JP5688824B1 - 畳 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル等を裏側に配設することのできる畳を提供すること。【解決手段】畳1,1’は、長辺の長さが短辺の長さの2倍の長方形状を有し、長方形の長辺(上辺及び下辺)にそれぞれ平行な溝部2a,2bと、長方形の短辺(左辺及び右辺)にそれぞれ平行な溝部2c,2dと、中心線Lに平行であり、中心線Lから長手方向の一側(左側)及び他側(右側)にそれぞれ位置する溝部2e,2fと、が裏側に設けられ、上辺及び溝部2a、下辺及び溝部2b、左辺及び溝部2c、右辺及び溝部2d、中心線L及び溝部2e、並びに中心線L及び溝部2f、のそれぞれの間の離間距離dがすべて等しく構成されている。それにより、床面上に間隙なく畳1,1’を敷設した際に、畳1,1’の向きに関係なく溝部2a〜2fが連接し、その連接した溝部2a〜2fを介してケーブル等を敷設された畳の下に配設することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、床面上に敷設される畳に関する。
宿泊施設、飲食店、集会場等の複数の畳が敷設された部屋において、部屋の中央に位置するテーブル上或いはその周囲に暖房器具等の電気機器、パソコン等の情報端末、ガスコンロ等の調理器具(これらを総称して電気機器等と呼ぶ)が配置された場合、通常、それらに接続する電源ケーブル、LANケーブル、ガスホース等の各種ケーブルを畳の上に這設し(これらを総称してケーブル等と呼ぶ)ている。しかし、部屋の利用者が畳の上に這設されたケーブル類に足をかけるなどの事故を起こすおそれがある。
それに対して、床の上に別の床を設けて二重床を構成し、2つの床の間に形成される空間内にケーブル等を配設することが考えられる。しかし、別の床の上にさらに畳を敷設することで、床の高さがさらに高くなる、コストの増大を招く、といった問題が生じる。
そこで、例えば特許文献1には、床暖房用の畳であって、その裏面に電源ケーブルを配設することのできる溝部が設けられた畳が開示されている。しかし、床面上に複数の畳を敷設する際に、隣接する畳の間で溝部が連接するよう、畳の向きを考慮して敷設しなければならない。
特許文献2にも、その裏面に電源ケーブルを配設することのできる溝部が設けられた畳が開示されている。特許文献2の畳は、畳の向きにかかわらず隣接する畳の間で溝部が連接する。しかし、畳の隅近くには溝部がないため、畳の裏側のケーブル等又はそれに連接するものを畳の表側に露出させる場合、畳表を貫通させなければならなくなってしまう。
すなわち、特許文献1及び2に開示された畳は、電源ケーブル等を畳の裏の機械(床暖房装置)に接続することを目的としており、畳の上に配された電気機器に通電させることに適したものではなかった。
特開2003−239512号公報 特開平11−81633号公報
本発明は、床面上に敷設される畳であり、ケーブル等を畳の上に露出することなく裏側に配設することのできる畳を提供することを課題とする。また、ケーブル等又はそれに連接するものを畳の表側に露出させることが容易な畳を提供することを課題とする。
本発明は、床面上に敷設される畳であって、長辺の長さが短辺の長さの2倍の長方形状を有し、長方形の第1及び第2長辺にそれぞれ平行な第1及び第2溝部と、長方形の第1及び第2短辺にそれぞれ平行な第3及び第4溝部と、長方形を長手方向に二分する中心線に平行であり、その中心線から長手方向の一側及び他側にそれぞれ位置する第5及び第6溝部と、が裏側に設けられ、第1長辺及び第1溝部、第2長辺及び第2溝部、第1短辺及び第3溝部、第2短辺及び第4溝部、中心線及び第5溝部、並びに中心線及び第6溝部、のそれぞれの間の離間距離はすべて等しいことを特徴とする。
これによれば、床面上に間隙なく畳を複数敷設した際に、複数の畳のそれぞれの向きに関係なく溝部が連接することで、連接した溝部を介してケーブル等を敷設された畳の下に配設することができる。
ここで、ケーブル等とは、電源ケーブル、LANケーブル、ガスホース等の各種ケーブル、配管類を意味するものとする。
本発明の畳は、離間距離が400mm以下であることを特徴とする。
これによれば、畳の角部に溝部に接する部分が構成され、畳の角を切り欠いて孔部を生成し、そこに後述のケーブル接続器具(ケーブルボックス等)を設けることができる。ケーブルボックス等を付した畳の生産が容易であり、畳表にケーブルを貫通させるための孔をあけないことができる。
離間距離は、ケーブルボックス等のサイズよりも小さければよい。「400mm以下」としたが、ケーブルボックスが小さい場合には「300mm以下」「200mm以下」、その他ケーブルボックス(正方形状であるとする)の一辺よりも短くすることが好ましい。
本発明の畳は、第1溝部〜第6溝部の6つの溝部の少なくとも1つの上方に、該溝部と畳の表側とを連通させる孔部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、孔部を介してケーブルを畳の表側に導くことができる。
本発明の畳は、孔部に溝部内のケーブルを畳の表側にある他のケーブルと接続させるケーブル接続器具が設けられていることを特徴とする。
これによれば、溝部内のケーブルがケーブル接続器具に接続され、表側から別のケーブルをケーブル接続器具に接続することで、表側の電気機器等を使用することができる。ケーブル接続器具としては後述のケーブルボックス(プラグ受けを有するケーブルボックス)が代表的であるが、電源コンセント、着脱可能なガスプラグ、LANケーブル用のハブ等は、ケーブルボックスを設けずともケーブル接続器具として機能し得る。
本発明の畳は、ケーブル接続器具は長方形の4つの角部の少なくとも1つに設けられたケーブルボックスであって、ケーブルボックスは、離間距離以上の長さの辺部を有し、表側から電源ケーブルの差込プラグを差込み可能なプラグ受けを有することを特徴とする。
これによれば、ケーブルボックスが溝部と連接し、外部電源に接続する電源ケーブルを溝部を介してケーブルボックスに接続しておくことで、表側から別の電源ケーブルの差込プラグがプラグ受けに差し込まれた際に電源を供給することができる。
本発明の畳は、ケーブルボックスの上面は、畳地の蓋部材によりカバーされることを特徴とする。
これによれば、カバーによりケーブルボックスを隠すことができる。
本発明の畳は、蓋部材には、ケーブルボックスの内部に通じる開口が形成されていることを特徴とする。
これによれば、表側に配置される電気器具のケーブルを開口に通し、コンセント部分を蓋部材で覆うことができる。
本発明の畳は、畳を表側から裏側に向かう方向に切断した部分形状の畳であって、部分形状は長方形の少なくとも1辺の全てを含むことを特徴とする。
これによれば、例えば四畳半の部屋に使用される半畳(900mm四方)の畳や、部屋のサイズに調整するために周縁に配されるいわゆる「役物」の畳にも本発明の「真物」の畳と同等の機能を持たせることができる。
本発明はまた、1又は2以上の接続溝部が裏側に設けられ、接続溝部と畳の表側とを連通させる孔部とが設けられていることを特徴とする畳である。
これによれば、畳の任意の箇所に孔部を設け、ケーブルを孔部に導いて畳の表側にケーブルを接続することができる。孔部が設けられた畳は、裏側のケーブル入口から孔部(ケーブル出口)にケーブルを接続する。ケーブル入口及びケーブル出口を共に裏側に設ける畳(孔部が設けられていない畳)に比して、溝部(接続溝部)の位置を自由に設計し得る。ケーブル出口を他の畳のケーブル入口に接続する必要がないためである。
本発明の畳は、孔部に接続溝部内のケーブルを畳の表側にある他のケーブルと接続させるケーブル接続器具が設けられていることを特徴とする。
これによれば、接続溝部内のケーブルがケーブル接続器具に接続され、表側から別のケーブルをケーブル接続器具に接続することで、表側の電気機器等を使用することができる。
本発明の畳は、ケーブル接続器具は、表側から電源ケーブルの差込プラグを差込み可能なプラグ受けを有するケーブルボックスである。
これによれば、表側から別の電源ケーブルの差込プラグがプラグ受けに差し込まれた際に電源を供給することができる。
本発明の畳によれば、ケーブル等を露出することなく裏側に配設することが可能となる。また、ケーブル等又はそれに連接するものを畳の表側に露出させることが容易となる。
図1は、畳の構成を示す図である。 図2は、複数の畳を敷設することによる溝部の連接を示す図である。 図3は、敷設された複数の畳の裏側に溝部を介してケーブル等を配設する例を示す図である。 図4は、役物畳を使用する例を示す図である。
以下、本実施形態に係る畳1について説明する。
(畳の基礎的な構造)
図1に、畳1の構成を示す。図1(A)に正面図、並びに(B)及び(C)にそれぞれ図1(A)における右方及び下方から見た場合の側面図が与えられている。畳1は、本体、ケーブルボックス3、及びカバー4から構成される。
本体は、例えば長辺の長さが1800mm(6尺)、短辺の長さが900mm(3尺)、すなわち縦横比が1対2の長方形状を有し、板状の畳床を芯材とし、その表面を例えばイグサを編み込んで成形されるシート状の畳表を用いてカバーすることで構成されている。畳1の縁に、畳表を留める帯状の畳縁を縫い付けてもよい。
畳1の裏面には、2つの長辺(図1(A)における上辺及び下辺)にそれぞれ平行な2つの溝部2a,2bが形成されている。同様に、2つの短辺(図1(A)における左辺及び右辺)にそれぞれ平行な2つの溝部2c,2dが形成されている。さらに、長方形を長手方向(図面左右方向)に二分する中心線Lに平行であり、その中心線から長手方向の一側(図面左方)及び他側(図面右方)にそれぞれ位置する2つの溝部2e,2fが形成されている。すなわち、中心線Lにより二分される半部のそれぞれについて、「井」の形に溝部2a〜2fが形成されている。ここで、上辺及び溝部2a、下辺及び溝部2b、左辺及び溝部2c、右辺及び溝部2d、中心線L及び溝部2e、並びに中心線L及び溝部2f、のそれぞれの間の離間距離dはすべて等しく、一例として132.5mmとする。
6つの溝部2a〜2fの幅及び高さはすべての溝部について等しく、一例としてケーブル類を配設するのに適当な幅35mm及び高さ35mmとする。従って、例えば溝部2aは溝部2c〜2fと交差し、その交差を介して溝部2c〜2fに繋がっている。同様に、溝部2bは溝部2c〜2fと交差し、その交差を介して溝部2c〜2fに繋がっている。すなわち、6つの溝部2a〜2fは連接されている。畳の辺又は中心線と溝部の中心との距離は150mm(=132,5mm+35mm/2)となる。
ケーブルボックス3は、畳1の一角部(図面右下の角部)に設けられている。ケーブルボックス3は、例えば一辺の長さが250mmの平面視正方形状の箱体であり、その一側面(図1(A)における上側面)には溝部2dに繋がる開口(不図示)、別の側面(左側面)には溝部2bに繋がる開口(不図示)が形成されている。
ケーブルボックス3の一辺の長さ(250mm)は、離間距離d(132.5mm)に溝部の幅(35mm)を加えた長さ(167.5mm)より大きい。図1(B)の下端及び図1(C)の右端に示すように、ケーブルボックス3の側部に溝部が接合し、ケーブル等を溝部からケーブルボックス3に導入することができる。なお、ケーブルボックス3の一辺の長さは、離間距離dに溝部の幅を加えた長さよりも大きいことが好ましいが、離間距離dよりも大きければケーブル等を溝部からケーブルボックス3に導入することは可能である。
ケーブルボックス3の上面には、畳1の表側から電源ケーブルの差込プラグを差込むことのできるプラグ受け(不図示)が設けられている。それにより、外部電源に接続する配設用の電源ケーブルを畳1の裏側に溝部2a〜2fを介して配線し、ケーブルボックス3(プラグ受け)に接続しておくことで、ケーブルボックス3を介して畳1の上に配置される電気機器等に電源を供給することができる。
カバー4は、ケーブルボックス3の上面をカバーして隠す蓋部材である。カバー4は、ケーブルボックス3の上面と同形状を有し、その表面は本体の畳表と同じ畳表により覆われている。カバー4には、ケーブルボックス3の内部に通じる開口4aが形成されている。開口4aは例えば直径15mm程度の円形状であり、溝部2a〜2fを介して配設されたLANケーブル等、電源ケーブル以外のケーブル、配管類を開口4aを介して畳1の表側に引き延ばして電気機器等に接続することができる。なお、カバー4は、畳表で覆われていなくてもよく、木材、金属材、石材、化粧合板材を用いることもできる。タイル、内装床材、フローリング材等の床面に使用されているものして自然な感じを与えることもできる。
なお、床面上に敷設する複数の畳のすべてに、畳1のようにケーブルボックス3及びこれをカバーするカバー4を設ける必要はない。ケーブルボックス3及びカバー4を設けず、本体のみからなる畳を畳1’と表し、これら2つの畳1,1’をそれぞれ適当数含む複数の畳を床面上に敷設することとする。
(複数の畳における溝部の連接)
複数の畳1,1’を敷設することによる溝部2a〜2fの連接について説明する。
図2(A)に示す状態では、6つの畳1,1’が、それぞれの長手を同じ方向(図面左右方向)に向けて短手方向(図面上下方向)に間隙なく並んで、敷設されている。それにより、6つの畳1,1’それぞれの溝部2a,2bが図面左右方向に、2c〜2fが図面上下方向に繋がる。
図2(B)に示す状態では、畳1,1’は、図面上下方向には整列しておらず、半畳分だけずれて、敷設されている。この場合には、溝部2a,2bが図面左右方向に繋がり、溝部2cと2f、2dと2eが図面上下方向に繋がる。図面上下方向に繋がる。
図2(C)に示す状態では、長手方向を図面左右方向に向けた1つの畳1に対して、長手方向を図面上下方向に向けて図面左右方向に間隙なく並んだ2つの畳1‘が、畳1の長辺に当接して敷設されている。畳1の溝部2c、2eが図面左側の畳1’の溝部2a、2bに繋がり、畳1の溝部2d、2fが図面右側の畳1’の溝部2a、2bに繋がる。
離間距離dをすべての溝部2a〜2fについて等しく定めたことで、上述の通り床面上に間隙なく畳1,1’を敷設した際に、畳1,1’のそれぞれの向きに関係なく溝部2a〜2fが連接する(ひとつながりに連なる)こととなる。それにより、連接した溝部2a〜2fを介してケーブル等を敷設された畳1,1’の下に配設することが可能となる。
(具体的な敷設例)
床面上に敷設された畳1,1’の裏側に溝部2a〜2fを介してケーブル等を配設する例について説明する。
図3(A)に示す状態では、6つの畳1,1’(2つの畳1及び4つの畳1’)が床面上に間隙なく敷設されている。この状態において、すべての畳1,1’の溝部2a〜2fは互いに繋がっている。そこで、外部電源7から、経路7a(図において太線で示す)を構成する溝部を介して2つの畳1のケーブルボックス3にケーブル等を配設することができる。6畳の部屋の中央部にコンセントが配置できる。
図3(B)には、飲食店の大広間における利用例を示す。図において、ケーブルボックス3を黒色の四角形で示す。溝部2a〜2fは省略し、経路7aに相当する部分のみを点線で示す。48畳の大広間に、図において網掛けで示す食卓8が並べられ、各食卓に注文入力用の端末装置が置かれている。電源ケーブルが溝部を通り、ケーブルボックス3を介して各々の端末装置に繋がっている。外部電源7は、壁面に1つ、床下に2つ設けられている。例えば、図に点線で示すように溝部に配線することで、ケーブル等が畳の上に露出しない。
(役物の畳)
畳を敷設する場所の大きさや形状は、長方形でなく斜めの辺を持つ形状であることもある。また、長方形であったとしても、辺の長さが900mmの倍数ではないこともある。かかる場合には、1800mm×900mmの「真物」の畳のみを敷設することはできず、真物の畳の切断した「役物」の畳を使用する。
図4に、役物畳を使用する例を示す。役物畳1’’は、真物畳1を切断して作成されることが多い。現場において精密に切断するためである。図に示すように、真物畳に合わせて切断(敷設する場所の外まで真物畳がある場合を想定して敷設する場所の外縁で切断)すれば、真物畳と役物畳の溝部が繋がる。外部電源が斜めの辺に設けられていても、真物畳1のケーブルボックス3までの配線を行うことができる。
辺の長さが900mmの倍数の場合であっても、2辺とも奇数倍である場合には、真物の畳のみを敷設することはできない。900mm四方の半畳の畳が必要となる。かかる半畳の畳も同様の技術である。
(まとめ)
以上詳細に説明したように、本実施形態の畳1,1’は、長辺の長さが短辺の長さの2倍の長方形状を有し、長方形の長辺(上辺及び下辺)にそれぞれ平行な溝部2a,2bと、長方形の短辺(左辺及び右辺)にそれぞれ平行な溝部2c,2dと、長方形を長手方向に二分する中心線Lに平行であり、その中心線Lから長手方向の一側(左側)及び他側(右側)にそれぞれ位置する溝部2e,2fと、が裏側に設けられ、上辺及び溝部2a、下辺及び溝部2b、左辺及び溝部2c、右辺及び溝部2d、中心線L及び溝部2e、並びに中心線L及び溝部2f、のそれぞれの間の離間距離dはすべて等しく構成されている。それにより、床面上に間隙なく畳1,1’を敷設した際に、畳1,1’の向きに関係なく溝部2a〜2fが連接し、その連接した溝部2a〜2fを介してケーブル等を敷設された畳の下に配設することが可能となる。
本実施形態ではケーブルボックス3を使用したが、ケーブルボックスでなく、電源コンセント、着脱可能なガスプラグ、LANケーブル用のハブ等をケーブル接続器具として用いてもよい。また、ケーブル接続器具に替えて孔部を設けてもよい。
本実施形態では、ケーブルボックス3を設けた畳1、及びケーブルボックス3を設けず本体のみからなる畳1’について説明し、畳1,1’に同様の溝部を設けた。ここで、ケーブルボックス3を設けた畳1については、ケーブルボックス3を任意の位置に設けることとし、ケーブルボックス3に接続する溝部を設けることでよく、畳1’と同様の溝部を必ずしも設けなくともよい。
本発明の畳は、ケーブル等を露出することなく裏側に配設するのに好適である。多くの飲食店、宴会場等における利用が考えられる。
1 畳
2a 溝部(第1溝部)
2b 溝部(第2溝部)
2c 溝部(第3溝部)
2d 溝部(第4溝部)
2e 溝部(第5溝部)
2f 溝部(第6溝部)
3 ケーブルボックス
4 カバー
4a 開口
7 外部電源
7a 経路
8 食卓

Claims (11)

  1. 床面上に敷設される畳であって、
    長辺の長さが短辺の長さの2倍の長方形状を有し、
    前記長方形の第1及び第2長辺にそれぞれ平行な第1及び第2溝部と、前記長方形の第1及び第2短辺にそれぞれ平行な第3及び第4溝部と、前記長方形を長手方向に二分する中心線に平行であり、該中心線から前記長手方向の一側及び他側にそれぞれ位置する第5及び第6溝部と、が裏側に設けられ、
    前記第1長辺及び前記第1溝部、前記第2長辺及び前記第2溝部、前記第1短辺及び前記第3溝部、前記第2短辺及び前記第4溝部、前記中心線及び前記第5溝部、並びに前記中心線及び前記第6溝部、のそれぞれの間の離間距離はすべて等しいことを特徴とする畳。
  2. 前記離間距離が400mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の畳。
  3. 前記第1溝部〜第6溝部の6つの溝部の少なくとも1つの上方に、該溝部と前記畳の表側とを連通させる孔部が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の畳。
  4. 前記孔部に溝部内のケーブルを畳の表側にある他のケーブルと接続させるケーブル接続器具が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の畳。
  5. 前記ケーブル接続器具は、前記長方形の4つの角部の少なくとも1つに設けられたケーブルボックスであり、
    前記ケーブルボックスは、前記離間距離以上の長さの辺部を有し、表側から電源ケーブルの差込プラグを差込み可能なプラグ受けを有することを特徴とする、請求項4に記載の畳。
  6. 前記ケーブルボックスの上面は、畳地の蓋部材によりカバーされることを特徴とする、請求項5に記載の畳。
  7. 前記蓋部材には、前記ケーブルボックスの内部に通じる開口が形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の畳。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の畳を表側から裏側に向かう方向に切断した部分形状の畳であって、
    前記部分形状は前記長方形の少なくとも1辺の全てを含むことを特徴とする、畳。
  9. 1又は2以上の接続溝部が裏側に設けられ、
    前記接続溝部と畳の表側とを連通させる孔部とが設けられていることを特徴とする、畳。
  10. 前記孔部に前記接続溝部内のケーブルを畳の表側にある他のケーブルと接続させるケーブル接続器具が設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の畳。
  11. 前記ケーブル接続器具は、表側から電源ケーブルの差込プラグを差込み可能なプラグ受けを有するケーブルボックスであることを特徴とする、請求項10に記載の畳。
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