JP5727528B2 - ロボットプログラムによりシミュレーションを行うシミュレーション装置 - Google Patents

ロボットプログラムによりシミュレーションを行うシミュレーション装置 Download PDF

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Description

本発明は、ロボットプログラムによりロボットのシミュレーションを実行するシミュレーション装置に関する。
従来、ロボットを含むシステムや工場においてその動作確認や性能評価を行うために、仮想のロボット等を用いたシミュレーションを行う技術が提唱されている。例えば特許文献1には、動作データに基づいてコントローラを模擬する仮想コントローラと、仮想コントローラからの駆動指令により機械運動を模擬する仮想機械を有する複数の仮想機器シミュレータと、を含む仮想工場シミュレーション装置が記載されている。
特許文献2には、仮想ロボットの動作制御を行う擬似コントローラと、擬似コントローラを制御可能なシーケンサと、擬似コントローラとシーケンサとを接続する主通信手段と、シーケンサに対して操作信号の送受信を行う擬似操作盤とを有し、シーケンサ及び擬似コントローラが、主通信手段を介して仮想ロボットの動作確認を行うようにしたシミュレーション装置が記載されている。
また特許文献3には、ロボットコントローラと制御装置を仮想制御手段としてモデル化し、この仮想制御手段の制御プログラムを仮想制御プログラム入力手段からシーケンス制御言語で入力し、入力されたシーケンス制御言語に基づいて制御動作シミュレーション手段が仮想制御手段の制御動作を模擬的に実行する旨が記載されている。
さらに特許文献4には、ロボット及び周辺機器の入出力状態に対する動作の制御手順を記述した状態遷移ダイヤグラムを格納する状態遷移記憶部を備え、この状態遷移ダイヤグラムに基づいてロボット及び周辺機器のモデルを用いたシミュレーションを実行するシミュレーション装置が記載されている。
特開2000−081906号公報 特開2004−148434号公報 特開平07−036516号公報 特開平09−038876号公報
実機で使用されるロボットプログラムには、周辺機器とのインタロックを行うための信号制御命令や信号条件による分岐命令・待機命令等が含まれることが多い。従ってこのようなプログラムをシミュレータでそのまま実行しても、周辺装置からのフィードバック信号がないため所望の動作ができないという不都合があった。
またロボットプログラムを確認する方法としては、仮想的な周辺装置をシミュレーション装置に配置して擬似的な信号を入出力する方法、擬似スイッチを用いて人手で信号を入力する方法、或いはPLC(プログラマブルロジックコントローラ)を使って信号の入出力を行う方法等が挙げられるが、対応する仮想装置や仮想操作盤を定義したり、その仮想装置や仮想操作盤を実PLCと接続したりする作業が必要となり、シミュレーションの準備に手間がかかるという問題があった。さらに擬似スイッチを使用する方法では、人手による操作が必要である。
一方、実機プログラムを変更して不必要な部分を削除或いはコメントアウトする方法も考えられるが、この場合はプログラム自体が変わってしまい、正確なシミュレーションができなくなる虞がある。
さらに、周辺機器の動作時間をシミュレートするためには、仮想周辺装置やPLCを用意してそのタイマを使用したり、プログラムに待機時間を設定する命令を書き込んだりする方法があるが、これらも工数がかかるという問題がある。またシミュレーションを一度実行すると信号状態が変わってしまうので、同じシミュレーションを再度実行しても同じ結果が得られないという問題があった。
そこで本発明は、上述の課題を解決すべく、仮想的な周辺装置の定義やPLCを必要とせず、プログラムを変更せずに適切なシミュレーションを実行できるシミュレーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願第1の発明は、ロボットプログラムによりロボットのシミュレーションを実行するシミュレーション装置であって、ロボットプログラムとは別個のファイルをさらに使用し、前記別個のファイルは、該ロボットプログラムの行に対応して記述された、該ロボットプログラムの行の実行により参照される信号の状態を設定する指令又はデータレジスタの値を設定する指令を含み、前記指令に基づいて、前記シミュレーションの実行の際、前記ロボットプログラムの実行行と同期して、前記実行行に対応して記述された信号の状態の設定又は前記データレジスタの値に変更するようにした、シミュレーション装置を提供する。
