JP5727108B2 - サイクロン装置 - Google Patents
サイクロン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5727108B2 JP5727108B2 JP2014549844A JP2014549844A JP5727108B2 JP 5727108 B2 JP5727108 B2 JP 5727108B2 JP 2014549844 A JP2014549844 A JP 2014549844A JP 2014549844 A JP2014549844 A JP 2014549844A JP 5727108 B2 JP5727108 B2 JP 5727108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airflow
- section
- powder
- air flow
- introduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 149
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 18
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C3/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex flow following a screw-thread type line remains unchanged ; Devices in which one of the two discharge ducts returns centrally through the vortex chamber, a reverse-flow vortex being prevented by bulkheads in the central discharge duct
- B04C3/06—Construction of inlets or outlets to the vortex chamber
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
- B04C5/08—Vortex chamber constructions
- B04C5/081—Shapes or dimensions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D45/00—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
- B01D45/12—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D45/00—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
- B01D45/12—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
- B01D45/16—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces generated by the winding course of the gas stream, the centrifugal forces being generated solely or partly by mechanical means, e.g. fixed swirl vanes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D50/00—Combinations of methods or devices for separating particles from gases or vapours
- B01D50/20—Combinations of devices covered by groups B01D45/00 and B01D46/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C5/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
- B04C5/02—Construction of inlets by which the vortex flow is generated, e.g. tangential admission, the fluid flow being forced to follow a downward path by spirally wound bulkheads, or with slightly downwardly-directed tangential admission
- B04C5/04—Tangential inlets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Geometry (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
このサイクロン装置においては、粉体の混じった気流が、気流導入部23からサイクロンボディ21の接線方向に渦を描く様にして導入される。そして、気流中に混じった粉体は、遠心力で気流中から分離されてサイクロンボディ21の内壁面に衝突して速度が低下する。
その後、サイクロンボディ21の内壁面に衝突して減速した粉体は、重力によりサイクロンボディ21の下端に接続する逆円錐状のコニカルセクション22の内壁面に沿って落下し、コニカルセクション22の下方部の粉体捕集部24に落下して捕集される。
一方、気流はサイクロンボディ21の中心の気流排出部25から外部へ排出されるようになっている。
また、前記特許文献1や特許文献2に記載されたサイクロン技術は、サイクロンボディを球形化することによって装置自体をコンパクトにするものではあるが、粉体の捕集位置と気流の排出位置が近接するために、分離捕集した粉体と気流とが粉体捕集位置で混在しやすく、サブミクロンサイズの微粉体の分離捕集効率を高めるには限界があった。
気流中に混合された粉体を旋回気流から分離し捕集するサイクロン装置であって、
気流導入セクションと、
前記気流導入セクションに接続したコニカルセクションとを備え、
前記気流導入セクションは、前記コニカルセクションに向かって漸次拡径した球面部と、該球面部に設けられ粉体混合気流を接線方向から導入する気流導入部とを有するものであり、
