JP5692128B2 - シートスライド装置 - Google Patents
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Description
ロアレール12は、車両前後方向を長手方向とする長尺状に形成されていると共に、図2に示されるように、車両前方側から見た縦断面形状が車両上方側へ開口したU字状に形成されている。具体的には、ロアレール12は、前後及び左右の方向に延びる底壁部24と、この底壁部24の左右方向の両端部から段差部26,30を介して左右方向へそれぞれ延びる右側横壁部28及び左側横壁部32と、を備えている。また、ロアレール12は、右側横壁部28の右側の端部及び左側横壁部32の左側の端部からそれぞれ上方側へ屈曲して延びる右側縦壁部34及び左側縦壁部36を備えている。さらに、ロアレール12は、右側縦壁部34及び左側縦壁部36の上端部から左方向及び右方向へそれぞれ屈曲して延びる右側上壁部38及び左側上壁部40を備えている。また、ロアレール12は、右側上壁部38の左側の端部及び左側上壁部40の右側の端部から下方側に向けてそれぞれ屈曲して延びる右側内壁部42及び左側内壁部44を備えている。その結果、右側内壁部42と左側内壁部44との間には、開口45が形成されている。さらに、図3に示されるように、ロアレール12の前端部及び後端部には、後述する前側エンドキャップ20及び後側エンドキャップ22の取付部46,48が設けられている。さらに、ロアレール12は、車体のフロアに形成された図示しない溝に埋め込まれるように配置されると共に、ボルト等の締結具を介して車体のフロアに固定されている。
図2に示されるように、アッパレール16は、上記のロアレール12の開口45内(右側内壁部42と左側内壁部44との間)に配置されたレール本体部50を備えている。このレール本体部50の上端部には、後述する車両用シート14(図3参照)が固定される固定部52が設けられている。また、レール本体部50の下端部には、図示しない締結具を介してガイドローラ54が転動自在に取付けられている。その結果、ロアレール12の右側横壁部28及び左側横壁部32上をガイドローラ54が転動することによって、車両用シート14を前後方向にスライドさせることが可能となっている。また、アッパレール16のレール本体部50には、後述するプロテクタ18のリップ部66の先端が当接する凹部56が形成されている。
図3に示されるように、車両用シート14は、1人の乗員が着座することが可能とされたセパレートシートとされている。具体的には、車両用シート14は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション58と、乗員の上体を支持するシートバック60と、を備えている。また、車両用シート14は、シートバック60の下部に設けられた図示しないロアフレームを介してアッパレール16の固定部52に固定されている。
図3に示されるように、プロテクタ18は、樹脂系又はゴム系の材料を用いて形成された一体形成部品であると共に、ロアレール12と略同一の長さに形成されている。また、図2に示されるように、プロテクタ18はT字状の断面に形成されている。なお、ロアレール12の右側上壁部38に沿って取付けられたプロテクタ18及び左側上壁部40に沿って取付けられたプロテクタ18の構成は同一であるため、ここでは右側上壁部38に沿って取付けられたプロテクタ18について説明し、左側上壁部40に沿って取付けられたプロテクタ18については同一の符号を付してその説明を省略する。
図4(A)及び(B)に示されるように、前側エンドキャップ20は樹脂材料を用いて形成された一体成形部品である。具体的には、前側エンドキャップ20は、前後及び左右の方向に延びる基壁部70を備えている。この基壁部70の前端部及び左右の端部は、車両下方側に向けて湾曲するように形成された湾曲部72,74,76とされている。また、この基壁部70には、クリップ86(図1参照)が挿入される挿入孔78が形成されている。
図5(A)及び(B)に示されるように、後側エンドキャップ22は、上記前側エンドキャップ20と同様に樹脂材料を用いて形成された一体成形部品である。具体的には、後側エンドキャップ22は、前後及び左右の方向に延びる基壁部88を備えている。この基壁部88の後端部は上方側へ向けて屈曲された屈曲部90とされていると共に、基壁部88の左右の端部は下方側に向けて湾曲するように形成された湾曲部92,94とされている。また、この基壁部88には、クリップ86(図1参照)が挿入される挿入孔96が形成されている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
12 ロアレール
14 車両用シート
16 アッパレール
18 プロテクタ
20 前側エンドキャップ(エンドキャップ)
22 後側エンドキャップ(エンドキャップ)
45 開口
66 リップ部
80 傾斜部
80A 先端
82 右側円弧形状部(円弧形状部)
84 左側円弧形状部(円弧形状部)
98 傾斜部
98A 先端
100 右側円弧形状部(円弧形状部)
102 左側円弧形状部(円弧形状部)
Claims (4)
- 車体のフロアに車両前後方向を長手方向として設けられると共に、車両前方側から見た縦断面形状が車両上方側へ開口したU字状とされたロアレールと、
前記ロアレールに沿ってスライド可能に支持されると共に、車両用シートが取付けられたアッパレールと、
前記ロアレールに沿って取付けられ、このロアレールの開口の上部を覆うプロテクタと、
前記ロアレールの長手方向の端部に取付けられると共に、前記ロアレール上に落下した異物が当接することによって、当該異物を前記ロアレールの開口と離間する方向へ移動させる円弧形状部を有するエンドキャップと、
を備えたシートスライド装置。 - 前記エンドキャップにおける前記アッパレールと車両前後方向に対向する端部には、前記ロアレールの開口の深さ方向へ向けて傾斜して延びる傾斜部が設けられている請求項1記載のシートスライド装置。
- 前記傾斜部の先端と前記プロテクタの上面との間に隙間が生じないように前記傾斜部の先端が前記プロテクタの上面に接触している請求項2記載のシートスライド装置。
- 前記プロテクタは、前記ロアレールの開口の上部にて車両上下方向へ弾性変形可能とされたリップ部を備えている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のシートスライド装置。
Priority Applications (1)
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JP2012058630A JP5692128B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012058630A JP5692128B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | シートスライド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013189167A JP2013189167A (ja) | 2013-09-26 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2012058630A Active JP5692128B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | シートスライド装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5692128B2 (ja) |
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2012
- 2012-03-15 JP JP2012058630A patent/JP5692128B2/ja active Active
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