JP5729316B2 - 容量式物理量検出装置 - Google Patents

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本発明は、可動電極および固定電極を有し、可動電極と固定電極との間の静電容量に基づいて物理量の検出を行う容量式物理量検出装置に関するものである。
従来より、例えば、特許文献1〜3には、基板平面方向に対して垂直方向に印加される加速度を検出する加速度センサが提案されている。
具体的には、特許文献1には、基板に対して浮遊している浮遊部を介して基板に支持されている複数の可動電極、および基板に支持されて可動電極と対向する複数の固定電極を有するセンサ部と、可動電極および固定電極を覆うようにセンサ部に貼り付けられるキャップ部とを備え、キャップ部に設けられた突起部が浮遊部を局所的に押さえつけることにより、可動電極と固定電極とがずれて配置される加速度センサが提案されている。
また、例えば、特許文献2には、固定電極が形成された第1基板と、可動電極が形成された第2基板とを備え、これら2つの基板を可動電極と固定電極とがずれて配置されるように貼り合わされてなる加速度センサが提案されている。
これら特許文献1および2の加速度センサでは、基板平面方向に対して垂直方向に加速度が印加されると、可動電極が基板平面方向に対して垂直方向に変位して可動電極と固定電極との対向面積が変化する。つまり、可動電極と固定電極との間の静電容量が変化する。このため、静電容量の変化に基づいて基板平面方向に対して垂直方向に印加される加速度が検出される。
また、可動電極と固定電極とが予めずれて配置されている。つまり、可動電極と固定電極とによって段差電極が構成されている。このため、基板平面方向に対する垂直方向のどちらの方向に加速度が印加されたかも検出することができる。すなわち、初期状態から静電容量(対向面積)が増えたか、または減ったかを検出することにより、加速度が基板平面方向に対する垂直方向のどちらの方向に印加されたかを検出することができる。
そして、例えば、特許文献3には、可動電極と固定電極とを備え、可動電極および固定電極のいずれか一方の検出面が平坦とされており、他方の検出面が一方の検出面との距離が長い第1平面部と一方の検出面との距離が短い第2平面部とを備える加速度センサが提案されている。
このような加速度センサにおいても、初期状態から静電容量が増えたか、または減ったかを検出することにより、加速度が基板平面方向に対する垂直方向のどちらの方向に印加されたかを検出することができる。
特開2010−112930号公報 特開2008−256496号公報 特開2003−337138号公報
しかしながら、上記特許文献1の加速度センサでは、キャップ部に設けられた突起部を浮遊部に局所的に押さえつけることによって可動電極と固定電極とがずれるようにしており、浮遊部から離れる可動電極ほど変位が小さくなる。すなわち、各可動電極の変位が不均一となり、各可動電極と各固定電極との対向面積がばらつくことになる。このため、検出精度が低下してしまうという問題がある。
また、上記特許文献2の加速度センサでは、2枚の基板を貼り合わせることによって可動電極と固定電極とをずらして配置するため、貼り合わせをする際に高精度のアライメントが必要となる。したがって、製造工程が複雑になるという問題がある。
さらに、上記特許文献3の加速度センサでは、可動電極および固定電極のいずれか一方の検出面に第1平面部および第2平面部を形成しなければならない。そして、第1平面部と第2平面部とを構成するためには高精度な2回のエッチング工程が必要となる。このため、製造工程が複雑になるという問題がある。
なお、上記では、容量式の加速度センサについて説明したが、例えば、容量式の角速度センサについても同様の問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、基板平面方向に対する垂直方向の物理量を検出する容量式物理量検出装置において、製造工程を複雑にすることなく、検出精度が低下することを抑制することができる容量式物理量検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、支持基板(10)と、支持基板(10)上に配置される埋込絶縁膜(11)と、埋込絶縁膜(11)を挟んで支持基板(10)と反対側に配置される半導体層(12)とを有する半導体基板(13)と、半導体層(12)のうち支持基板(10)の周辺部において当該支持基板(10)に支持されている周辺固定部(50、300)と、半導体層(12)のうち周辺固定部(50、300)の内側に形成され、物理量に応じて半導体基板(13)の基板平面方向に対する垂直方向に変位可能とされた複数の可動電極(24、141、241)と、半導体層(12)のうち周辺固定部(50、300)の内側であって可動電極(24、141、241)と対向する状態で備えられた複数の固定電極(31、41、130、230)と、を備え、以下の点を特徴としている。
すなわち、可動電極(24、141、241)は、周辺固定部(50、300)に印加される電位と異なる電位が印加されることにより、支持基板(10)との間に発生する静電引力によって垂直方向に変位させられることで一部が固定電極(31、41、130、230)と対向すると共に残部が固定電極(31、41、130、230)と対向しない状態とされており、可動電極(24、141、241)が静電引力によって垂直方向に変位させられた状態で物理量の検出を行うことを特徴としている。
これによれば、可動電極(24、141、241)は、静電引力によって基板平面方向に対する垂直方向に変位するため、可動電極(24、141、241)と固定電極(31、41、130、230)とをずらすことができる。つまり、可動電極(24、141、241)と固定電極(31、41、130、230)とによって段差電極を構成することができる。このため、基板平面方向に対する垂直方向に印加される物理量がどちらの方向に印加されたのかまで検出することができる。
また、各可動電極(24、141、241)を静電引力によって基板平面方向に対する垂直方向に変位させるため、各可動電極(24、141、241)の変位がばらつくことを抑制することができる。したがって、検出精度が低下することを抑制することができる。
さらに、このような容量式物理量検出装置では、高精度なアライメントや2段階のエッチング工程を行う必要もなく、従来の容量式物理量検出装置に対して、製造工程が複雑になることもない。
この場合、請求項2に記載の発明のように、可動電極(24、141、241)は、基板平面方向における一方向の軸周りにねじれることが可能とされたトーションバネ(22、172、272)を介して支持基板(10)に支持され、当該トーションバネ(22、172、272)が基板平面方向における一方向の軸周りにねじれることによって垂直方向に変位するものとすることができる。
これによれば、可動電極(24、141、241)は、トーションバネ(22、172、272)が基板平面方向に対する垂直方向にねじれることに伴って当該方向に変位することができる。
例えば、請求項3に記載の発明のように、トーションバネ(22、172、272)は、平行に配置された2本のトーションバー(22a、172a、272a)がその両端でそれぞれフレーム部(22b)を介して連結されているものとすることができる。
この場合、請求項4に記載の発明のように、トーションバネ(22、172、272)は、トーションバー(22a、172a、272a)と平行な方向に延びる中間部材(22c)によって対向するフレーム部(22b、172b、272b)が連結されているものとすることができる。
これによれば、中間部材(22c)によってトーションバー(22a、172a、272a)とフレーム部(22b、172b、272b)との拘束を強化することができ、トーションバー(22a、172a、272a)が共振等によって基板平面方向に変位することを抑制することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、可動電極(24、141、241)は錘部(21、140、240)に備えられ、錘部(21、140、240)には、当該錘部(21、140、240)の重心を中心としてトーションバネ(22、172、272)が対称に備えられているものとすることができる。
これによれば、錘部(21、140、240)が基板平面方向と垂直方向に対して傾いて変位することを抑制することができる。つまり、可動電極(24、141、241)が基板平面方向に対して傾いて変位することを抑制することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、可動電極(24)は加速度に応じて基板平面方向に対する垂直方向に変位するものとすることができる。そして、請求項7に記載の発明のように、可動電極(141、241)は、コリオリ力に応じて基板平面方向に対する垂直方向に変位するものとすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における加速度センサの平面図である。 図1中のA−A断面図である。 加速度センサの電位状態を示す模式図である。 可動部と支持基板との間に静電引力が発生しているときの可動部の状態を示す平面模式図である。 加速度を検出するときの可動電極および固定電極の状態を示す図であり、(a)は初期状態の図、(b)は+z軸方向に加速度が印加されたときの図、(c)は−z軸方向に加速度が印加されたときの図である。 本発明の第2実施形態における角速度センサの平面図である。 本発明の他の実施形態におけるトーションバネの平面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、容量式物理量検出装置として、差動容量式の加速度センサに本発明を適用したものである。この加速度センサは、例えば、エアバッグ、ABS、VSC等の作動制御を行うための自動車用加速度センサ等に適用されると好適である。図1は本実施形態における加速度センサの平面図であり、図2は図1中のA−A断面図である。
