JP5691123B2 - 流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置 - Google Patents

流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置に関するものである。
流体噴射装置として、記録ヘッド(噴射ヘッド)の噴射口より記録媒体にインク(液体)を噴射するインクジェット式記プリンタ(以下、プリンタと称す)が知られている。このようなプリンタではインクの噴射特性を維持すべく、クリーニング処理が行われる。下記の特許文献1に記載されるプリンタでは、クリーニング処理として、吸引動作によってノズルからインクを強制的に排出させた後、ノズル形成面に付着したインクをワイピング部材によって払拭するワイピング動作を行っている。
特開2005−199597号公報
しかしながら、上記ワイピング動作では、拭き始め側のノズル列の拭き取り性が悪くなる虞があった。このようにノズル形成面上にインクの拭き残しが生じると、インクの飛行曲がりやドット抜けが誘発され、インクの噴射特性を低下させる可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、インクの拭き残しを防止することで信頼性の高いインク噴射が可能な、流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置を提供することを目的としている。
本発明者は、鋭意研究を行った結果、拭き始め側のノズル列におけるワイプ部材の拭き取り性が低下する原因は、噴射面上に乗り上げた際にワイプ部材に生じたバタツキや撓み等によってワイプ部材と噴射面との密着性が低下しているためであるとの知見を得た。そして、この知見に基づいて以下の構成を有する本発明を見出した。
本発明の流体噴射装置のクリーニング方法は、複数のノズルから流体を噴射する噴射ヘッドを備える流体噴射装置のクリーニング方法において、前記噴射ヘッドとワイプ部材とが接近する接近動作における相対移動速度を前記複数のノズルが形成されたノズル形成領域を含む前記噴射ヘッドの噴射面上を前記ワイプ部材が摺動するワイピング工程における前記噴射面と前記ワイプ部材との相対移動速度よりも遅い速度に制御する工程と、前記接近動作を前記噴射ヘッドと前記ワイプ部材とが非接触の状態で停止させる工程と、を有し、前記ワイピング工程は、前記ワイプ部材が前記噴射ヘッドに接触してから前記ノズル形成領域を摺動するワイピング処理を開始するまでに、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作が停止されるステップを含み、前記ステップでは、前記ワイプ部材が前記噴射ヘッドの前記噴射面に乗り上げた際に、該ワイプ部材の前記摺動動作を停止することを特徴とする。
本発明の流体噴射装置のクリーニング方法によれば、安定化ステップを備えることでワイピング処理時にワイプ部材の状態を安定化させることが可能となる。すなわち、安定化ステップは、例えば噴射面上に乗り上げた際にワイプ部材に生じるバタツキや撓み等を解消することができる。よって、ワイプ部材は払拭面に対して良好に密着し、噴射面上に流体の拭き残しが生じるのを防止できる。したがって、噴射ヘッドにおける流体噴射特性を長期に亘って維持することができ、流体噴射装置自体の信頼性を向上させることができる。
また、上記流体噴射装置のクリーニング方法においては、前記安定化ステップは、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作が停止されるステップを含むのが好ましい。
この構成によれば、移動及び停止を繰り返すことでワイプ部材の状態を良好に安定させることができる。
また、上記流体噴射装置のクリーニング方法においては、前記安定化ステップに先立ち、前記ワイプ部材と前記噴射ヘッドとを前記ワイピング処理時の1/10以下の速度で接近させる接近動作を行い、前記ワイプ部材及び前記噴射ヘッドが非接触の状態で前記接近動作を終了させるのが好ましい。
このようにワイプ部材をゆっくりした速度で噴射ヘッドに接近させ、非接触の状態で停止させるため、ワイプ部材が噴射面上にゆっくり乗り上げるようになる。よって、噴射面上に乗りあがった際にワイプ部材に生じるバタツキや撓み等が緩和される。したがって、ワイプ部材の状態を容易に安定させることが可能となり、安定化ステップを短時間で行うことができる。
また、上記流体噴射装置のクリーニング方法においては、前記ワイプ部材として、長さ、材質、及び厚さの少なくともいずれかが前記噴射面に応じて設定されたものを用いるのが好ましい。
このように長さ、材質、及び厚さの少なくともいずれかを噴射面に応じて設定されたワイプ部材は、払拭面に対して追従性の高いものとなる。よって、ワイピング処理時のワイパ荷重が低下し、ワイプ部材自体の耐久性を向上させることができる。
また、上記流体噴射装置のクリーニング方法においては、前記ワイプ部材として、少なくとも表面が前記流体に対して親水性とされるものを用いるのが好ましい。
この構成によれば、ワイプ部材の表面が流体に対して親水性とされるため、ワイプ部材が流体中の水分を引き寄せるため、ワイピング処理時に尾引きや拭き残しを低減することができる。
また、上記流体噴射装置のクリーニング方法においては、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作を停止させることなく、前記安定化ステップに続けて前記ワイピング処理を行うのが好ましい。
この構成によれば、ワイプ部材の摺動動作を停止させることなく、安定化ステップからワイピング処理へとスムーズに移行することができる。
本発明の流体噴射装置は、複数のノズルから流体が噴射される噴射ヘッドと、該噴射ヘッドにおける前記複数のノズルが形成されたノズル形成領域を含む噴射面を摺動可能なワイプ部材を含むワイピング装置と、前記ワイプ部材が前記噴射面に接触してから前記ノズル形成領域を摺動するワイピング処理を開始するまでに、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作を停止するように前記噴射ヘッド及び前記ワイピング装置の少なくともいずれかの動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置によって、前記噴射ヘッドに対する前記ワイプ部材の接近動作における相対移動速度は、前記ワイピング処理時における前記噴射面に対する前記ワイプ部材の相対移動速度よりも遅い速度に制御され、前記接近動作は、前記噴射ヘッドと前記ワイプ部材とが非接触の状態で停止されることを特徴とする。
本発明の流体噴射装置によれば、ワイプ部材安定手段を備えることでワイピング処理時にワイプ部材の状態を安定化させることが可能となる。すなわち、ワイプ部材安定手段は、例えば噴射面上に乗り上げた際にワイプ部材に生じるバタツキや撓み等を解消することができる。よって、ワイプ部材は払拭面に対して良好に密着し、噴射面上に流体の拭き残しが生じるのを防止できる。したがって、噴射ヘッドにおける流体噴射特性を長期に亘って維持可能な、信頼性の高いものを提供できる。
また、上記流体噴射装置においては、前記ワイプ部材は、前記噴射面に応じて、長さ、材質、及び厚さの少なくともいずれかが設定されているのが好ましい。
このように長さ、材質、及び厚さの少なくともいずれかを噴射面に応じて設定されたワイプ部材は、払拭面に対して追従性の高いものとなる。よって、ワイピング処理時のワイパ荷重が低下し、ワイプ部材自体の耐久性を向上させることができる。
また、上記流体噴射装置においては、前記ワイプ部材は、少なくとも表面が前記流体に対して親水性とされるのが好ましい。
この構成によれば、ワイプ部材の表面が流体に対して親水性とされるため、ワイプ部材が流体中の水分を引き寄せるため、ワイピング処理時に尾引きや拭き残しを低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
以下、図面を参照して、本発明の流体噴射装置に係る形態を説明する。本実施形態では、本発明に係る流体噴射装置として、インクジェット式プリンタ(以下、プリンタと称す)を例示する。
図1は、本実施形態に係るプリンタの構成を概略的に示す斜視図である。
同図に示すように、プリンタ1は、流体噴射ヘッドの一種である記録ヘッド(流体噴射ヘッド)2を搭載すると共に液体貯留部材の一種であるインクカートリッジ3を着脱可能に装着するキャリッジ4と、記録ヘッド2の下方に配設され記録紙6が搬送されるプラテン5と、キャリッジ4を記録紙6の紙幅方向に移動させるキャリッジ移動機構7と、記録紙6を紙送り方向に搬送する紙送り機構8とを有する構成となっている。上記紙幅方向とは、主走査方向(ヘッド走査方向;同図中X方向)である。上記紙送り方向とは、副走査方向(主走査方向に直交する方向;同図中Y方向)である。
本実施形態においては、インクカートリッジ3から、例えば、ホワイトW、マゼンタM、イエローY、シアンCの各インクが記録ヘッド2に供給されるようになっている。
なお、インクカートリッジ3としては、本実施形態のようにキャリッジ4に装着するものには限らず、プリンタ1の筐体側に装着してインク供給チューブを介して記録ヘッド2に供給するタイプのものを採用してもよい。
