JP5727971B2 - 電界通信システムおよび携帯端末 - Google Patents

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本発明は人体などの電界伝達媒体に電界を誘起し、その誘起された電界を検出して通信を行う電界通信システムおよび携帯端末に関するものであり、特に大気中への電磁波の不要放射を抑えつつ、「信号(Signal)」対「雑音(Noise)」比(以下「SNR」と記す)を改善(増大)して良好な通信を提供する技術に関する。
近年、電波を空中に伝搬させる無線通信に代わる通信手段として、人体を介して電界を伝搬させる人体通信の研究が活発化してきている(先行技術文献を参照)。これは一対の対向電極を利用して送信内容に応じた電界を人体などの電界伝達媒体に誘起し、別の一対の対向電極を介して人体に誘起された電界を検出して通信内容を受信するものである。
図8は、従来の電界通信システムの構成図である。人体3(ユーザ)は一対の対向電極P1とP2と送受信器TRX1で構成された携帯端末3’を携帯しており、環境に埋め込まれるようにして設置された一対の対向電極P3(人体側電極)とP4(環境側電極)にユーザが触れると、電極P3およびP4に同軸ケーブル等の信号ケーブルで接続された送受信器TRX2までの通信路が開かれ、送受信器TRX1と送受信器TRX2の間で通信が行われる。
例えば、送受信器TRX2がID要求信号を送信し、これを送受信器TRX1が受信すると、送受信器TRX1はID信号を返信(送信)し、これを送受信器TRX2が受信して一組の通信を終える。通信には交番信号を用いるので、各電極は絶縁物で被覆されていてもよい。
符号6は建物の床下等に設けられる、導電性の建物骨材である。符号C1とC2はそれぞれ電極間の寄生容量、C3'は携帯端末3’の人体側電極P1と人体3の間の浮遊容量、C4は設置端末8の人体側電極P3と人体3の間の浮遊容量、C5’は携帯端末3’の環境側電極P2と建物骨材6の間の浮遊容量、C7は設置端末8の環境側電極P4と建物骨材6との間の浮遊容量、C8'は人体3(特に、建物骨材6に近い左脚若しくは右脚部位)と建物骨材6との間の浮遊容量である。送受信器TRX1(携帯端末3’側の送受信器)と送受信器TRX2(設置端末8側の送受信器)の間の通信は、図9の等価回路で表現できる。符号T1、T2、T3、T4、T6は回路節点であり、それぞれ図8中の電極P1、P2、P3、P4、建物骨材6に対応する。またR1は人体3の等価抵抗である。
図8において、設置端末8が送信状態、かつ携帯端末3’が受信状態の時の信号(電界)の流れについて以下に説明する。設置端末8の人体側電極P3から送出された電界は適宜、変位電流若しくは電流に姿を変えて破線で経路を示すように浮遊容量C4、人体3、浮遊容量C3'、携帯端末3’の人体側電極P1、受信状態の送受信器TRX1、携帯端末3’の環境側電極P2、浮遊容量C5'、建物骨材6、浮遊容量C7を経由して、設置端末の環境側電極P4に戻る。送信状態の送受信器TRX2は上記の電界に送信内容に応じた信号を重畳し、受信状態の送受信器TRX1は寄生容量C1の両端に発生する電圧を検出・増幅することによって、設置端末8から携帯端末3’への通信を行う。携帯端末3’から設置端末8への通信は送受信器TRX1を送信状態、送受信器TRX2を受信状態に設定することによって、同様に行われる。
特開2007−174570号公報
朝日他、社会インフラ化を目指すネットワーク技術「レッドタクトン(RedTacton)」, NTT技術ジャーナル, vol. 19, no.3, pp. 14-17, March 2007.
図8において、設置端末側の送受信器TRX2が送信状態の時に、設置端末8の人体側電極P3から人体3の胴体部へ流入する電流には右脚を経る電流I1’と、左脚を経る電流I2'がある。ここで、I1'とI2'の電流の向きは同じ(同相)である。これらの電流は人体3と建物骨材6の間の浮遊容量(C5'やC8')を介して、建物骨材6に流出する。ここで、浮遊容量C5'とC8'の間には(C5'≪C8')の関係があるので、人体から電流が流出する際に、C3'−C1(送受信器TRX1)−C5'を経由する電流I3は少なく、大部分はC8'を経由して通信に関与しない無駄な電流I4となる(I3≪I4)。携帯端末3’の送受信器TRX1の受信信号量は電流I3の大きさで決まることから、送受信器TRX2からの送信出力は有効に利用されていない。
別の観点からは、I1'とI2'(まとめて「往路電流」)が真の「電流」であるのに対して、I4とI3(まとめて「復路電流」)は仮想的な「変位電流」である。往路電流と復路電流の向きは互いに逆向きであるが、変位電流は電磁波の放射を伴わないので、結果的に人体からは往路電流による電磁波が不必要に放射される。以下では人体のモノポールアンテナ・モデルを用いて、放射電磁波の特徴を詳細に説明する。
人体は良導体であるので、図10(a)に示すように、環境側電極P4や建物骨材6を大地面(導電性)、身長をアンテナ長とするモノポール・アンテナ(図の線状アンテナ7)に見立てることができる。モノポール・アンテナの等価回路は図10(b)に示すように、抵抗R0(放射抵抗を含む)、インダクタンスL0,キャパシタンスC0からなる直列共振回路である。共振周波数fとL0、C0の関係は以下の通りである。
=1/(2π(L0・C0)1/2) (1)
無線通信において、モノポール・アンテナは共振周波数f、すなわちアンテナ高(導体長)hが波長λの1/4となる周波数で使用される。人体を線状アンテナ近似(導体幅ゼロ)すると、アンテナ高hと共振周波数(f)には以下の関係が成り立つ。
=c/(4h) (2)
(2)式に光速:c=3×10[m/s]、身長:h=1.7[m]を代入して、
=44[MHz]
を得る。モノポール・アンテナは概して狭帯域であり、図9(c)に示すように、共振周波数fの近傍でアンテナ利得が高くなる。それ故、電界通信システムで使用する周波数帯域がfに近いと、不必要に電磁波として空気中に放射され易くなる。これは送信出力(信号量)の損失となり、受信信号のSNRの低下要因になるだけでなく、他の通信システムにとって妨害波になるので問題である。
以上まとめると、従来の電界通信システムには、設置端末の送信出力が携帯端末に効率的に供給されないために、携帯端末の入力信号のSNRが悪い(小さい)だけでなく、人体がモノポール・アンテナになるために、設置端末が送信状態の時に不要電磁波を大気中に放射し易い、という課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、不要電磁波の放射を抑えつつ、送信出力の利用効率を改善することにより、高SNRの電界通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電界通信システムは、人体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信システムであって、電界を誘起する若しくは誘起された電界を検出するための一対の対向電極と、当該一対の対向電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた履物型の携帯端末と、人体に誘起された電界を検出する若しくは電界を誘起するための第1の床電極と、該第1の床電極と重ならないように近接配置され、かつ上記第1の床電極と対をなす第2の床電極と、当該第1の床電極と第2の床電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた設置端末とを有することを特徴とする。
また、上記一対の対向電極の寄生容量と反共振回路を構成するインダクタが上記一対の対向電極の間に接続されていてもよい。
また、上記第1の床電極と第2の床電極の間の寄生容量と反共振回路を構成するインダクタが上記第1の床電極と第2の床電極の間に接続されていてもよい。
また、上記携帯端末は、一組の履物の一方に設けられ、上記各対向電極が、当該一方の履物に設けられ、かつ、中敷き形状をしていてもよい。
また、上記一組の履物の他方に中敷き形状のダミー電極が設けられていてもよい。
また、本発明に係る携帯端末は、人体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信システムで使用される携帯端末であって、上記電界通信システムは、人体に誘起された電界を検出する若しくは電界を誘起するための第1の床電極と、該第1の床電極と重ならないように近接配置され、かつ上記第1の床電極と対をなす第2の床電極と、当該第1の床電極と第2の床電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた設置端末を有し、上記携帯端末は、電界を誘起する若しくは誘起された電界を検出するための一対の対向電極と、当該一対の対向電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた履物型の携帯端末であることを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末(4)の環境側の対向電極(P2)を設置端末(9)の環境側の床電極(P4)に近づけることができるので、浮遊容量(C5)を浮遊容量(C8)に比べて十分大きくできる(C5≫C8)。その結果、復路電流(I2)の殆ど全てが送受信器(TRX1)の入力部の容量(C1)を経るので、送受信器(TRX2)の送信出力の利用効率が向上して、携帯端末(4)の入力信号のSNRを改善(増大)できる。また、人体(3)の右脚と左脚に大きさが等しく向きが逆の電流(I1とI2)が流れるようにしたので、電流(I1)が波源となる放射電磁界と電流(I2)が波源となる放射電磁界が相殺されて、人体(ここでは人体3の脚部)からの不要電磁波の放射を抑えられる。