加速度センサは、図2に示されるように、支持基板10と、支持基板10上に配置された埋込絶縁膜11と、埋込絶縁膜11を挟んで支持基板10と反対側に配置された半導体層12とを有する本発明の半導体基板に相当するSOI基板13を用いて構成されている。そして、このSOI基板13に周知のマイクロマシン加工が施されている。
具体的には、図1および図2に示されるように、半導体層12には、溝部14を形成することにより、可動部20および固定部30、40よりなる櫛歯形状を有する梁構造体が形成されている。また、埋込絶縁膜11のうち梁構造体20〜40の形成領域に対応した部位には、犠牲層エッチング等によって矩形状に除去された開口部15が形成されている。
可動部20は、開口部15上を横断するように配置されており、矩形状の錘部21における長手方向の両端がトーションバネ22を介してアンカー部23a、23bに一体に連結した構成とされている。つまり、錘部21には、重心を中心として対称にトーションバネ22が備えられている。アンカー部23a、23bは、埋込絶縁膜11における開口部15の開口縁部に固定されて支持基板10に支持されている。これにより、錘部21およびトーションバネ22は、開口部15に臨んだ状態となっている。
ここで、図1および図2中のx軸、y軸、z軸の各方向について説明する。図1および図2中では、x軸方向は錘部21の長手方向である。y軸方向はSOI基板13の面内においてx軸と直交する方向である。z軸方向は、SOI基板13の平面方向と直交する方向であり、本発明の基板平面方向に対する垂直方向に相当する。
各アンカー部23a、23bに連結されるトーションバネ22は、平行に配置された2本のトーションバー22aがその両端でフレーム部22bを介して連結された細長の枠形状をなしている。トーションバー22aは、特に限定されるものではないが、x軸方向の長さ(幅)がz軸方向の長さ(半導体層12の厚さ)に対して1/4倍〜1/12倍程度とされており、z軸方向にねじられることが可能とされている。つまり、トーションバネ22は、トーションバー22aがz軸方向へねじれることによってz軸方向へ変位するようになっている。また、フレーム部22bは、y軸方向の長さが共振によってトーションバー22aが基板平面方向に変位することを抑制できるのに十分な厚さとされた剛体とされている。
可動部20は、錘部21の長手方向と直交した方向(y軸方向)に、錘部21の両側面から互いに反対方向へ一体的に突出形成された複数個の可動電極24を備えている。図1では、可動電極24は、錘部21の左側および右側に各々4個ずつ突出して形成されており、開口部15に臨んだ状態となっている。また、各可動電極24は、トーションバネ22および錘部21と一体的に形成されており、トーションバネ22が変位することによって錘部21と共にz軸方向に変位可能となっている。
固定部30、40は、埋込絶縁膜11における開口部15の開口縁部における対向辺部のうち、アンカー部23a、23bが支持されていないもう1組の対向辺部に支持されている。ここで、固定部30、40は、錘部21を挟んで2個設けられており、図1中の左側に位置する固定部30と、図1中の右側に位置する固定部40とよりなり、両固定部30、40は互いに電気的に独立している。
各固定部30、40は、可動電極24の側面と所定の検出間隔を有するように平行した状態で対向配置された複数個(図示例では4個ずつ)の固定電極31、41と、埋込絶縁膜11における開口部15の開口縁部に固定されて支持基板10に支持された配線部32、42とを有した構成となっている。各固定電極31、41は、可動電極24における櫛歯の隙間にかみ合うように櫛歯状に複数本配列され、各配線部32、42に片持ち状に支持された状態となっており、開口部15に臨んだ状態となっている。
また、SOI基板13における半導体層12のうち可動電極24および固定電極31、41の溝部14を介した外周部は、周辺固定部50として構成されている。言い換えると、周辺固定部50の内側に可動部20および固定部30、40が形成されている。この周辺固定部50は、埋込絶縁膜11を介して支持基板10に固定されて支持されており、支持基板10との対向面積が、可動部20と支持基板10との対向面積、および固定部30、40と支持基板10との対向面積に対して非常に大きくされている。
そして、各固定部30、40の各配線部32、42上の所定位置には、それぞれワイヤボンディング用の固定電極パッド32a、42aが形成されている。また、一方のアンカー部23bと一体に連結された状態で、可動電極用配線部25が形成されており、この可動電極用配線部25上の所定位置には、ワイヤボンディング用の可動電極パッド25aが形成されている。さらに、周辺固定部50の所定位置には、周辺固定部パッド50aが形成されている。
上記各電極パッドは、図示しない回路チップ等と金またはアルミニウム等のワイヤボンディング等により形成されたワイヤW1、W2、W3、W4を介して電気的に接続されている。なお、上記各電極パッド25a、32a、42a、50aは、例えば、アルミニウムをスパッタや蒸着すること等により形成される。
そして、上記加速度センサでは、加速度を検出する際、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aとには異なる電位が印加されるようになっている。ここで、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aとに異なる電位が印加されたときの支持基板10の電位について説明する。図3は、加速度センサの電位状態を示す模式図である。
図3に示されるように、可動電極パッド25a(可動部20)に電位Vk1が印加されると共に周辺固定部パッド50a(周辺固定部50)に電位Vsubが印加されると、可動部20と支持基板10との間には寄生容量Ck1が形成され、周辺固定部50と支持基板10との間には寄生容量Csubが形成される。この場合、支持基板10の電位をVsとすると、電荷Qは静電容量Cとの関係より次式で示される。
(数1)Q1=Ck(Vk1−Vs)
(数2)Q2=Csub(Vsub−Vs)
そして、支持基板10の電位Vsは一定となるため、−Q1−Q2=0である。このため、支持基板10の電位Vsは次式で示される。
(数3)Vs=(Vsub+αVk1)/(1+α)
なお、上記数式3中においてα=Ck1/Csubである。ここで、上記のように、支持基板10と対向する周辺固定部50の面積は、支持基板10と対向する可動部20の面積より非常に大きくされており、Csub>>Ckとなる。したがって、α≒0となる。
同様に、特に図示しないが、加速度を検出する際には固定電極パッド32a、42aにも電位Vk2が印加されるが、支持基板10と対向する周辺固定部50の面積は、支持基板10と対向する固定部30、40の面積より非常に大きくされているため、支持基板10の電位に固定電極パッド32a、42aに印加される電位Vk2は影響しない。
以上より、支持基板10の電位Vsは、周辺固定部50に印加される電位Vsubによって適宜制御可能であり、Vs≒Vsubとなる。そして、上記のように、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aに印加される電位とが異なっているため、例えば、可動電極パッド25a(可動電極24)に印加される電位をVk1とし、周辺固定部パッド50a(周辺固定部50)に印加される電位をVsubとすると、可動電極24(可動部20)と支持基板10との間にVk−Vsubで示される静電引力が発生する。すなわち、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aに異なる電位が印加されると、可動電極24は静電引力によって支持基板10側に引き寄せられた状態となる。つまり、可動電極24と固定電極31、41とによって段差電極が構成されている状態となる。
なお、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aに印加される電位は加速度の検出範囲に応じて適宜変更されるのがよく、加速度が印加された際に可動電極24と固定電極31、41との対向面積がなくならないように可動電極24を支持基板10側に変位させることが好ましい。
図4は、可動部20と支持基板10との間に静電引力が発生しているときの可動部20の状態を示す平面模式図である。
図4に示されるように、可動電極24(可動部20)は静電引力によって支持基板10側に引き寄せられている。具体的には、可動電極24(可動部20)と連結されているトーションバー22aがz軸方向にねじれる(トーションバー22aに曲げモーメントが印加される)ことによって可動電極24(可動部20)が支持基板10側に引き寄せられ、図2に示されるように、可動電極24の側面と固定電極31、41の側面とがずれた状態となる。
なお、上記のように、錘部21は、延設方向の両端がトーションバネ22を介してアンカー部23a、23bに連結されており、各トーションバネ22が同じように変位するため、錘部21は支持基板10との平行状態を保ったままz軸方向に変位する。すなわち、可動電極24と固定電極31、41との間隔はz軸方向において一定である。また、各可動電極24には同じ静電引力が印加されるため、各可動電極24の変位は同じとなる。
そして、上記加速度センサは、可動電極24が静電引力によって支持基板10側に引き寄せられた状態で加速度を検出するのに用いられる。図5は、加速度を検出するときの可動電極24と固定電極31との状態を示す図であり、(a)は初期状態の図、(b)は+z軸方向(図5中紙面上側方向)に加速度が印加されたときの図、(c)は−z軸方向(図5中紙面下側方向)に加速度が印加されたときの図である。
なお、初期状態とは、言い換えると、加速度が印加されていない状態のことである。また、以下では、可動電極24と固定電極31との関係について説明するが、可動電極24と固定電極41との関係についても同様である。
図5(a)および上記のように、加速度センサは、可動電極パッド25aと周辺固定部パッド50aに異なる電位が印加され、可動電極24(可動部20)が静電引力によって支持基板10側に引き寄せられた状態を初期状態として加速度の検出が行われる。ここでは、初期状態における可動電極24のうち固定電極31と対向する面積を対向面積S0として説明する。
この状態で、図5(b)に示されるように、+z軸方向に加速度が印加されると、トーションバー22aが+z軸方向にねじれることによって可動電極24(可動部20)がz軸方向に変位する。つまり、可動電極24のうち固定電極31と対向する面積は、対向面積S0より大きな対向面積S1となる。すなわち、初期状態に対して、可動電極24と固定電極31、41との間に形成される静電容量が増加する。
これに対し、図5(c)に示されるように、−z軸方向に加速度が印加されると、トーションバー22aが−z軸方向にねじれることによって可動電極24(可動部20)が−z軸方向に変位する。つまり、可動電極24のうち固定電極31と対向する面積は、対向面積S0より小さな対向面積S2となる。すなわち、初期状態に対して、可動電極24と固定電極31、41との間に形成される静電容量が減少する。
したがって、可動電極24と固定電極31、41との間の静電容量によって印加された加速度の大きさを検出することができ、また、初期状態の静電容量に対する容量の増減により、加速度が+z軸方向に印加されたか、−z軸方向に印加されたかを検出することができる。
以上説明したように、本実施形態の加速度センサでは、可動電極24と支持基板10とに異なる電位が印加されるようになっており、可動電極24を静電引力によって支持基板10側に引き寄せることができるようになっている。つまり、可動電極24と固定電極31、41とをずらして配置することができ、可動電極24と固定電極31、41とによって段差電極を構成することができる。このため、z軸方向に印加される加速度がどちらの方向に印加されたのかまで検出することができる。
また、各可動電極24は静電引力によってz軸方向に変位させるため、各可動電極24の変位がばらつくことを抑制することができる。したがって、検出精度が低下することを抑制することができる。
さらに、上記加速度センサでは、高精度なアライメントや2段階のエッチング工程を行う必要もなく、製造工程が増加することもない。
そして、錘部21は、延設方向の両端がトーションバネ22を介してアンカー部23a、23bに連結されている。このため、可動電極24と支持基板10とに異なる電位が印加された際、または加速度が印加された際、トーションバー22aがz軸方向にねじれることによって可動電極24(可動部20)がz軸方向に変位する。したがって、錘部21が直接アンカー部23a、23bと連結されている場合と比較して、可動電極24のz軸方向への変位を大きくすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、容量式物理量検出装置として、角速度センサに本発明を適用したものであり、例えば、ロールレート検出やピッチレート検出を行うものに用いられると好適である。図6は、角速度センサの平面図である。なお、図6では、半導体層12の面方向のうちの任意の方向(図6中では紙面左右方向)をx軸方向とし、このx軸方向と直交する方向(図6中では紙面上下側方向)をy軸方向とし、さらに半導体層12の面方向に垂直方向(図6中では紙面垂直方方向)をz軸方向としている。
図6に示されるように、角速度センサは、加速度センサと同様にSOI基板13を用いて構成されている。半導体層12には、第1振動子100と第2振動子200との2つの振動子が形成されている。具体的には、半導体層12には、検出部110、210、駆動部120、220、および周辺固定部300がそれぞれ形成されている。このうち、検出部110と駆動部120とで第1振動子100が構成され、検出部210と駆動部220とで第2振動子200が構成されている。
以下、各振動子100、200の構造について説明する。各振動子100、200の構造はまったく同じ構造になっているので、まとめて説明する。
検出部110、210は、角速度に伴うコリオリ力を検出するためのものであり、検出固定電極130、230と、矩形枠状の検出錘140、240とを備えている。なお、本実施形態では、検出固定電極130、230が本発明の固定電極に相当し、検出錘140、240が本発明の錘部に相当する。
検出固定電極130、230は、静電容量を検出するための電極であり、埋込絶縁膜11を介して支持基板10に固定され、検出錘140、240の内側に配置されている。
検出固定電極130、230の上部には検出用パッド132、232が形成されている。そして、この検出用パッド132、232にワイヤ等が接続されることにより、検出固定電極130、230の電位を外部に取り出すことができるようになっている。
検出錘140、240は、角速度が印加されたときにコリオリ力を受けて変位する錘として機能するものである。この検出錘140、240は、検出固定電極130、230に対向配置されると共に検出固定電極130、230に対して変位可能とされた検出可動電極141、241を備えている。なお、本実施形態では、検出可動電極141、241が本発明の可動電極に相当する。
検出可動電極141、241は、検出錘140、240の内側において、検出固定電極130、230の櫛歯の隙間にかみ合うように櫛歯状に形成されている。
駆動部120、220は、x軸方向に検出部110、210を振動させるものであり、検出部110、210の周囲に配置されている。そして、この駆動部120、220は、矩形枠状の駆動錘150、250と、駆動固定電極160、260と、固定部170、270と、駆動梁171、271と、トーションバネ172、272とを備えている。
駆動錘150、250は、トーションバネ172、272により支持基板10に対して検出部110、210を浮かせて支持すると共に、検出部110、210を駆動方向(x軸方向)に振動可能とするための錘として機能するものである。すなわち、駆動錘150、250は、x軸方向に駆動振動することにより、検出錘140、240をx軸方向に振動させる。
また、駆動錘150、250は、検出錘140、240の周囲にそれぞれ位置している。言い換えると、矩形枠状の駆動錘150、250の内側に検出錘140、240が位置している。
この駆動錘150、250は、駆動可動電極151、251および第1モニタ電極152、252を備えており、これら駆動可動電極151、251および第1モニタ電極152、252は、駆動錘150、250の外周部に櫛歯状に複数設けられている。本実施形態では、検出部110、210をx軸方向に振動させるべく、各駆動可動電極151、251はx軸方向に平行にそれぞれ設けられている。
また、第1モニタ電極152、252は、駆動錘150、250の駆動状態(振動状態)を監視する電極であり、モニタ配線153、253に設けられた第2モニタ電極154、254と対向する状態で設けられている。モニタ配線153、253の上部にはモニタ用パッド155、255が形成されている。そして、このモニタ用パッド155、255にワイヤ等が接続されることにより、第2モニタ電極154、254の電位を外部に取り出すことができるようになっている。
駆動固定電極160、260は、埋込絶縁膜11を介して支持基板10に固定された電極である。この駆動固定電極160、260は、駆動錘150、250の周囲に位置すると共に、駆動可動電極151、251に対向配置されている。各駆動固定電極160、260はx軸方向に平行にそれぞれ設けられている。なお、駆動固定電極160、260は、各振動子100、200で共通化されているものもある。
固定部170、270は、埋込絶縁膜11を介して支持基板10に固定された部分である。本実施形態では、駆動錘150、250の周囲に4つの固定部170、270が設けられている。
駆動梁171、271は、駆動錘150、250と固定部170、270とを連結するものであり、バネ性を有するものである。
トーションバネ172、272は、駆動錘150、250と、当該駆動錘150、250の内側に配置された検出錘140、240とを連結するものであり、本実施形態では2つ備えられている。具体的には、トーションバネ172、272は、検出錘140、240および駆動錘150、250の間に当該検出錘140、240の重心を中心として対称に備えられている。
そして、固定部170、270、駆動梁171、271、およびトーションバネ172、272により検出錘140、240および駆動錘150、250が一体的に連結されて支持されている。したがって、検出錘140、240および駆動錘150、250は、支持基板10の上に一定の間隔で浮遊した状態になっている。もちろん、検出錘140、240に形成された検出可動電極141、241や駆動錘150、250に形成された駆動可動電極151、251も支持基板10に対して一定の間隔で浮遊している。
