JP6228645B2 - 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法 - Google Patents
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Description
本件発明は、外壁パネルを間柱に取り付けるときに用いられる外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法に関する。
従来より、ユニット建物は複数の建物ユニットを組み合わせて製造されている。この建物ユニットは、柱や梁を用いて直方体状の骨組み(構造体)を作り、この骨組みに外壁を組み付ける。この外壁は、間柱に外壁パネルを取り付けて構成されている。外壁を骨組みに組み付ける際には、外壁をクレーン等で吊り上げて間柱を梁に固定する。
外壁に開口部を形成する場合には、開口部の上側にマグサを配置し、開口部の下側に窓台を配置する。このようにして外壁が組み付けられた建物ユニットはクレーン等で吊り上げられて別の場所に移動され、開口部に窓が嵌め込まれた後、他の建物ユニットと組み合わせられてユニット建物になる。
また、外壁パネルを間柱に取り付けるときには、一般的にリベットが用いられている。
具体的に説明すると、間柱と外壁パネルにそれぞれ取付孔を設け、双方の取付孔にリベットを挿通して外壁パネルを間柱に固定している(特許文献1参照)。
具体的に説明すると、間柱と外壁パネルにそれぞれ取付孔を設け、双方の取付孔にリベットを挿通して外壁パネルを間柱に固定している(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の外壁パネルの取付け構造は、双方の取付孔にリベットを挿通させるためにクリアランスが必要となっている。そのため、外壁の吊り上げ時に、このクリアランスによって外壁パネルの位置がずれる。特に、マグサの上側に位置する間柱に取り付けられた外壁パネルの場合には、吊り上げ時にマグサが撓んで外壁パネルの位置が大きくずれてしまい、周囲の外壁パネルとの間にタイルの目地ずれを起こしてしまう。したがって、外壁を骨組みに組み付ける際に外壁パネルの位置を調整することが必要となっていた。
本件発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、外壁の吊り上げ時に外壁パネルの位置ずれを防止できる外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法を提供することを目的とする。
本件発明者等は、鋭意研究の結果、前記課題を解決するために以下のような外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法を採用した。
本件発明の外壁パネルの取付構造は、建物ユニットの骨組みに組み付けられる外壁を構成する間柱および外壁パネルに設けられた取付孔と、双方の取付孔に挿通して前記外壁パネルを前記間柱に固定するリベットとを備える、1本の間柱に2枚の外壁パネルを取り付ける外壁パネルの取付構造において、
前記間柱または前記外壁パネルの一方に位置決めピンを突設し、前記間柱または前記外壁パネルの他方に前記位置決めピンを挿通させて固定するための位置決め穴を設けたことを特徴としている。
前記間柱または前記外壁パネルの一方に位置決めピンを突設し、前記間柱または前記外壁パネルの他方に前記位置決めピンを挿通させて固定するための位置決め穴を設けたことを特徴としている。
ここで、位置決めピンを間柱または外壁パネルの一方の取付孔の近傍に設け、位置決め穴を間柱または外壁パネルの他方の取付孔の近傍に設けることが好ましい。
また、間柱を断面コ字状の型鋼から形成しても良い。その場合には、間柱の中間部分である基部に取付孔および位置決めピンまたは位置決め穴の一方を設ける。そして、基部の上下端に間柱を他の部材に固定する固定部を一体形成し、基部の内面側に直角に折り曲げるようにすることが好ましい。
また、基部の外面の上下端部の左右の中間部分から固定部の外面の左右の中間部分にかけての領域に凹条を当該領域の長さ方向に延設しても良い。さらに、凹条の左右側に凹条に沿って一対の凹条を延設しても良い。
また、本件発明のユニット建物の製造方法は、間柱に外壁パネルを取り付けて外壁を形成し、柱と梁から構成される骨組みに前記外壁を組み付けて建物ユニットを製造し、この建物ユニットを複数組み合わせてユニット建物にするユニット建物の製造方法において、
前記外壁に開口部を形成する場合には、前記外壁パネルを前記間柱に取り付けるときに、本件発明の外壁パネルの取付構造を用いたことを特徴としている。
前記外壁に開口部を形成する場合には、前記外壁パネルを前記間柱に取り付けるときに、本件発明の外壁パネルの取付構造を用いたことを特徴としている。
本件発明の外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法では、間柱と外壁パネルに位置決めピンと位置決め穴を設けた。これにより、外壁の製造時において外壁パネルを間柱に取り付けるときには位置決めピンを位置決め穴に固定することにより外壁パネルの位置が固定される。したがって、外壁を吊り上げる時には、双方の取付孔にクリアランスがあっても外壁パネルの位置がずれることがない。よって、外壁の吊り上げ時に外壁パネルの位置ずれを防止できる。
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
図1は、本件発明の一実施の形態のユニット建物1の製造方法を示す図である。このユニット建物1の製造方法を簡単に説明すると、まず(a)〜(c)に示すように建物ユニット2を製造する。次に(d)に示すようにクレーン等(図示せず)で建物ユニット2を吊り上げて別の場所に移動する。最後に(e)に示すように複数の建物ユニット2を組み合わせてユニット建物1を製造する。また、建物ユニット2に形成されている開口部2aには、(e)において建物ユニット2を組み合わせる前に窓2bを嵌めこむ。
建物ユニット2は、図1の(a)(b)に示すように、直方体状の骨組み200(構造体)に外壁800を組み付けて製造される。骨組み200は、柱3や梁4を用いて製造される。外壁800は、間柱7に外壁パネル8を取り付けて形成される。外壁800を骨組み200に組み付ける際には、外壁800をクレーン等(図示せず)で吊り上げて間柱7を梁4に固定する。また、外壁800に開口部2aを形成する場合には、開口部2aの上側にマグサ5を配置して左右端部を左右の間柱7、7に固定し、開口部2aの下側に窓台6を配置して左右端部を左右の間柱7、7に固定する。
また、図2に示すように外壁パネル8は、間柱7にリベット9を用いて取り付けられる。ここでは、マグサ5の上側に配置されている間柱7に外壁パネル8を取り付ける構造(外壁パネル8の取付構造)を説明する。
図3に示すように外壁パネル8の取付構造は、リベット9、間柱7に設けられた取付孔71aと位置決めピン10、外壁パネル8に設けられた取付孔81aと位置決め穴11を備えている。以下に、これらの部材も含めて間柱7と外壁パネル8の各構成について詳しく説明する。
まず、間柱7の構成について説明する。図4にも示すように間柱7は断面コ字状の型鋼から形成され、基部71と、左右の側部72、72とを備えている。図3や図4では間柱7の上部を示しているが下部も同様な構造である。また、図3や図4の間柱7は、マグサ5の上方に配置されている間柱7の内、真ん中に位置する間柱7である。
基部71は、間柱7の中間部分を構成している。基部71の外面7aの上下の中間部分には、複数の取付孔71aが左右に並んで設けられている。ここで外面7aは、外壁パネル8が取り付けられる面である。さらにこの中間部分には、各取付孔71aの上側近傍に位置決めピン10が突設されている。この位置決めピン10は円錐台状に形成されている。
また、基部71の上下端には固定部73が一体形成されている。上側の固定部73は間柱7を梁4に固定する部分であり、下側の固定部73は間柱7をマグサ5に固定する部分である。この固定部73は基部71の内面7b側に直角に折り曲げられている。固定部73の先端の左右の中間部分には、半円形状の切り欠き73aが設けられている。この切り欠き73aの左右側にはボルト穴73b、73bが設けられている。このボルト穴73bは、間柱7を上側の梁4やマグサ5にボルト(図示せず)で固定するために用いられる。
さらに、基部71の外面7aの上下端部の左右の中間部分から固定部73の外面7aの切り欠き73aにかけての領域には、凹条74が当該領域の長さ方向に延設されている。
凹条74の左右側には、一対の凹条75、75が凹条74に沿って延設されている。具体的には、双方の凹条75、75は、基部71の外面7aの上下端部の左右の中間部分から固定部73の外面7aのボルト穴73b、73bの手前までの領域に延設されている。
凹条74の左右側には、一対の凹条75、75が凹条74に沿って延設されている。具体的には、双方の凹条75、75は、基部71の外面7aの上下端部の左右の中間部分から固定部73の外面7aのボルト穴73b、73bの手前までの領域に延設されている。
また、左右の側部72、72は基部71の左右端に一体形成され、基部71の内面7b側に直角に折り曲げられている。さらに、左右の側部72、72の先端部分72a、72aは内面7b側に直角に折り曲げられている。
次に、図3を用いて外壁パネル8の構成について説明する。ここでは、1本の間柱7に2枚の外壁パネル8を取り付ける例を示す。この外壁パネル8は、フレーム81と、面材82とを備えている。
フレーム81は四角形の枠状に形成されている。フレーム81の左右側部811には、間柱7の取付孔71aと対応する部分に取付孔81aが設けられている。双方の取付孔71a、81aはリベット9が挿通して固定されるように形成されている。また、左右側部811には、位置決めピン10と対応する部分に位置決め穴11が設けられている。この位置決め穴11は、位置決めピン10を挿通させて嵌合するように形成されている。