前記コニカルセクションが、前記球面部に接続し、該球面部から離れるにつれて漸次縮径する逆円錐状のものであり、
前記気流導入セクションの全長Haと前記コニカルセクションの全長Hbの比Ha/Hbが1/10以上1/5以下であることを特徴とする。
その際、半球状の内部構造を有する構成の態様としては、気流導入セクションの内壁面全体が球面形状を有する構成や、気流導入セクションの内壁面の上部が球面以外(例えば平面等)の形状を有する構成等が採用可能である。
そのため、気流中から分離した粉体は気流導入セクション内において落下しやすく、その後の逆円錐状のコニカルセクションで角速度を上げられテーパ状の内壁面に衝突して捕集効率が向上する。
このように、従来方式よりもサイクロン装置内での気流の角速度の差を大きくすることにより、サブミクロンサイズの微粉体の捕集効率を上げることができる。
上記構成において、気流導入セクションの高さHa<逆円錐状のコニカルセクションの高さHbの範囲に設定すれば、コニカルセクションにおいて渦状に下降する気流の速度を過度に増大させないようにすることが可能となり、これによりサブミクロンサイズの微粉体を気流に乗せて粉体捕集セクション(捕集箱)まで運ぶことが可能となる。また、コニカルセクションでの上昇気流の速度も過度に大きくはならないので、サブミクロンサイズの微粉体が上に上がって行きにくくすることが可能となる。さらに、コニカルセクションを上昇する気流中にサブミクロンサイズの微粉体が残留していても、その周囲において渦状に下降する気流によってサブミクロンサイズの微粉体を下方へ押し戻して粉体捕集セクションまで運ぶことが可能となる。
これによって、従来の接線入口式サイクロン装置で捕集する粉体の限界粒径が1μm以上とされていたが、本発明のサイクロン装置ではサブミクロンサイズの微粉体の捕集も可能とした。
なお、気流導入セクションは、下方向が漸次拡径状態の内部構造になっていればよく、半球状の構造の他、円錐状(直線状のテーパを有する)の構造でもよい(図3参照)。
このように気流導入セクションを、下方に漸次拡径した状態(下方広がり)とすることによって、勢いよく導入される気流の角速度を一旦低下させることができ、1μm以下の粒径の微粉体であっても分離捕集できるようにした(後述する図4,図5参照)。
これによって、気流中に含まれるサブミクロンサイズの微粉体あるいはミクロンオーダーの粉体をさらに効率的に分離捕集することが可能になる。
また、気流導入セクションとコニカルセクションとのそれぞれの高さの比率(Ha/Hb)は、1/10〜1/5の範囲に設定することがより好ましい。高さの比率(Ha/Hb)が1/10より小さくなると、コニカルセクションが長くなるので、粉体を含む気流が粉体捕集セクションまで届かなくなり、分離効率が低下する。
逆に比率(Ha/Hb)が1/5より大きくなると、気流導入部と捕集粉体の捕集位置とが近接するために、気流が速すぎて粉体捕集セクションや捕集箱の中の粉体を巻き上げてしまい、分離効率が低下する傾向が生じる。
以下、本発明の第1実施例に係るサイクロン装置について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例のサイクロン装置10は、上部構造の気流導入セクション12と、下部構造のコニカルセクション13とから構成されている。
気流導入セクション12は、下方に漸次拡径した半球状の内部構造を呈しており、粉体を含む気流が、気流導入セクション12の一端に設けられた気流導入部14から気流導入セクション12の接線方向に導入され、その内壁面に沿って旋回気流を生成するようになっている。
下部構造のコニカルセクション13は、この半球状の気流導入セクション12の下端に接続して下方に漸次縮径するテーパ状の逆円錐状の内部構造を呈しており、上部構造の気流導入セクション12内で減速させられた気流の角速度を増速させるようになっている。
また、気流導入セクション12の中心位置には、気流排出部15が上下方向に貫通して設けられており、粉体の分離を終えた気流を外部に排出させるようになっている。
なお、下部構造のコニカルセクション13の下端には、分離された粉体を捕集する粉体捕集セクション16が設けられている。
旋回気流は、気流導入セクション12が下方へ漸次拡径した内部構造となっているため、気流導入セクション12内において気流の角速度は低下させられる。
このため、気流導入セクション12内において気流中から分離された粉体は、角速度が低下した気流中を落下しやすくなり、気流導入セクション12の下端に接続された逆円錐状のコニカルセクション13のテーパ内壁面に沿って下降し、粉体捕集セクション16に捕集されるようになる。
一方、粉体を分離した気流は、コニカルセクション13の下部で旋回流径が小さくなるとともにコニカルセクション13の中央部において上昇気流となり、気流導入セクション12の上方中心部に設けられた気流排出部15から外部へ排出されるようになっている。
(a)天候:曇り
(b)気温:14℃
(c)湿度:56.0%
(d)試験原料:カーボン
(e)試験機:サイクロンミル150BMS型
(f)粉砕機モーター回転数:15,000rpm
(g)粉体捕集用プロワー周波数:50hz
(h)導入機スクリュウ周波数:50hz
(i)原料投入量:500g
(イ)捕集率の比較
装置A(従来型サイクロン装置):捕集率81.3%
装置B(本実施例のサイクロン装置):捕集率94.0%
カーボン投入量500gとする同一条件のもと、サイクロン装置上部構造のサイクロンボディ(本実施例の気流導入セクション)の形状と直径、長さを変えることで捕集率の変化を測定した。
図1に示す本実施例のサイクロン装置の捕集率は、従来型サイクロン装置の捕集率よりも1.16倍高くなることが分かる。
図4及び図5は、従来型サイクロン装置及び本実施例のサイクロン装置により、それぞれ捕集された微粉体の粒度分布を示すグラフである。同一条件のもと粒度分布に変化を測定した。
本実施例のサイクロン装置は、従来型サイクロン装置が捕集できなかった、粒径1.060μm未満から粒径0.630μm以上の粉体を捕集することができた。
従って、本実施例のサイクロン装置で捕集した粉体の粒径のピークである平均粒径(D50)は、従来型サイクロン装置で捕集した粉体の粒径のピークである平均粒径よりも、1.66μm小さいことが分かる。
また、本実施例のサイクロン装置で捕集された粉体の粒径は、累積値10%(D10)でも、従来型サイクロン装置よりも0.85μm小さく、累積値90%(D90)でも、従来型サイクロン装置よりも6.3μm小さいことが明らかである。
