JP5714918B2 - 携帯電子機器、切替制御方法及び制御プログラム - Google Patents

携帯電子機器、切替制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信機能を有する携帯電子機器、切替制御方法及び制御プログラムに関する。
携帯電子機器は、通常、電源がオン状態時には、通話等の各種の機能を利用することができ、電源がオフ状態時には、電源の供給が絶たれるため、各種の機能を利用することができない。
そうすると、携帯電子機器は、緊急機関に連絡直後に電源がオフ状態にされると位置情報等が取れなくなり、緊急事態に対処することが困難となってしまう。
ここで、特許文献1によれば、携帯電話電子機器から緊急機関へ音声情報と位置算出情報を平行して送信している状態で、音声通信回線が切断されてから所定の時間以内に電源OFFの操作を受けると、液晶画面やスピーカ等からの出力やキー操作を制限して、あたかも電源がオフ状態のように見せかけながら(つまり、擬似的に電源がオフ状態にされている状態のこと)、制御部や送受信部の電源を切らず、位置算出情報の送信を継続する技術が提案されている。
特開2008−109396号公報
ところで、特許文献1に記載されているように、擬似的に電源がオフ状態にされている状態だと、各種の機能のうち、多くの機能を利用することができない。そして、電源をオン状態にして各種の機能を利用するためには、電源をオン状態にするための操作を行うしかない。
そこで、本発明は、擬似的に電源がオフ状態において、簡易に電源をオンにすることができる携帯電子機器、切替制御方法及び制御プログラムを提供することを一つの目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、表示部と、操作部と、前記操作部の操作により、前記表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定部と、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御部とを有する構成である。
また、携帯電子機器では、防犯ブザーを起動するための防犯キーを有し、前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、前記防犯キーが操作された場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記防犯ブザーを起動させると共に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせる構成でも良い。
また、携帯電子機器では、所定の宛先が登録される登録部を備え、前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、前記登録部に登録されている前記所定の宛先からメール又は電話の着信があった場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせる構成でも良い。
また、携帯電子機器では、前記制御部は、前記操作部の操作にしたがって、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定された場合に、前記登録部を参照して前記所定の宛先にメールを送信する構成でも良い。
また、携帯電子機器では、前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、電話の着信があった場合に、発信元が前記登録部に登録されている前記所定の宛先であるときには、当該発信元のメッセージを録音する留守番電話に移行させ、発信元が前記登録部に登録されていない前記所定の宛先でないときには、前記留守番電話に移行させない構成でも良い。
また、携帯電子機器では、前記設定部は、前記操作部の操作により、前記表示部に電源を供給することなく前記全ての機能を利用できなくする電源オフモードに設定が可能であり、前記制御部は、前記操作部の操作にしたがって、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定された場合に、前記電源オフモードが設定された場合とは異なる表示画面を所定時間だけ前記表示部に表示し、その後前記表示部への電源の供給を遮断するように制御する構成でも良い。
また、携帯電子機器では、前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、緊急連絡先から電話の着信があった場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせると共に、当該緊急連絡先からの着信を受け付け可能とする構成でも良い。
また、携帯電子機器では、前記制御部は、前記防犯に係る機能が利用されることにより前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定時間が経過したときに、再度前記擬似電源オフモードへと切り替えさせる構成でも良い。
また、本発明に係る切替制御方法は、上記課題を解決するために、操作部の操作により、表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定工程と、前記設定工程により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御工程とを有する構成である。