第2の発明は、第1の発明において、前記信号の状態を設定する指令は、少なくとも信号名及び設定すべき信号状態を指定するものであり、前記データレジスタの値を設定する指令は、少なくともデータレジスタ名及び設定すべき値を指定するものである、シミュレーション装置を提供する。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、信号の状態やデータレジスタの値を参照するロジック命令を含むロボットプログラムから、前記ロジック命令に対応する行を自動的に特定し表示するようにした、シミュレーション装置を提供する。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記指令は、遅れ時間の指定を含み、信号の状態又はデータレジスタの値は、対応する行の実行から指定された遅れ時間だけ経過した後に、設定すべき信号状態又は設定すべき値に設定される、シミュレーション装置を提供する。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、シミュレーション開始時において信号の状態、データレジスタの値、又はロボットの位置を指定し、シミュレーション開始時に前記指定した信号の状態、データレジスタの値、又はロボットの位置を変更するようにした、シミュレーション装置を提供する。
第6の発明は、特定の行において、信号の状態又はデータレジスタの値を、指定した信号又はデータレジスタの値に変更するようにした、第1〜第5のいずれか1つの発明において、シミュレーション装置を提供する。
本発明によれば、ロボットプログラムの行に対応して信号の状態又はデータレジスタの値が設定され、シミュレーション実行の際、ロボットプログラムの実行行と同期して信号の状態とデータレジスタの値が変更されるので、仮想的な周辺装置やPLCを必要とせずプログラムの確認が容易にでき、またプログラムを変更する必要もない。
信号の状態やデータレジスタの値を参照するロジック命令に対応する行を自動的に特定し表示することにより、ロボットプログラムから信号命令又はデータレジスタ命令を自動的に検出して、行と信号又はデータレジスタとの対応付けが自動的に行えるようになる。
遅れ時間の設定により、ロボットの出力信号により周辺機器を動作させる場合、当該出力信号を出力してから、周辺機器から動作完了信号を受け取るまで時間を遅れ時間として設定し、実機により近いシミュレーションができるようになる。
信号等の初期状態の設定により、シミュレーション開始時の信号状態を所望の状態に設定することができる。
特定の行において、信号の状態又はデータレジスタの値を指定した信号又はデータレジスタの値に変更することにより、外部制御装置の信号(外部信号)によって処理を分岐するプログラム等に対応可能なシミュレーションを行うことができる。
本発明の実施形態に係るシミュレーション装置によりシミュレート可能なロボットシステムの一構成例を示す図である。 シミュレーション装置が実行するロボットプログラムの一例を示す図である。 シミュレーション装置の処理の一例を示すフローチャートである。 シミュレーション装置の処理の他の例を示すフローチャートである。 プログラム開始時の信号状態の初期設定を示す図である。 外部からの信号によって処理を変更できるロボットプログラムの例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係るシミュレーション装置によりシミュレート可能なシステムの一構成例を示す図である。システム10は、可動のハンド12が先端に取り付けられたロボットアーム14を有するロボット16と、開閉可能なドア18、作業台20及び開閉可能なクランパ22を有する機械(例えば工作機械)24とを含み、ハンド12、ドア18及びクランパ22がロボット16のI/O信号によって制御される。ハンド12は、ワーク26を把持し、かつワーク26を工作機械24の作業台20上に載置できるように構成されている。また、クランパ22は作業台上のワーク26を保持できるように構成されており、機械24は保持されたワーク26に対して所定の加工を行うことができる。本実施形態に係るシミュレーション装置は、ロボット16がハンド12によりワーク26を把持した状態で機械24に接近し、ハンド12が所定位置に到達したらドア18が開き、ハンド12が機械24内に進入してワーク26を作業台20上に載置し、クランパ22が閉じてワーク26を保持する、という一連の動作をシミュレートするものとする。
図2は、上述の動作をシミュレートするためにシミュレーション装置が実行するロボットプログラム30の一例を示す図である。先ず第1行及び第2行において、ユーザフレーム及びツールフレームをそれぞれ指定し、次の第3行では、ワーク26を把持したハンド12を所定の速度で移動させ、所定の位置(例えば機械24のドア18の手前)に位置決めする。
次の第4行では、機械24のドア18の開放を要求する信号(信号名:ドア開要求)を出力し、第5行では、ドア18の開放が完了した旨の信号(信号名:ドア開完了)が入力されるまで待機する。ここで本願発明では、ロボットプログラム30とは別個の信号状態設定用ファイル32を使用する。ファイル32はプログラム30と並列して実行可能であるとともに、ロボットプログラム30の行に対応して記述された、ロボットプログラムに含まれる命令の実行により参照される信号の状態を設定又は変更する指令を含む。図2の例では、第5行に対応して記述されたファイル32の指令34は、ドア18の開放が完了した旨の信号(1:ドア開完了)の入力を指令する。これにより、シミュレーション実行の際は、ロボットプログラム30の実行行(ここでは第5行)と同期して、実行行に対応して記述された信号の状態の設定(変更)が行われる。
次の第6行では、ワーク26を把持したハンド12を、開放されたドア18を通るように所定の速度で移動(前進)させ、ワーク26を所定の位置(例えば作業台20の上)に位置決めする。