このように分離捕集効率がよくなるのは以下の理由によるものと推定される。
すなわち、気流導入セクション12が下方に漸次拡径内部構造を有しているため、気流導入セクション12の接線方向に入ってきた気流は、半球の中を回る間に、角速度が落ちる。そして、下部構造のコニカルセクション13は下方に漸次縮径する構造であるので回転径が小さくなって角速度が上昇する。
このように、角速度の差を大きくすることによって、サブミクロンサイズの微粉体が遠心作用で気流から分離されやすくなり捕集されやすくなる。
さらに、円筒状の上部で旋回流を形成させて粉体を遠心分離させる従来型のサイクロン装置では、圧力損失が大きいため風量の大きなブロア等が必要である。
しかし、本実施例のサイクロン装置10は、円筒状のものに比べてコンパクト化が可能であり、しかも圧力損失が小さく、風量の小さいブロア等で装置を駆動させることができ、省エネ性に優れる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図6は、本実施例に係るサイクロン装置110を示す正面断面図であり、図7は、その平面図である。
これらの図に示すように、本実施例のサイクロン装置110は、下方に漸次拡径する半球状の気流導入セクション112と、この気流導入セクションの下端に接続して下方に漸次縮径する逆円錐状のコニカルセクション113と、このコニカルセクション113の下端部に接続された粉体捕集セクション116とを備えている。
本実施例においても、気流導入セクション112には、粉体を含む気流を装置内に導入するための気流導入部114と、粉体の分離を終えた気流を外部に排出するための気流排出部115とが設けられている。これらの具体的な構成については後述する。
このように球面部112Aの上端位置に筒状開口部112Bが形成されていることにより、気流導入セクション112の高さ(正確には球面部112Aの内壁面の高さ)Haは、その下端位置の内径D1の半分よりも僅かに小さい値になっている。
コニカルセクションの高さHbは、気流導入セクションの高さHaの2倍以上の値(すなわちHa/Hb≦1/2)(より好ましくはHa/Hb≦1/3)に設定されている。具体的には、Ha/Hb=1/6程度の値に設定されている。
このコニカルセクション113の上端位置の内径は、気流導入セクション112の球面部112Aの下端位置の内径D1と同じ値に設定されている。また、このコニカルセクション113の下端位置の内径D2は、その上端位置の内径D1に対して、D2=1/6〜1/4×D1程度の値に設定されている。
このリング状固定具120は、図7に示すように、1対の半割リング120A、120Bがピン120Cを中心にして相対回動し得るように構成されている。そして、このリング状固定具120は、気流導入セクション112の外周フランジ部112Cとコニカルセクション113の上端フランジ部113Bとを上下に重ね合わせた状態で、その外周側から1対の半割リング120A、120Bをこれらに嵌め込んでバックル120Dを締め付けることにより、その装着が行われるように構成されている。
この粉体捕集セクション116の内径D3は、気流導入セクション112の球面部112Aの下端位置の内径D1よりも大きい値に設定されている。具体的には、D3/D1=1.2〜2程度の範囲内の値に設定されている。
この粉体捕集セクション116は、その開口部116aの外周縁部においてコニカルセクション113の下端フランジ部113Cに固定されている。この固定は、例えば溶接やボルト締め等によって行われている。
気流導入部114は、円筒状に形成されており、平面視において気流導入セクション112の中心位置から外れた位置において接線方向に水平に延びている。そして、この気流導入部114は、その一端部において気流導入セクション112の球面部112Aに固定されている。この固定は、例えば溶接やボルト締め等によって行われている。
気流導入セクション112の球面部112Aには、気流導入部114と連通する開口部112Aaが形成されている。
一方、気流排出部115は、円筒状に形成されており、気流導入セクション112をその中心位置において上下方向に貫通している。その際、この気流排出部115は、気流導入セクション112の筒状開口部112Bに嵌め込まれた状態で、その上端部において筒状開口部112Bに固定されている。この固定は、例えば溶接やボルト締め等によって行われている。
すなわち、この気流導入部114は、その内周面の仮想延長面が気流排出部115の外周面と点接触するような位置関係またはこれに近い位置関係で配置されている。気流導入部114がこのような位置関係で配置されていることにより、気流導入セクション112の開口部112Aaは、その球面部112Aの上端部に位置することとなる。
この気流導入部114の内径D4は、気流導入セクションの下端位置の内径D1に対して1/5以下の値に設定されている。具体的には、D4/D1=1/7〜1/5程度の範囲内の値(例えばD4/D1=1/6程度の値)に設定されている。
また、この気流排出部115の内径D5は、気流導入部114の内径D4に対して、D5≧D4に設定されている。具体的には、D5/D4=1〜1.5程度の範囲内の値に設定されている。
同図において、太線で示す矢印付きの曲線Aは、粉体混合気流の典型的な流れの状態を示している。また、この曲線Aに沿って直列状に配置された複数の矢印Bは、粉体混合気流の流速を示しており、長い矢印ほど流速が大きいことを示している。
その際、球面部112Aは、その内壁面の全域が球面に沿って半球状に形成されており、その上端部に形成された開口部112Aaから粉体混合気流が導入されるので、この粉体混合気流は球面部112Aの内壁面に沿って滑らかに旋回しながらその向きを下向きに大きく変化させることとなる。しかも、この粉体混合気流は、球面部112Aの内部においてその旋回半径が急激に増大するので、その流速は急激に減少し、球面部112Aの下端位置に到達した時点ではかなり緩やかな流れとなり、この状態でコニカルセクション113に移行することとなる。このため、気流中に含まれている粉体がたとえサブミクロンサイズの微粉体であっても気流中から容易に分離され、コニカルセクション113の本体部113Aの内壁面に沿って落下することとなる。
そして、この渦状の気流は、本体部113Aの内壁面に沿って落下する粉体と共にある程度速い流れのまま粉体捕集セクション116に流入する。その際、この粉体捕集セクション116の内径はその開口部116aの内径に比してかなり大きいので、渦状の気流は開口部116aを通過した直後にその流速が急激に減少する。このため、粉体捕集セクション116に流入した気流に含まれるサブミクロンサイズの微粉体が分離して、その内部に滞留しやすくなる。