また、本発明に係る制御プログラムは、上記課題を解決するために、操作部の操作により、表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定工程と、前記設定工程により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御工程とをコンピュータによって実現するためのものである。
本発明によれば、擬似的に電源がオフ状態において、簡易に電源をオンにすることができる。
携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 携帯電話機が各状態(擬似電源オフモード、電源オフモード、電源オンモード)において、着信を受けた場合に参照するテーブルについての説明に供する図である。 登校時における子供側の携帯電話機と保護者側の携帯端末の動作についての説明に供するフローチャートである。 登校時における子供側の携帯電話機と保護者側の携帯端末の動作についての説明に供する図である。 下校時における子供側の携帯電話機と保護者側の携帯端末の動作についての説明に供するフローチャートである。 下校時における子供側の携帯電話機と保護者側の携帯端末の動作についての説明に供する図である。
以下、本発明を実施するための好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の携帯電子機器の一実施形態に係る携帯電話機1の基本構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、携帯電話機1の外観斜視図である。
携帯電話機1は、ストレートタイプの携帯電話機1である。携帯電話機1は、筐体2と、筐体2に対して一定方向に所定量だけ滑動するように取り付けられた滑動部材3と、滑動部材3に連結されたストラップ4により構成されている。携帯電話機1は、通話機能に加えて防犯ブザー機能を有している。防犯ブザー機能とは、ユーザが危険を察知した場合に携帯電話機1に所定の操作を施すことで大音量を発生させて、周囲にいる人に注意を促す機能である。具体的には、携帯電話機1は、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られると、滑動部材3が一定方向に所定量だけ滑動し、この滑動をトリガーとして、大音量でブザーが周囲に鳴り響くことにより、周囲にいる人に注意を促す。なお、この場合には、後述する制御部45は、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られたことにより防犯ブザーが鳴っている旨の通知を受け、提携している警備会社等にメール等の機能を利用して緊急通知を行う。
また、筐体2の前面2aには、操作部11と、表示部21と、マイク12と、スピーカ22とが配置されている。操作部11は、互いに異なる方向を指定する複数の方向指定キー11a(方向指定手段)と、所定の機能を作動させるための機能作動キー11bと、終話キー11cを備える。ここで、複数の方向指定キー11aは、図1に示すように物理的に1つのキーの場合でも、上方向、右方向、下方向及び左方向にそれぞれ異なる機能が割り当てられていれば、複数の方向指定キーとする。本実施例においては、方向指定キー11aは、上方向を指定する上キー111と、下方向を指定する下キー112と、右方向を指定する右キー113と、左方向を指定する左キー114により構成される。なお、方向指定キー11aは、複数の方向に指定可能なものであれば良く、ジョイスティックやトラックボール、その他ポインティングデバイスであっても良い。
表示部21は、液晶表示ディスプレイや有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等から構成される。マイク12は、携帯電話機1のユーザが通話時に発した音声を入力する。スピーカ22は、携帯電話機1の使用時に通話の相手方の音声が出力する。
なお、携帯電話機1は、上述したストレートタイプに限定されることはない。すなわち、携帯電話機は、操作部側筐体と表示部側筐体とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式や、操作部側筐体と表示部側筐体とを2軸ヒンジを介して連結したもの、さらには、操作部側筐体と表示部側筐体とをヒンジ機構で結合させた折り畳み式であっても良い。
次に、携帯電話機1の機能構成について説明する。図2は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、メモリ44と、制御部45と、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23とを備える。また、携帯電話機1は、滑動部材3と、ストラップ4を備え、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られると、滑動部材3が一定方向に所定量だけ滑動し、その旨が制御部45に通知されるようになっている。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等の外部装置と通信を行う構成である。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であっても良い。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。また、RF回路部41は、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置に送信する。また、その一方で、RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信している信号の強度(RSSI、Received Signal Strength Indication)を制御部45に通知する。
画像処理部42は、制御部45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、画像処理部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部45による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていても良い。
制御部45は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。
このように構成される携帯電話機1は、擬似的に電源がオフ状態において、簡易に防犯に係る機能を利用する機能を有する。以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。
携帯電話機1は、図2に示すように、設定部46を有する。設定部46は、操作部11の操作により、表示部21に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、表示部21に電源を供給して防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する。例えば、操作部11の所定のキーを押下することにより設定部46を設定する構成でも良いし、メニューから所定のルートを辿って設定部46を設定する構成でも良い。
このような構成の場合、制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている場合に、防犯に係る機能が利用されたとき、擬似電源オフモードから電源オンモードへ自動的に切り替えさせる。
防犯に係る機能とは、防犯ブザーを鳴らしたり、提携している警備会社等にメール等の機能を利用して緊急通知を行う機能である。この緊急通知には、携帯電話機1の位置情報も含まれている。警備会社等は、緊急通知を受けた場合、位置情報から割り出した地点の近くをパトロールしている警備員を現場に急行させたり、警察等に連絡したりして、防犯活動を行う。また、防犯に係る機能として、所定の宛先からのメール又は電話の着信や緊急連絡先からの着信等があげられる。
また、擬似電源オフモードとは、表示部21への点灯制御や操作部11による操作を無効にして、あたかも電源オフモード(電源部から電源の供給が遮断され、携帯電話機1に係る全ての機能が利用できないモード)に移行しているかのように見せかけ、実際には、制御部45等に対して電源の供給が行われており、防犯に係る機能が利用可能なモードのことである。また、擬似電源オフモードに設定されている場合には、携帯電話機1は、電話やメールの発信や着信も行わず、その旨の動作(電話の着信等に応じて発光LEDが点灯したりする動作)も一切行わないので、授業中等において周囲に迷惑を掛けることがない。
また、制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている場合に、防犯に係る機能が利用された場合、すなわち、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られ、滑動部材3が一定方向に所定量だけ滑動し、その旨の通知がされた場合に、擬似電源オフモードから電源オンモードへ切り替えさせる。
したがって、携帯電話機1は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている場合には、電話等の着信時において周囲に迷惑をかけることがない一方、緊急時には、防犯に係る機能が利用されることを条件に、直ぐに擬似電源オフモードから電源オンモードへの切り替えを行うことができる。
よって、ユーザは、緊急時において、簡易な操作によって、直ぐに擬似電源オフモードから電源オンモードに切り替えて、警察署等への電話をかけること等ができ、効果的に防犯を図ることができる。
また、携帯電話機1は、防犯に係る機能の一つとして防犯ブザーを起動するための防犯キーを有する。ここで、本実施例では、防犯キーは、滑動部材3とストラップ4によって構成されているものとするが、これに限らず、筐体2の前面2aやサイド等に、所定のキーを設け、当該キーを押圧することによって、防犯ブザーを起動させる構成でも良い。
制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、防犯キーが操作された場合に防犯に係る機能が利用されたとして、防犯ブザーを起動させると共に、擬似電源オフモードから電源オンモードへと切り替えさせる構成でも良い。
したがって、携帯電話機1は、擬似電源オフモードが設定されている状態において、簡易な操作によって電源オンモードへ切り替えることができるので、緊急時に直ぐに通常通り警察等へ電話をかけることができる。
また、携帯電話機1は、図2に示すように、所定の宛先が登録される登録部47を備える。制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、登録部47に登録されている所定の宛先からメール又は電話による着信があった場合に防犯に係る機能が利用されたとして、擬似電源オフモードから電源オンモードへと切り替えさせる構成でも良い。
登録部47は、氏名や、電話番号や、メールアドレス等がユーザごとにテーブルによって管理されている、いわゆるアドレス帳を登録している。また、登録部47は、登録されているユーザの中から擬似電源オフモード中にメール又は電話による着信を許可するユーザを設定できる機能を有している。
また、制御部45は、擬似電源オフモード中において、所定の宛先からメール又は電話による着信が所定回数以上あった場合に、擬似電源オフモードから電源オンモードへと切り替えさせる構成でも良い。
このようにして、携帯電話機1は、擬似電源オフモードが設定されている状態において、所定の宛先からメール又は電話による着信があった場合に、擬似電源オフモードから電源オンモードに切り替えることができるので、所定の宛先からの連絡のみを着信することができる。
制御部45は、操作部11の操作にしたがって、設定部46により擬似電源オフモードが設定された場合に、登録部47を参照して所定の宛先にメールを送信する構成でも良い。
具体的には、携帯電話機1(子供が所有する携帯電話機であると想定する)は、登録部47に登録されている所定の宛先が両親の携帯電話機のメールアドレスであれば、学校に到着したことにより、擬似電源オフモードに設定された場合に、その旨を示すメールを自動的に両親の携帯電話機に送信する。したがって、両親は、携帯電話機1が擬似電源オフモードに設定されたことを知り、例えば、子供が学校に到着したことを知ることができる。
このようにして、携帯電話機1は、擬似電源オフモードに設定された場合に、自動的に所定の宛先にその旨を通知することができる。
制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、電話の着信があった場合に、発信元が登録部47に登録されている所定の宛先であるときには、当該発信元のメッセージを録音する留守番電話に移行させ、また、発信元が登録部47に登録されていない所定の宛先でないときには、留守番電話に移行させない構成でも良い。
ここで、携帯電話機1は、操作部11の操作により、電話の着信時において所定のメッセージを流し、通話相手のメッセージを録音する留守番電話の機能を有している。
携帯電話機1は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、電話の着信があった場合に、発信元が登録部47に登録されている所定の宛先であるときには、留守番電話の機能がオン状態になり、当該発信元のメッセージを録音する。
また、携帯電話機1は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、電話の着信があった場合に、発信元が登録部47に登録されていない所定の宛先でないときには、留守番電話の機能がオン状態にならない。よって、この場合には、携帯電話機1に電話をかけてきた相手には、現在電源がオフ状態になっている等の所定のメッセージが流れることになる。
このようにして、携帯電話機1は、擬似電源オフモードが設定されている場合においても、着信が所定の発信元である場合には、留守番電話の機能をオン状態にするので、所定の発信元からのメッセージを録音することができ、擬似電源オフモードから電源オンモードに移行した際に、直ぐに当該メッセージを再生することができる。
また、携帯電話機1は、疑似電源オフモードが設定されると、表示部21への電源の供給が遮断され、また、一般的な操作部11による操作を無効にするため、疑似電源オフモードに設定されたのか、電源オフモードが設定されたのかを、外見上区別することが困難になる。そこで、以下のような構成にすることにより、設定されたモードが疑似電源オフモードであるか電源オフモードであるかを容易に確認できるようにした。
設定部46は、操作部11の操作により、表示部21に電源を供給することなく全ての機能を利用できなくする電源オフモードに設定が可能である。このような構成の場合、制御部45は、操作部11の操作にしたがって、設定部46により擬似電源オフモードが設定された場合に、電源オフモードが設定された場合とは異なる表示画面を所定時間だけ表示部21に表示し、その後、表示部21への電源の供給を遮断するように制御する。
例えば、メモリ44は、表示画面用の第1の画像データと、第1の画像データとは異なる第2の画像データを保持している。制御部45は、電源オフモードが設定された場合には、第1の画像データをメモリ44から読み出して表示部21に表示し、起動中のプログラムを終了させて、電源をオフにする。また、制御部45は、疑似電源オフモードが設定された場合には、第2の画像データをメモリ44から読み出して、表示部21に表示し、必要なプログラムのみを起動状態にして、表示部21への電源の供給を遮断する。
このようにして、携帯電話機1は、電源オフモードが設定されたときと、疑似電源オフモードが設定されたときにおいて、それぞれ異なる表示画面を表示部21に表示するので、設定されたモードが疑似電源オフモードであるか電源オフモードであるかを、容易に確認させることができる。
また、制御部45は、設定部46により擬似電源オフモードが設定されている状態において、緊急連絡先から電話の着信があった場合に防犯に係る機能が利用されたとして、擬似電源オフモードから電源オンモードへと切り替えさせ、当該緊急連絡先からの着信を受け付け可能とする構成でも良い。
緊急連絡先とは、例えば、アドレス帳に登録されている中から予め指定されたものでも良いし、携帯電話機1から警察署へ連絡した後、その警察署からコールバックされたものでも良い。
このようにして、携帯電話機1は、疑似電源オフモードに設定されている状態でも、一定条件下に疑似電源オフモードから電源オンモードへと切り換えさせるので、緊急時において、緊急連絡先からの着信を受け付けることができる。
また、制御部45は、防犯に係る機能が利用されることにより擬似電源オフモードから電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定時間が経過したときに、再度擬似電源オフモードへと切り替えさせる構成でも良い。ここで、所定時間は、防犯に係る機能の種類によって変動する構成でも良い。
このように構成されることにより、携帯電話機1は、防犯に係る機能が利用されることにより、疑似電源オフモードから電源オンモードへと自動的に切り替わり、所定時間が経過後に、自動的に疑似電源オフモードに切り替わるので、操作負担の軽減を図ることができる。
つぎに、携帯電話機1が各状態(擬似電源オフモード、電源オフモード、電源オンモード)において、着信を受けた場合に参照するテーブルT1について、図3を参照しながら説明する。なお、擬似電源オフモードでは、留守番電話の機能がオン状態において、メッセージを録音するためのメモリに余裕がある状態(留守メモフルでない状態)と、メモリに余裕がない状態(留守メモフル状態)に分けて説明する。また、このテーブルT1は、メモリ44に格納されているものとする。
制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフルでない状態において、アドレス帳に登録されている相手から着信があった場合には、電源オンモードに切り替えて、簡易留守メモとしてメッセージを録音する。なお、この場合には、制御部45は、着信履歴として、着信元と着信時間の情報を保存するので、擬似電源オフモードから電源オンモードに切り替わったときに、表示部21に着信履歴を表示する。また、電源オンモードに切り替えて、通常の着信を行っても良い。
また、制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフルでない状態において、アドレス帳に登録されていない相手から着信があった場合には、着信を拒否する。この場合には、相手側の端末には、第1のガイダンス(例えば、「アドレス帳に登録されていあいため、おつなぎで来ません」)が流れることになる。
また、制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフルでない状態において、緊急通知先からコールバックがあった場合には、電源オンモードに切り替えて、通常着信を行う。なお、コールバックを待っている時間(例えば、5分間)は、電源オンモードを維持することとする。
制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフル状態において、アドレス帳に登録されている相手から着信があった場合には、着信を拒否する。この場合には、相手側の端末には、第1のガイダンスとは異なる第2のガイダンス(例えば、「録音するためのメモリが足りないため、メッセージは残せません」)が流れることになる。なお、制御部45は、着信履歴として、着信元と着信時間の情報を保存しても良く、擬似電源オフモードから電源オンモードに切り替わったときに、表示部21に着信履歴を表示しても良い。
また、制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフル状態において、アドレス帳に登録されていない相手から着信があった場合には、着信を拒否する。この場合には、相手側の端末には、第1のガイダンスが流れることになる。
また、制御部45は、擬似電源オフモードであって、留守メモフル状態において、緊急通知先からコールバックがあった場合には、電源オンモードに切り替えて、通常着信を行う。
制御部45は、電源オフモードにおいては、全ての着信が拒否される。
制御部45は、電源オンモードにおいて、アドレス帳に登録されている相手から着信があった場合、及び緊急通知先からコールバックがあった場合には、通常着信を行う。
制御部45は、電源オンモードにおいて、アドレス帳に登録されていない相手から着信があった場合には、着信を拒否する。この場合には、相手側の端末には、第1のガイダンスが流れることになる。
つぎに、携帯電話機1の使用者が子供であると想定し、登校時と下校時における携帯電話機1と保護者側の携帯端末100の間における処理について、図4乃至図7を用いて説明する。
