JP5690660B2 - 圧力炊飯器 - Google Patents
圧力炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5690660B2 JP5690660B2 JP2011127038A JP2011127038A JP5690660B2 JP 5690660 B2 JP5690660 B2 JP 5690660B2 JP 2011127038 A JP2011127038 A JP 2011127038A JP 2011127038 A JP2011127038 A JP 2011127038A JP 5690660 B2 JP5690660 B2 JP 5690660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- shoulder member
- lid
- protective frame
- rice cooker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
被係止部は、係止機構の上方において軸支されると共に、第2付勢部材により正面側から背面側に向かって付勢されるのが好ましい。なお、かかる場合、開口部の上方近傍に、背面側から正面側に向かうに従って下方に傾斜する傾斜面が形成されるのが好ましい。このようすれば、被係止部の先端部分が傾斜面に接触しながら下方に移動する間、被係止部が、第2付勢部材の付勢力に逆らって背面側から正面側に向かって回動する。そして、被係止部が遮蔽部材に当接して遮蔽部材を下方に向かって押しこむと、遮蔽部材の上方に開口が現れる。すると、第2付勢部材の付勢力により被係止部がその開口に嵌り込む。一方、被係止部は、第2付勢部材の付勢力に逆らって正面側に回動させると、開口から排出されると共に、第1付勢部材の付勢力によって遮蔽部材が上方に押し上げられ、開口が閉塞される状態となる。
本発明の課題は、係止孔への異物の侵入を防止することができる係止装置を提供することにある。なお、本発明に係る係止装置は、圧力炊飯器のみならず通常の炊飯器に適用されてもかまわない。
第5局面に係る係止装置では、遮蔽部材が、正面視において開口の下方に配置され、正面視において開口を遮蔽するように第1付勢部材によって上方に付勢されている。被係止部は、係止機構に向かって押し下げられると、第1付勢部材の付勢力に逆らって遮蔽部材を押し下げ、遮蔽部材の上方に現れる開口に入り込むことにより係止機構に係り止められる。また、被係止部が開口から抜き出されると、遮蔽部材は、第1付勢部材の付勢力により開口を遮蔽する状態となる。このため、この係止装置では、被係止部が係止機構に係り止められる場合を除き、開口が遮蔽部材によって閉塞されている。したがって、この係止装置では、開口(孔)に異物が侵入するのを防止することができる。
(1)本体
本体200は、図1、図2、図8および図9に示されるように、主に、外装体210、保護枠220、肩部材230、レバー側補強部材241、ヒンジ側補強部材242、加熱部(図示せず)から構成されている。以下、本体200の各構成要素について詳述する。
外装体210は、図1および図2に示されるように、側壁211および底壁212から構成されている。なお、この外装体210は、例えば、ポリプロピレン樹脂等の樹脂から形成されている。
保護枠220は、図2、図3、図8および図9に示されるように、主に、本体部221、レバー側ツバ部222a、ヒンジ側ツバ部222bおよびボス部223から構成されている。
肩部材230は、図4、図8および図10に示されるように、開口230bを有する枠状の部材である。なお、この肩部材230は、例えば、ポリプロピレン樹脂等の樹脂から形成されている。また、この肩部材230のヒンジ部側の枠体部分には、図8に示されるように、肩取付孔230dが形成されている。そして、この肩部材230には、ヒンジ部230aおよび係止部230cが設けられる。
なお、図11に示されるように、シャッター232の下方には、レバー側ツバ部222aが位置している。また、肩部材230の内周壁235(図11参照)の前方部分において幅方向中央部には、下端から上方に向かって延びる切り欠きが形成されている。つまり、前方部分の幅方向中央部では、レバー側ツバ部222aと肩部材230との間に僅かな隙間が生じている。このため、例えば、肩部材230の上に溜まった水がシャッター232の隙間に浸入したとしても、その水は、一旦、レバー側ツバ部222aで受けられた後、上述の隙間から保護枠220の本体部221へと排出される。この圧力炊飯器100では、このようにして電装部品等に水が接触することを防止している。なお、かかる場合、レバー側補強部材241に水が接触するおそれが十分にあるため、レバー側補強部材241は、ステンレス鋼等の錆びにくい金属または合金から形成されるのが好ましい。
レバー側補強部材241は、金属製の板部材であって、図9に示されるように保護枠220のレバー側ツバ部222aに上面側にビス止めされている。また、このレバー側補強部材241は、レバー側ツバ部222aに対向する肩部材230の部分にも取付孔222c(図4〜図7参照)を介してビス止めされる。すなわち、レバー側補強部材241は、レバー側ツバ部222aと肩部材230の前部とに挟まれ、レバー側ツバ部222aおよび肩部材230の前部の両方にビス止めされている。
ヒンジ側補強部材242は、複雑な形状を有する金属製の板部材であって、図4に示されるように、背壁部242a、底壁部242b、ヒンジ部242c、側壁部242dおよび天壁部242eから形成されている。なお、このヒンジ側補強部材242は、一枚の金属板から形成されている。
加熱部は、電磁誘導コイルであって、保護枠の下端部に巻き付けられおり、図示しない制御部により制御される。
蓋体300は、ヒンジ機構(図示せず)を介して開閉自在に本体200に取り付けられている。この蓋体300は、図1、図2および図11に示されるように、外装体301、操作パネル部310、表示部(図示せず)、開閉ボタン311、圧力調整機構(図示せず)、補強部材(図示せず)、蓋部330およびレバー部材340から構成されている。以下、蓋体300の各構成要素について詳述する。
外装体301は、図1および図2に示されるように、下方が開口した略直方体状の部材である。そして、この外装体301の上面には、操作パネル部310、表示部および開閉ボタン311が配置されている。また、この外装体301の内部には、図2に示されるように、圧力調整機構、蓋部330およびレバー部材340(図11参照)等が格納される。
操作パネル部310には、図1に示されるように、操作ボタン312a,312b,312cが設けられている。
表示部には、図示しない制御部から送信される種々の情報が表示される。
開閉ボタン311は、蓋体300を開閉するためのボタンであり、レバー部材340に連結されている。レバー部材340は、下方に延びる垂直板部と、垂直板部の下端から後方に向かって延びる水平板部とから形成される断面略L字状の金属板部材であり、垂直板部の上端部において軸支されると共に付勢部材(図示せず)により後方に向かって付勢されている。なお、蓋体300を閉状態とするとき、ユーザは開閉ボタン311を操作する必要がなく、そのまま蓋体300を本体200に向かって倒し込めばよい。このとき、レバー部材340の水平板部の先端部分が、肩部材230の肩カバー部231上の傾斜面SL(図10および図11参照)に接触しながら下方に移動する。この間、レバー部材340は、付勢部材の付勢力に逆らって前方に向かって回動する。そして、レバー部材340がシャッター232に当接してシャッター232を下方に向かって押しこむと、シャッター232の上方に貫通孔が現れる。すると、付勢部材の付勢力により垂直板部がその貫通孔に嵌り込む。このようにして蓋体300が閉状態となる。一方、蓋体300を開状態とするとき、ユーザは、開閉ボタン311を下方に押しこむ。すると、レバー部材340が、付勢部材の付勢力に逆らって前方に向かって回動する。このとき、貫通孔に嵌り込んでいた垂直板部が貫通孔から排出されると共に、スプリング233の付勢力によってシャッター232が上方に押し上げられ、貫通孔が閉塞される状態となる。そして、ヒンジ機構の付勢力により蓋体300が上方に持ち上げられ、蓋体300が開状態となる。
圧力調整機構は、蓋体300が閉状態とされ炊飯運転されている状態において、内鍋400の内部の圧力を1.03〜1.3気圧に調整する。なお、本実施の形態において、この圧力調整機構としては、特に限定されず、従前のものが採用されてもかまわない。
補強部材は、蓋体300の強度を高めるためのものである。なお、本実施の形態において、補強部材は、特に限定されず、金属板そのものであってもよいし、金属板を複雑形状にしたものであってもよい。
蓋部330は、図2に示されるように、内鍋400の上部を覆って密閉するための部材である。
内鍋400は、上方に開口する椀状の鍋であって、肩部材230の開口230bに挿通されると共に、保護枠220の本体部221に所定の隙間をもって収容される。
先ず、図9に示されるように、保護枠220のレバー側ツバ部222aにレバー側補強部材241がビス止めされる(図9では中央部分でビス止めされている)。
(1)
本発明の実施の形態に係る圧力炊飯器100では、前側(係止部側)において保護枠220、レバー側補強部材241および肩部材230が一体に結合されると共に、後側(ヒンジ部側)において保護枠220、肩部材230、ヒンジ側補強部材242および外装体210が一体に結合される。このため、この圧力炊飯器100では、部品点数を増やすことなく(製造コストを増大させることなく)、圧力炊飯時や蓋体開閉時に応力が集中しやすいヒンジ機構および係止部230cを効率的に補強することができる。
本発明の実施の形態に係る圧力炊飯器100では、係止部230cにシャッター機構が採用されている。このため、この圧力炊飯器100では、係止部230cの貫通孔内にご飯粒等の異物が侵入するのを防止することができる。このため、この圧力炊飯器100では、蓋体300が半ロック状態になるのを防止することができる。
(A)
先の実施の形態に係る圧力炊飯器100の本体200の組立てでは、先ず、保護枠220のレバー側ツバ部222aにレバー側補強部材241がビス止めされた。しかし、先ず、レバー側補強部材241が肩部材230にビス止めされてもよい。
先の実施の形態に係る圧力炊飯器100の本体200の組立てでは、保護枠220、肩部材230、ヒンジ側補強部材242および外装体210の締結手段としてビス止めが採用されたが、締結手段として、ボルト・ナット、リベット等が採用されてもよい。
先の実施の形態では、圧力炊飯器100の係止部230cにシャッター機構が採用されていたが、通常の炊飯器の係止部にシャッター機構が採用されてもかまわない。
210 外装体
220 保護枠
221 本体部
222a レバー側ツバ部(ツバ部)
222b ヒンジ側ツバ部(ツバ部)
224 開口(第2開口)
230 肩部材
230a ヒンジ部(開閉機構)
230b 開口(第1開口)
230c 係止部
241 レバー側補強部材(補強部材)
242 ヒンジ側補強部材(補強部材)
300 蓋体
330 蓋部
340 レバー部材(被係止部)
400 内鍋
Claims (4)
- 第1開口を有する肩部材と、
第2開口を有する本体部と、前記本体部の上端部から外周に向かって延びるツバ部とを有する保護枠と、
前記肩部材の前記第1開口に挿通されると共に前記保護枠に収容される内鍋と、
閉状態において前記内鍋を覆う開閉自在な蓋体と、
前記蓋体が閉じられている状態において、前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整機構と、
前記ツバ部および前記肩部材に一体に結合される補強部材と
を備える、圧力炊飯器。 - 前記保護枠の外周を覆うと共に、前記肩部材により上部が覆われる筒状の外装体をさらに備え、
前記補強部材は、前記ツバ部、前記肩部材および前記外装体に一体に結合される
