JP4361895B2 - 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機 - Google Patents

防犯ブザー機能搭載の携帯電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP4361895B2
JP4361895B2 JP2005270619A JP2005270619A JP4361895B2 JP 4361895 B2 JP4361895 B2 JP 4361895B2 JP 2005270619 A JP2005270619 A JP 2005270619A JP 2005270619 A JP2005270619 A JP 2005270619A JP 4361895 B2 JP4361895 B2 JP 4361895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
score data
power
security buzzer
buzzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005270619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007082122A (ja
Inventor
紘司 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005270619A priority Critical patent/JP4361895B2/ja
Publication of JP2007082122A publication Critical patent/JP2007082122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4361895B2 publication Critical patent/JP4361895B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、防犯ブザー機能を搭載した携帯電話機に関し、特に防犯ブザーの使い勝手の向上を図る技術に関する。
近年、護身用として、携帯型の防犯ブザーが数多く販売され、携帯されている。
これらの防犯ブザーは、例えばストラップを抜くと同時に大音響でアラーム音が鳴ることで、護身用としての機能を果たすことが可能となっている。
すなわち、防犯ブザーとしては、常に携帯していることと、鳴って欲しいときに即座に鳴り始めて、鳴り続けることが必須要件となる。
そのため、携帯していることの多い携帯電話機の1機能として搭載されてきている(特許文献1参照)。
特開2002−057816号公報
しかし、近年の携帯電話機では、鳴って欲しいときに即座に鳴らない場合や、アラーム音が途切れる場合が、レアケースではあるが起こり得る。
そのようなレアケースの1つに、携帯電話機の電源を落とす処理をしている間に防犯ブザーを鳴らそうとした場合がある。
携帯電話機では、電源を落とすスイッチを入れてから、完全に電源OFF状態となるまでに時間がかかる。
というのは、音楽の録音再生機能やカメラ機能など、様々な機能を搭載するに至っている近年の携帯電話機では、それらの機能を実行する数多くのソフトウェアが動作しており、携帯電話機の電源を落とす処理では、それらのソフトウェアの動作を所定の手順で順次停止していくことが求められているからである。
ソフトウェアの動作を順次停止していくのは、その停止順序を変えたり、停止処理を中断することは、原則として、望ましくなく、停止処理を中断等することは、再起動時に不具合を生じさせる場合があるからである。
従って、防犯ブザーに関連する処理を行うソフトウェアの動作が停止してしまった場合には、それ以後に防犯ブザーの機能が正常に動かなくなる場合が起こり得、電源を落とす処理をしている間に防犯ブザーを鳴らそうとしても鳴らない場合等が起こることになる。
そこで、本発明は、携帯電話機が電源を落とす処理を行っている場合であっても、防犯ブザーのスイッチを入れれば、即座に鳴り、かつ、鳴り続ける防犯機能を備えた携帯電話機の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の携帯電話機は、楽譜データを記憶するためのメモリと、記憶された楽譜データを順次読み出して音色を合成発音する回路とを有する音源ICを内蔵し、当該音源ICを用いて防犯ブザーを鳴らす携帯電話機であって、前記メモリの読み出されていない楽譜データの量であるデータ残量に基づいて、前記メモリに防犯ブザー用の楽譜データを書き込む書込手段と、自機の電源をOFFする指示を取得し、前記データ残量を認知するタスクを含む全タスクを順次終了させる処理を行う電源OFF手段とを備え、前記電源OFF手段は、前記指示の取得後に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むことを特徴とする。