面材82は、フレーム81の外面側に固定されている。この面材82の外面には、図2に示すようにタイル83が貼着されている。なお、図2において、マグサ5の上側の外壁パネル8以外の外壁パネル8についてはタイル83を省略している。
次に、図3と図5を用いて外壁パネル8の取付方法について説明する。まず、作業者は、図5に示すように間柱7の基部71の外面7aに粘着テープ12を貼る。次に、1枚目の外壁パネル8を持って、位置決め穴11に間柱7の一方の位置決めピン10を嵌めこんで溶接により固定する。そして、基部71の内面7b側から双方の取付孔71a、81aにリベット9を通して外壁パネル8を間柱7に固定する。
続いて作業者は2枚目の外壁パネル8を持って、位置決め穴11に間柱7のもう一方の位置決めピン10を嵌めこんで溶接により固定する。そして、基部71の内面7b側から双方の取付孔71a、81aにリベット9を通して外壁パネル8を間柱7に固定する。最後に、図5に示すように双方の外壁パネル8、8の間に防水手段としてガスケット13を設ける。
以上説明したように本実施の形態の外壁パネル8の取付構造では、外壁800の製造時において外壁パネル8を間柱7に取り付けるときに位置決めピン10を位置決め穴11に固定することにより外壁パネル8の位置が固定される。したがって、外壁800の吊り上げ時には、双方の取付孔71a、81aにクリアランスがあっても外壁パネル8の位置がずれることがない。よって、本実施の形態の外壁パネル8の取付構造は、外壁800の吊り上げ時に外壁パネル8の位置ずれを防止できる。また、その結果、周囲の外壁パネル8との間にタイル83の目地ずれが起きないので、外壁800を骨組み200に組み付ける際に外壁パネル8の位置を調整する必要もなくなる。
また、本実施の形態の外壁パネル8の取付構造では、位置決めピン10を間柱7の取付孔71aの近傍に設け、位置決め穴11を外壁パネル8の取付孔81aの近傍に設けた。したがって、位置決めピン10を位置決め穴11に挿入するときには、双方の取付孔71a、81aが指標になるので、挿入作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態の外壁パネル8の取付構造では、間柱7を断面コ字状の型鋼から形成し、基部71の上下端に固定部73を一体形成して内面7b側に直角に折り曲げるようにした。したがって、外壁パネル8を間柱7に取り付けるときに固定部73で邪魔されてしまうことがないので、外壁パネル8の取付作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態の外壁パネル8の取付構造では、基部71の外面7aの上下端部から固定部73の外面7aにかけての領域に凹条74を設けた。これにより、固定部73の折り曲げ部分7c(図4参照)とその周囲が補強される。したがって、間柱7に外壁パネル8が取り付けられても外壁パネル8がぐらつくことがないので、外壁パネル8を間柱7に安定した状態で取り付けておくことができる。
さらに、凹条74の左右側に一対の凹条75、75を設けたので、固定部73の折り曲げ部分7cとその周囲の補強性をさらに高めることができ、外壁パネル8を間柱7により安定した状態で取り付けておくことができる。
また、本実施の形態のユニット建物1の製造方法は、外壁800の製造時において外壁パネル8を間柱7に取り付けるときに上記の外壁パネル8の取付構造を用いた。よって、外壁800の吊り上げ時には外壁パネル8の位置ずれを防止できる。
以上、本件発明にかかる実施の形態を例示したが、この実施の形態は本件発明の内容を限定するものではない。また、本件発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
例えば、本実施の形態では、マグサ5の上側に配置されている間柱7に外壁パネル8を取り付ける構造に本件発明を適用した場合を説明したが、その他の間柱7に外壁パネル8を取り付ける構造にも、本実施の形態のように位置決めピン10、位置決め穴11、凹条74、75を設けても良い。
また、本実施の形態では、間柱7に位置決めピン10を設け、外壁パネル8に位置決め穴11を設けたが、図6に示すように間柱7の方に位置決め穴11を設け、外壁パネル8の方に位置決めピン10を設けるようにしても良い。
また、本実施の形態の位置決めピン10は、位置決め穴11に嵌合して溶接により固定するものを使用したが、図7の(a)と(b)に示すような位置決めピン20、30を使用しても良い。
図7の(a)に示す位置決めピン20は、ねじ取付部21と、タッピンねじ22とから構成されている。ねじ取付部21は円錐台状に形成されており、その上面には凹部21aが形成されている。凹部21aの内底面21bは、タッピンねじ22の座を構成している。タッピンねじ22は、この内底面21bに頭部22aが配置されて、ねじ取付部21の底部21cを貫通して設けられている。位置決め穴11には、このタッピンねじ22が回されながら嵌め込まれることにより固定される。
図7の(b)に示す位置決めピン30は、頭部31と、ボルト軸32とから構成されている。頭部31は円錐台状に形成されている。ボルト軸32は、頭部31の底面31aに設けられている。一方、位置決め穴41にはタップが切られており、ボルト軸32はこの位置決め穴41に螺合して固定される。
このように、これらの位置決めピン20、30は、位置決め穴11、41に乾式で固定されるので、本実施の形態のように溶接で固定する場合に比べて位置決めピンの固定作業を効率良く行うことができる。
以上説明したように本件発明の外壁パネルの取付構造およびユニット建物の製造方法は、外壁の吊り上げ時に外壁パネルの位置ずれを防止できる。したがって、本件発明の外壁パネルの取付構造およびユニット建物の製造方法は、外壁パネルの取付構造やユニット建物の製造方法の技術分野で十分に利用することができる。
1 ユニット建物
2 建物ユニット
2a 開口部
5 マグサ
6 窓台
7 間柱
7a 外面
7b 内面
8 外壁パネル
9 リベット
10 位置決めピン
11 位置決め穴
20 位置決めピン
30 位置決めピン
41 位置決め穴
71 基部
71a 取付孔
73 固定部
74 凹条
75 凹条
81a 取付孔
800 外壁
2 建物ユニット
2a 開口部
5 マグサ
6 窓台
7 間柱
7a 外面
7b 内面
8 外壁パネル
9 リベット
10 位置決めピン
11 位置決め穴
20 位置決めピン
30 位置決めピン
41 位置決め穴
71 基部
71a 取付孔
73 固定部
74 凹条
75 凹条
81a 取付孔
800 外壁
Claims (6)
- 建物ユニットの骨組みに組み付けられる外壁を構成する間柱および外壁パネルに設けられた取付孔と、双方の取付孔に挿通して前記外壁パネルを前記間柱に固定するリベットとを備える、1本の間柱に2枚の外壁パネルを取り付ける外壁パネルの取付構造において、
前記間柱または前記外壁パネルの一方に位置決めピンを突設し、前記間柱または前記外壁パネルの他方に前記位置決めピンを挿通させて固定するための位置決め穴を設けたことを特徴とする外壁パネルの取付構造。 - 請求項1に記載の外壁パネルの取付構造において、
前記位置決めピンを前記間柱または前記外壁パネルの一方の前記取付孔の近傍に設け、前記位置決め穴を前記間柱または前記外壁パネルの他方の前記取付孔の近傍に設けたことを特徴とする外壁パネルの取付構造。 - 請求項1または請求項2に記載の外壁パネルの取付構造において、
前記間柱は断面コ字状の型鋼から形成され、その中間部分の基部の外面には前記取付孔および前記位置決めピンまたは前記位置決め穴の一方が設けられ、当該基部の上下端には当該間柱を他の部材に固定する固定部が一体形成されて当該基部の内面側に直角に折り曲げられていることを特徴とする外壁パネルの取付構造。 - 請求項3に記載の外壁パネルの取付構造において、
前記基部の外面の上下端部の左右中間部分から前記固定部の外面の左右中間部分にかけての領域に凹条を当該領域の長さ方向に延設したことを特徴とする外壁パネルの取付構造。 - 請求項4に記載の外壁パネルの取付構造において、
前記凹条の左右側に前記凹条に沿って一対の凹条を延設したことを特徴とする外壁パネルの取付構造。 - 間柱に外壁パネルを取り付けて外壁を形成し、柱と梁から構成される骨組みに前記外壁を組み付けて建物ユニットを製造し、この建物ユニットを複数組み合わせてユニット建物にするユニット建物の製造方法において、
前記外壁に開口部を形成する場合には、前記外壁パネルを前記間柱に取り付けるときに、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の外壁パネルの取付構造を用いたことを特徴とするユニット建物の製造方法。
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JP2588122Y2 (ja) * | 1991-12-27 | 1999-01-06 | 株式会社オーティス | 樋受金具 |
JP2001123565A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-05-08 | Daiwa House Ind Co Ltd | 外壁パネル張付用のフレーム |
JP2001132159A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 壁パネル、壁パネルの取付構造及び壁パネルの製造方法 |
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- 2016-09-27 JP JP2016188125A patent/JP6228645B2/ja active Active
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