請求項1に記載の圧力炊飯器。 - 上方に開口する保護枠と、
前記保護枠に収容される内鍋と、
前記内鍋を覆う蓋部と、被係止部とを有する蓋体と、
前記蓋体を開閉自在に接続する開閉機構と、
前記内鍋を介して前記開閉機構に対向するように配置され、前記蓋体の前記被係止部を係止する係止部と、
前記蓋体が閉じられている状態において、前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整機構と、
前記保護枠の上端部から開閉機構側および係止部側の少なくとも片側に向かって延びるツバ部と、
前記ツバ部に取り付けられる補強部材と
を備える、圧力炊飯器。 - 開口を有する肩部材をさらに備え、
前記内鍋は、前記肩部材の開口に挿通されると共に前記保護枠に収容され、
前記開閉機構は、前記肩部材の後方に設けられ、前記蓋体を前記肩部材に対して開閉自在に接続し、
前記係止部は、前記肩部材の前方に設けられ、前記蓋体の前記被係止部を係止し、
前記ツバ部は、前記肩部材と上下方向に対向し、
前記補強部材は、前記ツバ部と前記肩部材との間に挟まれた状態で前記ツバ部および前記肩部材に一体に結合される
請求項3に記載の圧力炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127038A JP5690660B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | 圧力炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127038A JP5690660B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | 圧力炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012249990A JP2012249990A (ja) | 2012-12-20 |
JP5690660B2 true JP5690660B2 (ja) | 2015-03-25 |
Family
ID=47523378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011127038A Active JP5690660B2 (ja) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | 圧力炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5690660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6945142B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-10-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 圧力式炊飯器 |
-
2011
- 2011-06-07 JP JP2011127038A patent/JP5690660B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012249990A (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9005371B2 (en) | Domestic appliance, in particular dishwasher | |
EP1887171B1 (en) | Vehicle door lock | |
CN105863409A (zh) | 车辆的车门内把手组装结构 | |
JP4297373B2 (ja) | 圧力式炊飯器 | |
JP5690660B2 (ja) | 圧力炊飯器 | |
JP4914401B2 (ja) | 遊技機 | |
CN109567579B (zh) | 压力式煮饭器 | |
WO2016009373A1 (en) | Refrigerator | |
KR20210051253A (ko) | 도어 및 이를 포함하는 가전기기 | |
JP6683537B2 (ja) | 加熱調理器 | |
KR101408428B1 (ko) | 취반기 | |
JP4305718B2 (ja) | 扉又は引出の構造 | |
JP2008167969A (ja) | 遊技機 | |
JP4403450B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3775104B2 (ja) | 自動販売機の扉こじ開け防止装置 | |
CN112513361B (zh) | 滚筒式洗衣机 | |
CN210886662U (zh) | 一种上盖组件及洗衣机 | |
KR20060070674A (ko) | 차량의 후드 보조래치 | |
CN211324426U (zh) | 烹饪器具 | |
JP6897960B2 (ja) | ガスコンロ及びガスコンロの製造方法 | |
JP3506658B2 (ja) | 炊飯器などの電気器具におけるプラグ孔のカバー構造 | |
KR100568672B1 (ko) | 커버 및 트레이 일체형의 콘솔 구조 | |
JP2002262993A (ja) | 炊飯ジャーの蓋セット | |
JP3558926B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
US20070144566A1 (en) | Dishwasher machine with door and handle element |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5690660 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |