JP5702330B2 - 薬剤監査装置 - Google Patents

薬剤監査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5702330B2
JP5702330B2 JP2012110925A JP2012110925A JP5702330B2 JP 5702330 B2 JP5702330 B2 JP 5702330B2 JP 2012110925 A JP2012110925 A JP 2012110925A JP 2012110925 A JP2012110925 A JP 2012110925A JP 5702330 B2 JP5702330 B2 JP 5702330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
medicine
parabola
inspection device
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012110925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013236726A (ja
Inventor
輝男 垣谷
輝男 垣谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Contec Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Contec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd, Contec Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2012110925A priority Critical patent/JP5702330B2/ja
Publication of JP2013236726A publication Critical patent/JP2013236726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5702330B2 publication Critical patent/JP5702330B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、監査対象の薬剤を載置支持する載置部を備えて前記監査対象の薬剤の重量を計測する秤量部と、前記監査対象の薬剤を撮像する撮像装置と、が設けられた薬剤監査装置に関する。
かかる薬剤監査装置の従来例として、調剤作業者が処方箋にて指定された処方内容に基づいて取り揃えた薬剤を種別ごとに載置台に載置し、当該載置台に載置された薬剤を撮像装置により撮像して、当該画像の画像情報に基づいて薬剤の種類が処方箋にて指定された処方内容と合致するものであるか否かを判別し、かつ、載置台に載置された監査対象の薬剤の重量を秤量部により計測して、その重量情報に基づいて薬剤の数量が処方箋にて指定された処方内容と合致するものであるか否かを判別し、それらの判別情報を総合して、取り揃えられた薬剤が処方箋にて指定された処方内容に合致するか否かを判定するように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の薬剤監査装置は、1種類ずつ載置台に載置された薬剤を下方から撮像する構成となっており、載置台の下方に撮像装置と光源とが配置されているが、その位置関係及び光源の光をどのように薬剤に照射するかについては明確に説明されていない。
上記のように薬剤を撮像装置で撮像するべく光を照射する場合、薬剤、特に錠剤等は立体的であるため、上方から撮像したときに薬剤の画像に陰影を生じさせないために、光源からの光は極力平行光とすることが望ましい。
この点について、特許文献2には、載置台の上方に平行光を照射するための線状の光源を水平方向に沿う姿勢で配設し、かつ、載置台の上方側と下方側とに撮像装置を設けて、載置台上の薬剤を撮像するように構成された薬剤の検査装置が記載されている。
ちなみに、特許文献2の検査装置は、載置台の上方側の撮像装置にて薬剤の模様等を撮像し、且つ、載置台の下方側の撮像装置で、薬剤のシルエット画像を撮像する。そして、撮像した薬剤の模様等及びシルエットの画像とテンプレート画像との照合によって、取り揃えられた薬剤が処方箋に合致した適正なものであるか否かを判別するように構成されている。
特開2005−279228号公報 特開2008−18230号公報