まず、図4及び図5を用いて、登校時における処理について説明する。
ステップST1において、終話キー11cは、使用者(子供)による長押操作を受け付ける(図5(a)を参照)。
ステップST2において、制御部45は、終話キー11cの長押を検出し、電源オンモードから擬似電源オフモードへ切り替える。このとき、表示部21には、擬似電源オフモード用の表示画像が表示される(図5(b)を参照)。
ステップST3において、制御部45は、バックライトへの電源の供給を遮断して、擬似電源オフモードに切り替わる。表示部21は、図5(c)に示すように、電源オフモードと同じようにバックライトが消え、真っ暗な状態になる。
ステップST4において、制御部45は、保護者側(例えば、登録部47に登録された所定の宛先)の携帯端末100に擬似電源オフモードに切り替わったことを伝えるメールを送信する(図5(d)を参照)。なお、携帯電話機1は、予め保護者側の携帯端末100のメールアドレスが登録されており、擬似電源オフモードに切り替わったときに、その旨を通知するためのメールを作成し(例えば、メール本文が「擬似電源オフされました」等)、作成したメールを保護者側の携帯端末100に送信する機能を有している。
ステップST5において、保護者側の携帯端末100は、ステップST4の工程により送信されてきたメールを受信する。保護者側は、このメールにより、子供の携帯電話機1が擬似電源オフモードに切り替わったことを知る。
また、ステップST6において、保護者側の携帯端末100は、所定の発呼操作が行われて、携帯電話機1に対して発呼を行う。
ステップST7において、制御部45は、ステップST6の工程により行われた発呼に対して着呼処理を行う(図5(e)を参照)。
ステップST8において、制御部45は、電源オンモードに切り替える。
ステップST9において、制御部45は、ステップST7の工程による着呼処理によって、擬似電源オフモードから電源オンモードに切り替わったので、通常の着信動作(例えば、表示部21のバックライトをON状態にして、所定の着信表示を行い、着信メロディーを出力し、LEDを点灯する等の動作)を行わず(図5(f)を参照)、テーブルT1を参照して、留守番電話機能を働かせてメッセージを録音する、いわゆる簡易留守メモ機能を働かせる。なお、制御部45は、メッセージを録音するメモリに余裕がないと判断した場合には、着信を拒否し、相手側の端末に所定のガイダンス(例えば、「録音するためのメモリが足りないため、メッセージは残せません」)を流す。また、制御部45は、電源オンモードをこのまま維持して、通常の着信が可能なようにしても良い。
ステップST10において、制御部45は、着信履歴として、着信元と着信時間の情報を保存する。
ステップST11において、終話キー11cは、使用者(子供)による長押操作を受け付ける(図5(g)を参照)。例えば、携帯電話機1は、放課後になり、下校する際に使用者(子供)によって電源オンモードへ切り替える操作が行われることが想定される。なお、既に電源オンモードが設定されている場合には、本工程はスキップされる。
ステップST12において、制御部45は、終話キー11cの長押を検出し、擬似電源オフモードから電源オンモードへ切り替える。このとき、表示部21には、電源オンモード用の表示画像が表示される(図5(h)を参照)。また、制御部45は、電源オンモード用の表示画像を表示した後、ステップST9の工程により着信履歴が残されているので、表示部21に着信履歴が有る旨を表示する(図5(i)を参照)。
ステップST13において、操作部11は、使用者(子供)の操作(お知らせ表示の選択操作)を受け付ける。制御部45は、使用者による操作に応じて、発呼したのが保護者である旨、及び着呼時間と、メッセージが残されている旨を表示部21に表示する。
ステップST14において、操作部11は、使用者(子供)の操作(簡易留守メモを再生する操作)を受け付ける。
ステップST15において、制御部45は、残されているメッセージの再生を行う。
このようにして、携帯電話機1は、擬似電源オフモードが設定されている場合においても、着信が所定の発信元である場合には、留守番電話の機能をオン状態にするので、所定の発信元からのメッセージを録音することができ、擬似電源オフモードから電源オンモードに移行した際に、直ぐに当該メッセージを再生することができる。
つぎに、図6及び図7を用いて、下校時における処理について説明する。以下の実施例では、上述したステップST10の工程のように使用者(子供)により擬似電源オフモードから電源オンモードへの切り替え操作が無かった場合を想定して説明する。
ステップST21において、制御部45は、擬似電源オフモードを継続する(図7(a)を参照)。
ステップST22において、滑動部材3は、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られたことに応じて、所定量だけ滑動する。携帯電話機1の使用者(子供)は、例えば、下校途中において、危険を察知した場合に、ストラップ4を所定以上の力で引っ張ることが想定される(図7(b)を参照)。
ステップST23において、制御部45は、擬似電源オフモードから電源オンモードへ切り替える。
ステップST24において、制御部45は、大音量で防犯ブザーを鳴らす(図7(c)を参照)。なお、防犯ブザーは、制御部45の制御によらず、ストラップ4が所定以上の力で引っ張られることにより滑動部材3が所定量だけ摺動することにより鳴動する構成でも良い。
ステップST25において、制御部45は、電源オンモードに切り替える。
ステップST26において、制御部45は、予め設定されている通知先(例えば、保護者側の携帯端末100)にメール機能を利用して緊急通知を行う(図7(d)を参照)。例えば、制御部45は、「防犯ブザーが起動しました」等のメッセージを作成してメールで送信する。
ステップST27において、保護者側の携帯端末100は、ステップST25の工程により送信されてきたメールを受信する。保護者側は、このメールにより、子供の携帯電話機1において防犯ブザーが起動したことを知る。
ステップST28において、保護者側の携帯端末100は、移動経路通知機能を起動する。ここで、移動経路通知機能とは、携帯電話機1に内蔵されているGPS機能を利用して、携帯電話機1の現在位置とその移動経路を通知する機能である。
ステップST29において、制御部45は、保護者側の携帯端末100の移動経路通知機能が起動されたことに連動して、自身の移動経路通知機能を起動する。
ステップST30において、制御部45は、自身の位置情報を取得して、保護者側の携帯端末100に送信する。
ステップST31において、保護者側の携帯端末100は、携帯電話機1から送信されてくる位置情報を取得し、携帯電話機1の現在位置及び移動経路を把握する(図7(e)を参照)。例えば、保護者は、携帯電話機1の現在位置が自宅の近くであれば、迎えに行き、子供を保護することができる。
このようにして、携帯電話機1は、防犯機能が働いたことを保護者側へ通知し、かつ現在位置を通知することにより、防犯効果を高めることができる。
また、上述したように、携帯電話機1は、疑似電源オフモード時において、所定の動作により電源オンモードに移行することが可能である。ここで、所定の動作とは、電源オンモードに移行するための通常の動作(例えば、終話キー11cの長押動作)ではなく、疑似電源オフモード時に有効な防犯に係る機能の動作(例えば、ストラップ4を引っ張る動作)のことである。
また、疑似電源オフモード時に有効な防犯に係る機能の動作とは、以下の動作が相当する。防犯ブザーの鳴動動作(緊急アプリの設定時は緊急アプリを起動)、所定の宛先や緊急連絡先からの着信による動作、遠隔ロックによる動作、自動マナーモードの設定動作、特定メールによる動作(但し、保護者メニューの起動は行わない)である。
例えば、携帯電話機1は、疑似電源オフモードが設定されている時に、防犯ブザーを起動した場合は、疑似電源オフモードを解除し、電源オンモードへ移行して鳴動する。また、携帯電話機1は、疑似電源オフモードが設定されている時に、特定メールを受信した場合に、緊急アプリの起動又は停止ができる機能を有している。
また、他に擬似電源オフモード時に有効な動作としては、移動経路通知機能の起動中において、子供が所有する携帯電話機1が予め定めていた範囲(例えば、学区)の外に出てしまった場合や、特定のメールを所定の回数受信した場合や、所定の文言の入った特定メールを受信した場合等が考えられる。
また、携帯電話機1は、待受け時において終話キー11cの長押下で疑似電源オフモードへ遷移する機能を有する。携帯電話機1は、疑似電源オフモードへ移行した場合には、疑似電源オフ用の終了アニメを表示し、表示部21への電源の供給を遮断する。
また、携帯電話機1は、擬似電源オフモードに切り替えたことを伝えるため、アドレス帳に登録された特定のメールアドレス宛(例えば、保護者側の携帯端末100に)にメールを送信する機能を有する。なお、遠隔ロック中は、疑似電源オフモードへの切り替えは行えないようにしても良い。
また、携帯電話機1は、疑似電源オフモード時において、終話キー11cを長押下の操作を行うことにより、電源オンモードに切り替えて、待受画面に復帰する。携帯電話機1は、擬似電源オフモードから復帰する際、表示部21への電源の供給を再開し、通常の電源投入時の初期化処理を行わずに電源オンアニメを表示する。
また、携帯電話機1は、着信時に以下の動作を行う。携帯電話機1は、疑似電源オフモード中に緊急通知先から音声着信した場合は、通常着信を行う。また、携帯電話機1は、疑似電源オフモード中に音声着信を受けた際、アドレス帳登録相手の場合にはすぐに簡易メモに遷移して着信履歴に残す。また、携帯電話機1は、疑似電源オフモード中に音声着信を受けた際、アドレス帳登録外の場合は、画面表示を行わず、相手に所定のガイダンスを流す。
1 携帯電話機
3 摺動部材
4 ストラップ
45 制御部
46 設定部
47 登録部

Claims (10)

  1. 表示部と、
    操作部と、
    前記操作部の操作により、前記表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定部と、
    前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御部とを有し、
    前記制御部は、前記防犯に係る機能が利用されることにより前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定時間が経過したときに、再度前記擬似電源オフモードへと切り替えさせる
    携帯電子機器。
  2. 防犯ブザーを起動するための防犯キーを有し、
    前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、前記防犯キーが操作された場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記防犯ブザーを起動させると共に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせる請求項1記載の携帯電子機器。
  3. 所定の宛先が登録される登録部を備え、
    前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、前記登録部に登録されている前記所定の宛先からメール又は電話の着信があった場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせる請求項1又は2記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御部は、前記操作部の操作にしたがって、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定された場合に、前記登録部を参照して前記所定の宛先にメールを送信する請求項3記載の携帯電子機器。
  5. 前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、電話の着信があった場合に、
    発信元が前記登録部に登録されている前記所定の宛先であるときには、当該発信元のメッセージを録音する留守番電話に移行させ、
    発信元が前記登録部に登録されていない前記所定の宛先でないときには、前記留守番電話に移行させない請求項3又は4記載の携帯電子機器。
  6. 前記設定部は、前記操作部の操作により、前記表示部に電源を供給することなく前記全ての機能を利用できなくする電源オフモードに設定が可能であり、
    前記制御部は、前記操作部の操作にしたがって、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定された場合に、前記電源オフモードが設定された場合とは異なる表示画面を所定時間だけ前記表示部に表示し、その後前記表示部への電源の供給を遮断するように制御する請求項1乃至5のいずれか1項記載の携帯電子機器。
  7. 前記制御部は、前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている状態において、緊急連絡先から電話の着信があった場合に前記防犯に係る機能が利用されたとして、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへと切り替えさせると共に、当該緊急連絡先からの着信を受け付け可能とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の携帯電子機器。
  8. 表示部と、
    操作部と、
    前記操作部の操作により、防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定部と、
    前記設定部により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御部とを有し、
    前記制御部は、前記防犯に係る機能が利用されることにより前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定の条件を満たすと、再度前記擬似電源オフモードへと切り替える携帯電子機器。
  9. 操作部の操作により、表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定工程と、
    前記設定工程により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御工程とを有し、
    前記制御工程は、前記防犯に係る機能が利用されることにより前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定時間が経過したときに、再度前記擬似電源オフモードへと切り替えさせる
    切替制御方法。
  10. 操作部の操作により、表示部に電源を供給することなく防犯に係る機能が利用可能な擬似電源オフモードと、前記表示部に電源を供給して前記防犯に係る機能を含めて全ての機能が利用可能な電源オンモードとを切り替えて設定する設定工程と、
    前記設定工程により前記擬似電源オフモードが設定されている場合に、前記防犯に係る機能が利用された場合に、前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせる制御工程とをコンピュータによって実現するための制御プログラムであって、
    前記制御工程は、前記防犯に係る機能が利用されることにより前記擬似電源オフモードから前記電源オンモードへ切り替えさせた場合に、所定時間が経過したときに、再度前記擬似電源オフモードへと切り替えさせる
    制御プログラム。
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