JP5702415B2 - コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板 - Google Patents

コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板 Download PDF

Info

Publication number
JP5702415B2
JP5702415B2 JP2013040853A JP2013040853A JP5702415B2 JP 5702415 B2 JP5702415 B2 JP 5702415B2 JP 2013040853 A JP2013040853 A JP 2013040853A JP 2013040853 A JP2013040853 A JP 2013040853A JP 5702415 B2 JP5702415 B2 JP 5702415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete formwork
plywood
tag
formwork plywood
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013040853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014169543A (ja
Inventor
規矩男 加賀
規矩男 加賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitomo Corp
Original Assignee
Mitomo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitomo Corp filed Critical Mitomo Corp
Priority to JP2013040853A priority Critical patent/JP5702415B2/ja
Priority to US13/948,277 priority patent/US20140246489A1/en
Publication of JP2014169543A publication Critical patent/JP2014169543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5702415B2 publication Critical patent/JP5702415B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/02Forming boards or similar elements
    • E04G9/05Forming boards or similar elements the form surface being of plastics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/0002Auxiliary parts or elements of the mould
    • B28B7/0005Mould identification means, e.g. by radio frequency identification device [RFID]
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/02Forming boards or similar elements
    • E04G9/04Forming boards or similar elements the form surface being of wood
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G11/00Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs
    • E04G11/06Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs for walls, e.g. curved end panels for wall shutterings; filler elements for wall shutterings; shutterings for vertical ducts
    • E04G11/08Forms, which are completely dismantled after setting of the concrete and re-built for next pouring
    • E04G11/12Forms, which are completely dismantled after setting of the concrete and re-built for next pouring of elements and beams which are mounted during erection of the shuttering to brace or couple the elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G17/00Connecting or other auxiliary members for forms, falsework structures, or shutterings
    • E04G17/14Bracing or strutting arrangements for formwalls; Devices for aligning forms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)

Description

本発明は、コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板管理データ記録システムに用いられるコンクリート型枠用合板に関する。
建築物や構築物等の建築に用いられる建築材料は、建築後も構造物として残る造作材料(例えば、柱材、床材等)と、建築後に構造物から取り外される建築材料(例えば、コンクリート型枠用合板等)とに大別される。一般に木材等の建築材料は、工業規格により認定された建築材料製造業者の工場で板の切断、合板処理、防腐処理等の加工が行われ、加工された建築材料は木材の性能に関する検査がなされた後、検査成績表とともに、建築材料卸売業者に卸される。建築材料卸売業者は、建築業者等の発注を受けて、必要な種類、形状の建築材料を建築現場へ搬入する。建築業者は、建築現場において搬入された建築材料を用いて建築を行う。この種の建築材料のうち、造作材料は建物と構造物として残るためその性能、強度が重要であることは言うまでもないが、コンクリート型枠用合板等のような建築後に構造物から取り外される建築材料も同様に構造物の強度等を左右するため、その性能の高さ、強度の強さはたいへん重要である。しかしながら、この種の建築材料の工業規格適合性あるいは、建築材料の等級等に関するデータは建築材料製造業者、建築材料卸売業者が紙媒体で保管するのみであり、この種の建築材料に関する管理データを、建築材料製造業者、建築材料卸売業者、建築業者、住宅供給業者、最終需要者等、構造物に関わる者が随時閲覧可能なデータとして確認する手立ては乏しいといえる。また、一般に、コンクリート型枠用合板は、構造物から取り外された後、その使用に耐えうる時まで、繰り返し使用されるという過程を辿るが、コンクリート型枠用合板の使用限界は建築業者の経験や視認により判断されることが多かった。
なお、建築材料に関連する従来技術としては、造作材料にICタグを埋め込み現場で認証するシステムとして、プレカット加工する木材製品に対してICタグを取り付け、取り外し可能に取り付ける構造が開示されている(特許文献1、特許文献2)。また、原木をICタグにより管理する管理方法も開示されている(特許文献3)。コンクリート型枠用合板においては、コンクリート打設時の堅牢性、釘打ち性等を向上させるため様々新規の構造が案出されている(特許文献4、特許文献5及び特許文献6)。また、ICタグは、近年益々の小型化及び軽量化が図られている(特許文献7)。
特開2009−12407号公報 特開2012−27947号公報 特開2007−26415号公報 特開平6−297435号公報 特開平7−189482号公報 特開2000−154644号公報 国際公開番号WO2008/053702号公報
上述した引用文献1、2によれば、木材を現場で認証するためのタグやシステムは幾つか案出されているものの、これらは現場での組み間違いがないように木材を認証するシステムであって、建築材料が規格に適合したものであるか、耐用回数内の使用であるか等の材料の性能や履歴を確認するためのものではない。また、建築材料のうちコンクリート型枠用合板等、建築後に構造物から取り外される建築材料を管理するシステムは見当たらない。
そこで、本発明は、コンクリート型枠用合板の管理データを、コンクリート型枠用合板そのものと分離することなく記録し、当該データを随時確認することができるシステムおよびコンクリート型枠用合板を提供することを目的とする。
また、とりわけ、建築材料のうち建築後に構造物から取り外されるコンクリート型枠用合板も確実に管理することができるシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、コンクリート型枠用合板に取り付けられる非接触型のICタグと、前記ICタグに対しデータの書込み・読出しを行うリーダライタとを有し、少なくとも前記コンクリート型枠用合板の管理データが前記ICタグに対して書込み・読み出されるコンクリート型枠用合板管理データ記録システムにおいて、
前記ICタグは矩形状の薄型外殻保護体で囲包され、前記コンクリート型枠用合板の隅部近傍の板面部位に対峙して前記ICタグが取り付けられることを特徴とするコンクリート型枠用合板管理データ記録システムが提供される。
本発明においては、建築材料は、木材板または合成樹脂材板を貼り合せて形成されたコンクリート型枠用合板であり、前記コンクリート型枠用合板の最小単位部材にICタグが取り付けられることを特徴とする。
また、本発明によれば、前記ICタグは、前記コンクリート型枠用合板の表面に止着されて取り付けられることを特徴とする。
また、本発明によれば、前記コンクリート型枠用合板は木材板または合成樹脂材板を貼り合せて形成され、前記ICタグは前記コンクリート型枠用合板に埋設されて取り付けられることを特徴とする。
本発明においては、無線ICタグに記憶させる管理データは、建築材料性能データ、建築材料履歴データ、建築材料配置データの少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
また、本発明においては、リーダライタと接続可能な演算装置を有し、管理データは前記演算装置に記憶された表示フォーマットに関連付けて表示装置に表示可能に処理されることを特徴とする。
また、本発明によれば、非接触型のICタグを有し、少なくともコンクリート型枠用合板管理データが前記ICタグに対して書込み・読み出されるコンクリート型枠用合板であって、前記ICタグは矩形状の薄型外殻保護体で囲包され、木材板または合成樹脂材板を貼り合せて形成され、かつ、その隅部近傍の板面部位に対峙して前記ICタグが取り付けられることを特徴とするコンクリート型枠用合板が提供される。
本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムによれば、コンクリート型枠用合板と分離することなく、当該コンクリート型枠用合板の管理データを管理することができる。
本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムを実現するための第1の実施の形態にかかるコンクリート型枠用合板を示す斜視図である。 図1に示すコンクリート型枠用合板の切断例を示す斜視図である。 本発明のコンクリート型枠用合板の管理データ記録システムを実現するための第2の実施の形態にかかるコンクリート型枠用合板を示す斜視図である。 図3に示すコンクリート型枠用合板の縦断面図である。 本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムに用いるICタグの模式的斜視図である。 図2に示すコンクリート型枠用合板の組み立て例を示す断面図である。 本発明のコンクリート型枠用合板の管理データ記録システムを実現するためのリーダライタ及び演算装置である。 本発明の本発明のコンクリート型枠用合板の管理データ記録システムを模式的に示したブロック図である。 本発明のコンクリート型枠用合板の管理データ記録システムの動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を各種の実施例について図面を参照しつつ具体的に説明する。なお、以下の実施例はいずれもコンクリート型枠用合板に無線ICタグを取り付ける場合を例に挙げているが、当然のことながら本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムは、柱材、床材等の造作材料に応用できるものである。
本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムは、図1乃至図8に示すように、コンクリート型枠用合板1,4に取り付けられる非接触型の無線ICタグ3、該無線ICタグ3にデータを書込み・読取りするためのリーダライタ10、リーダライタ10と有線または無線で接続される演算装置9としてのコンピュータで構成される。また、必要に応じて演算装置9及び外部端末(不図示)からアクセス可能なサーバ装置12が設けられる。
図1及び図2を用いて、本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムを実現するための第1の実施の形態にかかるコンクリート型枠用合板1について説明する。建築材料としてのコンクリート型枠用合板1は、コンクリートパネルとも呼ばれるコンクリートの打設工事に使用する型枠用の合板である。コンクリート型枠用合板1は、木材や合成樹脂板等からなる板体21〜23を貼り合せて形成されており、板体21〜23には、防腐処理等の各種加工処理が施されている。
このコンクリート型枠用合板1の、その使用時に生コンクリートが流し込まれる側と反対側に位置される板体表面21aには、無線ICタグ3が接着、圧着等の手法により止着されている。
コンクリート型枠用合板1に止着される無線ICタグ3は、RFIDタグとも呼ばれる非接触型の無線通信用タグであり、リーダライタ10のデータ通信部11との間でデータの書込み・読取りが可能になっている。
無線ICタグ3の一例を図5に示す。無線ICタグ3は、樹脂製の保護体34の内部にICタグ本体30が封入されている物である。無線IC本体30は、不揮発性記憶装置、制御回路、変復器、外部からの電波を受信しこれと共振して電流を発生する電源部等を備えたICチップ32をフェライトコア31に実装し、これにアンテナコイル33を接続したRFIDタグである。なお、保護体34は、ICタグ本体30の濡れや、腐食等を防ぐためのものであるが、取り付けられるコンクリート型枠用合板1に影響を与えないようできるだけ薄く形成することが望ましい。また、強アルカリ性の生コンクリートとの接触に備えて抗アルカリ性素材で形成することが望ましい。抗アルカリ性素材の例としては、ポリアミド樹脂材、ポリプロピレン樹脂材が挙げられる。
また、無線ICタグ3は、アンテナ33の巻回方向と直交する方向に指向性をもつので、これに対峙する端面(33a,35)がコンクリート型枠用合板1の端面側に位置するよう、コンクリート型枠用合板1に止着することが望ましい。
コンクリート型枠用合板1は、一般に、建築現場での使用が終わると構造物から取り外され、耐用回数に応じて繰り返し使用される。この際、コンクリート型枠用合板1は、その都度、使用される構造物の大きさやコンクリート打設個所に応じて、切断されることがある。図2に示すように、例えば、最初の建築現場ではコンクリート型枠用合板1の全面を使用し、次の建築現場ではA−A線にてコンクリート型枠用合板1を切断してコンクリート型枠用合板1の面21bを使用し、最後の建築現場ではB−B線にてコンクリート型枠用合板1を切断してコンクリート型枠用合板1の面21nを使用することが行われる。したがって、無線ICタグ3は、コンクリート型枠用合板1の最小単位部材21nに取り付けることが望ましい。
図3及び図4を用いて、本発明のコンクリート型枠用合板管理データ記録システムを実現するための第2の実施の形態にかかるコンクリート型枠用合板4について説明する。建築材料としてのコンクリート型枠用合板4は、木材や合成樹脂板等からなる板体51〜53を貼り合せて形成されている。
このコンクリート型枠用合板4の、板体51〜53の貼り合せ個所には、無線ICタグ3が接着、板体に形成された凹部への埋め込み等の手法により埋設されている。尚、無線ICタグ3の構成は実施例1に示したものと同様であるため記載を省略する。
コンクリート型枠用合板4においても、コンクリート型枠用合板1と同様に、切断して使用されることに備えて、無線ICタグ3は、コンクリート型枠用合板4の最小単位部材に取り付けることが望ましい。
コンクリート型枠用合板4の使用例について、図6を参照して説明すれば、一対のコンクリート型枠用合板4はさん木と呼ばれる補強材61によって補強された後、その下端が台座81の上に杭82により固定されるとともに、コンクリート型枠用合板4どうしは、生コンクリートを流し込む間隔を確保して接合用部品7により止められる。また、コンクリート型枠用合板4の転倒を防ぐための補強棒62により補強支持されることもある。一対のコンクリート型枠用合板4の間のスペースに、生コンクリート101が流し込まれることによりコンクリート構造物は打設形成される。生コンクリート101が硬化した後にはコンクリート型枠用合板4は取り外される。
上述の過程を経て、コンクリート構造物は打設されるわけであるが、コンクリート型枠用合板4の強度が高く、撓みが少ない場合には、コンクリート型枠用合板4が両側に膨らむことがなく、適切な厚みの構造物壁を作ることができる。一方、コンクリート型枠用合板4の強度が低く、撓みが大きい場合は、コンクリート型枠用合板4が両側に膨らみ適切な厚みの構造物壁を作ることができない。したがって、コンクリート型枠用合板4の性能や、耐用回数内での使用はコンクリート型枠用合板4を選択する際の重要な要素となり、コンクリート構造物の安全性に影響を与える。コンクリート型枠用合板4以外の建築材料の性能も同様に、コンクリート構造物の安全性を左右することは言うまでもない。
次に、図7乃至9を参照して、上述した建築材料としてのコンクリート型枠用合板1,4、リーダライタ10、演算装置9を用いたコンクリート型枠用合板管理データ記録システムを説明する。コンクリート型枠用合板1,4に取り付けられた無線ICタグ3は、リーダライタ10が通信範囲に近づけられることにより、起電状態となりICチップ32のメモリにデータが書込み・読出されるようになっている。演算装置9に管理データと管理データの種別コードが入力され、書込み指示が入力されると、演算装置9の処理手段は、該管理データを種別コードとともに、リーダライタ10により無線ICタグ3に書込む。また、演算装置9から読出し指示が入力されるとリーダライタ10は、無線ICタグに書込まれた管理データを種別コードとともに読出し、演算装置9の処理手段は、読出された管理データを、種類コード毎に紐づけられてなる表示フォーマットに関連付けて表示可能に処理し、表示手段は該データを表示装置91に表示するようになっている。
コンクリート型枠用合板管理データ記録システムにおける、書込み・読取りされる管理データと、その書込みのフローの一例を、図9により説明する。コンクリート型枠用合板製造段階で、無線ICタグ3は、建築材料(本実施例の場合には、コンクリート型枠用合板1,4)に取り付けられる。コンクリート型枠用合板製造段階で、無線ICタグ3には、建築材料性能データとしての合板検査成績データが書き込まれる(S1)。合板検査成績データの内容は、例えば、検査受付番号、検査年月日、区分(例えば、壁面加工コンクリート型枠用合板)、検査員名、樹種(例えば、ラワン材、ヒノキ材等)、合板積層数(例えば、3層、5層等)、等級、表面の加工方法、使用薬剤、寸法、厚さ、曲げ剛性試験・剥離性試験・引っ張り試験・含水率試験・寒熱繰り返し試験・耐アルカリ性試験等の試験結果成績等の建築材料性能実データと、これらが工業規格等の認定基準を満たすことを示す認定証データと、入力されたデータが合板検査成績データであることを示す種別コードからなる。
次に、コンクリート型枠用合板が、卸売業者に卸された段階で、無線ICタグ3には、第一の建築材料履歴データとしての木材店データが書き込まれる(S2)。木材店データは、例えば、購入年月日、木材店名、保管方法等の木材店データと、入力されたデータが木材店データであることを示す種別コードからなる。なお、後述するように、木材店では、以前の段階で無線ICタグ3に書き込まれている合板検査成績データを読み出すこともできる。
次に、コンクリート型枠用合板が、建築現場で使用された段階で、無線ICタグ3には、第二の建築材料履歴データとしての建築現場データが書き込まれる(S4)。現場データは、例えば、搬入年月日、建築業者名、施工方法等の現場データと、入力されたデータが現場データであることを示す種別コードからなる。建築現場データの蓄積は、コンクリート型枠用合板が繰り返し使用されるたびに行われる(S4〜Sn)。なお、後述するように、建築現場では、以前の段階で無線ICタグ3に書き込まれている合板検査成績データ、木材店データを読み出すこともできる。
このように、無線ICタグ3には、建築材料性能データと建築材料履歴データが蓄積されるが、これらのデータは、無線ICタグ3のメモリの改ざん防止領域に書き込むようにし、コンクリート型枠用合板の回収段階まで改ざんや初期化ができないようにして、データの改ざんを防止するようにしてもよい。また、コンクリート型枠用合板が最終的に廃棄される段階では所定のパスコードを入力することにより無線ICタグ3をリセットし、無線ICタグ3を再利用してもよい。
コンクリート型枠用合板管理データ記録システムにおける、管理データの読取りのフローについて、説明する。無線ICタグ3から管理データが読出されると、演算装置9の処理手段は、該管理データに含まれる種別コードから読み出された管理データを表示フォーマットに関連付ける処理を行う。例えば、合板検査成績データの建築材料性能実データは、合板検査成績表フォーマットの所定欄に関連付けられる。また、認定証データは、合板検査成績表フォーマットの画像表示欄に関連付けられる。演算装置9の表示手段は、これらのデータを表示フォーマットに関連付けた状態で表示装置91に表示する。したがって、閲覧者は、表示装置上で、合板検査成績表と認定証として閲覧することができ、必要に応じて、合板検査成績表と認定証を印刷することができる。
なお、上記システムには、必要に応じて、演算装置9と外部端末(不図示)からアクセス可能なサーバ装置12を設け、各段階で入力される管理データをサーバ装置12に集中させてもよい。
さらに、管理データには、コンクリート型枠用合板の建築現場での配置位置や組み立て方法を示す、コンクリート型枠用合板配置データを含めてもよい。なお、コンクリート型枠用合板配置データは、メモリの書換え可能領域に書き込むようにし、建築現場ごとに新たなコンクリート型枠用合板配置データを書き替えるようにしてもよい。
このように、システムの利用者は、コンクリート型枠用合板に、リーダライタ10を近接させて、演算装置9を操作するだけで、各段階で建築材料性能データと建築材料履歴データを無線ICタグ3に書込むとともに、以前の段階データを読出すことができる。したがって、建築材料、とりわけ、コンクリート型枠用合板1,4の建築材料性能データと建築材料履歴データを、コンクリート型枠用合板1,4と分離させることなく管理することができるシステムを提供することが可能であり、コンクリート型枠用合板及びコンクリート型枠用合板を用いる構造物の安全性の確保、信頼の向上を図ることができる。また、上記データのほかにコンクリート型枠用合板配置データを書込むことで、建築現場での配置、組み立てを間違いなく行うことができるシステムを提供することが可能であり、建築工程の確実性、迅速性を図ることができる。
1 コンクリート型枠用合板
2,21,22,23 板体
3 無線ICタグ
30 無線ICタグ本体
31 フェライトコア
32 ICチップ
33 アンテナ
34 保護体
35 保護体端面
4 コンクリート型枠用合板
5,51,52,53 板体
61 補強材
62 補強棒
7 接合用部品
81 台座
82 杭
9 演算装置
91 表示装置
10 リーダライタ
11 データ通信部
12 サーバ装置
101 生コンクリート

Claims (4)

  1. コンクリート型枠用合板に取り付けられる非接触型のICタグと、前記ICタグに対しデータの書込み・読出しを行うリーダライタとを有し、少なくとも前記コンクリート型枠用合板の管理データが前記ICタグに対して書込み・読み出されるコンクリート型枠用合板管理データ記録システムにおいて、
    前記ICタグは矩形状の薄型外殻保護体で囲包され、前記コンクリート型枠用合板の隅部近傍の板面部位に対峙して前記ICタグが取り付けられることを特徴とするコンクリート型枠用合板管理データ記録システム。
  2. 前記ICタグは、前記コンクリート型枠用合板の表面に止着されて取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート型枠用合板管理データ記録システム。
  3. 前記コンクリート型枠用合板は木材板または合成樹脂材板を貼り合せて形成され、前記ICタグは前記コンクリート型枠用合板に埋設されて取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート型枠用合板管理データ記録システム。
  4. 非接触型のICタグを有し、少なくともコンクリート型枠用合板管理データが前記ICタグに対して書込み・読み出されるコンクリート型枠用合板であって、 前記ICタグは矩形状の薄型外殻保護体で囲包され、木材板または合成樹脂材板を貼り合せて形成され、かつ、その隅部近傍の板面部位に対峙して前記ICタグが取り付けられることを特徴とするコンクリート型枠用合板。
JP2013040853A 2013-03-01 2013-03-01 コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板 Expired - Fee Related JP5702415B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040853A JP5702415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板
US13/948,277 US20140246489A1 (en) 2013-03-01 2013-07-23 Construction material management data recording system and plyboards to be used as a molds forming concrete for the system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040853A JP5702415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014169543A JP2014169543A (ja) 2014-09-18
JP5702415B2 true JP5702415B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=51420466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013040853A Expired - Fee Related JP5702415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140246489A1 (ja)
JP (1) JP5702415B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2536697A (en) * 2015-03-26 2016-09-28 Bpb United Kingdom Ltd Building element
FR3035903A1 (fr) * 2015-05-06 2016-11-11 Augustin Masurel Procede d'implantation des incorporations dans les planchers en beton par marquage, gravure et decoupe sur ¨plaques de coffrage
IT202100025214A1 (it) * 2021-10-01 2023-04-01 Stress Elemento edilizio informatizzato

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323875A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Fujita Corp コンクリート用型枠の管理用ラベル
JP2918224B1 (ja) * 1998-07-15 1999-07-12 小林記録紙株式会社 建設資材内部へのrfidデータキャリア設置方法とrfidデータキャリア設置治具
JP2006016753A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Hitachi Ltd 施工物の施工位置指示方法及び施工物の施工位置指示装置
JP2006145385A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Nishimatsu Constr Co Ltd コンクリートの品質管理方法
JP5355853B2 (ja) * 2006-12-01 2013-11-27 住友大阪セメント株式会社 コンクリート構造物とその製造方法及びその管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140246489A1 (en) 2014-09-04
JP2014169543A (ja) 2014-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5702415B2 (ja) コンクリート型枠用合板管理データ記録システムおよびコンクリート型枠用合板
JP4271679B2 (ja) 組み付け管理システムおよびプログラム
JP2009282874A (ja) 構造体用rfidタグ
JP4232029B2 (ja) Rfidタグ及び該タグを備えるコンクリート試験片並びにコンクリート品質管理用rfidシステム
JP5355853B2 (ja) コンクリート構造物とその製造方法及びその管理方法
JP2008040950A (ja) Rfidタグ
JP6610046B2 (ja) 既製杭連結状態確認装置、既製杭選択装置、既製杭出荷検査装置、既製杭納品検査装置、及び、既製杭連結状態確認方法
JP5684777B2 (ja) 構造物埋設用データ記録ユニット
TWI360255B (en) Radio frequency tag and method for manufacturing r
JP2011516794A5 (ja)
JP2005330729A (ja) コンクリート部材
JP5690126B2 (ja) Icタグの設置方法及び冶具付きicタグ
JP2009001348A (ja) 巻芯及び巻芯を用いたシート状物巻体とそれらの管理方法
JP2011022849A (ja) 施行現場における資機材及び施行の管理システム、及び管理方法
JP7215256B2 (ja) ワイヤハーネスの配索支援装置及び配索支援方法
JP4990224B2 (ja) Rfidタグを取り付けた流体製品製造プラント設備のシール部材及びその取り付け方法
JP6089475B2 (ja) 充填硬化材の充填確認方法
CA3002816A1 (en) Polyisocyanurate foam board incorporating rfid tags
JP5147458B2 (ja) パレット
JP3996612B2 (ja) 管理システム
KR101169699B1 (ko) 시트형 알에프아이디 태그
JP2008242939A (ja) Icタグ体
JP2006130853A (ja) Icカードを用いた木材の管理方法
JP5334761B2 (ja) 食品工場用セキュリティカード
JP2009181191A (ja) Ic製品管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5702415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees