JP5699248B2 - 眼鏡フレームのテンプル部材 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡フレーム、及び眼鏡フレームのテンプル部材の改良、詳しくは、眼鏡を長期間繰り返し使用した場合でも弾性部材の強度低下が起り難く、また、使用者の頭部サイズの大小によって装着時のフィット感に大きなムラが生じることもない機能性に優れた眼鏡フレーム、及び眼鏡フレームのテンプル部材に関するものである。
周知のとおり、眼鏡フレームは、フロント枠の両側に耳掛部を有するテンプルを備えたものが一般的であるが、単にテンプルを耳に掛けておくだけでは、ちょっとした衝撃や軽い運動で眼鏡が簡単に外れてしまうため、開いたテンプルが側頭部に向けて付勢されるようにヒンジ部にバネ蝶番を採用したものも多い。
また、上記バネ蝶番以外にも眼鏡のテンプルにチタン合金等の弾性部材を使用して、装着時のフィット感を向上させる技術も公知となっているが(特許文献1参照)、この従来技術では、テンプルを開いた際に弾性部材が不均一に曲がる(ひずみや曲率が一定していない)ため、ひずみ等が大きい箇所に負荷が集中して曲げ疲労が起こり易かった。
しかも、上記のようにテンプルの弾性部材のひずみ等にバラツキがあると、異なる使用者が眼鏡を装着した際に、フィット感のムラも生じ易かった。具体的には、頭部が大きい使用者が装着すると側頭部への圧迫が強くなり過ぎて不快感を感じたり、また逆に頭部が小さい使用者が装着すると側頭部への圧迫が弱すぎて安定感が欠けることがあった。
一方、従来においては、弾性材料から成るテンプルの厚さを部分的に変え、厚みの薄い部位を曲げ変形させる眼鏡フレームも公知となっているが(特許文献2参照)、この従来技術に関しても、特に厚みの薄い部分のひずみ等が大きくなって負荷が集中するため、眼鏡の脱着を繰り返し行うと局所的な曲げ疲労が起こって弾性率が低下し易かった。
また同様に、装着時において適度な締付け力を得るために曲げ剛性の異なる弾性材料を組み合わせてテンプルを作製する技術も公知となっているが(特許文献3参照)、この従来技術に関しても、曲げ剛性の低い弾性材料に負荷が集中することになるため、繰り返しの曲げ変形によって曲げ剛性の低い部位に曲げ疲労が起こり易かった。
実開平6−40921号公報 特開2008−76743号公報 特開2007−101975号公報
そこで本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、眼鏡を長期間繰り返し使用した場合でも弾性部材の強度低下が起り難く、また、使用者の頭部サイズの大小によって装着時のフィット感に大きなムラが生じることもない眼鏡フレーム、及び眼鏡フレームのテンプル部材を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、フロント枠F両端に前端部が連結され、かつ、後端部に装着者の側頭部に当接する耳掛部12aを備えた左右一対のテンプル部材において、テンプル本体1を、フロント枠F側に形成された板バネ部11と;この板バネ部11の後側に耳掛部12aを含んで形成された、板バネ部11よりも曲げ剛性の大きい高剛性部12とから構成する一方、
前記板バネ部11を、上下幅が一定となるように、或いは前側から後側に向かって上下幅が所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成すると共に、板バネ部11の厚みを、板バネ部11の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置との関係で以下の式を満たすように形成した点に特徴がある。
Figure 0005699248
また、上記板バネ部11の厚みを計算する[数1]に関しては、ひずみでなく曲率を一定とする場合には、板バネ11の厚みが板バネ部11の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置との関係で下記[数3]を満たすように板バネ11を形成することもできる。
Figure 0005699248
一方、上記板バネ部11については、厚みが一定となるように、或いは前側から後側に向かって厚みが所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成することもでき、その場合には、板バネ部11の上下幅が、板バネ部11の厚みと、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置との関係で上記[数2]を満たすように板バネ11を形成することもできる。
Figure 0005699248
また、上記板バネ部11の上下幅を計算する[数2]に関しては、曲率を一定とする場合には、板バネ部11の上下幅が、板バネ部11の厚みと、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置との関係で以下の[数4]を満たすように板バネ11を形成することもできる。
Figure 0005699248