そして、このコニカルセクション113に戻った上向きの気流は、その本体部113Aの内壁面に沿って下向きに流れる渦状の気流の中心を上昇し、気流排出部115を介して装置の外部に排出される。
本実施例のサイクロン装置110は、その気流導入セクション112の球面部112Aにおける内壁面の全域が球面に沿って半球状に形成されており、この球面部112Aの開口部112Aaから粉体混合気流が気流排出部115の外周面に沿って導入される構成となっているので、気流排出部115への衝突により粉体混合気流の向きが変わってしまうのを未然に防止した上で、球面部112Aの最も内周側でかつ最も上方側において粉体混合気流の導入を行うことができる。
したがって、球面部112Aの内部において粉体混合気流の流速を急激に減少させることができ、これにより気流中に含まれている粉体がたとえサブミクロンサイズの微粉体であっても容易にこれを分離することができる。
このような効果は、粉体の種類にかかわらず得ることが可能であり、その際、Ha/Hb≦1/3とすることがより効果的である。なお、粉体がカーボンの場合には、Ha/Hb=1/10〜1/5とすることがより一層効果的であり、粉体がお茶の炭である場合には、Ha/Hb=1/3〜1/5とすることがより一層効果的である。
すなわち、図9に示す従来のサイクロン装置20においては、円筒状のサイクロンボディ21に流入する粉体混合気流の角速度を大きくして気流中の粉体を遠心力で分離する必要があるので、気流導入部23の内径に対してサイクロンボディ21の内径をあまり大きくすることができない。これに対し、本実施例においては、気流導入セクション112の球面部112Aの内壁面に沿って粉体混合気流を滑らかに旋回させてその向きを下向きに大きく変化させるとともにその角速度を急激に小さくすることにより、気流中の粉体を分離する構成となっているので、気流導入セクション112の下端位置の内径D1をある程度大きくすることがむしろ効果的である。
そこで、本実施例のようにD1≧5×D4として、気流導入セクション112における粉体混合気流の角速度低減効果を十分に高めるようにすれば、気流中からの粉体の分離機能を高めることができる。その際、たとえサブミクロンサイズの微粉体であっても分離機能を高めることができる。
本発明に係るサイクロン装置の構成部材や、導入される粉体混合気流の量などの各設定値は、第1および第2実施例のものに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で当業者により随時変更が可能であることは言うまでもない。
12 気流導入セクション
13 コニカルセクション
14 気流導入部
15 気流排出部
16 粉体捕集セクション
20 従来型のサイクロン装置
21 サイクロンボディ
22 コニカルセクション
23 気流導入部
24 粉体捕集部
25 気流排出部
110 第2実施例のサイクロン装置
112 気流導入セクション
112A 球面部
112Aa 開口部
112B 筒状開口部
112C 外周フランジ部
113 コニカルセクション
113A 本体部
113B 上端フランジ部
113C 下端フランジ部
114 気流導入部
115 気流排出部
116 粉体捕集セクション
116a 開口部
120 リング状固定具
120A、120B 半割リング
120C ピン
120D バックル
D1 気流導入セクションの下端位置の内径
D2 コニカルセクションの下端位置の内径
D3 粉体捕集セクションの内径
D4 気流導入部の内径
D5 気流排出部の内径
Ha 気流導入セクションの高さ
Hb コニカルセクションの高さ
Hc 気流排出部の下端位置から気流導入セクションの下端位置までの高さ
Claims (6)
- 気流中に混合された粉体を旋回気流から分離し捕集するサイクロン装置であって、
気流導入セクションと、
前記気流導入セクションに接続したコニカルセクションとを備え、
前記気流導入セクションは、前記コニカルセクションに向かって漸次拡径した球面部と、該球面部に設けられ粉体混合気流を接線方向から導入する気流導入部とを有するものであり、
前記コニカルセクションが、前記球面部に接続し、該球面部から離れるにつれて漸次縮径する逆円錐状のものであり、
前記気流導入セクションの全長Haと前記コニカルセクションの全長Hbの比Ha/Hbが1/10以上1/5以下であることを特徴とするサイクロン装置。 - 前記気流導入セクションが、半球状の内部構造を有するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のサイクロン装置。
- 粉体の分離を終えた気流を外部に排出するための気流排出部が設けられており、
前記気流排出部が、前記コニカルセクション内における、該コニカルセクションの長さ方向中心位置よりも前記気流導入セクション側の位置から、該気流導入セクションの中心軸に沿って該気流導入セクションを貫通するようにして設けられたものであることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載のサイクロン装置。 - 前記気流導入部が、粉体混合気流を前記気流導入セクションに対して前記気流排出部の外周面に沿って導入する位置に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のサイクロン装置。
- 前記気流導入セクションと前記コニカルセクションとの接続部の内径が、前記気流導入部の内径に対して5倍以上の値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサイクロン装置。
- 前記コニカルセクションにおける、前記気流導入セクション側とは反対側の端部の内径が、このコニカルセクションと前記気流導入セクションとの接続部の内径に対して1/6以上1/4以下の値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサイクロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014549844A JP5727108B2 (ja) | 2013-04-23 | 2014-04-11 | サイクロン装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013090579 | 2013-04-23 | ||
JP2013090579 | 2013-04-23 | ||
PCT/JP2014/060536 WO2014175083A1 (ja) | 2013-04-23 | 2014-04-11 | サイクロン装置 |