本発明に係る携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、携帯電話機の電源OFF処理中は、楽譜データの残量に関係なく音源ICのバッファに防犯ブザー用楽譜データを書き込むことができるので、電源OFF処理中に楽譜データが無くなって防犯ブザーが鳴らなくなる場合が起こらなくなる。
また、前記電源OFF手段は、前記データ残量を認知するタスクを終了させるときに、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこととしてもよい。
これにより、楽譜データの残量を検知するタスクの終了時に、音源ICのバッファに楽譜データを書き込むことが出来るので、防犯ブザーが鳴っている場合は、より長く防犯ブザーを鳴らしておくことができるようになり、防犯ブザーが鳴っていない場合は、防犯ブザースイッチがONになったら即座にブザーを鳴らすことができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、防犯ブザーの鳴動の開始指示を取得するブザー指示取得手段を備え、前記電源OFF手段は、前記ブザー指示取得手段が防犯ブザーの鳴動の開始指示を取得した場合に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこととしてもよい。
これにより、防犯ブザーの鳴動指示があった場合には、電源OFF処理中に楽譜データの残量に関係なく音源ICのバッファに防犯ブザー用楽譜データを書き込むことができるので、電源OFF処理中に楽譜データが無くなって防犯ブザーが鳴らなくなる場合が起こらなくなる。
また、前記電源OFF手段は、前記データ残量を認知するタスクの後に終了させる他のタスクを終了させるときに、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこととしてもよい。
これにより、楽譜データの残量を検出するタスクが終了した後にも、他のタスクの終了時に、音源ICのバッファに楽譜データを書き込むことが出来るので、より長く防犯ブザーを鳴らしておくことができるようになる。
また、前記メモリは、FIFO方式で楽譜データを記憶することとしてもよい。
これにより、バッファ内の楽譜データの残量を容易に知ることができるので、バッファに音源データを書き込むタイミングを知ることが容易にできるようになる。
本発明による携帯電話機は、電源OFF処理中であっても、防犯ブザーを鳴らすことができる。
<実施形態>
本発明は、携帯電話機等の携帯端末が電源を落とす処理を行っている場合であっても、防犯ブザーが動作するものである。本発明について説明する前に、従来の携帯電話機での防犯ブザー機能の動作例について図2を用いて簡単に説明する。
<従来の防犯ブザーの動作>
図2は、従来の携帯電話機の防犯ブザーの動作を時系列で表す図である。図では、携帯電話機の電源のON/OFF状態、ユーザが携帯電話機に対して行った動作、及び、そのユーザの動作に応じて成される防犯ブザーの動作を表している。
尚、図内の△は、ユーザの動作が行われた時点を示している。図4及び図5でも同様である。
図2(a)は、携帯電話機の状態が、電源ONの状態で、時点1000において、ユーザによって防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表す。この場合は、即座に防犯ブザーは鳴動する。
図2(b)は、携帯電話機の状態が、電源ONの状態で、ユーザによって防犯ブザーのスイッチがONにされ防犯ブザーが鳴動している場合に、時点1100で携帯電話機の電源をOFFにしようとした場合を表す。この場合は、携帯電話機の電源はOFFされないで、防犯ブザーは鳴り続ける。
図2(c)は、携帯電話機の状態が、電源OFFの状態で、ユーザによって防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表す。この場合は、わずかに遅れるものの、即座に防犯ブザーは鳴動する。防犯ブザーが鳴らない期間1200は、約0.5秒程度であり、防犯ブザーを鳴らすのに最低限必要なシステムの自動立ち上げ1210に要する時間である。
次に、図2(d)は、携帯電話機の状態が、電源ONの状態で、時点1300において、ユーザが携帯電話機の電源OFFの操作を行い、電源OFFの処理が実行されている最中に、時点1400でユーザによって防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表す。この場合は、即座に防犯ブザーは鳴動するものの、すぐに音が止まってしまい、携帯電話機の自動立ち上げにより防犯ブザーがなるまで、防犯ブザーが鳴らない期間1500がある。この時間は、約1秒から2秒になる。
通常の状態でブザーが1〜2秒鳴動しなくても影響は少ないと思われるが、防犯ブザーという特質を考えると、この防犯ブザーが鳴らない期間1500はなくすことが望ましく、この期間も防犯ブザーが鳴るものが本発明に係る携帯電話機である。
<概要>
本発明に係る携帯電話機は、音源ICを使用して防犯ブザーを鳴動させるものである。携帯電話機の小型軽量化などの要請から、この音源ICは、防犯ブザー専用の音源ICではなく、着信メロディや録音されている音楽を再生する場合等にも利用されるものである。
音源ICは、音源仕様であるGM(General MIDI(Musical Instruments Digital Interface))(登録商標)等で作成されたデータを、再生するものであり、以下、このような標準化されている音源仕様や独自の音源仕様に応じて作成された音のデータを楽曲データというものとする。
以下、本発明に係る携帯電話機について説明する。
<構成>
図1は、本発明に係る携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機10は、アンテナ16、無線回路及び信号処理回路を含む通信部17、音声信号のデジタル−アナログ変換等を行う音声処理部11、音声信号を出力するスピーカ12、外部音声を入力するマイク13、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイである表示部14、操作部15、制御部100、音源IC200、FIFO管理部300、防犯ブザースイッチ検出部400、FIFO書込部500、防犯ブザースイッチ600及び楽譜データ記憶部700を含んで構成される。
まず、操作部15は、携帯電話機10のボタン等とその押下等の操作を検出し、それを制御部100に伝える機能とを有する。
制御部100は、図示しないCPU、ROM及びRAM等を備え、通信制御等、携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行う他、防犯ブザー機能に関連した本発明に特有の制御処理を行う機能を有する。
また、制御部100は、電源OFF処理部110を有し、電源OFF処理部110は、携帯電話機10の電源を落とす処理を行う機能を有する。具体的には、機能を停止させるタスクの順序、通電を停止していく回路の順序を記憶しておき、その順で処理を行っていく。
さらに、制御部100は、携帯電話機10の電源がOFF状態で、防犯ブザーを鳴動させる場合の、自動立ち上げを行う機能等をも有する。
音源IC200は、楽譜データを記憶するFIFOバッファ230と、そのバッファのデータ量を検知等する残量データ監視部250などで構成されるが、その詳細については、後で図3を用いて説明する。
FIFO管理部300は、FIFOバッファ230の楽譜データ残量を管理する機能や、リセットの指示を出すなど音源ICを制御する機能を有する。例えば、音源IC200の残量データ監視部250から通知を受け付け、通知を受けたらFIFO書込部500に楽譜データを書き込む指示を出すなどである。
FIFO書込部500は、楽譜データ記憶部700から楽譜データを読出し、FIFOバッファ230に書き込む機能を有する。書込み指示は、適時、FIFO管理部300または制御部100から受ける。
楽譜データ記憶部700は、着信メロディなど様々な楽譜データを記憶しており、本発明の防犯ブザーのブザー音の楽譜データである防犯ブザー用楽譜データ710も記憶している。
次に、防犯ブザースイッチ600は、防犯ブザーを鳴動させるためにユーザが操作する、例えば、携帯電話機の特定のボタンや、特定のストラップである。
防犯ブザースイッチ検出部400は、防犯ブザーを鳴動するトリガーとなる動作、例えば、特定のボタンの押下、特定のストラップの引き抜きなどを検知する機能を有し、その旨を制御部100に通知する機能を有する。
<音源ICについて>
音源IC200は、着信メロディ等を演奏する為の回路であり、音源210、シーケンサ220、FIFOバッファ230、楽譜データ閾値記憶部240及び残量データ監視部250とで構成される。
FIFOバッファ230は、楽譜データを一時的に記憶するメモリであり、シーケンサ220は、FIFOバッファ230から楽譜データを読出し、読み出した楽譜データを解読し、音データを発生する音源210を制御する機能を有する。発生した音データは、音声処理部11でD/A変換及び増幅処理が行われ、スピーカ12から出力されることになる。
尚、このシーケンサ220は、読み出して処理した楽譜データは、FIFOバッファ230から削除するものとする。削除は、例えば処理済みのデータに所定コードを上書きする、読出アドレス等を制御する等、処理済みのデータが認識できればよい。
また、楽譜データ閾値記憶部240は、FIFOバッファ230の楽譜データ量を示す値である閾値を記憶している。