なお、このトーションバネ172、272は、上記第1実施形態のトーションバネ22と同様に、平行に配置された2本のトーションバー172a、272aがその両端でフレーム部172b、272bを介して連結された細長の枠形状をなしている。そして、z軸方向のコリオリ力を受けたときにトーションバー172a、272aがz軸方向へねじれることによってz軸方向へ変位するようになっている。
各固定部170、270のうちの1つは、各振動子100、200の間に引き伸ばされると共に、上部に固定部用パッド173、273が形成されている。この固定部用パッド173、273にワイヤ等が接続されることにより、外部から固定部170、270、駆動梁171、271、および駆動錘150、250を介して駆動可動電極151、251に所定の電圧を印加できるようになっている。
同様に、駆動錘150、250の周囲に位置する駆動固定電極160、260も各振動子100、200の間に引き伸ばされると共に、上部に駆動用パッド161、261が形成されている。この駆動用パッド161、261にワイヤ等が接続されることにより、駆動固定電極160、260の電位を外部に取り出すことができるようになっている。なお、駆動固定電極160、260が各振動子100、200で共通化されたものについては、駆動用パッド161が設けられている。
周辺固定部300は、各振動子100、200の周囲に配置されたものである。本実施形態では、第1振動子100および第2振動子200を2つまとめて一周して囲むように形成されている。また、周辺固定部300には、周辺固定部用パッド310が形成されている。そして、この周辺固定部用パッド310にワイヤ等が接続されることにより、周辺固定部300に所定の電圧を印加できるようになっている。
また、各振動子100、200を構成する駆動錘150、250は連結梁180を介して連結されている。以上が、各振動子100、200の構成である。次に、このような角速度センサの角速度の検出方法について説明する。
このような角速度センサでは、上記加速度センサと同様に、検出可動電極141、241と周辺固定部300に異なる電位が印加された状態で角速度の検出が行われる。すなわち、検出可動電極141、241が静電引力によって支持基板10側に引き寄せられた状態で角速度の検出が行われる。
具体的には、駆動固定電極160、260と駆動可動電極151、251との間に電位差を与えると駆動錘150、250はx軸方向に変位する。したがって、駆動固定電極160、260に駆動錘150、250を振動させたい周波数(通常は各振動子100、200の固有振動数)の交流電圧を加えるとその周波数で各駆動錘150、250は振動を始める。
このとき、駆動錘150、250は、第1振動子100の検出錘140と第2振動子200の検出錘240とが互いに逆位相(位相差180°)となるように駆動方向(x軸方向)に検出錘140、240をそれぞれ駆動する。これにより、検出錘140、240が駆動錘150、250と同様にx軸方向に振動する。
このように、検出錘140、240がx軸方向に振動しているときに、y軸方向を中心とする角速度が印加された場合、z軸方向にコリオリ力が発生する。その力によってトーションバネ172、272がz軸方向にねじれることによって検出錘140、240がz軸方向に変位し、これに伴って検出可動電極141、241がz軸方向へ変位する。したがって、検出固定電極130、230と検出可動電極141、241との対向面積が変化するため、この電極間の静電容量に基づいて角速度が検出される。
なお、上記のように、検出可動電極141、241が静電引力によって支持基板10側に引き寄せられた状態で角速度の検出が行われるため、初期状態の静電容量に対する静電容量の増減により、y軸を中心としてどちらの方向の角速度が印加されたのかまで検出することができる。
以上説明したように、角速度の検出を行う角速度センサに本発明を適用しても上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、トーションバネ22、172、272を備えたものを説明したが、トーションバネ22、172、272は備えられていなくてもよい。この場合でも、可動電極24、141、241のz軸方向に対する変位量は小さくなるが、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施形態では、トーションバネ22が細長の枠形状であるものを説明したが、トーションバネ22は、ねじられることによってz軸方向へ変位するようになっていればどのような構成でも構わない。図7は、他の実施形態におけるトーションバネ22の平面図であり、図1のトーションバネ22の変形例である。