第1の実施の形態における電界通信システムの構成図である。 第1の実施の形態における電界通信システムの等価回路を示す図である。 第1の実施の形態における携帯端末の詳細図である。 第2の実施の形態における電界通信システムの構成図である。 第2の実施の形態における電界通信システムの等価回路を示す図である。 第2の実施の形態における右靴の詳細図である。 第1および第2の実施の形態における電界通信システムの床電極の例を示す図である。 従来の電界通信システムの構成図である。 従来の電界通信システムの等価回路を示す図である。 モノポール・アンテナの周波数特性を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態における電界通信システムを図1に示す。人体3(ユーザ)は一対の対向電極P1とP2(単に電極ともいう)と送受信器TRX1が内蔵された履物型の携帯端末4(ここでは説明の都合により靴型)を装着しており、環境に埋め込まれるようにして設置された一対の床電極P3とP4(単に電極ともいう)のそれぞれにユーザが両足で触れると、対向電極P3およびP4に同軸ケーブル等の信号ケーブルで接続された送受信器TRX2までの通信路が開かれ、送受信器TRX1と送受信器TRX2の間で通信が行われる。
例えば、送受信器TRX2がID要求信号を送信し、これを送受信器TRX1が受信すると、送受信器TRX1はID信号を返信(送信)し、これを送受信器TRX2が受信して一組の通信を終える。通信には交番信号を用いるので、各電極は絶縁物で被覆されていてもよい。
符号C1とC2はそれぞれ電極間の寄生容量、C3は携帯端末4の人体側の対向電極P1(人体側電極P1ともいう)と人体3の間の浮遊容量、C4は設置端末9の人体側の床電極P3(人体側電極P3ともいう)と人体3の間の浮遊容量、C5は携帯端末4の環境側の対向電極P2(環境側電極P2ともいう)と設置端末9の環境側の床電極P4(環境側電極P4ともいう)との間の浮遊容量、C8は設置端末9の環境側電極P4と人体3との間の浮遊容量である。
また、一対の対向電極P1とP2の間に接続したインダクタL1は、電極間の寄生容量C1と反共振回路を構成している。L1とC1の反共振周波数を人体通信に用いるキャリア周波数に選ぶことにより、送受信器TRX1の入力インピーダンスが不必要に低くなり、受信信号量が減ってSNRが低下することを防止できる。設置端末9の一対の対向電極P3とP4の間に接続したL2にも同様の目的および効果がある。
携帯端末4側の送受信器TRX1と設置端末9側の送受信器TRX2の間の通信は、図2の等価回路で表現できる。符号T1、T2、T3、T4は回路節点であり、それぞれ図1中の電極P1、P2、P3、P4に対応する。またR1は人体3の等価抵抗である。
図1に戻り、設置端末9が送信状態、かつ携帯端末4が受信状態の時の信号(電界)の流れについて以下に説明する。設置端末9の人体側電極P3から送出された電界は適宜、変位電流若しくは電流に姿を変えて破線で経路を示すように浮遊容量C4、人体3、浮遊容量C3、携帯端末の人体側電極P1、受信状態の送受信器TRX1、携帯端末4の環境側電極P2、そして浮遊容量C5を経由して、設置端末9の環境側電極P4に戻る。送信状態の送受信器TRX2は上記の電界に送信内容に応じた信号を重畳し、受信状態の送受信器TRX1はC1の両端に発生する電圧を検出・増幅することによって、設置端末9から携帯端末4への通信を行う。携帯端末4から設置端末9への通信は送受信器TRX1を送信状態、送受信器TRX2を受信状態に設定することによって、同様に行われる。
本実施の形態では、携帯端末4の環境側電極P2を設置端末9の環境側電極P4に限界まで近づけることが出来るので、浮遊容量C5の容量値の変動が少なく、かつC5の容量値を浮遊容量C8に比べて十分大きくできる。後者の理由により、人体3を流れる電流I2の殆ど全てがC3−C1(送受信器TRX1)−C5を経由して環境側電極P4に流れ込むので、送受信器TRX2の送信出力の利用効率を最大化できる。さらに、右脚を流れる真の電流I1と左脚を流れる真の電流I2は大きさが等しく、向きが反対であるので、I1が波源となる放射電磁界とI2が波源となる放射電磁界が相殺し合い、人体から不要電磁波が放射されないという利点がある。
図3は第1の実施の形態における、携帯端末4が内蔵された履物(左靴)の構造を示す図である。靴の中敷き形状の対向電極P1とP2を靴の底部(足裏全面)に設けることにより、図1の電界通信システムを構築できる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における電界通信システムを図4、その等価回路を図5に示す。第1の実施の形態との違いは、一組の履物(ここでは説明の都合から靴)の片側、すなわち送受信器TRX1が内蔵されない側に一組のダミー電極P5とP6を内蔵したことである。ダミー電極P5とP6は図示しないが導線を用いて相互接続されている。これらのダミー電極P5とP6を設けることにより、ダミー電極P5とP6間の距離だけ、設置端末9の人体側電極P3と人体3の距離を短縮できるので、電極P3と人体3の間の浮遊容量を低減できる。これにより、送受信器TRX2の送信出力の損失が減るので、送受信器TRX1が受信する信号量を増大できる。電極P3と人体3の間の浮遊容量は図3中の電気記号を用いて、次式の左辺の様に表わされ、既述のC4とは同式3の関係がある。
