JP5717922B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

半導体スイッチング素子を有する電力変換回路が実装された絶縁基板が、前記絶縁基板よりも熱伝導率の高い熱伝導板の一端側の領域に実装された回路基板部と、前記熱伝導板において前記一端側の領域に隣接する他端側の領域であって、前記熱伝導板を厚み方向または面方向に貫通する複数の第1空隙部を有し、前記絶縁基板から前記熱伝導板に伝導した熱を放熱して前記絶縁基板を冷却する放熱部と、を有する複数の電力変換モジュールと、前記複数の電力変換モジュールを収納する筐体と、を備え、前記電力変換モジュールは、前記放熱部を外部に露出させた状態で前記回路基板部が前記筐体に収納され、前記放熱部における前記熱伝導板の厚みが、前記回路基板部の前記熱伝導板の厚みよりも厚く、前記放熱部の前記熱伝導板における前記他端側の端部領域に、前記放熱部同士を重ねて接合された状態で積層された2つの前記電力変換モジュール同士を固定する係止部を備える。

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
電力変換装置の構成要素であるパワーモジュールは、発熱量が大きいためヒートシンクに実装される形態が一般的である。すなわち、パワーモジュールは運転時の発熱量が多い。このため、パワーモジュールは、この熱量を放熱・冷却するためにパワーモジュールの外部に冷却フィンや冷却ファンなどの冷却構造を備える必要がある。このような冷却構造は、電力変換装置の小型化および低コスト化を阻害するため、冷却構造を小型化する技術が検討されている。
たとえば、特許文献1には、種々の部品を実装でき、内層の導体層を外部に引き出して基板よりも大きな面積の放熱部が設けられたプリント配線基板が示されている。また、プリント配線基板に放熱部材としてヒートシンクがさらに搭載されることが示されている。
特開2006−93370号公報
しかしながら、たとえば上記従来の技術により大容量の電力変換装置を構成する場合、複数のインバータ回路等が必要となり、プリント配線基板の面積が広くなる。この結果、電力変換装置が大型化する。
また、たとえばインバータ回路ごとにパワーモジュール化する場合、それぞれ複数の半導体素子を有する複数のパワーモジュールが必要になる。複数のパワーモジュールが必要になる場合、複数のパワーモジュールのそれぞれが発熱しやすいので、複数のパワーモジュールのそれぞれを冷却することが望まれる。このとき、複数のパワーモジュールはヒートシンクにより冷却されるが、ヒートシンクサイズは特に容積が必要とされ、またコストが掛かるため小型化および低コスト化が望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化および低コスト化が実現可能な電力変換装置、およびこの電力変換装置を実現可能な電力変換モジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電力変換装置は、半導体スイッチング素子を有する電力変換回路が実装された絶縁基板が、前記絶縁基板よりも熱伝導率の高い熱伝導板の一端側の領域に実装された回路基板部と、前記熱伝導板において前記一端側の領域に隣接する他端側の領域であって、前記熱伝導板を厚み方向または面方向に貫通する複数の第1空隙部を有し、前記絶縁基板から前記熱伝導板に伝導した熱を放熱して前記絶縁基板を冷却する放熱部と、を有する複数の電力変換モジュールと、前記複数の電力変換モジュールを収納する筐体と、を備え、前記電力変換モジュールは、前記放熱部を外部に露出させた状態で前記回路基板部が前記筐体に収納され、前記放熱部における前記熱伝導板の厚みが、前記回路基板部の前記熱伝導板の厚みよりも厚く、前記放熱部の前記熱伝導板における前記他端側の端部領域に、前記放熱部同士を重ねて接合された状態で積層された2つの前記電力変換モジュール同士を固定する係止部を備えること、を特徴とする。
本発明によれば、小型化および低コスト化が図られた電力変換装置が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュールの斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュールの断面図であり、図1におけるA−A断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュールの下面図である。 図4は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュールの他の例を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置用の筐体を示す斜視図である。 図6は、筐体に2つの電力変換モジュールが収納された状態を示す断面図である。 図7は、筐体に3つの電力変換モジュールが収納された状態を示す断面図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかる電力変換モジュールの斜視図である。 図9は、接合前の3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュールを示す断面図である。 図10は、接合後の3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュールを示す断面図である。 図11は、筐体に2つの実施の形態2にかかる電力変換モジュールが収納された状態を示す断面図である。 図12は、筐体に3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュールが収納された状態を示す断面図である。 図13は、本発明の実施の形態3にかかる電力変換モジュールを示す図である。 図14は、本発明の実施の形態3にかかる電力変換モジュールの分解図である。 図15は、本発明の実施の形態4にかかる電力変換モジュールを示す図である。 図16は、本発明の実施の形態4にかかる電力変換モジュールの分解図である。 図17は、本発明の実施の形態5にかかる電力変換モジュールを示す図である。 図18は、本発明の実施の形態5にかかる電力変換モジュールの分解図である。 図19は、本発明の実施の形態6にかかる電力変換モジュールを示す断面図である。 図20は、本発明の実施の形態6にかかる電力変換モジュールを示す下面図である。 図21は、本発明の実施の形態6にかかる他の電力変換モジュールを示す断面図である。 図22は、本発明の実施の形態7にかかる電力変換モジュールを示す断面図である。
以下に、本発明にかかる電力変換装置および電力変換モジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュール1を示す図である。図1は、電力変換モジュール1の斜視図である。図2は、電力変換モジュール1の断面図であり、図1におけるA−A断面図である。図3は、電力変換モジュール1の下面図である。また、図4は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換モジュール1の他の例を示す断面図である。
実施の形態1にかかる電力変換モジュール1は、略平板状とされ、回路基板部10と放熱部20とを有する。回路基板部10は、電力変換モジュール1の面方向における一端側(図1〜図3におけるX方向の右側)の領域に設けられている。回路基板部10は、電力変換機能が実行される。回路基板部10では、熱伝導板30の一面(上面)上に電力変換回路基板50が配置されている。電力変換回路基板50は、半導体スイッチング素子(半導体素子)51を有して構成された電力変換回路が、たとえばガラスエポキシ基板などの絶縁基板(プリント基板)55に実装されている。電力変換回路としては、たとえばインバータ回路およびコンバータ回路のうちのいずれか、またはその両方が実装される。電力変換回路基板50は、たとえばネジ止めにより回路基板部10の熱伝導板30の上面に固定される。
電力変換回路基板50においては、該電力変換回路基板50の内層に設けられた配線53に、該電力変換回路基板50の上層に設けられた半導体スイッチング素子51が電気的に接続されている。半導体スイッチング素子51は、その一面(下面)に設けられた半導体スイッチング素子の電極(接合部)51aに、半田接合部52を介して配線53が電気的および物理的に接続されている。半導体スイッチング素子51においては、半導体スイッチング素子の電極(接合部)51aは、下面(絶縁基板55との対向面)のみに設けられている。半導体スイッチング素子51としては、たとえば珪素(シリコン:Si)系半導体を用いたIGBTまたはFETなどの半導体素子が用いられる。また、配線53の一端部が電力変換回路基板50の面方向において電力変換回路基板50の一端側(図1〜図3におけるX方向の右側)から突出した部分は、電力変換回路を外部回路と接続するための入出力端子54とされる。
熱伝導板30は、絶縁基板55よりも熱伝導率が高い、すなわち絶縁基板55よりも熱抵抗が低い材料により構成されている。このような熱伝導板30としては、たとえばアルミニウムまたは銅等の熱伝導率の高い(熱抵抗の低い)金属板が用いられる。また、金属板の代わりに、絶縁基板55よりも熱伝導率が高い、すなわち絶縁基板55よりも熱抵抗が低い樹脂材料などからなる基板を用いてもよい。
放熱部20は、熱伝導板30において、電力変換モジュール1の面方向における他端側(図1〜図3におけるX方向の左側)の領域に、回路基板部10に隣接して設けられている冷却構造体である。放熱部20は、熱伝導板30における回路基板部10に隣接した領域自体、すなわち熱伝導板30における他端側の領域自体である。放熱部20は、電力変換回路基板50を冷却するためのヒートシンクとして機能する。
放熱部20には、熱伝導板30をその厚み方向に貫通する複数の第1空隙部31が任意のパターンで設けられている。この第1空隙部31には、第1空隙部31に対向する方向(たとえば、熱伝導板30の面方向に垂直な方向)から、自然空冷または強制空冷の冷却風が吹き付けられる。冷却風60は、たとえば図2に示されるように、熱伝導板30の面方向に垂直な方向を風路方向として吹き付けられる。強制空冷を行う場合には、第1空隙部31に対向する方向(たとえば、熱伝導板30の面方向に垂直な方向)から冷却風を吹き付けられる送風機が設けられる。
回路基板部10と放熱部20との境界の近傍には、熱伝導板30の表裏面および側面を覆って防水・防塵部材40が取り付けられる。図1〜図3では、防水・防塵部材40が回路基板部10と放熱部20との境界より放熱部20側に設けられた場合を示している。なお、電力変換モジュール1の使用条件によっては設けられなくてもよい。
このような実施の形態1にかかる電力変換モジュール1は、図5に示される筐体210に1枚、または複数枚が実装されて電力変換装置200を構成する。図5は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置用の筐体210を示す斜視図である。
筐体210は、略直方体形状を呈する箱形とされる。筐体210は、電力変換モジュール1を収納するための開口部211を一側面に備える。たとえば、図5においては、4つの開口部211が筐体210の一側面に上下方向に並列配置されている。また、筐体210の上面には、入出力端子54を介して電力変換回路を外部の電源に接続するための電源配線212、および入出力端子54に接続して半導体スイッチング素子51を外部から制御するための制御用端子213が配置されている。
図6は、筐体210に2つの電力変換モジュール1が収納された状態を示す断面図であり、図5におけるB−B断面に相当する。図7は、筐体210に3つの電力変換モジュール1が収納された状態を示す断面図であり、図5におけるB−B断面に相当する。なお、図6では、2つの電力変換モジュール1を収納可能な筐体210を示している。また、図7では、3つの電力変換モジュール1を収納可能な筐体210を示している。なお、筐体210が収納可能な電力変換モジュール1の数は限定されず、用途に合わせて適宜設定されればよい。
筐体210には、図6および図7に示されるように、電力変換モジュール1がその面方向を筐体210の上面の面方向と同方向(平行)にして収納される。電源配線212は、筐体210の内部において、該筐体210に収納された各電力変換モジュール1の入出力端子54に接続される。
電力変換モジュール1が筐体210に収納される際、たとえば防水・防塵部材40がストッパとなり、電力変換モジュール1における回路基板部10のみが筐体210に収納される。また、防水・防塵部材40は、開口部211と電力変換モジュール1との隙間をシールして筐体210の内部を筐体210の外部環境(水、ほこり)から隔離して密閉する。これにより、筐体210内に収納された回路基板部10(電力変換回路基板50)に対する大気等の外部環境の影響が遮断され、回路基板部10(電力変換回路基板50)が外部環境から保護される。防水・防塵部材40は、開口部211と電力変換モジュール1との隙間を確実にシールして筐体210の内部を密閉できれば、材料および形状は特に限定されない。
放熱部20は、筐体210から露出した状態とされる。すなわち、放熱部20は、筐体210の上面の面方向において開口部211から外部に突出した状態で露出される。筐体210に収納された複数の電力変換モジュール1において、筐体210から露出したそれぞれの放熱部20の第1空隙部31は、熱伝導板30の面方向において同じ位置とされる。また、筐体210に収納されて隣接する電力変換モジュール1において、上側に位置する電力変換モジュール1の回路基板部10の熱伝導板30と、下側に位置する電力変換モジュール1の回路基板部10の半導体スイッチング素子51との距離は、絶縁距離が確保された距離とされる。
