JP2007259933A - ダイニングテーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】人が移動する場所で電気コードを露出させないようにして、危険性を減らして安全性を高め、見映えも良くしたダイニングテーブルを提供する。
【解決手段】天板3と支持脚2と天板3に設けられた誘導加熱器4とを有するダイニングテーブル1であって、電気コード5が支持脚2の空洞内を挿通され、天板3下面側を挿通されて前記誘導加熱器4に接続され、前記電気コード5の先端には電源側に接続する接続器具6を有し、前記支持脚2に前記接続器具6を収容する空間部8が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】天板3と支持脚2と天板3に設けられた誘導加熱器4とを有するダイニングテーブル1であって、電気コード5が支持脚2の空洞内を挿通され、天板3下面側を挿通されて前記誘導加熱器4に接続され、前記電気コード5の先端には電源側に接続する接続器具6を有し、前記支持脚2に前記接続器具6を収容する空間部8が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダイニングテーブルに関し、より詳細には誘導加熱方式の調理器に接続する電気コードを通すようにしたダイニングテーブルに関する。
従来ダイニングテーブルは、ガス器具で使用されることが多かったが、最近は誘導加熱方式の調理器(以下、IH又は誘導加熱器とする)を使用したダイニングテーブルが増えている。このような誘導加熱器を使用するダイニングテーブルでは、電気コードが使用される。電気コードを電源配電位置から、そのままひくことができ、任意の場所を通せることでは手軽で便利ではあるが、床面上をむき出しで通すと、足を引っかけて転倒したりする危険が増える。
ビジネス用や学習用の机では、最近は、天板上にコンピュータ等のOA機器や通信機器等の電気機器を載置して使用することが多い。この場合、これらの電気機器の電気コードが机の天板上を引き回された状態となるので、天板上が乱雑となり、美観を損なうのみならず、仕事の邪魔にもなるという問題点があった。
このような問題点を改善するものとして、電気コードを整然と配線することができるものや、電気コードが表に出ないようにするもの等、種々の技術が提案されている。これらの提案には、事務用や学習用の机で電気配線を整然として外観を向上させているものがある(例えば特許文献1)。
特開2003−289949号公報
ところで、ビジネス用や学習用の机は、少なくとも一方は壁等に接して配置され、壁に接する方向では人が出入りしないので、人が出入りしない側に電気コードを引いても、危険性等の問題は生じない。しかしながら、ダイニングテーブルは通常は、四方から使用するようになっており、人が移動する場所で電気コードを露出してそれを引き回すのは、危険である。また、長い電気コードが露出しているのは見映えが良いことではなかった。
本発明は、人が移動する場所で電気コードを露出させないようにして、危険性を減らして安全性を高め、見映えも良くしたダイニングテーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明にかかるダイニングテーブルは、天板と支持脚と天板に設けられた誘導加熱方式の調理器とを有するダイニングテーブルであって、電気コードが支持脚の空洞内を挿通され、天板下面側を挿通されて前記調理器に接続され、前記電気コードの先端には電源側に接続する接続器具が接続され、前記支持脚に前記接続器具を収容する空間部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明に係るダイニングテーブルは、請求項1に記載の発明において前記天板下面側に電気コードを挿通する空間部が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係るダイニングテーブルは、請求項1又は2に記載の発明において、前記支柱脚の空間部に電気コードに接続したコンセントが収容されてなることを特徴とする。
請求項4記載の発明に係るダイニングテーブルは、請求項1又は2に記載の発明において、前記支持脚の空間部は下部に設けられ、かつ前記接続器具が固定されてなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ダイニングテーブルは、電気コードをダイニングテーブル廻りを不必要に引き回さなくて良いから、足を引っかけるおそれがなく安全で、見映えが悪くなるということがない。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、安全性をより高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、取り扱いを容易にし、より安全性を高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、一層取り扱いを容易にし、より安全性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施の形態に係るダイニングテーブルの正面図、図2はその下面図、図3はその支持脚の要部の断面図である。
本実施の形態に係るダイニングテーブル1は4本の支持脚2で支えられた天板3上に誘導加熱器4が設けられている。天板3上の誘導加熱器4に接続して電気コード5が天板3の下面を通されたあと、支持脚2の空洞2a内を通されて支持脚2の底面近辺の下端部2bにおいて、接続器具6に接続されるようになっている。
支持脚2は、少なくともその1本は電気コード5を通すことができるように空洞2aを有している。そして、空洞2a内部の下端部2b側には仕切部材7が設けられ、その下方に空間部8が形成され、電気の接続器具6が収容されえ、下面に露出するようにされている。
