JP5709021B2 - 板状体取出装置及び車両用昇降装置の生産設備 - Google Patents
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そして、このような板状体取出装置において、従来では、係合部を上方に移動させて板状体に備えられた被係合部に係合部を下方から係合させ、さらに係合体を上方に移動させて板状体を支持体から持ち上げる板状体持ち上げ部を備え、板状体持ち上げ部にて板状体を持ち上げて板状体を支持体から取り出すように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そのため、支持体から板状体を取り出した後、板状体の姿勢を縦姿勢から横姿勢に姿勢変更させ、その後、被係合部から係合部を離脱させてその係合部を作業の邪魔にならないように板状体から離間させて、板状体に対する作業を行い易くすることが考えられる。しかし、このようにすると、板状体の姿勢を横姿勢に姿勢変更させたあと、係合部を被係合部から離脱させるように係合部を移動させる操作と、その離脱させた係合部を板状体から離間させる操作とが必要であり、板状体を支持体から取り出した後に係合部を板状体から離間させる作業に手間が掛かるため、板状体に対する作業へ円滑に移行できないものであった。
係合部を上方に移動させて前記板状体に備えられた被係合部に前記係合部を下方から係合させて前記板状体を前記支持体から持ち上げる板状体持ち上げ部と、前記板状体持ち上げ部を支持し且つ水平方向に沿う揺動軸心周りの揺動により起立姿勢から転倒姿勢に揺動自在に構成されて、前記起立姿勢から前記転倒姿勢への揺動により、前記板状体持ち上げ部にて支持された前記板状体の姿勢を前記縦姿勢から前記板状体の厚み方向が上下方向に沿う横姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部と、前記姿勢変更部にて前記横姿勢に姿勢変更された前記板状体を載置支持する載置支持部と、を備え、前記板状体持ち上げ部が、前記姿勢変更部が前記起立姿勢に姿勢変更されている状態で前記係合部を上方に移動させて前記係合部を前記被係合部に係合させ、且つ、前記姿勢変更部を前記転倒姿勢に姿勢変更されている状態で前記係合部を水平方向に沿って移動させて前記係合部を前記被係合部から離脱させるように構成され、前記姿勢変更部が、自重により前記転倒姿勢から下方側に揺動自在に構成されて、前記板状体が前記載置支持部に載置支持されている状態で前記係合部が前記被係合部から離脱されるに伴って自重により前記転倒姿勢から下方側に揺動して前記係合部が前記板状体の下方に退避するように構成されている点にある。
次に、姿勢変更部を起立姿勢から転倒姿勢に姿勢変更させることで、板状体持ち上げ部も揺動して、板状体持ち上げ部に支持された板状体の姿勢が縦姿勢から横姿勢に姿勢変更し、この横姿勢の板状体は載置支持部にて載置支持される。
その後、板状体持ち上げ部にて係合部を水平方向に移動させて係合部を被係合部から離脱させると、姿勢変更部は自重により下方に揺動し、これに伴って係合部が下方に移動して板状体の下方に退避する。
そして、第2横側係合部を規制解除位置に移動させることで、支持体に支持されている板状体の横幅方向の他方側への移動の規制を解除することができる。そのため、板状体持ち上げ部にて、係合部を横幅方向の他方側斜め上方に移動させて板状体を他方側斜め上方に持ち上げることができ、第1横側係合部や第2横側係合部に板状体が干渉し難い状態で板状体を持ち上げることができる。
そして、載置体に対する作業が終わった後は、載置体の姿勢は載置面が上方に向く表向き姿勢となっており、また、組み立て途中の車両用昇降装置に取り付けるときは載置体を表向き姿勢の場合が多いため、このように載置体を表向き姿勢で取り付ける車両用昇降装置に対して、載置体の姿勢を変えることなく取り付けることができる。
図1に示すように、車両用昇降装置Lの生産設備において生産される車両用昇降装置Lは、後部の開口部Oを開閉する開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両Vにおいて、その後部に搭載して用いられるものである。
車両用昇降装置Lは、板状体として車椅子Cを載置する載置体2を備え、且つ、載置体2を昇降操作して載置体2を地面近くの下降位置と車両Vの床面近くの上昇位置とに昇降移動させる昇降操作機構4を備えている。
詳細な説明は省略するが、昇降操作機構4は、カバー体5内に収納された平行四連リンク機構(図示せず)や昇降アーム6等で構成されており、カバー体5内には油圧シリンダも備えられている。
図2に示すように、生産設備には、車両用昇降装置Lを流れ作業で組み立てる組立箇所E1と、組立箇所E1にて組み立てられた車両用昇降装置Lの検査を行う検査箇所E2とが設定されている。
そして、組立箇所E1では、組立ラインL1に沿って移動する移動台車8上に基枠1を支持させた状態で基枠1に部品を取り付けて車両用昇降装置Lを組み立て、検査箇所E2では、移動台車8を検査台9に隣接するように移動させ、組立箇所E1で組み立てられた車両用昇降装置Lを移動台車8から検査台9に乗り移らせて、検査台9上で車両用昇降装置Lの検査を行うようになっている。ちなみに、検査箇所E2では、載置体2のスライド移動の検査をするスライド検査や昇降枠3の昇降移動の検査をする昇降検査が行われる。
図2に示すように、組立箇所E1の一部には載置体組立箇所E3が設定されており、載置体2の組立作業は載置体組立箇所E3で行われる。
ちなみに、反転装置14にて載置体2を裏向き姿勢で支持した状態で、載置体2の裏面に対する組立作業を行い、反転装置14にて載置体2を表向き姿勢で支持した状態で、載置体2の表面に対する組立作業を行うようになっている。
支持カセット12は、フォークリフト等で載置体組立箇所E3の所定位置に搬送される。尚、支持カセット12を説明するに当り、支持した載置体2が並ぶ方向を前後方向と称し、その前後方向と直交する水平方向を横幅方向と称して説明する。
図3及び図4に示すように、支持カセット12は、縦姿勢の載置体2の下端部が上方から係合自在で且つ係合した載置体2を支持する下方側係合部17と、縦姿勢の載置体2が横幅方向の一方側から係合自在で且つ係合した載置体2の横幅方向の一方側への移動を規制する第1横側係合部18と、縦姿勢の載置体2が横幅方向の他方側から係合自在で且つ係合した載置体2の横幅方向の他方側への移動を規制する第2横側係合部19と、を備えて構成されている。
また、支持カセット12には、下方側係合部17、第1横側係合部18及び第2横側係合部19が前後方向に複数並べて設けられており、支持カセット12は、縦姿勢の載置体2を前後方向に複数並べた状態で支持自在に構成されている。
図3に示すように、板状体取出装置13は、係合部21を上方に移動させて載置体2に備えられた被係合部22に係合部21を下方から係合させて載置体2を支持カセット12から持ち上げる板状体持ち上げ部としてのエアーシリンダ23と、エアーシリンダ23を支持し且つ水平方向に沿う揺動軸心X周りの揺動により起立姿勢から転倒姿勢に揺動自在に構成された姿勢変更部24と、姿勢変更部24にて横姿勢に姿勢変更された載置体2を載置支持する載置支持部25と、姿勢変更部24を転倒姿勢に揺動させた状態で係合部21を載置支持する係合部支持部26と、を備えて構成されている。
また、板状体取出装置13は、移動車輪を備えた取出台車部27を備えており、床面上を移動自在に構成されている。
姿勢変更部24を起立姿勢に姿勢変更させた状態では、姿勢変更部24の重心が揺動軸心Xより前方に位置しており、姿勢変更部24の起立姿勢における転倒姿勢とは反対側への自重による揺動は、図7に示すように接触体29が取出台車部27に接触することで規制されており、姿勢変更部24は起立姿勢で保持されている。
また、図7に示すように、姿勢変更部24を起立姿勢とした状態で、その姿勢変更部24の前方に位置するようにエアーシリンダ23が設けられており、そのエアーシリンダ23から前方側に突出する状態で係合部21が設けられている。
そして、載置体2には、載置した車椅子Cを載置体2に固定するための固定装置7(図1参照)を設置するための設置用開口2cが備えられており、板状体取出装置13は、この設置用開口2cの縁部を被係合部22として係合部21を係合させるように構成されている。
このように、エアーシリンダ23は、姿勢変更部24が起立姿勢に姿勢変更されている状態において、係合部21を横幅方向の他方側斜め上方に移動させて係合部21を被係合部22に係合させ、且つ、係合部21を横幅方向の他方側斜め上方に移動させて載置体2を斜め上方に持ち上げるように構成されている。
このように姿勢変更させた状態では、転倒姿勢の姿勢変更部24は、係合部21が係合部支持部26に載置支持されることにより転倒姿勢で保持されるとともに、裏向き姿勢の載置体2は、載置支持部25に載置支持されている。ちなみに、図8に示すように、係合部21の前壁部分21cは載置体2の被係合部22から上方に離間している。
このようにエアーシリンダ23は、姿勢変更部24を転倒姿勢に姿勢変更されている状態で係合部21を水平方向に沿って移動させて係合部21を被係合部22から離脱させるように構成されている。
図8に示すように、姿勢変更部24を転倒姿勢に姿勢変更させたときは、係合部21の後壁部分21bが係合部支持部26に支持されることにより姿勢変更部24は転倒姿勢で保持されている。また、裏向き姿勢の載置体2は、載置支持部25に載置支持されており、係合部21の前壁部分21cと載置体2の被係合部22との間には隙間が形成されている。
このようにして、係合部支持部26における係合部21を載置支持する案内面30は、係合部21が離脱側に移動するに伴って下方側に案内するように下方側ほど揺動軸心X側に位置する傾斜面に形成されている。尚、揺動軸心Xは案内面30より前方で且つ第1傾斜部分30aより下方に位置している。
そして、図10に示すように、さらにエアーシリンダ23を短縮作動させることで、係合部21が第2傾斜部分30bに案内されて速やかに下方に移動しながら前方に移動し、この係合部21の移動に伴って姿勢変更部24が速やかに下方に揺動する。このように係合部21が下方に移動することで、係合部21が載置支持部25に支持された裏向き姿勢の載置体2の下方に退避するようになっている。
図8〜図10に示すように、姿勢変更部24が、転倒姿勢から下方に揺動して退避姿勢まで揺動すると、図10に示すように、姿勢変更部24が取出台車部27に設けられた受け止め部32に受け止め支持されることで退避姿勢で保持されるように構成されている。
図11及び図12に示すように、反転装置14は、水平方向に沿う軸心周りに揺動自在な反転用支持体33と、反転用支持体33に固定されて載置体2を反転用支持体33に固定するための固定機構34と、板状体取出装置13を受渡位置に案内する案内体35と、が備えられている。反転用支持体33は、板状体取出装置13の載置支持部25に載置支持されている裏向き姿勢の載置体2を固定機構34にて固定自在な受取姿勢(図12参照)と、この受取姿勢から水平方向に沿う軸心周りに揺動して載置体2を載置面が上方を向く表向き姿勢に表裏反転させた反転姿勢(図11参照)と、に姿勢変更自在に構成されている。
反転装置14は、反転用支持体33を受取姿勢に姿勢変更させた状態では、固定機構34にて反転用支持体33に固定することで反転用支持体33にて吊下げ支持される形態で載置体2を支持しているが、反転用支持体33を反転姿勢に姿勢変更させた状態では、載置体2は反転用支持体33にて載置支持される形態で支持している。そのため、反転装置14は、反転用支持体33を反転姿勢に姿勢変更させた状態で固定機構34による固定を解除したとしても、載置体2は反転用支持体33に載置支持された状態が維持されるように構成されている。
図14に示すように、取付用台車15は、移動車輪を備えた取付台車部36と、作業者の手動操作により昇降操作自在な昇降台37とを備えて、床面上を移動自在に構成されている。取付用台車15は、反転用支持体33が反転姿勢に姿勢変更され且つ固定機構34による載置体2に対する固定が解除され、且つ、昇降台37が反転用支持体33に表向き姿勢で載置支持されている載置体2の下方に位置するように移動させた状態で、昇降台37を上昇移動させることで、反転用支持体33にて載置支持されている載置体2を昇降台37にて掬い取るように構成されている。
そして、昇降台37に載置体2を載置支持させた状態で、取付用台車15を組立ラインL1を移動する移動台車8側に移動させて、載置体2を組み立て途中の車両用昇降装置Lに取り付けるようになっている。
(1)上記実施形態では、板状体持ち上げ部を、係合部21を横幅方向の他方側斜め上方に移動させて板状体を横幅方向の他方側斜め上方に持ち上げるように構成したが、板状体持ち上げ部を、係合部21を直上に移動させて板状体を直上に持ち上げるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、係合部21を直上に移動させて板状体を直上に持ち上げる場合は、第2横側係合部19を規制位置に固定状態で設けてもよい。
また、係合部支持部26の案内面30に、第1傾斜部分30aと第2傾斜部分30bとを備えたが、第1傾斜部分30aに相当する部分を水平面に形成して、第2傾斜部分30bのみを備えてもよい。また、第1傾斜部分30aの傾斜角と第2傾斜部分30bの傾斜角とを同じにしてもよい。
板状体を表裏反転させる必要がない場合には、例えば、板状体取出装置13にて取り出した横姿勢の板状体が表向き姿勢であり、その姿勢のまま組み立て途中の車両用昇降装置Lに取り付ける場合が考えられる。
また、板状体取出装置を、車両用昇降装置を生産する生産設備以外に設けてもよく、支持体から縦姿勢の板状体を取り出して横姿勢に姿勢変更させる必要がある設備であればよい。
また、上記実施形態では、板状体持ち上げ部をエアーシリンダ23にて構成したが、板状体持ち上げ部を、端部に係合部21を固定したラック部材と、そのラック部材に係合するギアと、ギアを回転駆動させる電動モータと、を備えて構成する等、板状体持ち上げ部の構成は適宜変更可能である。
2c 設置用開口
4 昇降操作機構
12 支持体
13 板状体取出装置
17 下方側係合部
18 第1横側係合部
19 第2横側係合部
21 係合部
21a 凹入部
22 被係合部
23 板状体持ち上げ部
24 姿勢変更部
25 載置支持部
26 係合部支持部
30 案内面
30a 第1傾斜部分
30b 第2傾斜部分
33 反転用支持体
34 固定機構
L 車両用昇降装置
X 揺動軸心
Claims (7)
- 縦姿勢の板状体を前記板状体の厚み方向に複数並べた状態で支持自在な支持体から前記板状体を取り出す板状体取出装置であって、
係合部を上方に移動させて前記板状体に備えられた被係合部に前記係合部を下方から係合させて前記板状体を前記支持体から持ち上げる板状体持ち上げ部と、
前記板状体持ち上げ部を支持し且つ水平方向に沿う揺動軸心周りの揺動により起立姿勢から転倒姿勢に揺動自在に構成されて、前記起立姿勢から前記転倒姿勢への揺動により、前記板状体持ち上げ部にて支持された前記板状体の姿勢を前記縦姿勢から前記板状体の厚み方向が上下方向に沿う横姿勢に姿勢変更させる姿勢変更部と、
前記姿勢変更部にて前記横姿勢に姿勢変更された前記板状体を載置支持する載置支持部と、を備え、
前記板状体持ち上げ部が、前記姿勢変更部が前記起立姿勢に姿勢変更されている状態で前記係合部を上方に移動させて前記係合部を前記被係合部に係合させ、且つ、前記姿勢変更部を前記転倒姿勢に姿勢変更されている状態で前記係合部を水平方向に沿って移動させて前記係合部を前記被係合部から離脱させるように構成され、
前記姿勢変更部が、自重により前記転倒姿勢から下方側に揺動自在に構成されて、前記板状体が前記載置支持部に載置支持されている状態で前記係合部が前記被係合部から離脱されるに伴って自重により前記転倒姿勢から下方側に揺動して前記係合部が前記板状体の下方に退避するように構成されている板状体取出装置。 - 前記支持体が、前記縦姿勢の前記板状体が上方から係合自在で且つ係合した前記板状体を支持する下方側係合部と、前記縦姿勢の前記板状体が上方及び横幅方向の一方側から係合自在で且つ係合した前記板状体の横幅方向の他方側への移動を規制する第1横側係合部と、前記縦姿勢の前記板状体が横幅方向の他方側から係合自在で且つ係合した前記板状体の横幅方向の一方側への移動を規制する第2横側係合部と、を備え、
前記第2横側係合部が、前記板状体の横幅方向の一方側への移動を規制する規制位置と当該規制を解除した規制解除位置とに移動自在に構成され、
前記板状体持ち上げ部が、前記姿勢変更部を前記起立姿勢に姿勢変更させた状態において、前記係合部を前記横幅方向の一方側斜め上方に移動させて前記板状体を前記横幅方向の一方側斜め上方に持ち上げるように構成されている請求項1記載の板状体取出装置。 - 前記姿勢変更部を前記転倒姿勢に揺動させた状態で前記係合部を載置支持する係合部支持部を備え、
前記係合部が、前記板状体の厚み方向での前記被係合部の幅より幅広の凹入部を備え、前記凹入部が前記被係合部に嵌合することで前記被係合部に係合するように構成され、
前記係合部支持部における前記係合部を載置支持する案内面が、係合部が離脱側に移動するに伴って下方側に案内するように下方側ほど揺動軸心側に位置する傾斜面に形成されている請求項1又は2記載の板状体取出装置。 - 前記案内面が、前記係合部が前記被係合部から離脱される前に前記係合部を下方側に案内する第1傾斜部分と、前記係合部が前記被係合部から離脱された後に前記係合部を下方側に案内する第2傾斜部分と、を備え、
前記第2傾斜部分の傾斜角が、前記第1傾斜部分の傾斜角より大きい請求項3記載の板状体取出装置。 - 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の板状体取出装置が設けられた車両用昇降装置の生産設備であって、
前記車両用昇降装置が、前記板状体として車椅子を載置する平板状の載置体を備え、且つ、前記載置体を昇降操作して前記載置体を地面近くの下降位置と車両の床面近くの上昇位置とに昇降移動させる昇降操作機構を備えている車両用昇降装置の生産設備。 - 前記載置体が、載置した車椅子を載置体に固定するための固定装置を設置するための設置用開口を備え、
前記板状体取出装置は、前記設置用開口の縁部を前記被係合部として前記係合部を係合させるように構成されている請求項5記載の車両用昇降装置の生産設備。 - 前記横姿勢が、前記載置体における前記車椅子を載置する載置面が下方に向く裏向き姿勢であり、
前記板状体取出装置の前記載置支持部に載置支持されている裏向き姿勢の前記載置体を固定機構にて固定自在な受取姿勢と、この受取姿勢から水平方向に沿う軸心周りに揺動して前記載置体を前記載置面が上方を向く表向き姿勢に表裏反転させた反転姿勢と、に姿勢変更自在な反転用支持体が設けられている請求項5又は請求項6記載の車両用昇降装置の生産設備。
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