JP5702185B2 - 格子体 - Google Patents

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本発明は、フェンスや間仕切り等に使用する格子体に関するものである。
樹脂製格子材を使用する格子体としては、特開2000−352225号公報のものがあり、この格子体は、ガタツキを防止するために金属製芯材が樹脂製格子材の中空部内側を削りながら挿入してあり、さらに、挿入された金属製芯材の端部側からビス止めして、樹脂製格子材を支持体に固定したものである。
特開2000−352225号公報
上述した特開2000−352225号公報のものは、樹脂製格子材の中空部内側を削りながら金属製芯材を強く押し込む状態で挿入していくものであったから、金属製芯材の挿入がしづらく施工が大変手間であった。さらに、樹脂製格子材の中空部内側を削るため、樹脂製格子材が透明または半透明なものであれば、その削り面が外部から透けて見えてしまうことにより、格子体の外観意匠性を損ねる問題点もあった。本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、施工が容易で外観の体裁も良く、しかも、熱延び対策も施された格子体を提供することにある。
本発明は、複数の格子材を備え、格子材は、樹脂製格子材と、金属製芯材と、これらを連結する連結材からなり、樹脂製格子材は、長手方向に連続した中空部を有し、長手方向の両端部には熱延びを許容する切欠部または長孔をそれぞれ有しており、金属製芯材は、樹脂製格子材の中空部に挿入してあると共に樹脂製格子材の両端から突出しており、金属製芯材の両端の見付面には連結材をネジ止めしてあり、金属製芯材と連結材とで樹脂製格子材を挟み付けて固定してあると共に、樹脂製格子材の中空部内面と金属製芯材の側面間には所定の隙間が設けてあり、格子材が、連結材を介して若しくは金属製芯材の両端側で支持体に支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂製格子材の中空部内に金属製芯材を余裕をもって挿入できるので施工性が良く、樹脂製格子材の中空部内面が金属製芯材によって傷付かないので、格子の外観意匠を損なわない。さらに、樹脂製格子材に挿入された金属製芯材と連結材とをそれぞれネジ止めして、樹脂製格子材を挟みつけることにより、金属製芯材が樹脂製格子材の中空部でガタつくことなく、意匠性が高く強度が確保された格子体を提供できる。また、樹脂製格子材よりも金属製芯材が長く形成してあると共に、樹脂製格子材のネジを通す孔が切欠部または長孔になっているので、樹脂製格子材の端部で熱延びが許容されることから、樹脂製格子材が歪まずに格子体の意匠性が保たれる。
(a)は、図2中Aを拡大して本実施形態による格子体の要部を拡大して示す縦断面図であり、(b)は、図3中Dを拡大して示す横断面図である。 図3(a)中B−B線縦断面図である。 (a)は、本実施による格子体の正面図であり、(b)は、(a)中C−C線横断面図である。 (a)は、本実施による格子体を構成する樹脂製格子材の一部を拡大した背面図であり、(b)は、本発明の格子体を構成する樹脂製格子材の他の実施形態を示す一部を拡大した背面図である。 (a)は、本発明の他の実施形態を示す一部を拡大した分解斜視図であり、(b)は、(a)の組み立て後の一部を拡大した斜視図である。 (a)は、本発明の他の実施形態を示す一部を拡大した分解斜視図であり、(b)は、(a)の組み立て後の一部を拡大した斜視図である。
以下に、図面に基づいて本実施による格子体の実施の形態を説明する。
本実施による格子体は、図2及び図3(a)のように、上桟1aと下桟1bと、上下桟1a,1bの間に間隔あけて配置される複数の縦桟2と、上下桟1a,1bと平行して上下桟1a,1b間に配置される複数のルーバー3とから構成してあり、支柱10の一側見付け面に金具で固定してある。図1(b)と図3(b)のように、ルーバー3は、樹脂製格子材4と金属製芯材6とを、連結材7によって固定して形成してある。樹脂製格子材4は、図4(a)のように、長手方向に連続した中空部5を有し且つその一側には中空部5から上下にそれぞれ突出したフィン4a,4bを有する羽根型をなすものであり、さらに、樹脂製格子材4の長手方向両端部には、長手方向に長く形成される切欠部9aがそれぞれ設けてある。金属製芯材6は、図1(b)のように、樹脂製格子材4よりも長く、且つ樹脂製格子材4の中空部5に余裕をもって挿通できる断面形状としてある形材であり、樹脂製格子材4の中空部5内側4cに当接する略扁平な側面6aの両端部にネジ受孔11を設けてある。連結材7は、図1(b)のように、金属片を曲げ加工して略L字状に形成したものであり、縦桟2の見込み方向に向けて突出する見込み片7aと、同じく縦桟2の見付け方向に突出する見付け片7bとからなっており、見付け片7bにはルーバー3の配置に合わせてネジ孔7cが設けてある。
ルーバー3は、図1(b)及び図3(b)のように、金属製芯材6を樹脂製格子材4の中空部5に挿入して形成される。このとき、金属製芯材6は、樹脂製格子材4よりも長く、中空部5よりも断面形状が小さい形材であるため、中空部5に容易に挿通されると共に、両端が樹脂製格子材4の両端から突出した状態となる。次に、金属製芯材6と樹脂製格子材4の両端部の一側に連結材7の見付け片7bをあてがい、ネジ孔7cと金属製芯材6のネジ受孔11にネジ8を挿通してネジ止めする。このとき、ネジ8の締め付けによって金属製芯材6が連結材7側に引き寄せられることで、樹脂製格子材4の中空部5内面4cと金属製芯材6の側面6a間には所定の隙間が設けられると共に、樹脂製格子材4が、金属製芯材6の側面6aと連結材7とで挟み付けられて固定される。同様にして連結材7に複数のルーバー3を取付けた後、連結材7を縦桟2の内周側凹部2aに嵌め込み、縦桟2を上下桟1a,1bにネジ固定することで、格子体が形成される。以上のように格子体を形成することで、金属製芯材6のガタツキを抑えるために樹脂製格子材4の中空部5内側を削りながら金属製芯材6を圧入する必要がなく、樹脂製格子材4の中空部5内側が傷付かずに外に透けて見えることもないので、施工性が良く、外観の体裁も良好な格子体が完成する。
また、上記のように形成した格子体は、施工後、外気温や気候変化等の要因で樹脂製格子材4が長手方向に熱延びする場合があるが、金属製芯材6が樹脂製格子材4よりも長く形成してあり、さらに、ネジ8が樹脂製格子材4の長手方向に長い切欠部9aに挿通していることにより、樹脂製格子材4が熱延びしてもネジ8で妨げられず熱延びが許容されると共に、熱延びした樹脂製格子材4が縦桟2を圧迫しないので、縦桟2から樹脂製格子材4への反力が発生せず、樹脂製格子材4の歪な変形や破損を防ぐ構造となっている。
本発明の格子体を構成する樹脂製格子材4の他の実施形態として、図4(b)のように、樹脂製格子材14の長手方向に長い長孔9bとしても、切欠部9aと同様、ネジ8で妨げられることなく熱延びが許容されて樹脂製格子材4の歪な変形や破損が防がれる。
本発明の格子体は、可動ルーバーにおいても適用できる。図5(a)(b)のように、本実施のものでは軸部28を有する連結材27が使用されており、この連結材27は、見込み片27aと見付け片27bとから略L字状をなしており、可動ルーバー13ごとに取付けられる。金属製芯材6への取り付けは、上記実施形態と同様に、見込み片27aを金属製芯材6の長手方向一端側にあてがうとともに、見付け片27bのネジ孔27cと樹脂製格子材4の切欠部9aと金属製芯材6のネジ受孔11をネジ8で連通してネジ止めすることでなされる。さらに、見込み片27aの軸部28を縦桟2に軸止めすることにより、可動ルーバー13が軸部28を中心に水平軸回転する。また、図6(a)(b)は、本発明の格子体による他の可動ルーバー23の実施形態であり、図示では一側のみを記載するが、金属製芯材26の長手方向両端部に軸部38を設け、その軸部38が縦桟2で軸支されることにより、可動ルーバー23が軸部38を中心に水平軸回転するものである。ここで使用される連結材37は、見付け片37bにネジ孔37cを有し、その見付け片37bの上下がそれぞれ屈曲した略コ字状をなすものであり、その内周のコ字部分で樹脂製格子材4を保持する。そして、金属製芯材26のネジ受孔26aと樹脂製格子材4の切欠部9aと連結材37をネジ8で連通してネジ止めすることにより可動ルーバー23が形成され、この可動ルーバー23が軸部38により縦桟2で水平軸回転する。なお、金属製芯材26は、両端部6bを軸部として利用できる断面形状としてあってもよい。
上記各実施形態では、フェンス等に用いられるルーバー3及び可動ルーバー13,23について記載したが、格子材が樹脂製格子材4とその中空部5に挿入する金属製芯材6,26とから構成されるものであれば、建物開口部に設けられるものや、間仕切りなどの壁面を構成するもの等、様々な用途の格子体に適用できる。また、樹脂製格子材4や金属製芯材6、連結材7の形状についても特に限定するものではなく、適宜変更可能である。また、樹脂製格子材4の支持体1a,1b,2として、上記実施形態では上下桟1a,1bと縦桟2を挙げたが、躯体の壁部や、支柱、枠材等でもよく、格子体の設置が想定される全ての箇所が支持体として挙げられる。また、上記各実施形態ではルーバー3及び可動ルーバー13,23が横ルーバータイプのものについて記載したが、上下桟1a,1bで支持する縦ルーバータイプのものでもよい。
1a,1b 上下桟(支持体)
2 縦桟(支持体)
3 ルーバー(格子材)
13,23 可動ルーバー(格子材)
4,14 樹脂製格子材
4c,14c 内面
5,15 中空部
6,26 金属製芯材
6a 側面
6b 両端
7,27,37 連結材
8 ネジ
9a 切欠部
9b 長孔

Claims (1)

  1. 複数の格子材を備え、格子材は、樹脂製格子材と、金属製芯材と、これらを連結する連結材からなり、樹脂製格子材は、長手方向に連続した中空部を有し、長手方向の両端部には熱延びを許容する切欠部または長孔をそれぞれ有しており、金属製芯材は、樹脂製格子材の中空部に挿入してあると共に樹脂製格子材の両端から突出しており、金属製芯材の両端の見付面には連結材をネジ止めしてあり、金属製芯材と連結材とで樹脂製格子材を挟み付けて固定してあると共に、樹脂製格子材の中空部内面と金属製芯材の側面間には所定の隙間が設けてあり、格子材が、連結材を介して若しくは金属製芯材の両端側で支持体に支持されていることを特徴とする格子体。
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