残量データ監視部250は、2つの機能を有する。1つは、FIFOバッファ230に残っている楽譜データの量を求める機能であり、もう1つは、残っている楽譜データの量が楽譜データ閾値記憶部240に記憶されている閾値より少なくなった時点で、FIFO管理部300に通知する機能である。本実施形態では、FIFO管理部300を実行しているタスクに割込みをかけることで通知するものとする。
次に、音源IC200で音を鳴らし続ける場合の、FIFOバッファ230への楽譜データの書込みのタイミングについて、図3を用いて説明する。
図3は、FIFOバッファ230への楽譜データの書込みのタイミングを示した図である。
FIFOバッファ列2000は、時系列に変化するFIFOバッファ230を表し、FIFOバッファ内の斜線部分は楽譜データの量を現す。
また、タイミング図2100は、音源IC200の残量データ監視部250から、FIFO管理部300への割込みのタイミングと、楽譜データの書込みのタイミングを示した図である。FIFOバッファ列2000とタイミング図2100とは、同じ時間軸で表している。
FIFOバッファ内の楽譜データは、シーケンサ220に順次読み出され、減少していき、閾値2010より少なくなった時点(FIFOバッファ2020)で、音源IC200からFIFO管理部300に割込み(2110)がかけられる。
割込みを受けたFIFO管理部300は、FIFO書込部500に楽譜データの指示を出し、楽譜データの書き込み(2120)が行われる。
このように、FIFOバッファ230の楽譜データ量が閾値2010を下回ると出される音源IC200からの割込みで、楽譜データが書き込まれる。これが繰り返されて、音が鳴り続けることになる。
<従来の電源OFF処理中の防犯ブザー鳴動方法>
図4を用いて、従来の携帯電話機の防犯ブザーに、防犯ブザーの鳴らない期間1500(図2(d)参照)がなぜ生ずるのかを説明し、図5を用いて、本発明ではどのように防犯ブザーをなり続けさせるのかを説明する。
携帯電話機の各部(図1参照)の機能は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものであり、ここでは、各部の処理単位をタスクというものとする。
図4は、従来の携帯電話機で、携帯電話機の電源OFF処理中に防犯ブザーのスイッチをONにした場合の、FIFOバッファとFIFO管理タスクとの関係を示した図である。
FIFO管理タスクとは、FIFO管理部300(図1参照)の機能を実行するタスクである。また、後述する防犯ブザースイッチ検出タスクは、防犯ブザースイッチ検出部400(図1参照)の機能を実行するタスクである。
まず、FIFOバッファ列3000は、時系列に変化するFIFOバッファ230を表し、FIFOバッファ内の斜線部分は楽譜データを現す。
次に、携帯電話機の状態3100におけるユーザの動作及び防犯ブザーの動作は、図2(d)と同じものである。
また、全タスク終了処理3200は、全タスクが終了する時間を、点線で表している。また、全タスクの内、防犯ブザースイッチ検出タスクとFIFO管理タスクの終了タイミング等を示し、実線は、タスクが動作していることを表している。
これらの、FIFOバッファ列3000と携帯電話機の状態3100等、全タスク終了処理3200等は、同じ時間軸で表しているものとする。
時点1400で、携帯電話機の電源OFF処理中にユーザが防犯ブザーのスイッチをONにすると、時点3210で、防犯ブザースイッチ検出タスクは、防犯ブザーのスイッチがONされたことを検出する。
その検出を受けて、時点3220において、FIFO管理タスクはFIFOバッファに楽譜データを書き込む。
FIFOバッファに楽譜データが書き込まれたら、ブザー音が鳴りだし、FIFOバッファ3010でデータ残量が閾値を割った時点で、音源ICからの割込みがFIFO管理タスクに入ることになる(図3参照)。
しかし、時点3221で既に、FIFO管理タスクが終了しており、FIFOバッファに楽譜データは書き込まれず、FIFOバッファ3020のデータ残量がなくなった時点で防犯ブザーは鳴らなくなる。
その後、携帯電話機の電源OFF処理が完全に終了した時点から、自動立ち上げが開始され、動作を開始したFIFO管理タスクによりFIFOバッファに楽譜データが書き込まれ(時点3230)、防犯ブザーが再び鳴り出すことになる。
このように、従来の携帯電話機では、防犯ブザーが途切れてしまうという問題があった。さらに、FIFOタスクが終了してしまえば、防犯ブザースイッチ検出タスクが生きていたとしても防犯ブザーは鳴らないという問題があった。
<本発明の電源OFF処理中の防犯ブザー鳴動方法>
次に、図5は、本発明に係る携帯電話機での、携帯電話機の電源OFF処理中に防犯ブザーのスイッチをONにした場合の、FIFOバッファとFIFO管理タスクとの関係を示した図である。
図4との違いは、FIFOバッファ列4000での、各FIFOバッファ230内の楽譜データの量がなくならないことである。