上記のように構成された実施の形態1にかかる電力変換装置200では、筐体210の内部に収納された回路基板部10における電力変換回路の駆動により、具体的には複数の半導体スイッチング素子51のスイッチング動作により、半導体スイッチング素子51が発熱する。この半導体スイッチング素子51で発生した熱は、半導体スイッチング素子の電極(接合部)51a、半田接合部52、配線53、絶縁基板(プリント基板)55を介して、一部が半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導される。そして、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱は、図2において矢印Hで示される方向に沿って、放熱部20の熱伝導板30に伝導される。
ここで、筐体210の外部に露出されている放熱部20では、外部に露出した熱伝導板30から熱が放熱される。そして、放熱部20は、第1空隙部31に対向する方向(たとえば、熱伝導板30の面方向に垂直な方向)から第1空隙部31に冷却風60が吹き付けられる。冷却風60は、たとえば図6および図7に示されるように、熱伝導板30の面方向に垂直な方向から吹き付けられる。これにより、放熱部20では強制的に熱伝導板30から熱が奪われて放熱が促進される。また、筐体210に収納された複数の電力変換モジュール1において、筐体210から露出した放熱部20の第1空隙部31は、熱伝導板30の面方向において同じ位置とされている。これにより、冷却風60は、筐体210に収納された全ての電力変換モジュール1の第1空隙部31を貫通して通り抜けることができる。
したがって、筐体210に収納された全ての電力変換モジュール1において、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱は、放熱部20の熱伝導板30において効率的に放熱される。これにより、筐体210に収納された全ての電力変換モジュール1において、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51自体の温度をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
上述したように放熱部20の熱伝導板30の熱が放熱されることにより、放熱部20の熱伝導板30と回路基板部10の熱伝導板30との間には温度勾配が生じる。このため、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱は、放熱部20の熱伝導板30に伝導され易くなる。したがって、該熱のうちより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導され、放熱部20で放熱されることになる。
ここで、半導体スイッチング素子51は、絶縁基板55の面方向において放熱部20に近い、放熱部20側の外縁部領域上に実装されている。このため、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱は、より放熱部20の熱伝導板30に伝導され易く、該熱のうちより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導されて放熱される。また、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱のうちより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導されるため、回路基板部10の熱伝導板30から筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。したがって、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51を含む電力変換回路基板50をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
また、図1〜図3では、半導体スイッチング素子51は、熱伝導板30の面方向において回路基板部10と放熱部20との境界から回路基板部10側に未実装領域11を介して設けられており、回路基板部10と放熱部20との境界から離れている。ここで、半導体スイッチング素子51は、できるだけ放熱部20側に寄せて実装されることが好ましい。そして、半導体スイッチング素子51は、図4に示されるように、半導体スイッチング素子51の放熱部20側の端部が、回路基板部10と放熱部20との境界の位置に合わせて実装されることが最も好ましい。すなわち、半導体スイッチング素子51は、回路基板部10における放熱部20側の端部に配置されることが好ましい。
これにより、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱は、より放熱部20の熱伝導板30に伝導され易くなり、該熱のうちより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導されて放熱される。また、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導された熱のうちより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導されるため、回路基板部10の熱伝導板30から筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。したがって、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51を含む電力変換回路基板50の温度をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
また、第1空隙部31は、放熱部20(熱伝導板30)の面方向において回路基板部10と放熱部20との境界からある程度の距離だけ離間して設けられることが好ましい。すなわち、図2および図3に示されるように、放熱部20では、放熱部20の面方向における回路基板部10側の外縁部領域21には第1空隙部31を設けないことが好ましい。すなわち、第1空隙部31は、回路基板部10から離間した位置に設けられることが好ましい。これにより、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30から放熱部20の熱伝導板30に伝導された熱が、放熱部20の熱伝導板30においてその面方向に分散されるため、放熱部20において効率良く放熱される。
また、熱伝導板30は、絶縁基板55よりも熱伝導率が高い、すなわち絶縁基板55よりも熱抵抗が低い材料により構成されている。このため、半導体スイッチング素子51から半導体スイッチング素子の電極(接合部)51a、半田接合部52、配線53を介して半導体スイッチング素子51の下部領域の絶縁基板55に伝導された熱は、該絶縁基板55の面方向よりも半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導し易い。
これにより、半導体スイッチング素子51から半導体スイッチング素子51の下部領域の絶縁基板55に伝導された熱のうちより多くの熱が、半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導され、さらに放熱部20の熱伝導板30に伝導される。また、絶縁基板55から回路基板部10の熱伝導板30に伝導されて筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。したがって、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51を含む電力変換回路基板50の温度をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
また、回路基板部10の熱伝導板30に伝導された熱のうちのより多くの熱が放熱部20の熱伝導板30に伝導されるようにするために、半導体スイッチング素子51の下部領域から入出力端子54までの配線53の長さは極力短くすることが好ましい。配線53の長さを短くすることにより、半導体スイッチング素子51から配線53に伝導された熱が該配線53において入出力端子54側に伝導することが抑制される。これにより、より多くの熱が配線53から絶縁基板55を介して半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30に伝導され、さらに放熱部20の熱伝導板30に伝導される。また、配線53において入出力端子54側に伝導して絶縁基板55および熱伝導板30を介して筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。したがって、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51を含む電力変換回路基板50の温度をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
また、配線53の長さを短くすることにより、電力変換回路に、ノイズ、意図しない高周波の振動が発生することが抑制される。
上記のように構成された実施の形態1にかかる電力変換モジュール1では、1枚の熱伝導板30の一端側の領域に電力変換回路基板50が実装され(回路基板部10)、電力変換回路基板50が実装されない他端側の領域(放熱部20)がヒートシンク(放熱板)として使用される。これにより、電力変換回路として機能する回路基板部10と、該回路基板部10を冷却するための放熱部20とが熱伝導板30の面方向に沿って形成されるため、薄型の電力変換モジュール1が実現可能である。
また、電力変換モジュール1では、1枚の熱伝導板30に複数の第1空隙部31が設けられただけの簡易な構造により、放熱部20が構成されている。このため、放熱部20は熱伝導板30の切り出しと穴あけ加工のみで作製することができ、ヒートシンク(放熱板)の製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
また、実施の形態1にかかる電力変換装置200は、筐体210に薄型の電力変換モジュール1が収納されて構成されるため、薄型の電力変換装置200が実現可能である。
また、実施の形態1にかかる電力変換装置200では、筐体210に薄型の複数の電力変換モジュール1が並列に収納されて構成されることにより、大容量の電力変換装置を構成することが可能である。この場合、複数の電力変換モジュール1における各放熱部20は、電力変換モジュール1の面方向における同一領域内において重なった状態で配置される。このため、複数の電力変換モジュール1を用いて電力変換装置200が構成された場合でも、ヒートシンク(放熱板)として必要な面積は1つの放熱部20の面積だけである。これにより、ヒートシンクおよび電力変換装置200の小型化が可能である。したがって、実施の形態1にかかる電力変換装置200では、1つの電力変換装置200の面積に多数の電力変換モジュール1を重ねて配置することにより、大容量かつ小型の電力変換装置を実現可能である。
また、実施の形態1にかかる電力変換装置200では、同一構造の複数の電力変換モジュール1を筐体210内に重ねて収納することで出力容量の増加が可能となる。このため、大容量の電力変換装置を構成する場合でも、電力変換装置の面積が拡大せず、配線に用いる導体の使用量を削減できる。したがって、実施の形態1にかかる電力変換装置200では、大容量かつ低コストの電力変換装置を実現可能である。
また、上述した実施の形態1において、回路基板部10の熱伝導板の表裏面に電力変換回路基板50を配置した構成としてもよい。これにより、熱伝導板の表裏面の電力変換回路基板50に実装された半導体スイッチング素子51で発生する熱を効率的に放熱部20に熱伝導させることができ、上述した実施の形態1と同様の効果が得られる。
したがって、実施の形態1によれば、小型の電力変換装置が安価に得られる、という効果を奏する。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる電力変換モジュール70の斜視図である。電力変換モジュール70は、放熱部20の熱伝導板30の厚みを回路基板部10の厚みよりも厚くした熱伝導板71を熱伝導板30の代わりに有すること以外は、実施の形態1にかかる電力変換モジュール1と同様の構成および効果を有する。すなわち、回路基板部10は、熱伝導板71の面方向における一端側の領域に設けられている。また、放熱部20は、熱伝導板71において、面方向における他端側の領域に、回路基板部10に隣接して設けられている。第1空隙部31は、電力変換モジュール1と同様に熱伝導板71をその厚み方向に貫通する。なお、図8においては、熱伝導板71に注目して示しており、電力変換モジュール70の構成部材のうち熱伝導板71以外の記載を省略している。
図8および図9に示されるように、熱伝導板71の放熱部20側の他端側(図8および図9におけるX方向の左側)の上面端部領域および下面端部領域の少なくとも一方には、上下に重ねられた電力変換モジュール70の放熱部20同士を隙間無く重ねて積層固定するための係止部72が設けられている。図9は、接合前の3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュール70を示す断面図である。なお、図8においては、係止部72が熱伝導板71の放熱部20側の上面端部領域の全幅において設けられているが、係止部72の配置位置はこれに限定されない。係止部72は、たとえば熱伝導板71の放熱部20側の上面端部領域および下面端部領域の幅方向において部分的に1箇所以上に設けられればよく、断続的に設けられてもよい。
