JP5691368B2 - 光電気複合基板、回路基板および光電気複合デバイス - Google Patents
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Description
なお、本実施形態では上下方向を規定して説明するが、これは構成要素の相対関係を説明するために便宜的に規定するものであり、本実施形態にかかる製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
図1(a)は、本発明の第一実施形態にかかる光電気複合基板10を模式的に示す斜視図であり、同図(b)は光素子搭載基板20を示す斜視図である。図2は、本実施形態にかかる光電気複合基板10の分解斜視図である。図3は、本実施形態にかかる光電気複合デバイス14の斜視図である。
光電気複合基板10は、光路変換部44が開口部32から臨む位置に配置されるように光回路基板40と電気回路基板30とが積層され、開口部32に光素子搭載基板20を嵌め込むことで光路変換部44と光素子搭載領域22とが対向配置される。
すなわち、本実施形態の回路基板12は、光路変換部44が設けられた光導波路42を備える光回路基板40に積層して用いられる電気回路基板30と、光素子110が搭載される光素子搭載領域22を備える光素子搭載基板20と、を含む。そして、本実施形態の回路基板12において電気回路基板30は、光素子搭載基板20が嵌め込み可能な開口部32が貫通形成されている。
すなわち、本実施形態の光電気複合デバイス14は、光素子110が搭載された光素子搭載基板20と、光素子搭載基板20よりも大きな開口部32を備え電気素子120が搭載された電気回路基板30と、光路変換部44が設けられた光導波路42を備え電気回路基板30に積層された光回路基板40と、を含む。そして、本実施形態の光電気複合デバイス14においては、光素子搭載基板20が開口部32に嵌め込まれて光素子110と光路変換部44とが対向配置されている。
電気素子120としては、LSIやICなどの半導体装置のほか、抵抗器やコンデンサ、インダクタなど各種を用いることができる。
光導波路42には、その端部または中間部に光路変換部44が設けられている。光路変換部44は、基材部48の平面内を進行する光と、基材部48に対して交差方向(代表的には面直方向)に進行する光とが相互に変換される領域である。光路変換部44には、反射面が傾斜した光路変換ミラー46が配置されることが一般的である。本実施形態では、光導波路42に対して光路変換ミラー46が埋設されている態様を例示する。また、後述する第二実施形態では、光路変換ミラー46が光素子搭載基板20の下面に固定されていて光導波路42に着脱可能に装着される態様を説明する。なお、図1(a)および図2では、説明のため、光路変換ミラー46を光導波路42の上方に露出させた状態を図示している。
以下、光導波路42、コア部42aおよびクラッド部42bの長さ方向とは図4の左右方向をいい、これらの厚み方向は同図の上下方向、幅方向は同図の紙面前後方向をいう。
これに対し、本実施形態の光電気複合基板10および光電気複合デバイス14では、光素子110が搭載された光素子搭載基板20を嵌め込み可能な程度(例えばセンチメートルオーダー)の大きな開口部32を電気回路基板30に形成する。このため、かりに光回路基板40が熱変形したとしても光路変換部44(光路変換ミラー46)を開口部32から確実に目視することができる。したがって、光素子搭載基板20の嵌め込み実装時における光路変換部44(光路変換ミラー46)の目視位置から、光電気複合デバイス14の使用温度環境における予測位置を判定して、光素子搭載基板20(光素子110)を電気回路基板30に対してアライメント調整および実装することができる。
なお、図5において電極パッド34と端子部24はそれぞれ多数設けられており、繰り返しの一部は図示を省略している。同図に示すように端子部24が複数本の端子からなる端子群である場合、電極パッド34が端子部24よりも大きいとは、個々の端子に対応する複数の電極パッド34がそれぞれ各先端部24aを包含するとともに、端子部24(端子群)の全体を電気回路基板30に対して所定長さだけ移動させた場合にも各先端部24aが電極パッド34に接続可能であることをいう。
また、電極パッド34が空隙部36の幅寸法(ΔX、ΔY)に対応して端子部24よりも大きく形成されているとは、電気回路基板30と光素子搭載基板20とを位置合わせした状態(基準状態)で生じる帯状の空隙部36の、光素子搭載基板20からみた位置(空隙の向き)および幅(図5の場合、+X方向にΔX、−Y方向にΔY)だけ、先端部24aを電極パッド34に対して相対移動可能であることをいう。光素子搭載基板20に対する−X方向および+Y方向の空隙部36の幅寸法に関しても同様である。
また、テープ62は、先端部24aを電極パッド34に固定するための固定手段としても用いられている。このように、光素子搭載基板20と電気回路基板30、および端子部24と電極パッド34とを、それぞれ脱離可能に固定することで、光素子搭載基板20を電気回路基板30から取り外して光素子110や駆動素子112の交換または改修する作業が容易である。
図6(a)は本実施形態にかかる光素子搭載基板20を電気回路基板30の開口部32に嵌め込む状態を示す正面図である。同図(b)は本実施形態にかかる光電気複合デバイス14の正面図である。
そして、光路変換ミラー46の表面に、コア部42aと同等の屈折率をもつ樹脂材料からなる樹脂連結部50が装着されており、開口部32に光素子搭載基板20を嵌め込むことで光路変換部44において樹脂連結部50と光導波路42のコア部42aとが光学的に連結される。
同図に示すように、光素子搭載基板20に複数の光素子110が搭載されたり、または一つの光素子110が複数の受発光部111を備えたりしてもよい。この場合、複数の反射面を有する光路変換ミラー46を用いることが有効である。本変形例では、光路変換ミラー46の二つの反射面のそれぞれを覆うように樹脂連結部50および樹脂充填部52を装着している。これにより、光素子搭載基板20の外部との受発光に加え、複数の光素子110同士の間での受発光を行う場合にも、光導波路42(図7では図示せず)と受発光部111との間の光路に空気界面が介在せず、樹脂連結部50および樹脂充填部52により光路が連続する。
12 回路基板
14 光電気複合デバイス
20 光素子搭載基板
22 光素子搭載領域
23 駆動素子搭載領域
24 端子部
24a 先端部
26 第一電極
27 第二電極
28 駆動回路部
30 電気回路基板
32 開口部
34 電極パッド
36 空隙部
38 樹脂材料
40 光回路基板
42 光導波路
42a コア部
42b クラッド部
44 光路変換部
46 光路変換ミラー
48 基材部
50 樹脂連結部
52 樹脂充填部
60 位置決めピン
62 テープ
64 ピン孔
66 アライメントマーク
110 光素子
111 受発光部
112 駆動素子
114 光コネクタ
120 電気素子
130 マザーボード
L 光
W 幅寸法
Claims (10)
- 光素子が搭載される光素子搭載領域を備える光素子搭載基板と、前記光素子搭載基板よりも大きな開口部を備える電気回路基板と、光路変換部が設けられた光導波路を備える光回路基板と、を含み、
前記光路変換部が前記開口部から臨む位置に配置されるように前記光回路基板と前記電気回路基板とが積層され、前記開口部に前記光素子搭載基板を嵌め込むことで前記光路変換部と前記光素子搭載領域とが対向配置されており、
前記光素子搭載基板から外方に突出形成された端子部と、前記電気回路基板の表面に設けられた電極パッドと、をさらに備え、前記開口部に前記光素子搭載基板を嵌め込むことで前記端子部の先端が前記電極パッドと接続される光電気複合基板。 - 前記電極パッドが、前記開口部と前記光素子搭載基板との間の空隙部の幅寸法に対応して、前記端子部に対する接離方向およびその交差方向に前記端子部よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光電気複合基板。
- 前記光導波路には空隙が設けられており、
前記光素子搭載基板の一方面側に突出して光路変換ミラーが設けられており、前記開口部に前記光素子搭載基板を嵌め込むことで前記光路変換ミラーが前記光導波路における前記空隙に貫入しており、
前記空隙における前記光路変換ミラーが前記光路変換部を構成している請求項1または2に記載の光電気複合基板。 - 前記光路変換ミラーが樹脂材料からなる請求項3に記載の光電気複合基板。
- 前記光導波路が、互いに屈折率が異なるコア部およびクラッド部を含み、
前記光路変換ミラーの表面に、前記コア部と同等の屈折率をもつ樹脂材料からなる樹脂連結部が装着されており、前記開口部に前記光素子搭載基板を嵌め込むことで前記光路変換部において前記樹脂連結部と前記光導波路の前記コア部とが光学的に連結されることを特徴とする請求項3または4に記載の光電気複合基板。 - 光路変換部が設けられた光導波路を備える光回路基板に積層して用いられる電気回路基板と、光素子が搭載される光素子搭載領域を備える光素子搭載基板と、を含み、
前記電気回路基板に、前記光素子搭載基板が嵌め込み可能な開口部が貫通形成されており、
前記光素子搭載基板から外方に突出形成された端子部と、
前記電気回路基板の表面に前記端子部に対する接離方向およびその交差方向に前記端子部よりも大きく形成された電極パッドと、をさらに備え、前記開口部に前記光素子搭載基板を遊嵌することで前記端子部の先端が前記電極パッドと接続される回路基板。 - 光素子が搭載された光素子搭載基板と、前記光素子搭載基板よりも大きな開口部を備え電気素子が搭載された電気回路基板と、光路変換部が設けられた光導波路を備え前記電気回路基板に積層された光回路基板と、を含み、前記光素子搭載基板が前記開口部に嵌め込まれて前記光素子と前記光路変換部とが対向配置されており、
前記光素子搭載基板から外方に突出形成された端子部と、前記電気回路基板の表面に設けられた電極パッドと、をさらに備え、前記開口部に前記光素子搭載基板を嵌め込むことで前記端子部の先端が前記電極パッドと接続される光電気複合デバイス。 - 前記開口部と前記光素子搭載基板との間に、熱可塑性または光可塑性の樹脂材料が充填されている請求項7に記載の光電気複合デバイス。
- 前記光回路基板がアライメントマークを備えるとともに、前記光素子搭載基板が前記光回路基板に対して位置決めピンにより固定されている請求項7または8に記載の光電気複合デバイス。
- 前記開口部に嵌め込まれた前記光素子搭載基板を前記電気回路基板に対して脱離可能に固定する固定手段をさらに備える請求項7から9のいずれか一項に記載の光電気複合デバイス。
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