次の第7行では、ハンド12の開放を要求する信号(信号名:ハンド開要求)を出力し、第8行では、ハンド12の開放が完了した旨の信号(信号名:ハンド開完了)が入力されるまで待機する。ここで第5行と同様に、ロボットプログラム30とは別個のファイル32は、ロボットプログラム32の第8行に対応して記述された指令36を含み、指令36は、ハンド12の開放が完了した旨の信号(1:ハンド開完了)の入力を指令する。これにより、ロボットプログラム30の第8行と同期して、実行行に対応して記述された信号の状態の設定(変更)が行われる。
次の第9行では、機械24のクランパ22の閉鎖を要求する信号(信号名:クランパ閉要求)を出力し、第10行では、クランパ22の閉鎖が完了した旨の信号(信号名:クランパ閉完了)が入力されるまで待機する。ここで第5行及び第8行と同様に、ロボットプログラム30とは別個のファイル32は、ロボットプログラム32の第10行に対応して記述された指令38を含み、指令38は、クランパ22の閉鎖が完了した旨の信号(2:クランパ閉完了)の入力を指令する。これにより、ロボットプログラム30の第10行と同期して、実行行に対応して記述された信号の状態の設定(変更)が行われる。
そして第11行では、ハンド12を、開放されたドア18を通るように所定の速度で移動(後退)させ、所定の位置(例えば機械24のドア18の手前)に位置決めする。
次の第12行では、機械24のドア18の閉鎖を要求する信号(信号名:ドア閉要求)を出力し、第13行では、ドア18の閉鎖が完了した旨の信号(信号名:ドア閉完了)が入力されるまで待機する。ここで第5行、第8行及び第10行と同様に、ロボットプログラム30とは別個のファイル32は、ロボットプログラム32の第13行に対応して記述された指令40を含み、指令40は、ドア18の閉鎖が完了した旨の信号(2:ドア閉完了)の入力を指令する。これにより、ロボットプログラム30の第13行と同期して、実行行に対応して記述された信号の状態の設定(変更)が行われる。なお指令34、36、38及び40は、少なくとも信号名及び設定すべき信号状態を指定することができる。
図3は、シミュレーション装置がシミュレーションを行ったときの処理の流れを示すフローチャートである。シミュレーションを開始すると、ロボットプログラムの行を順次実行していくが、ここでステップS1に示すように、実行中の行が信号状態設定を伴うものであるか否かを判定する。信号状態設定を伴う場合(図2の例では第5、8、10及び13行が相当)は、ステップS2に進み、ロボットプログラムと別個のファイルに含まれる信号状態設定(変更)指令に基づき、対応する信号状態が設定(変更)される。このような処理をロボットプログラムの最終行まで繰り返す(ステップS3)ことにより、所定のシミュレーションが完了する。
なお任意ではあるが、図2において表42で示すように、ファイル32による信号状態設定を行う際に、プログラム30の対応する実行行の開始後から所定の設定時間が経過するまでは信号状態設定を行わないように(すなわち信号遅れ時間を設定)してもよい。図示例では、プログラム30の第5行に同期して行う信号状態設定(指令34)の実行を、第5行の実行開始から1000ミリ秒経過するまで遅らせている。プログラム30の第8、10及び13行についても同様に、適当な信号遅れ時間を設定することができる。このような遅れ時間の設定により、実機のフィードバック信号の遅れ時間を設定でき、実機により近いシミュレーションが可能となる。なお遅れ時間の設定は、後述するデータレジスタの値の設定又は変更についても同様に適用可能である。
図4は、上述の信号遅れ時間を設定した場合に、シミュレーショ装置がシミュレーションを行ったときの処理の流れを示すフローチャートである。シミュレーションを開始すると、ロボットプログラムの行を順次実行していくが、ここでステップS11に示すように、実行中の行が信号状態設定を伴うものであるか否かを判定する。信号状態設定を伴う場合(図2の例では第5、8、10及び13行が相当)は、まずステップS12に示すように、所定の設定時間(遅れ時間)が経過するまで待機し、その後、ステップS13に進み、ロボットプログラムと別個のファイルに含まれる信号状態設定(変更)指令に基づき、対応する信号状態が設定(変更)される。このような処理をロボットプログラムの最終行まで繰り返す(ステップS14)ことにより、所定のシミュレーションが完了する。
図5に示す表44は、シミュレーション開始時の各信号の状態及びロボット位置の初期設定の例を示す。この例では、シミュレーション開始時に、ドア18の閉要求に関する信号の出力と、ドア18の閉完了に関する信号の入力とがオンに設定され、他の信号はオフに設定される。このような初期設定も、ロボットプログラム30とは別個のファイル等により行うことができる。通常、プログラム(シミュレーション)終了時は信号状態が初期状態から変化し、そのまま同じシミュレーションを再度実行しても同じ結果が得られないことがあるが、このような初期設定を行うことにより、シミュレーション開始時の信号状態等を常に一定とし、さらにロボットをシミュレーション開始時に指定した位置に移動させることができ、プログラムの再現性を高めることができる。なお図5には示していないが、後述するデータレジスタの値についても予め初期設定値を定めておき、シミュレーション開始時にデータレジスタの値をその初期設定値に設定することができる。
