JP5729322B2 - 車両の側部構造 - Google Patents

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本発明は、車両の側部構造に関する。
従来、側面衝突時における乗員の保護性能を向上させる車両の側部構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
従来の車両の側部構造では、車両ドアのアウタパネルからドアトリムに亘って荷重伝達部を設けることで、側面衝突時にシートクッションのフレーム部に負荷を加えてフレーム部を車内側へ移動させる構成となっている。これにより、シートごと乗員が室内側へ移動することとなるので、乗員がドアトリム等と接触する際における乗員と車両ドアとの相対速度を小さくすることができ、車両ドアから乗員に付与される衝撃を緩和することができる。
特開2006―205767号公報。
ところで、パワーウィンドを備えた車両ドアでは、構造上、モータ等の硬い機能部品が乗員の側方に配置される場合があり、このような場合には、側面衝突時に硬い機能部品が車室内側へ進入することが考えられ、側面衝突時の乗員保護性能の面で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時の乗員保護性能を確保した車両の側部構造の提供を目的とする。
請求項1に記載の車両の側部構造は、サイドドアに設けられ、車両側面視でシートに着座した乗員と重なる位置に配置される第1の機能部品と、前記サイドドアに設けられ、前記シートのシートクッションに対向する乗員側の側面が前記第1の機能部品よりも前記乗員側に位置し、側面衝突時に前記第1の機能部品が前記シートに着座した乗員に当接する前に前記シートクッションに衝突の荷重を伝達する第2の機能部品と、を有する。
請求項1に記載の車両構造では、サイドドアに側面衝突が生じた時に、サイドドアに設けられた第1の機能部品及び第2の機能部品が車室内へ移動する。
第2の機能部品は、第1の機能部品がシートに着座した乗員に当接する前に衝突荷重をシートクッションに伝達するので、車室内に移動した第2の機能部品がシート全体を車室内側へ移動させ、シートに着座した乗員を車室内側、即ち、サイドドアから離間する方向へ移動させる。
第1の機能部品は車両側面視でシートに着座した乗員と重なる位置に配置されるが、側面衝突時、第1の機能部品がシートに着座した乗員に当接する前に第2の機能部品がシート全体を車室内側へ移動させて、シートに着座した乗員をサイドドアから離間する方向へ移動させる。このため、第1の機能部品がシートに着座した乗員に当ることが抑えられ、乗員保護性能が確保される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の側部構造において、前記シートは、車両側面視で前記第2の機能部品と重なるシートクッションサイドフレームを備えると共に、前記シートクッションサイドフレームのサイドドア側にパッドを備え、前記第1の機能部品の車両幅方向寸法に対して、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法と前記パッドの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定した。
請求項2に記載の車両の側部構造では、シートが車両側面視で第2の機能部品と重なるシートクッションサイドフレームを備えると共に、シートクッションサイドフレームのサイドドア側にパッドを備えている。このため、側面衝突時、第1の機能部品がシートに着座した乗員に当接する前に、車室内側に移動した第2の機能部品からの荷重がパッド、及びシートクッションサイドフレームに伝達されてシート全体が車室内側へ移動する。
したがって、側面衝突時、シートに着座した乗員を車室内側、即ち、サイドドアから離間する方向へ移動させることができ、シートに着座した乗員へ第1の機能部品が当ることが抑えられる。
また、第1の機能部品の車両幅方向寸法に対して、第2の機能部品の車両幅方向寸法とパッドの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法が大きく設定されているため、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間に余裕を持たせることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車両の側部構造において、前記シートのシートバックの傾斜角度を調整するシートリクライニング用ハンドルを、車両側面視で前記第2の機能部品と重なる位置に設け、前記第1の機能部品の車両幅方向寸法に対し、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法と前記シートリクライニング用ハンドルの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定した。
請求項3に記載の車両の側部構造では、シートのシートバックの傾斜角度を調整するシートリクライニング用ハンドルを車両側面視で第2の機能部品と重なる位置に設けている。このため、側面衝突時、第2の機能部品は、第1の機能部品がシートにシートバック側面に当接する前に、車室内に移動した第2の機能部品からの荷重がシートリクライニング用ハンドルに伝達されてシート全体が車室内側へ移動する。
したがって、側面衝突時、シートに着座した乗員を車室内側、即ち、サイドドアから離間する方向へ移動させることができ、シートに着座した乗員へ第1の機能部品が当ることが抑えられる。
また、第1の機能部品の車両幅方向寸法に対し、第2の機能部品の車両幅方向寸法とシートリクライニング用ハンドルの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法が大きく設定されているため、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間に余裕を持たせることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両の側部構造において、前記第1の機能部品の車両幅方向寸法よりも、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法を大きく設定した。
請求項4に記載の車両の側部構造では、第1の機能部品の車両幅方向寸法よりも第2の機能部品の車両幅方向寸法を大きく設定したので、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間隔を広くとることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両の側部構造において、前記サイドドアは、車両前後方向へスライドするスライドドアであり、前記第2の機能部品は、前記サイドドアをスライドさせるモータへ電力を供給する給電ユニットである。
請求項5に記載の発明は、側面衝突時、給電ユニットがシート全体を車室内側へ移動させ、シートに着座した乗員を車室内側、即ち、サイドドアから離間する方向へ移動させる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両の側部構造によれば、側面衝突時の乗員保護性能を確保することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両の側部構造によれば、第1の機能部品の車両幅方向寸法に対して、第2の機能部品の車両幅方向寸法とパッドの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定するという簡単な構成で、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間隔を広くとることができ、側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
請求項3に記載の車両の側部構造によれば、第1の機能部品の車両幅方向寸法に対し、第2の機能部品の車両幅方向寸法とシートリクライニング用ハンドルの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定するという簡単な構成で、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間隔を広くとることができ、側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
請求項4に記載の車両の側部構造によれば、第1の機能部品の車両幅方向寸法よりも第2の機能部品の車両幅方向寸法を大きく設定するという簡単な構成で、側面衝突時に第1の機能部品と乗員との間の余裕を大きくとることができ、側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
請求項5に記載の車両の側部構造によれば、サイドスライドドアに用いられている給電ユニットを利用して、部品を増やさずに側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両の側部構造を示すシートが最も車両後方側に位置した左側側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両の側部構造を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る車両の側部構造を示す平面図である。 シートの硬質隙詰めパッド部分の幅方向断面図である。 シートのシートリクライニング用ハンドル部分の幅方向断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両の側部構造を示すシートが最も車両前方側に位置した左側側面図である。
図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る車両の側部構造10について説明する。図1乃至図5には、一例として車両左側の車両の側部構造10が示されている。なお、図中の矢印UPは車両の上下方向の上方側を示し、矢印FR及び矢印OUTはそれぞれ車両の前方側及び車両幅方向の外方側をそれぞれ示している。矢印Fは側面衝突によって受ける荷重方向を示している。
図1乃至図3に示すように、車両の車室内には、乗員Pが着座するシート14が配置されている。
シート14は、図示を省略している一般的な前後スライド支持機構によってフロアパネル上を車両前後方向にスライド可能に支持されている。
図1、及び図2に示すように、シート14は、鋼製のシートフレーム16と、シートフレーム上に配置されるシートクッション18と、シートクッション18の後端側で傾倒可能に支持されたシートバック20とを備えた一般的なリクライニングシートである。
シート14は、シートフレーム16の車両幅方向外側で、かつシートクッション18の車両幅方向外側の側部の後端側に配置されたシートリクライニング用ハンドル22を操作することで、シートバック20の傾斜角度を変更することができる。
シートフレーム16の上部には、図4,5に示すように、車両幅方向の両側部に車両前後方向に沿って延びるシートクッションサイドフレーム16Aが設けられており、図5に示すように、シートリクライニング用ハンドル22は、シートクッションサイドフレーム16Aに対して上下方向にオーバーラップしている。
図1、及び図4に示すように、シートクッションサイドフレーム16Aの車両幅方向外側の側面には、車両前後方向に沿って延びる硬質隙詰めパッド24が配置されている(なお、図1において、以下に説明するシートサイドガーニッシュ26の図示は省略されている。)
図4、及び図5に示すように、これらシートクッションサイドフレーム16A、及び硬質隙詰めパッド24のシート幅方向外側は、合成樹脂製のシートサイドガーニッシュ26によって覆われている。
図5に示すように、シートサイドガーニッシュ26は、シートリクライニング用ハンドル22が設けられている部分では、シートリクライニング用ハンドル22を逃げる凹部28が形成されている。
図2に示すように、車両の側部構造10では、シート14の車両幅方向の外方側にサイドスライドドア(フロントスライドドア)30が設けられている。サイドスライドドア30は、車両幅方向の外方側に設けられる鋼板製のドアアウタパネル12と車両幅方向の内方側に設けられる鋼板製のサイドドアインナパネル15とを備えており、ドアアウタパネル12とサイドドアインナパネル15との間の空間にドアウインドガラス16を収容可能な一般的構造となっている。
サイドスライドドア30には、サイドドアインナパネル15の車室内側に合成樹脂製のドアトリム19が設けられている。
図1に示すように、サイドドアインナパネル15の車室内側の側面には、車両前方寄りで、サイドスライドドア30の開口部31の下縁のやや下側に、ドアウインドガラス16を昇降させるパワーウィンド用モータユニット32が取り付けられている。パワーウィンド用モータユニット32は、車両側面視で、シート14に着座した乗員Pの脚部(大腿部付近)に対して、一部分が重なる場合がある。
なお、パワーウィンド用モータユニット32は、モータ等が硬質のカバー(図示せず)で覆われている。
サイドドアインナパネル15の車室内側の側面には、車両前後方向の後方側で、開口部31の下縁の下側に、サイドスライドドア30をスライドさせるためのスライドドアモータユニット34が取り付けられている。
また、サイドドアインナパネル15の車室内側の側面には、車両前後方向の中央付近で、シートクッションサイドフレーム16Aと対向する位置に、スライドドアモータユニット34へ電源を共有する給電ユニット36が取り付けられている。この給電ユニット36は、電気部品等が硬質のカバー(図示せず)で覆われている。
シート14は、前後スライド支持機構によってフロアパネル上を車両前後方向にスライド可能に支持されているため、シート14と給電ユニット36との車両前後方向の相対位置は変更される。本実施形態では、図1、及び図6に示すように、シート14の車両前後方向の最も後方側の位置及び最も前方側の位置を含め、シート14が車両前後方向の何れの位置にあっても、給電ユニット36は、車両側面視で、シート14の硬質隙詰めパッド24、またはシートリクライニング用ハンドル22の少なくとも一方に重なる様になっている。
図3に示すように、本実施形態の車両の側部構造10では、パワーウィンド用モータユニット32の車両幅方向の厚みをt1、給電ユニット36の車両幅方向の厚みをt2、硬質隙詰めパッド24の車両幅方向の厚みをt3、シートリクライニング用ハンドル22の車両幅方向の厚みをt4としたときに、各々の厚みの関係は以下の通りとなっている。
パワーウィンド用モータユニット32の車両幅方向の厚みt1<給電ユニット36の車両幅方向の厚みt2+硬質隙詰めパッド24の車両幅方向の厚みt3。
パワーウィンド用モータユニット32の車両幅方向の厚みt1<給電ユニット36の車両幅方向の厚みt2+シートリクライニング用ハンドル22の車両幅方向の厚みt4。
(作用)
次に本実施の形態の作用を説明する。
サイドスライドドア30が、側面衝突によって車両幅方向の内方側へ向かう衝撃荷重を受けると、サイドドアアウタパネル12、サイドドアインナパネル15、サイドドアインナパネル15に取り付けられたパワーウィンド用モータユニット32、スライドドアモータユニット34、及び給電ユニット36が車両幅方向の内方側へ押し込まれる。なお、図1乃至図3において符号38は、側面衝突を生じさせるMDB(Moving Deformable Barrier)である。
先ず最初に、図1に示すように、車両側面視で、給電ユニット36とシート14の硬質隙詰めパッド24とが重なるようにシート14が位置決めされている場合の側面衝突について説明する。
サイドドアアウタパネル12、サイドドアインナパネル15、サイドドアインナパネル15に取り付けられたパワーウィンド用モータユニット32、スライドドアモータユニット34、及び給電ユニット36が車室内側に押し込まれると、先ず最初に、給電ユニット36が硬質隙詰めパッド24に当り(なお、厳密には、給電ユニット36と硬質隙詰めパッド24との間に、ドアトリム19及びシートサイドガーニッシュ26が介在している。)、シートフレーム16が給電ユニット36からの荷重を受けてシート14が車室内側へ移動する。
パワーウィンド用モータユニット32も給電ユニット36と共に車室内側へと移動するが、シート14の車室内側への移動に伴い乗員Pも車室内側へ移動するので、シート14に着座した乗員Pにパワーウィンド用モータユニット32が当ることは無い。これにより、側面衝突時の乗員保護性能を確保することが出来る。
また、本実施形態では、パワーウィンド用モータユニット32の車両幅方向の厚みt1<給電ユニット36の車両幅方向の厚みt2+硬質隙詰めパッド24の車両幅方向の厚みt3となっているので、側面衝突時、パワーウィンド用モータユニット32と乗員Pとの間の余裕が大きくなり、側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
次に、図6に示すように、車両側面視で、給電ユニット36とシート14のシートリクライニング用ハンドル22とが重なるようにシート14が位置決めされている場合の側面衝突について説明する。
本実施形態の車両の側部構造10では、上記の様にサイドドアアウタパネル12、サイドドアインナパネル15、サイドドアインナパネル15に取り付けられたパワーウィンド用モータユニット32、スライドドアモータユニット34、及び給電ユニット36が車室内側に押し込まれると、先ず最初に、給電ユニット36がシートリクライニング用ハンドル22に当り(なお、厳密には、給電ユニット36とシートリクライニング用ハンドル22との間に、ドアトリム19が介在している。)、シートフレーム16が給電ユニット36からの荷重を受けてシート14が車室内側へ移動する。
このとき、パワーウィンド用モータユニット32も車室内側へと移動するが、シート14に着座した乗員Pも、シート14の車室内側への移動と共に車室内側へ移動するので、シート14に着座した乗員Pにパワーウィンド用モータユニット32が当ることは無い。これにより、側面衝突時の乗員保護性能を確保することが出来る。
また、本実施形態では、パワーウィンド用モータユニット32の車両幅方向の厚みt1<給電ユニット36の車両幅方向の厚みt2+シートリクライニング用ハンドル22の車両幅方向の厚みt4となっているので、側面衝突時、パワーウィンド用モータユニット32と乗員Pとの間の余裕が大きくなり、側面衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。
このように、本実施形態の車両の側部構造10では、シート14が何れの位置にあっても、側面衝突時に、給電ユニット36がシート14を車室内側へ移動し、シート14の移動に伴って乗員Pも車室内側へ移動するので、乗員Pにパワーウィンド用モータユニット32が当ることが確実に防止され、側面衝突時の乗員保護性能が確保される。
[その他の実施形態]
上記一実施形態では、側面衝突時、サイドスライドドア30の給電ユニット36をシート14の硬質隙詰めパッド24、及びシートリクライニング用ハンドル22の少なくとも一方に当てることで、シート14を車室内側へ移動させたが、シート14の硬質隙詰めパッド24、及びシートリクライニング用ハンドル22に当接させる部材は、給電ユニット36に限らず、サイドスライドドア30の内部に配置される他の機能部品であっても良い。
但し、機能部品としては、硬質隙詰めパッド24、シートリクライニング用ハンドル22等に当ててシート14を車室内側へ移動させることに用いるため、側面衝突時の荷重で潰れ難い硬質のものが好ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 側部構造
14 シート
16A シートクッションサイドフレーム
18 シートクッション
20 シートバック
22 シートリクライニング用ハンドル
24 隙詰めパッド(パッド)
30 サイドスライドドア(サイドドア)
32 パワーウィンド用モータユニット(第1の機能部品)
34 スライドドアモータユニット(モータ)
36 給電ユニット(第2の機能部品)
P 乗員
t1 パワーウィンド用モータユニット(第1の機能部品)の車幅方向の厚み(車両幅方向寸法)
t2 給電ユニット(第2の機能部品)の車幅方向の厚み(車両幅方向寸法)
t3 隙詰めパッドの車幅方向の厚み(車両幅方向寸法)
t4 シートリクライニング用ハンドルの車幅方向の厚み(車両幅方向寸法)

Claims (5)

  1. サイドドアに設けられ、車両側面視でシートに着座した乗員と重なる位置に配置される第1の機能部品と、
    前記サイドドアに設けられ、前記シートのシートクッションに対向する乗員側の側面が前記第1の機能部品よりも前記乗員側に位置し、側面衝突時に前記第1の機能部品が前記シートに着座した乗員に当接する前に前記シートクッションに衝突の荷重を伝達する第2の機能部品と、
    を有する車両の側部構造。
  2. 前記シートは、車両側面視で前記第2の機能部品と重なるシートクッションサイドフレームを備えると共に、前記シートクッションサイドフレームのサイドドア側にパッドを備え、
    前記第1の機能部品の車両幅方向寸法に対して、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法と前記パッドの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定した、請求項1に記載の車両の側部構造。
  3. 前記シートのシートバックの傾斜角度を調整するシートリクライニング用ハンドルを、車両側面視で前記第2の機能部品と重なる位置に設け、
    前記第1の機能部品の車両幅方向寸法に対し、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法と前記シートリクライニング用ハンドルの車両幅方向寸法とを足した車両幅方向寸法を大きく設定した、請求項1に記載の車両の側部構造。
  4. 前記第1の機能部品の車両幅方向寸法よりも、前記第2の機能部品の車両幅方向寸法を大きく設定した、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両の側部構造。
  5. 前記サイドドアは、車両前後方向へスライドするスライドドアであり、
    前記第2の機能部品は、前記サイドドアをスライドさせるモータへ電力を共有する給電ユニットである、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両の側部構造。
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