支持脚2の材質は金属、木材、プラスチックのいずれであっても良いし、2種以上の材質のものを組み合わせて空洞2aを有するように形成したものであっても差し支えない。支持脚2の上端は天板3の下面に取り付けられている。天板3への支持脚2の取り付けの両者の固着は、補助具を用いて固定しても良いし、接着により固定しても、複数の固定方法を組み合わせてしても良い。要は、ダイニングテーブルとして、椅子がけで使用する場合又は座って使用する場合などの、用途に応じた使用ができるように構成されればよい。
天板3の上面には誘導加熱器4がその上面が露出するように埋め込まれて設けられている。また、図示していない誘導加熱器4の操作部材が天板4に設けられている。誘導加熱器4の天板3への埋め込みは必要に応じて、誘導加熱器の表面が天板3の表面より下方になるように設けても良い。また、天板3上面に複数の誘導加熱器4からなる加熱ユニットを設けてもよい。天板3は木製でも、プラスチック製でも差し支えないが、耐熱性が良く装飾性に優れていることが好ましい。
また、天板3の下面に穿設された溝に埋め込まれて電気コード5が挿通され、露出しないようにカバーで覆われている。そして、電気コード5は支持脚2の図示していない挿通穴を通されて、支持脚2の空洞2a内に導入されている。電気コード5先端は電気の接続器具6が取り付けられている。接続器具6としては本実施の形態ではプラグが用いられている。
上記の構成のダイニングテーブルを設置して使用する場合には、電源側接続器が設けられている近辺にダイニングテーブル1を配置し、接続器具を接続して電気的に導通させれば、ダイニングテーブル1の誘導加熱器4が使用可能となる。その後、調理器を誘導加熱器4に載せ、電源を入れればよい。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるダイニングテーブル1は、電気機器の電気コードを目立たないように配線することが可能であるから、美観的に優れたものであり、しかもダイニングテーブル廻りを出入りする人が足に引っかけたりする危険を減らすことが可能となった。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論である。例えば、上記実施の形態では電気接続器具を支持脚2下面を露出させて、下面から接続するようにしているが、側面に露出させて、電源側接続器具を接続器具6に接近させて電気的に接続するようにしても良い。
1 ダイニングテーブル
2 支持脚
2a 空洞部
3 天板
4 調理器(誘導加熱器)
5 電気コード
8 空間部
2 支持脚
2a 空洞部
3 天板
4 調理器(誘導加熱器)
5 電気コード
8 空間部
Claims (4)
- 天板と支持脚と天板に設けられた誘導加熱方式の調理器とを有するダイニングテーブルであって、電気コードが支持脚の空洞内を挿通され、天板下面側を挿通されて前記調理器に接続され、前記電気コードの先端には電源側に接続する接続器具が接続され、前記支持脚に前記接続器具を収容する空間部が設けられていることを特徴とするダイニングテーブル。
- 前記天板下面側に電気コードを挿通する空間部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイニングテーブル。
- 前記支柱の空間部に電気コードに接続したコンセントが収容されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイニングテーブル。
- 前記支持脚の空間部は下部に設けられ、かつ前記接続器具が固定されてなることを特徴とする請求項1ないし3に記載のダイニングテーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006085917A JP2007259933A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | ダイニングテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006085917A JP2007259933A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | ダイニングテーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007259933A true JP2007259933A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38633531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006085917A Pending JP2007259933A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | ダイニングテーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007259933A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103908071A (zh) * | 2013-01-07 | 2014-07-09 | 王春 | Led装饰照明家具 |
CN104095401A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-15 | 柳州市柳城鸿森家具制造有限公司 | 实木餐桌 |
-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006085917A patent/JP2007259933A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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