C4'・C6/(C4'+C6) > C4 (3)
図6は第2の実施の形態における、ダミー電極P5とP6が内蔵された右靴5の構造を示す図である。靴の中敷き形状のダミー電極電極P5とP6を右靴5の底部(足裏全面)に設けることにより、図4の電界通信システムを構築できる。なお、靴の質量に制限がない(重くなっても構わない)場合は導線を用いる代わりに、ダミー電極電極P5とP6の間の空間を導電材料で埋めてもよく、同等の効果を得られる。
図7(a)は第1の実施の形態および第2の実施の形態における、一対の床電極の構成(形状)を示す上面図である。右足を床電極P3、左足を床電極P4に乗せる(踏む)ことにより、履物型携帯端末4と、当該床電極P3とP4に接続された設置端末9の間で通信が可能である。図7(b)は図7(a)の床電極P3とP4の変形例であり、各床電極は複数の電極片から構成してもよい。ここで図示されていないが、各電極片は導線等で相互に接続されている。図7(c)〜(f)はその他の変形例を示す図である。各電極は同図のように分割構成されていてもよいし、一方が他方を囲むように構成されていてもよい。これらは、形状が異なるだけで、履物型携帯端末との通信に用いる床電極としての機能は同じである。
なお、本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態には種々の変形例が考えられる。例えば、床面を壁面、履物を手袋に置き換えれば、壁面に設置された一対のタッチ型電極に手袋型携帯端末で触れて通信を行う、電界通信システムを実現できる。通信の際に右腕を流れる電流と左腕を流れる電流は大きさが等しく、流れる方向が逆であるので、やはり人体から不要電磁波の放射はない。
3 人体(導電性)
3’、4 携帯端末
8、9 設置端末
5、5’ 右靴
6 建物骨材
7 線状アンテナ
C0、C1、C2、C3、C4、C4’、C5、C5’、C6、C7、C8、C8'
容量(キャパシタンス)
アンテナの共振周波数
I1、I1’、I2、I2’ 電流
I3、I4 変位電流
L0、L1、L2 インダクタ(インダクタンス)
P1、P3 人体側電極(対向電極、床電極)
P2、P4 環境側電極(対向電極、床電極)
P5、P6 ダミー電極
R0、R1 抵抗
T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8 回路節点
TRX1 携帯端末3’、4の送受信器
TRX2 設置端末8、9の送受信器

Claims (6)

  1. 人体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信システムであって、
    電界を誘起する若しくは誘起された電界を検出するための一対の対向電極と、当該一対の対向電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた履物型の携帯端末と、
    人体に誘起された電界を検出する若しくは電界を誘起するための第1の床電極と、該第1の床電極と重ならないように近接配置され、かつ上記第1の床電極と対をなす第2の床電極と、当該第1の床電極と第2の床電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた設置端末と
    を有することを特徴とする電界通信システム。
  2. 上記一対の対向電極の寄生容量と反共振回路を構成するインダクタが上記一対の対向電極の間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電界通信システム。
  3. 上記第1の床電極と第2の床電極の間の寄生容量と反共振回路を構成するインダクタが上記第1の床電極と第2の床電極の間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の電界通信システム。
  4. 上記携帯端末は、一組の履物の一方に設けられ、上記各対向電極が、当該一方の履物に設けられ、かつ、中敷き形状をしている
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載の電界通信システム。
  5. 上記一組の履物の他方に中敷き形状のダミー電極が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の電界通信システム。
  6. 人体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信システムで使用される携帯端末であって、
    上記電界通信システムは、
    人体に誘起された電界を検出する若しくは電界を誘起するための第1の床電極と、該第1の床電極と重ならないように近接配置され、かつ上記第1の床電極と対をなす第2の床電極と、当該第1の床電極と第2の床電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた設置端末を有し、
    上記携帯端末は、
    電界を誘起する若しくは誘起された電界を検出するための一対の対向電極と、当該一対の対向電極を介して信号を送受信する送受信部とを備えた履物型の携帯端末である
    ことを特徴とする携帯端末。
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