JP5711151B2 - インドール誘導体 - Google Patents
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Description
MCHは、視床下部由来のホルモンで、食欲亢進作用を有することが知られている。さらに、MCHノックアウトマウスは日常行動が正常であるにもかかわらず、正常マウスと比べて、摂食量が有意に減少し、かつ体重も軽いことが報告されている(非特許文献1(Nature、396巻、670頁、1998年))。さらにMCH受容体1の欠損マウスは痩せの表現系を示すことも報告されている(非特許文献2(Proc. Natl. Acad. Sci. USA、99巻、3240頁、2002年))。これらのことから、MCH受容体(特にMCH受容体1)拮抗薬は、優れた食欲抑制薬あるいは抗肥満薬になると期待されている。
1)特許文献1(WO01/21577号パンフレット)には、式:
Ar1は、置換基を有していてもよい環状基を;
Xは、主鎖の原子数1ないし6のスペーサーを;
Yは、結合手または主鎖の原子数1ないし6のスペーサーを;
Arは、4ないし8員非芳香環と縮合していてもよく、さらに置換基を有していてもよい単環式芳香環を;
R1およびR2は、同一または異なってそれぞれ水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示すか、R1とR2とは、隣接する窒素原子とともに置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成していてもよく、R2は、Arとともにスピロ環を形成するか、R2は、隣接する窒素原子およびYとともに置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成していてもよい]
で表される化合物またはその塩を含むメラニン凝集ホルモン拮抗剤が開示されている。
2)特許文献2(WO01/82925号パンフレット)には、式:
Ar1は、置換基を有していてもよい環状基を示し;
XおよびYは、同一または異なって主鎖の原子数1ないし6のスペーサーを示し;
Arは、置換基を有していてもよい縮合多環式芳香環を示し;
R1およびR2は、同一または異なって水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示すか、R1とR2とは隣接する窒素原子とともに置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成してもよく、R2は隣接する窒素原子およびYとともに置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成していてもよく、R2は隣接する窒素原子、YおよびArとともに置換基を有していてもよい含窒素縮合環を形成していてもよい]
で表される化合物またはその塩を含有してなるメラニン凝集ホルモン拮抗剤が開示されている。
3)特許文献3(WO03/035624号パンフレット)には、式:
Arは、置換基を有していてもよい環状基を示し;
Xは、結合手または主鎖の原子数1ないし6のスペーサーを示し;
R1およびR2は、同一または異なって水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示すか、R1とR2とは隣接する窒素原子とともに置換基を有していてもよい含窒素複素環を形成してもよく;
Yは、置換基を有していてもよい2価の炭化水素基(COを除く)を示し;
R3は、水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示し;
環Aおよび環Bは、さらに置換基を有していてもよく、環Bがさらなる置換基を有するときは、該置換基はR1と結合して環を形成してもよい]
で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグが開示されている。
4)特許文献4(特開2008−88120号公報)には、式:
R1は、置換されていてもよいC1−6アルコキシ基を示し;
R2は、水素原子、メチル基またはハロゲン原子を示し;
Xは、ヒドロキシ基またはオキソ基で置換されたC4−7炭化水素基を示す]
で表される化合物またはその塩が開示されている。
5)特許文献5(WO2009/123194号パンフレット)には、式:
環Aは、さらに置換されていてもよい6員環を;
R1は、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基を;
R2は、水素原子またはC1−6アルキル基を;
R3は、式:−Y−S(O)m1−R4a(ここで、Yは、結合手またはNHを;m1は、1または2の整数を;R4aは、1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す)で表される基、あるいは、式:
R5は、さらに置換されていてもよい5または6員の環状基を;
X1は、結合手またはC1−6アルキレン基を;
X2は、結合手またはC1−6アルキレン基を示す]
で表される化合物またはその塩が開示されている。
6)特許文献6(WO2010/087454号パンフレット)には、式:
環Aは、さらに置換されていてもよいテトラヒドロフラン環を;
R1は、水素原子またはハロゲン原子を;
R2は、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基を;
R3は、水素原子またはC1−6アルキル基を;および
R4およびR5は、
(1)独立して、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、または置換されていてもよい5または6員複素環基を示すか、あるいは、
(2)R4とR5は隣接する窒素原子と一緒になって、置換された4ないし6員の含窒素複素環を形成してもよい。
但し、
R4およびR5の一方が水素原子である場合、他方は式:−X1−RA1
(式中、
X1は、結合手またはC1−6アルキレン基を;
RA1は、式:−Y−S(O)m1−RB1
(式中、Yは、結合手またはNHを;m1は、1または2の整数を;RB1は、1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す)
で表される基、または、式:
で表される環状基(当該環状基の環部分は、さらに置換されていてもよい))
で表される基ではない。]
で表される化合物またはその塩が開示されている。
[1]式
環ABは、インドール環を;
R1は、置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC2−6アルケニル基、または置換されていてもよいC2−6アルキニル基を示し;
R2は、水素原子またはフッ素原子を示し;
R3は、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基を示し;
R4およびR5は、独立して、水素原子またはメチル基を示し;
R6は、水素原子またはメチル基を示し;および
R7およびR8は、
(1)R7は、水素原子またはC1−6アルキル基を示し;および
R8は、置換されていてもよいC1−6アルキル基、置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、または置換されていてもよい4ないし7員の飽和複素環基を示すか;あるいは、
(2)R7とR8は隣接する窒素原子と一緒になって、置換されていてもよい4ないし7員の含窒素複素環を形成してもよい]
で表される化合物またはその塩(以下、「化合物(I)」と略記することもある)。
[2]R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基
である、上記[1]記載の化合物またはその塩。
[3]R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基である、上記[1]または[2]記載の化合物またはその塩。
[4]R7が、水素原子であり;および
R8が、
(a)ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基
である、上記[1]ないし[3]のいずれかに記載の化合物またはその塩。
[5]R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環を形成する、上記[1]ないし[4]のいずれかに記載の化合物またはその塩。
[6]R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;
R7が、水素原子であり;および
R8が、
(a)ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基である、上記[1]ないし[5]のいずれかに記載の化合物またはその塩。
[7]R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;および
R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環を形成する、上記[1]ないし[6]のいずれかに記載の化合物またはその塩。
[8]N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミドまたはその塩。(実施例17)
[9]4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミドまたはその塩。(実施例50)
[10]N−(1,4−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミドまたはその塩。(実施例55)
[11]上記[1]ないし[10]のいずれかに記載の化合物またはその塩のプロドラッグ。
[12]上記[1]ないし[10]のいずれかに記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含む、医薬。
[13]メラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤である、上記[12]記載の医薬。
[14]摂食抑制剤である、上記[12]記載の医薬。
[15]肥満症の予防または治療剤である、上記[12]記載の医薬。
[16]上記[1]ないし[10]のいずれかに記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを哺乳動物に有効量投与することを特徴とする、該哺乳動物における肥満症の予防または治療方法。
[17]肥満症の予防または治療剤を製造するための、上記[1]ないし[10]のいずれかに記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用。
[18]上記[1]ないし[10]のいずれかに記載の化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグ、および他の医薬活性成分を含む、医薬。
本発明において用いられる記号および用語の定義について、以下に詳述する。
(1)ハロゲン原子;
(2)ヒドロキシ基;
(3)C1−6アルコキシ基;
(4)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、C3−10シクロアルキル基;
(5)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基
[例、環構成原子として炭素原子以外に少なくとも1個の酸素原子を含み、さらに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし3個含んでいてもよい4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基
(例、オキセタニル(例、オキセタン−3−イル)、フリル(例、フラン−2−イル、フラン−3−イル)、オキサゾリル(例、オキサゾール−2−イル、オキサゾール−4−イル、オキサゾール−5−イル)、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル(例、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)、テトラヒドロフリル(例、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル)、ピラニル(例、2H−ピラニル)、テトラヒドロピラニル(例、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)、モルホリニル(例、モルホリノ)、オキサゾリニル(例、2,5−ジヒドロオキサゾール−3−イル、3,4−ジヒドロオキサゾール−3−イル)、オキサゾリジニル(例、オキサゾリジン−3−イル)、ジヒドロオキサジアゾリル(例、4,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル))等];
(6)(a)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基(例、メチルカルボニル、エチルカルボニル)、
(c)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)、
(d)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル)、および
(e)ホルミル基
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基;
(7)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基(例、メチルカルボニル、エチルカルボニル);
(8)C1−6アルキル−スルホニル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル);および
(9)オキソ基。
(1)ハロゲン原子;
(2)ヒドロキシ基;
(3)C1−6アルコキシ基;
(4)C1−6アルキル基;
(5)(a)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基(例、メチルカルボニル、エチルカルボニル)、
(c)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)、
(d)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル)、および
(e)ホルミル基
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基;および
(6)オキソ基。
該「4ないし7員の飽和複素環基」の具体例としては、例えば、テトラヒドロフラニル(例、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロフラン−2−イル)、テトラヒドロピラニル(例、2−テトラヒドロピラニル、3−テトラヒドロピラニル、4−テトラヒドロピラニル)、ピロリジニル(例、1−ピロリジニル、2−ピロリジニル)、ピペリジニル(例、ピペリジノ、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル)、モルホリニル(例、モルホリノ)、チオモルホリニル(例、チオモルホリノ)、テトラヒドロチエニル(例、2−テトラヒドロチエニル、3−テトラヒドロチエニル)、テトラヒドロチオピラニル(例、テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)等が挙げられる。
(1)ハロゲン原子;
(2)ヒドロキシ基;
(3)C1−6アルキル基;
(4)C1−6アルコキシ基;
(5)(a)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(b)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニル基(例、メチルカルボニル、エチルカルボニル)、
(c)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)、
(d)1ないし3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基でモノまたはジ置換されていてもよいカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル)、および
(e)ホルミル基
から選ばれる置換基でモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基;および
(6)オキソ基。
該「4ないし7員の含窒素複素環」の具体例としては、例えば、アゼチジン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、トリアゾリン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、アゼピン、ジヒドロピロール、ジヒドロチアゾール、テトラヒドロピリジン、アザシクロヘプタン等が挙げられる。
該「5または6員の含酸素複素環基」の具体例としては、例えば、フリル(例、フラン−2−イル、フラン−3−イル)、オキサゾリル(例、オキサゾール−2−イル、オキサゾール−4−イル、オキサゾール−5−イル)、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル(例、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)、テトラヒドロフリル(例、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル)、ピラニル(例、2H−ピラニル)、テトラヒドロピラニル(例、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)、モルホリニル(例、モルホリノ)、オキサゾリニル(例、2,5−ジヒドロオキサゾール−3−イル、3,4−ジヒドロオキサゾール−3−イル)、オキサゾリジニル(例、オキサゾリジン−3−イル)、ジヒドロオキサジアゾリル(例、4,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)等が挙げられる。
置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、
置換されていてもよいC1−6アルキル基、
置換されていてもよいC2−6アルケニル基、または
置換されていてもよいC2−6アルキニル基を示す。
R1としては、例えば、
(a)(1)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、C3−10シクロアルキル基、および
(2)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基;または
(b)ヒドロキシ基およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい、C3−10シクロアルキル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基;
等が挙げられる。
R1として好ましくは、
(a)(1)C3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル基)、および
(2)5または6員の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ);または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基(例、エチニル基);
等が挙げられる。
R1としてより好ましくは、
(a)(1)シクロプロピル基、および
(2)テトラヒドロフリル基(例、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル)
から選ばれる1個の置換基で置換されていてもよいメトキシ基;
(b)(1)1〜3個(好ましくは、1個)のヒドロキシ基で置換されていてもよいシクロプロピル基、および
(2)1〜3個(好ましくは、1個)のヒドロキシ基で置換されていてもよいシクロブチル基
から選ばれる1個の置換基で置換されていてもよいエチニル基;
等が挙げられる。
R3として好ましくは、水素原子、フッ素原子、メチル基等が挙げられる。
R7として好ましくは、水素原子、エチル基等が挙げられる。
R7としてさらに好ましくは、水素原子が挙げられる。
置換されていてもよいC1−6アルキル基、
置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基(例、C5−6シクロアルキル)、または
置換されていてもよい4ないし7員の飽和複素環基を示す。
R8として好ましくは、
(a)(1)ヒドロキシ基、
(2)C1−6アルコキシ基
(3)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基(例、オキセタニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基)、
(4)C1−6アルキル−スルホニル基、および
(5)C1−6アルキル−カルボニルアミノ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;
(b)(1)ヒドロキシ基、および
(2)C1−6アルキル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基;および
(c)1または2個のオキソ基で置換されていてもよい4ないし7員(例、6員)の飽和複素環基(例、テトラヒドロチオピラニル基);
等が挙げられる。
R8としてより好ましくは、
(a)(1)ヒドロキシ基、
(2)1ないし3個のメチル基で置換されていてもよい、オキセタニル基(例、オキセタン−3−イル)、テトラヒドロフリル基(例、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル)またはテトラヒドロピラニル基(例、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)、
(3)メチルスルホニル基、および
(4)C1−6アルキル−カルボニルアミノ基
から選ばれる1個の置換基で置換されていてもよい、メチル基、エチル基、プロピル基、イソブチル基またはネオペンチル基;
(b)(1)ヒドロキシ基、および
(2)メチル基
から選ばれる1または2個の置換基で置換されていてもよい、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基;および
(c)1または2個のオキソ基で置換されていてもよい、テトラヒドロチオピラニル基(例、テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル);
等が挙げられる。
別の好適な実施形態では、R8は、
(a)(1)ヒドロキシ基、
(2)C1−6アルコキシ基、および
(3)5または6員の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)(1)ヒドロキシ基、および
(2)C1−6アルキル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基;
である。
R7とR8が隣接する窒素原子と一緒になって形成する、置換されていてもよい4ないし7員の含窒素複素環の「4ないし7員の含窒素複素環」として、好ましくは、環構成原子として炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み、さらに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし3個含んでいてもよい4ないし7員(例、4ないし6員、好ましくは5または6員)の含窒素複素環が挙げられる。より好ましくは、ピロリジン、ピペリジン等である。
R7とR8が隣接する窒素原子と一緒になって形成する、置換されていてもよい4ないし7員の含窒素複素環の「置換基」として、好ましくは、ヒドロキシ基、C1−6アルキル基等が挙げられる。より好ましくは、ヒドロキシ基、メチル基等である。
R7とR8が隣接する窒素原子と一緒になって形成する、「置換されていてもよい4ないし7員の含窒素複素環」として好ましくは、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環(例、ピロリジン、ピペリジン)等が挙げられる。
化合物(I)において、
R1が、
(a)(1)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、C3−10シクロアルキル基、および
(2)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基;
(b)ヒドロキシ基およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R2が、水素原子またはフッ素原子であり;
R3が、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基であり;
R4およびR5が、独立して、水素原子またはメチル基であり;
R6が、水素原子またはメチル基であり;
R7が、水素原子またはC1−6アルキル基であり;
R8が、
(a)(1)ヒドロキシ基、
(2)C1−6アルコキシ基
(3)1ないし3個のC1−6アルキル基で置換されていてもよい、4ないし6員(例、5または6員)の含酸素複素環基(例、オキセタニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基)、
(4)C1−6アルキル−スルホニル基、および
(5)C1−6アルキル−カルボニルアミノ基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;
(b)(1)ヒドロキシ基、および
(2)C1−6アルキル基
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基;および
(c)1または2個のオキソ基で置換されていてもよい4ないし7員(例、6員)の飽和複素環基(例、テトラヒドロチオピラニル基)であるか;あるいは、
R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環(例、ピロリジン、ピペリジン)を形成する、化合物またはその塩。
化合物(I)において、
R1が、
(a)(1)C3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル基)、および
(2)5または6員の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基)
から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基(例、メトキシ)、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基(例、エチニル基)であり;
R2が、水素原子またはフッ素原子であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;
R4およびR5が、独立して、水素原子またはメチル基であり;
R6が、水素原子またはメチル基であり;
R7が、水素原子であり;および
R8が、
(a)ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、および5または6員の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基である、化合物またはその塩。
化合物(I)において、
R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基(例、テトラヒドロフリル基)から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R2が、水素原子またはフッ素原子であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;
R4およびR5が、独立して、水素原子またはメチル基であり;
R6が、水素原子またはメチル基であり;
R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環(例、ピロリジン、ピペリジン)を形成する、化合物またはその塩。
無機塩基との塩の好適な例としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩等が挙げられる。
有機塩基との塩の好適な例としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン等との塩が挙げられる。
無機酸との塩の好適な例としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が挙げられる。
有機酸との塩の好適な例としては、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。
塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、アルギニン、リジン、オルニチン等との塩が挙げられる。
酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、アスパラギン酸、グルタミン酸等との塩が挙げられる。
また、化合物(I)は、無溶媒和物、溶媒和物のいずれであってもよい。
さらに、化合物(I)は、同位元素(例、3H、11C、14C、18F、35S、125I)で標識されていてもよい。
さらに、化合物(I)は、1Hを2H(D)に変換した重水素変換体であってもよい。
化合物(I)は、薬学的に許容され得る共結晶または共結晶塩であってもよい。ここで、共結晶または共結晶塩とは、各々が異なる物理的特性(例えば、構造、融点、融解熱、吸湿性、溶解性および安定性等)を持つ、室温で二種またはそれ以上の独特な固体から構成される結晶性物質を意味する。共結晶または共結晶塩は、自体公知の共結晶化法に従い製造することができる。
該光学異性体は、自体公知の方法(例えば、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー法)により製造することができる。
ラセミ体と光学活性な化合物(例えば、(+)−マンデル酸、(−)−マンデル酸、(+)−酒石酸、(−)−酒石酸、(+)−1−フェネチルアミン、(−)−1−フェネチルアミン、シンコニン、(−)−シンコニジン、ブルシン)との塩を形成させ、これを分別再結晶法によって分離し、所望により、中和工程を経てフリーの光学異性体を得る方法。
ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム(キラルカラム)にかけて分離する方法。例えば、液体クロマトグラフィーの場合、ENANTIO−OVM(トーソー社製)あるいは、ダイセル社製 CHIRALシリーズなどのキラルカラムに光学異性体の混合物を添加し、水、種々の緩衝液(例、リン酸緩衝液)、有機溶媒(例、エタノール、メタノール、イソプロパノール、アセトニトリル、トリフルオロ酢酸、ジエチルアミン)を単独あるいは混合した溶液として展開させることにより、光学異性体を分離する。また、例えば、ガスクロマトグラフィーの場合、CP−Chirasil−DeX CB(ジーエルサイエンス社製)などのキラルカラムを使用して分離する。
ラセミ体の混合物を光学活性な試薬との化学反応によってジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィー法)などを経て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処理により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学異性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒドロキシ基、または1級もしくは2級アミノ基を有する場合、該化合物と光学活性な有機酸(例えば、MTPA〔α−メトキシ−α−(トリフルオロメチル)フェニル酢酸〕、(−)−メントキシ酢酸)などとを縮合反応に付すことにより、それぞれエステル体またはアミド体のジアステレオマーが得られる。一方、化合物(I)がカルボキシル基を有する場合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコールとを縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体またはエステル体のジアステレオマーが得られる。分離されたジアステレオマーは、酸加水分解あるいは塩基性加水分解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変換される。
化合物(I)のプロドラッグとしては、
化合物(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化またはりん酸化された化合物(例、化合物(I)のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化またはtert−ブチル化された化合物等);
化合物(I)の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化またはほう酸化された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化またはジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物等);
化合物(I)のカルボキシル基がエステル化またはアミド化された化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化またはメチルアミド化された化合物等)等が挙げられる。
これらの化合物は自体公知の方法によって化合物(I)から製造することができる。
アミノ基の保護基としては、例えば、ホルミル基、C1−6アルキル−カルボニル基、C1−6アルコキシ−カルボニル基、ベンゾイル基、C7−10アラルキル−カルボニル基(例、ベンジルカルボニル)、C7−14アラルキルオキシ−カルボニル基(例、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル)、トリチル基、フタロイル基、N,N−ジメチルアミノメチレン基、置換シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)などが挙げられる。これらの基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基およびニトロ基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい。
カルボキシ基の保護基としては、例えば、C1−6アルキル基、C7−11アラルキル基(例、ベンジル)、フェニル基、トリチル基、置換シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)等が挙げられる。
ヒドロキシ基の保護基としては、例えば、C1−6アルキル基、フェニル基、トリチル基、C7−10アラルキル基(例、ベンジル)、ホルミル基、C1−6アルキル−カルボニル基、ベンゾイル基、C7−10アラルキル−カルボニル基(例、ベンジルカルボニル)、2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、置換シリル基(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジエチルシリル)、C2−6アルケニル基(例、1−アリル)などが挙げられる。これらの基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびニトロ基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい。
化合物(I)は、例えば、下記の反応式1に示す化合物(II)と化合物(III)の還元的アミノ化反応によって製造することができる。
(反応式1)
即ち、化合物(II)と1ないし50当量(好ましくは1.2ないし5当量)の化合物(III)とを、不活性溶媒中、還元剤と反応させることにより化合物(I)を得ることができる。
不活性溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(THF)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)、N−メチルピロリドン(NMP)、酢酸、水などが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。なかでも、メタノール、エタノール、DMF、DMA、NMPなどが好ましい。
還元剤としては、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウムなどが用いられる。還元剤の使用量は、化合物(II)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし5当量である。
反応温度は、通常−20℃ないし150℃、好ましくは0℃ないし60℃である。
反応時間は、通常5分間ないし40時間、好ましくは1ないし24時間である。
また、本反応は、酸の存在下に行うこともできる。用いられる酸としては、例えば、酢酸、メタンスルホン酸などの有機酸;塩酸、硫酸などの無機酸;四塩化チタン、チタンイソプロポキシドなどのルイス酸が挙げられ、なかでも酢酸などが好ましい。酸の使用量は、有機酸やルイス酸の場合、化合物(II)に対して、通常0.01ないし100当量、無機酸の場合、化合物(II)に対して、通常0.01ないし10当量である。また、有機酸を用いる場合には、過剰量の有機酸を反応溶媒として用いてもよい。
化合物(II)は、以下の[製造法2−2]に記載の方法またはそれに準ずる方法、あるいは、以下の化合物(IVb)から自体公知の酸化反応によって製造することができる。
化合物(III)は、自体公知の方法に従って製造することができる。
化合物(I)において、R7が水素原子である化合物(Ia)は、例えば、下記の反応式2に示す化合物(IV)と化合物(IIIa)との光延反応、続くN−ノシル基の脱保護反応によって製造することができる。
(反応式2)
工程1−2Aは、化合物(IV)と化合物(IIIa)とを、「光延反応」[例えば、Synthesis,1−27,(1981)]を用いて反応させ、化合物(V)を製造する工程である。
「光延反応」は、例えば、化合物(IV)と、化合物(IV)に対して0.5ないし10当量(好ましくは1ないし2当量)の化合物(IIIa)とを、不活性溶媒中、アゾジカルボン酸アミドまたはアゾジカルボン酸エステル、およびトリアルキルホスフィンまたはトリアリールホスフィンの存在下で反応させることにより行うことができる。
不活性溶媒としては、例えば、アセトニトリル、DMF、NMP、DMA、アセトン、THF、ジオキサンなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、THFである。
「アゾジカルボン酸アミドまたはアゾジカルボン酸エステル」としては、例えばアゾジカルボン酸ジイソプロピル、アゾジカルボン酸ジエチル、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジンなどが用いられる。その使用量は、化合物(IV)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし3当量である。
「トリアルキルホスフィンまたはトリアリールホスフィン」としては、例えば、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなどが用いられる。その使用量は、化合物(IV)に対して、通常、1ないし20当量、好ましくは、1ないし3当量である。
反応温度は、通常、約−20℃ないし100℃、好ましくは、0℃ないし50℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日である。
化合物(IV)は、以下の[製造法2−1]および[製造法2−3]に記載の方法またはそれらに準ずる方法に従って製造できる。
化合物(IIIa)は、自体公知の方法により製造することができる。
工程1−2Bは、化合物(V)のN−ノシル基を除去し、化合物(Ia)を製造する工程である。
この反応は、例えば化合物(V)を、不活性溶媒中、塩基と反応させることによって行うことができる。必要に応じ、チオール類の共存下に行ってもよい。
不活性溶媒としては、例えば、アセトニトリル、DMF、NMP、DMA、アセトン、THF、水などが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、DMFである。
塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどが好ましい。塩基の使用量は、化合物(V)に対して、通常、1ないし100当量、好ましくは、1ないし20当量である。
「チオール類」としては、例えば、メルカプト酢酸、チオフェノール、チオグリコール酸などが挙げられ、好ましくは、チオグリコール酸である。チオール類の使用量は、化合物(V)に対して、通常、1ないし100当量、好ましくは、1ないし20当量である。
反応温度は、通常、−20℃ないし150℃、好ましくは、0℃ないし60℃に保持することによって行われる。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
化合物(I)において、R1が置換されていてもよい末端アルキニル基である化合物(Ic)は、例えば、下記の反応式3に示す化合物(Ib)と化合物(VI)との薗頭カップリング反応(例えば、Tetrahedron Letters,50,4467−4470(1975))によって製造することができる。下記の反応式3では、特に、R1が置換されていてもよいエチニル基の場合を挙げて説明する。
(反応式3)
R9で示される「置換基」としては、R1で示される「置換されていてもよいC2−6アルキニル基」の「C2−6アルキニル基」が有していてもよい置換基と同様のものが挙げられる。
「薗頭カップリング反応」は、例えば、化合物(Ib)と、化合物(Ib)に対して0.5ないし50当量(好ましくは1ないし5当量)の化合物(VI)とを、不活性溶媒中、パラジウム触媒、銅触媒および塩基の存在下で反応させることにより行うことができる。またトリアルキルホスフィンまたはトリアリールホスフィンを共存させて行うこともできる。
不活性溶媒としては、例えば、アセトニトリル、DMF、NMP、DMA、ジオキサン、THF、ピリジンなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
パラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)などが用いられる。その使用量は、化合物(Ib)に対して、通常0.001ないし1当量、好ましくは0.01ないし0.1当量である。
銅触媒としては、好ましくはヨウ化銅である。その使用量は、化合物(Ib)に対して、通常0.001ないし1当量、好ましくは0.01ないし0.1当量である。
塩基としては、例えば、水素化リチウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ジエチルアミン、ノルマルプロピルアミン、ピリジンなどが挙げられる。好ましくは、トリエチルアミン、ジエチルアミン、ノルマルプロピルアミン、炭酸セシウムである。その使用量は、化合物(Ib)に対して、通常1ないし100当量である。また、アミン類を用いる場合は、過剰量の塩基を溶媒として用いてもよい。
「トリアルキルホスフィンまたはトリアリールホスフィン」としては、例えば、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなどが用いられる。その使用量は、化合物(Ib)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし3当量である。
反応温度は、通常、約5℃ないし150℃、好ましくは、室温ないし100℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
出発原料である化合物(Ib)は、[製造法1−1]と同様の方法で、製造することができる。
化合物(VI)は、自体公知の方法に従って製造することができる。
化合物(II)や化合物(IV)において、R6が水素原子である化合物(IIa)や化合物(IVa)は、例えば、下記に示す反応式4によって製造することができる。
(反応式4)
工程2−1Aは、化合物(VII)と化合物(VII)に対して1ないし10当量の化合物(VIII)とを、アミド化反応を用いて反応させ、化合物(IX)を製造する工程である。
X3がクロロ基、ブロモ基などの場合、例えば、THFなどの不活性溶媒中、トリエチルアミンなどの塩基存在下に化合物(VII)と化合物(VIII)とを反応させ、化合物(IX)を製造することができる。
塩基の使用量は、化合物(VII)に対して、通常1ないし30当量、好ましくは1ないし5当量である。
反応温度は、通常、約−20℃ないし150℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
X3がヒドロキシ基の場合、例えば、DMFなどの不活性溶媒中、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの塩基存在下、化合物(VII)と化合物(VIII)とを1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物などのアミド化試薬を用いて反応させ、化合物(IX)を製造することができる。
塩基の使用量は、化合物(VII)に対して、通常0.01ないし10当量、好ましくは0.01ないし1.2当量である。
アミド化試薬の使用量は、化合物(VII)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし5当量である。
反応温度は、通常、約−20℃ないし100℃、好ましくは、0℃ないし60℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
化合物(VIII)は、自体公知の方法により製造することができる。
化合物(VII)は、以下の[製造法3−1]、[製造法3−2]および[製造法3−3]に記載の方法またはそれらに準ずる方法に従って製造できる。
工程2−1Bは、化合物(IX)のエステル基を還元し、化合物(IVa)を製造する工程である。
使用される還元剤としては、例えば、水素化リチウムアルミニウム、塩化カルシウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化イソブチルアルミニウムなどが挙げられる。還元剤の使用量は、化合物(IX)に対して、通常0.5ないし10当量、好ましくは1ないし5当量である。
使用される溶媒としては、例えば、THF、エタノール、ジメトキシエタンその混合溶媒などが挙げられる。
反応温度は、通常、約−20℃ないし100℃、好ましくは、0℃ないし80℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
工程2−1Cは、化合物(IVa)のヒドロキシ基を酸化し、化合物(IIa)を製造する工程である。
使用される酸化剤としては、例えば、二酸化マンガンなどが挙げられる。酸化剤の使用量は、化合物(IVa)に対して、通常1ないし50当量、好ましくは2ないし20当量である。
使用される溶媒としては、例えば、THF、塩化メチレンなどが挙げられる。
反応温度は、通常、約0℃ないし150℃、好ましくは、室温ないし100℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、1時間ないし1日間である。
化合物(II)において、R6が水素原子である化合物(IIa)は、例えば、下記に示す反応式5によっても製造することができる。
(反応式5)
工程2−2Aは、化合物(X)のエステル基を還元し、化合物(XI)を製造する工程である。
使用される還元剤としては、例えば、水素化リチウムアルミニウム、塩化カルシウム、水素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。還元剤の使用量は、化合物(X)に対して、通常0.5ないし10当量、好ましくは1ないし5当量である。
使用される溶媒としては、例えば、THF、エタノール、その混合溶媒などが挙げられる。
反応温度は、通常、約−20℃ないし100℃、好ましくは、0℃ないし80℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
化合物(X)は、以下の[製造法3−2]に記載の化合物(Xa)および化合物(Xb)を製造する方法またはそれに準ずる方法に従って製造できる。
工程2−2Bは、化合物(XI)のヒドロキシ基を酸化し、化合物(XII)を製造する工程である。
使用される酸化剤としては、例えば、二酸化マンガンなどが挙げられる。酸化剤の使用量は、化合物(XI)に対して、通常1ないし50当量、好ましくは2ないし20当量である。
使用される溶媒としては、例えば、THF、塩化メチレンなどが挙げられる。
反応温度は、通常、約0℃ないし150℃、好ましくは、室温ないし100℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、1時間ないし1日間である。
工程2−2Cは、化合物(XII)のtert−ブトキシカルボニル基を酸存在下で除去し、化合物(XIII)を製造する工程である。
使用される酸としては、例えば、塩酸、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。酸の使用量は、化合物(XII)に対して、通常1ないし100当量、好ましくは5ないし50当量である。
使用される溶媒としては、酢酸エチル、ジオキサン、塩化メチレンなどが挙げられる。
反応温度は、通常、−20℃ないし100℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、通常、約0.1時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
工程2−2Dは、化合物(XIII)と化合物(XIII)に対して1ないし10当量(好ましくは1ないし3当量)の化合物(VIIIa)を、塩基存在下に反応させ、化合物(IIa)を製造する工程である。
使用される塩基としては、例えば、トリエチルアミンなどが挙げられる。塩基の使用量は、化合物(XIII)に対して、通常1ないし50当量、好ましくは1ないし10当量である。
使用される溶媒としては、THFなどが挙げられる。
反応温度は、通常、約−20℃ないし150℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、3時間ないし1日間である。
化合物(VIIIa)は、自体公知の方法によって製造することができる。
化合物(IV)において、R6がメチル基である化合物(IVb)は、例えば、下記の反応式6に示す、化合物(IIa)のメチル化反応によって製造することができる。
(反応式6)
使用されるメチル化剤としては、例えば、メチルマグネシウムブロミドやメチルマグネシウムヨージド、メチルリチウムなどが挙げられ、好ましくは、メチルマグネシウムブロミドである。メチル化剤の使用量は、化合物(IIa)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし5当量である。
使用される溶媒としては、例えば、THFやエーテル、ジオキサンなどが挙げられ、好ましくはTHFである。
反応温度は、通常、約−70℃ないし100℃、好ましくは、0℃ないし50℃である。
反応時間は、例えば、約0.5時間ないし1週間、好ましくは、0.5時間ないし1日である。
化合物(VII)において、環ABが5−アミノインドール環であり、R3が水素原子である化合物(VIIa)は、例えば、下記の反応式7に示す方法によって製造することができる。
(反応式7)
工程3−1Aは、化合物(XIV)と化合物(XIV)に対して1ないし10当量(好ましくは1ないし3当量)の化合物(XV)とを、ロジウム触媒存在下に反応させ、化合物(XVI)を製造する工程である。この反応は、例えば、J.Chem.Soc.,Perkin Trans. 1,1672−1687(2002)に記載されている方法に従って行われる。
使用される溶媒としては、例えば、トルエン、クロロホルムなどが挙げられる。
使用されるロジウム触媒としては、好ましくは、二酢酸ロジウム(II)である。ロジウム触媒の使用量は、化合物(XIV)に対して、通常0.001ないし0.5当量、好ましくは0.01ないし0.1当量である。
反応温度は、通常、室温ないし120℃、好ましくは、50℃ないし120℃である。
反応時間は、通常、約0.1時間ないし24時間、好ましくは、0.5時間ないし10時間である。
化合物(XIV)および化合物(XV)は、それぞれ、自体公知の方法によって製造することができる。
工程3−1Bは、化合物(XVI)を、酸存在下に環化させ、化合物(XVIIa)を製造する工程である。この反応は、例えば、J.Chem.Soc.,Perkin Trans. 1,1672−1687(2002)に記載されている方法に従って行われる。
使用される酸としては、例えば、酸性イオン交換樹脂Amberlyst(登録商標)15などが挙げられる。酸の使用量は、化合物(XVI)に対して、通常0.01ないし100当量、好ましくは0.1ないし50当量である。
反応温度は、通常、50℃ないし120℃、好ましくは、80℃ないし120℃である。
反応時間は、通常、約1時間ないし48時間、好ましくは、5時間ないし24時間である。
工程3−1Cは、化合物(XVIIa)のニトロ基を接触水素添加反応に付すことによって還元し、化合物(VIIa)を製造する工程である。
使用される溶媒としては、例えば、DMF、メタノール、エタノール、THF、水などが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、メタノール、THFである。
接触水素添加反応を行う触媒としては、例えば、パラジウム炭素が好ましい。触媒の使用量は、化合物(XVIIa)に対して、通常0.001ないし1当量、好ましくは0.01ないし0.1当量である。
水素の圧力は、通常、1ないし10気圧、好ましくは、1ないし3気圧である。
反応温度は、通常、室温ないし80℃、好ましくは、室温ないし50℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
化合物(VII)において、環ABが5−アミノインドール環であり、R3がメチル基であり、R4が水素原子である化合物(VIIb)およびR4がメチル基である化合物(VIIc)は、例えば、下記の反応式8に示す方法によって製造することができる。
(反応式8)
工程3−2Aは、化合物(XVIII)と化合物(XVIII)に対して1ないし30当量(好ましくは1ないし10当量)の化合物(XIX)とを、塩基存在下に反応させ、化合物(XX)を製造する工程である。
使用される溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、THFなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、メタノール、エタノールである。
塩基としてはナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなどが用いられ、これらはアルコール溶媒中、ナトリウムを反応させることで調製してもよい。塩基の使用量は、化合物(XVIII)に対して、通常0.1ないし100当量、好ましくは1ないし30当量である。
反応温度は、通常、−78℃ないし80℃、好ましくは、−30℃ないし室温である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
化合物(XVIII)および化合物(XIX)は、それぞれ、自体公知の方法に従って製造することができる。
工程3−2Bは、化合物(XX)を加熱することにより環化させ、化合物(Xa)を製造する工程である。
使用される溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン、THFなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、トルエンである。
反応温度は、通常、50℃ないし150℃、好ましくは、60℃ないし120℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
工程3−2Cは、化合物(Xa)のインドール環NH部を、塩基存在下にメチル化剤と反応させ、化合物(Xb)を製造する工程である。
使用される溶媒としては、例えば、DMF、NMP、THFなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、DMFである。
使用される塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウムなどが用いられる。塩基の使用量は、化合物(Xa)に対して、通常1ないし30当量、好ましくは1ないし5当量である。
使用されるメチル化剤としては、ヨウ化メチルなどが用いられる。塩基の使用量は、化合物(Xa)に対して、通常1ないし30当量、好ましくは1ないし10当量である。
反応温度は、通常、0℃ないし100℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし100時間、好ましくは、1時間ないし48時間である。
工程3−2Dおよび工程3−2Eは、それぞれ化合物(Xa)および(Xb)のtert−ブトキシカルボニル基を酸存在下で除去し、化合物(VIIb)および(VIIc)を製造する工程である。
使用される酸としては、例えば、塩酸、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。酸の使用量は、化合物(Xa)または(Xb)に対して、通常1ないし100当量、好ましくは5ないし50当量である。
使用される溶媒としては、酢酸エチル、ジオキサン、塩化メチレンなどが挙げられる。
反応温度は、通常、−20℃ないし100℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、通常、0.1時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
化合物(VII)において、環ABが6−アミノインドール環であり、R5が水素原子である化合物(VIId)およびR5がメチル基である化合物(VIIe)は、例えば、下記の反応式9に示す方法によって製造することができる。
(反応式9)
工程3−3Aは、対応するアニリン誘導体から誘導される化合物(XXI)と化合物(XXI)に対して1ないし10当量(好ましくは1ないし3当量)の化合物(XXII)とを、塩基存在下に反応させ、化合物(XXIII)を製造する工程である。
使用される溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、水などが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、エタノールと水である。
使用される塩基としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどが用いられる。塩基の使用量は、化合物(XXI)に対して、通常1ないし20当量、好ましくは1ないし5当量である。
反応温度は、通常、−50℃ないし80℃、好ましくは、−30℃ないし室温である。
反応時間は、通常、0.1時間ないし48時間、好ましくは、0.1時間ないし24時間である。
化合物(XXI)および化合物(XXII)は、それぞれ、自体公知の方法に従って製造することができる。
工程3−3Bは、化合物(XXIII)を、酸の存在下、加熱することにより環化させ、化合物(XXIVa)を製造する工程である。
使用される不活性溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン、THFなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、トルエンである。
酸としては、塩酸、硫酸、Eaton’s reagent(五酸化りん−メタンスルホン酸)などが用いられる。酸の使用量は、化合物(XXIII)に対して、通常0.01ないし20当量、好ましくは0.1ないし5当量である。
反応温度は、通常、50℃ないし150℃、好ましくは、60℃ないし120℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
工程3−3Cは、化合物(XXIVa)のインドール環NH部を、塩基存在下にメチル化剤と反応させ、化合物(XXIVb)を製造する工程である。
使用される不活性溶媒としては、例えば、DMF、NMP、THFなどが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、DMFである。
塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウムなどが用いられる。塩基の使用量は、化合物(XXIVa)に対して、通常1ないし30当量、好ましくは1ないし5当量である。
メチル化剤としては、ヨウ化メチルなどが用いられる。メチル化剤の使用量は、化合物(XXIVa)に対して、通常1ないし30当量、好ましくは1ないし10当量である。
反応温度は、通常、0℃ないし100℃、好ましくは、室温ないし80℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし100時間、好ましくは、1時間ないし48時間である。
工程3−3Dおよび工程3−3Eは、それぞれ化合物(XXIVa)および(XXIVb)のニトロ基を還元し、化合物(VIId)および(VIIe)を製造する工程である。この反応は、例えば化合物(XXIVa)または(XXIVb)を、不活性溶媒中、接触水素添加反応に付すことによって行うことができる。
使用される不活性溶媒としては、例えば、DMF、メタノール、エタノール、THF、水などが挙げられる。これらは、二種以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。好ましくは、メタノール、THFである。
接触水素添加反応を行う触媒としては、例えば、パラジウム炭素が好ましい。触媒の使用量は、化合物(XXIVa)または(XXIVb)に対して、通常0.001ないし1当量、好ましくは0.01ないし0.1当量である。
水素の圧力は、通常、1ないし10気圧、好ましくは、1ないし3気圧である。
反応温度は、通常、室温ないし80℃、好ましくは、室温ないし50℃である。
反応時間は、通常、0.5時間ないし48時間、好ましくは、1時間ないし24時間である。
また、本発明化合物は、毒性(例えば、心毒性(例、hERG阻害活性)、PLsis誘発能、急性毒性、慢性毒性、遺伝毒性、生殖毒性、薬物相互作用、癌原性、光毒性)も低い。
さらに、本発明化合物は、経口吸収性に優れている。
さらに、本発明化合物は、脳内移行性に優れている。
さらに、本発明化合物は、摂食抑制剤としても有用である。
本発明化合物は、食事療法(例、糖尿病の食事療法)、運動療法と併用することもできる。
滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカが挙げられる。
結合剤としては、例えば、結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムが挙げられる。
崩壊剤としては、例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC)が挙げられる。
溶解補助剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムが挙げられる。
懸濁化剤としては、例えば、ステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリン等の界面活性剤;例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の親水性高分子が挙げられる。
緩衝剤としては、例えば、リン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等の緩衝液が挙げられる。
無痛化剤としては、例えば、ベンジルアルコールが挙げられる。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸が挙げられる。
抗酸化剤としては、例えば、亜硫酸塩、アスコルビン酸が挙げられる。
なお、医薬組成物中の本発明化合物の含有量は、例えば、医薬組成物全体の約0.1ないし100重量%である。
例えば、本発明化合物を、肥満症の成人患者(体重約60kg)に経口投与する場合の1日当たりの投与量は、約0.1ないし約500mg、好ましくは約1ないし約100mg、さらに好ましくは約5ないし約100mgであり、この量を1日1ないし数回(例、1〜3回)に分けて投与することができる。
併用用薬剤の投与形態は、特に限定されず、投与時に、本発明化合物と併用用薬剤とが組み合わされていればよい。このような投与形態としては、例えば、
1)本発明化合物と併用用薬剤とを同時に製剤化して得られる単一の製剤の投与、
2)本発明化合物と併用用薬剤とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経路での同時投与、
3)本発明化合物と併用用薬剤とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経路での時間差をおいての投与、
4)本発明化合物と併用用薬剤とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる投与経路での同時投与、
5)本発明化合物と併用用薬剤とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる投与経路での時間差をおいての投与(例えば、本発明化合物、併用用薬剤の順序での投与、あるいは逆の順序での投与)
等が挙げられる。
本発明化合物と併用用薬剤との配合比は、投与対象、投与ルート、疾患等により適宜選択することができる。
以下の参考例、実施例中、「室温」は15ないし30℃を示し、有機層の乾燥には無水硫酸マグネシウムまたは無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」は特記しない限り重量パーセントを意味する。
以下の参考例、実施例中で使われている、インドール中間体は、例えば、US2003/236251、Synlett、1998年、135〜136頁などを、アルキルアミン中間体は、例えば、WO2003/072554、WO2004/020434、特開2008−088120号公報などを参照して製造することができる。
Ac :アセチル
Me :メチル
Et :エチル
s :シングレット(singlet)
d :ダブレット(doublet)
t :トリプレット(triplet)
q :クァルテット(quartet)
dd :ダブルダブレット(doubledoublet)
dt :ダブルトリプレット(doubletriplet)
m :マルチプレット(multiplet)
br :ブロード(broad)
J :カップリング定数(coupling constant)
Hz :ヘルツ(Hertz)
CDCl3:重クロロホルム
DMA :ジメチルアセトアミド
THF :テトラヒドロフラン
NMP :N−メチルピロリドン
DMF :N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO :ジメチルスルホキシド
DMSO−d6:重ジメチルスルホキシド
1H NMR:プロトン核磁気共鳴
FABMS(pos):高速原子衝撃質量分析法(Fast Atom Bombardment Mass Spectrometry)における(+)法で測定した質量スペクトル
エチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(576mg)、エチル 5−アミノ−1H−インドール−2−カルボキシラート(612mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(690mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(551mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(367mg)のDMF(20mL)溶液を室温で2時間撹拌した。反応溶液を酢酸エチルで抽出し、重曹水ならびに飽和食塩水で洗浄した後に、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣(褐色固体)を少量の酢酸エチルを用いて洗浄し、表題化合物820mg(収率72%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ:0.30 - 0.40 (2 H, m), 0.53 - 0.65 (2 H, m), 1.18 - 1.41 (4 H, m), 3.91 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.34 (2 H, q, J=6.9 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.13 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.41 (1 H, d, J=9.1 Hz), 7.56 (1 H, dd, J=8.9, 2.1 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.11 (1 H, d, J=1.5 Hz), 10.00 (1 H, s), 11.82 (1 H, s).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
参考例1で得たエチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(190mg)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解させた後に、1.5Mの水素化ジイソブチルアルミニウム(4mL)を−78℃で加え、3時間撹拌した。得られた混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルを用いて抽出、飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去したところ、淡黄色固体が得られた。得られた固体および二酸化マンガン(87mg)をジメトキシエタン(20mL)に懸濁させ、窒素雰囲気下、70℃で終夜撹拌した。得られた混合物を、セライトを用いて二酸化マンガンを除いた後に、ショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し表題化合物70mg(収率43%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.35 (2 H, dd, J=4.5, 1.5 Hz), 0.59 (2 H, dd, J=8.0, 1.9 Hz), 1.19 - 1.31 (1 H, m),3.91 (2 H, d, J=6.8 Hz), 7.04 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.37 - 7.45 (2 H, m), 7.62 (1 H, dd, J=8.9, 2.1 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.22 (1 H, d, J=1.5 Hz), 9.83 (1 H, s), 10.04 (1 H, s), 11.92 (1 H, s).
エチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
エチル 5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.293g)と4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(1.897g)のDMF(23mL)溶液に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(1.965g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(2.460g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(1.326g)を加え、室温で17時間撹拌した。酢酸エチルで希釈後、水を加え、有機層を1規定塩酸、1規定水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順に洗浄し、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに懸濁させ、沈殿を濾取し、酢酸エチルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.466g(収率64%)を肌色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.35 - 0.43 (2 H, m), 0.64 - 0.73 (2 H, m), 1.25 - 1.36 (1 H, m), 1.42 (3 H, t, J=7.2 Hz), 3.88 (2 H, d, J=7.0 Hz), 4.08 (3 H, s), 4.38 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.98 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.27 (1 H, br. s.), 7.33 - 7.41 (1 H, m), 7.44 - 7.52 (1 H, m), 7.77 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.03 (1 H, d, J=1.9 Hz).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、328mg)をTHF(33mL)に懸濁させたものに参考例3で得たエチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.466g)のTHF(90mL)溶液を0℃で滴下し、0℃から室温で2時間撹拌した。0℃で水素化リチウムアルミニウム(80%、990mg)を加え、同温で1.5時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(8.908g)を加え、室温で1時間撹拌した後、濾過した。濾液に二酸化マンガン(85%、6.423g)を加え、2時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(2:1)に懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(2:1)で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物1.557g(収率71%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.40 (2 H, m), 0.55 - 0.65 (2 H, m), 1.20 - 1.31 (1 H, m), 3.91 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.04 (3 H, s), 7.05 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.44 (1 H, s), 7.60 (1 H, d, J=9.0 Hz), 7.71 (1 H, dd, J=8.7, 1.8 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.9 Hz), 8.26 (1 H, d, J=1.7 Hz), 9.89 (1 H, s), 10.09 (1 H, s).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
参考例4で得た4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド(244mg)のTHF(20mL)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(90%、59mg)とメタノール(2.0mL)を加え、室温で18時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残渣を水(20mL)に懸濁させ、室温で1時間撹拌した。沈殿を濾取し、水で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物237mg(収率97%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.25 - 1.36 (1 H, m), 3.82 (3 H, s), 3.88 (2 H, d, J=6.8 Hz), 4.81 (2 H, d, J=5.7 Hz), 6.45 (1 H, s), 6.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.26 - 7.33 (1 H, m), 7.33 - 7.40 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.93 (1 H, d, J=1.5 Hz).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[2−(1−ヒドロキシエチル)−1−メチル−1H−インドール−5-イル]ベンズアミド
参考例4で得た4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド(174mg)に1Mのメチルマグネシウムブロミド(2mL)を0℃で加え、30分間撹拌した。混合物を冷水中に注いだ後に、酢酸エチルを用いて抽出、飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)溶液で洗浄し、表題化合物120mg(収率66%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.64 (2 H, m), 1.18 - 1.33 (1 H, m), 1.53 (3 H, d, J=6.4 Hz), 3.76 (3 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.93 (1 H, quin, J=6.2 Hz), 5.23 (1 H, d, J=5.7 Hz), 6.32 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 - 7.45 (2 H, m), 7.90 - 7.99 (3 H, m), 9.91 (1 H, s).
(2S)−テトラヒドロフルフリルアルコール
(2S)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(806.2g)をメタノール(1779.6g)に溶かし、22℃〜35℃で濃硫酸(32mL)を滴下した。反応溶液を72℃〜75℃まで加熱し、11時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、水(5L)とジクロロメタン(5L)を加えて分液した。有機層を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去した後、蒸留にて精製し、メチル (2S)−テトラヒドロフラン−2−カルボキシラート(773.2g)を無色オイルとして得た。次にTHF(7.4L)を塩氷−アセトン浴で冷却し、ここに水素化リチウムアルミニウム(151.0g)を分添した。ここに先に得られたメチル(2S)−テトラヒドロフラン−2−カルボキシラート(773.0g)をTHFに溶かしたものを内温0℃〜10℃で滴下し、内温3℃〜5℃で2時間撹拌した。反応液に内温2℃〜4℃で水(150mL)を滴下、次いで15%水酸化ナトリウム水溶液(150mL)および水(450mL)を同温に保ったまま滴下してクエンチした。不溶物を濾別し、THF(2L)で洗浄し、濾液を減圧下濃縮した。ここにジクロロメタン(3L)と飽和食塩水(1.5L)を加えて有機層を分けた後、水層を3回ジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を減圧留去し、表題化合物567.3g(収率80%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.62 - 1.70 (1 H, m), 1.85 - 1.99 (3 H, m), 2.56 - 2.62 (1 H, m), 3.46 - 3.54 (1 H, m), 3.63 - 3.70 (1 H, m), 3.74 - 3.90 (2 H, m), 3.97 - 4.05 (1 H, m).