図10に示されるように、電力変換モジュール70が重ねて接合された場合には、隣接する電力変換モジュール70において上側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20の端部に設けられた係止部72と、下側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20の端部に設けられた係止部72とが係止される。そして、隣接する電力変換モジュール70において上側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20と、下側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20とが隙間無く接合され、積層された状態で固定される。接合された複数の電力変換モジュール70において、放熱部20の第1空隙部31の位置は、熱伝導板71の面方向において同じ位置とされる。これにより、上側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20と下側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20との間の隙間への、第1空隙部31からの冷却風60の漏れが無くなり、冷却風60による放熱部20の冷却効果が増加する。図10は、接合後の3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュール70を示す断面図である。
このような効果は、図11および図12に示されるように、筐体210に複数の電力変換モジュール70が収納されて電力変換装置が構成された状態でも変わらずに得られる。図11は、筐体210に2つの実施の形態2にかかる電力変換モジュール70が収納された状態を示す断面図である。図12は、筐体210に3つの実施の形態2にかかる電力変換モジュール70が収納された状態を示す断面図である。
また、筐体210に収納された隣接する電力変換モジュール70において、上側に位置する電力変換モジュール70の回路基板部10の熱伝導板30と、下側に位置する電力変換モジュール70の回路基板部10の半導体スイッチング素子51とのあいだで絶縁距離が確保されるように放熱部20の熱伝導板30の厚みが設定される。
また、実施の形態2にかかる電力変換モジュール70では、熱伝導板71の端部に係止部72を設けたため、熱伝導板71同士の位置合わせおよび固定が容易にできる、という効果が得られる。
上述したように、実施の形態2にかかる電力変換装置では、上側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20と下側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20とが係止部72により固定される。これにより、上側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20と下側に位置する電力変換モジュール70の放熱部20との間の隙間への第1空隙部31からの冷却風60の漏れが無くなり、冷却風60による放熱部20の冷却効果が増加する、という効果が得られる。
また、実施の形態2にかかる電力変換装置では、電力変換モジュール70の熱伝導板71の端部に係止部72を設けたため、熱伝導板71同士の位置合わせおよび固定が容易にできる、という効果が得られる。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3にかかる電力変換モジュール80を示す図である。実施の形態3にかかる電力変換モジュール80は、実施の形態2にかかる電力変換モジュール70と同じ外観形状を有する。したがって、実施の形態3にかかる電力変換モジュール80、および筐体210に複数の電力変換モジュール80が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態1および実施の形態2の場合と同様の効果を有する。
図14は、本発明の実施の形態3にかかる電力変換モジュール80の分解図である。実施の形態3にかかる電力変換モジュール80は、熱伝導板71の代わりに、第1熱伝導板81と第2熱伝導板85とにより熱伝導板が構成されている点が実施の形態2にかかる電力変換モジュール70と異なる。第1熱伝導板81と第2熱伝導板85とは、同じ材料により構成されてもよく、異なる材料により構成されてもよい。
第1熱伝導板81において回路基板部10に対応する第1領域82は、たとえば実施の形態2にかかる熱伝導板71の回路基板部10に対応する部分と同じサイズとされる。なお、図13および図14においては、第1熱伝導板81と第2熱伝導板85とに注目して示しており、電力変換モジュール80の構成部材のうち第1熱伝導板81と第2熱伝導板85以外の記載を省略している。
第1熱伝導板81においては、第2熱伝導板85に収納される突出部である第2領域83が、一側面から第1領域82の面方向に突出して第1領域82よりも薄い厚みで設けられている。なお、第2領域83は、第1領域82と同じ厚みとされてもよい。
第2領域83には、第2熱伝導板85に収納された際に第2熱伝導板85に設けられた第1空隙部31の位置に対応する位置に第2空隙部84が設けられている。すなわち、第2空隙部84は、第2領域83が第2熱伝導板85に収納された際に、第1空隙部31と第2空隙部84とが第2熱伝導板85の面方向において互いに同じ位置となるように形成されている。第2空隙部84は、第2領域83をその厚み方向に貫通して、第1空隙部31と同じパターンで設けられている。なお、図14では1つの第2領域83を有する構成を示しているが、分割された2つ以上の第2領域83を備えた構成としてもよい。
第2熱伝導板85は、たとえば実施の形態2にかかる熱伝導板71の放熱部20に対応する部分と同じサイズとされる。第2熱伝導板85は、第1熱伝導板81の第2領域83を収納するために、第1熱伝導板81の第2領域83の形状に対応して一側面から内部にわたって設けられた開口部86を有する。また、第2熱伝導板85は、開口部86を有すること以外は、実施の形態2にかかる熱伝導板71の放熱部20に対応する部分と同じ構成を有する。
そして、第1熱伝導板81の第2領域83が第2熱伝導板85の開口部86に挿入されることにより、実施の形態3にかかる電力変換モジュール80が構成される。ここで、第1熱伝導板81において第2領域83が第1領域82よりも薄い厚みで設けられていることにより、第1領域82における第2領域83側の側面がストッパとなり、位置合わせが容易になる。第1熱伝導板81と第2熱伝導板85とは、たとえば図示しないネジ等の固定部材によって固定される。
このように構成される電力変換モジュール80では、相対的に厚い厚みが必要な第2熱伝導板85と、相対的に厚い厚みが必要とされない第1熱伝導板81とを別々に作製できる。すなわち、第2熱伝導板85は、厚い熱伝導板等から削り出すなどの方法により作製できる。一方、第1熱伝導板81は、薄い熱伝導板等から削り出すなどの方法により作製できる。これにより、第2熱伝導板85の厚みに合わせた厚い1枚の熱伝導板から削り出す場合に比べて、金属の使用量を削減でき、低コスト化を図ることができる。
上述したように、実施の形態3では、相対的に厚い厚みが必要な第2熱伝導板85と、相対的に厚い厚みが必要ない第1熱伝導板81とを別々に作製して電力変換モジュール80を作製する。これにより、金属の使用量を削減でき、電力変換モジュールおよび電力変換装置の低コスト化を図ることができる。
実施の形態4.
図15は、本発明の実施の形態4にかかる電力変換モジュール90を示す図である。実施の形態4にかかる電力変換モジュール90は、実施の形態2にかかる電力変換モジュール70および実施の形態3にかかる電力変換モジュール80と同じ外観形状を有する。したがって、実施の形態4にかかる電力変換モジュール90、および筐体210に複数の電力変換モジュール90が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態1および実施の形態2の場合と同様の効果を有する。
図16は、本発明の実施の形態4にかかる電力変換モジュール90の分解図である。実施の形態4にかかる電力変換モジュール90は、第2空隙部84の代わりに複数のライン状の切り込み部(スリット)94が第2領域93に設けられた第3熱伝導板91と、第2熱伝導板85とにより熱伝導板が構成されている点が実施の形態3にかかる電力変換モジュール80と異なる。したがって、実施の形態4にかかる電力変換モジュール90、および筐体210に複数の電力変換モジュール90が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態3の場合と同様の効果を有する。なお、図15および図16においては、第3熱伝導板91と第2熱伝導板85とに注目して示しており、電力変換モジュール90の構成部材のうち第3熱伝導板91と第2熱伝導板85以外の記載を省略している。
第3熱伝導板91において回路基板部10に対応する第1領域92は、たとえば実施の形態3にかかる第1熱伝導板81の回路基板部10に対応する第1領域82と同じサイズとされる。また、第3熱伝導板91においては、第2熱伝導板85に収納される突出部である第2領域93が、一側面から第1領域92の面方向に突出して第1領域92よりも薄い厚みで設けられている。なお、第2領域93は、第1領域92と同じ厚みとされてもよい。
第2領域93には、該第2領域93の第2熱伝導板85への収納方向、すなわち第1領域92から第2領域93に向かう方向(図16におけるX方向)に沿って延在する複数のライン状の切り込み部94が設けられている。したがって、第2領域93には、くし刃状に金属部が設けられている。切り込み部94の幅(図16におけるY方向)は、第2熱伝導板85の第1空隙部31の幅(図16におけるY方向)に比べて細く、第1空隙部31の幅内に複数本の切り込み部94が含まれるように設けられる。
そして、第3熱伝導板91の第2領域93が第2熱伝導板85の開口部86に挿入されることにより、実施の形態4にかかる電力変換モジュール90が構成される。第3熱伝導板91と第2熱伝導板85とは、たとえば図示しないネジ等の固定部材によって固定される。
そして、電力変換モジュール90では、第1空隙部31に対向する方向(たとえば、第2熱伝導板85の面方向に垂直な方向)から吹き付けられて第2熱伝導板85の第1空隙部31を流れる冷却風が、第2熱伝導板85内の第2領域93の切り込み部94を通過することで第3熱伝導板91が冷却される。
このように構成される電力変換モジュール90では、第3熱伝導板91の第2領域93に設けられた空隙部は、ライン状の切り込み部94とされている。このため、第2熱伝導板85に第3熱伝導板91の第2領域93を挿入して組み立てる際に、第2熱伝導板85の空隙部(第1空隙部31)と第3熱伝導板91の第2領域93の空隙部(切り込み部94)との位置合わせを行う必要がなく、第2熱伝導板85および第3熱伝導板91との作製が容易になり、加工コストを低減できる。
上述したように、実施の形態4では、第3熱伝導板91の第2領域93に設けられる空隙部は、ライン状の切り込み部94とされる。これにより、第2熱伝導板85および第3熱伝導板91との作製が容易になり、加工コストを低減でき、電力変換モジュールおよび電力変換装置の低コスト化を図ることができる。
実施の形態5.
図17は、本発明の実施の形態5にかかる電力変換モジュール100を示す図である。図18は、本発明の実施の形態5にかかる電力変換モジュール100の分解図である。実施の形態5にかかる電力変換モジュール100は、第2熱伝導板85の代わりに第4熱伝導板101を有し、該第4熱伝導板101に実施の形態4に示した第3熱伝導板91が該第4熱伝導板101に傾斜して挿入された外観形状を有する点が実施の形態4にかかる電力変換モジュール90と異なる。したがって、実施の形態5にかかる電力変換モジュール100、および筐体210に複数の電力変換モジュール100が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態1および実施の形態2の場合と同様の効果を有する。
図17および図18に示されるように、第4熱伝導板101において第3熱伝導板91が挿入される側と反対側である他端側の上面端部領域および下面端部領域の少なくとも一方には、実施の形態2にかかる電力変換モジュール70と同様に係止部103が設けられている。
また、第4熱伝導板101は、冷却風105を通過させるための空隙部として、第1空隙部31の代わりに第3空隙部104を備える。第3空隙部104は、第4熱伝導板101の側面において、第3熱伝導板91が挿入される側面と直交する一対の側面間を貫通して例えば3層に分割して設けられる。
また、第4熱伝導板101は、第3熱伝導板91の第2領域93の形状に対応して一側面から内部にわたって設けられた開口部102を有する。開口部102は、係止部103が設けられた側の側面に対向する側面に、第4熱伝導板101の面方向に対して傾斜して設けられている。開口部102は、たとえば側面における対角線方向に延在するように設けられる。
そして、第3熱伝導板91の第2領域93が第4熱伝導板101の開口部102に挿入されることにより、実施の形態5にかかる電力変換モジュール100が構成される。第3熱伝導板91と第4熱伝導板101とは、たとえば図示しないネジ等の固定部材によって固定される。
そして、電力変換モジュール100では、第3空隙部104に対向する方向(たとえば、第3空隙部104が設けられた側面の面方向に垂直な方向)から吹き付けられて第4熱伝導板101の第3空隙部104を流れる冷却風105が、第3熱伝導板91の第2領域93の切り込み部94を通過することで第3熱伝導板91が冷却される。そして、第3熱伝導板91の第2領域93が第4熱伝導板101の面方向に対して傾斜して挿入されているため、冷却風105が全ての切り込み部94を通過でき、第3熱伝導板91が確実に冷却される。
このように構成される電力変換モジュール100では、電力変換装置の低背化などのために冷却風の導入方向を第4熱伝導板101の側面方向とした場合においても、冷却風105を第3熱伝導板91の第2領域93の切り込み部94に当てることができ、第3熱伝導板91を冷却できる。
上述したように、実施の形態5では、第4熱伝導板101の側面間を貫通する第3空隙部104を設け、冷却風105の導入方向が第4熱伝導板101の面方向とされる。また、第3熱伝導板91の第2領域93が第4熱伝導板101の面方向に対して傾斜して挿入される。これにより、実施の形態5によれば、電力変換装置の低背化が実現可能である。
実施の形態6.
