JP5702884B1 - 光コネクタプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】フェルールをプラグフレームへスムースに挿入することができ、手間を要せず短時間に組み立てることができる光コネクタプラグを提供する。【解決手段】光コネクタプラグ10Aでは、フェルール11のキャピラリ15の先端面からフランジ17の前端面までの軸方向の長さがプラグフレーム12Aの第1収容スペースの軸方向前方の前端からプラグフレーム12Aの軸方向後方の後端までの軸方向の長さよりも大きく、プラグフレーム12Aの後端にフランジ17の前端面が当接した状態において、キャピラリ15の先端面が第2収容スペースに位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバどうしを光接続させる光コネクタプラグに関する。
光通信に利用される光ファイバは、光コネクタを利用して光接続が行われる。光コネクタは、光ファイバの先端を保持した光コネクタプラグと、光コネクタプラグどうしを固定して光ファイバの光接続を行う光コネクタアダプタとから構成される。そのような光コネクタとしては、光ファイバを保持する外径が約2.5mmのキャピラリ(フェルール用筒状体)を利用して光接続を行うSC形光コネクタ、または、光ファイバを保持する外径が約1.25mmのキャピラリ(フェルール用筒状体)を利用して光接続を行うLC形光コネクタ等がある。
特許文献1には、光ファイバを内部に保持したフェルールをプラグフレームの内部に挿入し、ばね(コイルスプリング)をフェルールとストップリングとの間に設置し、プラグフレームとストップリングとを係合固定して組み立てる光コネクタプラグが開示されている。特許文献1に開示の光コネクタプラグでは、フェルールのフランジおよびばねがプラグフレームの第1収容スペースに収容され、フェルールのキャピラリがプラグフレームの第2収容スペースに収容される。
シングルモード光ファイバを使用する場合、光ファイバのコア偏心方向を確認し、その方向をフェルールの軸周りの位置とした後、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置を確認しつつ、光コネクタプラグの組立を行う。また、フェルールの先端面の斜め加工(斜めPC研磨など)を行う場合、プラグフレームに対してフェルールの軸周りの位置を揃えた状態で光コネクタプラグの組立を行う。
特許文献2には、上下に対して非対称な形状のフランジを備えたフェルールを有し、光コネクタプラグのフェルールを収容するフェルール収容スペースがそのフランジに対応する形状を有する光コネクタプラグが開示されている。このような光コネクタプラグを組み立てる場合、フェルールに紐付きダストキャップを被せ、プラグフレームに紐付きダストキャップを通し、フェルールをプラグフレーム内に挿入する方法が開示されている。
特開2001−147345号公報(第12A頁、第2図および第5図) 特許第5369053号公報(段落「0025」、「0027」、「0046」、「0049」、「0057」および図11,13,18)
特許文献1に開示の光コネクタプラグでは、フェルールのフランジがプラグフレームの中に入った直後の状態において、フェルールのキャピラリの先端面がプラグフレームの第2収容スペースに達しておらず、フェルールのキャピラリがプラグフレームの第1収容スペースの内部で径方向へ大きく傾斜することができる。キャピラリが第1収容スペースの内部で径方向へ傾斜した状態で、フェルールをプラグフレームの軸方向へさらに挿入していくと、キャピラリの先端面が、プラグフレームの第1収容スペースの軸方向前方の前端(フランジ当接面)に衝突し、フェルールをプラグフレームにスムースに挿入することができない。また、特許文献2に開示の光コネクタプラグを組み立てる場合には、予め、紐付きダストキャップを用意しておく必要がある。
光ファイバのコア偏心方向の確認を行った場合やフェルール端面の斜め研磨加工を行った場合では、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置を揃えて光コネクタプラグを組み立てる必要がある。特許文献1に開示の光コネクタプラグでは、フェルールのフランジがプラグフレームの中に入った直後の状態で、フェルールの軸周りの回転が規制されておらず、フェルールがプラグフレームの第1収容スペースの内部で回転することができるため、プラグフレームに対してフェルールの軸周りの位置がずれてしまう場合がある。
光ファイバの敷設現場における実際の光コネクタプラグの組立では、フェルールから後方に延びる光ファイバ心線を持ってフェルールをプラグフレームに挿入するから、プラグフレームの挿入口に正確に狙いを定めるとともに、軸周りに回転させることなくフェルールをプラグフレームに挿入しなければならない。したがって、光ファイバの敷設現場の作業環境によっては光コネクタプラグの組立に手間と時間とを要し、光コネクタプラグを手間を要せず短時間に組み立てることができない場合がある。
本発明の目的は、紐付きダストキャップ等を取り付けることなく、フェルールをプラグフレームへスムースに挿入することができ、手間を要せず短時間に組み立てることができる光コネクタプラグを提供することにある。本発明の他の目的は、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置合わせを容易に行うことができ、プラグフレームに対してフェルールの軸周りの位置を一致させた状態で、フェルールをプラグフレームに収容することができる光コネクタプラグを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、軸方向へ延びる少なくとも1本の光ファイバを保持したフェルールと、フェルールを収容するプラグフレームと、プラグフレームに係合するストップリングと、フェルールとストップリングとの間に設置されてフェルールを軸方向前方へ付勢するばねとを備えた光コネクタプラグである。
前記前提における本発明の特徴としては、フェルールが、その軸方向前方に光ファイバが露出する先端面を備えたキャピラリと、キャピラリの軸方向後方に位置してキャピラリから径方向外方へ延びるフランジとを有し、プラグフレームが、その軸方向後方に位置してフェルールを挿入する挿入口と、挿入口から軸方向前方に延びていてフランジおよびばねを収容する第1収容スペースと、第1収容スペースの軸方向前方の前端からプラグフレームの軸方向前方の前端まで延びていてキャピラリが位置する第2収容スペースとを有し、第1収容スペースの軸方向前方の前端から径方向内方へ延びるフランジ当接面が第2収容スペースの軸方向後方に形成され、光コネクタプラグでは、フェルールのキャピラリの先端面からフランジの前端面までの軸方向の長さがプラグフレームの第1収容スペースの軸方向前方の前端からプラグフレームの軸方向後方の後端までの軸方向の長さよりも大きく、プラグフレームの第1収容スペースの断面形状がフェルールのフランジの形状と略同形状であり、第1収容スペースにフランジが軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合することにある
本発明の一例としては、フランジの形状と第1収容スペースの断面形状とが共に多角形である
本発明の他の一例としては、フランジの多角形の形状と第1収容スペースの多角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされている
本発明の他の一例としては、フランジの形状と第1収容スペースの断面形状とが共に四角形である。
本発明の他の一例としては、フランジの四角形の形状と第1収容スペースの四角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされている
本発明にかかる光コネクタプラグによれば、フェルールのキャピラリの先端面からフランジの前端面までの軸方向の長さがプラグフレームの第1収容スペースの軸方向前方の前端からプラグフレームの軸方向後方の後端までの軸方向の長さよりも大きく、挿入口に延びるプラグフレームの後端にフランジの前端面を当接させた状態においてキャピラリの先端面が第2収容スペースに位置するから、特許文献1に開示の光コネクタプラグや特許文献2に開示の光コネクタと異なり、フェルールのプラグフレームへの挿入時に、フェルールのキャピラリの先端面が第1収容スペースの前端(フランジ当接面)を越えて第2収容スペースに位置し、キャピラリの先端面が第1収容スペースの前端(フランジ当接面)に衝突することはなく、フェルールをプラグフレームへスムースに挿入することができ、フェルールのフランジおよびばねを第1収容スペースに容易に収容することができるとともに、フェルールのキャピラリを第2収容スペースに容易に位置させることができる。光コネクタプラグは、キャピラリの先端面が第1収容スペースの前端(フランジ当接面)に衝突することがないから、光ファイバの端面やフェルールの先端面の傷付きを防ぐことができ、光ファイバの端面やフェルールの先端面が傷付くことによる光接続の不具合を防止することができる。光コネクタプラグは、フェルールをプラグフレームへスムースに挿入することができるから、それを光ファイバの敷設現場において手間を要せず短時間に組み立てることができ、光ファイバの光接続作業を効率よく行うことができる。
光コネクタプラグは、フランジの形状とプラグフレームの第1収容スペースの断面形状とが略同形状であり、第1収容スペースにフランジが軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合するから、フェルールのプラグフレームへの挿入時であって、フランジの形状と第1収容スペースの断面形状とが軸方向に対向一致するように、フランジが第1収容スペースに進入可能に向き合ったときに、第1収容スペースにフランジが軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合する。したがって、フェルールのフランジを第1収容スペースに挿入することによってフランジの軸周りへの回転が阻止され、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置が必然的に確定し、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置合わせを省くことができ、光コネクタプラグを手間を要せず短時間に組み立てることができる。光コネクタプラグは、フェルールのフランジが第1収容スペースに嵌合したときに、フランジの軸周りへの回転が不能になるから、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置ずれを防ぎつつ、プラグフレームに対してフェルールの軸周りの位置を一致させた状態で、フェルールをプラグフレームに収容することができる。
フランジの形状とプラグフレームの第1収容スペースの断面形状とが共に多角形または、フランジの形状と第1収容スペースの断面形状とが共に四角形である光コネクタプラグは、フェルールのプラグフレームへの挿入時であって、第1収容スペースの多角形または四角形の形状にフランジの多角形または四角形の形状が軸方向へ対向一致するように、フランジが第1収容スペースに進入可能に向き合ったときに、第1収容スペースにフランジが軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合するから、フェルールのフランジを第1収容スペースに挿入することによってプラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置が必然的に確定し、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置合わせを省くことができ、光コネクタプラグを手間を要せず短時間に組み立てることができる。光コネクタプラグは、多角形または四角形のフランジが多角形または四角形の第1収容スペースに嵌合したときに、フランジの軸周りへの回転が不能になるから、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置ずれを防ぎつつ、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置を一致させた状態で、フェルールをプラグフレームに収容することができる。
フランジの多角形の形状と第1収容スペースの多角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされ、または、フランジの四角形の形状と第1収容スペースの四角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされている光コネクタプラグは、フェルールのプラグフレームへの挿入時に第1収容スペースの多角形または四角形の面取りされた角にフランジの多角形または四角形の面取りされた角をスムースに挿入することができ、光ファイバの光接続作業を効率よく行うことができる。光コネクタプラグは、面取り形状を有する多角形または四角形のフランジが面取り形状を有する多角形または四角形の第1収容スペースに嵌合したときに、フランジの軸周りへの回転が不能になるから、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置ずれを防ぎつつ、プラグフレームに対するフェルールの軸周りの位置を一致させた状態で、フェルールをプラグフレームに収容することができる。
一例として示す光コネクタプラグの分解斜視図。 組み立てた状態の光コネクタプラグの正面図。 図2のI−I線矢視断面図。 フェルールの斜視図。 フェルールの正面図。 プラグフレームの斜視図。 プラグフレームの背面図。 図7のII−II線矢視断面図。 光コネクタプラグの組立て過程におけるフェルールおよびプラグフレームの一例を示す斜視図。 図9の正面図。 図10のIII−III線矢視断面図。 光コネクタプラグの組立て過程におけるフェルールおよびプラグフレームの他の一例を示す斜視図。 図12の正面図。 図13のIV−IV線矢視断面図。 光コネクタプラグの組立て過程におけるフェルールおよびプラグフレームの他の一例を示す斜視図。 図15の正面図。 図1のV−V線矢視断面図。 フェルールがプラグフレームに進入した状態を示す背面図。 他の一例として示す光コネクタプラグの図3と同様の断面図。 他の一例として示すプラグフレームの背面斜視図。 プラグフレームの背面図。 図21のVI−VI線矢視断面図。 光コネクタプラグの組立て過程におけるフェルールおよびプラグフレームの一例を示す図14と同様の断面図。 光コネクタプラグの組立て過程におけるフェルールおよびプラグフレームの他の一例を示す図17と同様の断面図。
一例として示す光コネクタプラグ10Aの分解斜視図である図1等の添付の図面を参照し、本発明にかかる光コネクタプラグの詳細を説明すると、以下のとおりである。なお、図2は、組み立てた状態の光コネクタプラグ10Aの正面図であり、図3は、図2のI−I線矢視断面図である。図4は、フェルール11の斜視図であり、図5は、フェルール11の正面図である。図6は、プラグフレーム12Aの斜視図であり、図7は、プラグフレーム12Aの背面図である。図8は、図7のII−II線矢視断面図である。図1〜図3では、軸方向を矢印A(図1,3のみ)、縦方向を矢印Bで示し、径方向(横方向)を矢印C(図1,2のみ)で示す。
光コネクタプラグ10Aは、LC形光コネクタ(JIS C 5964−20、または、IEC 61754−20)の寸法規格を満たすものであり、光ファイバどうしの光接続に使用される。光コネクタプラグ10Aは、フェルール11およびプラグフレーム12Aと、ストップリング13およびばね14(コイルスプリング)と、ブーツ59とから形成されている。フェルール11は、その軸方向へ延びるキャピラリ15と、キャピラリ15の軸方向後方に位置するスリーブ16と、スリーブ16の軸方向後方(キャピラリ15の軸方向後方)に位置するフランジ17とを有する。
キャピラリ15は、軸方向へ長い略円柱状に成形されている。キャピラリ15(フェルール11)の内部には軸方向へ延びる光ファイバ挿入孔18が穿孔され、その光ファイバ挿入孔18に少なくとも1本の光ファイバ19が挿入保持されている。キャピラリ15は、その軸方向先端に光ファイバ19が露出する先端面20を有するとともに、先端面20の端面外径域に面取り部21を有する。なお、面取り形状には、角面や丸面等の形状があるが、いずれの形状であってもよい。先端面20は、縦方向へ垂直に延びている。面取り部21は、先端面20から軸方向後方に向かうにつれて径方向外方へ次第に傾斜している。
キャピラリ15は、ジルコニア等のセラミックス材料、プラスチック材料、結晶化ガラスやホウケイ酸ガラス、石英等のガラス材料等から作られている。なお、図4に示すキャピラリ15は、ジルコニアから作られたジルコニアキャピラリを使用している。キャピラリ15の外径は、1.2485mm〜1.2495mmである。
スリーブ16とフランジ17とは、ステンレスや、真鍮、鉄鋼等の金属材料、または、合成樹脂材料から作られ、それらが一体成形されている。図4に示すスリーブ16およびフランジ17は、真鍮から作られている。スリーブ16は、軸方向へ長い円筒状に成形されている。スリーブ16の内部には、キャピラリ15を挿入保持するキャピラリ挿入孔22と、光ファイバ19の外周全域に被覆材を施した光ファイバ心線23を挿入保持する心線挿入孔24とが穿孔されている。
スリーブ16のキャピラリ挿入孔22にはキャピラリ15の後端部が挿入され、キャピラリ15の後端部がスリーブ16のキャピラリ挿入孔22に固定保持されている。スリーブ16の心線挿入孔24には光ファイバ心線23の一端部が挿入され、光ファイバ心線23の一端部がスリーブ16の心線挿入孔24に固定保持されている。なお、スリーブ16の軸方向の断面形状は図示の円筒状に限定されず、軸方向へ長い角筒状であってもよい。
フランジ17は、スリーブ16の外周縁から軸方向外方へ延びている。フランジ17は、縦方向へ離間対向する上端縁25および下端縁26と、横方向へ離間対向する両側縁27とを有する。フランジ17の軸方向の平面形状(形状)は、図5に示すように、四角形(多角形)のうちの上方の両角部28が面取された面取り形状に成形されている。したがって、フランジ17は、それを横方向に二分する縦中心線X1に対して対称であるとともに、それを縦方向に二分する横中心線X2に対して非対称である。フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1は、7mm以上、好ましくは7.0〜7.3mmである。
なお、フランジ17の軸方向の平面形状(形状)は図示のそれに限定されず、他のあらゆる形状を採用することができる。ただし、後述するように、フェルールがプラグフレームに進入可能となる軸周り回転方向を一方向に限定する場合は、縦中心線X1に対して対称であって横中心線X2に対して非対称、または、縦中心線X1に対して非対称であって横中心線X2に対して対称、あるいは、縦中心線X1に対して非対称であって横中心線X2に対して非対称であることが必要である。
プラグフレーム12Aは、合成樹脂材料から作られ、中空の略四角柱状に成形されている。プラグフレーム12Aは、縦方向に離間対向して軸方向へ延びる頂壁30および底壁31と、横方向へ離間対向して軸方向へ延びる両側壁32とから形成されている。プラグフレーム12Aの頂壁30には、縦方向へ旋回可能な係合解除摘み33が連接されている。プラグフレーム12Aの両側壁32には、それら壁32を貫通する係合孔34が穿孔されている。
プラグフレーム12Aは、その軸方向後方に位置してフェルール11を挿入する挿入口35と、挿入口35から軸方向前方に延びる第1収容スペース36と、第1収容スペース36から軸方向前方に延びる第2収容スペース37と、第2収容スペース37の軸方向前方に位置する円形の開口38とを有する。挿入口35は、頂底壁30,31および両側壁32の後端39(プラグフレーム12Aの後端39)に囲繞されて略四角形(多角形)に成形され、上方の両角部40が面取された面取り形状を有する。なお、面取り形状には、角面や丸面等の形状があるが、いずれの形状であってもよい。
第1収容スペース36は、頂底壁30,31および両側壁32に囲繞されて軸方向へ延びている。第1収容スペース36は、その軸方向の断面形状が挿入口35の断面形状と略同形同大の略四角形(多角形)に成形され、上方の両角部40が面取された面取り形状を有する。挿入口35と第1収容スペース36とは、その大きさがフランジ17の軸方向の平面形状の大きさよりもわずかに大きく、フランジ17を含むフェルール11が挿入口35から第1収容スペース36に進入可能かつフランジ17を含むフェルール11が第1収容スペース36において軸方向へ移動可能である。第1収容スペース36には、フェルール11のフランジ17およびばね14が収容される。
第1収容スペース36の軸方向の断面形状は、それを横方向に二分する縦中心線X3に対して対称であるとともに、それを縦方向に二分する横中心線X4に対して非対称である。なお、第1収容スペース36の軸方向の断面形状は図示のそれに限定されず、他のあらゆる形状を採用することができる。ただし、フランジ17の軸方向の平面形状と略同形であるとともに、縦中心線X3に対して対称であって横中心線X4に対して非対称、または、縦中心線X3に対して非対称であって横中心線X4に対して対称、あるいは、縦中心線X3に対して非対称であって横中心線X4に対して非対称であることが必要である。
第2収容スペース37は、頂底壁30,31および両側壁32に囲繞され、第1収容スペース36の軸方向前方の前端43からプラグフレーム12Aの軸方向前方の前端(開口38)まで延びている。第2収容スペース37は、軸方向の断面形状が円筒状に成形された係合空間41と、係合空間41の軸方向前方に位置して軸方向の断面形状が円筒状に成形された挿入空間42とを有する。
第2収容スペース37の係合空間41は、その大きさが第1収容スペース36や挿入空間42のそれよりも小さい。第2収容スペース37の軸方向後方には、第1収容スペース36の軸方向前方の前端43から(プラグフレーム12Aの内周面から)径方向内方へ延びるフランジ当接面45が形成されている。
プラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43からプラグフレーム12Aの軸方向後方の後端39(挿入口35)までの軸方向の長さL2は、7mm未満、好ましくは6.5〜6.8mmである。長さL2は、フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1よりも小さい(短い)。換言すれば、フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43からプラグフレーム12Aの軸方向後方の後端39(挿入口35)までの軸方向の長さL2よりも大きく(長く)、L1>L2である。
第2収容スペース37の係合空間41はその大きさがスリーブ16の軸方向の断面形状の大きさよりもわずかに大きい。第2収容スペース37の係合空間41には、フェルール11のスリーブ16が挿入保持される。第2収容スペース37の挿入空間42にはフェルール11のキャピラリ15が位置し、キャピラリ15の先端面20が挿入空間42から第2収容スペース37の前方へ露出している。第2収容スペース37の係合空間41の軸方向の断面形状や挿入空間42の軸方向の断面形状は円筒状に限定されず、軸方向へ長い角筒状であってもよい。
ストップリング13は、金属材料または合成樹脂材料から作られ、軸方向へ延びる中空の略四角柱状に成形されている。ストップリング13は、プラグフレーム12Aの第1収容スペース36に挿入される挿入筒部46と、挿入筒部46の軸方向後方に位置する露出筒部47と、露出筒部47の軸方向後方に位置する係合筒部48とを有する。挿入筒部46や露出筒部47、係合筒部48は、一体成形され、軸方向へ一連につながっている。
挿入筒部46は、縦方向に離間対向して軸方向へ延びる頂壁49および底壁50と、横方向へ離間対向して軸方向へ延びる両側壁51とから形成されている。挿入筒部46は、その軸方向の断面形状が第1収容スペース36の断面形状と略同形の略四角形であって、各角部52が面取されている。挿入筒部46は、それを第1収容スペース36に摺動可能に挿入することができる大きさを有する。
挿入筒部46には、頂底壁49,50と両側壁51とに囲繞された収容スペース53が形成されている。収容スペース53には、ばね14およびスリーブ16の心線挿入孔24から延びる光ファイバ心線23が収容される。挿入筒部46を形成する両側壁51には、横方向へ凸となる係合凸部54が形成されている。
露出筒部47は、縦方向に離間対向して軸方向へ延びる頂壁49および底壁50と、横方向へ離間対向して軸方向へ延びる両側壁51とから形成されている。露出筒部47は、その軸方向の断面形状が略四角形であって、各角部55が面取されている。露出筒部47を形成する頂壁49には、縦方向へ旋回可能な係合解除摘み56が連接されている。露出筒部47には、頂底壁49,50と両側壁51とに囲繞された挿入スペース57が形成されている。挿入スペース57には、光ファイバ心線23が挿入される。
係合筒部48は、軸方向後方に向かうにつれて先細りの円筒状に成形されている。係合筒部48には、周壁58に囲繞された挿入スペース57が形成されている。挿入スペース57には、光ファイバ心線23が挿入される。係合筒部48には、ブーツ59が嵌合している。ブーツ59は、ゴムやエラストマー等の弾性材料、または、合成樹脂材料から作られている。ブーツ59には挿入スペース60が形成され、その挿入スペース60に光ファイバ心線23が挿入される。
図9は、光コネクタプラグ10Aの組立て過程におけるフェルール11およびプラグフレーム12Aの一例を示す斜視図であり、図10は、図9の正面図である。図11は、図10のIII−III線矢視断面図である。図12は、光コネクタプラグ10Aの組立て過程におけるフェルール11およびプラグフレーム12Aの他の一例を示す斜視図であり、図13は、図12の正面図である。図14は、図13のIV−IV線矢視断面図である。各図に基づいて光コネクタプラグ10Aの組立て手順を説明すると、以下のとおりである。
光コネクタプラグ10Aの組立て手順としては、最初にフェルール11をプラグフレーム12Aに収容する。なお、フェルール11のスリーブ16から光ファイバ心線23が延びている。フェルール11をプラグフレーム12Aに収容するには、スリーブ16から延びる光ファイバ心線23を指で摘持し、フェルール11のキャピラリ15をプラグフレーム12Aの挿入口35から第1収容スペース36に挿入する。
フェルール11のプラグフレームへ12Aへの挿入時では、フランジ17の形状とプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の断面形状とが軸方向に対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向き合ったときに、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができる。
プラグフレーム12Aの挿入口35から挿入したキャピラリ15を軸方向前方へ移動させ、キャピラリ15が第1収容スペース36に収容された状態であってフェルール11のフランジ17が第1収容スペース36に収容されていない状態では、フェルール11をその軸周りに回転させることができる。
光コネクタプラグ10Aの組立て時では、挿入口35に延びるプラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29を当接させた状態において、フェルール11をその軸周りに回転させつつ、第1収容スペース36の断面形状とフェルール11のフランジ17の形状とを軸方向に一致させ、フランジ17を第1収容スペース36に進入可能に向かい合わせる。
図9,10に示すように、フェルール11のフランジ17が反時計回り方向へわずかに回転した状態では、第1収容スペース36の断面形状とフェルール11のフランジ17の形状とが軸方向に一致しておらず、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向かい合っていないから、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができない。図9,10の状態では、プラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29がフラット(後端39と前端面29とが平行)に当接しており、図11に示すように、フェルール11のキャピラリ15(スリーブ16を含む)が軸方向へ直状に延びている。
フェルール11は、そのキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43から挿入口35に延びるプラグフレーム12Aの後端39までの軸方向の長さL2よりも大きいから、プラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29がフラットに当接した状態において、キャピラリ15の先端面20および面取り部21が第2収容スペース37(フランジ当接面45の直前に延びる第2収容スペース37)に位置する。
なお、プラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29がフラットに当接した状態において、キャピラリ15の先端面20のみが第2収容スペース37に位置するように、プラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43からプラグフレーム12Aの後端39までの軸方向の長さL2に対してキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1が調節されていてもよい。
図9〜図11の状態からフェルール11のフランジ17が反時計回り方向へさらに回転し、フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Aの底壁31の側に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Aの頂壁30の側に位置した図12〜図14の状態では、第1収容スペース36の断面形状とフェルール11のフランジ17の形状とが軸方向に一致しておらず、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向かい合っていないから、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができない。
フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36にわずかに進入し、プラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29が傾いて当接(後端面39と前端面29とが不平行に当接)すると、図14に示すように、フェルール11のキャピラリ15(スリーブ16を含む)が第1収容スペース36から第2収容スペース37に向かって上り勾配に傾斜(径方向へ旋回)する。
フェルール11の長さL1がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の長さL2よりも大きいから、キャピラリ15が上り勾配に傾斜したとしても、キャピラリ15の先端面20が第2収容スペース37の内周面に当接し、キャピラリ15の先端面20がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)に衝突することはない。
図15は、光コネクタプラグ10Aの組立て過程におけるフェルール11およびプラグフレーム12Aの他の一例を示す斜視図であり、図16は、図15の正面図である。図17は、図1のV−V線矢視断面図であり、図18は、フェルール11がプラグフレーム12Aに進入した状態を示す背面図である。
図12〜図14の状態からフェルール11のフランジ17が反時計回り方向へ回転すると、フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Aの頂壁30の側に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Aの底壁31の側に位置するとともに、フランジ17の両側縁27がプラグフレーム12Aの両側壁32の側に位置する。図15〜図17の状態では、フランジ17の形状とプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の断面形状とが軸方向に対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向かい合っているから、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができる。
なお、互いに対向するフェルール11とプラグフレーム12Aとの軸周りの位置関係が図15〜図17の状態において、プラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29がフラットに当接した状態では、図11と同様に、キャピラリ15が軸方向へ直状に延び、キャピラリ15の先端面20が第2収容スペース37に位置する。
フェルール11のフランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Aの頂壁30に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Aの底壁31に位置し、フランジ17の両側縁27がプラグフレーム12Aの両側壁32に位置した状態で、フェルール11を軸方向前方へ移動させると、フランジ17が挿入口35から第1収容スペース36に嵌合(進入)する。
フランジ17の軸方向の平面形状が横中心線X2に対して非対称であり、第1収容スペース36の軸方向の断面形状が横中心線X4に対して非対称であるから、フランジ17が第1収容スペース36に嵌合すると、第1収容スペース36に延びるプラグフレーム12Aの頂底壁30,31や両側壁32によってフェルール11の軸周りへの回転が阻止され、第1収容スペース36においてフェルール11(フランジ17)が回転不能になる。
なお、プラグフレーム12Aの第1収容スペース36の内周面と第1収容スペース36に嵌合したフェルール11のフランジ17の外周縁との間に間隙(あそび)が形成されている。光コネクタプラグ10Aは、第1収容スペース36とフランジ17との間に間隙(あそび)が形成されることで、フェルール11のプラグフレーム12Aへの挿入時に、多角形のフランジ17を多角形の第1収容スペース36にスムースに挿入することができ、フェルール11のプラグフレーム12Aへの挿入後に、フランジ17を第1収容スペース36において軸方向へスムースに移動(進退)させることができる。
フランジ17を第1収容スペース36に挿入した後、フェルール11を軸方向前方へ移動させると、フェルール11のキャピラリ15が第2収容スペース37の係合空間41を通って挿入空間42に進入し、フェルール11のスリーブ16が第2収容スペース37の係合空間41に進入する。スリーブ16が係合空間41に進入すると、フランジ17の前端面29が第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)に当接し、フェルール11の軸方向前方へのそれ以上の移動が停止する。
フェルール11をプラグフレーム12Aに挿入し、フランジ17の前端面29がフランジ当接面45に当接すると、図3に示すように、キャピラリ15の先端面20が開口38から軸方向前方へ露出し、キャピラリ15の本体が挿入空間42に位置するとともに、スリーブ16が係合空間41に位置する。
フェルール11をプラグフレーム12Aに挿入した後、プラグフレーム12Aの挿入口35から軸方向後方に延びる光ファイバ心線23にばね14を挿入し、ストップリング13の挿入筒部46の収容スペース53や露出筒部47および係合筒部48の挿入スペース57に光ファイバ心線23を挿入するとともに、ブーツ59の挿入スペース60に光ファイバ心線23を挿入する。次に、ストップリング13の挿入筒部46をプラグフレーム12Aの挿入口35から第1収容スペース36に圧入する。
挿入筒部46を第1収容スペース36に圧入し、挿入筒部46が軸方向前方へ移動すると、ばね14が挿入筒部46の収容スペース53に収容され、ばね14の後端部が露出筒部47に当接し、ばね14が軸方向前方へ押圧される。プラグフレーム12Aの後端39が露出筒部47に当接すると、挿入筒部46の係合凸部54とプラグフレーム12Aの係合孔34とが嵌合するとともに、ストップリング13の挿入筒部46がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36に嵌合し、光コネクタプラグ10Aの組立てが完了する。なお、ストップリング13の係合解除摘み56がプラグフレーム12Aの係合解除摘み33に乗り上げる。
光コネクタプラグ10Aは、フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12Aの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)からプラグフレーム12Aの軸方向後方の後端39までの軸方向の長さL2よりも大きく、挿入口35に延びるプラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29を当接させた状態において、キャピラリ15の先端面20および面取り部21が第2収容スペース3に位置するから、フェルール11のプラグフレーム12Aへの挿入時に、キャピラリ15の先端面20や面取り部21が第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)に衝突することはなく、フェルール11をプラグフレーム12Aへスムースに挿入することができ、フェルール11のフランジ17を第1収容スペース3に容易に収容することができるとともに、フェルール11のキャピラリ15を第2収容スペース37に容易に収容することができる。
光コネクタプラグ10Aは、フェルール11をプラグフレーム12Aへスムースに挿入することができるから、フェルール11やプラグフレーム12A、ストップリング13、ばね14から形成される光コネクタプラグ10Aを光ファイバ19の敷設現場において手間を要せず短時間に組み立てることができ、光ファイバ19の光接続作業を効率よく行うことができる。
光コネクタプラグ10Aは、挿入口35に延びるプラグフレーム12Aの後端39にフランジ17の前端面29を当接させた状態でキャピラリ15を径方向へ旋回(傾斜)させたときに、キャピラリ15の本体が第2収容スペース37の内周面に当接し、キャピラリ15の先端面20や面取り部21がフランジ当接面45やプラグフレーム12Aの内周面に直接接触しないから、光ファイバ19の端面やキャピラリ15の先端面20および面取り部21の傷付きを防ぐことができる。
光コネクタプラグ10Aは、フェルール11のプラグフレーム12Aへの挿入時であって、第1収容スペース36の軸方向の断面形状にフランジ17の軸方向の平面形状が対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向き合ったときに、第1収容スペース36にフランジ17が軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合するから、フェルール11のフランジ17を第1収容スペース36に挿入することによってプラグフレーム12Aに対するフェルール11の軸周りの位置が必然的に確定し、プラグフレーム12Aに対するフェルール11の軸周りの位置合わせを容易に行うことができ、光コネクタプラグ10Aを手間を要せず短時間に組み立てることができる。
光コネクタプラグ10Aは、フランジ17が第1収容スペース36に嵌合したときに、フランジ17の軸周りへの回転が不能になるから、プラグフレーム12Aに対するフェルール17の軸周りの位置ずれを防ぎつつ、プラグフレーム12Aに対するフェルール11の軸周りの位置を一致させた状態で、フェルール11をプラグフレーム12Aに挿入することができる。
図19は、他の一例として示す光コネクタプラグ10Bの図3と同様の断面図であり、図20は、他の一例として示すプラグフレーム12Bの背面斜視図である。図21は、プラグフレーム12Bの背面図であり、図22は、図21のVI−VI線矢視断面図である。図23は、光コネクタプラグ10Bの組立て過程におけるフェルール11およびプラグフレーム12Bの一例を示す図14と同様の断面図であり、図24は、光コネクタプラグ10Bの組立て過程におけるフェルール11およびプラグフレーム12Bの他の一例を示す図17と同様の断面図である。図19では、軸方向を矢印Aで示し、縦方向を矢印Bで示す。
光コネクタプラグ10Bが図1のそれと異なるところは、プラグフレーム12Bの第2収容スペース37に傾斜部62が形成されている点にあり、その他の構成は図1の光コネクタプラグ10Aのそれらと同一であるから、光コネクタプラグ10Bのその他の構成の詳細な説明は省略する。
光コネクタプラグ10Bは、フェルール11およびプラグフレーム12Bと、ストップリング13およびばね14と、ブーツ59とから形成されている。フェルール11やストップリング13、ばね14やブーツ59は、図1の光コネクタプラグ10Aのそれらと同一である。なお、フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1は、図1のそれと同様に、7mm以上、好ましくは7.0〜7.3mmである。
プラグフレーム12Bは、挿入口35と、頂底壁30,31および両側壁32に囲繞された第1および第2収容スペース36,37と、開口38とを有する。挿入口35の形状や第1収容スペース36の断面形状は、プラグフレーム12Aのそれらと同一である。第2スペース37の係合空間41および挿入空間42の断面形状は、プラグフレーム12Aのそれらと同一である。
第2収容スペース37の軸方向後方には、第1収容スペース36の軸方向前方の前端43から径方向内方へ延びるフランジ当接面45が形成されている(図20,21参照)。プラグフレーム12Bの第2収容スペース37の係合空間41には、第1収容スペース36の軸方向前方の前端43と第2収容スペース37の係合空間41の軸方向前方の前端63との間に延びる傾斜部62が形成されている。傾斜部62は、軸方向前方(第1収容スペース36の軸方向前方の前端43から第2収容スペース37の係合空間41の軸方向前方の前端63)に向かうにつれて径方向内方へ次第に傾斜している。
プラグフレーム12の第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)からプラグフレーム12の軸方向後方の後端39(挿入口35)までの軸方向の長さL2は、図1のそれと同様に、7mm未満、好ましくは6.5〜6.8mmである。フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12の第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)からプラグフレーム12の軸方向後方の後端39(挿入口35)までの軸方向の長さL2よりも大きく(長く)、L1>L2である(図24参照)。
この光コネクタプラグ10Bの組立て手順は、図1の光コネクタプラグ10Aのそれと同様に、最初にフェルール11をプラグフレーム12Bに収容する。フェルール11のプラグフレーム12Bへの挿入時では、フランジ17の形状とプラグフレーム12Bの第1収容スペース36の断面形状とが軸方向に対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向き合ったときに、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができる。
プラグフレーム12Bの挿入口35から挿入したキャピラリ15を軸方向前方へ移動させ、キャピラリ15のみが第1収容スペース36に収容された状態であってフェルール11のフランジ17が第1収容スペース36に収容されていない状態では、フェルール11をその軸周りに回転させることができる。
フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Bの底壁31の側に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Bの頂壁30の側に位置した図23の状態では、第1収容スペース36の断面形状とフェルール11のフランジ17の形状とが軸方向に一致しておらず、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向かい合っていないから、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができない。
フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Bの第1収容スペース36にわずかに進入し、プラグフレーム12Bの後端面39にフランジ17の前端面29が傾いて当接(後端面39と前端面29とが不平行に当接)すると、図23に示すように、フェルール11のキャピラリ15(スリーブ16を含む)が第1収容スペース36から第2収容スペース37に向かって上り勾配に傾斜(径方向へ旋回)する。
フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12Bの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)からプラグフレーム12Bの軸方向後方の後端39(挿入口35)までの軸方向の長さL2よりも大きいから、キャピラリ15が上り勾配に傾斜した場合、キャピラリ15の先端面20および面取り部21が第2収容スペース37の傾斜部62に位置する。
従って、キャピラリ15が上り勾配に傾斜した場合、キャピラリ15の先端面20がプラグフレーム12Bのフランジ当接面45や第2収容スペース37の傾斜部62に当接することはない。
図23の状態からフェルール11のフランジ17を時計回り方向または反時計回り方向へ回転させ、フランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Bの頂壁30の側に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Bの底壁31の側に位置するとともに、フランジ17の両側縁27がプラグフレーム12Bの両側壁32の側に位置した図24の状態では、フランジ17の形状とプラグフレーム12の第1収容スペース36の断面形状とが軸方向に対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向かい合うから、第1収容スペース36にフランジ17を嵌合(嵌入)させることができる。
互いに対向するフェルール11とプラグフレーム12Bとの軸周りの位置関係が図24の状態において、プラグフレーム12Bの後端39にフランジ17の前端面29がフラット(後端面39と前端面29とが平行)に当接した状態では、キャピラリ15が軸方向へ直状に延び、キャピラリ15の先端面20および面取り部21が第2収容スペース3の傾斜部62に位置する。
フェルール11のフランジ17の上端縁25がプラグフレーム12Bの頂壁30に位置し、フランジ17の下端縁26がプラグフレーム12Bの底壁31に位置し、フランジ17の両側縁27がプラグフレーム12Bの両側壁32に位置した状態で、フェルール11を軸方向前方へ移動させると、フランジ17が挿入口35から第1収容スペース36に嵌合(進入)する。
フランジ17が第1収容スペース36に嵌合すると、図1の光コネクタプラグ10Aと同様に、第1収容スペース36に延びるプラグフレーム12Bの頂底壁30,31や両側壁32によってフェルール11の軸周りへの回転が阻止され、第1収容スペース36においてフェルール11(フランジ17)が回転不能になる。
プラグフレーム12Bの第1収容スペース36の内周面と第1収容スペース36に嵌合したフェルール11のフランジ17の外周縁との間に間隙(あそび)が形成されているから、フェルール11の多角形のフランジ17をプラグフレーム12Bの多角形の第1収容スペース36にスムースに挿入することができ、フェルール11のプラグフレーム12Bへの挿入後に、フランジ17を第1収容スペース36において軸方向へスムースに移動(進退)させることができる。
フランジ17を第1収容スペース36に挿入した後、フェルール11を軸方向前方へ移動させると、フェルール11のキャピラリ15が第2収容スペース37の係合空間41を通って挿入空間42に進入し、フェルール11のスリーブ1が第2収容スペース37の係合空間41に進入する。スリーブ1が係合空間41に進入すると、フランジ17の前端面29が第1収容スペース36の軸方向前方の前端43にあるフランジ当接面45に当接し、フェルール11の軸方向前方へのそれ以上の移動が停止する。
フェルール11をプラグフレーム12Bに挿入し、フランジ17の前端面29がフランジ当接面45に当接すると、図19に示すように、先端面20および面取り部21を含むキャピラリ15の前端部が開口38から軸方向前方へ露出し、キャピラリ15の本体が挿入空間42に位置するとともに、スリーブ1が係合空間41に位置する。フェルール11をプラグフレーム12Bに挿入した後の光コネクタプラグ10Bの組立て手順は図1の光コネクタプラグ10Aのそれと同一であるから、その説明は省略する。
光コネクタプラグ10Bは、フェルール11のキャピラリ15の先端面20からフランジ17の前端面29までの軸方向の長さL1がプラグフレーム12Bの第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)からプラグフレーム12Bの軸方向後方の後端39までの軸方向の長さL2よりも大きく、挿入口35に延びるプラグフレーム12Bの後端39にフランジ17の前端面29を当接させた状態において、キャピラリ15の先端面20および面取り部21がフランジ当接面45を越えて第2収容スペース37(フランジ当接面45の直前に延びる第2収容スペース37)に位置するから、フェルール11のプラグフレーム12Bへの挿入時に、キャピラリ15の先端面20や面取り部21が第1収容スペース36の軸方向前方の前端43(フランジ当接面45)に衝突することはなく、フェルール11をプラグフレーム12Bへスムースに挿入することができ、フェルール11のフランジ17を第1収容スペース3に容易に収容することができるとともに、フェルール11のキャピラリ15を第2収容スペース37に容易に収容することができる。
光コネクタプラグ10Bは、フェルール11をプラグフレーム12Bへスムースに挿入することができるから、フェルール11やプラグフレーム12B、ストップリング13、ばね14から形成される光コネクタプラグ10Bを光ファイバ19の敷設現場において手間を要せず短時間に組み立てることができ、光ファイバ19の光接続作業を効率よく行うことができる。
光コネクタプラグ10Bは、挿入口35に延びるプラグフレーム12Bの後端39にフランジ17の前端面29を当接させた状態でキャピラリ15を径方向へ旋回させたときに、キャピラリ15の本体が第2収容スペース37の傾斜部62に当接し、キャピラリ15の先端面20や面取り部21がフランジ当接面45やプラグフレーム12Bの内周面に直接接触しないから、光ファイバ19の端面やキャピラリ15の先端面20および面取り部21の傷付きを防ぐことができる。
光コネクタプラグ10Bは、フェルール11のプラグフレーム12Bへの挿入時であって、第1収容スペース36の軸方向の断面形状にフランジ17の軸方向の平面形状が対向一致し、フランジ17が第1収容スペース36に進入可能に向き合ったときに、第1収容スペース36にフランジ17が軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合するから、フェルール11のフランジ17を第1収容スペース36に挿入することによってプラグフレーム12Bに対するフェルール11の軸周りの位置が必然的に確定し、プラグフレーム12Bに対するフェルール11の軸周りの位置合わせを容易に行うことができ、光コネクタプラグ10Bを手間を要せず短時間に組み立てることができる。
光コネクタプラグ10Bは、フランジ17が第1収容スペース36に嵌合したときに、フランジ17の軸周りへの回転が不能になるから、プラグフレーム12Bに対するフェルール17の軸周りの位置ずれを防ぎつつ、プラグフレーム12Bに対するフェルール11の軸周りの位置を一致させた状態で、フェルール11をプラグフレーム12Bに挿入することができる。
10A 光コネクタプラグ
10B 光コネクタプラグ
11 フェルール
12A プラグフレーム
12B プラグフレーム
13 ストップリング
14 ばね
15 キャピラリ
16 スリーブ
17 フランジ
18 光ファイバ挿入孔
19 光ファイバ
20 先端面
21 面取り部
22 キャピラリ挿入孔
23 光ファイバ心線
24 心線挿入孔
25 上端縁
26 下端縁
27 両側縁
28 角部
29 前端面
30 頂壁
31 底壁
32 側壁
33 係合解除摘み
34 係合孔
35 挿入口
36 第1収容スペース
37 第2収容スペース
38 開口
39 後端
40 角部
41 係合空間
42 挿入空間
43 前端
45 フランジ当接面
54 係合凸部
59 ブーツ
62 傾斜部
63 前端

Claims (5)

  1. 軸方向へ延びる少なくとも1本の光ファイバを保持したフェルールと、前記フェルールを収容するプラグフレームと、前記プラグフレームに係合するストップリングと、前記フェルールと前記ストップリングとの間に設置されて該フェルールを軸方向前方へ付勢するばねとを備えた光コネクタプラグにおいて、
    前記フェルールが、その軸方向前方に前記光ファイバが露出する先端面を備えたキャピラリと、前記キャピラリの軸方向後方に位置して該キャピラリから径方向外方へ延びるフランジとを有し、前記プラグフレームが、その軸方向後方に位置して前記フェルールを挿入する挿入口と、前記挿入口から軸方向前方に延びていて前記フランジおよび前記ばねを収容する第1収容スペースと、前記第1収容スペースの軸方向前方の前端から前記プラグフレームの軸方向前方の前端まで延びていて前記キャピラリが位置する第2収容スペースとを有し、前記第1収容スペースの軸方向前方の前端から径方向内方へ延びるフランジ当接面が、前記第2収容スペースの軸方向後方に形成され、
    前記光コネクタプラグでは、前記フェルールのキャピラリの先端面から前記フランジの前端面までの軸方向の長さが前記プラグフレームの第1収容スペースの軸方向前方の前端から前記プラグフレームの軸方向後方の後端までの軸方向の長さよりも大きく、前記プラグフレームの第1収容スペースの断面形状が前記フェルールのフランジの形状と略同形状であり、前記第1収容スペースに前記フランジが軸方向へ移動可能かつ軸周りに回転不能に嵌合することを特徴とすることを特徴とする光コネクタプラグ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタプラグにおいて、前記フランジの形状と前記第1収容スペースの断面形状とが共に多角形であることを特徴とする光コネクタプラグ。
  3. 請求項2に記載の光コネクタプラグにおいて、前記フランジの多角形の形状と前記第1収容スペースの多角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされていることを特徴とする光コネクタプラグ。
  4. 請求項1に記載の光コネクタプラグにおいて、前記フランジの形状と前記第1収容スペースの断面形状とが共に四角形であることを特徴とする光コネクタプラグ。
  5. 請求項4に記載の光コネクタプラグにおいて、前記フランジの四角形の形状と前記第1収容スペースの四角形の断面形状との少なくとも一つの角が面取りされていることを特徴とする光コネクタプラグ。
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