図7(a)に示されるように、対向するフレーム部22bの略中央部を連結し、x軸方向の長さがトーションバー22aより十分に長くされた中間部材22cを備える構成としてもよい。これによれば、トーションバー22aとフレーム部22bとの拘束をより強固にすることができ、さらに共振によってトーションバー22aが基板平面方向に変位することを抑制することができる。また、図7(b)に示されるように、トーションバー22aは、波状に折り返された折れ線形状とされていてもよい。
なお、特に図示しないが、図6に示すトーションバネ172、272においても、中間部材を備える構成としてもよいし、折れ線形状としてもよい。
そして、上記第2実施形態では、駆動錘150、250内に検出部110、210が形成されたいわゆる外部駆動、内部検出構成の角速度センサを例に挙げて説明した。しかしながら、例えば、特に図示しないが、検出部110、210内に駆動錘150、250が形成されたいわゆる内部駆動、外部検出構成の角速度センサに本発明を適用することも可能である。
10 支持基板
11 埋込絶縁膜
12 半導体層
13 SOI基板(半導体基板)
20 可動部
24 可動電極
30、40 固定部
31、41 固定電極
50 周辺固定部

Claims (7)

  1. 支持基板(10)と、前記支持基板(10)上に配置される埋込絶縁膜(11)と、前記埋込絶縁膜(11)を挟んで前記支持基板(10)と反対側に配置される半導体層(12)とを有する半導体基板(13)と、
    前記半導体層(12)のうち前記支持基板(10)の周辺部において当該支持基板(10)に支持されている周辺固定部(50、300)と、
    前記半導体層(12)のうち前記周辺固定部(50、300)の内側に形成され、物理量に応じて前記半導体基板(13)の基板平面方向に対する垂直方向に変位可能とされた複数の可動電極(24、141、241)と、
    前記半導体層(12)のうち前記周辺固定部(50、300)の内側であって前記可動電極(24、141、241)と対向する状態で備えられた複数の固定電極(31、41、130、230)と、を備え、
    前記可動電極(24、141、241)は、前記周辺固定部(50、300)に印加される電位と異なる電位が印加されることにより、前記支持基板(10)との間に発生する静電引力によって前記垂直方向に変位させられることで一部が前記固定電極(31、41、130、230)と対向すると共に残部が前記固定電極(31、41、130、230)と対向しない状態とされており、
    前記可動電極(24、141、241)が前記静電引力によって前記垂直方向に変位させられた状態で前記物理量の検出を行うことを特徴とする容量式物理量検出装置。
  2. 前記可動電極(24、141、241)は、前記基板平面方向における一方向の軸周りにねじれることが可能とされたトーションバネ(22、172、272)を介して前記支持基板(10)に支持され、当該トーションバネ(22、172、272)が前記基板平面方向における一方向の軸周りにねじれることによって前記垂直方向に変位することを特徴とする請求項1に記載の容量式物理量検出装置。
  3. 前記トーションバネ(22、172、272)は、平行に配置された2本のトーションバー(22a、172a、272a)がその両端でそれぞれフレーム部(22b)を介して連結されていることを特徴とする請求項2に記載の容量式物理量検出装置。
  4. 前記トーションバネ(22、172、272)は、前記トーションバー(22a、172a、272a)と平行な方向に延びる中間部材(22c)によって対向する前記フレーム部(22b)が連結されていることを特徴とする請求項3に記載の容量式物理量検出装置。
  5. 前記可動電極(24、141、241)は錘部(21、140、240)に備えられ、
    前記錘部(21、140、240)には、当該錘部(21、140、240)の重心を中心として前記トーションバネ(22、172、272)が対称に備えられていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の容量式物理量検出装置。
  6. 前記可動電極(24)は、加速度に応じて前記垂直方向に変位することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の容量式物理量検出装置。
  7. 前記可動電極(141、241)は、コリオリ力に応じて前記垂直方向に変位することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の容量式物理量検出装置。
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