しかしながら、上記特許文献2の場合においては、水平方向に沿う姿勢の線状光源を、薬剤を載置する載置台の上方に配設するものであるから、光線はその線状光源から放射状に拡がることになり、撮像対象の薬剤を上方から撮像する場合に陰影となる部分が生じ易い。そして、撮像対象の薬剤に陰影となる部分が生じると、陰影部分において照度が不足する部分が生じ、そのような状態で撮像すると、撮像した画像に明度が不足する部分が生じて、適切に撮像対象の薬剤の模様等を判別できない虞がある。このような事態を回避すべく、線状光源を、薬剤の上方に当該線状光源の長手方向と直交する方向で且つ水平に複数本並べて配設する構成とすると、上記載置台の幅に応じて線状光源を多数備える必要があり、構成が複雑化することになる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、監査対象の薬剤を上方から撮像するに当たり、簡素な構成によって、撮像対象の薬剤に陰影が生じない状態とすることが可能な薬剤監査装置を提供することにある。
上記課題を解決するための、本発明に係る薬剤監査装置の第1特徴構成は、監査対象の薬剤を載置支持する載置部を備えて前記監査対象の薬剤の重量を計測する秤量部と、前記監査対象の薬剤を撮像する撮像装置と、が設けられた薬剤監査装置であって、
前記秤量部及び前記撮像装置を内部空間に備える筐体が設けられ、前記筐体の内部空間に、撮像用の適正位置に位置する前記監査対象の薬剤に対して上方から光線を照射する照明装置が設けられ、前記照明装置として、上方に向けて光を放射する光源部と、前記監査対象の薬剤の上部に位置し、前記光源部から放射された光を下方に向けて反射する反射板とが前記内部空間に備えられ、前記反射板の縦断面形状が、上方に向けて凸となる放物線であり、前記光源部が、前記縦断面において前記放物線の焦点に位置するように構成されている点にある。
すなわち、光源部から放射された光を下方に向けて反射する反射板が、その縦断面形状が上方に向けて凸となる放物線となるように形成され、光源部が、縦断面において当該放物線の焦点に位置するものであるから、光源部から照射された光は反射板にて反射されて平行状に下方に反射される。
したがって、筐体の内部空間における撮像用の適正位置に位置する監査対象の薬剤に対して、上方から平行状の光線を照射することができ、撮像手段によって上方から撮像したときに、監査対象の薬剤のいずれの箇所にも陰影が生じない状態で、適正に撮像することができる。
そして、そのように撮像用の適正位置に位置する監査対象の薬剤に対して上方から平行状の光線を照射するにしても、薬剤を載置する載置面の上方全面に亘って光源を配置するような構成と較べて、例えば白色プラスチック板等の廉価な材料で形成可能な反射板と光源部とだけで照明手段を構成することができるものとなる。
すなわち、第1特徴構成によれば、監査対象の薬剤を上方から撮像するに当たり、簡素な構成によって、監査対象の薬剤に陰影が生じない状態とすることが可能な薬剤監査装置を提供することができる。
本発明に係る薬剤監査装置の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記照明装置が、平面視で前記撮像装置の撮像領域の外側となる位置に配設されている点にある。
すなわち、撮像装置にて監査対象の薬剤の画像を撮像する場合に照明装置が写り込むことがないため、薬剤の画像においてハレーションが発生する等の不都合無く適切に薬剤の画像を撮像することができる。
本発明に係る薬剤監査装置の第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記光源部が水平方向に長い直線状に形成され、前記反射板が、前記光源部を焦点とする放物柱面となるように形成されている点にある。
すなわち、反射板が、水平方向に長い直線状に形成された光源部を焦点とする放物柱面となるように形成されているから、光源部の長手方向の全体に亘って均一な強さで平行光を下方に向けて照射することができる。このため、監査対象の薬剤を上方から撮像するに当たり、監査対象の薬剤に陰影が生じない状態で適切に光を照射することが可能な薬剤監査装置を提供することができる。
また、例えば反射板を点光源を焦点とする放物面に形成しようとすれば、反射板をプレス加工によって形成するなど、煩雑な作業が必要となるが、第3特徴構成によれば、反射板は、光源部を焦点とする放物柱面となるように形成するものであるから、可撓性のある板材を放物柱面となる状態に湾曲状に加工したり、又は、放物柱面となる状態に支持するだけで簡易に形成することができる。
すなわち、第3特徴構成によれば、簡素な構成で、監査対象の薬剤に陰影が生じない状態で適切に光を照射することが可能な照明装置を得ることができる。
本発明に係る薬剤監査装置の第4特徴構成は、上記第3特徴構成に加えて、前記反射板を支持する支持体が前記筐体に設けられ、前記反射板が単一の反射面形成用の板状体で形成され、前記支持体が、前記反射板を前記放物線に沿う形状となるように支持する点にある。
すなわち、単一の反射面形成用の板状体で形成された反射板を放物線に沿う形状となるように支持するという簡易な構成で、上記放物柱面を形成できるものとなるため、反射板を放物柱面に沿う形状に加工する必要がない。したがって、監査対象の薬剤に上方から平行光線を照射可能な照明手段を、簡易な方法で構成することができる。
本発明に係る薬剤監査装置の第5特徴構成は、上記第4特徴構成に加えて、前記支持体が、複数の直線状のガイド体を前記放物線に沿って配置したガイド部を、前記光源部の長手方向に離間する状態で一対備えて構成され、
前記反射面形成用の板状体が、前記一対のガイド部に前記光源部長手方向の両端部の反射面側又はその裏面側が当接することにより、前記光源部の長手方向から見た長手方向視の形状が前記放物線に沿う形状となるように支持されている点にある。
すなわち、一対のガイド部に反射面形成用の板状体における光源部の長手方向の両端部の反射面側又はその裏面側が当接することにより、板状体を、その長手方向視の形状が放物線に近似する形状になるように支持できる。したがって、反射板に煩雑な加工を加えることなく、簡素な構成で、反射板を直線状の光源部を焦点とする放物柱面とするように形成することができる。
本発明に係る薬剤監査装置の第6特徴構成は、上記第5特徴構成に加えて、前記複数のガイド体の夫々が直線状のスリットとして構成され、前記ガイド部が、前記直線状のスリットを隣接するもの同士を連通させる状態で前記放物線に沿って複数配置した擬似放物線状スリットとして構成され、
前記反射面形成用の板状体が、前記擬似放物線状スリットに前記光源部の長手方向における両端部を係合させることにより、前記長手方向視の形状が前記放物線に沿う形状となるように支持されている点にある。
すなわち、反射面形成用の板状体の光源部長手方向における両端部を擬似放物線状スリットに係合させることで、板状体を、その光源部長手方向視の形状が放物線に近似する形状になるように支持できる。したがって、反射板に煩雑な加工を加えることなく、簡素な構成で、反射板を直線状の光源部を焦点とする放物柱面とするように形成することができる。
薬剤監査装置の全体斜視図 筐体内部の正面図 筐体内部の側面図 反射板と支持用スリットとの係合状態を説明する図
以下、本発明の薬剤監査装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る薬剤監査装置1の全体斜視図である。薬剤監査装置1は、処方箋に基づいて調剤作業者(薬剤師等)が取り揃えた薬剤の名称及び分量が、当該処方箋にて指定された内容に合致しているか否かを判定するために用いられる。
具体的には、容器としてのトレーTに、電子データを含む、ネットワーク経由等で伝送される処方箋に基づいて取り揃えられた単一種又は複数種の薬剤Yを載置し、当該トレーTに載置された薬剤Yの画像を撮像するとともに、薬剤が載置されたトレーTの重量を計測する。そして、撮像した薬剤Yの画像データと記憶部に記憶されたマスタデータとしての薬剤の画像データとに基づいて、トレーT上の薬剤Yが処方箋にて指定された種別の薬剤であるか否かを判別し、かつ、薬剤Yが載置されたトレーTの重量データから当該トレーTのみの重量を減算した薬剤重量データと、記憶部に記憶されたマスタデータとしての薬剤の重量データとに基づいて、トレーT上の薬剤Yの分量が処方箋にて指定された分量であるか否かを判別する。
そして、これらの判別結果より、取り揃えられた薬剤Yが処方箋にて指定された内容と合致しているか否かを判定することになる。
なお、本実施形態で用いるトレーTは、図1乃至図3に示すように、下方側ほど一辺の長さが短く、上方側ほど一辺の長さが長い四角筒状の胴部を備え、その胴部の下端が底板にて閉塞され、上記胴部の上端外周部において筒外方に向けて延出する鍔部Tfが設けられている。
トレーTの底板の上面には、図1(b)及び図2に示すように発泡プラスチック製のマットTmが敷設されている。このマットTmは、トレーTに載置した薬剤Yが滑り動かないようにするため、及び、照明装置による光の反射を低減するための2つの目的の為に設けられるものである。
図1に示すように、薬剤監査装置1は、筐体C外部の前面側に、当該薬剤監査装置1の作動に係る情報を表示する表示部1dと、当該薬剤監査装置1の操作のための指令を入力する操作パネル1sとが設けられている。また、図2及び図3に示すように、薬剤監査装置1の筐体Cの内部には、監査対象の薬剤Yを保持する容器としてのトレーTを載置支持する載置部Wsを備える秤量部Wと、トレーTに保持された監査対象の薬剤Yを撮像する撮像手段としてのカメラ20とが設けられている。
なお、以下の説明において、筐体Cの前面に沿う水平方向を筐体左右方向又は単に左右方向と称し、筐体Cの奥行に沿う水平方向を筐体奥行方向又は単に奥行方向と称する。
筐体Cの前面側の前壁部1wには、上下方向において上方側の上部側扉D1と、下方側の下部側扉D2とが設けられている。上部側扉D1は、図示はしないが上端に蝶番が設けられて、上端を揺動支点として筐体Cの内方に揺動するように構成されている。
また、下部側扉D2は、下端部に横軸心周りに揺動自在な蝶番を備えて、その蝶番を揺動支点として筐体Cの外方に揺動するように構成され、図1(a)に示すように、開口K2を開放する開位置と、図1(b)に示すように、前壁部1wに沿う縦姿勢となって開口K2を閉鎖する閉位置とに位置切換自在に構成されている。
下部側扉D2は例えば鉄等の磁性を有する金属によって形成されている。筐体Cにおける下部側扉D2の内方側位置には、図1(b)及び図3に示すように、下部側扉D2を閉位置で位置保持する扉保持手段としてのマグネットSが設けられている。これにより、下部側扉D2は、使用者の意に反して開位置に移動することを抑制される。
開口K2は、トレーTを筐体C外部から筐体C内部に向けて水平に投入自在な大きさ、すなわち、トレーTを筐体Cに投入するときの正面視で当該トレーTの上下方向及び左右方向の長さよりも若干大きい寸法となるように形成されている。
秤量部Wは、筐体C内部の底面Cbに取付けられている。また、トレーTの筐体奥行方向の移動を案内し、その平面視での位置を位置決めするための案内部Aが、筐体Cの正面視で左右に一対設けられている。詳細な説明は割愛するが、案内部AはトレーTの鍔部Tfを載置支持する支持面Asを備え、且つ、上下移動自在に構成されている。そして、案内部Aが上方側位置に位置する状態でその平面視での位置を位置決めされたトレーTは、案内部Aの下方移動に伴って、鍔部Tfと支持面Asとが離間し、秤量部Wの載置部Wsのみに支持される状態となる。秤量部Wによる秤量は、このようにトレーTが秤量部Wの載置部Wsのみに支持された状態で行われることになる。
また、図2及び図3に示すように、筐体Cの奥行方向奥側で、且つ、上下方向下方側の光源取付部30hに、左右方向に長い直線状の線光源30が取り付けられている。線光源30は、光線を上方向きに且つ筐体側面視で略鉛直上向きから奥行方向前方に傾斜する方向までの拡がりをもって放射するように構成されている。本実施形態において、線光源30が上方に向けて光を放射する光源部に相当する。
また、筐体C内部空間の上方でかつトレーTの載置保持面に位置するマットTmの上部であって線光源30による光線が到達する領域には、線光源30から放射された光を下方に向けて反射する反射板Hが設けられている。反射板Hは、筐体Cの左右方向視における縦断面形状が、上方に向けて凸となる放物線状の放物柱面となるように形成され、線光源30は、図3に示すように、放物柱面における焦点Fpに位置するように設けられている。本実施形態において、線光源30と反射板Hとが照明手段に相当する。
すなわち、筐体Cの内部空間に、撮像用の適正位置に位置する監査対象の薬剤Yに対して上方から光線を照射する照明装置が設けられている。
また、反射板Hの平面視略中央部分には、貫通孔Hkが設けられ、その貫通孔Hkの上方に、カメラ20の撮像用レンズが位置するように設けられている。
線光源30は、カメラ20の撮像領域外となるように配置されている。すなわち、光源部が、平面視でカメラ20の撮像領域の外側となる位置に配設されている。なお、本実施形態において、反射板Hの各部分もカメラ20の撮像領域外となる位置関係で配置されている。
図2に示すように、反射板Hは、その線光源30の長手方向に沿う方向の長さが、線光源30の長手方向の長さよりも大きい単一の反射面形成用の板状体で構成されている。
また、図4に示すように、筐体Cの左右両側の側壁部1zの内方に位置して内部空間を形成する左右の内側壁板51L、51Rの上部側箇所には、支持体としての複数の直線状のスリット40bを線光源30が焦点Fpとなる放物線に沿って配置して構成された支持部としての擬似放物線状スリット40が形成されている。
反射板Hは、白色のプラスチック板にて形成され、内側壁板51Lに形成された擬似放物線状スリット40に左側端部HLが係合する状態で支持され、内側壁板51Rに形成された擬似放物線状スリット40に右側端部HRが係合する状態で支持されている。本実施形態において、白色のプラスチック板が反射面形成用の板状体に相当する。
このように、支持体の夫々が直線状のスリット40bとして構成され、支持部が、直線状のスリット40bの隣接するもの同士を連通させる状態で放物線に沿って複数配置した擬似放物線状スリット40として構成され、反射面形成用の板状体が、擬似放物線状スリット40に線光源30の長手方向における両端部を係合させることにより、長手方向視の形状が放物線に近似する形状になる状態で支持されている。