図19は、本発明の実施の形態6にかかる電力変換モジュール110を示す断面図である。図20は、本発明の実施の形態6にかかる電力変換モジュール110を示す下面図である。実施の形態6にかかる電力変換モジュール110は、回路基板部10の熱伝導板30に第4空隙部111が設けられた点が、実施の形態1にかかる電力変換モジュール1と異なる。したがって、実施の形態6にかかる電力変換モジュール110、および筐体210に複数の電力変換モジュール110が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態1の場合と同様の効果を有する。
第4空隙部111は、熱伝導板30の面方向において半導体スイッチング素子51の実装領域よりも放熱部20と反対側、すなわち入出力端子54側の領域の熱伝導板30に、回路基板部10と放熱部20との境界に沿った方向(図20のY方向)に延在して設けられる。なお、図19では、1本の細いライン状の第4空隙部111を示しているが、第4空隙部111の形状および数量はこれに限定されない。たとえば、第4空隙部111は、分割されて部分的に複数個が設けられてもよい。
そして、第4空隙部111は、半導体スイッチング素子51の入出力端子54側の側面下端位置から、該側面下端位置における熱伝導板30に対する垂線に対して入出力端子54側に45度の角度をなす仮想ラインよりも外側(入出力端子54側)に設けられることが好ましい。半導体スイッチング素子51からは、主に前記仮想ラインよりも内側(放熱部20側)に熱が伝導し易い。このため、熱伝導板30における上記の位置に第4空隙部111を設けることにより、半導体スイッチング素子51から伝導した熱が半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30により伝導し易くなり、放熱部20側の熱伝導板30に伝導し易くなる。
これにより、半導体スイッチング素子51から伝導される熱のうちより多くの熱が、放熱部20の熱伝導板30に伝導されて、放熱される。また、絶縁基板55から回路基板部10の前記仮想ラインよりも外側(入出力端子54側)の熱伝導板30に伝導されて筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。したがって、半導体スイッチング素子51の電極(接合部)51aおよび半田接合部52の温度をより効率的に低減でき、さらに半導体スイッチング素子51を含む電力変換回路基板50の温度をより効率的に低減でき、熱による半田接合部52への悪影響(溶融)および半導体スイッチング素子51への悪影響をより抑制できる。
また、図21に示されるように、回路基板部10における前記仮想ラインよりも外側(入出力端子54側)の熱伝導板30を無くした構成としてもよい。この場合も上記と同様の効果が得られ、熱伝導板30に伝導されて筐体210内に放熱される熱量が減少し、筐体210内の温度上昇が抑制される。図21は、本発明の実施の形態6にかかる他の電力変換モジュールを示す断面図である。
上述したように、実施の形態6では、回路基板部10の熱伝導板30における入出力端子54側の領域に第4空隙部111が設けられる。これにより、半導体スイッチング素子51から伝導した熱が半導体スイッチング素子51の下部領域の熱伝導板30により伝導し易くなり、放熱部20側の熱伝導板30に熱伝導し易くなるため、放熱部20での放熱が促進される。
実施の形態7.
図22は、本発明の実施の形態7にかかる電力変換モジュール120を示す断面図である。実施の形態7にかかる電力変換モジュール120は、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間に、空気よりも熱伝導率が高い熱拡散シート121を備える点が、実施の形態1にかかる電力変換モジュール1と異なる。したがって、実施の形態7にかかる電力変換モジュール120、および筐体210に複数の電力変換モジュール120が収納された電力変換装置は、基本的に実施の形態1の場合と同様の効果を有する。
電力変換回路基板50における半導体スイッチング素子51の実装面と反対側の面(裏面)に、導体パターン等が形成される場合がある。この場合には、導体パターン等により、電力変換回路基板50の裏面に凹凸が発生する。このため、電力変換回路基板50の裏面において導体パターン等が設けられた部分では、導体パターン等を潰さないように電力変換回路基板50に対向する熱伝導板30の表面に導体パターン等の形状および厚みに対応した凹部を設けて配置される。この結果、電力変換回路基板50の裏面と熱伝導板30との間に空気層が形成される。このような空気層が存在すると、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間の熱伝導性が低下する。
そこで、実施の形態7にかかる電力変換モジュール120では、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間に熱拡散シート121を配置し、該熱拡散シート121を介して電力変換回路基板50と熱伝導板30とを密着させる。これにより、空気層を無くして、熱拡散シート121を介した電力変換回路基板50と熱伝導板30との間に熱伝導の良好な熱伝導路を構成し、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間の熱伝導性を向上させることができる。また、熱拡散シート121により熱の横方向(熱伝導板30の面方向)への熱拡散が更に進むため、横方向に伸びる熱伝導板30へ熱伝導させ易くなり、放熱部20側の熱伝導板30に熱伝導させ易くなる。
上述したように、実施の形態7では、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間に、空気よりも熱伝導率が高い熱拡散シート121を備える。これにより、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間の空気層が無くなり、電力変換回路基板50と熱伝導板30との間の熱伝導性が向上する。また、横方向に伸びる熱伝導板30へ熱伝導させ易くなり、放熱部20側の熱伝導板30に熱伝導させ易くなる。
なお、上述した実施の形態において説明した電力変換装置に適用する半導体スイッチング素子51としては、珪素(シリコン:Si)系半導体と比較して、大きなエネルギーバンド幅を持つワイドバンドギャップ(WBG)半導体によって形成された半導体素子を用いることができる。このWBG半導体としては、例えば、炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)系材料、またはダイヤモンド等がある。
このようなWBG半導体によって形成された半導体素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、半導体素子の小型化が可能であり、これら小型化された半導体素子を用いることにより、これらの半導体素子を組み込んだ電力変換装置の小型化が可能となる。
また、WBG半導体は電力損失が低いため、半導体素子の高効率化が可能であり、延いては、電力変換装置の高効率化が可能になる。
さらに、WBG半導体は耐熱性も高く、ヒートシンクや筐体の小型化を図ることができるという利点もあるが、一方で、半導体素子の温度が従来よりも高くなり、それに伴う筐体内部や電気部品の温度上昇を考慮する必要がある。上述した実施の形態において説明した電力変換装置では、半導体素子が発する熱の筐体内部への放熱を抑制することができるので、WBG半導体によって形成された半導体素子を適用することが容易となる。