また更に、上記テンプル本体1の板バネ部11については、細板部11a・11aが上下に並んだ中抜き形状で作製して、前記各細板材11a・11aを、上記厚み及び上下幅の条件を満たすように形成してもよい。
本発明では、眼鏡フレームの板バネ部の上下幅及び厚みを所定の数式を満たすように形成することによって、板バネ部全体のひずみまたは曲率をほゞ一定にすることが可能となる。これにより、眼鏡装着時に板バネ部の一部に負荷が局所的に集中することなく、全体に均等に分散するため、長期間使用しても板バネ部の曲げ疲労が起き難い。
しかも、上記のようにテンプルの板バネ部のひずみ等をほゞ一定にしたことによって、眼鏡装着時にテンプルを拡げた際に、側頭部への締付け力が過大になったり、過小になったりする問題も解消されるため、頭部の大きさが異なる使用者が眼鏡を着用する場合でもムラのないフィット感を得ることができる。
したがって、本発明により、より多くの使用者が眼鏡を快適に着用できるだけでなく、長期にわたり眼鏡の付け外しを繰り返し行っても弾性部材の強度低下が起り難い耐久性に優れた眼鏡フレームを提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における眼鏡フレームのテンプル部材を表わす側面図及び平面図である。 本発明の実施例1におけるテンプル部材の板バネ部の厚みを表わす表及びグラフである。 本発明の実施例1におけるテンプル部材の板バネ部が撓んだ状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例2におけるテンプル部材の板バネ部の厚みを表わす表及びグラフである。 本発明の実施例3における眼鏡フレームのテンプル部材を表わす側面図及び平面図である。
『実施例1』
本発明の実施例1について、図1から図3に基いて説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、金属製のテンプル本体であり、符号Fで指示するものはフロント枠である。また符号Aで指示するものは、側頭部への当接位置であり、また符号Pで指示するものは、任意点である。
この実施例1では、フロント枠F両端に、左右一対のテンプル本体1を連結して眼鏡フレームを構成している(図1参照)。また、テンプル本体1に関しては、フロント枠F側に金属板材を使用して板バネ部11を形成すると共に、板バネ部11の後側に、板バネ部11よりも曲げ剛性の大きい高剛性部12を形成している。なお本実施例では、芯材である金属板材を合成樹材料で被覆して高剛性部12を設けると共に、高剛性部12の後端部に、装着者の側頭部に当接する耳掛部12aを形成している。
また、上記図1中における”x”は、板バネ部11の前端から任意点Pまでの長さを示しており、”X0”は、板バネ部11の前端から後端までの長さを示している。また、”y”は、任意点Pにおける板バネ部11の上下幅を示しており、”Y0”は、板バネ部11の後端の上下幅を示している。そしてまた、”z”は、任意点Pにおける板バネ部11の厚みを示しており、”Z0”は、板バネ部11後端の厚みを示している。また、”l”は、高剛性部12の前端から側頭部当接位置Aまでの長さを示しており、また、”F”は、側頭部当接位置から外側に向けて加えられる荷重を示している。
また本実施例では、上記板バネ部11の長さを65mm(X0=65)、板バネ部11の前端の上下幅を5.0mm、板バネ部11の後端の上下幅を3.3mm(Y0=3.3)、板バネ部11の後端の厚みを0.7mm(”Z0=0.7”)、高剛性部12の前端から側頭部当接位置Aまでの長さを30mm(“l=30”)としている。
また更に本実施例では、上記テンプル本体1の板バネ部11を、前側から後側に向かって上下幅が所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成している。そして、板バネ部11の厚みについては、上記板バネ部11の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置Aとの関係で下記[数5]の数式を満たすように設計している(図2参照)。
Figure 0005699248
ちなみに、上記[数5]の数式については、以下の方法により導き出すことができる。まず、板バネ部11のひずみ及び断面二次モーメントを算出する式として下記[数6]の数式を、また直線テーパ状の板バネ部11の上下幅を算出する式として下記[数7]の数式を用いる。
Figure 0005699248
Figure 0005699248
そして、下記[数8]に示すように、板バネ部11の後端部のひずみ、及び板バネ部11の任意点Pでのひずみを示す数式(1)(2)を求め、これらの数式(1)(2)が等しくなる”z”を求める。これにより、上記[数5]の数式を導き出すことができる。
Figure 0005699248
以上のように本実施例では、板バネ部11の厚みを上記[数5]を満たす大きさとしたことによって、側頭部当接位置Aから力が加わった際、図3に示すように板バネ部11をほゞ一定のひずみで撓ませることができる。よって、眼鏡フレームのフィット感及び耐久性を向上することが可能となる。
『実施例2』
本発明の実施例2について以下に説明する。この実施例2では、上記実施例1と同様にテンプル本体1の板バネ部11を、前側から後側に向かって上下幅が所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成する一方、板バネ部11の厚みについては、板バネ部11の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部12における側頭部当接位置Aとの関係で下記[数9]の数式を満たすように形成している(図4参照)。
Figure 0005699248
ちなみに、上記[数9]の数式については、以下の方法により導き出すことができる。まず、板バネ部11の曲率及び断面二次モーメントを算出する式として下記[数10]の数式を、また直線テーパ状の板バネ部11の上下幅を算出する式として下記[数11]の数式を用いる。
Figure 0005699248
Figure 0005699248
そして、下記[数12]に示すように、板バネ部11の後端部の曲率、および板バネ部11の任意点Pでの曲率を示す数式(1)(2)を求め、これらの数式(1)(2)が等しくなる”z”を求める。これにより、上記[数9]の数式を導き出すことができる。
Figure 0005699248
『実施例3』
次に本発明の実施例3について、図5に基いて以下に説明する。この実施例3では、テンプル本体1の板バネ部11を、細板材11a・11aが上下に対称に並んだ中抜き形状で作製している。また、板バネ部11の長さを60mm(X0=60)、各細板材11aの後端部の厚みを0.8mm(Z0=0.8)にすると共に、各細板材11aの上下幅を均一に1.4mm(Y0=y=1.4)としている。そして、各細板材11aの厚みを下記[数13]の式から算出して、板バネ部11のひずみがほゞ一定になるようにしている。
Figure 0005699248
一方、上記板バネ部11の各細板部11a・11a…の厚みを均一に0.8mm(Z0=z=0.8)とする場合には、板バネ部11の上下幅を下記[数14]の式を用いて算出することで、板バネ部11のひずみをほゞ一定にすることができる。
Figure 0005699248
『実施例4』
本発明の実施例4について以下に説明する。この実施例4では、上記実施例3と同様にテンプル本体1の板バネ部11を、細板材11a・11aが上下に対称に並んだ中抜き形状で作製して各細板材11aの上下幅を均一にする一方、板バネ部11の厚みについては、各細板材11aの厚みを下記[数15]の式から算出して、板バネ部11の曲率がほゞ一定になるようにしている。
Figure 0005699248
他方、上記板バネ部11の各細板部11a・11a…の厚みを0.8mm(Z0=z=0.8)に固定する場合には、板バネ部11の上下幅を下記[数16]の式を用いて算出することで、板バネ部11の曲率をほゞ一定にすることができる。
Figure 0005699248
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものではなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、テンプル本体1の板バネ部11の材料には、チタン合金等の金属材料だけでなく、プラスチック材料を用いることもできる。
また、上記テンプル本体1の板バネ部11の形状に関しては、板バネ部11の上下幅を一定或いは”x”の一次関数や二次関数等とする場合には、下記[数1]または[数3]の式を満たすように板バネ部11の厚みを計算することで、湾曲した板バネ全体のひずみ或いは曲率をほゞ一定にすることができる。
Figure 0005699248

Figure 0005699248
また、板バネ部11の厚みに関しても、一定にするだけでなく前側から後側に向かって厚みが所定比率で狭まるテーパ状(板バネ部11の厚みが”x”の一次関数または二次関数となる形状)とすることもできる。またその場合には、上記[数2]または下記[数4]の式を満たすように板バネ部11の上下幅を計算することで、湾曲した板バネ全体のひずみ或いは曲率を一定することができる。
Figure 0005699248

Figure 0005699248
また更に、上記テンプル本体1の板バネ部11を中抜き形状とする場合には、3つ以上の細板部11a・11a…が平行に並んだ形状とすることもでき、また各細板部11a・11a…の太さを個別に変えることもできる。
そしてまた、テンプル部材以外にも、眼鏡フレームのフロント枠やプレースバー等に板バネ部を形成して、この板バネ部を、一端または両端から荷重を受けて湾曲した際に板バネ全体のひずみ若しくは曲率がほゞ一定となる厚み、上下幅、長さを算出して作製することもでき、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、「眼鏡」は、単なる視力矯正具としてだけでなく装身具として幅広く利用されているが、眼鏡フレームの耐久性やフィット感は、眼鏡を選択する際の重要な選択基準となっている。そのような中で、本発明の眼鏡フレーム、及び眼鏡フレームのテンプル部材は、従来品よりも耐久性及びフィット感を向上できる有用な技術であるため、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 テンプル本体
11 板バネ部
11a 細板材
12 高剛性部
12a 耳掛け部
F フロント枠
A 側頭部当接位置
P 任意点

Claims (5)

  1. フロント枠(F)両端に前端部が連結され、かつ、後端部に装着者の側頭部に当接する耳掛部(12a)を有する左右一対のテンプル部材であって、
    テンプル本体(1)が、フロント枠(F)側に形成された板バネ部(11)と;この板バネ部(11)の後側に耳掛部(12a)を含めて形成された、板バネ部(11)よりも曲げ剛性の大きい高剛性部(12)とから構成される一方、
    前記板バネ部(11)は、上下幅が一定となるように、或いは前側から後側に向かって上下幅が所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成されると共に、板バネ部(11)の厚みが、板バネ部(11)の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部(12)の側頭部当接位置との関係で以下の式を満たすように形成されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル部材。
    Figure 0005699248
  2. フロント枠(F)両端に前端部が連結され、かつ、後端部に装着者の側頭部に当接する耳掛部(12a)を有する左右一対のテンプル部材であって、
    テンプル本体(1)が、フロント枠(F)側に形成された板バネ部(11)と;この板バネ部(11)の後側に耳掛部(12a)を含んで形成された、板バネ部(11)よりも曲げ剛性の大きい高剛性部(12)とから構成される一方、
    前記板バネ部(11)は、上下幅が一定となるように、或いは前側から後側に向かって上下幅が所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成されると共に、板バネ部(11)の厚みが、板バネ部(11)の上下幅と、長さ方向の位置と、高剛性部(12)の側頭部当接位置との関係で以下の式を満たすように形成されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル部材。
    Figure 0005699248
  3. テンプル本体(1)の板バネ部(11)を、細板部(11a)(11a)が上下に並んだ中抜き形状で作製すると共に、前記各細板部(11a)(11a)が、請求項1或いは請求項2に記載された厚み及び上下幅の条件を満たすように形成されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル部材。
  4. フロント枠(F)両端に前端部が連結され、かつ、後端部に装着者の側頭部に当接する耳掛部(12a)を有する左右一対のテンプル部材であって、
    テンプル本体(1)が、フロント枠(F)側に形成された板バネ部(11)と;この板バネ部(11)の後側に耳掛部(12a)を含めて形成された、板バネ部(11)よりも曲げ剛性の大きい高剛性部(12)とから構成される一方、
    前記板バネ部(11)は、厚みが一定となるように、或いは前側から後側に向かって厚みが所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成されると共に、板バネ部(11)の上下幅が、板バネ部(11)の厚みと、長さ方向の位置と、高剛性部(12)の側頭部当接位置との関係で以下の式を満たすように形成されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル部材。
    Figure 0005699248
  5. フロント枠(F)両端に前端部が連結され、かつ、後端部に装着者の側頭部に当接する耳掛部(12a)を有する左右一対のテンプル部材であって、
    テンプル本体(1)が、フロント枠(F)側に形成された板バネ部(11)と;この板バネ部(11)の後側に耳掛部(12a)を含んで形成された、板バネ部(11)よりも曲げ剛性の大きい高剛性部(12)とから構成される一方、
    前記板バネ部(11)は、厚みが一定となるように、或いは前側から後側に向かって厚みが所定比率で狭まるテーパ状を成すよう形成されると共に、板バネ部(11)の上下幅が、板バネ部(11)の厚みと、長さ方向の位置と、高剛性部(12)の側頭部当接位置との関係で以下の式を満たすように形成されていることを特徴とする眼鏡フレームのテンプル部材。
    Figure 0005699248
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