JP5694572B2 - ネスト式複合型材部材の製造方法及びその製造機器 - Google Patents
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Description
1.単独部材の2つを製作し、型材でそれぞれブランク切断、スルーホール加工(マルチワークステーション)及び凸リブ押さえ(マルチワークステーション)を行う。
2.単独部材の2つに対してそれぞれ第一横方向のエッジ、第二横方向のエッジ、第一縦方向のエッジ、第二縦方向のエッジ、包み式折りエッジ及びネスト式折りエッジなどマルチワークステーションのローリング成型の工程を行う。
3.単独部材の2つに対して人工ネスト式の複合工程を行う。
4.ローリングで前記のネスト式複合部材に対して第三折り部、第四折り部となるアンダカットを折る工程を行う。
1.大量の時間と労力を消耗するだけでなく、各ワークステーションの間の位置決めの誤差及び加工製作の精度にも影響を与える。例えば、スルーホール加工の後に凸リブ押さえを行う場合、凸リブ押さえの後に生じる型材の引張変形が元のスルーホール加工後のピッチ寸法の正確度に影響を与える。
2.マルチワークステーションの単独加工の工程により、各工程に調整とチャッキングの補助工程を追加しなければいけないので、大量の補助作業時間を消耗し、工程積算誤差が生じる。
3.加工、切断、ドリル及び押さえなどの工程に人工マーキングオン現図が必要であり、加工速度が遅く、効率が低く、幾何寸法精度と幾何公差が制御されがたく、低い材料利用率と歩留まりの原因となる。
1.打抜き工程までに凸リブ及び溝などのリブ構成のローリング成型を行い、打抜き加工後のピッチ寸法精度を保証するので、顕著に製品の品質を向上できる。
Claims (10)
- ネスト式複合型材部材を製造する全てのプロセスが同一の生産ラインで自動的に完成でき、下記のプロセスを含むことを特徴とするネスト式複合型材部材の製造方法、
(1)テンパー工程;メタルストリップ(A)を型材スキンパスロールに送り、テンパーを行う、このメタルストリップ(A)は生産ラインに沿って自動的に次の工程へ送られる、
(2)リブ成型工程;次に、前記のメタルストリップ(A)を第一ローリングダイセットに送り、前記の第一ローリングダイセットにより必要なリブのローリング成型を行う、
(3)打抜き工程;前記のリブがあるメタルストリップ(A)を再び打抜き装置に送り、必要なスルーホールの打抜き成型を行う、
(4)断面成型工程;前記の打抜き後のメタルストリップ(A)を継続して第二ローリングダイセットに送り、前記の第二ローリングダイセットにより必要な横断面形状がある型材(B)のローリング成型を行う、この型材(B)はネスト複合に必要なネスト式折りエッジと包み式折りエッジがある、
(5)ネスト式組み合わせ工程;前記の型材(B)を切断装置(5)に送って切断し、切断による第一部材をネスト式組み合わせ装置に送り、前記の第一部材の横断面の方向で180度に回転して位置を決めてから、この回転位置決め後の前記の第一部材を再切断による第二部材に差し込んでネスト式組み合わせを行い、前記の第一部材と第二部材がネスト式組み合わせを行われることにより一体に複合されたワーク(C)となり、この場合、前記の第一部材の包み式折りエッジが第二部材の側面と貼り合わさり、前記の第二部材の包み式折りエッジが第一部材の側面と貼り合わさる、
(6)貼り合わせる工程;前記の一体に複合されたワーク(C)が第三ローリングダイセット(7)に送られ、前記の第三ローリングダイセットが、前記の第一部材、第二部材の包み式折りエッジに、該当の側面と噛み合うアンダカットをそれぞれ成型し該当の側面とアンダカットを貼り合わせることにより、前記の一体に複合されたワーク(C)がネスト式複合型材部材(D)に成型され、生産ラインから離れる。 - 前記の工程(5)のネスト式組み合わせ工程に下記のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のネスト式複合型材部材の製造方法、
a.生産ラインに沿って輸送される前記の型材(B)が前記のネスト式組み合わせ装置の回転位置決め装置に送られ、この型材(B)が第一検出制御接触点に会うと、前記の切断装置(5)が前記の型材(B)に伴って同期に移動し、この型材(B)を切断して前記の第一部材を取得する、
b.前記の回転位置決め装置が前記のネスト式組み合わせ装置のネストベース(62)に沿って速く移動し、次に輸送される型材(B)との間に必要な離間距離を保つ、
c.前記の第一部材が前記の回転位置決め装置に伴って移動し、第二検出制御接触点に当たると、前記の回転位置決め装置が前記の第一部材を駆動して180度に回転し、位置決めを行うと同時に、前記の切断装置(5)と前記の回転位置決め装置をリセットする、
d.前記の回転位置決め装置のリセット中、次に輸送される型材(B)が前記の回転位置決め装置に入り、前記の第一部材とネスト式組み合わせを実現する、
e.次に輸送される型材(B)が再び前記の第一検出制御接触点に会うと、前記の切断装置(5)が再びこの型材(B)に伴って同期に移動し、再びこの型材(B)を切断し、前記の第二部材を取得する、この場合、続いて輸送される型材(B)が前記の第二部材に突き当たって前記の第二部材が続いて前記の第一部材とネスト式組み合わせを行うようにする、
f.前記の第一部材が第二部材と完全にネスト式組み合わせを行ってから、前記の第一部材と第二部材が前記の一体に複合されたワーク(C)を形成し、続いて輸送される型材(B)が突き当てながらこの一体に複合されたワーク(C)を次の工程に輸送する、続いて輸送される型材(B)が再び前記の第一検出制御接触点に会うと、ステップaに戻し、次のネスト式組み合わせの過程を続ける。 - 前記の製造機器生産ラインに沿って順序に次のものを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法を実現するための製造機器、
1)固定して床(9)に設置されている型材スキンパスロール(1)、
2)固定して床(9)に設置されている第一ローリングダイセット(2);前記の第一ローリングダイセット(2)は前記のリブをローリング成型する複数の第一ローラーホイールを含む、
3)固定して床(9)に設置されている打抜きベッド(31)及びこの打抜きベッドに沿って水平に滑走できる打抜き装置(32)を含む打抜き装置(3)、
4)固定して床(9)に設置されている第二ローリングダイセット;前記の第二ローリングダイセットは所望の横断面形状を有する前記の型材(B)をローリング成型するのに用いられる複数の第二ローラーホイールを含む、
5)前記の型材(B)を切断して前記の第一部材と第二部材を形成するカッティングダイ(52)のある切断装置(5)、
6)前記の第一部材を180度に回転して位置決めを行い、前記の第二部材と交錯して、ネスト式組み合わせにより前記の一体に複合されたワーク(C)を形成するネスト式組み合わせ装置、
7)固定して床に設置されている第三ローリングダイセット(7);前記の第三ローリングダイセット(7)はアンダカットのローリング成型に用いられる第三ローラーホイールを含む。 - 前記のネスト式組み合わせ装置は次のものを含むことを特徴とする請求項3に記載の製造機器、
1)固定して前記の床(9)に設置されているネストベッド(61)、
2)ネストベース(62);前記のネストベッド(61) に設置されていて、前記のネストベッド(61)に対して水平に滑走できる、
3)前記のネストベース(62) に設置されていて、前記のネストベース(62)に対して水平に滑走できる台座(63)を含み、前記の台座(63)に前記のネストベース(62)に沿って滑走するようにこの回転位置決め装置を駆動できる第一シリンダー(T1)に連結されていて、この台座(63)に間隔があり、相対して設立される固定ホルダー(64)が2つあり、前記の固定ホルダー(64)に長さ方向に沿って貫通し、このホルダーに対して回転できる回転器(65)が設置されていて、前記の回転器(65)に前記の型材(B)の形状とサイズに適する方形孔(652)があり、前記の回転器(65)の端面に前記の方形孔(652)の周りに沿って配置されている複数の治具があり、前記の治具がガイドレールとチャックを含み、前記のガイドレールが固定して前記の回転器(65)端面に設置されていて、前記のチャックが前記のガイドレールに沿って滑走し、前記の第一部材としっかり当てることができる回転位置決め装置。 - 前記の回転器(65)に周面に沿って間隔して設置された歯溝(651)があり、前記の回転器(65)と相対して設置されていて、180度の方向となっている両側に該当する歯溝(651)に前記の回転器(65)の回転方位を限定するための位置決め押し錠(68) が差し込まれていることを特徴とする請求項4に記載の製造機器。
- 前記の切断装置(5)は次の1)および2)を含み、
1)切断ベース(51);前記のネストベッド(61)に設置されていて、前記のベッドに対して水平に滑走でき、前記の切断ベース(51)がネストベース(62)と固定して連結している、前記の切断ベース(51)に前記のネストベッド(61)に沿って滑走するように前記の切断ベース(51)を駆動する第二シリンダーが連結されている、
2)カッティングダイ(52);前記の切断ベース(51)に設置されている、
前記のネストベース(62)は長さ方向に沿ってカッティングダイ(52)を制御して切断を始める切断ストッパー(621)及び前記の回転位置決め装置を制御して回転を始める位置決めストッパー(622)が設置されている、前記のネストベッド(61)は前記の切断ベース(51)のある側に前記の切断ベース(51)の移動を制限するためのリセットストッパー(611)が設置されていることを特徴とする請求項4に記載の製造機器。 - 前記の切断ストッパー(621)と位置決めストッパー(622)をそれぞれ上下に伸縮できるストッパーにすることを特徴とする請求項6に記載の製造機器。
- 打抜き装置(3)が固定して床(9)に設置されている打抜きベッド(31)及びこの打抜きベッド(31)に沿って水平に滑走できる打抜き装置(32)を含み、前記の打抜きベッド(31)にこの打抜きベッド(31)に沿って滑走するように前記の打抜き装置(32)を駆動する第五シリンダー(T5) も含むことを特徴とする請求項3に記載の製造機器。
- 前記の打抜き装置(3)が押さえ板(81)、上下に移動するようにこの押さえ板(81)を駆動するクランプシリンダー(83)及び前記の打抜きベッド(31)に沿って水平に滑走できるクランプベース(84)を含むクランプ装置(8)も含み、前記のクランプベース(84)が前記の打抜き装置(32)と固定して連結していて、前記の第五シリンダー(T5)のピストンロッドが前記のクランプベース(84)と固定して連結していることを特徴とする請求項8に記載の製造機器。
- 前記の押さえ板(81)の底部に前記のメタルストリップ(A)にある成型打抜きを貫通できる位置決めピン(82) も設置されていることを特徴とする請求項9に記載の製造機器。
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