なお、上記の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能である。また、上記の実施の形態に示した技術を、本発明の要旨を逸脱しない範囲で組み合わせる、または一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、電力変換装置の小型化および低コスト化に有用である。
1 電力変換モジュール、10 回路基板部、11 未実装領域、20 放熱部、21 外縁部領域、30 熱伝導板、31 第1空隙部、40 防水・防塵部材、50 電力変換回路基板、51 半導体スイッチング素子、52 半田接合部、53 配線、54 入出力端子、55 絶縁基板、60 冷却風、70,80,90,100,110,120 電力変換モジュール、71 熱伝導板、72 係止部、81 第1熱伝導板、82 第1領域、83 第2領域、84 第2空隙部、85 第2熱伝導板、86 開口部、91 第3熱伝導板、92 第1領域、93 第2領域、94 切り込み部、101 第4熱伝導板、102 開口部、103 係止部、104 第3空隙部、105 冷却風、111 第4空隙部、121 熱拡散シート、200 電力変換装置、210 筐体、211 開口部、212 電源配線、213 制御用端子。

Claims (12)

  1. 半導体スイッチング素子を有する電力変換回路が実装された絶縁基板が、前記絶縁基板よりも熱伝導率の高い熱伝導板の一端側の領域に実装された回路基板部と、
    前記熱伝導板において前記一端側の領域に隣接する他端側の領域であって、前記熱伝導板を厚み方向または面方向に貫通する複数の第1空隙部を有し、前記絶縁基板から前記熱伝導板に伝導した熱を放熱して前記絶縁基板を冷却する放熱部と、
    を有する複数の電力変換モジュールと、
    前記複数の電力変換モジュールを収納する筐体と、
    を備え、
    前記電力変換モジュールは、
    前記放熱部を外部に露出させた状態で前記回路基板部が前記筐体に収納され、
    前記放熱部における前記熱伝導板の厚みが、前記回路基板部の前記熱伝導板の厚みよりも厚く、
    前記放熱部の前記熱伝導板における前記他端側の端部領域に、前記放熱部同士を重ねて接合された状態で積層された2つの前記電力変換モジュール同士を固定する係止部を備えること、
    を特徴とする電力変換装置。
  2. 前記回路基板部における前記熱伝導板を構成する第1領域と、
    前記第1領域の面方向において前記第1領域の側面から突出する第2領域と、
    を有する第1熱伝導板と、
    前記第1熱伝導板よりも厚みが厚く、前記第1空隙部を有し、前記第1熱伝導板の前記第2領域が挿入される第1開口部を側面に有して前記放熱部を構成する第2熱伝導板と、
    を備え、
    前記第1熱伝導板の前記第2領域が前記第2熱伝導板の前記第1開口部に挿入されて前記熱伝導板が構成され、
    前記第2領域は、前記第2熱伝導板に挿入された状態において前記第1空隙部に対応した位置に第2空隙部を備えること、
    を特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  3. 前記回路基板部における前記熱伝導板を構成する第3領域と、
    前記第3領域の面方向において前記第3領域の側面から突出する第4領域と、
    を有する第3熱伝導板と、
    前記第3熱伝導板よりも厚みが厚く、前記第1空隙部を有し、前記第3熱伝導板の前記第4領域が挿入される第2開口部を側面に有して前記放熱部を構成する第4熱伝導板と、
    を備え、
    前記第3熱伝導板の前記第4領域が前記第4熱伝導板の前記第2開口部に挿入されて前記熱伝導板が構成され、
    前記第4領域は、前記第4熱伝導板に挿入された状態において前記第1空隙部に対応した位置に、前記第4領域の前記第4熱伝導板への挿入方向に沿って延在する複数の第1スリットを備えること、
    を特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  4. 前記回路基板部における前記熱伝導板を構成する第5領域と、
    前記第5領域の面方向において前記第5領域の側面から突出する第6領域と、
    を有する第5熱伝導板と、
    前記第5熱伝導板よりも厚みが厚く、対向する側面間を貫通する第3空隙部を有し、前記第5熱伝導板の前記第6領域が挿入される第3開口部を上面の面方向に対して傾斜して側面に有して前記放熱部を構成する第6熱伝導板と、
    を備え、
    前記第5熱伝導板の前記第6領域が前記第6熱伝導板の前記第3開口部に挿入されて前記熱伝導板が構成され、
    前記第6領域は、前記第6領域の前記第6熱伝導板への挿入方向に沿って延在する複数の第2スリットを備えること、
    を特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  5. 半導体スイッチング素子を有する電力変換回路が実装された絶縁基板が、前記絶縁基板よりも熱伝導率の高い熱伝導板の一端側の領域に実装された回路基板部と、
    前記熱伝導板において前記一端側の領域に隣接する他端側の領域であって、前記熱伝導板を厚み方向または面方向に貫通する複数の第1空隙部を有し、前記絶縁基板から前記熱伝導板に伝導した熱を放熱して前記絶縁基板を冷却する放熱部と、
    を有する複数の電力変換モジュールと、
    前記複数の電力変換モジュールを収納する筐体と、
    を備え、
    前記電力変換モジュールは、前記放熱部を外部に露出させた状態で前記回路基板部が前記筐体に収納され、
    前記回路基板部の前記熱伝導板は、前記熱伝導板の面方向における前記半導体スイッチング素子の実装位置よりも前記放熱部と反対側の位置に、厚み方向に貫通する第3空隙部を有すること、
    を特徴とする電力変換装置。
  6. 前記第1空隙部に対向する方向から冷却風が吹き付けられること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  7. 前記半導体スイッチング素子は、前記回路基板部において前記放熱部側の外縁部領域に配置されていること、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  8. 前記半導体スイッチング素子は、前記回路基板部において前記放熱部側の端部に配置されていること、
    を特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電力変換装置。
  9. 前記第1空隙部は、前記回路基板部から離間した位置に設けられること、
    を特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電力変換装置。
  10. 前記回路基板部における前記絶縁基板と前記熱伝導板との間に、空気よりも熱伝導率の高い熱拡散シートを備えること、
    を特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の電力変換装置。
  11. 前記半導体スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体素子であること、
    を特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  12. 前記回路基板部における前記熱伝導板の表裏面に前記絶縁基板が配置されること、
    を特徴とする請求項1から11のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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