JP5699605B2 - 携帯端末および動作制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末および動作制御方法に関し、特には、姿勢に応じた表示モードの画面を表示する携帯端末および動作制御方法に関する。
携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)のような携帯端末には、自身の姿勢に応じて、ディスプレイに表示される画面の表示モードを切り換えるものがある(特許文献1参照)。
例えば、図10で示したような携帯端末Pでは、ディスプレイP1が縦長に配置された基準姿勢R1では、画面を縦長にして表示するポートレートモードが適用され、基準姿勢R1からディスプレイP1の法線を軸に270°回転した姿勢R2では、画面を横長にして表示するランドスケープモードが適用される。なお、基準姿勢R1からディスプレイP1の法線を軸に90°回転した姿勢R3では、ランドスケープモードが適用されず、ポートレートモードが適用される。これは、ランドスケープモード時には必ずディスプレイP1の右側に操作部P2が配置されるようにすることで、人の利き手である可能性が高い右手で操作部P2を操作させるためである。
また、携帯端末にインストールされるアプリケーションプログラム(以下、アプリと略す)には、携帯端末の姿勢に応じて動作が制御されるものがある。例えば、3軸加速度センサを用いて携帯端末の姿勢が検出される場合、アプリは、XYZ軸のそれぞれに対応する3軸加速度センサの値(加速度)に応じて動作が制御される。
上記のアプリが表示モードの切換可能な携帯端末に適用された場合、表示モードが切り換えられるときに、画面の向きとXYZ軸との関係が変化してしまうために、正常な動作が行われなくなることがある。
例えば、図10で示したように、表示モードがポートレートモードの場合、画面の左右方向がX軸であり、画面の上下方向がY軸となるが、表示モードがランドスケープモードの場合、画面の左右方向がY軸となり、画面の上下方向がX軸となる。このため、表示モードが切り換えられると、アプリは、X軸とY軸とを誤って判断してしまい、正常に動作できなくなることがある。
このため、表示モードの切換可能な携帯端末用に開発されたアプリには、表示モードごとに、画面の向きとXYZ軸との関係が定義されている。
また、近年、ディスプレイとタッチパネルとが一体化したタッチパネル式のディスプレイを備えた携帯端末が注目されている。このような携帯端末では、ランドスケープモード時に、右手でタッチパネルを操作でき、左手で操作部を操作できるようにすれば、利便性が高い。
このため、タッチパネル式のディスプレイを備えた携帯端末では、図11に示すように、基準姿勢R1から90°回転した姿勢R3において、ランドスケープモードが適用され、姿勢R3以外の姿勢では、ポートレートモードが適用されるように設定が変更されることが望ましい。
しかしながら、上記のように設定が変更されると、ランドスケープモード時のX軸およびY軸の向きが、設定変更前の逆になる。このため、上記のアプリでは、画面の向きとX軸およびY軸の向きとの関係が変化してしまい、アプリが正常に動作できなくなることがある。
特開2009−75946号公報
これに対して、表示モードの切り替え制御が異なる別の携帯端末用に開発されたアプリを正常に使用できるように、姿勢センサの検出結果を、ある変換規則に従って変換するという方法が考えられる。しかしながら、アプリは、携帯端末の製造者とは別の開発者によって製作されることがあるため、アプリによって姿勢センサの検出結果がどのように使用されているのか、携帯端末の製造者には分からないことがある。このため、姿勢センサの検出結果が表示モードと動作・姿勢関係との変換規則に従って変換されても、アプリの仕様によっては、アプリが正常に動作しないかもしれないし、アプリが正常に動作しても操作性がかえって低くなるかもしれない。
また、アプリによっては、図10で示したような携帯端末Pがどのような姿勢でもランドスケープモードの画面が表示されるものがある。このようなアプリでも、携帯端末が姿勢R2で使用されていることを前提としているため、ユーザが携帯端末を姿勢R3で使用した場合、アプリが正常に動作できなくなることがある。
本発明の目的は、多様なアプリに対して利便性の高い携帯端末および動作制御方法を提供することである。
本発明による携帯端末は、携帯端末の姿勢を検出する姿勢センサと、前記携帯端末の姿勢を示す姿勢情報が入力されると、当該姿勢情報に応じた動作を行うアプリケーション部と、前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換して前記アプリケーション部に入力する変換部と、前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換するための変換規則を設定する設定操作が行われる操作部と、前記設定操作に応じた変換規則を前記変換部に設定して、前記変換部に当該変換規則で前記検出結果を前記姿勢情報に変換させる制御部と、を備える。
また、本発明による動作制御方法は、前記携帯端末の姿勢を検出する姿勢センサと、前記携帯端末の姿勢を示す姿勢情報が入力されると当該姿勢情報に応じた動作を行うアプリケーション部とを備える動作制御方法であって、前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換するための変換規則を設定する設定操作が行われ、前記設定操作に応じた変換規則で前記検出結果を前記姿勢情報に変換し、前記変換された姿勢情報を前記アプリケーション部に入力する。
本発明によれば、携帯端末の利便性より高くすることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の携帯端末の概観を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態の携帯端末の機能的な構成を示すブロック図である。 姿勢センサの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の携帯端末の姿勢の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の携帯端末の姿勢の他の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の携帯端末の動作を説明するためのフローチャートである。 制御モードが変更されたこと示すメッセージの一例を示すための図である。 制御モードが変更されたこと示すメッセージの他の例を示すための図である。 制御モードが変更されたこと示すメッセージの他の例を示すための図である。 関連技術の携帯端末の動作を説明するための図である。 関連技術の携帯端末の問題点を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の第1の実施形態の携帯端末の概観を示す正面図である。図1に示すように、携帯端末1では、ディスプレイ11と操作部12とが並んで配置されている。なお、ディスプレイ11中の矢印は画面の向きを示している。
ディスプレイ11は、タッチパネルと一体化されたタッチパネル式のディスプレイでもよい。また、本実施形態では、ディスプレイの表示面は長方形状としている。ここで、図1では、ディスプレイ11の表示面をXY平面とし、その表示面に垂直な軸をZ軸としている。XY平面では、表示面の短手方向をX方向、表示面の長手方向をY方向としている。また、図1における携帯端末1の姿勢は、操作部12がディスプレイの下側に配置されている基準姿勢A1になっている。
操作部12は、複数のキー12Aで構成されている。しかしながら、操作部12は、キー12Aの代わりに、ジョグダイヤルなどの他の操作装置で構成されてもよいし、キー12Aと他の操作装置の組み合わせで構成されてもよい。
図2は、携帯端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図2において、携帯端末1は、ディスプレイ11と、操作部12と、姿勢センサ13と、制御部14と、アプリケーション部15と、変換部16とを備える。
姿勢センサ13は、携帯端末1の姿勢を検出し、その検出結果を制御部14および変換部16に通知する。
より具体的には、姿勢センサ13は、図3で示すように、3軸加速度センサ131、磁気センサ132および方位センサ133を有し、各センサ131〜133の検出結果を、自身(姿勢センサ13)の検出結果として通知する。なお、姿勢センサ13の構成は、上記の構成に限らず適宜変更可能である。例えば、姿勢センサ13は、3軸加速度センサ131、磁気センサ132および方位センサ133の少なくとも一つを備えるものであってもよい。
制御部14は、例えば、携帯端末1のOS(Operating System)などによって実現される。制御部14は、姿勢センサ13から通知された検出結果に応じて、ディスプレイ11に表示する画面の表示モードを決定し、その決定した表示モードをアプリケーション部15に通知する。
以下では、制御部14は、図4で示すように、検出結果が図1で示した基準姿勢A1からZ軸を中心に90°回転した回転姿勢A2を示す場合、表示モードを、画面を横長にして表示する第1の表示モードであるランドスケープモードに決定し、検出結果がそれ以外の姿勢を示す場合、表示モードを、画面を縦長にして表示する第2の表示モードであるポートレートモードに決定する。このように表示モードを決定することで、操作部12がディスプレイの左側に配置される姿勢のときに、ランドスケープモードで画面が表示されるので、ディスプレイ11がタッチパネル式のディスプレイの場合に操作性を向上させることができる。なお、回転姿勢A2は、第1の姿勢の一例である。
なお、上記の表示モードは、携帯端末1が基準姿勢A1のときにディスプレイが縦長に配置されることを前提として設定されている。これとは別に、基準姿勢A1のときにディスプレイが横長に配置されるような携帯端末では、制御部14は、検出結果が回転姿勢A2を示す場合、表示モードをポートレートモードに決定し、検出結果が回転姿勢A2以外の姿勢を示す場合、表示モードをランドスケープモードに決定する。このように、検出結果と表示モードとの対応関係は、携帯端末1の形状や利用形態などに応じて適宜変更可能である。
また、制御部14は、アプリケーション部15に通知した表示モードに対応する画面情報をアプリケーション部15から受け付けると、その画面情報が示す画面をディスプレイ11に表示する。これにより、制御部14は、姿勢センサ13の検出結果に応じた表示モードの画面をディスプレイに表示することになる。
アプリケーション部15は、携帯端末1にインストールされたアプリにて実現される。
アプリケーション部15は、制御部14から表示モードが通知されると、その表示モードに応じた画面を示す画面情報を生成し、その画面情報を制御部14に出力する。例えば、アプリケーション部15は、表示モードがポートレートモードの場合、縦長の画面を示す画面情報を生成し、表示モードがランドスケープモードの場合、横長の画面を示す画面情報を生成する。
また、アプリケーション部15には、表示モードごとに、自身の動作と携帯端末1の姿勢を示す姿勢情報との対応関係である動作・姿勢関係が予め定められている。そして、アプリケーション部15は、変換部16から姿勢情報が入力されると、その姿勢情報と動作・姿勢関係とに従って動作する。
ここで、動作・姿勢関係は、表示モードがランドスケープモードとなる携帯端末1の姿勢が実際の携帯端末1とは逆向きとなることを前提として定められている。つまり、動作・姿勢関係は、図5で示すように携帯端末1が基準姿勢A1からZ軸を中心に270°回転した逆回転姿勢A3の場合、表示モードがランドスケープモードになり、携帯端末1が逆回転姿勢A3以外の姿勢の場合、表示モードがポートレートモードとなることを前提として定められている。したがって、アプリケーション部15は、表示モードがポートレートモードの場合、姿勢情報における図1で示したようなX、Y、Z方向の値に応じて動作し、表示モードがランドスケープモードの場合、姿勢情報における図5で示したようなX、Y、Z方向の値に応じて動作する。なお、逆回転姿勢A3は、回転姿勢A2からZ軸を回転軸として180°回転した第2の姿勢となる。
なお、実際に表示モードがランドスケープモードになるときには、姿勢センサ13の検出結果は、図4で示したX、Y、Z方向に応じた値を示す。このため、検出結果がそのまま姿勢情報として用いられると、アプリケーション部15では、姿勢情報におけるX、Y方向の値を、実際とは逆の値と判断してしまい、正常に動作することができない。
このため、変換部16は、姿勢センサ13から通知された検出結果を、表示モードと動作・姿勢関係とに応じて定められる変換規則に従って変換し、その変換した検出結果を姿勢情報としてアプリケーション部15に入力する。
より具体的には、表示モードがポートレートモードの場合、変換部16は、検出結果をそのまま姿勢情報としてアプリケーション部15に入力する。これは、表示モードがポートレートモードの場合、アプリケーション部15は検出結果が変換されなくても正常に動作するためである。
一方、表示モードがランドスケープモードの場合、変換部16は、3軸加速度センサ131、磁気センサ132および方位センサ133のそれぞれの検出結果を以下のように変換してアプリケーション部15に入力する。
変換部16は、3軸加速度センサ131および磁気センサ132の検出結果に対しては、X方向およびY方向のそれぞれの値を反転させる。また、変換部16は、方位センサ133の検出結果に対しては、ヨー角度が180°以上の場合には、そのヨー角度から180°を減算し、ヨー角度が180°より小さい場合には、そのヨー角度に180°を加算する。そして、変換部16は、ピッチ角度およびロール角度のそれぞれを反転させる。
ここで、ピッチ角度は、X軸を回転軸とする携帯端末1の回転角度であり、ロール角度は、Y軸を回転軸とする携帯端末1の回転角度であり、ヨー角度は、Z軸を回転軸とする携帯端末1の回転角度である。
上記のような変換が行われると、アプリケーション部15では、姿勢情報の値が実際の姿勢とが同じになり、正常な動作が行われる。
次に携帯端末1の動作を説明する。
図6は、携帯端末1の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、アプリが起動されて、アプリケーション部15が実現されると、制御部14は、姿勢センサ13から通知された検出結果を確認して、携帯端末1の姿勢が回転姿勢A2か否かを判断する(ステップS601)。
そして、制御部14は、携帯端末1の姿勢が回転姿勢A2の場合、表示モードをランドスケープモードに決定し、携帯端末1の姿勢が回転姿勢A2以外の姿勢の場合、表示モードをポートレートモードに決定する(ステップS602)。
続いて、制御部14は、決定した表示モードをアプリケーション部15に通知する。アプリケーション部15は、その通知された表示モードに応じた画面を示す画面情報を生成し、その画面情報を制御部14に出力する。制御部14は、画面情報を受け付けると、その画面情報が示す画面をディスプレイ11に表示する(ステップS603)。
その後、アプリケーション部15は、携帯端末1の姿勢情報の取得要求を変換部16に通知する。変換部16は、取得要求が通知されると、姿勢センサ13から通知された検出結果を変換規則に応じて変換し、その変換した検出結果を姿勢情報として生成する(ステップS604)。なお、変換規則は、表示モードごとに異なる規則になっているため、変換部16は、現在の表示モードを割り出す必要がある。ここで、変換部16が検出結果から表示モードを割り出してもよいし、制御部14から表示モードが変換部16に通知されてもよい。
変換部16は、姿勢情報を生成すると、その姿勢情報をアプリケーション部15に入力する。アプリケーション部15は、姿勢情報が入力されると、その姿勢情報に応じた動作を行う(ステップS605)。
以上のように姿勢センサ13の検出結果が表示モードと動作・姿勢関係とに応じた変換規則に従って変換されてアプリケーション部15に入力されるので、画面の表示モードの切り替え制御が異なる携帯端末用に開発されたアプリを正常に使用することができる。
しかしながら、アプリケーション部15を実現するアプリの仕様などによっては、上記のような表示モードと動作・姿勢関係とに応じた変換規則に従って検出結果が変換されると、かえって利便性が低くなることがある。
このため、本実施形態では、ユーザが、操作部12に対して、姿勢センサ13の検出結果を姿勢情報に変換するための変換規則を設定する設定操作を行うことで、変換部16が実際に検出結果を変換する変換規則を切り替える。
切替操作は、例えば、キー12Aのうちの予め定められた所定キー(例えば、メニューキーなど)を長押しする長押し操作である。なお、アプリケーション部15が所定キーの長押し操作をフックしている場合、アプリケーション部15が優先的に長押し操作に応じた動作を行うので、ユーザは操作部12を操作して所定のホーム画面や設定画面を表示させてから所定キーの長押し操作を行う。また、切り替え操作はこのような長押し操作に限らず適宜変更可能である。
操作部12に対して設定操作が行われた場合、制御部14は、その設定操作に応じた変換規則を変換部16に設定して、変換部16にその設定した変換規則で姿勢センサ13の検出結果を姿勢情報に変換させる。また、制御部14は、その設定した変換規則に基づいて、検出結果に応じた表示モードを決定し、その表示モードで画面をディスプレイ11に表示する。
より具体的には、設定操作が行われるたびに、制御部14は、変換規則を第1の変換規則と第2の変換規則と間で切り替える。第1の変換規則は、上述したような表示モードと動作・姿勢関係とに応じた変換規則であり、第2の変換規則は、姿勢センサ13の検出結果をそのまま姿勢情報とする変換規則である。
また、制御部14は、設定した変換規則に基づいて、姿勢センサ13の検出結果に応じて表示モードを決定する制御モードを切り替える。
例えば、制御部14は、第1の変換規則を設定すると、制御モードを、姿勢センサ13の検出結果に応じた表示モードを図4で説明したように決定する通常モードにする。このとき、制御部14は、検出結果が図1で示した基準姿勢A1からZ軸を中心に90°回転した回転姿勢A2を示す場合、表示モードを、画面を横長にして表示する第1の表示モードであるランドスケープモードに決定し、検出結果がそれ以外の姿勢を示す場合、表示モードを、画面を縦長にして表示する第2の表示モードであるポートレートモードに決定する。
一方、制御部14は、第2の変換規則を設定すると、制御モードを、姿勢センサ13の検出結果に応じた表示モードを図5で説明したように決定する互換モードにする。この場合、制御部14は、検出結果が図1で示した基準姿勢A1からZ軸を中心に270°回転した回転姿勢A3を示す場合、表示モードを、画面を横長にして表示する第1の表示モードであるランドスケープモードに決定し、検出結果がそれ以外の姿勢を示す場合、表示モードを、画面を縦長にして表示する第2の表示モードであるポートレートモードに決定する。
このとき、制御部14は、変換規則が変更されたこと、つまり、制御モードが変更されたことをユーザに通知してもよい。
例えば、図7に示すように、制御部14は、制御モードが変更されたこと示すメッセージを有するトースト画面71をディスプレイ11に表示する。また、制御モードが通常モードから互換モードに変更された場合にのみ、制御部14は、トースト(Toast)画面を表示してもよい。なお、トースト画面とは、一時的なポップアップ画面である。
また、図8に示すように、制御部14は、制御モードが通常モードから互換モードに変更されると、携帯端末1に関する履歴を示す告知(notification)バー81に制御モードが変更されたこと示すメッセージ82を追加してもよい。なお、告知バー81は、通常折り畳まれており、ユーザによってスライド操作が行われることで告知バー81内のメッセージ82が表示される。
また、メッセージ82には、制御モードを互換モードから通常モードに変更する変更方法が記載されてもよい。さらに、図9に示すように、制御部14は、メッセージ82内に制御モードを互換モードから通常モードに変更するための変更ボタン83を設けてもよい。この場合、変更ボタン83がユーザに押下されると、制御部14は、制御モードを互換モードから通常モードに切り替える。このとき制御部14は、メッセージ82を告知バー81から削除する。
以上説明したように本実施形態によれば、操作部12に対する設定操作に応じて、変換部16による検出結果を姿勢情報に変換する変換規則を設定することができるので、利便性を更に向上させることが可能になる。
次に第2の実施形態について説明する。
本実施形態の携帯端末1では、動作・姿勢関係が異なるアプリがインストール可能である。
具体的には、アプリには、第1の実施形態で説明したような動作・姿勢関係が定められた第1のアプリの他に、表示モードがランドスケープモードとなる携帯端末の姿勢が実際の携帯端末1と同一であることを前提として定められている第2のアプリがある。
より具体的には、第2のアプリの動作・姿勢関係は、携帯端末1が基準姿勢A1からZ軸を中心に90°回転した逆回転姿勢A3の場合、表示モードがランドスケープモードになり、携帯端末1が逆回転姿勢A3以外の姿勢の場合、表示モードがポートレートモードとなることを前提として定められている。したがって、第2のアプリにて実現されるアプリケーション部15は、表示モードがポートレートモードの場合、姿勢情報における図1で示したようなX、Y、Z方向の値に応じて動作し、表示モードがランドスケープモードの場合、姿勢情報における図4で示したようなX、Y、Z方向の値に応じて動作する。
このため、第2のアプリにて実現されるアプリケーション部15は、表示モードがランドスケープモードの場合、姿勢センサ13の検出結果がそのまま姿勢情報として用いられると、正常に動作し、第1の実施形態のように検出結果が変換されると、正常に動作しないことが多い。
そこで、本実施形態では、アプリケーション部15は、自身の動作・姿勢関係を示す関係情報を変換部16に通知する。変換部16は、制御部14から設定された変換規則と、その通知された関係情報とに応じて姿勢センサ13の検出結果を変換する。
例えば、アプリケーション部15は、姿勢情報の取得要求とともに、第1のアプリまたは第2のアプリを示す情報を関係情報として変換部16に通知する。
通知された関係情報が第1のアプリを示す場合、変換部16は、制御部14から設定された変換規則に従って検出結果を変換する。
一方、通知された関係情報が第2のアプリを示す場合、変換部16は、制御部14から設定された変換規則に関わらず、検出結果をそのまま姿勢情報としてアプリケーション部15に入力する。
なお、画面の表示モードの切り替え制御が異なる別の携帯端末用に開発されたアプリは、関係情報を変換部16に通知するように設定されているわけではないので、関係情報が通知されなかった場合、変換部16は、制御部14から設定された変換規則に従って検出結果を変換してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、画面の表示モードの切り替え制御が異なる別の携帯端末用に開発された第1のアプリでも、元々携帯端末1用に開発されたアプリでも正常に動作させることが可能になる。
次に第3の実施形態について説明する。
本実施形態の携帯端末1では、ランドスケープモードのみ対応した第3のアプリがインストール可能である。
第3のアプリにて実現されたアプリケーション部15は、制御部14から表示モードが通知されても、その表示モードには依存せずに、ランドスケープモードに対応した横長の画面を示す画面情報を常に生成する。このようなアプリは、図5で示すように携帯端末1が基準姿勢A1からZ軸を中心に270°回転した逆回転姿勢A3で使用されることを前提としているものとする。
このような第3のアプリにてアプリケーション部15が実現されていても、操作部12に対して設定操作が行われた場合、制御部14は、その設定操作に応じた変換規則を変換部16に設定して、変換部16にその設定した変換規則で姿勢センサ13の検出結果を姿勢情報に変換させることで、携帯端末1が回転姿勢A2で操作する場合にも、逆回転姿勢A3で操作する場合にも対応することができる。
なお、ランドスケープモードに対応した横長の画面を示す画面情報を常に生成するので、制御モードが変換されても、ディスプレイ11上に変化はない。このため、アプリケーション部15が第3のアプリにて実現されている場合、制御部14は、制御モードの変換を行わなくてもよい。
なお、以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、携帯端末1は、各実施形態では、ディスプレイ11の画面が1つだけであったが、実際には、見開きの状態(書籍を読むような状態)で使用するような、画面が2つ並んだ形態のものでもよい。
この場合、制御部14は、縦長の画面が横方向に並んでいるときに表示モードをポートレートモードとし、横長の画面が縦方向に並んでいるときに表示モードをランドスケープモードとしてもよいし、逆に、横長の画面が縦方向に並んでいるときに表示モードをポートレートモードとし、縦長の画面が横方向に並んでいるときに表示モードをランドスケープモードとしてもよい。
また、設定操作が行われる操作部は、ディスプレイ11と一体化されているタッチパネルでもよい。
1 携帯端末
11 ディスプレイ
12 操作部
12A キー
13 姿勢センサ
14 制御部
15 アプリケーション部
16 変換部
131 3軸加速度センサ
132 磁気センサ
133 方位センサ

Claims (10)

  1. 携帯端末であって、
    ディスプレイと、
    前記携帯端末の姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記携帯端末の姿勢を示す姿勢情報が入力されると、当該姿勢情報に応じた動作を行うアプリケーション部と、
    前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換して前記アプリケーション部に入力する変換部と、
    前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換するための変換規則を設定する設定操作が行われる操作部と、
    前記設定操作に応じた変換規則を前記変換部に設定して、前記変換部に当該変換規則で前記検出結果を前記姿勢情報に変換させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記設定操作に応じた変換規則に基づいて、前記姿勢センサの検出結果に応じた表示モードを決定し、当該決定した表示モードで画面を前記ディスプレイに表示し、
    前記アプリケーション部は、自身の動作と前記携帯端末の姿勢を示す姿勢情報との対応関係が前記表示モードごとに予め定められており、前記姿勢情報が入力されると、当該姿勢情報と前記対応関係とに従って動作し、
    前記変換部は、前記設定操作に応じて、前記検出結果を前記表示モードと前記対応関係とに応じて前記姿勢情報に変換する第1の変換規則と、前記検出結果をそのまま前記姿勢情報とする第2の変換規則とのいずれか一方に従って、前記検出結果を変換する、携帯端末。
  2. 前記制御部は、前記設定操作にて設定された変換規則が前記第1の変換規則であると、
    前記検出結果が第1の姿勢を示す場合、第1の表示モードで前記画面を表示し、前記検出結果が前記第1の姿勢以外の姿勢を示す場合、第2の表示モードで前記画面を表示し、
    前記対応関係は、前記携帯端末が前記第1の姿勢から前記ディスプレイの法線を軸に180°回転した第2の姿勢の場合に前記第1の表示モードとなり、前記携帯端末が前記第2の姿勢以外の姿勢の場合に前記第2の表示モードとなると定められている、請求項に記載の携帯端末。
  3. 前記姿勢センサは、3軸加速度センサを有し、
    前記第1の変換規則は、前記表示モードが前記第1の表示モードの場合、前記3軸加速度センサの検出結果において、前記ディスプレイの表示面に含まれる互いに直交する2方向のそれぞれの値を反転させる規則を含む、請求項に記載の携帯端末。
  4. 前記姿勢センサは、磁気センサを有し、
    前記第1の変換規則は、前記表示モードが前記第1の表示モードの場合、前記磁気センサの検出結果において、前記ディスプレイの表示面に含まれる互いに直交する2方向のそれぞれの値を反転させる規則を含む、請求項またはに記載の携帯端末。
  5. 前記姿勢センサは、方位センサを有し、
    前記第1の変換規則は、前記表示モードが前記第1の表示モードの場合、前記方位センサの検出結果において、ヨー角度が180°以上の場合には、当該ヨー角度から180°を減算し、前記ヨー角度が180°より小さい場合には、当該ヨー角度に180°を加算させ、ピッチ角度およびロール角度を反転させる規則を含む、請求項ないしのいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記第1の表示モードは、前記画面を横長にして表示するランドスケープモードであり、前記第2の表示モードは、前記画面を縦長にして表示するポートレートモードである、請求項ないしのいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記アプリケーション部は、前記対応関係を示す関係情報を変換部に通知し、
    前記変換部は、前記関係情報が通知されると、当該関係情報と前記変換規則とに従って、前記検出結果を変換する、請求項ないしのいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 記操作部は、前記ディスプレイに並んで配置されたキーを含み、
    前記第1の姿勢は、前記キーが前記ディスプレイの左側に配置される姿勢である、請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. 記制御部は、前記変換規則を前記変換部に設定すると、前記変換規則が変更されたことを示すメッセージを前記ディスプレイに表示する、請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  10. ディスプレイと、携帯端末の姿勢を検出する姿勢センサと、前記携帯端末の姿勢を示す姿勢情報が入力されると当該姿勢情報に応じた動作を行うアプリケーション部とを備え、前記アプリケーション部は、自身の動作と前記姿勢情報との対応関係が表示モードごとに予め定められており、前記姿勢情報が入力されると、当該姿勢情報と前記対応関係とに従って動作する、動作制御方法であって、
    前記姿勢センサの検出結果を前記姿勢情報に変換するための変換規則を設定する設定操作が行われ、
    前記設定操作に応じた変換規則に基づいて、前記姿勢センサの検出結果に応じた表示モードを決定し、当該決定した表示モードで画面を前記ディスプレイに表示し
    前記設定操作に応じて、前記検出結果を前記表示モードと前記対応関係とに応じて前記姿勢情報に変換する第1の変換規則と、前記検出結果をそのまま前記姿勢情報とする第2の変換規則とのいずれか一方に従って、前記検出結果を前記姿勢情報に変換し、
    前記変換された姿勢情報を前記アプリケーション部に入力する、動作制御方法。
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