JP4908996B2 - 建築用桟材およびフェンス - Google Patents

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本発明は、建築用桟材とそれを備えたフェンスに関する。
住宅の敷地境界に設けられるフェンスやベランダに設けられるフェンスは、戸外に長期間設置するため、耐久性や所定の強度等が必要とされている。このようなフェンスは例えば、横方向に長尺な桟材を上下に所定間隔で多数配置し、これら横材を支柱等で支持することにより構成されている。
前記桟材の一例として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この桟材は、筒状の芯材と、この芯材の表面層に形成される合成樹脂材料からなる筒状の被覆層(化粧材)を有している。
したがって、このような構成の桟材をフェンスの横材に使用することによって、耐候性や強度を備えたフェンスを構成することができる。
特開平11−291320号公報
ところで、上記のような桟材において、その軽量化や材料削減を目的として、芯材やその外側の化粧材を薄く形成すると、例えば、化粧材を芯材に強固に固定するために、桟材にビス等の止着材をねじ込んだり、打ち込む際に、桟材に打ち込んだ止着材が不安定になる上に、桟材から受ける止着材の摩擦力が小さくなり止着材が抜けてしまい、止着材を桟材に強固に固定できないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、筒状の化粧材の内部に、筒状の芯材を挿入して固定する際に、止着材を強固に固定できる桟材およびこの桟材を使用したフェンスを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、筒状に形成された樹脂製の化粧材2と、この化粧材2の内部に挿入される筒状に形成された金属製の芯材3とを備えた建築用桟材において、
前記化粧材2の内壁面2aと前記芯材3の内壁面3a,3bのうち少なくともいずれか一方の内壁面には、肉厚部2c,3c,3dが形成されており、
前記芯材3は横断面略四角形環状に形成されており、この芯材3の4つの角部にそれぞれ外側に突出する凸条4が前記芯材3の軸方向に沿って形成されており、この凸条3には、前記芯材3の端面側からねじ込まれまたは打ち込まれる止着材20を係止するための係止部4aが形成されており、
前記芯材3の横断面における短辺方向に隣り合う前記凸条4,4間に、前記化粧材2の内壁面に形成された肉厚部2cが挟まれるようにして位置していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、化粧材2の内壁面2aと芯材3の内壁面3a,3bのうち少なくともいずれか一方の内壁面に肉厚部2c,3c,3dが形成されているので、この肉厚部2c,3c,3dを貫通して止着材5をねじ込みまたは打ち込むことによって、建築用桟材1から受ける止着材5の摩擦力が大きくなり、止着材5が抜けるのを防ぐことができる。従って、止着材5を建築用桟材1に強固に固定することができる。
また、芯材3の凸条4に係止部4aが形成されているので、この係止部4aに止着材20をねじ込みまたは打ち込むことによって、建築用桟材1を容易に他の部材(例えば図3等に示す支柱11)に取り付け固定できる。また、凸条4が芯材3の軸方向に沿って形成されているので、芯材3を補強できる。
請求項に記載の発明は、例えば図3〜図8に示すように、請求項に記載の建築用桟材1を備えたフェンス10であって、
前記建築用桟材1が複数上下に離間して互いに平行に配置されており、これら建築用桟1の両端部に支柱11,11が配置されており、この支柱11に前記建築用桟材1の端部が、前記支柱側から止着材20を前記建築用桟材1の芯材3に形成された凸条4の係止部4aにねじ込みまたは打ち込んで係止することによって、固定されていることを特徴とする。
ここで、支柱側から止着材20を建築用桟材1の芯材3に形成された凸条4の係止部4aにねじ込みまたは打ち込む場合、支柱を通して止着材20をねじ込みまたは打ち込んでもよいし、支柱11に取付金具16を取り付け、この取付金具16から止着材20をねじ込みまたは打ち込んでもよい。
請求項に記載の発明によれば、支柱11に建築用桟材1の端部が、支柱側から止着材20を建築用桟材1の芯材3に形成された凸条4の係止部4aにねじ込みまたは打ち込んで係止することによって、固定されているので、複数の建築用桟材1を容易に支柱11に固定できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のフェンスにおいて、
前記建築用桟材1は、その互いに平行な側面2d,2dを水平方向に対して傾斜させて、前記支柱11に固定されていることを特徴とする。
ここで、複数の建築用桟材1は全てその互いに平行な側面2d,2dを水平方向に対して傾斜させてもよいし、一部の建築用桟材1の側面2d,2dを水平方向に対して傾斜させてもよい。また、その傾斜方向および傾斜角度は全ての建築用桟材1において等しく設定してもよいし、異ならせてもよい。