時点1400で、携帯電話機の電源OFF処理中にユーザが防犯ブザーのスイッチをONにし、FIFOバッファに楽譜データが書き込まれることは、従来と同じである。
しかし、時点3221で、FIFO管理タスクが終了する際に、音源ICから割込みがないにもかかわらず、時点4210において、FIFOバッファに楽譜データを書き込んでおく点が従来と異なる点である。
すなわち、FIFO管理タスクが生きて動作している間は、従来どおり、音源ICからの割込みを契機に楽譜データを書き込むこととし、自タスクが終了する時に、無条件に楽譜データを書き込み、FIFOバッファをFull状態にしておく。
これにより、FIFOバッファ230の楽譜データがなくなる時を遅らせることが可能となり、携帯電話機の自動立ち上げによってFIFOバッファに楽譜データが書き込まれる時点3230まで、データがなくならないようにすることが可能となる。また、時点3230までにデータがなくなったとしても、ブザーが途切れる時間を短くすることが可能となる。
また、図5で示すように、仮に、FIFO管理タスクの終了時点で書き込まれた楽譜データでは、ブザーの鳴る時間が短い場合には、FIFO管理タスクの終了以後に終了されるタスク、例えば、防犯ブザースイッチ検出タスクが終了する直前の時点4220でも、楽譜データを書き込むこととすることで、連続して防犯ブザーを鳴らし続けることが可能となる。
更に、防犯ブザーのスイッチのON/OFFにかかわらず、FIFO管理タスク等のタスクが終了する時に、FIFOバッファをFull状態にしておくことで、防犯ブザースイッチ検出タスクが終了するまでは、スイッチをONにすれば即座に防犯ブザーが鳴り出すことが可能となる。
<動作>
以下、上述した携帯電話機10の動作について図6〜図8を用いて説明する。
図6は、防犯ブザー機能を備える携帯電話機の処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、防犯ブザーを鳴らそうと、防犯ブザースイッチ600をONにする(ステップS900:ON)。例えば、防犯ブザー用のストラップを引き抜くなどである。防犯ブザースイッチ600がONになったことを、防犯ブザースイッチ検出部400が検出する。
この時、携帯電話機の電源がOFFになっている場合(ステップS910:YES)は、防犯ブザースイッチ検出部400が検出すると、自動で携帯電話機の電源が入り、起動用のプログラムが立ち上がる(ステップS920)。
この場合のような、携帯電話機10の電源がOFF状態において、防犯ブザーの鳴動処理が指示された場合(図2(c)参照)の自動立ち上げ処理では、電源が供給されたら、制御部100の必要最小限度の機能が起動された段階で、音源ICをリセットし、FIFO書込部500に指示を出して防犯ブザー用楽譜データ710を書き込む。
楽譜データがFIFOバッファに書き込まれることで、すぐにブザーが鳴りだす。
その後、携帯電話機の通常通りの立ち上げ処理を続行し、立ち上げる。立ち上がったら、通常の防犯ブザー処理を行う(ステップS930)。この防犯ブザー処理に関しては、図7を用いて後で説明する。
携帯電話機の電源がONになっている場合(ステップS910:NO)は、防犯ブザースイッチ検出部400が、防犯ブザースイッチ600がONになったことを制御部100に通知する。
防犯ブザーのスイッチがONになった旨の通知を受けた制御部100は、防犯ブザーを鳴動させるための処理を開始する(ステップS930)。
防犯ブザーのスイッチがOFFである(ステップS900:OFF)場合には、防犯ブザースイッチ検出部400により検出され、その旨が制御部100に通知する。
通知を受けた制御部100は、防犯ブザーが鳴動中であれば(ステップS950:YES)、音源IC200をリセット等することで防犯ブザーの鳴動を停止する(ステップS960)。ここで、音源ICのリセット処理では、音源IC内部のレジスタをデフォルト状態にし、FIFOバッファのデータ量を(ゼロ)にする等の処理が行われる。
次に、図7を用いて、防犯ブザー処理を説明する。
図7は、防犯ブザー処理を示すフローチャートである。
防犯ブザーのスイッチがONになった旨の通知を受けた制御部100は、自機の電源OFFの処理中であるか否かを判断する。この判断は、制御部100が電源OFF処理部110に制御を渡したか否かを記憶しておくことで判断する。
電源OFF処理中でない場合(ステップS100:NO)には、ブザー鳴動処理を行う(ステップS110)。ブザー鳴動処理については、図8を用いて後で説明する。
電源OFF処理中である場合(ステップS100:YES)には、電源OFF 処理部110に、FIFO管理タスクを終了させたか否かを問い合わせる。
問い合わせを受けた電源OFF処理部110は、FIFO管理タスクを終了させたか否かを制御部100に返す。電源OFF処理部110は、FIFO管理タスクの状態を作業用メモリに記憶しておくものとする。
FIFO管理タスクが終了している場合(ステップS120:YES)は、現在行っている通常の電源OFF処理を続行する。すなわち、全てのタスクを終了させ(ステップS200)、音源ICの電源をOFFし(ステップS210)、自機の電源をOFFする(ステップS220)。
自機の電源がOFFになったら、自動立ち上げ処理を行い(ステップS920、図6の説明参照)、ブザーの鳴動処理を行う(ステップS110)。
一方、FIFO管理タスクが終了していない場合(ステップS120:NO)には、すぐにブザーの鳴動処理を開始する(ステップS110)。
この時、電源OFF処理部110は、電源OFF処理を行っているが、その処理は中断せずに続行させる。中断による不具合を生じさせないためである。
従って、ブザー鳴動処理と、電源OFF処理が並行して行われていることになる。
電源OFF処理において、電源OFF処理部110がFIFO管理タスクを終了させるときに、FIFO書込部500に指示を出し、音源IC200のFIFOバッファ230に楽譜データを書き込む(ステップS140)。この際、FIFOバッファ230がFull状態になるまで書き込む。
FIFOバッファ230がFull状態になったら、FIFO管理タスクを終了させる。FIFO管理タスクが終了した時点で、ブザー鳴動処理は実質的に終了することになる。音源IC200の残量データ監視部250が出す割込みを拾うタスクが無くなるからである。
その後、電源OFF処理部110は、他のタスクを終了させ(ステップS150)、自機の電源をOFF(ステップS160)する。
ここで、他のタスクを終了させる際にも、FIFOバッファ230に楽譜データを書き込むこととしてもよい。例えば、防犯ブザースイッチ検出タスクの終了時である(図5参照)。これは、ステップS140で書き込んだ楽譜データの量では、再立ち上げ後のブザー鳴動処理(ステップS110)まで音が鳴り続けることが出来ない場合に、有用である。
ここでの電源OFF処理と通常の電源OFF処理との違いは、音源ICの電源をOFFしない点である(参照:ステップS210)。ここで、音源IC200の電源をOFFしてしまうと、タスク終了時に書き込んだFIFOバッファ230の楽譜データが演奏されなくなってしまうからである。
その後、自機の電源がOFFになったら、再度自機の電源ON処理を行う(ステップS170)。この電源ON処理では、音源ICの初期化処理を行わない。通常の立ち上げ処理においては、音源ICの初期化処理を行うが、初期化処理はFIFOバッファの楽譜データの量を0(ゼロ)にしてしまうため、防犯ブザーが途切れてしまうからである。
その後、ブザーの鳴動処理を行う(ステップS110)。
尚、音源ICの初期化処理は、現在なっている防犯ブザーのスイッチがOFFになったときに行われる。
つぎに、図8を用いて、防犯ブザーの鳴動処理について説明する。
図8は、ブザー鳴動処理を示すフローチャートである。
制御部100は、防犯ブザーを鳴動させるようFIFO管理部300に指示を出す。
指示を受けたFIFO管理部300は、音源IC200をリセットし、FIFO書込部500に防犯ブザー用楽譜データを書き込む旨の指示を出す。
指示を受けたFIFO書込部500は、楽譜データ記憶部700から防犯ブザー用楽譜データ710を読み込み、FIFOバッファ230に書き込む(ステップS310)。
シーケンサ220が順次楽譜データを読出し、音源210がブザー音データを出力し、ブザーが鳴動する(ステップS320)。
FIFOバッファ230内の楽譜データが閾値よりも少なくなると、残量データ監視部250からFIFO管理部300に通知がされ(ステップS300:なし)、FIFO書込部500に楽譜データの書込み指示が出される。
この繰り返しが行われて、防犯ブザーが鳴り続ける(ステップS320)。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、この携帯電話機を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、防犯ブザーが鳴っている場合のタスク終了時に楽譜データを書き込むこととしているが、防犯ブザーが鳴っていない場合であっても、電源OFF処理中に楽譜データを書き込むこととしてももちろんよい。
この場合は、電源OFF処理中に防犯ブザースイッチ検出タスクが生きている間は、即座に防犯ブザーを鳴らすことが可能となる。楽譜データは既に書き込まれているからである。
(2)実施形態で示した携帯電話機の各機能を実現させる為の各処理(図1等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した携帯電話機の各機能が実現される。
音源ICを用いて音を鳴らす機能を有する機器において、その機器の電源OFF処理などの終了処理中に音を出す場合の技術として有用である。
本発明に係る携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 従来の携帯電話機の防犯ブザーの動作を時系列で表す図である。図2(a)は、電源ONの状態で防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表し、図2(b)は、防犯ブザー鳴動中に電源をOFFにしようとした場合を表し、図2(c)は、電源OFFの状態で防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表し、図2(d)は、電源OFFの処理実行中に防犯ブザーのスイッチがONにされた場合を表す。 FIFOバッファへの楽譜データの書込みのタイミングを示した図である。 従来の携帯電話機の、FIFOバッファとFIFO管理タスクとの関係を示した図である。 本発明に係る携帯電話機の、FIFOバッファとFIFO管理タスクとの関係を示した図である。 防犯ブザー機能を備える携帯電話機の処理を示すフローチャートである。 防犯ブザー処理を示すフローチャートである。 ブザー鳴動処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話機
11 音声処理部
12 スピーカ
13 マイク
14 表示部
15 操作部
16 アンテナ
17 通信部
100 制御部
110 電源OFF処理部
200 音源IC
210 音源
220 シーケンサ
230 FIFOバッファ
240 楽譜データ閾値記憶部
250 残量データ監視部
300 FIFO管理部
400 防犯ブザースイッチ検出部
500 FIFO書込部
600 防犯ブザースイッチ
700 楽譜データ記憶部
710 防犯ブザー用楽譜データ

Claims (7)

  1. 楽譜データを記憶するためのメモリと、記憶された楽譜データを順次読み出して音色を合成発音する回路とを有する音源ICを内蔵し、当該音源ICを用いて防犯ブザーを鳴らす携帯電話機であって、
    前記メモリの読み出されていない楽譜データの量であるデータ残量に基づいて、前記メモリに防犯ブザー用の楽譜データを書き込む書込手段と、
    自機の電源をOFFする指示を取得し、前記データ残量を認知するタスクを含む全タスクを順次終了させる処理を行う電源OFF手段とを備え、
    前記電源OFF手段は、前記指示の取得後に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とする携帯電話機。
  2. 前記電源OFF手段は、前記データ残量を認知するタスクを終了させるときに、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記携帯電話機は、更に、防犯ブザーの鳴動の開始指示を取得するブザー指示取得手段を備え、
    前記電源OFF手段は、前記ブザー指示取得手段が防犯ブザーの鳴動の開始指示を取得した場合に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 前記電源OFF手段は、前記データ残量を認知するタスクの後に終了させる他のタスクを終了させるときに、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  5. 前記メモリは、FIFO方式で楽譜データを記憶すること
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  6. 楽譜データを記憶するためのメモリと、記憶された楽譜データを順次読み出して音色を合成発音する回路とを有する音源ICを内蔵し、当該音源ICを用いて防犯ブザーを鳴らす携帯電話機で用いられる防犯ブザー鳴動方法あって、
    前記メモリの読み出されていない楽譜データの量であるデータ残量に基づいて、前記メモリに防犯ブザー用の楽譜データを書き込む書込ステップと、
    自機の電源をOFFする指示を取得し、前記データ残量を認知するタスクを含む全タスクを順次終了させる処理を行う電源OFFステップとを備え、
    前記電源OFFステップは、前記指示の取得後に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とする防犯ブザー鳴動方法。
  7. 楽譜データを記憶するためのメモリと、記憶された楽譜データを順次読み出して音色を合成発音する回路とを有する音源ICを内蔵し、当該音源ICを用いて防犯ブザーを鳴らす携帯電話機に防犯ブザー鳴動処理を行わせるためのコンピュータプログラムであって、
    前記メモリの読み出されていない楽譜データの量であるデータ残量に基づいて、前記メモリに防犯ブザー用の楽譜データを書き込む書込ステップと、
    自機の電源をOFFする指示を取得し、前記データ残量を認知するタスクを含む全タスクを順次終了させる処理を行う電源OFFステップとを備え、
    前記電源OFFステップは、前記指示の取得後に、前記データ残量の如何にかかわらず、楽譜データを前記メモリに書き込むこと