4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸
参考例7で得た(2S)−テトラヒドロフルフリルアルコール(550.3g)、4−ヒドロキシ安息香酸メチル(819.8g)およびトリフェニルホスフィン(1625.1g)のテトラヒドロフラン(6.66L)溶液にアゾジカルボン酸ジエチルのトルエン溶液(3012mL、40%トルエン溶液)を内温25℃以下になるようにゆっくりと滴下し、室温で4日間撹拌した。反応溶液を濃縮し、ジイソプロピルエーテルを加えて析出してきた不溶物を濾別した。濾液を濃縮後、残渣をNH−シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘプタン:酢酸エチル=90:10(容積比)]、さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘプタン:酢酸エチル=80:20(容積比)→ヘプタン:酢酸エチル=50:50(容積比)]により精製し、無色油状物を得た。得られた無色油状物をテトラヒドロフラン(2.29L)、メタノール(1.76L)および水(564mL)に溶かし、8規定水酸化ナトリウム水溶液(564mL)を滴下した後、90℃で2時間加熱撹拌した。反応溶液を濃縮後、氷冷しながら8規定塩酸で酸性に調整し、析出した結晶を濾取した。この結晶をTHFに溶解させ、酢酸エチルと飽和食塩水を加えて分液、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させて減圧濃縮した。濃縮の間、徐々にジイソプロピルエーテルを加えて結晶を析出させ、これを濾取することで表題化合物547.4g(収率76%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.82 - 1.92 (2 H, m), 1.95 - 2.04 (1 H, m), 3.68 (1 H, q, J=7.2 Hz), 3.78 (1 H, q, J=7.2 Hz), 3.95 - 4.06 (2 H, m), 4.14 - 4.19 (1 H, m), 7.02 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.88 (2 H, d, J=8.4 Hz), 12.62 (1 H, s).
エチル 1−メチル−5−[({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(2.757g)、エチル 5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.708g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(2.471g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(3.093g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(1.668g)をDMF(27mL)中で混合し、室温で24時間撹拌した。THFで希釈後、水を加え、酢酸エチルで分液抽出した。有機層を水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(1:1)で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物3.478g(収率66%)を肌色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.71 - 1.87 (1 H, m), 1.90 - 2.04 (2 H, m), 2.04 - 2.18 (1 H, m), 3.80 - 4.01 (2 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.08 (3 H, s), 4.24 - 4.43 (3 H, m), 7.01 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.27 (1 H, s), 7.32 - 7.40 (1 H, m), 7.43 - 7.52 (1 H, m), 7.78 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.99 - 8.08 (1 H, m).
N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、1.562g)をTHF(150mL)に懸濁させたものに参考例9で得たエチル 1−メチル−5−[({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.478g)のTHF(100mL)溶液を0℃で滴下し、室温で2時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(10.61g)を加え、室温で1.5時間撹拌した後、濾過した。濾液に二酸化マンガン(85%、8.421g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(3:1)に懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(2:1)で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.366g(収率76%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.72 - 1.87 (1 H, m), 1.89 - 2.04 (2 H, m), 2.04 - 2.19 (1 H, m), 3.80 - 3.91 (1 H, m), 3.91 - 4.01 (1 H, m), 4.04 (2 H, d, J=4.9 Hz), 4.10 (3 H, s), 4.25 - 4.38 (1 H, m), 7.02 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 (1 H, s), 7.36 - 7.44 (1 H, m), 7.49 - 7.57 (1 H, m), 7.78 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.15 (1 H, d, J=1.5 Hz), 9.89 (1 H, s).
4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)安息香酸
テトラヒドロフラン−3−イルメタノール(21.89g)、4−ヒドロキシ安息香酸メチル(33.5g)およびトリフェニルホスフィン(64.5g)のテトラヒドロフラン(400mL)溶液にアゾジカルボン酸ジエチルのトルエン溶液(120mL、40%トルエン溶液)を0℃にてゆっくりと滴下した後、室温で2時間撹拌した。反応溶液を濃縮後、トリフェニルホスフィンオキシドを酢酸エチル−ヘキサンから析出させ、グラスフィルターで濾過してトリフェニルホスフィンオキシドを取り除き、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=90:10(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=40:10]により精製し、無色油状物を得た。得られた無色油状物をテトラヒドロフラン(200mL)およびメタノール(100mL)に溶かし、8規定水酸化ナトリウム水溶液(100mL)を加え、80℃で2時間加熱撹拌した。反応溶液を濃縮後、0℃に冷却し、6規定塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物23g(収率48%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.61 - 1.71 (1 H, m), 1.97 - 2.08 (1 H, m), 2.60 - 2.73 (1 H, m), 3.48 - 3.56 (1 H, m), 3.62 - 3.69 (1 H, m), 3.73 - 3.82 (2 H, m), 3.88 - 4.04 (2 H, m), 7.02 (2 H, d, J=9.3 Hz), 7.88 (2 H, d, J=9.3 Hz), 12.59 (1 H, br).
エチル 1−メチル−5−({[4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例11で得た4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)安息香酸(2.757g)、エチル 5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.708g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(2.471g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(3.093g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(1.668g)をDMF(27mL)中で混合し、室温で24時間撹拌した。THFで希釈後、水を加え、酢酸エチルで分液抽出した。有機層を水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(1:1)で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物3.140g(収率60%)を肌色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3 H, t, J=7.1 Hz), 1.76 (1 H, td, J=12.8, 7.3 Hz), 2.15 (1 H, m, J=13.0, 7.9, 7.9, 5.4 Hz), 2.69 - 2.86 (1 H, m), 3.74 (1 H, dd, J=8.9, 5.2 Hz), 3.77 - 3.86 (1 H, m), 3.88 - 4.05 (4 H, m), 4.08 (3 H, s), 4.38 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.98 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.27 (1 H, s), 7.33 - 7.41 (1 H, m), 7.44 - 7.52 (1 H, m), 7.77 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.00 - 8.07 (1 H, m).
N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、1.388g)をTHF(150mL)に懸濁させたものに参考例12で得たエチル 1−メチル−5−({[4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.140g)のTHF(100mL)溶液を0℃で滴下し、室温で2時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(8.786g)を加え、室温で1.5時間撹拌した後、濾過した。濾液に二酸化マンガン(85%、7.602g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(3:1)に懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテル−酢酸エチル(2:1)で洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.155g(収率77%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.70 - 1.84 (1 H, m), 2.07 - 2.22 (1 H, m), 2.70 - 2.86 (1 H, m), 3.70 - 3.77 (1 H, m), 3.82 (1 H, t, J=7.2 Hz), 3.87 - 4.05 (4 H, m), 4.10 (3 H, s), 6.99 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 (1 H, s), 7.35 - 7.43 (1 H, m), 7.53 (1 H, dd, J=9.1, 2.3 Hz), 7.78 (1 H, s), 7.87 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.15 (1 H, d, J=1.9 Hz), 9.89 (1 H, s).
2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチル
2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸(50.0g)および濃硫酸(10mL)のメタノール(700mL)溶液を90℃で16時間加熱撹拌した。反応溶液を濃縮後、生成した無色結晶を水で洗浄し、乾燥後、表題化合物51g(収率94%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 3.79 (3 H, s), 6.61 - 6.72 (2 H, m), 7.73 - 7.79 (1 H, m), 10.80 (1 H, br).
2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸
参考例7で得た(2S)−テトラヒドロフルフリルアルコール(30.0g)、参考例14で得た2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチル(50.0g)およびトリフェニルホスフィン(88.9g)のテトラヒドロフラン(350mL)溶液にアゾジカルボン酸ジエチルのトルエン溶液(166mL、40%トルエン溶液)を0℃にてゆっくりと滴下した後、室温で2時間撹拌した。反応溶液を濃縮後、トリフェニルホスフィンオキシドを酢酸エチル−ヘキサンから析出させ、グラスフィルターで濾過してトリフェニルホスフィンオキシドを取り除き、濾液を濃縮した。残渣をNH−シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=95:5(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=90:10]により精製し、無色結晶を得た。得られた無色結晶をテトラヒドロフラン(500mL)に溶かし、8規定水酸化ナトリウム水溶液(100mL)を加え、60℃で3時間加熱撹拌した。反応溶液を濃縮後、0℃に冷却し、6規定塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物60.0g(収率85%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.60 - 1.71 (1 H, m), 1.75 - 1.92 (2 H, m), 1.94 - 2.06 (1 H, m), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.77 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.12 - 4.20 (1 H, m), 6.84 - 6.92 (2 H, m), 7.78 - 7.84 (1 H, m), 12.85 (1 H, br).
エチル 5−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(3.3g)、二塩化オキサリル(1.75mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.50mL)をテトラヒドロフラン(100mL)に混合させ、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、濃縮残渣にテトラヒドロフラン(100mL)を加えた。この混合物にエチル 5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.0g)およびトリエチルアミン(3.07mL)のテトラヒドロフラン(150mL)溶液を室温で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物5.5g(収率91%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.34 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.81 - 1.96 (2 H, m), 1.99 - 2.04 (1 H, m), 3.32 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.0 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.0 Hz), 4.01 (2 H, s), 4.03 - 4.19 (1 H, m), 4.32 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.88 - 6.99 (2 H, m), 7.25 (1 H, d, J=3.6 Hz), 7.56 (2 H, s), 7.64 (1 H, t, J=8.4 Hz), 8.14 (1 H, s), 10.10 (1 H, s).
2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例16で得たエチル 5−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(5.5g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(15mL,2.0Mテトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を加え、続いて1規定塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物4.5g(収率90%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.80 - 1.92 (2 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.72 (3 H, s), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.14 - 4.19 (1 H, m), 4.62 (2 H, d, J=5.4 Hz), 5.22 (1 H, t, J=5.4 Hz), 6.33 (1 H, s), 6.87 - 6.97 (2 H, m), 7.36 (1 H, s), 7.27 (1 H, t, J=8.4 Hz), 7.94 (1 H, s), 9.94 (1 H, s).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例17で得た2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(4.5g)および二酸化マンガン(8.00g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液を6時間還流した。反応混合物をセライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物4.1g(収率63%)を淡褐色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.81 (1 H, m), 1.83 - 1.93 (2 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.03 (3 H, s), 6.88 - 6.99 (2 H, m), 7.43 (1 H, s), 7.57 - 7.67 (3 H, m), 8.24 (1 H, s), 9.88 (1 H, s), 10.14 (1 H, s).
(5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−イル)メタノール
エチル 5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(9.21g)のTHF(55mL)溶液を水素化リチウムアルミニウム(2.08g)のTHF(110mL)溶液に5℃で滴下し、室温で4.5時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(20.4g)を加え、室温で30分間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮乾固することにより表題化合物8.50g(収率100%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 3.62 (3H, s), 4.42 (3H, s), 4.54 (2H, d, J=5.3 Hz), 5.08 (1H, t, J=5.3 Hz), 6.05 (1H, s), 6.51 (1H, dd, J=8.5, 2.1 Hz), 6.63 (1H, d, J=1.9 Hz), 7.07 (1H, d, J=8.7 Hz).
4−ブロモ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
参考例19で得た(5−アミノ−1−メチル−1H−インドール−2−イル)メタノール(8.50g)および2規定水酸化ナトリウム水溶液(96mL)のTHF(290mL)溶液に4−ブロモベンゾイルクロリド(13.76g)のTHF(5mL)溶液を5℃で滴下し、室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣に酢酸エチルを加え、水洗した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物13.6g(収率79%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 3.73 (3H, s), 4.63 (2H, d, J=5.3 Hz), 5.23 (1H, t, J=5.5 Hz), 6.35 (1H, s), 7.36 - 7.45 (2H, m), 7.71 - 7.77 (2H, m), 7.90 - 7.97 (3H, m), 10.16 (1H, s).
4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
実施例20で得た4−ブロモ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド(13.63g)のDMSO(136mL)溶液にトリエチルアミン(21.1mL)、およびピリジン−三酸化硫黄コンプレックス(24.16g)を加え、室温で22時間撹拌した。反応混合物を氷水(400mL)に注ぎ、析出した結晶を濾取、水洗、乾燥することにより表題化合物12.49g(収率92%)を淡褐色固体として得た。精製することなく次の反応に用いた。
4−ブロモ−N−(1−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
参考例21で得た4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド(3.09g)のDMA(52.0mL)溶液にイソブチルアミン(1.26g)および酢酸(17.3mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(3.67g)を加え、室温で15時間撹拌した。氷冷下で8規定水酸化ナトリウム水溶液(43.3mL)を加え、さらに酢酸エチルおよび水を加えた。分液し、水層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:7→酢酸エチル(容積比)]で精製し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物709mg(収率20%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6H, d, J=6.8 Hz), 1.61 - 1.76 (1H, m), 2.37 (2H, d, J=6.8 Hz), 3.74 (3H, s), 3.84 (2H, s), 6.31 (1H, s), 7.33 - 7.43 (2H, m), 7.73 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.90 - 7.97 (3H, m), 10.14 (1H, s).
4−ブロモ−N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
参考例21で得た4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド(3.44g)のDMA(57.9mL)溶液にネオペンチルアミン(1.67g)および酢酸(19.3mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(4.08g)を加え、室温で15時間撹拌した。氷冷下で8規定水酸化ナトリウム水溶液(48.2mL)を加え、さらに酢酸エチルおよび水を加えた。分液し、水層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:7→酢酸エチル(容積比)]で精製し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物1.35g(収率32%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9H, s), 2.32 (2H, s), 3.75 (3H, s), 3.87 (2H, s), 6.31 (1H, s), 7.33 - 7.42 (2H, m), 7.73 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.89 - 7.96 (3H, m), 10.14 (1H, s).
2−[(4−ニトロフェニル)アミノ]−3−オキソブタン酸メチル
アルゴン雰囲気下、4−ニトロアニリン(3.84g)のトルエン(278mL)溶液に2−ジアゾ−3−オキソブタン酸メチル(5.13g)および酢酸ロジウム(II)二量体(250mg)を加え、120℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→ヘキサン:酢酸エチル=7:3(容積比)]で精製することにより表題化合物4.63g(収率98%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.33 (3H, s), 3.76 (3H, s), 5.46 (1H, d, J=8.3 Hz), 6.82 (2H, d, J=9.4 Hz), 7.73 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.01 - 8.06 (2H, m).
メチル 3−メチル−5−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例24で得た2−[(4−ニトロフェニル)アミノ]−3−オキソブタン酸メチル(5.64g)のトルエン(373mL)溶液にアンバーリスト15(5.00g)を加え、水を共沸脱水しながら135℃で15時間撹拌した。不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した。得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物198mg(収率3.7%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.60 (3H, s), 3.91 (3H, s), 7.54 (1H, d, J=9.1 Hz), 8.12 (1H, dd, J=9.1, 2.2 Hz), 8.67 (1H, d, J=1.9 Hz), 12.26 (1H, s).
メチル 5−アミノ−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例25で得たメチル 3−メチル−5−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(222mg)のTHF(60mL)溶液に10%パラジウム炭素(50%含水)(101mg)を加え、水素雰囲気下(バルーン)室温で3日間撹拌した。不溶物を濾去し、メタノールで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=7:3→ヘキサン:酢酸エチル=3:2(容積比)]で精製することにより表題化合物200mg(収率100%)をオレンジ色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.41 (3H, s), 3.83 (3H, s), 4.66 (2H, s), 6.65 - 6.72 (2H, m), 7.11 (1H, dd, J=8.7, 0.8 Hz), 11.02 (1H, s).
メチル 3−メチル−5−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例26で得たメチル 5−アミノ−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(200mg)をDMF(10mL)に溶解し、参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(239mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(282mg)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(198mg)を加え、室温で15時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、0.3規定塩酸、重曹水および食塩水で順に洗浄した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物310mg(収率78%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.52 (3H, s), 3.65 - 3.84 (2H, m), 3.88 (3H, s), 3.97 - 4.09 (2H, m), 4.13 - 4.23 (1H, m), 7.06 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.36 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.57 (1H, dd, J=8.9, 2.1 Hz), 7.97 (2H, d, J=8.7 Hz), 8.09 (1H, d, J=1.9 Hz), 10.03 (1H, s), 11.48 (1H, s).
N−(2−ホルミル−3−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例27で得たメチル 3−メチル−5−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(310mg)のTHF(60mL)溶液に2M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(0.57mL)を5℃で滴下し、室温で3時間撹拌した。反応混合物に2M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(0.57mL)を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(980mg)を加えた。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液に二酸化マンガン(770mg)を加え、75℃で16時間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮乾固することにより表題化合物260mg(収率92%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.64 - 2.09 (4H, m), 2.59 (3H, s), 3.65 - 3.85 (2H, m), 3.97 - 4.10 (2H, m), 4.14 - 4.24 (1H, m), 7.07 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.37 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.63 (1H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.98 (2H, d, J=9.0 Hz), 8.18 (1H, d, J=1.5 Hz), 10.04 (1H, s), 10.06 (1H, s), 11.55 (1H, s).
メチル 5−アミノ−1,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
メチル 1,3−ジメチル−5−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(5.27g)のTHF(105mL)溶液に10%パラジウム炭素(50%含水)(2.25g)を加え、水素雰囲気下(バルーン)室温で3日間撹拌した。不溶物を濾去し、メタノールで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=7:3→ヘキサン:酢酸エチル=3:2(容積比)]で精製することにより表題化合物4.63g(収率98%)をオレンジ色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 2.49 (3H, s), 3.48 (2H, s), 3.92 (3H, s), 3.94 (3H, s), 6.83 (1H, dd, J=8.7, 2.3 Hz), 6.90 (1H, d, J=2.3 Hz), 7.15 (1H, d, J=8.3 Hz).
メチル 1,3−ジメチル−5−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(2.59g)をトルエン(30mL)に溶解し、塩化チオニル(1.27mL)および触媒量のDMFを加え、45℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、酸塩化物を得た。参考例29で得たメチル 5−アミノ−1,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.54g)、トリエチルアミン(4.87mL)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(711mg)のNMP(30mL)溶液に先に調製した酸塩化物のNMP(5mL)溶液を滴下し、室温で15時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、希塩酸、重曹水および食塩水で順に洗浄した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物4.20g(収率85%)を無色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.50 (3H, s), 3.65 - 4.24 (11H, m), 7.07 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.52 (1H, d, J=9.1 Hz), 7.65 (1H, dd, J=8.9, 2.1 Hz), 7.98 (2H, d, J=9.1 Hz), 8.15 (1H, d, J=1.9 Hz), 10.06 (1H, s).
N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例30で得たメチル 1,3−ジメチル−5−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(4.20g)のTHF(300mL)溶液に2M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(7.46mL)を5℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(4.80g)を加えた。不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮乾固することにより表題化合物3.99g(収率100%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.14 (4H, m), 2.24 (3H, s), 3.65 - 3.85 (5H, m), 3.93 - 4.10 (2H, m), 4.18 (1H, m), 4.61 (2H, d, J=5.3 Hz), 5.04 (1H, t, J=5.3 Hz), 7.06 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.33 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.44 (1H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.92 (1H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2H, d, J=9.0 Hz), 9.94 (1H, s).
N−(2−ホルミル−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例31で得たN−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(3.99g)のTHF(200mL)溶液に二酸化マンガン(8.79g)を加え、80℃で2時間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物3.97g(収率78%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.59 (3H, s), 3.64 - 4.10 (7H, m), 4.14 - 4.24 (1H, m), 7.08 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.53 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.72 (1H, dd, J=9.0, 1.9 Hz), 7.98 (2H, d, J=8.7 Hz), 8.22 (1H, d, J=1.9 Hz), 10.10 (1H, s), 10.14 (1H, s).
メチル 5−{[4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゾイル]アミノ}−1,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(1.76g)をトルエン(20mL)に溶解し、塩化チオニル(1.00mL)および触媒量のDMFを加え、45℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、酸塩化物を得た。この酸塩化物をNMP(20mL)に溶解し、参考例29で得たメチル 5−アミノ−1,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.00g)、トリエチルアミン(3.83mL)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(560mg)を加え、室温で2日間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、希塩酸、重曹水および食塩水で順に洗浄した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物3.13g(収率87%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.38 (2H, m), 0.56 - 0.63 (2H, m), 1.18 - 1.31 (1H, m), 2.50 (3H, s), 3.89 (3H, s), 3.91 (2H, d, J=7.2 Hz), 3.94 (3H, s), 7.05 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.52 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.65 (1H, dd, J=9.0, 1.9 Hz), 7.97 (2H, d, J=8.7 Hz), 8.15 (1H, d, J=1.5 Hz), 10.05 (1H, s).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
参考例33で得たメチル 5−{[4−(シクロプロピルメトキシ)ベンゾイル]アミノ}−1,3−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.13g)のTHF(600mL)溶液に2M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(5.98mL)を5℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(3.85g)を加えた。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液に二酸化マンガン(8.16g)を加え、75℃で1日間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物2.18g(収率75%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2H, m), 0.56 - 0.64 (2H, m), 1.19 - 1.33 (1H, m), 2.59 (3H, s), 3.88 - 3.95 (2H, m), 3.99 (3H, s), 7.05 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.53 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.72 (1H, dd, J=9.0, 1.9 Hz), 7.98 (2H, d, J=8.7 Hz), 8.22 (1H, d, J=1.9 Hz), 10.09 (1H, s), 10.14 (1H, s).
tert−ブチル [3−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル]カルバマート
(3−アミノ−2−メチルフェニル)メタノール(10.0g)のTHF(200mL)溶液に二炭酸ジ−tert−ブチル(25.1mL)およびトリエチルアミン(11.2mL)を加え、室温で24時間撹拌した。減圧濃縮し、残渣を水−酢酸エチルに懸濁させ、沈殿物を濾去した。濾液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物17.585g(収率100%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.56 (9 H, s), 2.25 (3 H, s), 4.70 (2 H, d, J=5.7 Hz), 6.27 (1 H, br. s.), 7.08 - 7.16 (1 H, m), 7.16 - 7.24 (1 H, m), 7.69 (1 H, d, J=7.9 Hz).
tert−ブチル (3−ホルミル−2−メチルフェニル)カルバマート
参考例35で得たtert−ブチル [3−(ヒドロキシメチル)−2−メチルフェニル]カルバマート(496g)のTHF(3.5L)溶液に二酸化マンガン(1070g)を加え、70℃で15時間撹拌した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を石油エーテル(1L)に懸濁させ、沈殿を濾取し、減圧乾燥することにより表題化合物462g(収率94%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.53 (9 H, s), 2.57 (3 H, s), 6.37 (1 H, br. s.), 7.33 - 7.42 (1 H, m), 7.57 (1 H, dd, J=7.7, 1.3 Hz), 8.03 (1 H, d, J=8.3 Hz), 10.24 (1 H, s).
(2Z)−2−アジド−3−{3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メチルフェニル}アクリル酸エチル
ナトリウムエトキシド(163g)のエタノール(2L)溶液に、参考例36で得たtert−ブチル (3−ホルミル−2−メチルフェニル)カルバマート(142g)およびアジド酢酸エチル(310g)のエタノール(1L)溶液を−40℃で滴下した。反応混合物を−10℃で3時間撹拌し、室温に戻して15分間撹拌した後、−20℃まで冷却し、4規定塩酸(600mL)を滴下した。反応混合物を水(6L)に注ぎ入れ、析出した固体を濾取した後、水で洗い、減圧乾燥することにより表題化合物140g(収率67%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.41 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.52 (9H, s), 2.22 (3H, s), 4.39 (2H, q, J=6.9 Hz), 6.26 (1H, s), 7.13 (1H, s), 7.22 (1H, t, J=7.9 Hz), 7.53 (1H, d, J=7.9 Hz), 7.69 (1H, d, J=7.9 Hz).
エチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例37で得た(2Z)−2−アジド−3−{3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−メチルフェニル}アクリル酸エチル(21.9g)のトルエン(245mL)溶液を120℃で15時間撹拌した。室温まで冷却後、ヘキサン(245mL)を加え、室温で2時間撹拌した。析出した固体を、濾取、ヘキサンで洗浄することにより表題化合物21.1g(収率85%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.52 (9H, s), 2.45 (3H, s), 4.41 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.21 (1H, s), 7.20 - 7.25 (2H, m), 7.44 - 7.55 (1H, m), 8.84 (1H, s).
エチル 5−アミノ−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩
参考例38で得たエチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.203g)を酢酸エチル(100mL)−メタノール(60mL)に溶解させ、塩化水素−酢酸エチル溶液(4M、25mL)を加え、室温で5時間撹拌した。沈殿を濾取し、酢酸エチルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.524g(収率99%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.35 (3 H, t, J=7.0 Hz), 2.51 (3 H, s), 4.35 (2 H, q, J=7.2 Hz), 7.23 - 7.28 (1 H, m), 7.29 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.33 - 7.41 (1 H, m), 9.78 (3 H, br. s.), 12.10 (1 H, s).
エチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例39で得たエチル 5−アミノ−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩(720mg)をDMF(10mL)に溶解させ、エチルジイソプロピルアミン(0.51mL)、4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(599mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(1.13g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(908mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(398mg)を順に加え、室温で17時間撹拌した。酢酸エチルで希釈後、水を加えた。
別途、参考例39で得たエチル 5−アミノ−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩(363mg)をDMF(5.0mL)に懸濁させ、エチルジイソプロピルアミン(0.24mL)、4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(288mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(544mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(436mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(192mg)を順に加え、室温で17時間撹拌した。酢酸エチルで希釈後、水を加えた。
上記2つの混合物を合一し、有機層を水で二度洗浄し、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物1.66g(収率96%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.44 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.25 - 1.37 (1 H, m), 1.43 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.50 (3 H, s), 3.88 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.42 (2 H, q, J=7.1 Hz), 6.99 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.27 - 7.31 (2 H, m), 7.51 - 7.64 (2 H, m), 7.88 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.85 (1 H, br. s.).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−4−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、800mg)をTHF(160mL)に懸濁させたものに参考例40で得たエチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.66g)のTHF(240mL)溶液を0℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(5.44g)を加え、室温で30分間撹拌した後、濾過した。濾液を減圧濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させた。沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥した後、THF(100mL)に溶解させた。二酸化マンガン(85%、4.32g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物896mg(収率85%)を肌色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.22 - 1.39 (1 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.89 (2 H, d, J=6.8 Hz), 6.99 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.28 - 7.35 (2 H, m), 7.54 - 7.66 (2 H, m), 7.89 (2 H, d, J=9.1 Hz), 8.93 (1 H, br. s.), 9.85 (1 H, s).
エチル 4−メチル−5−[({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例39で得たエチル 5−アミノ−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩(1.44g)をDMF(20mL)に溶解させ、参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(1.38g)、エチルジイソプロピルアミン(1.02mL)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(2.26g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(1.82g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(797mg)を順に加え、室温で17時間撹拌した。酢酸エチルで希釈後、水を加えた。有機層を水で二度洗浄し、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.17g(収率87%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.43 (3 H, t), 1.75 - 1.88 (1 H, m), 1.89 - 2.21 (3 H, m), 2.50 (3 H, s), 3.80 - 3.91 (1 H, m), 3.91 - 4.01 (1 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.26 - 4.37 (1 H, m), 4.42 (2 H, q, J=7.2 Hz), 7.01 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.26 - 7.32 (2 H, m), 7.54 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.59 (1 H, s), 7.88 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.85 (1 H, br. s.).
N−(2−ホルミル−4−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、976mg)をTHF(200mL)に懸濁させたものに参考例42で得たエチル 4−メチル−5−[({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.17g)のTHF(300mL)溶液を0℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(6.63g)を加え、室温で30分間撹拌した後、濾過した。濾液を減圧濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させた。沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥した後、THF(160mL)に溶解させた。二酸化マンガン(85%、5.26g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物1.33g(収率84%)を肌色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.72 - 1.87 (1 H, m), 1.90 - 2.05 (2 H, m), 2.05 - 2.19 (1 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.81 - 3.91 (1 H, m), 3.96 (1 H, dt, J=8.3, 6.6 Hz), 4.05 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.25 - 4.37 (1 H, m), 7.02 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.27 - 7.34 (2 H, m), 7.55 - 7.65 (2 H, m), 7.89 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.97 (1 H, br. s.), 9.85 (1 H, s).
エチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例38で得たエチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(100g)およびヨウ化メチル(23.3mL)のDMF(1L)溶液に水素化ナトリウム(60%油性、14g)を氷冷下で加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体を濾取した。その固体を酢酸エチルに溶解し、飽和食塩水で2回洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、粗体を石油エーテル(300mL)に懸濁させて撹拌、再び濾取し、減圧乾燥することにより表題化合物81g(収率78%)を無色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.52 (9H, s), 2.44 (3H, s), 4.05 (3H, s), 4.38 (2H, q, J=7.2 Hz), 6.21 (1H, s), 7.19 (1H, d, J=9.1 Hz), 7.29 (1H, s), 7.52 (1H, d, J=6.0 Hz).
エチル 5−アミノ−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩
参考例44で得たエチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.400g)を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、塩化水素−酢酸エチル溶液(4M、13mL)を加え、室温で24時間撹拌した。塩化水素−酢酸エチル溶液(4M、13mL)を加え、室温で11時間撹拌した。沈殿を濾取し、酢酸エチルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.723g(収率96%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.35 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.51 (3 H, br. s.), 4.03 (3 H, s), 4.34 (2 H, q, J=7.2 Hz), 7.35 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.39 (1 H, s), 7.54 (1 H, d, J=9.1 Hz), 9.86 (3 H, br. s.).
エチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例45で得たエチル 5−アミノ−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩(400mg)をDMF(4.0mL)に懸濁させ、エチルジイソプロピルアミン(0.25mL)、4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(300mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(456mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(568mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(200mg)を順に加え、室温で22時間撹拌した。THFと酢酸エチルで希釈後、水を加えた。有機層を水で二度洗浄し、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物547mg(収率90%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.44 (2 H, m), 0.63 - 0.74 (2 H, m), 1.24 - 1.37 (1 H, m), 1.43 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.49 (3 H, s), 3.88 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.07 (3 H, s), 4.39 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 (1 H, s), 7.33 (1 H, s), 7.53 - 7.65 (2 H, m), 7.88 (2 H, d, J=8.0 Hz).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、255mg)をTHF(50mL)に懸濁させたものに参考例46で得たエチル 5−({[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(547mg)のTHF(120mL)溶液を0℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(1.733g)を加え、室温で1時間撹拌した後、濾過した。濾液を減圧濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させた。沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥した後、THF(50mL)に溶解させた。二酸化マンガン(85%、1.371g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物349mg(収率83%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.74 (2 H, m), 1.24 - 1.38 (1 H, m), 2.52 (3 H, s), 3.89 (2 H, d, J=6.8 Hz), 4.10 (3 H, s), 6.99 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.29 (2 H, s), 7.60 (1 H, s), 7.67 (1 H, d, J=9.0 Hz), 7.89 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.90 (1 H, s).
[2−(ヒドロキシメチル)−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル]カルバミン酸tert−ブチル
塩化カルシウム(81g)のエタノール(147mL)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(6.93g)を5℃で加え、同温度で30分間撹拌した。反応混合物に参考例44で得たエチル 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(195g)のTHF(1.2L)溶液を5℃で滴下し、同温度で30分間、さらに室温で15時間撹拌した。反応混合物を20℃以下に保ちながら1規定塩酸(1.4L)を滴下してpH3に調整し、水(1L)および飽和重曹水(190mL)を加えた。有機溶媒を減圧下留去し、残った水層を酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、析出した固体を酢酸エチル(200mL)および石油エーテル(600mL)で洗浄し、減圧乾燥することにより表題化合物134g(収率79%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.44 (9H, s), 2.28 (3H, s), 3.70 (3H, s), 4.62 (2H, d, J=4.9 Hz), 5.20 (1H, t, J=5.3 Hz), 6.36 (1H, s), 6.94 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.15 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.39 (1H, s).
(2−ホルミル−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)カルバミン酸tert−ブチル
参考例48で得た[2−(ヒドロキシメチル)−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル]カルバミン酸tert−ブチル(218g)のTHF(2.5L)溶液に、二酸化マンガン(327g)を加え、70℃で15時間撹拌した。不溶物をセライトで濾別し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、得られた粗体を石油エーテル(1L)に懸濁させて撹拌した後、沈殿物を濾取し、減圧乾燥することにより表題化合物190g(収率88%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.46 (9H, s), 2.37 (3H, s), 4.01 (3H, s), 7.27 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.37 (1H, d, J=9.1 Hz), 7.49 (1H, s), 8.61 (1H, s), 9.88 (1H, s).
5−アミノ−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルバルデヒド 塩酸塩
参考例49で得た(2−ホルミル−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)カルバミン酸tert−ブチル(43.0g)の酢酸エチル(860mL)溶液に、4規定塩化水素酢酸エチル溶液(35.5g)を加え、40℃で3時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、析出した固体を濾取、酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物33.5g(収率100%)をオレンジ色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.58 (3H, s), 4.04 (3H, s), 7.48 - 7.65 (3H, m), 9.95 (1H, s).
N−(2−ホルミル−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(4.95g)をTHF(40mL)に溶解し、オキザリルクロリド(2.10mL)と触媒量のDMFを加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、酸塩化物を得た。この酸塩化物をTHF(35mL)に溶解し、参考例50で得た5−アミノ−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルバルデヒド 塩酸塩(5.00g)、トリエチルアミン(7.75mL)のTHF(75mL)懸濁液に滴下した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。反応混合物に水(220mL)を加え、析出した固体を濾取、水、酢酸エチル、アセトニトリルおよびイソプロピルエーテルで順に洗浄することにより表題化合物7.80g(収率89%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.41 (3H, s), 3.65 - 3.84 (2H, m), 3.97 - 4.10 (5H, m), 4.14 - 4.24 (1H, m), 7.07 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.33 (1H, d, J=9.1 Hz), 7.45 (1H, d, J=9.1 Hz), 7.55 (1H, s), 7.99 (2H, d, J=9.1 Hz), 9.85 (1H, s), 9.91 (1H, s).
エチル 5−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例45で得たエチル 5−アミノ−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート 塩酸塩(1.52g)をDMF(15mL)に懸濁させ、エチルジイソプロピルアミン(0.97mL)、参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(1.43g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(1.74g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(2.16g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(761mg)を順に加え、室温で22時間撹拌した。酢酸エチルで希釈後、水を加えた。有機層を水で二度洗浄し、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物2.06g(収率80%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.43 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.70 - 1.86 (1 H, m), 1.90 - 2.22 (4 H, m), 2.50 (2 H, s), 3.80 - 4.00 (2 H, m), 4.00 - 4.11 (5 H, m), 4.25 - 4.34 (1 H, m), 4.39 (2 H, q, J=6.9 Hz), 6.74 (1 H, dd, J=14.4, 2.3 Hz), 6.87 (1 H, dd, J=8.9, 2.5 Hz), 7.20 - 7.27 (1 H, m), 7.33 (1 H, s), 7.72 (1 H, d, J=9.1 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.1 Hz), 8.26 (1 H, d, J=15.9 Hz).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
水素化リチウムアルミニウム(80%、860mg)をTHF(180mL)に懸濁させたものに参考例53で得たエチル 5−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,4−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.06g)のTHF(270mL)溶液を0℃で滴下し、室温で1時間撹拌した。0℃で硫酸ナトリウム十水和物(5.84g)を加え、室温で1時間撹拌した後、濾過した。濾液を減圧濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させた。沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥した後、50℃でTHF(150mL)に溶解させた。二酸化マンガン(85%、4.64g)を加え、1時間加熱還流した。混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルに懸濁させ、沈殿を濾取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより表題化合物1.29g(収率83%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.71 - 1.86 (1 H, m), 1.90 - 2.05 (2 H, m), 2.05 - 2.19 (1 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.86 (1 H, q, J=7.3 Hz), 3.91 - 4.01 (1 H, m), 4.01 - 4.07 (2 H, m), 4.10 (3 H, s), 4.25 - 4.36 (1 H, m), 6.75 (1 H, dd, J=13.9, 1.9 Hz), 6.88 (1 H, dd, J=9.0, 1.9 Hz), 7.29 (2 H, s), 7.82 (1 H, d, J=8.7 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.2 Hz), 8.27 (1 H, d, J=17.0 Hz), 9.89 (1 H, s).
エチル 2−[(2−メチル−3−ニトロフェニル)ヒドラゾノ]プロパノアート
2−メチル−3−ニトロアニリン(50.0g)をアセトニトリル(75mL)と2規定塩酸水溶液(411mL)の混合溶媒に懸濁させ、−10℃に冷却した。亜硝酸ナトリウム(27.3g)の水(50mL)溶液を内温−5℃以下で滴下した。同温で30分間撹拌し、反応混合物をセライト濾過した。2−メチルアセト酢酸エチル(46.6mL)と水酸化カリウム(64.6g)を水(350mL)とエタノール(350mL)の混合溶媒に溶解させ、−6℃に冷却し、上記の濾液を内温2℃以下で滴下した。同温で10分間撹拌し、6規定塩酸水溶液(100mL)を加え、0℃で1時間撹拌した。生じた固体を濾取し、酢酸エチルに溶解させ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮により表題化合物76.7g(収率88%)を赤色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.27 (3 H, t, J=7.0 Hz), 2.15 (3 H, s), 2.33 (3 H, s), 4.22 (2 H, q, J=7.0 Hz), 7.38 - 7.48 (2 H, m), 7.68 (1 H, dd, J=7.3, 2.1 Hz), 8.94 (1 H, s).
エチル 7−メチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート
メタンスルホン酸(37.5mL)およびイートン試薬(37.0mL)をトルエン(250mL)に加え、80℃で20分間撹拌した。参考例55で得たエチル 2−[(2−メチル−3−ニトロフェニル)ヒドラゾノ]プロパノアート(27.8g)を5分間かけて加え、トルエン(20mL)で洗い込んだ。同温で15分間撹拌した後、傾斜法により有機層を取り出した。さらにタール状残渣からトルエンを用いた傾斜法により生成物を取り出した。取り出した有機層をまとめ、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、乾燥することにより表題化合物8.55g(収率33%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.32 - 1.43 (3 H, m), 2.77 (3 H, s), 4.38 (2 H, q, J=7.1 Hz), 7.29 (1 H, s), 7.68 (2 H, s), 12.41 (1 H, brs).
エチル 6−アミノ−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例56で得たエチル 7−メチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.50g)と活性炭担持パラジウム(Pd:10%、50%含水、150mg)をエタノール(10mL)とテトラヒドロフラン(20mL)の混合溶媒中で混合し、1気圧の水素雰囲気下、室温で20時間撹拌した。混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=80:20(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=60:40(容積比)]により精製し、減圧濃縮することで表題化合物1.21g(収率92%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.31 (3 H, t, J=7.1 Hz), 2.21 (3 H, s), 4.27 (2 H, q, J=7.0 Hz), 4.87 (2 H, s), 6.54 (1 H, d, J=8.2 Hz), 6.95 (1 H, d, J=2.2 Hz), 7.15 (1 H, d, J=8.8 Hz), 10.90 (1 H, s).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−7−メチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
参考例57で得たエチル 6−アミノ−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(883mg)および4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(778mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(27mL)に溶解させ、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(657mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(932mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(495mg)を室温で加え、18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、減圧濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(81mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(6.08mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で2時間半撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣および二酸化マンガン(4.14g)をテトラヒドロフラン(177mL)に懸濁し、1時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物755mg(収率54%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.40 (2 H, m), 0.55 - 0.65 (2 H, m), 1.19 - 1.31 (1 H, m), 2.38 (3 H, s), 3.91 (2 H, d, J=7.1 Hz), 7.00 - 7.09 (3 H, m), 7.39 (1 H, s), 7.55 (1 H, d, J=8.8 Hz), 7.96 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.82 (1 H, s), 9.86 (1 H, s), 11.85 (1 H, s).
N−(2−ホルミル−7−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例57で得たエチル 6−アミノ−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.77g)および参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(1.80g)をN,N−ジメチルホルムアミド(54mL)に溶解させ、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.31g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(1.86g)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(990mg)を室温で加え、22時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、減圧濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(160mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(12.1mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で3時間半撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣および二酸化マンガン(8.27g)をテトラヒドロフラン(160mL)に懸濁し、2時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物1.73g(収率56%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 2.11 (5 H, m), 2.39 (3 H, s), 3.65 - 3.74 (1 H, m), 3.75 - 3.86 (1 H, m), 3.96 - 4.11 (2 H, m), 4.13 - 4.24 (1 H, m), 7.04 - 7.10 (2 H, m), 7.41 (1 H, s), 7.56 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.84 (1 H, s), 9.89 (1 H, s), 11.87 (1 H, s).
エチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(0.997g)、二塩化オキサリル(0.508mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.10mL)をテトラヒドロフラン(50mL)に混合させ、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、濃縮残渣にテトラヒドロフラン(100mL)を加えた。この混合物に参考例57で得たエチル 6−アミノ−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(0.88g)およびトリエチルアミン(0.976mL)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液を室温で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物1.52g(収率86%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.35 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.81 - 1.93 (2 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 2.44 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 4.35 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.89 - 6.99 (2 H, m), 7.12 - 7.16 (2 H, m), 7.46 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.70 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.68 (1 H, d, J=2.1 Hz), 11.67 (1 H, s).
2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−7−メチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例60で得たエチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−7−メチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.52g)のテトラヒドロフラン(150mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(3.5mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を加え、続いて1規定塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物1.25g(収率91%)を淡黄色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.78 (1 H, m), 1.83 - 1.90 (2 H, m), 1.94 - 2.06 (1 H, m), 2.36 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.97 - 4.08 (2 H, m), 4.09 - 4.18 (1 H, m), 4.60 (1 H, d, J=5.4 Hz), 5.15 (1 H, t, J=5.7 Hz), 6.27 (1 H, s), 6.84 - 6.97 (3 H, m), 7.25 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.55 (1 H, d, J=2.4 Hz), 10.89 (1 H, s).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−7−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例61で得た2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−7−メチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(1.2g)および二酸化マンガン(4.00g)のテトラヒドロフラン(220mL)溶液を40℃で終夜撹拌した。反応混合物をセライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物0.8g(収率67%)を褐色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.85 - 1.92 (2 H, m), 1.96 - 2.01 (1 H, m), 2.42 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 4.01 - 4.10 (2 H, m), 4.15 - 4.19 (1 H, m), 6.89 - 7.08 (3 H, m), 7.39 (1 H, s), 7.55 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.70 (1 H, t, J=8.1 Hz), 9.73 (1 H, s), 9.82 (1 H, s), 11.86 (1 H, s).
エチル 1,7−ジメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例56で得たエチル 7−メチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(8.55g)をN,N−ジメチルホルムアミド(103mL)に溶解し、0℃で水素化ナトリウム(油性、60%、1.65g)およびヨウ化メチル(6.43mL)を加えた。室温で1時間半撹拌した後、酢酸エチルで希釈した。食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=95:5(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=70:30(容積比)]により精製し、減圧濃縮することで表題化合物8.85g(収率98%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.34 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.80 (3 H, s), 4.30 - 4.40 (5 H, m), 7.35 (1 H, s), 7.52 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.69 (1 H, d, J=8.7 Hz).
エチル 6−アミノ−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例63で得たエチル 1,7−ジメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(8.85g)および活性炭担持パラジウム(Pd:10%、50%含水、885mg)を酢酸エチル(120mL)中で混合し、1気圧の水素雰囲気下、室温で18時間撹拌した。混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=90:10(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=60:40(容積比)]により精製し、減圧濃縮することで表題化合物7.11g(収率91%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.29 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.40 (3 H, s), 4.12 (3 H, s), 4.24 (2 H, q, J=6.9 Hz), 5.00 (2 H, s), 6.59 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.06 (1 H, s), 7.17 (1 H, d, J=8.7 Hz).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
4−(シクロプロピルメトキシ)安息香酸(3.64g)をトルエン(42mL)に溶解させ、塩化チオニル(2.07mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(141μL)を加え、40℃で5時間撹拌した。減圧濃縮した後、残渣をNMP(28mL)に希釈し、参考例64で得たエチル 6−アミノ−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(4.00g)およびトリエチルアミン(3.60mL)のNMP(24mL)溶液を0℃で加えた。室温で20時間撹拌した後、0℃で水を加えた。生じた固体を濾取し、水洗した後、乾燥した。得られた固体をテトラヒドロフラン(258mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(43.0mL、2.0Mテトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で2時間半撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、液量が約600mLになるまで減圧濃縮した。二酸化マンガン(26.4g)を加え、20時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物4.93g(収率79%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.41 (2 H, m), 0.55 - 0.65 (2 H, m), 1.20 - 1.33 (1 H, m), 2.57 (3 H, s), 3.91 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.33 (3 H, s), 7.05 (3 H, d, J=8.7 Hz), 7.43 (1 H, s), 7.57 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.84 (1 H, s), 9.97 (1 H, s).
N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(3.27g)をトルエン(33mL)に溶解させ、塩化チオニル(1.60mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100μL)を加え、40℃で4時間撹拌した。減圧濃縮した後、残渣をNMP(22mL)に希釈し、参考例64で得たエチル 6−アミノ−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.08g)およびトリエチルアミン(2.80mL)のNMP(22mL)溶液を0℃で加えた。室温で17時間撹拌した後、水を加えた。生じた固体を濾取し、水洗した後、乾燥した。得られた固体をテトラヒドロフラン(265mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(9.95mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で2時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、減圧濃縮した。残渣および二酸化マンガン(13.6g)をテトラヒドロフラン(398mL)に懸濁し、3時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物3.75g(収率72%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 2.11 (4 H, m), 2.57 (3 H, s), 3.65 - 3.74 (1 H, m), 3.76 - 3.85 (1 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.19 (1 H, qd, J=6.6, 4.4 Hz), 4.33 (3 H, s), 7.01 - 7.13 (3 H, m), 7.43 (1 H, s), 7.57 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.99 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.84 (1 H, s), 9.98 (1 H, s).
エチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(4.44g)、二塩化オキサリル(2.37mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.50mL)をテトラヒドロフラン(200mL)に混合させ、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、濃縮残渣にテトラヒドロフラン(100mL)を加えた。この混合物に参考例64で得たエチル 6−アミノ−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(4.19g)およびトリエチルアミン(3.76mL)のテトラヒドロフラン(250mL)溶液を室温で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物7.95g(収率97%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.34 (3 H, t, J=6.9 Hz), 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.80 - 1.93 (2 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 2.61 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=7.2 Hz), 3.79 (1 H, q, J=7.2 Hz), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.21 (1 H, m), 4.27 (3 H, s), 4.31 (2 H, q, J=6.9 Hz), 6.89 - 7.07 (3 H, m), 7.24 (1 H, s), 7.47 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.69 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.81 (1 H, s).
2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例67で得たエチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(7.95g)のテトラヒドロフラン(500mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(20mL,2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を加え、続いて1規定塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物6.5g(収率90%)を淡黄色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.83 - 1.93 (2 H, m), 1.96 - 2.05 (1 H, m), 2.59 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.99 (3 H, s), 4.03 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 4.59 (1 H, d, J=5.1 Hz), 5.21 (1 H, t, J=5.7 Hz), 6.31 (1 H, s), 6.87 - 6.98 (3 H, m), 7.27 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.64 (1 H, s).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例68で得た2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(6.5g)および二酸化マンガン(16.0g)のテトラヒドロフラン(300mL)溶液を30℃で終夜撹拌した。反応混合物をセライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物5.07g(収率78%)を褐色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.82 - 1.93 (2 H, m), 1.97 - 2.05 (1 H, m), 2.61 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.98 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.21 (1 H, m), 4.33 (3 H, s), 6.90 - 7.00 (2 H, m), 7.11 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.42 (1 H, s), 7.56 (1 H, t, J=8.7 Hz), 7.69 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.83 (1 H, s), 9.86 (1 H, s).
エチル 6−{[(4−ブロモフェニル)カルボニル]アミノ}−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例64で得たエチル 6−アミノ−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(4.43g)およびトリエチルアミン(3.18mL)をNMP(57mL)に溶解し、4−ブロモベンゾイル クロリド(4.60g)を0℃で加えた。室温で3日間撹拌した後、水を加えた。生じた固体を濾取し、水洗した後、乾燥し、表題化合物の粗体8.09gを淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.34 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.58 (3 H, s), 4.24 - 4.38 (5 H, m), 7.01 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.25 (1 H, s), 7.50 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.75 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.19 (1 H, s).
4−ブロモ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]ベンズアミド
参考例70で得たエチル 6−{[(4−ブロモフェニル)カルボニル]アミノ}−1,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラートの粗体(7.69g)および水素化ホウ素リチウム(3.76g)をテトラヒドロフラン(1.4L)に懸濁し、40℃で14時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を0℃で加え、有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、表題化合物の粗体7.60gを淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.55 (3 H, s), 3.99 (3 H, s), 4.60 (2 H, d, J=5.5 Hz), 5.21 (1 H, t, J=5.5 Hz), 6.31 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.28 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.73 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.5 Hz), 10.03 (1 H, s).
4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
参考例71で得た4−ブロモ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]ベンズアミドの粗体(7.69g)および二酸化マンガン(18.9g)をテトラヒドロフラン(800mL)に懸濁し、室温下18時間撹拌した後、6時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物6.23g(収率91%、3工程)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 2.58 (3 H, s), 4.34 (3 H, s), 7.06 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.44 (1 H, s), 7.59 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.76 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.85 (1 H, s), 10.22 (1 H, s).
4−ブロモ−N−(1,7−ジメチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
参考例72で得た4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド(2.00g)、2−メチルプロパン−1−アミン(803μL)および酢酸(10.8mL)をN,N−ジメチルアセトアミド(30mL)に加え、室温で1時間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.28g)を加え、室温で13時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、8規定水酸化ナトリウム水溶液(27.0mL)を滴下した。水を加え、生じた固体を濾取し、水洗、乾燥し、表題化合物2.17g(収率94%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.94 (6 H, d, J=6.3 Hz), 1.82 - 1.99 (1 H, m), 2.56 (3 H, s), 2.72 (2 H, brs), 4.00 (3 H, s), 4.22 (2 H, brs), 6.55 (1 H, brs), 6.84 - 6.93 (1 H, m), 7.34 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.74 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.94 (2 H, d, J=8.5 Hz), 10.08 (1 H, s).
4−ブロモ−N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
参考例72で得た4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド(2.00g)、2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(952μL)および酢酸(10.8mL)をN,N−ジメチルアセトアミド(60mL)に加え、室温で1時間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.28g)を加え、室温で13時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、8規定水酸化ナトリウム水溶液(27.0mL)を滴下した。水を加え、生じた固体を濾取し、水洗、乾燥し、表題化合物2.12g(収率89%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (9 H, s), 2.32 (2 H, brs), 2.54 (3 H, s), 3.84 (2 H, s), 4.01 (3 H, s), 6.28 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.72 (2 H, d, J=8.5 Hz), 7.94 (2 H, d, J=8.5 Hz), 10.01 (1 H, s).
4−ブロモ−N−(1,7−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
参考例72で得た4−ブロモ−N−(2−ホルミル−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド(2.00g)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン(931mg)および酢酸(10.8mL)をN,N−ジメチルアセトアミド(30mL)に加え、室温で1時間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.28g)を加え、室温で13時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、8規定水酸化ナトリウム水溶液(27.0mL)を滴下した。水を加え、生じた固体を濾取し、水洗、乾燥し、表題化合物2.25g(収率89%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.04 - 1.24 (2 H, m), 1.52 - 1.71 (3 H, m), 2.44 (2 H, d, J=6.9 Hz), 2.54 (3 H, s), 3.21 - 3.30 (2 H, m), 3.78 - 3.87 (4 H, m), 3.99 (3 H, s), 6.28 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.73 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.94 (2 H, d, J=8.2 Hz), 10.02 (1 H, s).
エチル 2−[(2−メチル−3−ニトロフェニル)ヒドラゾノ]ブタノアート
2−メチル−3−ニトロアニリン(24.0g)をアセトニトリル(36mL)と2規定塩酸水溶液(139mL)の混合溶媒に懸濁させ、−20℃に冷却した。亜硝酸ナトリウム(13.1g)を水(24mL)に溶解させ、同温で滴下し、30分間撹拌した後にセライト濾過した。2−エチルアセト酢酸エチル(25.0g)および水酸化カリウム(25.0g)を水(168mL)とエタノール(168mL)の混合溶媒に溶解させ、上記濾液を−20℃で滴下した。同温で10分間撹拌した後、6規定塩酸水溶液(50mL)を加え、0℃で1時間撹拌した。生じた固体を濾取し、酢酸エチルに溶解させ、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで表題化合物20.8g(収率47%)を赤色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.02 - 1.35 (6 H, m), 2.24 (1.5 H, s), 2.33 (1.5 H, s), 2.48 - 2.75 (2 H, m), 4.08 - 4.35 (3 H, m), 7.36 - 7.80 (3 H, m), 9.15 (0.5 H, s), 12.12 (0.5 H, s).
エチル 3,7−ジメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート
p−トルエンスルホン酸一水和物(15.6g)をトルエン(300mL)に懸濁し、2時間共沸脱水した。参考例76で得たエチル 2−[(2−メチル−3−ニトロフェニル)ヒドラゾノ]ブタノアート(20.8g)のトルエン(50mL)溶液を85℃で加え、同温で18時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄することで表題化合物12.8g(収率66%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.38 (3 H, t, J=7.0 Hz), 2.55 (3 H, s), 2.75 (3 H, s), 4.39 (2 H, q, J=7.0 Hz), 7.65 (1 H, d, J=8.8 Hz), 7.70 (1 H, d, J=8.8 Hz), 11.95 (1 H, s).
エチル 6−アミノ−3,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例77で得たエチル 3,7−ジメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.75g)および活性炭担持パラジウム(Pd:10%、50%含水、275mg)をテトラヒドロフラン(250mL)に懸濁し、1気圧の水素雰囲気下、室温で1週間撹拌した。混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=90:10(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=0:100(容積比)]により精製し、減圧濃縮することで表題化合物1.93g(収率79%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.33 (3 H, t, J=7.2 Hz), 2.19 (3 H, s), 2.41 - 2.47 (3 H, m), 4.29 (2 H, q, J=7.1 Hz), 4.86 (2 H, s), 6.54 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.7 Hz), 10.42 (1 H, s).
N−(2−ホルミル−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例78で得たエチル 6−アミノ−3,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(645mg)および参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(618mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(19mL)に溶解させ、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(450mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(638mg)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(340mg)を室温で加え、6日間撹拌した。水を0℃で加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(50mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(6.26mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で4時間半撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で17時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣および二酸化マンガン(2.84g)をテトラヒドロフラン(167mL)に懸濁し、7時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で洗浄し、表題化合物521mg(収率48%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.60 - 2.07 (4 H, m), 2.35 (3 H, s), 2.59 (3 H, s), 3.63 - 3.85 (2 H, m), 3.94 - 4.10 (2 H, m), 4.12 - 4.22 (1 H, m), 7.02 - 7.07 (3 H, m), 7.52 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.85 (1 H, s), 10.01 (1 H, s), 11.45 (1 H, s).
エチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−3,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(1.35g)、二塩化オキサリル(0.711mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.10mL)をテトラヒドロフラン(100mL)に混合させ、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、濃縮残渣にテトラヒドロフラン(100mL)を加えた。この混合物に参考例78で得たエチル 6−アミノ−3,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.29g)およびトリエチルアミン(1.39mL)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液を室温で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物2.15g(収率85%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.37 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.66 - 1.70 (1 H, m), 1.86 - 1.90 (2 H, m), 1.96 - 2.00 (1 H, m), 2.42 (3 H, s), 2.53 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 4.01 - 4.07 (2 H, m), 4.14 - 4.18 (1 H, m), 4.36 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.89 - 6.99 (2 H, m), 7.13 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.46 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.66 (1 H, s), 11.19 (1 H, s).
2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例80で得たエチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−3,7−ジメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.15g)のテトラヒドロフラン(150mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(15.0mL、2.0Mテトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を加え、続いて1規定塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物1.7g(収率87%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.66 - 1.78 (1 H, m), 1.83 - 1.90 (2 H, m), 1.93 - 2.00 (1 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.35 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.99 - 4.09 (2 H, m), 4.15 - 4.17 (1 H, m), 4.58 (1 H, d, J=5.4 Hz), 4.97 (1 H, t, J=5.4 Hz), 6.88 - 7.05 (3 H, m), 7.23 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.54 (1 H, s), 10.65 (1 H, s).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例81で得た2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(1.7g)および二酸化マンガン(7.00g)のテトラヒドロフラン(220mL)溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物1.15g(収率68%)を淡褐色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.83 - 1.90 (2 H, m), 1.96 - 2.02 (1 H, m), 2.40 (3 H, s), 2.59 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.15 - 4.19 (1 H, m), 6.89 - 7.07 (3 H, m), 7.53 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.70 (1 H, d, J=8.1 Hz), 9.71 (1 H, s), 10.02 (1 H, s), 11.47 (1 H, s).
N−(2−フルオロ−3−ニトロフェニル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(7.83g)をトルエン(50mL)に溶解し、塩化チオニル(3.51mL)およb触媒量のDMFを加え、50℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、酸塩化物を得た。2−フルオロ−3−ニトロアニリン(5.00g)およびトリエチルアミン(6.70mL)のNMP(50mL)溶液に先に調製した酸塩化物のNMP(50mL)溶液を5℃で滴下し、室温で3日間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、重曹水、0.3規定塩酸および重曹水で順に洗浄した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物6.74g(収率58%)を褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.08 (4H, m), 3.64 - 3.85 (2H, m), 3.97 - 4.11 (2H, m), 4.13 - 4.24 (1H, m), 7.07 - 7.13 (2H, m), 7.46 (1H, td, J=8.3, 1.5 Hz), 7.94 - 8.03 (4H, m), 10.31 (1H, s).
(2E)−2−{[2−フルオロ−3−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)フェニル]ヒドラゾノ}ブタン酸エチル
参考例83で得たN−(2−フルオロ−3−ニトロフェニル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(6.74g)のTHF(250mL)溶液に10%パラジウム炭素(50%含水)(796mg)を加え、水素雰囲気下(バルーン)室温で15時間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮した。残渣をアセトニトリル(20mL)および2規定塩酸(23.3mL)に溶解し、亜硝酸ナトリウム(1.55g)の水溶液(3mL)を−20℃で30分間かけて滴下した。不溶物を濾去し、水洗した。2−エチルアセト酢酸エチル(2.96g)および水酸化カリウム(3.67g)の水溶液(20mL)に先の濾液を−20℃で滴下した。10分間撹拌ののち、6規定塩酸(5.92mL)を滴下し、0℃で1時間撹拌した。析出物を濾取し、水洗した。これをアセトニトリルに溶解し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去することにより表題化合物7.34g(収率86%)を赤色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.02 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.28 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.61 - 2.09 (4H, m), 2.70 (2H, q, J=7.6 Hz), 3.65 - 3.84 (2H, m), 3.97 - 4.33 (5H, m), 7.04 - 7.18 (4H, m), 7.35 (1H, td, J=7.6, 1.9 Hz), 7.96 (2H, d, J=9.1 Hz), 9.55 (1H, s), 9.95 (1H, s).
エチル 7−フルオロ−3−メチル−6−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
p−トルエンスルホン酸(3.36g)をトルエン(100mL)に溶解し、2時間共沸脱水した。100℃まで冷却し、参考例84で得た(2E)−2−{[2−フルオロ−3−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)フェニル]ヒドラゾノ}ブタン酸エチル(7.34g)のトルエン(50mL)溶液を滴下し、2時間還流撹拌した。室温まで冷却後、重曹水および酢酸エチルを加えた。析出物を濾取、酢酸エチル−トルエンで洗浄、乾燥した。濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→ヘキサン:酢酸エチル=3:2(容積比)]で精製し、目的画分と析出物を合わせて、表題化合物2.61g(収率36%)を桃色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.36 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.54 (3H, s), 3.64 - 3.84 (2H, m), 3.96 - 4.10 (2H, m), 4.14 - 4.23 (1H, m), 4.34 (2H, q, J=7.1 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.14 (1H, dd, J=8.5, 6.6 Hz), 7.45 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.97 (2H, d, J=8.8 Hz), 10.00 (1H, s), 11.95 (1H, s).
N−(7−フルオロ−2−ホルミル−3−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例85で得たエチル 7−フルオロ−3−メチル−6−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.20g)のTHF(50mL)溶液に1M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(8.17mL)を氷冷下で滴下し、室温で2時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(2.63g)を加え、室温で30分間撹拌した。不溶物を濾去し、THF(50mL)で洗浄した。濾液に二酸化マンガン(2.79g)を加え、70℃で5時間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮乾固することにより表題化合物860mg(収率72%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.61 (3H, s), 3.65 - 3.85 (2H, m), 3.97 - 4.11 (2H, m), 4.13 - 4.24 (1H, m), 7.08 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.20 (1H, dd, J=8.5, 6.2 Hz), 7.53 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.99 (2H, d, J=8.7 Hz), 10.06 (2H, s), 12.11 (1H, s).
エチル 1,3,7−トリメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例77で得たエチル 3,7−ジメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(7.00g)をN,N−ジメチルホルムアミド(80mL)に溶解し、0℃で水素化ナトリウム(油性、60%、1.26g)およびヨウ化メチル(4.98mL)を加えた。室温で1時間半撹拌した後、0℃で水を加えた。酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=95:5(容積比)→ヘキサン:酢酸エチル=70:30(容積比)]により精製し、減圧濃縮することで表題化合物6.21g(収率84%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.37 (3 H, t, J=7.0 Hz), 2.47 (3 H, s), 2.78 (3 H, s), 4.14 (3 H, s), 4.38 (2 H, q, J=7.1 Hz), 7.52 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.69 (1 H, d, J=8.8 Hz).
エチル 6−アミノ−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例87で得たエチル 1,3,7−トリメチル−6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(6.21g)および活性炭担持パラジウム(Pd:10%、50%含水、620mg)をエタノール(150mL)とテトラヒドロフラン(100mL)の混合溶媒中で混合し、1気圧の水素雰囲気下、室温で12時間撹拌した。混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮することで表題化合物5.07g(収率92%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.32 (3 H, t, J=7.1 Hz), 2.36 (3 H, s), 2.38 (3 H, s), 3.94 (3 H, s), 4.27 (2 H, q, J=7.0 Hz), 4.98 (2 H, s), 6.58 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.17 (1 H, d, J=8.5 Hz).
N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例8で得た4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(2.98g)をトルエン(27mL)に溶解させ、塩化チオニル(1.47mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100μL)を加え、40℃で3時間撹拌した。減圧濃縮した後、残渣をNMP(9mL)に希釈し、参考例88で得たエチル 6−アミノ−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.00g)およびトリエチルアミン(2.54mL)のNMP(18mL)溶液を0℃で加えた。室温で16時間撹拌した後、水を加えた。生じた固体を濾取し、水洗した後、乾燥した。得られた固体をテトラヒドロフラン(444mL)に懸濁し、水素化リチウムアルミニウム(54.8mL、2.0Mテトラヒドロフラン溶液)を0℃で滴下した。滴下終了後、室温で6時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を0℃で発泡終了まで徐々に加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、減圧濃縮することで、表題化合物3.37g(収率68%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 2.09 (2 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.54 (3 H, s), 3.61 - 3.84 (2 H, m), 3.94 - 4.07 (5 H, m), 4.10 - 4.22 (1 H, m), 4.28 - 4.41 (1 H, m), 4.58 (2 H, brs), 4.98 - 5.09 (1 H, m), 6.82 - 6.87 (2 H, m), 7.00 - 7.08 (2 H, m), 7.25 (1 H, d, J=9.1 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.5 Hz), 9.81 (1 H, s).
N−(2−ホルミル−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例89で得たN−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(3.37g)のTHF(400mL)溶液に二酸化マンガン(7.17g)を加え、80℃で24時間撹拌した。不溶物を濾去し、THFで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物1.73g(収率51%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.62 - 2.09 (4H, m), 2.54 (3H, s), 2.57 (3H, s), 3.65 - 3.84 (2H, m), 3.96 - 4.11 (2H, m), 4.12 - 4.23 (1H, m), 4.25 (3H, s), 7.00 - 7.10 (3H, m), 7.55 (1H, d, J=8.2 Hz), 7.98 (2H, d, J=8.8 Hz), 9.98 (1H, s), 10.09 (1H, s).
エチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例15で得た2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]安息香酸(1.97g)、二塩化オキサリル(1.02mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.20mL)をテトラヒドロフラン(100mL)に混合させ、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、濃縮残渣にテトラヒドロフラン(100mL)を加えた。この混合物に参考例88で得たエチル 6−アミノ−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(2.00g)およびトリエチルアミン(1.67mL)のテトラヒドロフラン(120mL)溶液を室温で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物3.40g(収率89%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.37 (3 H, t, J=7.2 Hz), 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.82 - 1.93 (2 H, m), 1.97 - 2.05 (1 H, m), 2.47 (3 H, s), 2.58 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.88 - 4.07 (2 H, m), 4.10 (3 H, s), 4.16 - 4.19 (1 H, m), 4.34 (2 H, q, J=7.2 Hz), 6.89 - 7.09 (2 H, m), 7.07 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.48 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.69 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.80 (1 H, s).
2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例91で得たエチル 6−[({2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.37g)のテトラヒドロフラン(250mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(6mL、2.0M テトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物を加え、続いて1規定塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物2.90g(収率95%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.79 (1 H, m), 1.83 - 1.90 (2 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.58 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.75 - 3.81 (2 H, m), 3.98 (3 H, s), 4.03 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 4.59 (2 H, s), 6.88 - 6.98 (3 H, m), 7.25 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.65 (1 H, s).
2−フルオロ−N−(2−ホルミル−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例92で得た2−フルオロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド(2.90g)および二酸化マンガン(8.00g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液を3時間還流した。反応混合物をセライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物1.82g(収率63%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.79 - 1.90 (2 H, m), 1.93 - 2.07 (1 H, m), 2.57 (3 H, s), 2.58 (3 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.21 (1 H, m), 4.24 (3 H, s), 6.88 - 6.99 (2 H, m), 7.10 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.55 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.64 - 7.72 (1 H, m), 9.85 (1 H, s), 10.08 (1 H, s).
エチル 7−フルオロ−1,3−ジメチル−6−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート
参考例85で得たエチル 7−フルオロ−3−メチル−6−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.00g)のDMF(20mL)溶液に水素化ナトリウム(60%油性)(95mg)を5℃で加え、5℃で1時間撹拌した。反応混合物にヨウ化メチル(354mg)を加え、室温で15時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルを加え、食塩水で2回洗浄した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→ヘキサン:酢酸エチル=7:3(容積比)]で精製することにより表題化合物359mg(収率34%)を無色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.37 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.62 - 2.08 (4H, m), 2.51 (3H, s), 3.65 - 3.85 (2H, m), 3.96 - 4.23 (6H, m), 4.36 (2H, q, J=7.1 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.17 (1H, dd, J=8.5, 6.3 Hz), 7.48 (d, J=8.5 Hz, 1 H), 7.97 (2H, d, J=8.5 Hz), 10.02 (1H, s).
N−(7−フルオロ−2−ホルミル−1,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
参考例94で得たエチル 7−フルオロ−1,3−ジメチル−6−({4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンゾイル}アミノ)−1H−インドール−2−カルボキシラート(359mg)のTHF(40mL)溶液に1M水素化リチウムアルミニウムTHF溶液(1.18mL)を滴下し、室温で3日間撹拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム十水和物(382mg)を加えた。不溶物を濾去し、濾液に二酸化マンガン(808mg)を加え、80℃で2時間撹拌した。不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮し、得られた粗体をジイソプロピルエーテル−酢酸エチルで洗浄することにより表題化合物198mg(収率61%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 2.08 (4H, m), 2.60 (3H, s), 3.65 - 3.85 (2H, m), 3.95 - 4.11 (2H, m), 4.14 - 4.23 (4H, m), 7.08 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.22 (1H, dd, J=8.7, 6.4 Hz), 7.56 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.99 (2H, d, J=8.7 Hz), 10.08 (1H, s), 10.14 (1H, s).
2−メチル−2−(メチルスルホニル)プロパンニトリル
メチルスルホニルアセトニトリル(25g)およびヨウ化メチル(27.4mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(300mL)溶液に水素化ナトリウム(20g)を0℃で加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去し、表題化合物18g(収率58%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.78 (6 H, s), 3.14 (3 H, s).
2−メチル−2−(メチルスルホニル)プロパン−1−アミン 塩酸塩
参考例96で得た2−メチル−2−(メチルスルホニル)プロパンニトリル(18g)のテトラヒドロフラン(400mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(80mL、2.0Mテトラヒドロフラン溶液)を0℃で加え、0℃で4時間撹拌した。反応混合物に0℃で硫酸ナトリウム十水和物を加え、セライトで濾過後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチル(200mL)に溶かし、4規定塩酸−酢酸エチル(40mL)を加え、生じた結晶を濾過し、減圧下乾燥して、表題化合物11.3g(収率49%)を無色結晶として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.40 (6 H, s), 3.05 (3 H, s), 3.15 - 3.23 (2 H, m), 3.43 (3 H, br).
trans−4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサノール
メタノール(1kg)にtrans−4−アミノシクロヘキサノール(200g)、ベンズアルデヒド(553g)および10%パラジウム炭素(20g)を加え、水素雰囲気下、60℃で24時間撹拌した。室温に冷却後、触媒を濾過し、メタノール(400g)で洗浄した。濾洗液を水(2kg)に50℃で滴下した。室温に冷却後、濾取し、水:メタノール=2:1(容積比、400g)で洗浄した。減圧乾燥し、表題化合物472g(収率92%)を白色固体として得た。
4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサノン
参考例98で得たtrans−4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサノール(200g)および5酸化2リン(173g)をジクロロメタン(1400g)に加えた。0℃でジメチルスルホキシド(106g)を加え、同温度で1時間撹拌した。0℃でトリエチルアミン(240g)を滴下し、同温度で2時間撹拌し、次に水(600g)を滴下した。分液し、有機層に次亜塩素酸ナトリウム水溶液(1000g)を加え、室温で40分間撹拌した。20%亜硫酸ナトリウム(800g)を加え、20分間撹拌後、分液した。有機層を10%食塩水(1000g)で洗浄した。有機層を1000gまで減圧濃縮した。メタノール(1100g)を加え、500gまで減圧濃縮し、水(1200g)を滴下した。0℃で30分間撹拌した後、濾取し、水:メタノール=2:1(容積比、800g)で洗浄した。減圧乾燥し、表題化合物165g(収率83%)を淡黄色結晶として得た。
trans−4−(ジベンジルアミノ)−1−メチルシクロヘキサノール
窒素気流下、0.31M エチルアルミニウム ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノキシド)トルエン溶液(6600mL)を−78℃に冷却した。参考例99で得た4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサノン(200g)をトルエン(600g)に溶解させたものを滴下した。次に、−78℃で1M メチルリチウム ジエチルエーテル溶液(1363mL)を滴下し、同温度で2時間撹拌した。0℃に昇温後、30%ロッシェル塩水溶液(6000g)を滴下した。分液後、有機層を30%ロッシェル塩水溶液(4000g)で洗浄した。有機層を6規定塩酸(1000g)、次いで6規定塩酸(600g)で抽出した。水層を合わせて、トルエン(1000g)で洗浄した。水層を、トルエン(2000g)と10規定水酸化ナトリウム水溶液(1250g)の混合液に滴下した。分液後、有機層を1400gに減圧濃縮した。50℃でヘプタン(2000g)を滴下した。0℃に冷却し、1時間撹拌した後、濾取し、ヘプタン(400g)で洗浄した。減圧乾燥し、表題化合物160g(収率76%)を白色固体として得た。
trans−4−アミノ−1−メチルシクロヘキサノール
参考例100で得たtrans−4−(ジベンジルアミノ)−1−メチルシクロヘキサノール(200g)をメタノール(2000g)に加えた。4.5%Pd−0.5%Ptカーボン粉末(20g)を加え、水素雰囲気下、室温で18時間撹拌した。触媒を濾過し、メタノール(400g)で洗浄した。濾液を1920gに減圧濃縮し、酢酸エチル(1900g)を加え、1700gに減圧濃縮した。ヘプタン(800g)を60℃で滴下し、2℃に冷却後、1時間撹拌した。析出した固体を濾取し、ヘプタン(400g)で洗浄した。減圧乾燥し、表題化合物75g(収率90%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.18 - 1.87 (14 H, m), 2.76 - 2.87 (1 H, m).
2−ニトロ−N−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)ベンゼンスルホンアミド
テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−アミン 塩酸塩(80.0g)のTHF(800mL)懸濁液にトリエチルアミン(239mL)および2−ニトロベンゼンスルホニルクロリド(126.9g)を氷冷下、内温2〜24℃で加え、室温で23時間撹拌した。反応溶液を酢酸エチルおよび水で分液抽出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥し、結晶が析出しない程度に減圧濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=50:50(容積比)]により精製した。得られた固体をエタノール−ジイソプロピルエーテル(1:4)で洗浄し、減圧乾燥することにより表題化合物145.6g(収率92%)を淡緑色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.60 - 1.77 (2 H, m), 2.05 - 2.18 (2 H, m), 2.54 - 2.70 (4 H, m), 3.32 - 3.47 (1 H, m), 5.29 (1 H, d, J=7.6 Hz), 7.70 - 7.80 (2 H, m), 7.84 - 7.92 (1 H, m), 8.12 - 8.20 (1 H, m).
N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)−2−ニトロベンゼンスルホンアミド
参考例102で得た2−ニトロ−N−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)ベンゼンスルホンアミド(65.8g)のアセトン(2180mL)溶液にオキソン(174g)の水溶液(871mL)を室温で20分間かけて滴下した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム(73.1g)の水溶液(729mL)を加え、溶媒を減圧下留去した。残渣に水(1.60L)および酢酸エチル(329mL)を加え、室温で1時間激しく撹拌した。析出した固体を濾取、水洗、減圧乾燥することにより表題化合物64.4g(収率89%)を無色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.86 - 2.03 (4 H, m), 2.98 - 3.25 (4 H, m), 3.51 - 3.65 (1 H, m), 7.83 - 8.08 (4 H, m), 8.42 (1 H, s).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[2−({[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]アミノ}メチル)−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.38 (2 H, m), 0.55 - 0.63 (2 H, m), 1.19 - 1.30 (5 H, m), 2.66 (2 H, s), 3.84 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.17 (2 H, d, J=5.7 Hz), 4.35 (2 H, d, J=5.7 Hz), 6.25 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.29 (2 H, q, J=8.7 Hz), 7.85 (1 H, s), 7.95 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.86 (1 H, s), 10.83 (1 H, s).
融点:166-167℃
元素分析値(C25H29N3O3)
計算値:C, 71.57; H, 6.97; N, 10.02.
実測値:C, 71.26; H, 7.00; N, 9.99.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.63 (2 H, m), 0.87 (9 H, s), 1.20 - 1.31 (1 H, m), 2.26 (2 H, s), 3.80 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=6.9 Hz), 6.21 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.02 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.21 - 7.32 (2 H, m), 7.83 (1 H, s), 7.93 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.84 (1 H, s), 10.79 (1 H, s).
元素分析値(C25H31N3O2・0.8H2O)
計算値: C, 71.50; H, 7.82; N, 10.01.
実測値: C, 71.60; H, 7.85; N, 9.77.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.59 (2 H, dd, J=7.8, 1.8 Hz), 1.04 - 1.30 (4 H, m), 1.54 - 1.69 (3 H, m), 2.40 (2 H, d, J=6.0 Hz), 3.21 - 3.30 (2 H, m), 3.77 - 3.86 (4 H, m), 3.90 (2 H, d, J=7.1 Hz), 6.22 (1 H, s), 7.02 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.8 Hz), 7.29 (1 H, dd, J=9.1, 1.9 Hz), 7.83 (1 H, s), 7.94 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.84 (1 H, s), 10.81 (1 H, s).
融点:160℃
元素分析値(C26H31N3O3・0.35H2O)
計算値: C, 71.00; H, 7.26; N, 9.55.
実測値: C, 71.28; H, 7.21; N, 9.30.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[1−メチル−2−({[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]アミノ}メチル)−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.42 (2 H, m), 0.62 - 0.72 (2 H, m), 1.23 - 1.38 (4 H, m), 2.87 (2 H, s), 3.79 (3 H, s), 3.87 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.97 (2 H, s), 4.36 (2 H, d, J=5.7 Hz), 4.47 (2 H, d, J=5.7 Hz), 6.37 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.23 - 7.29 (1 H, m), 7.29 - 7.36 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.81 - 7.92 (3 H, m).
融点:154-155℃
元素分析値(C26H31N3O3)
計算値:C, 72.03; H, 7.21; N, 9.69.
実測値:C, 71.76; H, 7.23; N, 9.47.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.55 - 0.63 (2 H, m), 1.09 (6 H, s), 1.20 - 1.32 (1 H, m), 2.46 (2 H, s), 3.74 (3 H, s), 3.86 - 3.93 (4 H, m), 4.20 (1 H, s), 6.30 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 - 7.42 (2 H, m), 7.89 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.95 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.89 (1 H, s).
融点:188-189℃
元素分析値(C25H31N3O3・0.3H2O)
計算値:C, 70.33; H, 7.46; N, 9.84.
実測値:C, 70.49; H, 7.28; N, 9.86.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.41 (2 H, m), 0.54 - 0.63 (2 H, m), 1.18 - 1.32 (1 H, m), 1.87 - 2.15 (4 H, m), 2.77 - 3.19 (5 H, m), 3.26 - 3.29 (1 H, m), 3.74 (3 H, s), 3.85 - 3.94 (4 H, m), 6.34 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.31 - 7.43 (2 H, m), 7.88 - 7.98 (3 H, m), 9.89 (1 H, s).
融点:200-201℃
元素分析値(C26H31N3O4S)
計算値:C, 64.84; H, 6.49; N, 8.72.
実測値:C, 64.56; H, 6.46; N, 8.57.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[1−メチル−2−({[2−メチル−2−(メチルスルホニル)プロピル]アミノ}メチル)−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.63 (2 H, m), 1.13 - 1.32 (7 H, m), 2.24 - 2.39 (1 H, m), 2.85 (2 H, s), 2.94 (3 H, s), 3.73 (3 H, s), 3.86 - 3.93 (4 H, m), 6.33 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 - 7.44 (2 H, m), 7.88 - 7.98 (3 H, m), 9.90 (1 H, s).
融点:168-169℃
元素分析値(C26H33N3O4S)
計算値:C, 64.57; H, 6.88; N, 8.69.
実測値:C, 64.52; H, 6.96; N, 8.59.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.63 (2 H, m), 1.01 - 1.34 (5 H, m), 1.73 - 1.97 (4 H, m), 2.25 - 2.45 (1 H, m), 3.28 - 3.31 (1 H, m), 3.34 - 3.44 (1 H, m), 3.72 (3 H, s), 3.85 - 3.94 (4 H, m), 4.47 (1 H, d, J=4.2 Hz), 6.31 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.31 - 7.42 (2 H, m), 7.88 - 7.98 (3 H, m), 9.90 (1 H, s).
融点:196-197℃
元素分析値(C27H33N3O3)
計算値:C, 72.46; H, 7.43; N, 9.39.
実測値:C, 72.30; H, 7.34; N, 9.36.
N−[2−({[2−(アセチルアミノ)エチル]アミノ}メチル)−1−メチル−1H−インドール−5−イル]−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.42 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.22 - 1.37 (1 H, m), 1.96 (3 H, s), 2.84 (2 H, t, J=5.9 Hz), 3.36 (2 H, q, J=5.7 Hz), 3.76 (3 H, s), 3.87 (2 H, d, J=7.2 Hz), 3.93 (2 H, s), 5.85 (1 H, br. s.), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.30 - 7.37 (1 H, m), 7.76 (1 H, s), 7.85 (3 H, d, J=8.7 Hz).
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[1−メチル−2−({[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]アミノ}メチル)−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.24 - 1.37 (1 H, m), 1.49 - 1.66 (1 H, m), 1.81 - 2.02 (3 H, m), 2.63 - 2.82 (2 H, m), 3.68 - 3.80 (4 H, m), 3.80 - 3.92 (3 H, m), 3.92 - 4.09 (3 H, m), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.30 - 7.37 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.80 - 7.91 (3 H, m).
融点:138-139℃
元素分析値(C26H31N3O3)
計算値:C, 72.03; H, 7.21; N, 9.69.
実測値:C, 71.84; H, 7.15; N, 9.61.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−[1−メチル−2−({[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]アミノ}メチル)−1H−インドール−5−イル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.42 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.23 - 1.38 (1 H, m), 1.50 - 1.65 (1 H, m), 1.81 - 2.01 (3 H, m), 2.64 - 2.81 (2 H, m), 3.69 - 3.80 (4 H, m), 3.80 - 3.91 (3 H, m), 3.96 (2 H, s), 3.97 - 4.07 (1 H, m), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.29 - 7.37 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.81 - 7.90 (3 H, m).
融点:139-139℃
元素分析値(C26H31N3O3)
計算値:C, 72.03; H, 7.21; N, 9.69.
実測値:C, 71.75; H, 7.13; N, 9.64.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.42 (2 H, m), 0.64 - 0.72 (2 H, m), 1.22 - 1.52 (8 H, m), 1.69 - 1.81 (2 H, m), 1.85 - 1.97 (2 H, m), 2.71 (1 H, tt, J=8.1, 3.9 Hz), 3.77 (3 H, s), 3.87 (2 H, d, J=7.2 Hz), 3.92 (2 H, s), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.30 - 7.37 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.81 - 7.91 (3 H, m).
融点:179-180℃
元素分析値(C28H35N3O3・0.3H2O)
計算値:C, 72.01; H, 7.68; N, 9.00.
実測値:C, 72.06; H, 7.73; N, 8.87.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−1−メチル−1H−インドール−5−イル}ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.38 (2 H, q, J=4.9 Hz), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.24 (3 H, s), 1.25 - 1.36 (1 H, m), 1.60 - 1.70 (4 H, m), 2.33 - 2.49 (2 H, m), 2.50 - 2.65 (2 H, m), 3.63 (2 H, s), 3.79 (3 H, s), 3.87 (2 H, d, J=6.8 Hz), 6.34 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.23 - 7.30 (1 H, m), 7.30 - 7.38 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.80 - 7.91 (3 H, m).
元素分析値(C27H33N3O3)
計算値:C, 72.46; H, 7.43; N, 9.39.
実測値:C, 72.16; H, 7.44; N, 9.34.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{1−[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]エチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド 塩酸塩
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.30 - 0.40 (2 H, m), 0.53 - 0.66 (2 H, m), 1.17 - 1.32 (1 H, m), 1.71 (3 H, d, J=6.4 Hz), 2.03 - 2.24 (2 H, m), 2.42 - 2.58 (2 H, m), 3.14 - 3.29 (3 H, m), 3.50 (1 H, br. s.), 3.78 (3 H, s), 3.91 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.90 (1 H, br. s.), 6.82 (1 H, s), 7.04 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.44 - 7.54 (2 H, m), 7.92 - 8.09 (3 H, m), 9.40 (1 H, br. s.), 9.82 (1 H, br. s.), 9.98 (1 H, s).
融点:177-178℃
元素分析値(C27H33N4O4S・HCl・1.5H2O)
計算値:C, 58.00; H, 6.67; N, 7.52.
実測値:C, 57.60; H, 6.64; N, 7.32.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド 酢酸塩
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9 H, s) 1.61 - 2.13 (4 H, m) 1.91 (3 H, s) 2.32 (2 H, s) 3.63 - 3.84 (2 H, m) 3.75 (3 H, s) 3.87 (2 H, s) 3.95 - 4.10 (2 H, m) 4.18 (1 H, qd, J=6.69, 3.79 Hz) 6.30 (1 H, s) 7.05 (2 H, d, J=8.71 Hz) 7.34 (1 H, d, J=8.71 Hz) 7.39 (1 H, tt, J=8.71, 1.89 Hz) 7.89 (1 H, d, J=1.51 Hz) 7.96 (2 H, d, J=9.09 Hz) 9.90 (1 H, s).
融点:150-151℃
元素分析値(C27H35N3O3・0.9C2H4O2)
計算値:C, 68.68; H, 7.73; N, 8.34.
実測値:C, 68.65; H, 7.64; N, 8.27.
N−(1−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.93 (6 H, d), 1.68 - 1.87 (2 H, m), 1.90 - 2.19 (3 H, m), 2.50 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.78 (3 H, s), 3.81 - 4.00 (4 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.25 - 4.37 (1 H, m), 6.35 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.29 - 7.37 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.85 (3 H, d, J=8.3 Hz).
融点:132-133℃
元素分析値(C26H33N3O3)
計算値:C, 71.70; H, 7.64; N, 9.65.
実測値:C, 71.55; H, 7.64; N, 9.57.
N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.22 - 1.41 (2 H, m), 1.61 - 1.87 (4 H, m), 1.90 - 2.18 (3 H, m), 2.59 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.6, 1.7 Hz), 3.71 - 4.02 (10 H, m), 4.04 (2 H, d, J=4.9 Hz), 4.25 - 4.37 (1 H, m), 6.35 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.32 (1 H, dd, J=8.4, 2.1 Hz), 7.74 (1 H, s), 7.86 (3 H, d, J=8.7 Hz).
融点:157-158℃
元素分析値(C28H35N3O4・0.1H2O)
計算値:C, 70.15; H, 7.40; N, 8.77.
実測値:C, 70.08; H, 7.48; N, 8.65.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.22 - 1.41 (2 H, m), 1.61 - 1.87 (4 H, m), 1.90 - 2.18 (3 H, m), 2.59 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.6, 1.7 Hz), 3.71 - 4.02 (10 H, m), 4.04 (2 H, d, J=4.9 Hz), 4.25 - 4.37 (1 H, m), 6.35 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.32 (1 H, dd, J=8.4, 2.1 Hz), 7.74 (1 H, s), 7.86 (3 H, d, J=8.7 Hz).
融点:154℃
元素分析値(C29H37N3O4・0.3H2O)
計算値:C, 70.08; H, 7.63; N, 8.45.
実測値:C, 70.05; H, 7.54; N, 8.46.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.19 (6 H, s), 1.71 - 1.88 (1 H, m), 1.90 - 2.20 (3 H, m), 2.65 (2 H, s), 2.77 (1 H, br. s.), 3.78 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.90 - 4.01 (3 H, m), 4.04 (2 H, d, J=4.9 Hz), 4.31 (1 H, tt, J=7.0, 5.3 Hz), 6.38 (1 H, s), 7.01 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 - 7.29 (1 H, m), 7.30 - 7.36 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.88 (1 H, s).
融点:188-190℃
元素分析値(C26H33N3O4)
計算値:C, 69.16; H, 7.37; N, 9.31.
実測値:C, 69.02; H, 7.47; N, 9.30.
N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.58 - 1.66 (1 H, m), 1.71 - 1.87 (1 H, m), 1.90 - 2.18 (4 H, m), 2.38 (1 H, dt, J=14.1, 6.9 Hz), 2.61 - 2.77 (2 H, m), 3.52 (1 H, dd, J=8.3, 6.0 Hz), 3.68 - 4.00 (10 H, m), 4.03 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.25 - 4.36 (1 H, m), 6.35 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.29 - 7.36 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.85 (3 H, d, J=8.7 Hz).
融点:128-129℃
元素分析値(C27H33N3O4・0.2H2O)
計算値:C, 69.42; H, 7.21; N, 8.99.
実測値:C, 69.32; H, 7.19; N, 8.91.
N−(1−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.92 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.68 - 1.84 (2 H, m), 2.07 - 2.22 (1 H, m), 2.50 (2 H, d, J=6.4 Hz), 2.77 (1 H, m, J=13.4, 6.7, 6.7, 6.7, 6.7 Hz), 3.67 - 3.85 (5 H, m), 3.87 - 4.04 (6 H, m), 6.35 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.30 - 7.37 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.81 - 7.91 (3 H, m).
融点:125-126℃
元素分析値(C26H33N3O3)
計算値:C, 71.70; H, 7.64; N, 9.65.
実測値:C, 71.54; H, 7.67; N, 9.47.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.91 (9 H, s), 1.76 (1 H, td, J=13.2, 7.2 Hz), 2.07 - 2.22 (1 H, m), 2.42 (2 H, s), 2.77 (1 H, quin, J=6.9 Hz), 3.69 - 3.86 (5 H, m), 3.87 - 4.05 (6 H, m), 6.35 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.30 - 7.37 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.81 - 7.92 (3 H, m).
融点:162-163℃
元素分析値(C27H35N3O3・0.1H2O)
計算値:C, 71.84; H, 7.86; N, 9.31.
実測値:C, 71.88; H, 7.88; N, 9.03.
N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.24 - 1.41 (2 H, m), 1.61 - 1.84 (4 H, m), 2.07 - 2.22 (1 H, m), 2.59 (2 H, d, J=6.1 Hz), 2.77 (1 H, dt, J=13.3, 6.8 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.7, 1.9 Hz), 3.69 - 3.86 (5 H, m), 3.87 - 4.05 (8 H, m), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.23 - 7.30 (1 H, m), 7.30 - 7.36 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.81 - 7.92 (3 H, m).
融点:153-154℃
元素分析値(C28H35N3O4)
計算値:C, 70.42; H, 7.39; N, 8.80.
実測値:C, 70.18; H, 7.26; N, 8.64.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.24 (1 H, br. s.), 1.27 (3 H, s), 1.30 - 1.50 (4 H, m), 1.68 - 1.83 (3 H, m), 1.84 - 1.99 (2 H, m), 2.14 (1 H, m, J=13.0, 7.9, 7.9, 5.7 Hz), 2.64 - 2.85 (2 H, m), 3.68 - 3.86 (5 H, m), 3.87 - 4.05 (6 H, m), 6.36 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.33 (1 H, dd, J=8.7, 1.8 Hz), 7.74 (1 H, s), 7.82 - 7.91 (3 H, m).
融点:181-182℃
元素分析値(C29H37N3O4)
計算値:C, 70.59; H, 7.60; N, 8.52.
実測値:C, 70.54; H, 7.59; N, 8.45.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.19 (6 H, s), 1.69 - 1.84 (1 H, m), 2.07 - 2.22 (1 H, m), 2.65 (2 H, s), 2.69 - 2.86 (2 H, m), 3.70 - 3.85 (5 H, m), 3.87 - 4.05 (6 H, m), 6.38 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 - 7.30 (1 H, m), 7.30 - 7.36 (1 H, m), 7.74 (1 H, s), 7.86 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.89 (1 H, br. s.).
融点:169℃
元素分析値(C26H33N3O4)
計算値:C, 69.16; H, 7.37; N, 9.31.
実測値:C, 68.95; H, 7.39; N, 9.21.
N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロフラン−3−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−(テトラヒドロフラン−3−イルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.55 - 1.67 (1 H, m), 1.76 (1 H, td, J=12.9, 7.3 Hz), 1.97 - 2.22 (2 H, m), 2.30 - 2.47 (1 H, m), 2.61 - 2.86 (3 H, m), 3.52 (1 H, dd, J=8.3, 6.0 Hz), 3.68 - 4.04 (14 H, m), 6.35 (1 H, s), 6.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 - 7.29 (1 H, m), 7.29 - 7.36 (1 H, m), 7.75 (1 H, s), 7.82 - 7.92 (3 H, m).
融点:131-133℃
元素分析値(C27H33N3O4)
計算値:C, 69.95; H, 7.18; N, 9.06.
実測値:C, 69.77; H, 7.17; N, 9.09.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (6 H, s), 1.64 - 1.93 (3 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 2.46 (2 H, s), 3.69 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.74 (3 H, s), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.88 (2 H, s), 3.97 - 4.09 (2 H, m), 4.14 - 4.20 (2 H, m), 6.30 (1 H, s), 6.87 - 6.97 (2 H, m), 7.34 (2 H, s), 7.62 (1 H, t, J=8.4 Hz), 7.89 (1 H, s), 9.92 (1 H, s).
融点:159-160℃
元素分析値(C26H32N3O4F)
計算値:C, 66.51; H, 6.87; N, 8.95.
実測値:C, 66.60; H, 6.73; N, 9.01.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.20 - 1.36 (4 H, m), 1.53 - 1.61 (2 H, m), 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.78 - 1.92 (5 H, m), 1.96 - 2.05 (1 H, m), 2.50 - 2.51 (1 H, m), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.72 (3 H, s), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.84 (2 H, s), 3.96 - 4.10 (3 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 6.29 (1 H, s), 6.86 - 6.97 (2 H, m), 7.33 (2 H, s), 7.62 (1 H, t, J=8.4 Hz), 7.89 (1 H, s), 9.92 (1 H, s).
融点:138-139℃
元素分析値(C29H36N3O4F・0.2H2O)
計算値:C, 67.87; H, 7.15; N, 8.19.
実測値:C, 68.00; H, 7.07; N, 8.24.
4−[(1−ヒドロキシシクロブチル)エチニル]−N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.61 - 1.88 (3 H, m), 2.17 - 2.31 (2 H, m), 2.34 - 2.46 (4 H, m), 3.74 (3 H, s), 3.84 (2 H, s), 5.94 (1 H, s), 6.31 (1 H, s), 7.33 - 7.44 (2 H, m), 7.56 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.92 (1 H, s), 7.99 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.13 (1 H, s).
融点:168-169℃
元素分析値(C27H31N3O2)
計算値:C, 75.49; H, 7.27; N, 9.78.
実測値:C, 74.96; H, 7.38; N, 9.19.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロブチル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9 H, s), 1.73 - 1.88 (2 H, m), 2.18 - 2.30 (2 H, m), 2.33 (2 H, s), 2.36 - 2.46 (2 H, m), 3.76 (3 H, s), 3.87 (2 H, s), 5.94 (1 H, s), 6.31 (1 H, s), 7.34 - 7.43 (2 H, m), 7.56 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.92 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.13 (1 H, s).
融点:160-161℃
元素分析値(C28H33N3O2)
計算値:C, 75.81; H, 7.50; N, 9.47.
実測値:C, 75.11; H, 7.37; N, 9.29.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9 H, s), 1.01 (4 H, q, J=3.0 Hz), 2.32 (2 H, s), 3.75 (3 H, s), 3.87 (2 H, s), 6.31 (1 H, s), 6.35 (1 H, s), 7.33 - 7.42 (2 H, m), 7.52 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.92 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.12 (1 H, s).
融点:173℃
元素分析値(C27H31N3O2)
計算値:C, 75.49; H, 7.27; N, 9.78.
実測値:C, 75.70; H, 7.55; N, 9.05.
4−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)エチニル]−N−(1−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.6 Hz), 0.98 - 1.04 (4 H, m), 1.63 - 1.74 (1 H, m), 2.36 (2 H, d, J=6.6 Hz), 3.73 (3 H, s), 3.83 (2 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.35 (1 H, s), 7.32 - 7.41 (2 H, m), 7.51 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.90 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.0 Hz), 10.11 (1 H, s).
融点:172-174℃
N−(3−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.04 - 1.21 (2 H, m), 1.56 - 2.08 (8 H, m), 2.18 (3 H, s), 2.38 (2 H, d, J=6.0 Hz), 3.21 - 3.31 (2 H, m), 3.65 - 3.86 (6 H, m), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.32 (1 H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.81 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.88 (1 H, s), 10.55 (1 H, s).
融点:146-147℃
元素分析値(C28H35N3O4)
計算値:C, 70.42; H, 7.39; N, 8.80.
実測値:C, 70.29; H, 7.45; N, 8.66.
N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.58 - 2.09 (6 H, m), 2.22 (s, 3 H), 2.34 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.65 - 3.85 (7 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.30 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.40 (dd, J=8.7, 1.9 Hz, 1 H), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.92 (s, 1 H).
融点:145-146℃
元素分析値(C27H35N3O3)
計算値:C, 72.13; H, 7.85; N, 9.35.
実測値:C, 72.24; H, 7.71; N, 9.31.
N−(1,3−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.04 - 1.24 (2 H, m), 1.56 - 2.09 (8 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.41 (2 H, d, J=6.0 Hz), 3.19 - 3.30 (2 H, m), 3.65 - 3.86 (9 H, m), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.30 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2 H, d, J=9.0 Hz), 9.92 (1 H, s).
融点:185-186℃
元素分析値(C29H37N3O4)
計算値:C, 70.85; H, 7.59; N, 8.55.
実測値:C, 70.55; H, 7.41; N, 8.35.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.07 (6 H, s), 1.62 - 2.09 (5 H, m), 2.23 (3 H, s), 2.43 (2 H, s), 3.65 - 3.84 (5 H, m), 3.88 (2 H, s), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.14 - 4.23 (2 H, m), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.31 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.93 (1 H, s).
融点:145-146℃
元素分析値(C27H35N3O4)
計算値:C, 69.65; H, 7.58; N, 9.03.
実測値:C, 69.35; H, 7.38; N, 8.84.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.84 (9 H, s), 1.62 - 2.08 (5 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.30 (2 H, s), 3.65 - 3.89 (7 H, m), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.31 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.40 (1 H, dd, J=9.0 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.92 (1 H, s).
融点:165-166℃
元素分析値(C28H37N3O3)
計算値:C, 72.54; H, 8.04; N, 9.06.
実測値:C, 72.55; H, 7.89; N, 8.92.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.15 - 1.39 (4 H, m), 1.50 - 2.09 (9 H, m), 2.21 (3 H, s), 3.65 - 3.85 (7 H, m), 3.96 - 4.12 (3 H, m), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.30 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, dd, J=9.0 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.97 (2 H, d, J=9.0 Hz), 9.92 (1 H, s).
融点:172-173℃
元素分析値(C30H39N3O4)
計算値:C, 71.26; H, 7.77; N, 8.31.
実測値:C, 70.17; H, 7.68; N, 8.06.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.38 (2 H, m), 0.56 - 0.63 (2 H, m), 0.86 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.18 - 1.33 (1 H, m), 1.60 - 1.75 (1 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.35 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.73 (3 H, s), 3.83 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.2 Hz), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.40 (1 H, dd, J=8.7, 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.96 (2 H, d, J=9.0 Hz), 9.91 (1 H, s).
融点:142-143℃
元素分析値(C26H33N3O2)
計算値:C, 74.43; H, 7.93; N, 10.02.
実測値:C, 74.29; H, 7.87; N, 9.94.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(1,3−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.56 - 0.63 (2 H, m), 1.04 - 1.33 (3 H, m), 1.56 - 1.72 (3 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.42 (2 H, d, J=6.0 Hz), 3.20 - 3.30 (2 H, m), 3.72 (3 H, s), 3.77 - 3.85 (4 H, m), 3.90 (2 H, d, J=7.2 Hz), 7.03 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.30 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, dd, J=9.0 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.91 (1 H, s).
融点:176-177℃
元素分析値(C28H35N3O3)
計算値:C, 72.86; H, 7.64; N, 9.10.
実測値:C, 72.65; H, 7.61; N, 9.04.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.55 - 0.65 (2 H, m), 0.84 (9 H, s), 1.18 - 1.33 (1 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.30 (2 H, s), 3.75 (3 H, s), 3.85 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.2 Hz), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.40 (1 H, dd, J=9.0 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.9 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.91 (1 H, s).
融点:169-170℃
元素分析値(C27H35N3O2)
計算値:C, 74.79; H, 8.14; N, 9.69.
実測値:C, 74.69; H, 8.12; N, 9.58.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.56 - 0.63 (2 H, m), 1.09 (3 H, s), 1.17 - 1.38 (5 H, m), 1.50 - 1.85 (4 H, m), 2.21 (3 H, s), 3.72 (3 H, s), 3.82 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=6.8 Hz), 4.11 (1 H, s), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.30 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.40 (1 H, dd, J=9.0 1.9 Hz), 7.88 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.91 (1 H, s).
融点:191℃
元素分析値(C29H37N3O3)
計算値:C, 73.23; H, 7.84; N, 8.83.
実測値:C, 72.82; H, 7.80; N, 8.77.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(4−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.23 - 1.41 (3 H, m), 1.60 - 1.81 (3 H, m), 2.45 (3 H, s), 2.55 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.8, 2.1 Hz), 3.88 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.93 - 3.98 (3 H, m), 4.00 (1 H, d, J=3.8 Hz), 6.37 (1 H, d, J=1.1 Hz), 6.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.35 (1 H, d, J=7.9 Hz), 7.58 (1 H, s), 7.88 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.47 (1 H, s).
融点:181-182℃
元素分析値(C27H33N3O3)
計算値:C, 72.46; H, 7.43; N, 9.39.
実測値:C, 72.16; H, 7.40; N, 9.27.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−4−メチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.72 (2 H, m), 1.22 (6 H, s), 1.25 - 1.36 (1 H, m), 2.45 (3 H, s), 2.61 (2 H, s), 3.88 (2 H, d, J=7.2 Hz), 4.02 (2 H, s), 6.38 (1 H, d, J=1.1 Hz), 6.98 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.34 (1 H, d, J=7.6 Hz), 7.58 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.0 Hz), 8.48 (1 H, br. s.).
融点:186℃
元素分析値(C25H31N3O3・0.2H2O)
計算値:C, 70.63; H, 7.44; N, 9.88.
実測値:C, 70.57; H, 7.38; N, 9.68.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−4−メチル−1H−インドール−5−イル}−4−(シクロプロピルメトキシ)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.63 - 0.73 (2 H, m), 1.25 - 1.45 (3 H, m), 1.47 - 1.78 (4 H, m), 1.80 - 1.95 (2 H, m), 2.45 (3 H, s), 3.13 (1 H, quin, J=6.7 Hz), 3.87 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.95 (2 H, s), 6.35 (1 H, d, J=1.1 Hz), 6.97 (2 H, d), 7.17 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.33 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.52 - 7.65 (1 H, m), 7.88 (2 H, d, J=8.7 Hz), 8.61 (1 H, br. s.).
融点:207-208℃
元素分析値(C26H31N3O2)
計算値:C, 74.79; H, 7.48; N, 10.06.
実測値:C, 74.66; H, 7.38; N, 9.83.
N−(4−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.93 (6 H, d), 1.69 - 1.87 (2 H, m), 1.90 - 2.19 (3 H, m), 2.42 - 2.49 (5 H, m), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.91 - 4.00 (3 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.25 - 4.37 (1 H, m), 6.36 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.34 (1 H, d, J=9.1 Hz), 7.58 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.54 (1 H, br. s.).
N−(4−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.23 - 1.40 (2 H, m), 1.65 - 1.86 (4 H, m), 1.90 - 2.19 (3 H, m), 2.45 (3 H, s), 2.55 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.7, 1.9 Hz), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.91 - 4.01 (5 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.24 - 4.37 (1 H, m), 6.37 (1 H, d, J=0.8 Hz), 7.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.20 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.34 (1 H, d, J=6.0 Hz), 7.59 (1 H, s), 7.88 (2 H, d, J=7.9 Hz), 8.59 (1 H, br. s.).
融点:166-167℃
元素分析値(C28H35N3O4・0.3H2O)
計算値:C, 69.63; H, 7.43; N, 8.70.
実測値:C, 69.65; H, 7.35; N, 8.62.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−4−メチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.21 (6 H, s), 1.72 - 1.89 (1 H, m), 1.90 - 2.04 (2 H, m), 2.04 - 2.18 (1 H, m), 2.45 (3 H, s), 2.61 (2 H, s), 3.80 - 3.91 (1 H, m), 3.96 (1 H, dt, J=8.3, 6.6 Hz), 4.00 - 4.08 (4 H, m), 4.24 - 4.37 (1 H, m), 6.38 (1 H, d, J=1.5 Hz), 7.00 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.18 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.33 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.59 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.0 Hz), 8.50 (1 H, s).
融点:169-170℃
元素分析値(C26H33N3O4・0.09H2O)
計算値:C, 68.91; H, 7.38; N, 9.27.
実測値:C, 69.20; H, 7.32; N, 8.97.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−4−メチル−1H−インドール−5−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.29 - 1.44 (2 H, m), 1.63 - 2.19 (10 H, m), 2.45 (3 H, s), 3.14 (1 H, quin, J=6.7 Hz), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.91 - 4.01 (3 H, m), 4.04 (2 H, d, J=4.9 Hz), 4.24 - 4.36 (1 H, m), 6.36 (1 H, d, J=1.1 Hz), 7.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.34 (1 H, d, J=7.2 Hz), 7.57 (1 H, s), 7.88 (2 H, d, J=7.9 Hz), 8.53 (1 H, s).
融点:191-192℃
元素分析値(C27H33N3O3)
計算値:C, 72.46; H, 7.43; N, 9.39.
実測値:C, 72.30; H, 7.39; N, 9.28.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.34 - 0.43 (2 H, m), 0.68 (2 H, q, J=6.1 Hz), 1.23 - 1.37 (1 H, m), 2.46 (3 H, s), 2.65 (2 H, s), 2.75 (1 H, br. s.), 3.77 (3 H, s), 3.88 (2 H, d, J=6.8 Hz), 4.00 (2 H, s), 6.41 (1 H, s), 6.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.17 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.42 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.59 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.0 Hz).
融点:175-176℃
元素分析値(C26H33N3O3)
計算値:C, 71.70; H, 7.64; N, 9.65.
実測値:C, 71.40; H, 7.65; N, 9.38.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (9 H, s), 1.62 - 1.78 (1 H, m), 1.78 - 1.96 (2 H, m), 1.96 - 2.10 (1 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.34 (2 H, s), 3.64 - 3.75 (1 H, m), 3.76 (3 H, s), 3.78 - 3.86 (1 H, m), 3.91 (2 H, br. s.), 3.96 - 4.13 (2 H, m), 4.18 (1 H, qd, J=6.69, 3.79 Hz), 6.39 (1 H, s), 6.98 (1 H, d, J=8.71 Hz), 7.04 (2 H, d, J=9.09 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.71 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.71 Hz), 9.71 (1 H, s).
融点:179℃
元素分析値(C28H37N3O3)
計算値:C, 72.54; H, 8.04; N, 9.06.
実測値:C, 72.30; H, 7.99; N, 8.95.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (6 H, s), 1.62 - 1.76 (1 H, m), 1.78 - 1.95 (2 H, m), 1.95 - 2.10 (1 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.46 (2 H, s), 3.64 - 3.74 (1 H, m), 3.76 (3 H, s), 3.78 - 3.85 (1 H, m), 3.91 (2 H, s), 3.95 - 4.12 (2 H, m), 4.12 - 4.26 (2 H, m), 6.38 (1 H, s), 6.98 (1 H, d, J=8.33 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.71 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.71 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.71 Hz), 9.71 (1 H, s).
融点:160-162℃
元素分析値(C27H35N3O4)
計算値:C, 69.65; H, 7.58; N, 9.03.
実測値:C, 69.47; H, 7.53; N, 8.99.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド 塩酸塩
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.15 (3 H, s), 1.33 - 1.49 (2 H, m), 1.56 - 2.13 (10 H, m), 2.34 (3 H, s), 3.17 (1 H, br. s.), 3.65 - 3.74 (1 H, m), 3.76 - 3.84 (4 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.24 (1 H, m), 4.41 (2 H, br. s.), 4.44 (1 H, s), 6.75 (1 H, s), 7.05 (2 H, d, J=8.69 Hz), 7.10 (1 H, d, J=8.69 Hz), 7.33 (1 H, d, J=8.69 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.69 Hz), 9.14 (1 H, br. s.), 9.79 (1 H, s).
融点:278℃
元素分析値(C30H40N3O4Cl)
計算値:C, 66.47; H, 7.44; N, 7.75.
実測値:C, 66.23; H, 7.43; N, 7.76.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.17 - 1.38 (4 H, m), 1.49 - 2.09 (9 H, m), 2.29 (3 H, s), 2.47 - 2.59 (1 H, m), 3.65 - 3.84 (5 H, m), 3.87 (2 H, s), 3.95 - 4.09 (2 H, m), 4.11 (1 H, s), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 6.37 (1 H, s), 6.98 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.04 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.98 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.72 (1 H, s).
融点:200℃
元素分析値(C30H39N3O4)
計算値:C, 71.26; H, 7.77; N, 8.31.
実測値:C, 71.28; H, 7.50; N, 8.37.
N−(1,4−ジメチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.93 (6 H, d, J=6.3 Hz), 1.69 - 1.87 (2 H, m), 1.90 - 2.03 (2 H, m), 2.03 - 2.18 (1 H, m), 2.46 (3 H, s), 2.50 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.77 (3 H, s), 3.79 - 4.00 (4 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.24 - 4.37 (1 H, m), 6.39 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.41 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.58 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=7.6 Hz).
融点:162℃
元素分析値(C27H35N3O3)
計算値:C, 72.13; H, 7.85; N, 9.35.
実測値:C, 71.98; H, 7.86; N, 9.35.
N−(1,4−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.32 (2 H, qd, J=12.3, 4.0 Hz), 1.61 - 1.86 (4 H, m), 1.90 - 2.19 (3 H, m), 2.46 (3 H, s), 2.59 (2 H, d, J=6.1 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.7, 1.9 Hz), 3.76 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.90 - 4.01 (5 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.24 - 4.38 (1 H, m), 6.39 (1 H, s), 7.01 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, d, J=9.1 Hz), 7.58 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.7 Hz).
融点:166-167℃
元素分析値(C29H37N3O4)
計算値:C, 70.85; H, 7.59; N, 8.55.
実測値:C, 70.65; H, 7.55; N, 8.33.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.33 - 1.47 (2 H, m), 1.56 - 1.62 (2 H, m), 1.64 - 1.93 (5 H, m), 1.93 - 2.19 (3 H, m), 2.45 (3 H, s), 3.18 (1 H, quin, J=6.4 Hz), 3.76 (3 H, s), 3.80 - 4.01 (4 H, m), 4.04 (2 H, d, J=5.3 Hz), 4.24 - 4.37 (1 H, m), 6.40 (1 H, s), 7.00 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.15 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.41 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.58 (1 H, br. s.), 7.88 (2 H, d, J=8.3 Hz).
融点:189℃
元素分析値(C28H35N3O3)
計算値:C, 72.86; H, 7.64; N, 9.10.
実測値:C, 72.62; H, 7.69; N, 8.86.
N−{1,4−ジメチル−2−[(プロピルアミノ)メチル]−1H−インドール−5−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.83 - 0.93 (3 H, m), 1.23 (1 H, s), 1.38 - 1.52 (2 H, m), 1.63 - 2.11 (4 H, m), 2.29 (3 H, s), 2.51 - 2.57 (2 H, m), 3.64 - 3.84 (5 H, m), 3.86 (2 H, s), 3.96 - 4.11 (2 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.37 (1 H, s), 6.98 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.8 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.71 (1 H, s).
融点:225℃
元素分析値(C26H33N3O3・0.2H2O)
計算値: C, 71.11; H, 7.67; N, 9.57.
実測値: C, 71.16; H, 7.61; N, 9.27.
N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.38 - 1.53 (4 H, m), 1.61 - 2.08 (4 H, m), 2.29 (3 H, s), 2.36 - 2.47 (4 H, m), 3.61 (2 H, s), 3.64 - 3.84 (5 H, m), 3.95 - 4.22 (4 H, m), 6.36 (1 H, s), 6.98 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.8 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.71 (1 H, s).
融点:210℃
元素分析値(C29H37N3O4)
計算値: C, 70.85; H, 7.59; N, 8.55.
実測値: C, 70.70; H, 7.69; N, 8.31.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.21 - 1.50 (7 H, m), 1.68 - 1.85 (3 H, m), 1.85 - 2.04 (4 H, m), 2.04 - 2.18 (1 H, m), 2.46 (3 H, s), 2.64 - 2.77 (1 H, m), 3.76 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.90 - 4.00 (3 H, m), 4.02 (1 H, d, J=1.1 Hz), 4.04 (1 H, s), 4.24 - 4.36 (1 H, m), 6.40 (1 H, s), 6.73 (1 H, dd, J=14.2, 2.5 Hz), 6.86 (1 H, dd, J=8.7, 2.3 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.56 (1 H, d, J=8.7 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.3 Hz), 8.24 (1 H, d, J=15.9 Hz).
融点:124℃
元素分析値(C30H38N3O4F・0.2H2O)
計算値:C, 68.34; H, 7.34; N, 7.97.
実測値:C, 68.38; H, 7.20; N, 7.82.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.20 (6 H, s), 1.71 - 1.86 (1 H, m), 1.90 - 2.04 (2 H, m), 2.04 - 2.19 (1 H, m), 2.47 (3 H, s), 2.65 (2 H, s), 2.75 (1 H, br. s.), 3.77 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.91 - 3.98 (1 H, m), 3.99 (2 H, s), 4.02 (1 H, d, J=1.5 Hz), 4.04 (1 H, s), 4.24 - 4.36 (1 H, m), 6.41 (1 H, s), 6.74 (1 H, dd, J=14.2, 2.5 Hz), 6.86 (1 H, dd, J=8.9, 2.5 Hz), 7.17 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.57 (1 H, d, J=8.7 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.1 Hz), 8.24 (1 H, d, J=15.5 Hz).
融点:118-118℃
元素分析値(C27H34N3O4F)
計算値:C, 67.06; H, 7.09; N, 8.69.
実測値:C, 66.92; H, 7.07; N, 8.47.
N−(1,4−ジメチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 0.93 (6 H, d, J=6.8 Hz), 1.69 - 1.85 (2 H, m), 1.90 - 2.04 (2 H, m), 2.04 - 2.18 (1 H, m), 2.47 (3 H, s), 2.50 (2 H, d, J=6.8 Hz), 3.77 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.91 - 4.00 (3 H, m), 4.02 (1 H, d, J=1.1 Hz), 4.04 (1 H, s), 4.25 - 4.35 (1 H, m), 6.39 (1 H, s), 6.73 (1 H, dd, J=14.0, 2.3 Hz), 6.86 (1 H, dd, J=8.9, 2.5 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.55 (1 H, d, J=8.7 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.1 Hz), 8.24 (1 H, d, J=15.9 Hz).
融点:104-105℃
元素分析値(C27H34N3O3F)
計算値:C, 69.30; H, 7.33; N, 8.99.
実測値:C, 69.29; H, 7.35; N, 8.82.
N−(1,4−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−2−フルオロ−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ: 1.22 - 1.41 (2 H, m), 1.62 - 1.85 (4 H, m), 1.90 - 2.03 (2 H, m), 2.03 - 2.19 (1 H, m), 2.46 (3 H, s), 2.59 (2 H, d, J=6.1 Hz), 3.39 (2 H, td, J=11.8, 1.7 Hz), 3.77 (3 H, s), 3.80 - 3.90 (1 H, m), 3.90 - 4.08 (7 H, m), 4.25 - 4.36 (1 H, m), 6.39 (1 H, s), 6.74 (1 H, dd, J=14.0, 2.3 Hz), 6.86 (1 H, dd, J=8.7, 2.3 Hz), 7.16 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.56 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.16 (1 H, t, J=9.1 Hz), 8.24 (1 H, d, J=16.3 Hz).
融点:149℃
元素分析値(C29H36N3O4F)
計算値:C, 68.35; H, 7.12; N, 8.25.
実測値:C, 68.26; H, 7.03; N, 8.06.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.56 - 0.63 (2 H, m), 1.09 (6 H, s), 1.16 - 1.32 (1 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.41 (2 H, s), 3.84 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.1 Hz), 4.20 (1 H, s), 6.24 (1 H, s), 6.83 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.01 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.95 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.72 (1 H, s), 10.79 (1 H, s).
融点:170℃
元素分析値(C25H31N3O3・0.4H2O)
計算値: C, 70.04; H, 7.48; N, 9.80.
実測値: C, 70.05; H, 7.52; N, 9.67.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(7−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.55 - 0.64 (2 H, m), 0.87 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.19 - 1.32 (1 H, m), 1.60 - 1.75 (1 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.32 (2 H, d, J=6.6 Hz), 3.80 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.1 Hz), 6.24 (1 H, d, J=1.9 Hz), 6.83 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.02 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.5 Hz), 9.72 (1 H, s), 10.75 (1 H, s).
融点:176-177℃
元素分析値(C25H31N3O2)
計算値: C, 74.04; H, 7.70; N, 10.36.
実測値: C, 73.70; H, 7.70; N, 10.19.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.31 - 0.39 (2 H, m), 0.55 - 0.64 (2 H, m), 0.87 (9 H, s), 1.20 - 1.34 (1 H, m), 2.25 (2 H, s), 2.30 (3 H, s), 3.82 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=6.9 Hz), 6.23 (1 H, s), 6.83 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.02 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.5 Hz), 9.73 (1 H, s), 10.74 (1 H, s).
融点:199℃
元素分析値(C26H33N3O2)
計算値: C, 74.43; H, 7.93; N, 10.02.
実測値: C, 74.10; H, 7.88; N, 9.85.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(7−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.64 (2 H, m), 1.06 - 1.34 (4 H, m), 1.57 - 1.68 (2 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.39 (2 H, d, J=5.8 Hz), 3.20 - 3.29 (2 H, m), 3.78 - 3.85 (4 H, m), 3.90 (2 H, d, J=6.9 Hz), 6.24 (1 H, d, J=1.4 Hz), 6.83 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.01 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.5 Hz), 9.72 (1 H, s), 10.74 (1 H, s).
融点:167-168℃
元素分析値(C27H33N3O3・0.2H2O)
計算値: C, 71.88; H, 7.46; N, 9.31.
実測値: C, 71.78; H, 7.42; N, 9.10.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.34 (2 H, s), 0.59 (2 H, d, J=7.7 Hz), 0.83 - 0.89 (1 H, m), 1.09 (3 H, s), 1.14 - 1.35 (8 H, m), 1.50 - 1.60 (2 H, m), 1.71 - 1.81 (2 H, m), 1.98 (3 H, s), 2.30 (3 H, s), 3.82 (2 H, s), 3.90 (2 H, d, J=7.4 Hz), 3.97 - 4.09 (3 H, m), 6.23 (1 H, d, J=1.9 Hz), 6.83 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.01 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.2 Hz), 9.72 (1 H, s), 10.73 (1 H, s).
融点:91-103℃
元素分析値(C28H35N3O3・CH3CO2C2H5)
計算値: C, 69.92; H, 7.88; N, 7.64.
実測値: C, 69.69; H, 7.81; N, 7.88.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−7−メチル−1H−インドール−6−イル}ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.32 - 0.39 (2 H, m), 0.54 - 0.65 (2 H, m), 1.09 (3 H, s), 1.22 - 1.30 (2 H, m), 1.42 - 1.52 (4 H, m), 2.31 (3 H, s), 2.38 - 2.47 (3 H, m), 3.58 (2 H, s), 3.91 (2 H, d, J=6.8 Hz), 4.08 (1 H, s), 6.25 (1 H, d, J=1.5 Hz), 6.85 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.02 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.73 (1 H, s), 10.84 (1 H, s).
融点:195℃
元素分析値(C27H33N3O3・0.2H2O)
計算値: C, 71.88; H, 7.46; N, 9.31.
実測値: C, 71.86; H, 7.56; N, 9.07.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9 H, s), 1.62 - 2.09 (4 H, m), 2.25 (2 H, s), 2.29 (3 H, s), 3.62 - 3.90 (4 H, m), 3.93 - 4.10 (2 H, m), 4.11 - 4.24 (1 H, m), 6.24 (1 H, s), 6.83 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.74 (1 H, s), 10.74 (1 H, s).
融点:168℃
元素分析値(C27H35N3O3・0.2H2O)
計算値: C, 71.56; H, 7.87; N, 9.27.
実測値: C, 71.56; H, 7.72; N, 9.17.
N−(7−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.05 - 1.29 (2 H, m), 1.58 - 2.09 (7 H, m), 2.30 (3 H, s), 2.40 (2 H, d, J=6.1 Hz), 3.21 - 3.30 (2 H, m), 3.64 - 3.88 (6 H, m), 3.95 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.25 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.76 (1 H, s).
融点:161-162℃
元素分析値(C28H35N3O4・0.7H2O)
計算値: C, 68.60; H, 7.48; N, 8.57.
実測値: C, 68.87; H, 7.47; N, 8.38.
N−{7−メチル−2−[(プロピルアミノ)メチル]−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (3 H, t, J = 7.6 Hz), 1.37 - 1.52 (2 H, m), 1.62 - 2.09 (6 H, m), 2.30 (3 H, s), 3.64 - 3.88 (4 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.25 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.3 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.78 (1 H, s).
融点:117-119℃
N−(7−メチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.60 - 2.08 (5 H, m), 2.29 - 2.35 (5 H, m), 3.64 - 3.87 (4 H, m), 3.95 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 6.25 (1 H, d, J=1.9 Hz), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.77 (1 H, s).
融点:159℃
元素分析値(C26H33N3O3)
計算値: C, 71.70; H, 7.64; N, 9.65.
実測値: C, 71.34; H, 7.56; N, 9.59.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−7−メチル−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.22 - 2.09 (12 H, m), 2.31 (3 H, s), 2.95 - 3.07 (1 H, m), 3.65 - 3.90 (4 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.25 (1 H, d, J=1.5 Hz), 6.84 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.3 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.76 (1 H, s).
融点:159-163℃
元素分析値(C27H33N3O3・0.7H2O)
計算値: C, 70.47; H, 7.53; N, 9.13.
実測値: C, 70.72; H, 7.60; N, 8.87.
N−[7−メチル−2−(ピロリジン−1−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.63 - 2.10 (12 H, m), 2.31 (3 H, s), 3.63 - 3.85 (4 H, m), 3.93 - 4.11 (2 H, m), 4.12 - 4.25 (1 H, m), 6.25 (1 H, d, J=1.9 Hz), 6.84 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.04 (2 H, d, J=8.8 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.73 (1 H, s), 10.90 (1 H, s).
融点:172-173℃
元素分析値(C26H31N3O3・0.3H2O)
計算値: C, 71.14; H, 7.26; N, 9.57.
実測値: C, 71.29; H, 7.31; N, 9.32.
N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−7−メチル−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.17 - 1.33 (1 H, m), 1.43 - 2.11 (8 H, m), 2.32 (3 H, s), 2.39 - 2.50 (3 H, m), 3.59 (2 H, s), 3.66 - 3.88 (2 H, m), 3.97 - 4.27 (4 H, m), 6.25 (1 H, s), 6.85 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.74 (1 H, s), 10.85 (1 H, s).
融点:169℃
元素分析値(C28H35N3O4・0.6H2O)
計算値: C, 68.86; H, 7.47; N, 8.60.
実測値: C, 68.77; H, 7.66; N, 8.32.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (6 H, s), 1.63 - 1.72 (1 H, m), 1.78 - 1.90 (2 H, m), 1.96 - 2.07 (1 H, m), 2.18 (1 H, br), 2.35 (3 H, s), 2.41 (2 H, s), 3.68 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.78 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.85 (2 H, s), 3.97 - 4.09 (2 H, m), 4.13 - 4.18 (1 H, m), 4.21 (1 H, s), 6.24 (1 H, s), 6.87 - 6.98 (3 H, m), 7.23 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.56 (1 H, d, J=2.1 Hz), 10.82 (1 H, s).
融点:148-149℃
元素分析値(C26H32N3O4F)
計算値:C, 66.51; H, 6.87; N, 8.95.
実測値:C, 66.39; H, 6.96; N, 8.72.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.17 - 1.35 (4 H, m), 1.54 - 1.58 (2 H, m), 1.63 - 1.70 (1 H, m), 1.76 - 1.90 (5 H, m), 1.96 - 2.04 (1 H, m), 2.35 (3 H, s), 3.34 (1 H, br), 3.68 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.6 Hz), 3.85 (2 H, s), 3.97 - 4.10 (3 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 6.25 (1 H, s), 6.88 - 6.97 (3 H, m), 7.23 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.56 (1 H, s), 10.78 (1 H, s).
融点:152-153℃
元素分析値(C29H36N3O4F・0.5H2O)
計算値:C, 67.16; H, 7.19; N, 8.10.
実測値:C, 67.24; H, 7.12; N, 7.86.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.29 - 0.40 (2 H, m), 0.55 - 0.65 (2 H, m), 1.00 - 1.36 (7 H, m), 2.46 (2 H, s), 2.54 (3 H, s), 3.84 - 3.95 (4 H, m), 4.01 (3 H, s), 4.20 (1 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.78 (1 H, s).
融点:180℃
元素分析値(C26H33N3O3・0.2H2O)
計算値: C, 71.11; H, 7.67; N, 9.57.
実測値: C, 71.17; H, 7.47; N, 9.45.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.30 - 0.41 (2 H, m), 0.55 - 0.67 (2 H, m), 1.10 (3 H, s), 1.18 - 1.41 (5 H, m), 1.51 - 1.62 (2 H, m), 1.75 - 1.88 (2 H, m), 2.54 (3 H, brs), 3.83 (2 H, s), 3.91 (2 H, d, J=7.2 Hz), 3.97 - 4.17 (1 H, m), 3.99 (3 H, s), 4.10 (1 H, s), 6.28 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.03 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.97 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.78 (1 H, s).
融点:167℃
元素分析値(C29H37N3O3・H2O)
計算値: C, 70.56; H, 7.96; N, 8.51.
実測値: C, 70.55; H, 7.79; N, 8.28.
4−(シクロプロピルメトキシ)−N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル}ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.30 - 0.38 (2 H, m), 0.54 - 0.63 (2 H, m), 1.09 (3 H, s), 1.18 - 1.30 (1 H, m), 1.39 - 1.49 (3 H, m), 2.35 - 2.46 (5 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.55 (2 H, s), 3.89 (2 H, d, J=7.1 Hz), 4.00 (3 H, s), 4.09 (1 H, s), 6.26 (1 H, s), 6.80 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.01 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.78 (1 H, s).
融点:152-155℃
元素分析値(C28H35N3O3・0.4H2O)
計算値: C, 71.74; H, 7.70; N, 8.96.
実測値: C, 71.95; H, 7.82; N, 8.67.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (9 H, s), 1.62 - 1.76 (1 H, m), 1.78 - 2.09 (3 H, m), 2.33 (2 H, s), 2.54 (3 H, s), 3.28 (1 H, s), 3.65 - 3.90 (4 H, m), 3.96 - 4.09 (5 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.29 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.79 (1 H, s).
融点:201℃
元素分析値(C28H37N3O3)
計算値: C, 72.54; H, 8.04; N, 9.06.
実測値: C, 72.24; H, 7.89; N, 9.01.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (6 H, s), 1.59 - 2.10 (4 H, m), 2.46 (2 H, s), 2.55 (3 H, s), 3.65 - 3.74 (1 H, m), 3.76 - 3.85 (1 H, m), 3.87 (2 H, s), 3.96 - 4.12 (5 H, m), 4.13 - 4.25 (2 H, m), 6.29 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:197-200℃
元素分析値(C27H35N3O4・0.2H2O)
計算値: C, 69.12; H, 7.60; N, 8.96.
実測値: C, 69.06; H, 7.41; N, 8.83.
N−(1,7−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.04 - 1.29 (2 H, m), 1.52 - 2.14 (7 H, m), 2.45 (2 H, d, J=6.0 Hz), 2.54 (3 H, brs), 3.21 - 3.30 (2 H, m), 3.65 - 3.91 (6 H, m), 3.95 - 4.12 (5 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.29 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.9 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.9 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:197-198℃
元素分析値(C29H37N3O4・0.2H2O)
計算値: C, 70.33; H, 7.61; N, 8.48.
実測値: C, 70.26; H, 7.42; N, 8.45.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.18 - 1.39 (4 H, m), 1.50 - 2.11 (8 H, m), 2.54 (3 H, s), 3.65 - 3.87 (2 H, m), 3.83 (2 H, s), 3.96 - 4.24 (7 H, m), 6.28 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:171-172℃
元素分析値(C30H39N3O4・H2O)
計算値: C, 68.81; H, 7.89; N, 8.02.
実測値: C, 68.96; H, 7.82; N, 7.74.
N−(1,7−ジメチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.8 Hz), 1.61 - 2.10 (5 H, m), 2.38 (2 H, d, J=6.8 Hz), 2.54 (3 H, s), 3.65 - 3.75 (1 H, m), 3.76 - 3.88 (3 H, m), 3.97 - 4.11 (5 H, m), 4.13 - 4.25 (1 H, m), 6.28 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.79 (1 H, s).
融点:183℃
元素分析値(C27H35N3O3)
計算値: C, 72.13; H, 7.85; N, 9.35.
実測値: C, 71.83; H, 7.77; N, 9.14.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.31 - 1.55 (4 H, m), 1.58 - 2.09 (9 H, m), 2.54 (3 H, s), 3.01 - 3.12 (1 H, m), 3.64 - 3.74 (1 H, m), 3.75 - 3.85 (3 H, m), 3.96 - 4.10 (5 H, m), 4.12 - 4.24 (1 H, m), 6.29 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:190-192℃
N−{2−[(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)メチル]−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.41 - 1.50 (4 H, m), 1.60 - 2.10 (4 H, m), 2.36 - 2.46 (2 H, m), 2.54 (3 H, brs), 3.56 (2 H, s), 3.64 - 3.86 (2 H, m), 3.96 - 4.26 (8 H, m), 6.27 (1 H, s), 6.81 (1 H, d, J=7.7 Hz), 7.04 (2 H, d, J=9.1 8Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.97 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.79 (1 H, s).
融点:140-141℃
元素分析値(C29H37N3O4・0.8H2O)
計算値: C, 68.83; H, 7.69; N, 8.30.
実測値: C, 69.14; H, 7.58; N, 7.91.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.28 - 1.35 (4 H, m), 1.54 - 1.58 (2 H, m), 1.66 - 1.72 (1 H, m), 1.82 - 1.88 (5 H, m), 1.96 - 2.00 (1 H, m), 2.50 (3 H, s), 2.58 - 2.60 (1 H, m), 3.32 (1 H, br), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.75 - 3.82 (3 H, m), 3.99 (3 H, s), 4.02 - 4.15 (3 H, m), 6.27 (1 H, s), 6.85 - 6.97 (3 H, m), 7.23 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.67 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.62 (1 H, s).
融点:131-132℃
元素分析値(C30H38N3O4F・0.5H2O)
計算値:C, 67.65; H, 7.38; N, 7.89.
実測値:C, 67.74; H, 7.32; N, 7.99.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (6 H, s), 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.83 - 1.90 (2 H, m), 1.95 - 2.07 (2 H, m), 2.46 (2 H, s), 2.59 (3 H, s), 3.32 (1 H, br), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.87 (2 H, s), 4.01 (3 H, s), 4.02 - 4.09 (1 H, m), 4.13 - 4.19 (1 H, m), 4.23 (1 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.86 - 6.98 (3 H, m), 7.25 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.64 (1 H, s).
融点:132-133℃
元素分析値(C27H34N3O4F)
計算値:C, 67.06; H, 7.09; N, 8.69.
実測値:C, 66.98; H, 7.09; N, 8.63.
N−(1,7−ジメチル−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.6 Hz), 0.99 - 1.02 (4 H, m), 1.62 - 1.73 (1 H, m), 2.37 (2 H, d, J=6.6 Hz), 2.55 (3 H, s), 3.81 (2 H, s), 4.00 (3 H, s), 6.28 (1 H, s), 6.35 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.51 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.2 Hz), 10.00 (1 H, s).
融点:186℃
元素分析値(C27H31N3O2・0.9H2O)
計算値: C, 72.75; H, 7.42; N, 9.43.
実測値: C, 72.73; H, 7.20; N, 9.22.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (9 H, s), 1.01 (4 H, s), 2.33 (2 H, s), 2.55 (3 H, s), 3.85 (2 H, s), 4.02 (3 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.35 (1 H, s), 6.82 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.25 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.51 (2 H, d, J=8.2 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.5 Hz), 10.00 (1 H, s).
融点:182-183℃
元素分析値(C28H33N3O2・0.4H2O)
計算値: C, 74.60; H, 7.56; N, 9.32.
実測値: C, 74.82; H, 7.44; N, 9.08.
4−[(1−ヒドロキシシクロブチル)エチニル]−N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.61 - 1.87 (3 H, m), 2.17 - 2.30 (2 H, m), 2.34 - 2.46 (4 H, m), 2.56 (3 H, s), 3.82 (2 H, s), 4.01 (3 H, s), 5.94 (1 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.56 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.02 (1 H, s).
融点:222-223℃
元素分析値(C28H33N3O2)
計算値:C, 75.81; H, 7.50; N, 9.47.
実測値:C, 75.20; H, 7.52; N, 9.14.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−1,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロブチル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.87 (9 H, s), 1.73 - 1.87 (2 H, m), 2.17 - 2.30 (2 H, m), 2.33 (2 H, s), 2.35 - 2.46 (2 H, m), 2.55 (3 H, s), 3.85 (2 H, s), 4.02 (3 H, s), 5.94 (1 H, s), 6.29 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.26 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.56 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.02 (1 H, s).
融点:232-233℃
元素分析値(C29H35N3O2)
計算値:C, 76.12; H, 7.71; N, 9.18.
実測値:C, 75.90; H, 7.75; N, 8.94.
N−(1,7−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロブチル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.06 - 1.23 (2 H, m), 1.58 - 1.88 (4 H, m), 2.17 - 2.30 (2 H, m), 2.35 - 2.48 (4 H, m), 2.55 (3 H, s), 3.21 - 3.31 (2 H, m), 3.79 - 3.87 (4 H, m), 4.00 (1 H, s), 5.95 (1 H, s), 6.30 (1 H, s), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.27 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.56 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.01 (2 H, d, J=8.3 Hz), 10.03 (1 H, s).
融点:202-204℃
元素分析値(C30H35N3O3)
計算値:C, 74.20; H, 7.26; N, 8.65.
実測値:C, 72.32; H, 7.33; N, 8.24.
N−(1,7−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)エチニル]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.99 - 1.03 (4 H, m), 1.09 - 1.26 (2 H, m), 1.57 - 1.70 (3 H, m), 2.44 (2 H, d, J=6.6 Hz), 2.54 (3 H, s), 3.20 - 3.30 (2 H, m), 3.77 - 3.87 (4 H, m), 3.99 (3 H, s), 6.28 (1 H, s), 6.35 (1 H, s), 6.79 - 6.86 (1 H, m), 7.25 (1 H, d, J=7.7 Hz), 7.51 (2 H, d, J=8.0 Hz), 7.98 (2 H, d, J=9.1 Hz), 9.99 (1 H, s).
元素分析値(C29H33N3O3・1.4H2O)
計算値: C, 70.11; H, 7.26; N, 8.46.
実測値: C, 70.28; H, 7.47; N, 8.19.
N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.59 - 2.08 (5 H, m), 2.20 (3 H, s), 2.27 - 2.33 (5 H, m), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 6.86 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.51 (1 H, s).
融点:118-119℃
元素分析値(C27H35N3O3)
計算値:C, 72.13; H, 7.85; N, 9.35.
実測値:C, 69.33; H, 7.87; N, 8.90.
N−(3,7−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.05 - 1.21 (2 H, m), 1.57 - 2.09 (7 H, m), 2.20 (3 H, s), 2.29 (3 H, s), 2.37 (2 H, d, J=6.1 Hz), 3.21 - 3.31 (2 H, m), 3.65 - 3.87 (6 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 6.86 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.49 (1 H, s).
融点:184-185℃
元素分析値(C29H37N3O4)
計算値:C, 70.85; H, 7.59; N, 8.55.
実測値:C, 70.82; H, 7.67; N, 8.44.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (9 H, s), 1.62 - 2.08 (5 H, m), 2.19 - 2.25 (5 H, m), 2.29 (3 H, s), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.96 - 4.09 (2 H, m), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 6.86 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.21 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.75 (1 H, s), 10.50 (1 H, s).
融点:178-179℃
元素分析値(C28H37N3O3)
計算値:C, 72.54; H, 8.04; N, 9.06.
実測値:C, 71.18; H, 8.11; N, 8.85.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.14 - 1.38 (5 H, m), 1.48 - 2.06 (7 H, m), 2.19 (3 H, s), 2.29 (3 H, s), 3.62 - 3.85 (4 H, m), 3.95 - 4.25 (5 H, m), 6.82 - 6.88 (1 H, m), 7.04 (2 H, d, J=8.5 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.96 (2 H, d, J=8.8 Hz), 9.74 (1 H, s), 10.48 (1 H, s).
融点:134-135℃
元素分析値(C30H39N3O4・1.4H2O)
計算値: C, 67.87; H, 7.94; N, 7.92.
実測値: C, 67.88; H, 7.97; N, 7.69.
N−{2−[(シクロペンチルアミノ)メチル]−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル}−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.25 - 1.97 (12 H, m), 2.18 (3 H, s), 2.28 (3 H, s), 2.86 - 3.03 (1 H, m), 3.61 - 3.83 (4 H, m), 3.94 - 4.21 (3 H, m), 6.84 (1 H, d, J=8.5 Hz), 7.03 (2 H, d, J=8.5 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.2 Hz), 7.95 (2 H, d, J=8.2 Hz), 9.72 (1 H, s), 10.48 (1 H, s).
融点:107-109℃
元素分析値(C28H35N3O3・0.9H2O)
計算値: C, 70.38; H, 7.76; N, 8.79.
実測値: C, 70.38; H, 7.79; N, 8.64.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (6 H, s), 1.64 - 1.73 (1 H, m), 1.81 - 1.90 (2 H, m), 1.97 - 2.04 (1 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.27 (3 H, s), 2.40 (2 H, s), 3.32 (1 H, br), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.86 (2 H, s), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.16 - 4.19 (1 H, m), 4.26 (1 H, br), 6.87 - 6.97 (3 H, m), 7.21 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.69 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.56 (1 H, d, J=2.1 Hz), 10.58 (1 H, s).
融点:151-152℃
元素分析値(C27H34N3O4F・0.25H2O)
計算値:C, 66.44; H, 7.12; N, 8.61.
実測値:C, 66.37; H, 7.01; N, 8.51.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−3,7−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.15 - 1.33 (4 H, m), 1.53 - 1.64 (2 H, m), 1.70 - 1.91 (6 H, m), 1.97 - 2.04 (1 H, m), 2.19 (3 H, s), 2.33 (3 H, s), 2.44 (1 H, br), 3.69 (1 H, q, J=6.9 Hz), 3.76 - 3.80 (3 H, m), 3.97 - 4.06 (1 H, m), 4.08 (2 H, s), 4.15 - 4.18 (1 H, m), 6.87 - 7.00 (3 H, m), 7.20 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.69 (1 H, t, J=8.7 Hz), 9.55 (1 H, s), 10.50 (1 H, s).
融点:177-178℃
元素分析値(C30H38N3O4F)
計算値:C, 68.81; H, 7.31; N, 8.02.
実測値:C, 68.96; H, 7.54; N, 7.84.
N−(2−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]メチル}−7−フルオロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.85 (9 H, s), 1.62 - 2.09 (5 H, m), 2.21 (5 H, s), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.24 (1 H, m), 6.96 (1 H, dd, J=8.3, 6.8 Hz), 7.06 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.86 (1 H, s), 11.07 (1 H, s).
融点:159-160℃
元素分析値(C27H34N3O3F)
計算値:C, 69.36; H, 7.33; N, 8.99.
実測値:C, 69.01; H, 7.35; N, 8.71.
N−(7−フルオロ−2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−3−メチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.58 - 2.09 (6 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.27 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.24 (1 H, m), 6.96 (1 H, dd, J=8.3, 6.8 Hz), 7.06 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.86 (1 H, s), 11.08 (1 H, s).
融点:134-135℃
元素分析値(C26H32N3O3F)
計算値:C, 68.85; H, 7.11; N, 9.26.
実測値:C, 69.04; H, 7.22; N, 9.15.
N−(7−フルオロ−3−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.02 - 1.25 (2 H, m), 1.56 - 2.10 (8 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.35 (2 H, d, J=6.1 Hz), 3.20 - 3.31 (2 H, m), 3.65 - 3.86 (6 H, m), 3.96 - 4.10 (2 H, m), 4.14 - 4.24 (1 H, m), 6.96 (1 H, dd, J=8.3, 6.8 Hz), 7.06 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.19 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.86 (1 H, s), 11.07 (1 H, s).
元素分析値(C28H34N3O4F)
計算値:C, 67.86; H, 6.92; N, 8.48.
実測値:C, 67.57; H, 6.98; N, 8.26.
N−(2−{[(2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 0.86 (6 H, d, J=6.8 Hz), 1.59 - 2.09 (6 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.32 - 2.39 (2 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.96 - 4.09 (5 H, m), 4.14 - 4.23 (1 H, m), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:171-172℃
元素分析値(C28H37N3O3)
計算値:C, 72.54; H, 8.04; N, 9.06.
実測値:C, 72.73; H, 8.15; N, 9.04.
4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]−N−(1,3,7−トリメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.04 - 1.22 (2 H, m), 1.57 - 2.09 (7 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.40 - 2.46 (2 H, m), 2.53 (3 H, s), 3.25 (2 H, t, J=11.0 Hz), 3.65 - 3.88 (6 H, m), 3.96 - 4.10 (5 H, m), 4.13 - 4.24 (1 H, m), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.23 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.3 Hz), 9.80 (1 H, s).
融点:173-174℃
元素分析値(C30H39N3O4)
計算値:C, 71.26; H, 7.77; N, 8.31.
実測値:C, 71.31; H, 7.86; N, 8.25.
N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.08 (6 H, s), 1.62 - 2.08 (5 H, m), 2.21 (3 H, s), 2.44 (2 H, s), 2.53 (3 H, s), 3.65 - 3.90 (4 H, m), 3.99 - 4.08 (5 H, m), 4.14 - 4.23 (2 H, m), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.1 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.0 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.81 (1 H, s).
融点:186-188℃
元素分析値(C28H37N3O4)
計算値:C, 70.12; H, 7.78; N, 8.76.
実測値:C, 70.06; H, 7.87; N, 8.66.
N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.10 (3 H, s), 1.16 - 2.08 (13 H, m), 2.20 (3 H, s), 2.53 (3 H, s), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.96 - 4.06 (5 H, m), 4.11 (1 H, s), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 6.84 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.05 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.23 (1 H, d, J=7.9 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.81 (1 H, s).
融点:183-184℃
元素分析値(C31H41N3O4)
計算値:C, 71.65; H, 7.95; N, 8.09.
実測値:C, 69.90; H, 7.85; N, 7.77.
2−フルオロ−N−(2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.20 - 1.33 (4 H, m), 1.50 - 1.60 (2 H, m), 1.63 - 1.71 (1 H, m), 1.80 - 1.90 (4 H, m), 1.96 - 1.99 (2 H, m), 2.19 (3 H, s), 2.49 (1 H, br), 2.57 (3 H, s), 3.67 - 3.72 (1 H, m), 3.75 - 3.82 (3 H, m), 3.98 (3 H, s), 3.99 - 4.15 (4 H, m), 6.70 - 6.87 (3 H, m), 7.22 (1 H, d, J=8.4 Hz), 7.67 (1 H, t, J=7.8 Hz), 9.62 (1 H, s).
融点:162-163℃
元素分析値(C31H40N3O4F・0.25H2O)
計算値:C, 66.68; H, 7.53; N, 7.75.
実測値:C, 68.69; H, 7.32; N, 7.64.
2−フルオロ−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,3,7−トリメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (6 H, s), 1.64 - 1.72 (1 H, m), 1.86 - 1.90 (2 H, m), 1.97 - 2.00 (1 H, m), 2.22 (3 H, s), 2.48 (2 H, s), 2.58 (3 H, s), 3.37 (1 H, br), 3.69 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.79 (1 H, q, J=6.3 Hz), 3.91 (2 H, s), 4.01 (3 H, s), 4.03 - 4.09 (2 H, m), 4.16 - 4.19 (1 H, m), 4.23 - 4.27 (1 H, m), 6.89 - 6.97 (3 H, m), 7.24 (1 H, d, J=8.1 Hz), 7.68 (1 H, t, J=8.4 Hz), 9.64 (1 H, s).
融点:131-132℃
元素分析値(C28H36N3O4F・0.5H2O)
計算値:C, 66.38; H, 7.36; N, 8.29.
実測値:C, 66.57; H, 7.16; N, 8.06.
N−(7−フルオロ−2−{[(trans−4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)アミノ]メチル}−1,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.09 (3 H, s), 1.20 - 1.38 (5 H, m), 1.50 - 2.14 (8 H, m), 2.22 (3 H, s), 3.65 - 3.85 (4 H, m), 3.92 (3 H, s), 3.96 - 4.24 (4 H, m), 6.98 (1 H, dd, J=8.3, 6.8 Hz), 7.06 (2 H, d, J=9.0 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.98 (2 H, d, J=8.7 Hz), 9.87 (1 H, s).
融点:122-124℃
元素分析値(C30H38N3O4F)
計算値:C, 68.81; H, 7.31; N, 8.02.
実測値:C, 67.30; H, 7.45; N, 7.50.
N−(7−フルオロ−1,3−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−6−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミド
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ: 1.03 - 1.20 (2 H, m), 1.55 - 2.15 (7 H, m), 2.23 (3 H, s), 2.41 (2 H, d, J=6.4 Hz), 3.25 (2 H, t, J=10.9 Hz), 3.65 - 3.86 (6 H, m), 3.92 (3 H, s), 3.97 - 4.10 (2 H, m), 4.13 - 4.24 (1 H, m), 6.98 (1 H, dd, J=8.5, 6.6 Hz), 7.06 (2 H, d, J=8.7 Hz), 7.22 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.97 (2 H, d, J=9.0 Hz), 9.87 (1 H, s).
融点:132-134℃
元素分析値(C29H36N3O4F)
計算値:C, 68.35; H, 7.12; N, 8.25.
実測値:C, 68.24; H, 7.33; N, 7.98.
(1)実施例1の化合物 50mg
(2)ラクトース 34mg
(3)トウモロコシ澱粉 10.6mg
(4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg
(5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg
(6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg
計 120mg
常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、錠剤機を用いて打錠することにより、錠剤が得られる。
(1)実施例1の化合物 30mg
(2)微粉末セルロース 10mg
(3)ラクトース 19mg
(4)ステアリン酸マグネシウム 1mg
計 60mg
(1)、(2)、(3)および(4)を混合して、ゼラチンカプセルに充填する。
バインディングアッセイを用いた被験化合物のヒトMCH受容体1(MCHR1)競合阻害活性の測定
WO01/82925に記載のヒトMCHR1(=SLC−1受容体)発現CHO細胞クローン57およびラットMCHR1発現CHO細胞クローン44を用いて、以下の方法によりMCHR1発現CHO細胞膜画分を調製した。5mM EDTA(エチレンジアミン四酢酸)を添加したリン酸緩衝生理食塩水(pH7.4)にヒトおよびラットMCHR1発現CHO細胞(1x108個)を浮遊させ、遠心した。細胞のペレットにホモジネートバッファー(10mM NaHCO3、5mM EDTA、pH7.5、0.5mM PMSF(フェニルメチルスルホニルフルオライド)、20mg/L ロイペプチン、4mg/L E−64、1mg/L ペプスタチンA)を10mL加え、ポリトロンホモジナイザーを用いてホモジネートした。400×gで10分間遠心して得られた上清をさらに100,000×gで1時間遠心し、膜画分の沈澱物を得た。この沈澱物を2mLのアッセイバッファー[20mM Tris−HCl(pH7.5)、5mM EDTA、0.5mM PMSF、20mg/L ロイペプチン、4mg/L E−64、1mg/L ペプスタチンA]に懸濁した。膜画分を2mg/mLのタンパク質濃度になるようにアッセイバッファーに懸濁し、分注後−80℃で保存し、使用の都度、解凍して用いた。
被験化合物のMCHR1リガンド結合阻害活性の測定は以下の通り実施した。ポリプロピレン製の96ウェルプレート(3363、Corning)に、アッセイバッファーで希釈したMCHR1発現CHO細胞膜画分(175μL)を分注した後、DMSO溶液(2μL)、DMSO溶液で希釈した100μM cold MCH(1−19)(2μL)、または種々の濃度にDMSO溶液で希釈した被験化合物溶液(2μL)を加え、最後にアッセイバッファーで希釈した[125I]−MCH(4−19)(25μL)を、それぞれのウェルに添加した。この反応液を25℃で1時間、攪拌しながら反応させた後、グラスフィルタープレート(GF/C、パーキンエルマー)を用いて吸引ろ過し、さらに洗浄液(50mM Tris−HCl緩衝液 pH7.5)(300μL)で3回洗浄した。グラスフィルタープレートを乾燥させた後、液体シンチレーターを25μL/ウェル添加し、残った放射活性をトップカウント(パーキンエルマー)で測定した。被験化合物の結合阻害率は以下の式で算出した。
結合阻害率(%)=100−(被験化合物とhot MCHを添加したときの放射活性−cold MCHとhot MCH溶液を添加したときの放射活性)/(DMSO溶液とhot MCHを添加したときの放射活性−cold MCHとhot MCH溶液を添加したときの放射活性)×100
ヒトMCHR1発現CHO細胞を用いて測定を行った、被験化合物0.1μMの結合阻害率を表1に示す。
Ca2+モビライゼーションアッセイを用いた被験化合物のMCH受容体1拮抗活性の測定
Ca2+モビライゼーションアッセイのための組み換えヒトMCHR1遺伝子を発現するCHO細胞(CHO dhfr−、クローン ♯4)は自社で作製した。細胞はMEMα培地[445mLの核酸を含まないMEMα培地に5mLのPenicillin−Streptomycin(インビトロジェン)および50mLの透析ウシ胎仔血清を加えた]で培養した。Ca2+モビライゼーションアッセイには、分注機能統合型蛍光測定器(セルラックス、パーキンエルマー)を用いた。CHO細胞は壁面が黒色、底面が透明な96ウェルのプレート(type 3904、Corning)に20000個/ウェルの密度で播種し、約24時間、5%CO2、37℃のインキュベータで培養した。培地を除き、phoshate buffered saline(PBS)で洗浄した。Ca2+指示色素試薬(同仁化学、CaスクリーニングノンウォッシュキットFluo4)を90μL/ウェルの割合で加えて、30分間、5%CO2、37℃のインキュベータで色素を細胞に浸透させた。測定器にプレートをセットして、まずアッセイ用バッファー[10mM HEPES(pH7.4)、0.1% BSAを含む1×アッセイバッファー(同仁化学、CaスクリーニングノンウォッシュキットFluo4に付属)]に希釈した被験化合物溶液またはDMSO溶液を10μL/ウェルの割合で加えて、次に50μL/ウェルの割合で、アッセイ用バッファーに希釈したリガンドMCH(4−19)ペプチド(最終濃度20nM)またはDMSOを加えた。この間、細胞内の蛍光変化を2秒間隔で測定した。リガンドMCH(4−19)ペプチド添加刺激によって生じた細胞内蛍光活性を100%、DMSO溶液のみを添加したウェルの細胞内蛍光活性を0%として、被験化合物のアンタゴニスト活性を阻害率(%)として算出した。
ヒトMCHR1発現CHO細胞を用いて測定を行った、被験化合物0.1μMの阻害率(%)を以下表2に示す。
食餌性肥満雄性F344/Jclラットを用いた摂食抑制作用の評価
動物は5週齢より高脂肪食(リサーチダイエットD12451)で飼育した食餌性肥満雄性F344/Jclラット(42〜57週齢)を用いた。実験開始前より単飼育とし、粉末高脂肪食(リサーチダイエットD12451M)を与え、水道水を経口投与して馴化した。実験開始前日夕方から翌朝までの摂餌量を測定し、この摂餌量と前日の体重を指標に群分けした。実験開始日および翌日の夕方に対照群に0.5%メチルセルロース溶液を、化合物投薬群に被験化合物の0.5%メチルセルロース懸濁液(5mg/mL)を2mL/kgで経口投与した(対照群、化合物投薬群いずれも1群6匹)。初回投与から2日後の摂餌量を測定した。各化合物投薬群の対照群に対する摂食抑制率を算出した。結果を表3に示す。
Claims (15)
- 式
[式中、
環ABは、インドール環を;
R1は、
置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、
置換されていてもよいC1−6アルキル基、
置換されていてもよいC2−6アルケニル基、または
置換されていてもよいC2−6アルキニル基を示し;
R2は、水素原子またはフッ素原子を示し;
R3は、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基を示し;
R4およびR5は、独立して、水素原子またはメチル基を示し;
R6は、水素原子またはメチル基を示し;および
R7およびR8は、
(1)R7は、水素原子またはC1−6アルキル基を示し;および
R8は、
置換されていてもよいC1−6アルキル基、
置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基、または
置換されていてもよい4ないし7員の飽和複素環基を示すか;あるいは、
(2)R7とR8は隣接する窒素原子と一緒になって、置換されていてもよい4ないし7員の含窒素複素環を形成してもよい]
で表される化合物またはその塩。 - R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基
である、請求項1記載の化合物またはその塩。 - R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基である、請求項1記載の化合物またはその塩。
- R7が、水素原子であり;および
R8が、
(a)ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基
である、請求項1記載の化合物またはその塩。 - R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環を形成する、請求項1記載の化合物またはその塩。
- R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;
R7が、水素原子であり;および
R8が、
(a)ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されてもよいC1−6アルキル基、または
(b)ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基である、請求項1記載の化合物またはその塩。 - R1が、
(a)C3−10シクロアルキル基、および5または6員の含酸素複素環基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、または
(b)1ないし3個のヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC2−6アルキニル基であり;
R3が、水素原子、フッ素原子またはメチル基であり;および
R7とR8が、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、およびC1−6アルキル基から選ばれる1ないし3個の置換基で置換されていてもよい4ないし6員の含窒素複素環を形成する、請求項1記載の化合物またはその塩。 - N−(1−メチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミドまたはその塩。
- 4−(シクロプロピルメトキシ)−N−(2−{[(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ]メチル}−1,4−ジメチル−1H−インドール−5−イル)ベンズアミドまたはその塩。
- N−(1,4−ジメチル−2−{[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]メチル}−1H−インドール−5−イル)−4−[(2S)−テトラヒドロフラン−2−イルメトキシ]ベンズアミドまたはその塩。
- 請求項1記載の化合物またはその塩を含む、医薬。
- メラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤である、請求項11記載の医薬。
- 摂食抑制剤である、請求項11記載の医薬。
- 肥満症の予防または治療剤である、請求項11記載の医薬。
- 肥満症の予防または治療剤を製造するための、請求項1記載の化合物またはその塩の使用。
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