ガイドロッド9は、主走査方向に架設された支持部材である。キャリッジ4は、このガイドロッド9に支持された状態で取り付けられている。このキャリッジ4は、キャリッジ移動機構7によりガイドロッド9に沿って主走査方向に移動するようになっている。リニアエンコーダ10は、キャリッジ4の主走査方向上の位置を検出する。この検出信号は、位置情報として制御部(図示せず)に送信されるようになっている。後述する制御装置58は、このリニアエンコーダ10からの位置情報に基づいて記録ヘッド2の走査位置を認識し、記録ヘッド2による記録動作(吐出動作)等を制御するようになっている(図3参照)。
記録ヘッド2の移動範囲のうちプラテン5の外側の領域には、記録ヘッド2の走査起点となるホームポジションが設定されている。このホームポジションには、キャッピング機構11が設けられている。キャッピング機構11は、キャップ部材11aによって記録ヘッド2のノズル開口形成面を封止し、インク溶媒の蒸発を防止する。このキャッピング機構11は、封止状態のノズル開口面に負圧を与えてインクを強制的に吸引排出するクリーニング動作等にも用いられる。
また、ホームポジションには、記録ヘッド2のノズル面を払拭するワイピング装置12が設けられている。このワイピング装置12は、上述のクリーニング動作によって記録ヘッド2のノズル開口形成面に付着したインクをワイプ部材12aによって払拭する、所謂ワイピング動作を行うためのものである。
ところで、ワイプ部材12aは、長さ、材質、及び厚さの少なくともいずれかがノズル開口面23に応じて設定されている。これにより、ワイプ部材12aは、後述するように記録ヘッド2の払拭面(ノズル開口面23;図2参照)に対し、高い追従性(腰の柔らかい)を有したものとなっている。
具体的に本実施形態では、ワイプ部材12aは弾性材料から構成されている。そして、ワイプ部材12aは、ゴム硬度が40〜55°程度、払拭時の干渉量が1〜1.5mm程度となっている。
このようにワイプ部材12aの追従性を向上させることで、インクの尾引き及びメニスカスの破壊を防止した状態で良好にワイピング処理を行うことができ、且つワイパ荷重が低減することでワイプ部材12a自体の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るワイプ部材12aは、親水性材料から構成されている。具体的なワイプ部材12aの材質としては、ウレタン系、ナイロン系、EVOH系、EVA系の材料を用いるのが好ましい。また、ワイプ部材12aは、少なくとも表面がインクに対して親水性とされるものであればよい。例えば、ワイプ部材12aを、親水性処理を施した親水性シリコーンや親水性ポリオレフィンから構成するようにしてもよい。
これによりワイプ部材12aがインク中の水分を引き寄せるため、インクの尾引きや拭き残しを低減することが可能とされる。
図2は、記録ヘッド2の断面図である。
図2に示すように、記録ヘッド2は、ヘッド本体48と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット42とを備えている。ノズル24は、ノズル基板21に形成されている。
流路形成ユニット42は、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を積層し、接着剤等で接合して一体にしたものである。また、本実施形態に係る記録ヘッド2は、プリンタ1が対象とする最大サイズの印刷紙の幅員(最大記録紙幅)以上の長さに亘ってノズル24が多数配列された、所謂ラインヘッドとして使用しても良い。
記録ヘッド2は、ヘッド本体48の内部に形成された収容空間63と、収容空間63に配置された駆動ユニット44とを備えている。駆動ユニット44は、複数の圧電素子65と、圧電素子65の上端を支持する固定部材26と、駆動信号を圧電素子65に供給する柔軟なケーブル27とを備えている。圧電素子65は、複数のノズル24のそれぞれに対応するように設けられている。
また、記録ヘッド2は、ヘッド本体48の内部に形成され、インクカートリッジからインク供給チューブを介して供給されたインクが流れる内部流路68と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット42によって形成され、内部流路68と接続された共通インク室29と、流路形成ユニット42によって形成され、共通インク室29と接続されたインク供給口40と、流路形成ユニット42によって形成され、インク供給口40と接続された圧力室31とを備えている。圧力室31は、複数のノズル24に対応するように複数設けられている。複数のノズル24のそれぞれは、複数の圧力室31のそれぞれに接続されている。
ヘッド本体48は、合成樹脂で形成されている。振動板19は、例えばステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工したものである。振動板19の圧力室31に対応する部分には、圧電素子65の下端と接合される島部32が形成されている。振動板19の少なくとも一部は、圧電素子65の駆動に応じて弾性変形する。振動板19と内部流路68の下端近傍との間にはコンプライアンス部43が形成されている。
流路基板20は、内部流路68の下端とノズル24とを接続する共通インク室29、インク供給口40、及び圧力室31それぞれの空間を形成するための凹部を有する。本実施形態においては、流路基板20は、シリコンを異方性エッチングすることで形成されている。
ノズル基板21は、所定方向に所定間隔(ピッチ)で形成された複数のノズル24を有する。本実施形態のノズル基板21は、例えばステンレス鋼等の金属で形成された板状の部材である。ノズル基板21の下面は、後述するように複数のノズル24によって形成されるノズル開口面(噴射面)23を構成している。
このように構成されたプリンタ1は、インクを貯留するインク貯留部(流体貯留部)として、不図示のインクカートリッジを有し、このインクカートリッジからインク供給チューブを介して供給されたインクが図2に示した内部流路68の上端に流入するように構成されている。内部流路68の下端は、共通インク室29に接続されており、インクカートリッジからインク供給チューブ(不図示)を介して内部流路68の上端に流入したインクは、内部流路68を流れた後、共通インク室29に供給される。共通インク室29に供給されたインクは、インク供給口40を介して、複数の圧力室31のそれぞれに分配されるように供給される。
ケーブル27を介して圧電素子65に駆動信号が入力されると、圧電素子65が伸縮する。これにより、振動板19が圧力室31に接近する方向及び離れる方向に変形(移動)する。これにより、圧力室31の容積が変化し、インクを収容した圧力室31の圧力が変動する。この圧力の変動によって、ノズル24から、インクが噴射(吐出)される。
このように、本実施形態の圧電素子65は、ノズル24よりインクを噴射するために、入力される駆動信号に基づいて、ノズル24に接続された圧力室31の圧力を変動させる。
図3は記録ヘッド2をノズル開口面23側から視た図であり、ノズル開口面23における拡大図である。図3に示されるように記録ヘッド2は、平面視略矩形形状から構成されている。また、ノズル開口面23の下面はノズル開口面23を構成しており、ノズル開口面23は複数のノズル列が形成されたノズル形成領域Kを含んでいる。ここで、ノズル形成領域Kは、ノズル開口面23に形成されたすべてのノズル24のうち、最外周に配置されたノズル24の外端を結んだ領域によって規定されるものである。
ここで、ワイピング処理においてワイプ部材12aの払拭方向最上流側(拭き始め側)に位置するノズル列をL1とし、以下、払拭方向下流側に向かって配置されるノズル列を順にL2、L3、L4とする。なお、各ノズル列L1〜L4はそれぞれ複数のノズル24によって構成されている。また、同一のノズル列を構成するノズル24からは、同色のインクが噴射されるようになっている。
図4はプリンタ1の電気的な構成を示すブロック図である。本実施形態におけるプリンタ1は、プリンタ1全体の動作を制御する制御装置58を備えている。この制御装置58には、プリンタ1の動作に関する各種情報を入力する入力装置59と、プリンタ1の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置60と、時間の計測を実行可能な計測装置61とが接続されている。
また、制御装置58には、上記キャリッジ移動機構7、紙送り機構8、キャッピング機構11、ワイピング装置12等が接続されている。プリンタ1は、圧電振動子38に入力する駆動信号を発生する駆動信号発生器62を備えている。そして、駆動信号発生器62は制御装置58に接続されている。
ところで、従来のワイピング処理においては、ワイプ部材の払拭方向最上流(拭き始め側)におけるノズル列の拭き取り性が悪く、インクの拭き残しが生じる可能性があった。本発明者は、このようなインクの拭き残しが生じる原因として、ワイプ部材がノズル基板(噴射面)に乗り挙げる際のバタツキ或いは撓みに起因するという知見を得た。
すなわち、ワイプ部材はノズル基板(噴射面)上に乗り上げた際、段差に追従することができずに変形してしまい、これによってノズル開口面とワイプ部材との間に隙間を生じさせる。よって、ノズル開口面上にはインクが帯状に拭き残ってしまう。
このような問題を解消すべく、本実施形態に係るプリンタ1は、制御装置58が、ノズル開口面23に接触した後、ワイピング処理を開始するまでに、ワイプ部材12aの状態を安定化させるように記録ヘッド2及びワイピング装置12の少なくともいずれかの動作を制御するようにしている。具体的に本実施形態では、制御装置58は、キャリッジ移動機構7の駆動を制御することで、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド2のノズル開口面23に対するワイプ部材12aの移動速度(相対移動速度)を調整可能としている。
すなわち、プリンタ1は、ワイピング処理を開始するに先立ち、ワイプ部材12aの状態を安定化させる安定化ステップを行っている。このような安定化ステップによりワイプ部材12aは、上述のようなバタツキ或いは撓みが解消されたものとなり、ノズル開口面23上の全てのノズル列L1〜L4において拭き残しを生じることなく、良好なワイピング処理を行うことができるようになっている。
以下、プリンタ1の動作として、記録ヘッド2のクリーニング方法として、特にワイピング装置12を用いたワイピング工程についてフローチャートを参照にしつつ説明する。
図5はワイピング工程に係るフローを示す図であり、図6はワイピング工程に係るワイプ部材12a及びキャリッジ4の位置関係を示す図である。
プリンタ1は、記録ヘッド2におけるインクの目詰まりが生じると上記キャッピング機構11を用いた吸引動作を行う。これにより各ノズル24からインクを強制的に排出させる。このような吸引動作を行うと、ノズル開口面23にインクが付着する。
プリンタ1は、このようなノズル開口面23に付着したインクを除去するため、上記ワイピング装置12によるワイピング工程を行う。
まず、制御装置58はワイピング装置12をスタンバイさせる。具体的には、記録ヘッド2からキャッピング機構11を離間(下方に移動させ)させ、ワイピング装置12を上昇させ、ワイピング工程へと進む。ここで、ワイピング工程とは、ノズル開口面23上をワイプ部材12aが摺動する一連の動作を含んでいる。
ところで、本実施形態に係るプリンタ1は、ワイピング工程において、3段階(微速モード、中速モード、高速モード)の移動速度でキャリッジ4を移動させるようになっている。プリンタ1は、ワイピング処理時(ワイプ部材12aがノズル形成領域K上を摺動する時)においてキャリッジ4を上記高速モードで移動させる。すなわち、ワイピング処理時において、ワイプ部材12aはノズル開口面23上を高速モードに係る速度に基づいて移動する。
本実施形態では、高速モードにおけるキャリッジ4の移動速度を80cps(characters per second;キャラクター/秒)、中速モードにおけるキャリッジ4の移動速度を40cps、微速モードにおけるキャリッジ4の移動速度を5cpsとした。
微速モードにおけるキャリッジ4の移動速度は、ワイピング処理時におけるワイプ部材12aのノズル開口面23上を移動する速度の1/10以下とするのが好ましい。換言すれば、高速モードにおけるキャリッジ4の移動速度は、微速モードにおけるキャリッジ4の移動速度の10倍以上とするのが好ましく、本実施形態では16倍に設定した。
制御装置58は、図6(a)に示されるように、ワイピング工程を開始するに際し、キャリッジ4を微速モードで移動させ、ワイプ部材12aが記録ヘッド2の側面部の直前(第1の位置A1)となる位置でキャリッジ4を停止させる(図5中、ステップS1、2)。このとき、ワイプ部材12aは記録ヘッド2と非接触状態となっている。
そして、制御装置58は、キャリッジ4を第1の位置A1にて0.5秒間停止させる。なお、ワイプ部材12aの摺動動作を停止させる時間は、ワイプ部材12aにおけるノズル開口面23に対する追従性に応じて適宜変更される。
このようにワイプ部材12aをゆっくりした速度で記録ヘッド2に接近させ、非接触の状態で停止させることにより、後述のようにワイプ部材12aをノズル開口面23上にゆっくり乗り上がらせることが可能となる。よって、ワイプ部材12aがノズル開口面23上に乗りあがった際にバタツキや撓み等が生じるのを緩和することができる。
続いて、キャリッジ4をワイプ部材12a側に微速モードで移動させる(ステップS3)。キャリッジ4の移動に伴って、ワイプ部材12aは記録ヘッド2の側面に接触し、屈曲した状態となり、やがてワイプ部材12aがノズル開口面23上に乗り上げる。
ところで、ワイプ部材12aがノズル開口面23に乗り上げた場合、上述のようにワイプ部材12aが段差に追従できずに変形することでバタツキや撓みが生じ、ノズル開口面23とワイプ部材12aとの間に隙間が生じる。これにより、ワイプ部材12aによる払拭性が低下し、ノズル開口面23に帯状にインクの拭き残しが生じる虞がある。
このような不具合を解消すべく、本実施形態に係るプリンタ1は、ワイピング工程において、ワイプ部材12aがノズル開口面23に接触してからワイピング処理を開始するまでに、ワイプ部材12aの状態を安定化させる安定化ステップを実行している。
具体的に本実施形態では、図6(b)に示すように、ワイプ部材12aがノズル開口面23に乗り上げた際、キャリッジ4の移動を停止させる(図5中、ステップS4)。なお、ワイプ部材12aは、図6(a)に示される状態から図6(b)に示される状態に移行する間にノズル開口面23上に乗り上げる。
制御装置58は、キャリッジ4をノズル開口面23の端部(第2の位置A2)にて0.5秒間停止させる(ステップS5)。このように本実施形態における安定化ステップでは、ワイプ部材12aがノズル開口面23上を移動する動作を停止させるステップを含んでいる。
なお、ワイプ部材12aの摺動動作を停止させる時間は、ワイプ部材12aにおけるノズル開口面23に対する追従性に応じて適宜変更される。例えば、ワイプ部材12aにおけるノズル開口面23に対する追従性が低く、バタツキや撓みを解消し難い場合には、上述の停止時間を0.5秒よりも長くし、一方、ワイプ部材12aにおけるノズル開口面23に対する追従性が高く、バタツキや撓みを解消し易い場合には、上述の停止時間を0.5秒よりも短くすることができる。
続いて、制御装置58は、図6(c)に示すように、キャリッジ4(ワイプ部材12a)をノズル開口面23上におけるワイピング処理の開始位置(第3の位置A3)まで微速モードで移動させる(図5中、ステップS6)。ここで、ワイピング処理の開始位置(第3の位置A3)とは、ノズル形成領域Kのうち、ワイプ部材12aの払拭方向最上流側に位置するノズル列L1の近傍である。
すなわち、本実施形態に係る安定化ステップでは、ノズル開口面23上に乗り上がったワイプ部材12aが第2の位置A2で停止するとともに第3の位置A3まで微速モードで移動する(図6(b)、(c)参照)。このような安定化ステップにより、ワイプ部材12aはノズル開口面23上に乗り上げた際に生じたバタツキや撓みが解消されて、ノズル開口面23に良好に密着する。
制御装置58は、キャリッジ4を高速モードで移動させることで、ワイプ部材12aによって上記第3の位置A3からノズル形成領域Kを一気に払拭するワイピング処理を実行する(図5中、ステップS7)。このとき、ワイプ部材12aは、上述の安定化ステップによってノズル開口面23に良好に密着した状態とされることから、従来インクの拭き残しが生じ易かったワイプ部材12aの払拭方向最上流側のノズル列L1についてもインクを確実に払拭できる。
そして、ノズル形成領域Kの払拭後(すなわち、ワイピング処理の終了後)、ワイプ部材12aの移動速度を減速させるとともに記録ヘッド2の一端側(払拭方向下流側)に設けられたガイド部材100上にて0.5秒間停止させる(図5中、ステップS8)。そして、キャリッジ4を微速モードで移動させる(図5中、ステップS9)。このように、本実施形態においては、ガイド部材100を備えることで、図6(e)に示すようにワイプ部材12aをガイド部材100から徐々に離間させることができる。よって、ワイプ部材12aが記録ヘッド2から離間する際、ワイプ部材12aに付着しているインクが周囲に飛散するといった不具合を防止できる。以上のステップにより、ワイピング装置12によるワイピング工程(ワイピング処理)が終了する。ワイピング工程(ワイピング処理)が終了した後、キャリッジ4は印字処理を行う印字処理ポジションに移動し、ワイピング装置12は不図示の昇降機構により下降する。
以上述べたように、本実施形態に係るプリンタ1によれば、ノズル開口面23にインクの拭き残しを生じさせないワイピング処理を行うことができるので、記録ヘッド2は信頼性の高いインク噴射特性を長期に亘って保持することができ、プリンタ1自体における信頼性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、安定化ステップとしてノズル開口面23にワイプ部材12aが乗り上がった直後に、ワイプ部材12aの摺動動作(キャリッジ4の移動)を停止させるようにしたが、本発明はこれに限定されない。安定化ステップは、ワイピング処理を開始するまでにワイプ部材12aの状態を安定させることが可能であれば、例えばノズル列L1の直前でワイプ部材12aの摺動動作を停止させるといったように種々のタイミングで摺動動作を停止させることができる。
あるいは、ワイピング処理を開始するまでにワイプ部材12aの状態を安定させることができれば、ワイプ部材12aの摺動動作を停止させることなく、安定化ステップを行うことも可能である。
また、上記実施例は、インクジェット式のプリンタが採用されているが、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置と、その流体を収容した流体容器を採用しても良い。微小量の液滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体とは、流体噴射装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての流体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、流体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。流体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む流体を噴射する流体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する流体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置および流体容器に本発明を適用することができる。
プリンタの構成を概略的に示す斜視図である。 記録ヘッドの断面図である。 記録ヘッドをノズル開口面側から視た図である。 プリンタの電気的な構成を示すブロック図である。 ワイピング処理に係るフローを示す図である。 ワイピング処理でのワイプ部材及びキャリッジの位置関係を示す図である。
符号の説明
1…プリンタ(流体噴射装置)、2…記録ヘッド(噴射ヘッド)、12a…ワイプ部材、12…ワイピング装置、23…ノズル開口面(噴射面)、24…ノズル、K…ノズル形成領域

Claims (5)

  1. 複数のノズルから流体を噴射する噴射ヘッドを備える流体噴射装置のクリーニング方法において、
    前記噴射ヘッドとワイプ部材とが接近する接近動作における相対移動速度を前記複数のノズルが形成されたノズル形成領域を含む前記噴射ヘッドの噴射面上を前記ワイプ部材が摺動するワイピング工程における前記噴射面と前記ワイプ部材との相対移動速度よりも遅い速度に制御する工程と、
    前記接近動作を前記噴射ヘッドと前記ワイプ部材とが非接触の状態で停止させる工程と、を有し、
    前記ワイピング工程は、前記ワイプ部材が前記噴射ヘッドに接触してから前記ノズル形成領域を摺動するワイピング処理を開始するまでに、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作が停止されるステップを含み、
    前記ステップでは、前記ワイプ部材が前記噴射ヘッドの前記噴射面に乗り上げた際に、該ワイプ部材の前記摺動動作を停止することを特徴とする流体噴射装置のクリーニング方法。
  2. 複数のノズルから流体が噴射される噴射ヘッドと、
    該噴射ヘッドにおける前記複数のノズルが形成されたノズル形成領域を含む噴射面を摺動可能なワイプ部材を含むワイピング装置と、
    前記ワイプ部材が前記噴射面に接触してから前記ノズル形成領域を摺動するワイピング処理を開始するまでに、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の摺動動作を停止するように前記噴射ヘッド及び前記ワイピング装置の少なくともいずれかの動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置によって、前記噴射ヘッドに対する前記ワイプ部材の接近動作における相対移動速度は、前記ワイピング処理時における前記噴射面に対する前記ワイプ部材の相対移動速度よりも遅い速度に制御され、前記接近動作は、前記噴射ヘッドと前記ワイプ部材とが非接触の状態で停止されることを特徴とする流体噴射装置。
  3. 前記制御装置によって、前記ワイプ部材が前記噴射面に接触してから前記ワイプ部材の払拭方向最上流側に位置する前記ノズルに至る前であって、前記噴射面に対する前記ワイプ部材の相対移動動作を停止するまでの前記噴射面に対する前記ワイプ部材の相対移動速度は、前記ワイピング処理時における前記噴射面に対する前記ワイプ部材の相対移動速度よりも遅い速度に制御されることを特徴とする請求項2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記ワイプ部材は、ゴム硬度が40〜55°である弾性材料であることを特徴とする請求項2又は3に記載の流体噴射装置。
  5. 前記ワイプ部材は、少なくとも表面が前記流体に対して親水性とされることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
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