請求項に記載の発明によれば、横断面略四角形環状の建築用桟材1の互いに平行な側面2d,2dが水平方向に対して傾斜しているので、傾斜していない建築用桟材を有するフェンスに比して、傾斜方向上側からの陽射しを建築用桟材1,1間を通して、フェンス10の外側から内側に取り入れることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のフェンスにおいて、
前記上下に隣り合う建築用桟材1,1のうち、上の建築用桟材1の最下端S1と、下の建築用桟材1の最上端S2とが上下方向に離間していることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、上の建築用桟材1の最下端S1と、下の建築用桟材1の最上端S2とが上下方向に離間しているので、真横からの透光性を確保でき、敷地やベランダ等の内側からフェンス10を通して外側を見ることができる。
本発明の建築用桟材によれば、筒状に形成された樹脂製の化粧材の内壁面と、この化粧材の内部に挿入される筒状に形成された金属製の芯材の内壁面のうち少なくともいずれか一方の内壁面に、肉厚部が形成されているので、この肉厚部を貫通して止着材をねじ込みまたは打ち込むことによって、桟材から受ける止着材の摩擦力が大きくなり、止着材が抜けるのを防ぐことができる。従って、止着材を桟材に強固に固定することができる。
また、本発明のフェンスによれば、支柱に建築用桟材の端部が、支柱側から止着材を建築用桟材の芯材に形成された凸条の係止部にねじ込みまたは打ち込んで係止することによって、固定されているので、複数の建築用桟材を容易に支柱に固定できる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明に係る建築用桟材の一例を示すもので、図1は建築用桟材の横断面図、図2は建築用桟材の側面図である。
これらの図に示すように、建築用桟材1は、化粧材2とこの化粧材2の内部に挿入された芯材3とを備えている。
化粧材2は四角筒状に形成された樹脂製のものであり、断面視において短辺方向に沿う互いに平行な2つの内壁面2a,2aと、長辺方向に沿う互いに平行な2つの内壁面2b,2bとを有している。内壁面2aの幅方向中央部には、化粧材肉厚部2cが形成されている。この化粧材肉厚部2cは、内壁面2aから内部に向けて凸条に突出するものであり、化粧材2の軸方向(図1において紙面と直交する方向)に延在するようにして形成されている。
また、化粧材2は、断面視において長辺方向に沿う互いに平行な2つの側面2d,2dと、短辺方向に沿う互い平行な2つの側面2e,2eとを有している。
上記のような構成の化粧材2は、セルロース系微紛粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて押出成形することによって形成されている。セルロース系微紛粒としては、例えば、住宅等の建物を解体した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される端材、おが屑等の木質廃材を粉砕することによって得られる木粉や木材、バカス、稲藁等の天然木材を粉砕することによって得られる木粉が挙げられる。また、樹脂としては、例えば、食品等の包装に用いられた後回収されたトレー、食品コンテナ等の包装部材を粉砕することによって得られる樹脂や、天然木材から得られる樹脂等が挙げられる。すなわち、塩化ビニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂等である。
このように、化粧材2は、セルロース系微紛粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて成形したものであるため、天然の木材に近い手触りや風合いを有し、また、耐候性、耐腐食性等を備えたものとなる。
前記芯材3は、略四角筒状に形成された金属製のものであり、例えばアルミニウムを押出成形することによって形成されている。
芯材3は、断面視において短辺方向に沿う互いに平行な2つの内壁面3a,3aと、長辺方向に沿う互いに平行な2つの内壁面3b,3bとを有している。内壁面3aの幅方向中央部には、芯材肉厚部3cが形成されている。この芯材肉厚部3cは、内壁面3aから内部に向けて凸条に突出するものであり、芯材3の軸方向(図1において紙面と直交する方向)に延在するようにして形成されている。また、内壁面3bの幅方向中央部には、芯材肉厚部3dが形成されている。この芯材肉厚部3dは、内壁面3bから内部に向けて凸条に突出するものであり、芯材3の軸方向(図1において紙面と直交する方向)に延在するようにして形成されている。
また、芯材3は横断面略四角形環状に形成されており、この芯材3の4つの角部にはそれぞれ外側に突出する凸条4が芯材3の軸方向に沿って形成されている。この凸条4には断面略C字状に形成された係止部4aが凸条4の延在方向に沿って形成されている。この係止部4aは芯材3の端面側からねじ込まれまたは打ち込まれる止着材を係止するためのものである。なお、凸条4、係止部4aは芯材3を押出成形する際にこの芯材3と一体的に形成されている。
そして、前記化粧材2の内部に芯材3が挿入されている。この挿入された状態において芯材3の図1において左右に隣り合う凸条4,4間に化粧材2の化粧材肉厚部2cが挟まれるようにして位置している。また、図2に示すように、芯材3は化粧材2より若干長く形成されており、化粧材2の両端から若干突出している。
また、化粧材2の両端部において、上の側面2eからビス等の止着材5が化粧材肉厚部2cおよび芯材肉厚部3cを貫通してねじ込まれており、これによって、化粧材2の内部に芯材3を強固に固定するとともに、芯材3の抜け出しを防止している。
このように、軽量化や材料軽減等を目的として、化粧材2や芯材3を薄く形成しても、肉厚部2c,3cを貫通して止着材5をねじ込みむことによって、建築用桟材1桟材から受ける止着材5の摩擦力が大きくなり、止着材5が抜けるのを防ぐことができる。従って、止着材5を建築用桟材に強固に固定することができる。
なお、本例では、止着材5を化粧材2の上の側面2eからねじ込むようにしたが、下の側面2eからねじ込んでもよいし、さらには、左右の側面2d,2dからねじ込んでもよい。左右側面から止着材5をねじ込む場合、この止着材5が芯材肉厚部3dを貫通するよにしてねじ込めばよい。
次に、上記構成の建築用桟材1を備えたフェンスについて説明する。
図3はフェンスの正面図、図4は図3におけるA−A線断面図である。これらの図に示すように、フェンス10は、上下に離間して互いに平行に配置された複数の建築用桟材1・・・と、これら建築用桟材1・・・の左右両端部を支持する左右支柱11,11とによって構成されている。
支柱11は、化粧材12とこの化粧材12の内部に挿入された芯材13と、化粧材12の上端部に設けられた蓋材14とを備えている。
化粧材12は、図6および図7に示すように、略正方形筒状に形成されており、その4つの側面にはそれぞれ凹溝12aが上下に延在して形成されている。化粧材12は、前記化粧材2と同様に、セルロース系微紛粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて押出成形することによって形成されている。
芯材13は、八角形筒状に形成されており、その4つの内壁面のうち一つおきに配置された4つの内壁面には肉厚部13aが芯材13の軸方向に沿って形成され、残り4つの内壁面には断面略C字状の凸条13bが芯材13の軸方向に沿って形成されている。また、芯材13は金属製のものであり、例えばアルミニウムを押出成形することによって形成されている。
そして、前記化粧材12の内部に芯材13が挿入されている。この挿入された状態において、芯材13の一つおきに配置された4つの側面が化粧材12の4つの凹溝12aの裏面に当接されている。そして、化粧材12の上端部の2箇所と、下端部1箇所において、凹溝12aの底面からビス等の止着材15を芯材13の肉厚部13aを貫通してねじ込むことによって、化粧材12の内部に芯材13が強固に固定されている。
また、芯材13の下端部は、化粧材12の下端より下方に突出しており、この突出した下端部が地盤に埋設されることによって、支柱11が地盤に鉛直に立設されている。
上記のような構成の左右一対の支柱11には、複数の建築用桟材1・・・が以下のようにして取り付けられている。
すなわち、支柱11,11の化粧材12,12の互いに対向する側面に形成された前記凹溝12aには、図4〜図7に示すように、横断面コ字状に形成された取付金具16が凹溝12aを塞ぐようにして嵌めこまれている。
この取付金具16は図8に示すように、中央のウエブとこのウエブの両端部に形成されたフランジとからなる断面コ字状のものであり、そのウエブには、両端部に孔16a,16aが形成され、孔16a,16a間には、複数の孔16b・・・がウエブの幅方向中央を境にして千鳥状に配置されて形成されている。これら孔16bのうち一つおきに配置された孔16bには、この孔16bより大径の孔16cが孔16bと繋がって形成されている。この孔16cは水抜き穴である。また、孔16bは建築用桟材1を支柱11に取り付ける際に使用されるビス穴である。
そして、上記のような取付金具16は、その上下端部において、前記孔16a,16aにビス17を挿通し、さらに化粧材12の凹溝12aの底壁および芯材13の肉厚部13aを貫通してねじ込むとともに、取付金具16の上端部のビス17より下方において、ビス18を取付金具16のウエブを貫通し、さらに化粧材12の凹溝12aの底壁および芯材13の肉厚部13aを貫通してねじ込むことによって、支柱11に取り付け固定されている。
前記取付金具16には、図6および図7に示すように、建築用桟材1の芯材3の端面が、この芯材3に形成された対角線方向に対向する係止部4a,4aを、取付金具16に形成された孔16b,16bに合致させた状態で当接されている。そして、取付金具16の裏側から、つまり、支柱11側からビス等の止着材20を孔16b,16bを通して、係止部14a,14aにねじ込むことによって、支柱11に取付金具16を介して建築用桟材1が取り付け固定されている。
上記のようにして、支柱11に複数の建築用桟材1の端部を取り付けるには、まず、取付金具16に、建築用桟材1の芯材3の端面を当接したうえで、この芯材3を上記のようにして止着材20・・・によって取り付けておく。次に、複数の建築用桟材1が取り付けられた取付金具16を支柱11の化粧材12に形成された凹溝12aに嵌め込み、この取付金具16の上下端部を上記のようにしてビス17,18によって支柱11に固定することによって行う。
左右一対の支柱11,11に複数の建築用桟材1・・・を取り付けた状態において、建築用桟材1の互いに平行な側面2d,2dは水平方向に対して傾斜している。図4および図5において、例えば、フェンス10の左側が敷地の外側、右側が敷地の内側とすると、建築用桟材1は外側から内側に向かうにしたがって、下方に傾斜しており、この傾斜方向および傾斜角度は全ての建築用桟材1において等しくなっている。また、図5に示すように、建築用桟材1の右側の側面2dと、建築用桟材1の最下端を通る水平線とのなす角度は本例では約60°に設定されているが、この角度は適宜設定される。角度を変更する場合、前記取付金具16に形成された孔16bの位置を変更すればよい。
このように、建築用桟材1の互いに平行な側面2d,2dが水平方向に対して傾斜しているので、傾斜していない建築用桟材を有するフェンスに比して、傾斜方向上側からの陽射しを建築用桟材1,1間を通して、フェンス10の外側から内側に取り入れることができる。
また、図5に示すように、上下に隣り合う建築用桟材1,1のうち、上の建築用桟材1の最下端S1と、下の建築用桟材1の最上端S2とは上下方向に離間している。つまり、上下に隣り合う建築用桟材1,1は、真横から見て重ならないようにして配置されている。。ここで、上の建築用桟材1の最下端S1と、下の建築用桟材1の最上端S2との間の距離は本例では、例えば15mm程度に設定されているが、この値は適宜設定される。この値を大きくすればするほど、採光性は高くなるが、その反面、外側からフェンス10を通して内側を見ることができ、防犯上好ましくないので、例えば10mm〜30mm程度に設定するのが望ましい。このように設定すれば、採光性、防犯性の上から好ましく、また、子供の足が建築用桟材1,1間に入らないので、子供がフェンス10によじ登るのを防止できる。
なお、本実施の形態では、本発明に係る建築用桟材1を備えたフェンス10として、住宅等の敷地の境界に設けるフェンスを例にとって説明したが、このようなフェンス10は、住宅のベランダ等に設けてもよい。
また、本実施の形態では、筒状の建築用桟材1を横断面視、長方形状としたが、これに限らず、横断面視、平行四辺形状、菱形状、さらには円状、楕円状、長円状に形成してもよい。
本発明に係る建築用桟材の一例を示すもので、建築用桟材の横断面図である。 同、建築用桟材の側面図である。 本発明に係るフェンスの一例を示すもので、フェンスの正面図である。 同、図3におけるA−A線断面図である 同、図4におけるX部の拡大図である。 同、図4におけるB矢視図である。 同、図3におけるC−C線矢視図である。 同、取付金具を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図である。
符号の説明
1 建築用桟材
2 化粧材
2a 内壁面
2c 化粧材肉厚部(肉厚部)
2d 側面
3 芯材
3a,3b 内壁面
3c,3d 芯材肉厚部(肉厚部)
4 凸条
4a 係止部
5 止着材
10 フェンス
11 支柱
20 止着材

Claims (4)

  1. 筒状に形成された樹脂製の化粧材と、この化粧材の内部に挿入される筒状に形成された金属製の芯材とを備えた建築用桟材において、
    前記化粧材の内壁面と前記芯材の内壁面のうち少なくともいずれか一方の内壁面には、肉厚部が形成されており、
    前記芯材は横断面略四角形環状に形成されており、この芯材の4つの角部にそれぞれ外側に突出する凸条が前記芯材の軸方向に沿って形成されており、この凸条には、前記芯材の端面側からねじ込まれまたは打ち込まれる止着材を係止するための係止部が形成されており、
    前記芯材の横断面における短辺方向に隣り合う前記凸条間に、前記化粧材の内壁面に形成された肉厚部が挟まれるようにして位置していることを特徴とする建築用桟材。
  2. 請求項に記載の建築用桟材を備えたフェンスであって、
    前記建築用桟材が複数上下に離間して互いに平行に配置されており、これら建築用桟の両端部に支柱が配置されており、この支柱に前記建築用桟材の端部が、前記支柱側から止着材を前記建築用桟材の芯材に形成された凸条の係止部にねじ込みまたは打ち込んで係止することによって、固定されていることを特徴とするフェンス。
  3. 請求項に記載のフェンスにおいて、
    前記建築用桟材は、その互いに平行な側面を水平方向に対して傾斜させて、前記支柱に固定されていることを特徴とするフェンス。
  4. 請求項に記載のフェンスにおいて、
    前記上下に隣り合う建築用桟材のうち、上の建築用桟材の最下端と、下の建築用桟材の最上端とが上下方向に離間していることを特徴とするフェンス。
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