図6は、本願発明の他の実施形態として、ロボットプログラムの実行と同期してデータレジスタの値を設定・変更するシミュレーション装置を説明する図である。図6に例示するロボットプログラム46は、レジスタの値に応じてサブプログラムA及びBのいずれかを自動的に選択して実行するものであり、具体的には第2行においてレジスタの値が1であればプログラムAを実行し、1でなければプログラムAは実行せずにプログラムBを実行する、という処理を繰り返すものである。
ここで本願発明では、ロボットプログラム46とは別個のデータレジスタ設定用ファイル48を使用する。ファイル48はプログラム46と並列して実行可能であるとともに、ロボットプログラム46の行に対応して記述された、ロボットプログラムに含まれる命令の実行により参照されるデータレジスタの値を設定又は変更する指令を含む。図6の例では、プログラムAを呼び出す第3行に対応して記述されたファイル48の指令50は、第3行と同期して、データレジスタ(レジスタ名:レジ[1])に数値1を設定する。一方、プログラムBを呼び出す第6行に対応して記述されたファイル48の指令52は、第6行と同期して、データレジスタ(レジスタ名:レジ[1])に1以外の数値(ここでは2)を設定する。さらに、第1行に対応して記述されたファイル48の指令54は、「レジ[1])の値に応じて異なる信号状態の設定を行う指令であり、レジスタの条件によって信号状態を変更するものである。従ってロボットプログラム46に基づきシミュレーションを実行すると、プログラムA及びBが交互に反復されることになる。なお指令50及び52は、少なくともデータレジスタ名及び設定すべき値を指定することができる。
図6の実施形態では、プログラム46の特定の行(ここでは第3及び6行)において、レジスタの値を変更し、これに基づいて異なるプログラムが実行されるので、外部制御装置の信号等の外部信号によってロボットを動作させるシーケンス制御シミュレーションに適している。なお図示はしていないが、データレジスタ設定用ファイルは、複数の同種のワークを逐次的に加工する作業をシミュレートするような場合に、ワークの加工を何回行ったかを示すカウンタの数値を、データレジスタとして設定又は変更する指令も含むことができる。
また上述の実施形態のように、ロボットプログラムが信号の状態やデータレジスタの値を参照するロジック命令を含む場合は、当該ロボットプログラムから当該ロジック命令に対応する行を自動的に特定し表示するようにしてもよい。これにより、仮想的な周辺装置やPLCを用いずにプログラムの確認が容易にできるようになる。またロジック命令と行とが自動的に対応付けされるので、信号の状態設定も容易に行うことができる。
10 システム
12 ハンド
14 ロボットアーム
16 ロボット
18 ドア
20 作業台
22 クランパ
24 工作機械
26 ワーク
30、46 ロボットプログラム
32 信号状態設定用ファイル
34、36、38、40 信号状態設定指令
48 データレジスタ設定用ファイル
50、52、54 データレジスタ設定指令

Claims (5)

  1. ロボットプログラムによりロボットのシミュレーションを実行するシミュレーション装置であって、
    ロボットプログラムとは別個のファイルをさらに使用し、
    前記別個のファイルは、該ロボットプログラムの行に対応して記述された、該ロボットプログラムの行の実行により参照される信号の状態を設定する指令又はデータレジスタの値を設定する指令を含み、
    前記指令に基づいて、前記シミュレーションの実行の際、前記ロボットプログラムの実行行と同期して、前記実行行に対応して記述された信号の状態又は前記データレジスタの値を変更するようにした、シミュレーション装置。
  2. 前記信号の状態を設定する指令は、少なくとも信号名及び設定すべき信号状態を指定するものであり、前記データレジスタの値を設定する指令は、少なくともデータレジスタ名及び設定すべき値を指定するものである、請求項1に記載のシミュレーション装置。
  3. 信号の状態やデータレジスタの値を参照するロジック命令を含むロボットプログラムから、前記ロジック命令に対応する行を自動的に特定し表示するようにした、請求項1又は2に記載のシミュレーション装置。
  4. 前記指令は、遅れ時間の指定を含み、信号の状態又はデータレジスタの値は、対応する行の実行から指定された遅れ時間だけ経過した後に、設定すべき信号状態又は設定すべき値に設定される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
  5. シミュレーション開始時において信号の状態、データレジスタの値、又はロボットの位置を指定し、シミュレーション開始時に前記指定した信号の状態、データレジスタの値、又はロボットの位置を初期設定値に設定するようにした、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
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