    を特徴とするコンピュータプログラム。
JP2005270619A 2005-09-16 2005-09-16 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機 Expired - Fee Related JP4361895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270619A JP4361895B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270619A JP4361895B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007082122A JP2007082122A (ja) 2007-03-29
JP4361895B2 true JP4361895B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=37941901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005270619A Expired - Fee Related JP4361895B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4361895B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057304A1 (ja) * 2007-10-30 2009-05-07 Fujitsu Limited 携帯端末装置
JP5714918B2 (ja) * 2011-01-14 2015-05-07 京セラ株式会社 携帯電子機器、切替制御方法及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007082122A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2006003835A1 (ja) 連係動作方法及び移動通信端末装置
JP5359046B2 (ja) 端末装置及び方法
TW200300902A (en) Mobile communication terminal, execution status control method of application program, application program and storage media for recording application software
CN111026356A (zh) 先前捕捉的音频的检索机制
JP2007121694A (ja) 携帯端末装置、ヘッドホン、及び携帯端末装置の再生制御方法
JP2008186167A (ja) 電子機器及び電子機器における制御方法
JP4361895B2 (ja) 防犯ブザー機能搭載の携帯電話機
JP4722121B2 (ja) 連係動作方法及び通信端末装置
JP4554533B2 (ja) 携帯端末装置とその音声出力方法
JP2019144836A (ja) 音声出力装置、プログラム、および、プログラムの記録媒体
JP2009044679A (ja) 無声通話機能付携帯通信端末、及び無声通話機能付携帯通信端末の制御方法
JP2000089789A (ja) 音声認識装置及び記録媒体
JP4606009B2 (ja) プログラム処理装置
JPH07306833A (ja) 携帯型情報端末器
JP3320009B2 (ja) カラオケ装置
JP4509808B2 (ja) 携帯端末装置及びその制御方法
JP4671149B2 (ja) 電子装置
JP4496412B2 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法
JP2007121783A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP2002101158A (ja) 携帯情報端末装置及びその制御方法
JP2003258949A (ja) 携帯通信機器
JP4578475B2 (ja) 連係動作方法及び移動通信端末装置
KR20070046493A (ko) 음악 파일을 진동으로 연주하는 방법 및 이를 구현하는휴대용 기기
KR20060003470A (ko) 이동통신 단말기에서 멀티미디어 재생모듈의 제어 방법
JP2006285402A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080801

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080821

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees