JP5703350B2 - 有機発光層材料,有機発光層材料を用いた有機発光層形成用塗布液,有機発光層形成用塗布液を用いた有機発光素子および有機発光素子を用いた光源装置 - Google Patents
有機発光層材料,有機発光層材料を用いた有機発光層形成用塗布液,有機発光層形成用塗布液を用いた有機発光素子および有機発光素子を用いた光源装置 Download PDFInfo
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そのため、充分に青色発光を起こすためには、緑色ドーパントの量及び赤色ドーパントの量を著しく少なくする必要があった。
有機層13の積層構造は必ずしも上記のようである必要はなく、発光層3のみの単層構造でもよい。また、有機層13は正孔輸送層2のない積層構造、電子輸送層8が電子輸送層とブロッキング層の積層構造などでもかまわない。図1における有機発光素子に電源,筐体などが備えられることで光源装置となる。
本実施例では、弗化リチウムを用いた。そのほか弗化マグネシウム,弗化カルシウム,弗化ストロンチウム,弗化バリウム,酸化マグネシウム,酸化カルシウムを用いてもよい。
また、電子輸送材料とアルカリ金属或はアルカリ金属酸化物などの混合物を用いてもよい。また、電子輸送材料と電子供与性材料の混合物を用いてもよい。もちろんこれらの材料に限られるわけではなく、また、これらの材料を2種以上併用しても差し支えない。
溶媒の溶解度は液体クロマトグラム法によって測定される。
赤色ドーパント5として下記の(化6)、青色ドーパント7として下記の(化7)を用いた以外は実施例1と同様に発光素子を作製したところ、青色及び緑色の発光が弱く赤色の強い発光しか得られなかった。これは、青色ドーパント7に緑色ドーパント6及び赤色ドーパント5が近接したため、青色ドーパント7及び緑色ドーパント6から赤色ドーパント5へのエネルギー移動が起こったためと考えられる。
赤色ドーパント5に(化6)を用いた以外は実施例2と同様に発光素子を作製したところ、青色及び緑色の発光が弱く、赤色の強い発光しか得られなかった。
2 正孔輸送層
3 発光層
4 ホスト材料
5 赤色ドーパント
6 緑色ドーパント
7 青色ドーパント
8 電子輸送層
9 電子注入層
10 基板
11 下部電極
12 上部電極
Claims (14)
- 第一の電極と、
第二の電極と、
前記第一の電極と前記第二の電極との間に配置された発光層とを有する有機発光素子で
あって、
前記発光層はホスト材料,赤色ドーパント及び緑色ドーパントを含み、
前記赤色ドーパントは下記(化2)で表されるイリジウム錯体であることを特徴とする有機発光素子。
- 請求項1に記載の有機発光素子において、
前記赤色ドーパントが前記発光層内で濃度勾配を有していることを特徴とする有機発光素子。 - 請求項1に記載の有機発光素子において、
前記赤色ドーパントが前記発光層内の前記第一の電極側に偏在していることを特徴とする有機発光素子。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機発光素子において、
前記発光層は青色ドーパントを含み、
前記青色ドーパントは、ヒドロキシ基,カルボシキル基,スルホ基,I,Br,Cl,F,SCN,CN,NH2,NO2,ビピリジル基のうちの1つを有することを特徴とする有機発光素子。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機発光素子において、
前記第二の電極と前記発光層との間に正孔輸送層が配置され、
前記発光層は青色ドーパントを含み、
前記青色ドーパントは、アリールアミノ基,カルバゾール基,ヒドラゾン部位のうちの1つを有することを特徴とする有機発光素子。 - 請求項4または5に記載の有機発光素子において、
前記青色ドーパントが前記発光層内で濃度勾配を有している有機発光素子。 - 請求項4または5に記載の有機発光素子において、
前記青色ドーパントが前記発光層内の前記第二の電極側に偏在している有機発光素子。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の有機発光素子において、
前記ホスト材料は、フルオロアルキル基,パーフルオロアルキル基,アルキル基(Cの数は10以上),パーフルオロポリエーテル基及びシロキシ基のうちの1つを有することを特徴とする有機発光素子。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機発光素子に用いられる発光層形成用塗液であって、
前記発光層形成用塗液は、溶媒,ホスト材料,赤色ドーパント及び緑色ドーパントを含む発光層形成用塗液。 - 請求項4乃至8のいずれか一項に記載の有機発光素子に用いられる発光層形成用塗液であって、
前記発光層形成用塗液は、溶媒,ホスト材料,赤色ドーパント,緑色ドーパント及び青色ドーパントを含むことを特徴とする発光層形成用塗液。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の有機発光素子において、
前記発光層は金属酸化物微粒子を含むことを特徴とする有機発光素子。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機発光素子に用いられる発光層形成用材料であって、
発光層形成用材料は、ホスト材料,赤色ドーパント及び緑色ドーパントを含むことを特徴とする発光層形成用材料。 - 請求項4乃至8のいずれか一項に記載の有機発光素子に用いられる発光層形成用材料であって、
発光層形成用材料は、ホスト材料,赤色ドーパント,青色ドーパント及び緑色ドーパントを含むことを特徴とする発光層形成用材料。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の有機発光素子を備えることを特徴とする光源装置。
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