これにより、線光源30から放射された光は、図3の破線矢印で示すように、トレーTに対して上方から平行状に照射することができることになる。また、図3の一点鎖線で示すように、カメラ20の撮像領域はトレーTの存在領域のみとなるように設定されている。つまり、線光源30が、平面視でカメラ20の撮像領域の外側となる位置に配設されている。これにより、カメラ20で撮像する画像には線光源30は写らないため、ハレーションを抑制することができる。さらに、トレーTに対して上方からの平行状の光線を照射できるため、撮像対象の薬剤Yの陰影ができない状態で薬剤Yの画像を撮像することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、照明手段を、放物柱面を形成する反射板Hとその放物柱面の焦点Fpに位置する線光源30とから構成する例を説明したが、このような構成に限定されるものではなく、反射板Hを回転放物面で構成し、光源を点光源としてその回転放物面の焦点に位置させる構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、照明手段を、単一の放物柱面からなる反射板Hと単一の線光源30とによって構成したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば反射板Hを複数の放物柱面を有するように構成し、その複数の放物柱面に対応して、夫々の放物柱面の焦点となる位置に、複数の線光源30を配設する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、反射板Hを、その線光源30の長手方向に沿う方向の長さが線光源30の長手方向の長さよりも大きくするように構成する例を説明したが、反射板Hの線光源30の長手方向に沿う方向の長さを線光源30の長手方向の長さよりも小さく構成してもよい。
(4)上記実施形態では、ガイド体の夫々が直線状のスリット40bとして構成され、ガイド部が、直線状のスリット40bの隣接するもの同士を連通させる状態で放物線に沿って複数配置した擬似放物線状スリット40として構成され、反射面形成用の板状体が、擬似放物線状スリット40に線光源30の長手方向における両端部を係合させることにより、長手方向視の形状が放物線に近似する形状になる状態で支持される構成を例示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、ガイド体の夫々を、内側壁板51L及び内側壁板51Rの一方側から他方側に向けて突設した長手方向視直線状のガイド用板状体で構成し、ガイド部がそのガイド用板状体を長手方向視で放物線に沿う状態で複数配置して構成され、反射面形成用の板状体が、平面視にて線光源30の長手方向に直交する方向における両端部を固定されて、反射面の裏面側が上記ガイド用板状体に当接する形態で長手方向視の形状が放物線に沿う形状となるように支持されるように構成してもよい。
また、例えば、ガイド部が、先端が光源部を焦点とする放物線となるように筐体C内部の天井部から吊下げ又は突設された複数のガイド体としてのステーにて構成され、反射板Hが、当該ステーに取り付けられて長手方向視で放物線に沿う形状となるように支持される構成としてもよい。
1 薬剤監査装置
20 撮像装置
30 光源部
40 擬似放物線状スリット
C 筐体
Fp 焦点
H 反射板
HL 端部
HR 端部
T 容器
W 秤量部
Ws 載置部
Y 薬剤

Claims (6)

  1. 監査対象の薬剤を載置支持する載置部を備えて監査対象の薬剤の重量を計測する秤量部と、
    前記監査対象の薬剤を撮像する撮像装置と、が設けられた薬剤監査装置であって、
    前記秤量部及び前記撮像装置を内部空間に備える筐体が設けられ、
    前記筐体の内部空間に、撮像用の適正位置に位置する前記監査対象の薬剤に対して上方から光線を照射する照明装置が設けられ、
    前記照明装置として、上方に向けて光を放射する光源部と、前記監査対象の薬剤の上部に位置し、前記光源部から放射された光を下方に向けて反射する反射板とが前記内部空間に備えられ、
    前記反射板の縦断面形状が、上方に向けて凸となる放物線であり、
    前記光源部が、前記縦断面において前記放物線の焦点に位置するように構成されている薬剤監査装置。
  2. 前記光源部が、平面視で前記撮像手段の撮像領域の外側となる位置に配設されている請求項1記載の薬剤監査装置。
  3. 前記光源部が水平方向に長い直線状に形成され、前記反射板が、前記光源部を焦点とする放物柱面となるように形成されている請求項1又は2に記載の薬剤監査装置。
  4. 前記反射板を支持する支持体が前記筐体に設けられ、
    前記反射板が単一の反射面形成用の板状体で形成され、
    前記支持体が、前記反射板を前記放物線に沿う形状となるように支持する請求項3に記載の薬剤監査装置。
  5. 前記支持体が、複数の直線状のガイド体を前記放物線に沿って配置したガイド部を、前記光源部の長手方向に離間する状態で一対備えて構成され、
    前記反射板が、前記反射面形成用の板状体の前記光源部の長手方向における両端部の反射面側又はその裏面側が前記一対のガイド部に当接することにより、前記光源部の長手方向から見た長手方向視の形状が前記放物線に沿う形状となるように支持されている請求項4に記載の薬剤監査装置。
  6. 前記複数のガイド体の夫々が直線状のスリットとして構成され、前記ガイド部が、前記直線状のスリットを隣接するもの同士を連通させる状態で前記放物線に沿って複数配置した擬似放物線状スリットとして構成され、
    前記反射面形成用の板状体が、前記擬似放物線状スリットに前記光源部の長手方向における両端部を係合させることにより、前記長手方向視の形状が前記放物線に沿う形状となるように支持されている請求項5に記載の薬剤監査装置。
JP2012110925A 2012-05-14 2012-05-14 薬剤監査装置 Active JP5702330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012110925A JP5702330B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 薬剤監査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012110925A JP5702330B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 薬剤監査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013236726A JP2013236726A (ja) 2013-11-28
JP5702330B2 true JP5702330B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=49762337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012110925A Active JP5702330B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 薬剤監査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5702330B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6476729B2 (ja) * 2014-05-02 2019-03-06 株式会社湯山製作所 鑑査支援装置、鑑査支援方法、鑑査支援プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4923282B2 (ja) * 2002-11-22 2012-04-25 グローリー株式会社 薬剤認識装置
JP4857768B2 (ja) * 2003-06-19 2012-01-18 株式会社湯山製作所 薬剤監査装置
JP5222682B2 (ja) * 2008-09-30 2013-06-26 晋一 直箟 薬剤の撮像記憶装置
JP5163985B2 (ja) * 2008-11-14 2013-03-13 学校法人早稲田大学 粒状物品種検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013236726A (ja) 2013-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101852370B (zh) 外观检查用照明装置和外观检查装置
JP5881007B2 (ja) ウエハ検出装置
CN205563038U (zh) 利用装有相机的便携式终端的近摄装置及其外置光学模块
JP6367862B2 (ja) 欠陥検査方法及びその装置
CN106471878B (zh) 检测装置
JP2008203093A (ja) 照明装置、画像測定装置
CN104023619A (zh) 皮肤拍摄装置
JP5702330B2 (ja) 薬剤監査装置
JP2002175543A (ja) 3次元モデリング装置
CN208171888U (zh) Pcb板树脂塞孔检测装置
JP5395104B2 (ja) スキャナ
KR101738102B1 (ko) 비전 위치 확인 구조의 엑스레이 검사 장치 및 그에 의한 기판의 검사 방법
JP2014211322A (ja) 光学特性測定装置
CN108508037A (zh) Pcb板树脂塞孔检测装置
KR101743724B1 (ko) 3차원 스캐너
JP2020503528A (ja) ビジョン検査装置
KR20140129864A (ko) 피부촬영장치
KR20150045131A (ko) 검사장비에 사용되는 동축 조명장치
JP2019028023A (ja) 外観検査装置
JP6845562B2 (ja) 照明システム
JP2021105628A (ja) 物品撮影装置
JP2020016567A (ja) 架線検測装置
JP2006148824A (ja) 撮像装置
JP2015063195A (ja) ライセンスプレート照明装置
JP6731546B2 (ja) ピント調整ユニットおよび画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5702330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250