JP5699099B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)を備えたトラクタ、コンバイン、バックホー及びホイルローダ等の作業機に関する。
一般的に、ディーゼルエンジンには、排出ガスに含まれる粒子状物質(パーティキュレートマター)を捕集するディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)が設けられている。DPFは、ディーゼルエンジンからの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するようになっており、この捕集された粒子状物質は徐々に堆積する。そのため、DPFを搭載した車両では、ディーゼルエンジンの排気温度を上昇させて、DPFに堆積した粒子状物質を燃焼し、DPFに堆積した粒子状物質を低減させるというDPF再生が行われている。
さて、トラクタ、バックホーなどの作業機では、自動車とは異なり様々な場所で作業を行うことがあり、任意にDPF再生を行うと作業場所によっては様々な支障をきたすことがあるため、特許文献1に示すようにDPF再生を制限する技術が開発されている。
特許文献1では、建設機械の排気処理装置において、再生手段による強制再生を禁止すべき再生禁止区域の位置情報が記憶された記憶手段と、作業機械の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段で検出された作業機械の位置が再生禁止区域内に含まれるか否かに基づいて再生手段による強制再生が禁止されるべきか否かを判定する判定手段と、再生手段による強制再生の許否の状態を判定手段で判定されたものに変更するために必要な警告を報知する報知装置とを備えている。
特開2011−80428号公報
特許文献1の技術では、GPS技術を用いて作業機の位置を検出し、作業機械の位置が再生禁止区域内にあるときに再生手段による強制再生を禁止するようにしていることから、再生禁止区域内におけるDPF再生の禁止を行うことができる。しかしながら、GPS技術を用いたとしても作業機械の位置が特定できない場合があったり、GPSによる作業機の位置が正確に検出できない場合は、再生禁止区域内であっても、DPF再生が行われてしまうのが実情である。
しかも、特許文献1の技術では、判定手段で強制再生の許否を判定するもののDPF再生の禁止や開始などは、建設機械を運転する作業者(オペレータ)に任されているため、禁止区域であっても不用意にDPF再生を行ってしまうという虞がある。
そこで、本発明は、禁止区域内では確実にDPF再生を行わないようにすると共に禁止区域外ではDPF再生を容易に行うことができる作業機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
請求項1に係る作業機によれば、走行車両に搭載されたディーゼルエンジンから排出された排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタを備えた排出ガス浄化装置と、前記排出ガス浄化装置のフィルタに堆積した粒子状物質を燃焼させてフィルタ再生を行う再生モードを有するフィルタ再生制御装置と、前記走行車両の位置を検出可能な位置検出装置とを備えた作業機であって、前記フィルタ再生制御装置は、デフォルト状態にて前記再生モードを禁止していて前記走行車両の位置が前記フィルタ再生の禁止区域外であるときには前記再生モードの禁止を解除できることを特徴とする。
請求項2に係る作業機によれば、前記フィルタ再生制御装置は、前記位置検出装置による前記走行車両が検出できないときは前記再生モードの禁止を保持することを特徴とする。
請求項3に係る作業機によれば、前記フィルタ再生制御装置は、前記位置検出装置によって検出された走行車両のピンポイント位置とこのピンポイント位置から所定距離離れた離間位置との間のエリアを前記走行車両の位置とする位置算出部と、前記走行車両の位置と前記禁止区域とが重複しない場合には前記再生モードの禁止を解除する解除部と、前記走行車両の位置と前記禁止区域とが重複した場合には再生モードの禁止を保持する禁止保持部とを備えていることを特徴とする。
請求項1によれば、作業機の始動時などのときには、必ず粒子状物質を燃焼させてフィルタ再生を行うDPF再生が行われることはなく、DPF再生の開始による不都合を防止することができる。特に、DPF再生を禁止した状態ではじまり、走行車両が禁止区域外に移動したときにはじめて、DPF再生を実行することができるため、禁止区域内でのDPF再生を確実に防止することができる。
請求項2によれば、例えば、GPSによって走行車両の位置が検出できない場合などにはDPF再生が行われることはなく、この点からも、再生禁止区域内における不用意なDPF再生を確実に防止することができる。
請求項3によれば、例えば、走行車両の位置が実際の位置とずれた場合でのDPF再生を防止できると共に、禁止区域内から離れた位置でDPF再生を行うことができ、禁止区域への排気ガスの影響を低減することもできる。
第1実施形態におけるエンジンの排気系の全体構成図である。 第1実施形態において、地図上における禁止区域と作業機の位置との関係を示した関係図である。 第1実施形態における再生モードを禁止から再生モードの解除までの流れを示すフローチャートである。 第2実施形態におけるエンジンの排気系の全体構成図である。 第2実施形態における再生モードを禁止から再生モードの解除までの流れを示すフローチャートである。 第3実施形態におけるエンジンの排気系の全体構成図である。 第3実施形態において、地図上における禁止区域と作業機の位置との関係を示した関係図である。 トラクタの全体側面図である。
[第1実施形態]
本発明の作業機は、ディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)を備えると共に、このDPFに堆積した粒子状物質を燃焼させて除去する手段を備えたものである。このような作業機は、トラクタやコンバインなどの農業機械及びバックホーやコンパクトトラックローダ(CTL)などの建設機械であって、農作業や建設作業等の作業が行えるものであるが、トラクタを例にとり説明する。
図8に示すように、トラクタ1は、前後に車輪を有する走行車両(走行車体)2に、ディーゼルエンジン3、変速装置4等が搭載されて構成されている。この走行車両2の後部には、3点リンク機構5が昇降可能に設けられている。この3点リンク機構5には、耕耘装置、肥料散布装置、収穫装置などの各種作業装置6が着脱自在となっている。この作業装置6には、PTO軸を介してディーゼルエンジン3からの動力が伝達されるようになっている。また、ディーゼルエンジン3の後方には、独立搭載型のキャビン7が設けられており、キャビン7内に運転席8が設けられている。運転席8の前側(前方)にトラクタ1の様々な表示を行う表示装置9が設けられている。
図1は、ディーゼルエンジン3における排気系の構造を示したものである。なお、通常、ディーゼルエンジン3は、複数のシリンダ(気筒)を有する多気筒エンジンである場合が多いが、図1では、そのうちの1つのシリンダを示している。
以下、ディーゼルエンジン3の排気系について詳しく説明する。
図1に示すように、ディーゼルエンジン(以降、エンジンという)3のシリンダ10の上部には、当該シリンダ10内に空気を導入するための開口である吸気ポート11が形成されると共に、燃焼後のガス(燃焼ガス)をシリンダ10から排出するための開口である排気ポート12が形成されている。さらにシリンダ10の上部には、吸気ポート11を開閉するための吸気バルブ13と、排気ポート12を開閉するための排気バルブ14とが設けられている。
吸気ポート11には、シリンダ10内に導入される空気の流路となる管状の吸気マニホールド15が接続されている。また、排気ポート12には、シリンダ10から排出される燃焼ガスの流路となる管状の排気マニホールド16が接続されている。排気マニホールド16の端部には排気音を低減するためのサイレンサ17が設けられていて、燃焼ガスはサイレンサ17を通過して外部に排出される。
排気マニホールド16において、排気ポート12とサイレンサ17との間には排出ガス浄化装置20が設けられている。排出ガス浄化装置20は、通過する排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集して浄化するものである。つまり、シリンダ10から排気ポート12を経て排出された燃焼ガスは、排出ガスとなって排気マニホールド16を通り、排出ガス浄化装置20で浄化されてサイレンサ17に至る。
この排出ガス浄化装置20は、内部にDPF21を有している。DPF21は、排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集するためのフィルタであり、例えば、セラミック製で断面がハニカム構造となるように形成されている。つまり、DPF21の一端から他端にわたる長手方向に沿って、例えば六角柱のストロー状の多角形貫通孔が多数隣接しており、各貫通孔内には、DPF21の長手方向に沿って所定間隔で多孔質の隔壁が設けられている。
DPF21の一端側(入側)から進入した排出ガスは、貫通孔内に形成された多孔質の隔壁を通過しつつDPF21の他端側(出側)へ向かって流れる。排出ガスに含まれる粒子状物質は、多孔質の隔壁に付着したり、貫通孔の内壁に付着したりすることでDPF21に捕集され、DPF21によって浄化された排気ガスは外部へ放出される。なお、ディーゼルエンジン3の排気系には、図示はしないが、DPF21の入側とエンジン3との間に、粒子状物質中の燃料及び燃焼ガス中の窒素酸化物を酸化するための酸化触媒(ディーゼル用酸化触媒)などが設けられている。
本発明のトラクタ1では、CPU等から構成されたフィルタ再生制御装置25による制御によってDPF21に堆積した粒子状物質の堆積量(PM堆積量という)を低減するクリーニング、即ち、DPFの再生(DPF再生或いはフィルタ再生ということがある)を行う。
フィルタ再生制御装置25は、エンジン3等を制御するエンジンコントロールユニット(エンジン制御装置)にDPF再生機能を具備させることで構成されたもので、DPF再生を行わない通常時ではトラクタ1における作業の負荷等に応じてエンジン3を制御すると共に、DPF再生を行う時には通常時とは異なるようにエンジンの制御を実行してDPF再生を行う。
このフィルタ再生制御装置25は、通常時には、アクセルレバーの操作量、アクセルペダルの操作量、クランク位置、カム位置等の制御信号に基づいて、インジェクタ、コモンレール、サプライポンプ等を制御する。なお、通常時でのフィルタ再生制御装置25のディーゼルエンジン制御は、一般的なディーゼルエンジン制御と同じものであり、例えば、インジェクタの制御では燃料噴射量、噴射時期などが設定され、サプライポンプやコモンレールの制御では燃料噴射圧が設定される。当然の如く、トラクタ1においては、作業者がアクセルレバーを操作したり、アクセルペダルを操作することによって、アクセルレバーの操作量やアクセルペダルの操作量が変化し、エンジン回転数を増減させることができる。また、エンジン3等の動力によって走行車両2が走行するようになっている。
なお、トラクタ1には、フィルタ再生制御装置25の他に、当該トラクタ1に関する様々な制御を行う作業機制御装置(図示省略)を備えている。この作業機制御装置は、例えば、運転席8の周囲に設けられた操作レバーに基づいて3点リンク機構5などの昇降を制
御したり、変速装置の変速制御などを行う。作業機制御装置は、主に、トラクタ(作業機)における作業に関する制御を行うものであれば、どのような制御を行うものであってもよく、上述した制御に限定されない。
図1に示すように、フィルタ再生制御装置25には走行車両2の位置を検出するための位置検出装置24が接続されている。位置検出装置24は、GPS(Global Positioning
System)を用いて走行車両2の位置を検出するものであって、GPS衛星からの信号を受信するGPS受信機を有しており、受信した信号によって走行車両2の位置を検出する。位置検出装置24による走行車両2の位置を示す信号は、フィルタ再生制御装置25に入力される。
フィルタ再生制御装置25は、DPF再生を禁止する禁止区域を保存する記憶部26を備えている。詳しくは、記憶部26は不揮発性のメモリ等から構成されていて、地形図等をデータとする地図データと、地図データ上に設定された禁止区域を示す禁止区域データとが記憶されている。
図2は、記憶部26から読み出された地図に禁止区域及びトラクタ1の位置を表示した場合の一例を示している。図2に示すように、地図上Mにおいて、例えば、三角形「▲」の記号はトラクタ1(走行車両2)を示しており、三角形の先端部(頂点)が後述する走行車両2の位置Pを示している。エリアAであってハッチングの部分が禁止区域とされ、禁止区域以外の部分はDPF再生を行ってよいエリアである。
フィルタ再生制御装置25は、再生モード30を備えている。再生モード30は、フィルタ再生制御装置25に格納されたDPF再生を行うための制御プログラム等から構成されている。
フィルタ再生制御装置25は、デフォルト状態(初期状態)では、再生モードは再生モードの実行の禁止を保持している。例えば、作業者(オペ-レータ)がトラクタ1に乗り込み、エンジン3を始動した直後やバッテリーからの電源が供給された直後であってフィルタ再生制御装置25の起動時(起動直後)は、フィルタ再生制御装置25は再生モードを禁止していてDPF再生は行われない。言い換えれば、フィルタ再生制御装置25は、後述するように、走行車両2の位置がフィルタ再生の禁止区域外であると判断できないときは、再生モードの実行が禁止されている状態を保持する。
図3は、再生モードを禁止から再生モードの解除までの流れを示したものである。
まず、エンジン3の始動後、位置検出装置24はGPS衛星からの信号に基づいて走行車両2の位置を求める(S1)。具体的には、位置検出装置24は、GPS衛星からの信号に基づき、例えば、1点の経度及び緯度から表される走行車両2の位置(ピンポイント位置)の計算を実行する。以下、説明の便宜上、走行車両2の位置が点で示されるピンポイント位置を単にピンポイント位置という。
次に、フィルタ再生制御装置25は、位置検出装置24による走行車両が検出できたか否かを判定する(S2)。例えば、ピンポイント位置がフィルタ再生制御装置25に入力された場合(S2、yes)は、当該フィルタ再生制御装置25は、位置検出装置24による走行車両2の位置検出ができたと判断し次に処理を進める。
一方、位置検出装置24でピンポイント位置の計算ができなかったなどのエラー信号がフィルタ再生制御装置25に入力された場合、或いは、数十秒(例えば、10秒以上)経過してもピンポイント位置がフィルタ再生制御装置25に入力されない場合等(S2、No)は、当該フィルタ再生制御装置25は、位置検出装置24による走行車両2の位置が検出できないと判断し、次の処理に進まず、ピンポイント位置の入力を待つ。つまり、フィルタ再生制御装置25は、位置検出装置24による走行車両の位置が検出できないときは再生モードの禁止を保持する。
ピンポイント位置がフィルタ再生制御装置25に入力されると、フィルタ再生制御装置25は、記憶部26の地図データ及び禁止区域を示す禁止区域データを読み込み、走行車両2が禁止区域外であるか否かを判断する(S3)。
例えば、図2(b)に示すように、地図M上において走行車両2の位置を示すピンポイント位置Pを示す緯度及び経度が禁止区域内にあってピンポイント位置Pと禁止区域とが
重なる場合(S3、No)、フィルタ再生制御装置25は、走行車両2が禁止区域内であって禁止区域外ではないと判断し処理をS1に戻す。
一方、図2(a)に示すように、地図M上においてピンポイント位置Pを示す緯度及び経度が禁止区域から外れてピンポイント位置と禁止区域とが重ならない場合(S3、yes)、PM堆積量がフィルタ再生制御装置25は、走行車両2が禁止区域外であると判断し処理を次に進める。
走行車両2が禁止区域外である場合、フィルタ再生制御装置25は再生モードの禁止を解除してDPF再生を行える状態にする(S4)。再生モードの禁止が解除されて再生モードになると、フィルタ再生制御装置25は、通常の制御から切り替わり、再生モード30におけるDPF再生の制御に入る。
再生モードでは、まず、PM堆積量がDPF再生が必要な所定値(閾値以上)になっているか否かが判断される(S5)。例えば、フィルタ再生制御装置25は、DPF21の入側の排気圧力と、DPF21の出側の排気圧力との差圧によりPM堆積量を推定する。詳しくは、フィルタ再生制御装置25は、DPF21(排出ガス浄化装置20)の入側付近の排気圧力を検出する入側圧力センサ22が検出した排気圧力と、DPF21(排出ガス浄化装置20)の出側付近の排気圧力を検出する出側圧力センサ23が検出した排気圧力とから排出ガス浄化装置20の入側と出側での排気圧力の差(差圧)を計算する。PM堆積量が多いと排気圧力の差である差圧も大きく、PM堆積量が少ないと排気圧力の差圧も小さいという関係があることから差圧が分かればPM堆積量を求めることができる。フィルタ再生制御装置25は、予め制御プログラム又は制御パラメータなどという形態で格納されている差圧とPM堆積量とのデータを用いて、算出した差圧からPM堆積量を求める。この実施形態では、排気圧力の差からPM堆積量を算出することとしているが、これに限定されず、エンジン3を稼働した稼働時間や燃料の消費量などによりPM堆積量を算出してもよく、PM堆積量の算出方法はどのようなものであってもよい。
ここで、PM堆積量が閾値以上であれば(S5、yes)、フィルタ再生制御装置25は、自動的に再生モードによるDPF再生を行う(S6)。具体的には、フィルタ再生制御装置25は、エンジン3等に吸気スロットルの絞りを指令する信号を出力して吸気スロットルの絞りを行うと共にポスト噴射を行い、DPF21(排出ガス浄化装置20)の排気温度を、例えば、600℃に向けて昇温する。このようなDPF再生によって、DPF21に堆積した粒子状物質は燃焼し、PM堆積量は減少する。再生モードにおいて、PM堆積量が大幅に減少したとき、例えば、再生モードを実行する前と比べてPM堆積量が80%減少したとき、DPF再生は終了する。
なお、再生モードによるDPF再生中においては、位置検出装置24によって走行車両2のピンポイント位置を検出し、フィルタ再生制御装置25がピンポイント位置が禁止区域内になっていないか否か(禁止区域外であるか否か)判断し、ピンポイント位置が禁止区域内であるときは(禁止区域外でないときは)、再生モードを禁止状態に戻して、DPF再生を中止するようにしてもよい。即ち、本発明では、再生モードの禁止を解除した後も、走行車両2の位置を繰り返し検出し、走行車両2がフィルタ再生の禁止区域外にある場合には再生モードの禁止の解除を継続し、禁止区域内にある場合には、再生モードを再び禁止するようにしてもよい。
本発明の作業機1によれば、フィルタ再生制御装置25は、デフォルト状態にて再生モードを禁止しているため、例えば、エンジンなどを始動させて走行車両2(作業機1)を動かす時点(動かし初めは)、確実にDPF再生を行わないようにすることができ、禁止区域内における不用意なDPF再生を確実に防止することができる。また、フィルタ再生制御装置25は、走行車両2の位置がフィルタ再生の禁止区域外であるときには再生モードの禁止を解除するようにしているため、作業機1が確実に禁止区域外の場所に居るときだけ、DPF再生を行うことができる。
図2(b)に示すように、例えば、家畜がいる家畜小屋を禁止区域に指定しいる場合、作業機1のエンジン3を家畜小屋内で始動したとしても当該家畜小屋内では確実にDPF再生は行われず、DPF再生による高温の排気ガスが家畜に吹きかかってしまうことを防
止することができる。図2(a)に示すように、作業機1が家畜小屋から出て、家畜に影響のない場所に移動すると、DPF再生は可能となり、家畜小屋外でのDPF再生を実行することができる。
また、フィルタ再生制御装置25は、位置検出装置24による走行車両2の位置が検出できないときは再生モードの禁止を保持するようにしているため、禁止区域内におけるDPF再生を確実に防止することができる。
例えば、位置検出装置24がGPS衛星からの信号が十分に受信できず、作業機1の位置が特定できないときや位置検出装置24の故障や不具合などによって作業機1の位置の計算ができないときなどといった場合であっても、DPF再生の実行を防止でき、確実に、作業機1が禁止区域外であると確定したときのみDPF再生を行うことができる。
[第2実施形態]
上述した実施形態では、エンジンコントロールユニット(エンジン制御装置)にDPF再生機能を具備させることでフィルタ再生制御装置25を構成したが、図4に示すように、第2実施形態では、フィルタ再生制御装置25を、作業機の制御を行う作業機制御装置(作業制御部)27と、エンジンの制御を行うエンジン制御装置(エンジン制御部)28とで構成している。上述したような再生モード30はエンジン制御装置28に具備されている。
作業機制御装置27は、第1実施形態で説明したように作業機1に関する制御を行うものであって、エンジン制御装置28とはCANなどの車載ネットワークを介してデータのやりとりが行えるようになっている。
作業機制御装置27は、デフォルト状態において再生モードを禁止状態するため、作業機制御装置27やエンジン制御装置28がバッテリーなどの電源が供給された時点(例えば、エンジン3を始動時にキースイッチが入力された時点)で、エンジン制御装置28に再生モードを禁止するための信号(禁止信号)を出力するようになっている。エンジン制御装置28は、作業機制御装置27からの禁止信号が入力されると、再生モードの実行を禁止する。
なお、エンジン制御装置28は、作業機制御装置27の禁止信号が入力された時点で再生モードを禁止するのではなく、当該エンジン制御装置28への電源投入時点(起動時)で既に再生モードを禁止している状態となっていてもよい。
また、作業機制御装置27には、地図データ及び禁止区域を示す禁止区域データを保存する記憶部26が設けられていると共に、位置検出装置24が接続されいる。この作業機制御装置27は、位置検出装置24にて検出された走行車両の位置がフィルタ再生の禁止区域外であるときには、エンジン制御装置28に再生モードの禁止の解除を示し解除信号を出力して、エンジン制御装置28の再生モードの禁止を解除するようになっている。
図5は、作業機制御装置27及びエンジン制御装置28による再生モードを禁止から再生モードの解除までの流れを示したものである。図5の説明では、エンジン始動時には、エンジン制御装置28の再生モードは禁止されているとする。
まず、エンジン3の始動後、位置検出装置24はGPS衛星からの信号に基づいて走行車両2の位置を求め(S10)、走行車両2の位置(ピンポイント位置)を作業機制御装置27に出力する。
作業機制御装置27は、位置検出装置24による走行車両が検出できたか否かを判定する。(S11)。作業機制御装置27は、ピンポイント位置が入力されると、位置検出装置24による走行車両2の位置検出ができたと判断し、次に処理を進める。一方、作業機制御装置27は、エラー信号が入力された場合やピンポイント位置の入力が数十秒間無い場合は、位置検出装置24による走行車両2の位置が検出できないと判断し、次の処理に進まず、ピンポイント位置の入力を待つ。
ピンポイント位置が作業機制御装置27に入力されると、当該作業機制御装置27は記憶部26の地図データ及び禁止区域を示す禁止区域データを読み込み、走行車両2が禁止区域外であるか否かを判断する(S12)。走行車両2が禁止区域外である場合、作業機制御装置27は、エンジン制御装置28に解除信号を出力して、エンジン制御装置28の
再生モードの禁止を解除する(S13)。再生モードの禁止が解除されて再生モードになると、フィルタ再生制御装置25は、通常の制御から切り替わり、再生モード30におけるDPF再生の制御に入る。ここで、図3に示したS5及びS6におけるフィルタ再生制御装置25の制御をエンジン制御装置28に読み替えると、エンジン制御装置28によるDPF再生の制御になるため、エンジン制御装置28によるDPF再生制御の説明を省略する。
なお、エンジン制御装置28の再生モードによるDPF再生中においても、位置検出装置24によって走行車両2のピンポイント位置を検出し、作業機制御装置27が、ピンポイント位置が禁止区域内になっていないか否か(禁止区域外であるか否か)判断することが好ましい。また、ピンポイント位置が禁止区域内であるときは(禁止区域外でないときは)、作業機制御装置27は、禁止信号をエンジン制御装置28に出力して当該エンジン制御装置28の再生モードを禁止状態に戻して、DPF再生を中止するようにしてもよい。
このように、第2実施形態では、作業機制御装置27の指令によってエンジン制御装置28の再生モードの禁止、再生モードの禁止の解除を行うようになっている。
このようにすれば、エンジン制御装置28と作業機制御装置27とが別々の場所で製造されるような場合でも、作業機制御装置27側でDPF再生に関する設定を簡単に行うことができる。
[第3実施形態]
上述した実施形態では、位置検出装置によって検出された走行車両2のピンポイント位置と禁止区域とに基づいて、再生モードの禁止の解除を判定していたが、この実施形態では、走行車両2の位置をピンポイント(1点)ではなく、所定の大きさのエリアを走行車両2の位置として、再生モードの禁止の解除の判定に適用するものである。
図6に示すように、フィルタ再生制御装置25は、位置算出部31と、解除部32と、禁止保持部33とを備えている。位置算出部31、解除部32及び禁止保持部33は、フィルタ再生制御装置25に格納されたプログラム等から構成されている。
位置算出部31は、走行車両2の位置を1点(ピンポイント)とするものではなく、所定範囲を走行車両2の位置として求めるものである。図7(a)、(b)に示すように、位置算出部31は、位置検出装置から出力される走行車両2のピンポイント位置Pと、ピンポイント位置Pから所定距離離れた離間位置Sとの間のエリア全体Qを走行車両2の位置とする。ピンポイント位置Pから離間位置Sまでの距離は数m〜数十mであって、DPF再生を行ったときに排出される排気ガスが影響を与える範囲やGPSの測定誤差範囲を考慮して設定するとよい。
詳しくは、図7(a)、(b)に示すように、位置算出部31は、位置検出装置から走行車両のピンポイント位置Pが入力されると、このピンポイント位置を中心とし、ピンポイント位置Pの中心から数十m(例えば、30m程度)離れた離間位置Sまでの円のエリア全体Qを走行車両2の位置とする。
解除部32は、位置算出部31で算出されたエリア(走行車両の位置)と、禁止区域とが重複しない場合には再生モードの禁止を解除する。図7(a)に示すように、例えば、位置算出部31で算出されたエリアQと、禁止区域Aとが重複しない場合に再生モードの禁止を解除する。禁止保持部33は、走行車両の位置と禁止区域とが重複した場合には再生モードの禁止を保持するもので、図7(b)に示すように、位置算出部31で算出されたエリアQと、禁止区域Aとが重複した場合に再生モードの禁止を保持する。
以上、フィルタ再生制御装置25では、エンジン3を始動して位置検出装置24からピンポイント位置が入力されると、当該フィルタ再生制御装置25の位置算出部31は、円状のエリアQで示される走行車両2の位置を算出する。そして、解除部32及び禁止保持部33によって、走行車両2の位置と禁止区域との重複しているか否かが判断されて、重複している場合には禁止保持部33により再生モードは保持され、重複していない場合は、走行車両の位置が禁止区域外であるとされて再生モードが解除される。再生モードが解除されると、上述したように、DPF再生が行われる。なお、DPF再生中であっても、
位置算出部31により走行車両2の位置を検出して、解除部32及び禁止保持部33によって、再生モードの禁止を行うか否かを判断することが好ましい。
この実施形態の作業機1によれば、フィルタ再生制御装置25は、位置算出部31と、解除部32と、禁止保持部33とを備えているため、再生モードの禁止の解除や再生モードの禁止をより適正に行うことができる。例えば、GPSによって検出した走行車両の位置と、実際の走行車両2の位置とに誤差(ズレ)が生じている場合であっても、位置算出部31によって走行車両2の位置がエリアとなっているため誤差を吸収することができる。また、GPSによる走行車両の位置と、実際の走行車両2の位置とに誤差が殆どない場合であっても、走行車両2が実際の禁止区域と少し離れた場所でDPF再生を実行することができ、禁止区域に対してDPF再生による排気ガスの影響をより少なくすることができる。
なお、この実施形態では、位置算出部31、解除部32及び禁止保持部33をエンジン制御機能を有するフィルタ再生制御装置25に設けたが、第2実施形態の場合と同じように、位置算出部31、解除部32及び禁止保持部33を、作業機制御装置27に設けるようにしてもよい。作業機制御装置27に設けた場合は、解除部32が再生モードを解除するときには解除信号をエンジン制御装置28に出力する。また。再生モードの禁止が既に行われている場合は、作業機制御装置27の禁止保持部33は、解除信号をエンジン制御装置28に出力しないようにすることで当該エンジン制御装置28の再生モードの禁止を保持する。一旦、再生モードの禁止が解除した場合であって、再生モードの禁止を行うときは、作業機制御装置27の禁止保持部33は、禁止信号をエンジン制御装置28に出力してエンジン制御装置28の再生モードを禁止する。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上記の実施形態では、吸気スロットルの絞りやポスト噴射を行うことでPM堆積量を減少させるDPF再生を行っているが、DPF再生の方法は、吸気スロットルの絞りやポスト噴射に限定されず、DPF21内の粒子状物質を燃焼させるものであればどのような方式であってもよい。
上記の実施形態では、地図データ及び禁止区域データを記憶部26に記憶しておくとしているが、作業機1に外部のネットワークや外部端末と通信可能な通信機器(例えば、WiFi(R)、Bluetoooth(R)、ZigBee(R)等により無線通信を行う近距離無線ユニット)を設けて、地図データや禁止区域データを外部のネットワークを通じて作業機1内にダウンロードしてもよい。
また、禁止区域は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン(smartphone)、タブレットPC(Tablet PC)、携帯電話などの外部端末を用いて、地図上で設定し、設定した禁止区域を含むデータを、有線又は無線でフィルタ再生制御装置25に送り、当該フィルタ再生制御装置25の記憶部26に保存するようにしてもよい。
位置検出装置26とフィルタ再生制御装置25とを別々のユニットで構成せずに一体化してもよい。フィルタ再生制御装置25、エンジン制御装置28及び作業機制御装置27における制御は、上述したものに限定されず、適用する作業機によって各種制御を行えばよく、例えば、作業機がコンバインあれば、コンバインに適応した制御を行い、バックホーであれば、バックホーに適応した制御を行う。
1 トラクタ
2 走行車両
3 ディーゼルエンジン
4 変速装置
5 3点リンク機構
6 各種作業装置
7 キャビン
8 運転席
9 表示装置
10 シリンダ
11 吸気ポート
12 排気ポート
13 吸気バルブ
14 排気バルブ
15 吸気マニホールド
16 排気マニホールド
17 サイレンサ
20 排出ガス浄化装置
21 DPF
22 入側圧力センサ
23 出側圧力センサ
25 フィルタ再生制御装置
26 位置検出装置
27 作業機制御装置
28 エンジン制御装置
30 再生モード
31 位置算出部
32 解除部
33 禁止保持部

Claims (3)

  1. 走行車両に搭載されたディーゼルエンジンから排出された排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタを備えた排出ガス浄化装置と、前記排出ガス浄化装置のフィルタに堆積した粒子状物質を燃焼させてフィルタ再生を行う再生モードを有するフィルタ再生制御装置と、前記走行車両の位置を検出可能な位置検出装置とを備えた作業機であって、
    前記フィルタ再生制御装置は、デフォルト状態にて前記再生モードを禁止していて前記走行車両の位置が前記フィルタ再生の禁止区域外であるときには前記再生モードの禁止を解除できることを特徴とする作業機。
  2. 前記フィルタ再生制御装置は、前記位置検出装置による前記走行車両の位置が検出できないときは前記再生モードの禁止を保持することを特徴とする請求項1に記載の作業機。
  3. 前記フィルタ再生制御装置は、前記位置検出装置によって検出された走行車両のピンポイント位置とこのピンポイント位置から所定距離離れた離間位置との間のエリアを前記走行車両の位置とする位置算出部と、前記走行車両の位置と前記禁止区域とが重複しない場合には前記再生モードの禁止を解除する解除部と、前記走行車両の位置と前記禁止区域とが重複した場合には再生モードの禁止を保持する禁止保持部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機。
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