JP2014549844A JP5727108B2 (ja) | 2013-04-23 | 2014-04-11 | サイクロン装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015075490A Division JP6279506B2 (ja) | 2013-04-23 | 2015-04-01 | サイクロン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5727108B2 true JP5727108B2 (ja) | 2015-06-03 |
JPWO2014175083A1 JPWO2014175083A1 (ja) | 2017-02-23 |
Family
ID=51791663
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014549844A Active JP5727108B2 (ja) | 2013-04-23 | 2014-04-11 | サイクロン装置 |
JP2015075490A Active JP6279506B2 (ja) | 2013-04-23 | 2015-04-01 | サイクロン装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015075490A Active JP6279506B2 (ja) | 2013-04-23 | 2015-04-01 | サイクロン装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160051994A1 (ja) |
EP (1) | EP2990123B1 (ja) |
JP (2) | JP5727108B2 (ja) |
KR (1) | KR101655132B1 (ja) |
CN (1) | CN105142794A (ja) |
WO (1) | WO2014175083A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9795898B2 (en) * | 2015-03-31 | 2017-10-24 | Jci Cyclonics Ltd. | Cyclonic separator system |
CN107042164A (zh) * | 2016-03-15 | 2017-08-15 | 安徽胜方信息科技服务有限公司 | 一种半球体旋流器 |
CN106000666A (zh) * | 2016-07-23 | 2016-10-12 | 肇东市西八里康盛米业有限公司 | 一种旋风分离盒子 |
US11458486B2 (en) * | 2016-08-03 | 2022-10-04 | Jci Cyclonics Ltd. | Dual cyclone separator |
CN106238233A (zh) * | 2016-08-17 | 2016-12-21 | 合肥耀贝软件开发有限公司 | 一种半球体旋流器 |
BE1024631B9 (nl) * | 2016-10-11 | 2019-05-13 | Atlas Copco Airpower Nv | Vloeistofafscheider |
FR3058074A1 (fr) * | 2016-11-02 | 2018-05-04 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Dispositif de separation de particules solides en suspension dans un liquide et/ou de liquides de densites differentes, comprenant chacun au moins un moyen de creation et de maintien de vortex |
FR3058073A1 (fr) * | 2016-11-02 | 2018-05-04 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Dispositif de precipitation et separation de particules solides dissoutes dans un liquide comprenant un moyen de creation et de maintien de vortex, application au dessalement de l'eau de mer ou de l'eau saumatre |
KR20180085837A (ko) | 2017-01-19 | 2018-07-30 | 주식회사 전진엠엔에프 | 기류 분쇄기용 포집장치 |
CN106622617B (zh) * | 2017-02-27 | 2018-08-07 | 中国华电集团科学技术研究总院有限公司 | 双通道旋惯粗粉分离器 |
CN107309100B (zh) * | 2017-07-27 | 2023-01-24 | 广东盛达穗南环保科技有限公司 | 具有除尘功能的储罐式分级选料系统 |
WO2020061096A1 (en) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | Haven Technology Solutions Llc | Method and device for separating a lighter density fluid from a heavier density fluid |
JP6586619B1 (ja) * | 2018-11-29 | 2019-10-09 | 株式会社フクハラ | サイクロン分離器 |
KR102183542B1 (ko) * | 2019-08-27 | 2020-11-26 | (주)대주기계 | 사이클론 분리기 |
JP7327003B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2023-08-16 | 株式会社プロテリアル | サイクロン捕集装置、希土類磁石合金粉砕システム、及びr-t-b系焼結磁石の製造方法 |
CN110538728A (zh) * | 2019-09-04 | 2019-12-06 | 厦门理工学院 | 一种旋风式选粉机 |
AU2021279209A1 (en) * | 2020-05-27 | 2023-01-19 | Bioactive Materials Pty Ltd | Devices and methods for the isolation of particles |
USD1041109S1 (en) * | 2021-08-24 | 2024-09-03 | Suzhou Alton Electrical & Mechanical Industry Co., Ltd. | Cyclonic dust collector |
GB2620997B (en) * | 2022-10-14 | 2024-07-17 | Hunting Energy Services Ltd | Apparatus for separating solid particles from a flow of fluid |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131960A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-18 | Midori Hirohashi | Sangenbunriryutaisaikuron |
JPS5614648U (ja) * | 1979-07-10 | 1981-02-07 | ||
JPS58151457U (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | 三菱重工業株式会社 | サイクロン分離器 |
JPS624419A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-10 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | 固体−流体を分離するための装置および方法 |
JPH01307466A (ja) * | 1988-06-02 | 1989-12-12 | Yasunobu Yoshida | 球形サイクロンによる固液分離方法および装置 |
JPH0212458U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 | ||
JPH0450149U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-28 | ||
WO1998016307A1 (fr) * | 1996-10-16 | 1998-04-23 | Yasunobu Yoshida | Procede et appareil de fabrication d'une sous-substance chimique par reaction catalytique et autre du fluide reactif |
JPH10151371A (ja) * | 1996-11-26 | 1998-06-09 | Ube Ind Ltd | サイクロン |
JP2007038189A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分別装置 |
JP2010094594A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Toshiba Corp | 固液分離装置 |
JP2013031820A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Ducol:Kk | サイクロン集塵機 |
US20130075348A1 (en) * | 2009-04-20 | 2013-03-28 | Sorbwater Technology As | Apparatus and method for separation of phases in a multiphase flow |
Family Cites Families (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1393553A (en) * | 1921-03-03 | 1921-10-11 | Martin W Leonhardt | Adjustable dust-collector |
US1393554A (en) * | 1921-03-03 | 1921-10-11 | Martin W Leonhardt | Adjustable dust-collector |
US2259919A (en) * | 1939-01-23 | 1941-10-21 | Northern Blower Company | Dust collector |
BE473052A (ja) * | 1945-07-23 | |||
US2692026A (en) * | 1950-11-13 | 1954-10-19 | Apex Electrical Mfg Co | Self-unloading centrifugal separator |
US2726767A (en) * | 1951-08-14 | 1955-12-13 | Rakowsky Victor | Densifying of solids-liquid mixtures |
US2756878A (en) * | 1952-06-10 | 1956-07-31 | Erie Mining Co | Three product wet cyclone |
MX149498A (es) * | 1979-10-05 | 1983-11-15 | Salete Garces Felipe | Mejoras a un separador ciclonico operado a succion para materiales solidos pegajosos arrastrados por una corriente gaseosa |
JPS57117360A (en) * | 1981-01-12 | 1982-07-21 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | Cyclone |
JPS6327799Y2 (ja) * | 1984-10-03 | 1988-07-27 | ||
MY102517A (en) * | 1986-08-27 | 1992-07-31 | Conoco Specialty Prod | Cyclone separator |
JPS6448157U (ja) * | 1987-09-17 | 1989-03-24 | ||
DK163745C (da) * | 1988-03-08 | 1992-09-07 | Smidth & Co As F L | Varmeveksler |
WO1989008503A1 (en) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Conoco Specialty Products Inc. | Cyclone separator |
JP3106368B2 (ja) * | 1991-02-28 | 2000-11-06 | 吉田 康伸 | 空気清浄機 |
JPH0722722B2 (ja) * | 1991-03-13 | 1995-03-15 | 康伸 吉田 | 球形サイクロン |
DE9207991U1 (de) * | 1992-06-13 | 1992-09-03 | Eckert, Otto, 6970 Lauda-Königshofen | Fliehkraftabscheider für ein Gas-Flüssigkeitsgemisch |
JPH0722722A (ja) | 1993-07-05 | 1995-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 樹脂成形タイプの電子回路装置 |
DE19612059A1 (de) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Fraunhofer Ges Forschung | Vorrichtung zum Abscheiden von Feststoffen aus Fluiden |
US5771844A (en) * | 1996-04-04 | 1998-06-30 | Foster Wheeler Development Corp. | Cyclone separator having increased gas flow capacity |
KR200163505Y1 (ko) * | 1997-12-31 | 2000-01-15 | 김덕중 | 사이클론 집진기 |
US6129775A (en) * | 1998-08-19 | 2000-10-10 | G.B.D. Corp. | Terminal insert for a cyclone separator |
US6238451B1 (en) * | 1999-01-08 | 2001-05-29 | Fantom Technologies Inc. | Vacuum cleaner |
GB9930298D0 (en) * | 1999-12-23 | 2000-02-09 | Agfa Gevaert Ltd | Imaging method |
US6331196B1 (en) * | 2000-06-01 | 2001-12-18 | Negev Tornado Ltd. | Low turbulence co-current cyclone separator |
EP1487588B1 (en) * | 2002-03-19 | 2007-07-11 | Ineos Europe Limited | Separation of gases and solids using a cyclone |
US6752858B1 (en) * | 2002-12-13 | 2004-06-22 | Kerr-Mcgee Chemical, Llc | Circumferential air knife and applications |
JP4422972B2 (ja) * | 2003-03-20 | 2010-03-03 | 株式会社日清製粉グループ本社 | サイクロン装置 |
JP4635180B2 (ja) * | 2004-10-06 | 2011-02-16 | 英人 吉田 | 粉体捕集用サイクロン装置 |
KR100636021B1 (ko) * | 2005-02-04 | 2006-10-18 | 삼성전자주식회사 | 사이클론, 이를 갖는 슬러리 분류 장치, 이 장치를 이용한슬러리 공급 시스템 및 방법 |
GB2440726B (en) * | 2006-08-12 | 2011-05-18 | Caltec Ltd | Cyclonic separator and a method of separating fluids |
US7931740B2 (en) * | 2008-06-20 | 2011-04-26 | The Boeing Company | Cyclone separator |
DE102008057339A1 (de) * | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Voith Patent Gmbh | Hydrozyklon |
US9446342B2 (en) * | 2010-06-25 | 2016-09-20 | Abbas Motakef | Cyclone induced sweeping flow separator |
EP2431096B1 (en) * | 2010-09-17 | 2013-12-25 | Alstom Technology Ltd | Cyclone separator |
JP2014085320A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Azbil Corp | 粒子濃縮装置及び粒子検出装置 |
-
2014
- 2014-04-11 JP JP2014549844A patent/JP5727108B2/ja active Active
- 2014-04-11 US US14/784,815 patent/US20160051994A1/en not_active Abandoned
- 2014-04-11 WO PCT/JP2014/060536 patent/WO2014175083A1/ja active Application Filing
- 2014-04-11 EP EP14787541.3A patent/EP2990123B1/en active Active
- 2014-04-11 CN CN201480023440.7A patent/CN105142794A/zh active Pending
- 2014-04-11 KR KR1020157029918A patent/KR101655132B1/ko active IP Right Grant
-
2015
