性剤、りん酸エステル塩型界面活性剤などを挙げることができ、両性界面活性剤として、例えば、ベタイン型界面活性剤、スルホベタイン型界面活性剤、アルキルベタイン型界面活性剤などを挙げることができる。
これら界面活性剤は、前記溶液へ単独で添加することもできるが、前記溶液へカチオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤を共に添加するなど、複数種類を添加することもできる。
また、前記溶液に添加する界面活性剤の質量は特に限定するものではなく、各界面活性剤の前記作用を奏するように適宜調整するのが好ましい。
(i)紡糸工程
オストワルド粘度計を用いてオルトクロロフェノール液中で測定される固有粘度IV値が0.6の、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)を海成分(第1の樹脂成分)として、23℃の98%濃硫酸中における樹脂濃度を1質量%として測定した相対粘度が2.8の、ナイロン66樹脂を島成分(ポリアミド系樹脂成分)として選択した。
海島型複合繊維を紡糸できる常法の複合紡糸装置を用いて、海島型複合繊維に存在するPET樹脂とナイロン66樹脂が同一質量となるように、温度290℃の条件下で紡糸を行い、未延伸の海島型複合繊維(繊度:16dtex、海島型複合繊維の横断面形状:円形)を紡糸した。
この未延伸の海島型複合繊維を、88℃の温水が満たされた容器中へと導き、延伸倍率が3.55倍となるように海島型複合繊維を延伸した。
次いで、延伸した海島型複合繊維を、95℃の温水が満たされた容器中へと導き、オーバーフィード率を8%に調整することで、延伸した海島型複合繊維を繊維長の方向に8%収縮させた。
収縮した海島型複合繊維を70m/minで送り出し、表面温度が100℃に調整された、直径300mmの熱ロール9本の各々の表面に接触させることで、加熱結晶化した海島型複合繊維(繊度:4.9dtex)を、連続した繊維長を有する態様で得た。
このとき、収縮した海島型複合繊維に、最初と最後に接する熱セットロールにおける、オーバーフィード率が実質的に0%となるように、各熱セットロールの回転速度を調整した。
加熱結晶化した海島型複合繊維を、繊度が14万dtexとなるように束ねたトウを、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取り固定した。
加熱結晶化した海島型複合繊維を糸巻き状のまま、第1の樹脂成分を除去可能な溶液である濃度6質量%の水酸化ナトリウム水溶液(溶液温度:98℃)中に浸漬して、水酸化ナトリウム水溶液を3時間循環させることにより、海島型複合繊維から海成分(第1の樹脂成分)を除去した後に、水を循環させることにより洗浄した後、余分な水分を脱水し、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得た。
収縮工程におけるオーバーフィード率を調整することで、延伸した海島型複合繊維を収縮させたこと以外は、実施例1と同様にして、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得た。
なお、比較例1の極細ナイロン66繊維の製造方法では、収縮工程におけるオーバーフィード率が0に調整されたものであることから、比較例1の極細ナイロン66繊維は、延伸した海島型複合繊維を実質的に収縮させることなく、加熱結晶化工程次いで減量工程へと供することで得られた、極細ナイロン66繊維である。
加熱結晶化工程を経ることなく、収縮した海島型複合繊維を減量工程へと供したこと以外は、実施例3と同様にして、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得た。
減量工程において使用する、第1の樹脂成分を除去可能な溶液である濃度6質量%の水酸化ナトリウム水溶液(溶液温度:98℃)に対して、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤を3g/Lとなるよう添加したこと以外は、実施例1と同様にして、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得た。
減量工程において使用する、第1の樹脂成分を除去可能な溶液である濃度6質量%の水酸化ナトリウム水溶液(溶液温度:98℃)に対して、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤を3g/Lとなるよう添加すると共に、前記溶液の0.3質量%を占めるようにノニオン系界面活性剤であるポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを添加したこと以外は、実施例1と同様にして、穴あきボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得た。
減量工程へと供される前の、収縮した海島型複合繊維又は加熱結晶化した海島型複合繊維の繊度を計測した。
減量工程へと供される前の、収縮した海島型複合繊維の繊維長(L0)と、該収縮した海島型複合繊維を100℃に調整した乾燥機(ヤマト社製、ギアドライヤー)に10分間静置した後の、該収縮した海島型複合繊維の繊維長(L1)を測定し、次の式で算出された値を乾熱収縮率とする。
乾熱収縮率=((L0−L1)/L0)*100
本発明において乾熱収縮率が低いことは、繊維長方向に収縮することが防がれた収縮した海島型複合繊維又は加熱結晶化した海島型複合繊維であることを示し、換言すれば、乾熱収縮率が低いことは、減量工程における、繊維長方向に収縮することが防がれた収縮した海島型複合繊維又は加熱結晶化した海島型複合繊維であることを示す。
海島型複合繊維を減量工程に供した際に、ボビンに変形が生じたかどうかを評価した。
○:ボビンに変形が生じなかった。
×:ボビンに変形が生じた。
得られた極細ナイロン66繊維の断面の電子顕微鏡写真を撮り、観察し、PET樹脂成分が残留しているかどうかを評価した。
○:PET樹脂成分が残留していない、極細ナイロン66繊維であった。
×:PET樹脂成分が残留している、極細ナイロン66繊維であった。
ボビンに糸巻き状に巻き取られている態様で得られた、極細ナイロン66繊維束の態様を観察することで、極細ナイロン66繊維束を洗浄性に優れる態様で得ることができたものか評価した。
○:ボビンに変形を生じるほどの巻き締まり、巻き崩れが生じておらず、極細ナイロン66繊維束を洗浄性に優れる態様で得ることができた。
×1:ボビンに変形を生じるほどの巻き締まりが生じたため、極細ナイロン66繊維束を洗浄性に優れる態様で得ることができなかった。
×2:巻き崩れが生じたため、極細ナイロン66繊維束を洗浄性に優れる態様で得ることができなかった。
得られた極細ナイロン66繊維を、沸騰する濃度27.5質量%の水酸化カリウム水溶液中に40時間浸して、極細ナイロン66繊維の質量に変化が生じるかどうかを評価した。
○:水酸化カリウム水溶液中への浸漬により、極細ナイロン66繊維における質量の減量が、1.5質量%未満発生した。そのため、得られた極細ナイロン66繊維は耐薬品性に優れるものであった。
×:水酸化カリウム水溶液中への浸漬により、極細ナイロン66繊維における質量の減量が、1.5質量%以上発生した。そのため、得られた極細ナイロン66繊維は耐薬品性に劣るものであった。
得られた極細ナイロン66繊維の、繊維径を計測した。
得られた極細ナイロン66繊維を61本束ねた状態として、インストロン型引張試験機(テンシロン、TM−111−100、オリエンテック社製)を用いて、その引張り強さを測定した。つまり、前記引張試験機の20mm離れて位置するチャック間に極細ナイロン66繊維束を固定し、50mm/分の定速で引張り、極細ナイロン66繊維束が全て破断するまでの間における、最大張力(引張強さ)を測定した。
測定は計5回行い、その算術平均の値を61で割り、極細ナイロン66繊維1本あたりの引張り強さを算出した。
減量工程に供することで得られた極細ナイロン66繊維束を観察し、ぬめりが発生しているかどうかを評価した。
○:ぬめりが発生していなかった。
×:ぬめりが発生していた。
(a)PET樹脂成分が残留していない、極細ナイロン66繊維を得ることができたことから、海島型複合繊維から海成分であるPET樹脂を十分に除去することができた、
(b)減量工程における、ボビンの変形を防ぐことができた、
という効果を奏することで、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を得ることができる、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法である。
(a)PET樹脂成分が残留していない、極細ナイロン66繊維を得ることができたことから、海島型複合繊維から、所定の溶液によって除去可能な第1の樹脂成分を、十分に除去することができた、
(b)減量工程における、ボビンの変形を防ぐことができた、
という効果に優れる、連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法である。
この結果から、本発明に係る連続した繊維長を有する極細ポリアミド系繊維の製造方法によれば、前記溶液に界面活性剤を添加して減量工程へ供した場合であっても、減量工程におけるボビンの変形を防いで、耐薬品性に優れる、連続した繊維長を有する極細ナイロン66繊維を、洗浄性に優れる態様で得られることが判明した。
Claims (2)
- (1)所定の溶液によって除去可能な第1の樹脂成分、及び、該溶液によって除去が困難なポリアミド系樹脂成分を含む、複合繊維を紡糸する工程、
(2)複合繊維を延伸する工程、
(3)延伸した複合繊維を、該延伸した複合繊維の繊維長が8%以上収縮するように、収縮させる工程、
(4)収縮した複合繊維を固定した状態として、該収縮した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程、
を含み、かつ繊維径が10μm以下の連続した繊維長を得ることを特徴とする、極細ポリアミド系繊維の製造方法。 - (3)延伸した複合繊維を、該延伸した複合繊維の繊維長が8%以上収縮するように、収縮させる工程、と
(4)収縮した複合繊維を固定した状態として、該収縮した複合繊維から、該第1の樹脂成分を該溶液によって除去する工程、との間に、
(3’)該収縮した複合繊維を、繊維長方向に収縮させることなく加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の、極細ポリアミド系繊維の製造方法。
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