- 2015-04-01 JP JP2015075490A patent/JP6279506B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131960A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-18 | Midori Hirohashi | Sangenbunriryutaisaikuron |
JPS5614648U (ja) * | 1979-07-10 | 1981-02-07 | ||
JPS58151457U (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | 三菱重工業株式会社 | サイクロン分離器 |
JPS624419A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-10 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | 固体−流体を分離するための装置および方法 |
JPH01307466A (ja) * | 1988-06-02 | 1989-12-12 | Yasunobu Yoshida | 球形サイクロンによる固液分離方法および装置 |
JPH0212458U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 | ||
JPH0450149U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-28 | ||
WO1998016307A1 (fr) * | 1996-10-16 | 1998-04-23 | Yasunobu Yoshida | Procede et appareil de fabrication d'une sous-substance chimique par reaction catalytique et autre du fluide reactif |
JPH10151371A (ja) * | 1996-11-26 | 1998-06-09 | Ube Ind Ltd | サイクロン |
JP2007038189A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分別装置 |
JP2010094594A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Toshiba Corp | 固液分離装置 |
US20130075348A1 (en) * | 2009-04-20 | 2013-03-28 | Sorbwater Technology As | Apparatus and method for separation of phases in a multiphase flow |
JP2013031820A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Ducol:Kk | サイクロン集塵機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2014175083A1 (ja) | 2017-02-23 |
EP2990123B1 (en) | 2018-07-04 |
JP6279506B2 (ja) | 2018-02-14 |
WO2014175083A1 (ja) | 2014-10-30 |
EP2990123A4 (en) | 2017-01-25 |
CN105142794A (zh) | 2015-12-09 |
KR101655132B1 (ko) | 2016-09-07 |
US20160051994A1 (en) | 2016-02-25 |
KR20150121263A (ko) | 2015-10-28 |
JP2015142923A (ja) | 2015-08-06 |
EP2990123A1 (en) | 2016-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6279506B2 (ja) | サイクロン装置 | |
CN110787597A (zh) | 气液分离设备 | |
JPH04215875A (ja) | 空気圧遠心分離装置 | |
CN209735164U (zh) | 一种除尘器 | |
US10213794B1 (en) | Cyclone separator with flow altering baffles | |
CN211706363U (zh) | 气液分离设备 | |
CN101422757B (zh) | 高效低阻旋风分离器 | |
CN2597086Y (zh) | 螺旋导流式旋风分离器 | |
US12103047B2 (en) | Cyclone with rotating rod basket | |
US3042202A (en) | Cyclone classifier | |
JP6124356B2 (ja) | サイクロン式集塵装置 | |
CN214077294U (zh) | 一种气相粉体分级设备 | |
CN201384991Y (zh) | 旋风分离器及装有旋风分离器的纳米材料收集装置 | |
CN212119297U (zh) | 颗粒物料反旋气流量控制多粒径分布旋风分离器 | |
CN208960159U (zh) | 一种旋风分离器 | |
CN206081911U (zh) | 一种改进的气固分离装置 | |
CN207857151U (zh) | 一种高效低压降旋风分离器 | |
CN206168589U (zh) | 一种旋风式气固分离器 | |
CN201702040U (zh) | 旋风分离器 | |
CN112337663A (zh) | 二级旋风分离器和分离设备 | |
CN109985736A (zh) | 倒置旋转旋风分离器和分离设备 | |
CN107073486B (zh) | 包括由优化的管单元相连的两个气旋分离器的气旋分离装置 | |
CN219210294U (zh) | 具有颗粒二次分级功能的旋风分级器 | |
CN202343339U (zh) | 一种新型分离装置 | |
JPH0222060Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150310 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5727108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |