JP2018068632A - テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の下肢との干渉が起こりにくいテーブルを提供すること。【解決手段】テーブル1のコネクタボックス20は、天板上面6と平行な面内において環状をなすように延びているとともに天板上面6に対して傾斜する側面を構成する側面部材21と、側面22aに配された第一のコネクタ部26と、側面のうち第一のコネクタ部26が配された面22aとは別の方向に向けられた面23aに配された第二のコネクタ部29と、天板部材5の板厚方向から見たときに側面部材21の内側領域に少なくとも一部が位置するように側面部材21に取り付け可能な上蓋部と、を有し、第一のコネクタ部26及び第二のコネクタ部29に接続されるとともに配線引き出し部10を通じて天板部材5の下部へ延びる配線40を収容可能な配線収容部X1が天板上面6と上蓋部との間に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、テーブルに関する。
従来、電源ケーブルや通信ケーブルを収納可能であり必要に応じてこれらのケーブルを引き出して利用することができるテーブルが知られている。たとえば特許文献1には、ケーブルを収納可能な収納部がテーブルの天板の中央部に設けられたテーブルが開示されている。
特開2008−119148号公報
しかしながら、特許文献1に記載のテーブルでは、ケーブルを収納するための収納部が天板の下面から下方へ突出しているので、収納部が利用者の下肢と干渉する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、利用者の下肢との干渉が起こりにくいテーブルを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、床面に接地可能な支持体と、物品を載置可能な天板上面を有し前記支持体に支持された天板部材と、前記天板上面に接するように前記天板部材に配されたコネクタボックスと、を備え、前記コネクタボックスは、ボックス本体と、前記ボックス本体に設けられ、外側の異なる方向から接続可能な複数のコネクタ部と、前記ボックス本体の内部に設けられ、前記コネクタ部に接続された配線を収容可能な配線収容部と、配線収容部の上部に配され、前記ボックス本体に対して着脱可能な上蓋部と、を備え、前記天板部材には、前記配線収容部と連通し、前記配線収容部に収容された配線を下方まで案内する配線貫通部が設けられている、テーブルである。
このようなテーブルでは、コネクタボックスが天板上面に配され、コネクタボックスの上蓋部と天板上面との間に配線を収容するための配線収容部が設けられていることによって、天板下面から下方へ突出する構造物を減らすことができるので、テーブルの利用者の下肢とテーブルとの干渉を起こりにくくすることができる。さらに、複数のコネクタ部が、コネクタボックスの外側の異なる方向からプラグ等を接続できるようになっているので、テーブルの利用者は、複数のコネクタ部のうちテーブルの利用者の手の届きやすいコネクタ部を選んで利用することができる。
前記ボックス本体は、上面視で環状をなしていてもよい。
このようなテーブルでは、上面視で環状をなすボックス本体の内に配線を収容して上蓋部によってボックス本体を塞ぐことができるので、配線を隠すことができる。
前記上蓋部は、前記ボックス本体によって支持される環状の鍔部と、前記鍔部の内縁から前記天板上面へ向かって延びる容器側面部と、前記鍔部と前記天板上面との間に配され前記容器側面部に対して傾斜する物品載置面を構成する容器底面部と、を有し、前記配線収容部が前記天板上面と前記容器底面部との間に設けられていてもよい。
このようなテーブルでは、容器側面部と容器底面部とに囲まれた空間に物品を収容することができる。また、この空間に物品が収容された状態であっても、容器底面部と天板上面との間に配線収容部を確保することができる。
前記コネクタボックスは、前記天板部材の板厚方向から見たときの前記天板部材の中央を含む領域に配されていてもよく、前記配線貫通部は前記中央に配されていてもよい。
このようなテーブルでは、配線が天板部材の中央近傍において天板下面から下方へ向かって延びるように配線を配置することができるので、天板の周縁部の複数個所に位置する利用者の下肢に配線が接触しにくくなるように配線を配置することができる。
前記コネクタ部は、電源ケーブルを接続可能な電源コンセントと、通信ケーブルを接続可能な情報コンセントと、を含んでいてもよい。
このようなテーブルでは、利用者が電子機器を使用する場合に、各コネクタ部のうち利用者に最も近い位置にあるコネクタ部を利用して、電源及び通信回線を確保することができる。
本発明によれば、利用者の下肢との干渉が起こりにくいテーブルを提供することができる。
本発明の第1実施形態のテーブルを示す斜視図である。 同テーブルの側面図である。 図2のA−A線における断面図である。 同テーブルのコネクタボックスの内部を示す平面図である。 本発明の第2実施形態のテーブルを示す斜視図である。 同実施形態のテーブルを図2のA−A線と同様の断面で示す断面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のテーブルを示す斜視図である。図2は、本実施形態のテーブルの側面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のテーブル1は、床面100に接地可能な支持体2と、支持体2に支持された天板部材5と、天板部材5に設けられた配線引き出し部10と、天板部材5に配されたコネクタボックス20と、を備えている。
支持体2は、床面100に下端2aが接触可能であり、床面100から離れる方向に延びる構造部材である。支持体2の構成は、天板部材5が床面100から所定の高さだけ離れて位置するように天板部材5を支持することができるものであれば、特に限定されない。支持体2は、テーブル1の利用者の邪魔にならない位置に配置される。なお、支持体2は、天板部材5を支持した状態で十分な耐荷重を有するものであれば、意匠性を考慮して様々な形状とされてよい。一例として、本実施形態のテーブル1の支持体2は、床面100と平行に延びる底部筒部3と、底部筒部3の軸方向の両端において底部筒部3と直角に繋げられた支柱筒部4とを有している。
図3は、図2のA−A線における断面図である。
図2及び図3に示すように、天板部材5は、物品を載置可能な天板上面6を有する板状部材である。天板部材5は、支持体2に連結されている。天板上面6にコネクタボックス20が載置されている。天板部材5は、単板、積層板、あるいは集成材などの木質材料によって形成されている。また、天板部材5は、合板や、MDF(medium density fiberboard)などの成型板によって形成されていてもよい。また、天板部材5は、鉄、アルミニウム、あるいはステンレス鋼などの金属からなっていてもよい。また、天板部材5の外面(天板上面6、天板部材5の下面7、天板部材5の側面8)は、塗装されていたり、木目シート等の化粧材が接着されていたりしてもよい。
天板部材5の板厚方向から見たときにおける天板部材5の中央Pには、配線引き出し部10を取り付けるための貫通孔(配線貫通部)9が形成されている。
図2及び図3に示すように、配線引き出し部10は、天板部材5の中央Pに形成された貫通孔9近傍に固定される固定部11と、固定部11に一端12aが接続され配線40を収容可能な長尺の配線ガイド部12とを有している。なお、本実施形態のテーブル1とともに使用される配線40は、テーブル1の構成要素に含まれていなくてもよい。すなわち、配線40は、テーブル1の使用態様に対応して、テーブル1の設置者が適宜選択して使用できる。
固定部11は、配線ガイド部12の一端12aが貫通孔9に向けられた状態となるように、配線引き出し部10を天板部材5の下面7に固定する。
配線ガイド部12は、電源ケーブル41や通信ケーブル42などによる複数の配線40を内部に収容し、天板部材5の貫通孔9から下方へ向かって配線40が延びるように配線40を支持する。配線ガイド部12は、支持体2の下端2aから天板部材5の下面7までの距離よりも長い。配線ガイド部12の下端12b(固定部11に接続された一端12aとは反対側の端)には、配線40を外部へ引き出すための開口が形成されている。配線ガイド部12の下端から引き出される配線40は、床面100に設備されたコンセント(Floor receptacle)に接続される。
図4は、テーブル1のコネクタボックス20の内部を示す平面図である。
図4に示すように、コネクタボックス20は、天板上面6において、天板部材5の板厚方向から見たときに配線引き出し部10を含む領域に配されている。また、図2に示すように、コネクタボックス20は、天板上面6に接するように天板部材5にねじ止め等によって固定されている。
図2及び図3に示すように、コネクタボックス20は、天板上面6に下端が接する側面部材(ボックス本体)21と、側面部材21に配された第一のコネクタ部26及び第二のコネクタ部29と、側面部材21の上端に接するように側面部材21に支持される上蓋部30とを有している。
図3及び図4に示すように、側面部材21は、天板上面6と平行な面内において環状をなすように延びているとともに天板上面6に対して傾斜する側面21aを構成する。たとえば、側面部材21は、天板上面6に対して垂直な4つの平板部22,23,24,25によって四角筒状に形成されている。側面部材21の外周面を構成する4つの平板部22,23,24,25の表面22a,23a,24a,25aは、互いに異なる方向に向けられている。
図3に示すように、側面部材21と天板上面6との接触部位(側面部材21の下端)及び側面部材21と上蓋部30との接触部位(側面部材21の上端)には、側面部材21に対して垂直で天板上面6と平行に延びるリブが形成されている。側面部材21に形成されたリブは、4つの平板部22,23,24,25に対して、各平板部22,23,24,25によって囲まれる空間の内部側へ向かうように直角に曲げられた形状をなしている。側面部材21の下端のリブは、コネクタボックス20を天板部材5にねじ止めするためのねじ穴が形成された板状をなしている。側面部材21の上端のリブは、上蓋部30の蓋本体31の下面35及び位置決め部材36(後述)と接する。
図1および図3に示すように、第一のコネクタ部26は、側面部材21を構成する4つの平板部22,23,24,25のうちの第一の平板部22に配されている。第一のコネクタ部26は、商用電源を供給するための電源コンセント27(Plug receptacle)を有している。電源コンセント27には配線40のうち電源ケーブル41が接続されている。また、第一のコネクタ部26は、直流電源を供給するための第二電源コンセント(例えばUSBポート)を有していてもよい。また、第一のコネクタ部26は、情報コンセント28(Information outlet)として、たとえばイーサネット(登録商標)その他の通信用モジュラージャックを有している。情報コンセント28には、配線40のうち通信ケーブル42が接続されている。
図2及び図4に示すように、第二のコネクタ部29は、側面部材21を構成する4つの平板部22、23、24、25のうち、第一の平板部22とは異なる平板部に配されている。たとえば、第二のコネクタ部29は、側面部材21を構成する4つの平板部22、23、24、25のうち、第一の平板部22と反対側に表面23aが向けられた第二の平板部23に配されている。第二のコネクタ部29は、第一のコネクタ部26と同様の電源コンセント(Plug receptacle)を有している。なお、第二のコネクタ部29は、上記の第二電源コンセント(例えばUSBポート)と同様の第二電源コンセントや、上記の通信用モジュラージャックと同様の通信用モジュラージャック等を有していてもよい。
図1から図3までに示すように、上蓋部30は、テーブル1上のコネクタボックス20の上部を覆うように側面部材21に対して着脱可能に取り付けられている。上蓋部30は、蓋本体31と、位置決め部材36とを有している。
蓋本体31は、天板部材5の板厚方向から見たときに側面部材21の内側領域と重なる中央部32と、天板部材5の板厚方向から見たときに中央部32の外縁から側面部材21の外側へ向かって広がる周縁部33とを有している。蓋本体31の中央部32と周縁部33とは、一続きの板材によって構成されている。たとえば、蓋本体31は、天板部材5と同じ材質からなる。
図3に示すように、位置決め部材36は、蓋本体31の中央部32から天板上面6へ向かって延びる突出部37を有している。突出部37は、側面部材21の上部の内縁に接するように延びる板状あるいは突起状である。
蓋本体31が側面部材21によって支持されている状態において、蓋本体31は、天板上面6から上方に離間した位置に配されている。このため、蓋本体31の下面35と、天板上面6との間には、空間がある。蓋本体31の中央部32と天板上面6との間は、天板部材5、側面部材21、及び蓋本体31によって囲まれ、配線40を収容可能な配線収容部X1となっている。天板部材5の板厚方向から見たときに、配線引き出し部10は、配線収容部X1が位置する範囲内の位置に配されている。
本実施形態のテーブル1の作用について説明する。
図3及び図4に示すように、本実施形態のテーブル1において、コネクタボックス20の第一のコネクタ部26及び第二のコネクタ部29には、配線40の例として、電源ケーブル41及び通信ケーブル42が接続されている。本実施形態では、電源ケーブル41の例として、商用交流電源用のケーブルや、商用電源用のケーブルからACアダプタを介して分岐するUSB給電用ケーブル等が、コネクタボックス20に配されている。また、本実施形態では、通信ケーブル42の例として、8芯8極のイーサネット(登録商標)用モジュラーケーブルが、コネクタボックス20に配されている。
各コネクタ部26、29に接続された配線40は、天板上面6に沿って配線引き出し部10まで延び、図3に示すように、配線引き出し部10を通じて天板部材5の下面7まで案内され、天板部材5の下面7から下方へ延びている。なお、各コネクタ部26、29から延びる複数の電源ケーブル41を集合するタップ(パワーストリップ)やUSBセルフパワーハブを使用することもできる。この場合、タップやハブは配線収容部X1に収容される。また、各コネクタ部26、29から延びる通信ケーブル42を集合するスイッチングハブを使用することもできる。この場合、スイッチングハブは配線収容部X1に収容される。
本実施形態のテーブル1では、天板部材5の板厚方向から見たときに、コネクタボックス20と重なる領域内に貫通孔9が形成されており、貫通孔9の下方に配線引き出し部10が配されている。このため、各コネクタ部26、29から延びる配線40は、天板部材5上ではコネクタボックス20の外部に引き出されることなく、配線引き出し部10を通じて天板部材5の下面7から下方へ引き出される。また、コネクタボックス20の上蓋部30によって、コネクタボックス20内の配線40が隠されているので、本実施形態のテーブル1は美観に優れる。さらに、本実施形態のテーブル1では、コネクタボックス20が天板上面6に載置されており、コネクタボックス20は天板部材5の下面7より下方へは突出していない。このため、テーブル1の利用者の下肢を収容する空間を天板部材5と床面100との間に広く確保することができ、利用者の下肢とテーブル1との干渉が起こりにくくなっている。
本実施形態のテーブル1は、複数の利用者によって利用されることが想定されている。たとえば、本実施形態のテーブル1の第一の利用者が、天板部材5のうち第一のコネクタ部26に近い位置に着席して、第一のコネクタ部26の電源コンセント27に情報機器等のACアダプタを接続して、情報機器の充電をすることができる。また、必要に応じて、情報機器等に設けられたLANポートと第一のコネクタ部26に配された情報コンセント28とをLANケーブルを用いて接続することによって、情報機器をネットワークに接続することができる。
ここで、情報機器等を使用する第二の利用者がこのテーブル1を利用する場合には、第二の利用者は、第二のコネクタ部29に近い位置に着席して、第二のコネクタ部29の電源コンセント及び情報コンセントを使用して、第一の利用者と同様の条件で作業をすることができる。
このように、本実施形態のテーブル1は、複数人の利用者がいる場合であっても、コネクタ部への接続等を容易に行うことができる。
また、テーブル1の周囲から複数人でテーブル1を利用する場合、利用者はテーブル1の中央を向くように位置する。本実施形態では、配線40を通すための貫通孔9が天板部材5の中央に配置され、貫通孔9よりも天板部材5の周縁側に位置するコネクタ部26,29から貫通孔9へと配線40が延びている。このため、テーブル1の周囲からテーブル1を利用する利用者の手が届きやすい位置にコネクタ部26,29が配置されているとともに、テーブル1の周囲からテーブル1を利用する利用者の下肢が当たりにくい位置に配線40が配置されている。さらに、配線40のうちコネクタ部26,29から貫通孔9まで延びる部分は、配線収容部X1内に収容されて上蓋部30によって隠されている。
その結果、本実施形態のテーブル1では、利用者の下肢が位置する天板部材5の下部の空間広さ(足元の快適性)と、テーブル1の使い勝手の良さとを美観良く両立させることができる。
また、天板部材5の板厚方向から見たときに側面部材21の内側領域に上蓋部30の中央部32が位置し、中央部32から外側へ上蓋部30の周縁部33が延びているので、第一のコネクタ部26及び第二のコネクタ部29の上部が上蓋部30によって覆われている。このため、上蓋部30上に液体がこぼれて液体が上蓋部30から天板上面6へ流れても、液体は各コネクタ部26、29に接触しない。これにより、各コネクタ部26、29における漏電が起こりにくくなっている。また、これにより、上蓋部30の上面34に様々な物品を載置することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、本実施形態のテーブルを示す斜視図である。図6は、本実施形態のテーブルを図2のA−A線と同様の断面で示す断面図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態のテーブル50は、第1実施形態に開示された支持体2、天板部材5、及び配線引き出し部10を有している。また、本実施形態のテーブル50は、第1実施形態に開示された側面部材21、第一のコネクタ部26、及び第二のコネクタ部29と、第1実施形態に開示された上蓋部30とは構成が異なる上蓋部60と、を備えている。また、本実施形態のテーブル50は、側面部材21を構成する4枚の平板部22、23、24、25のうち、第一のコネクタ部26及び第二のコネクタ部29が配された平板部22、23とは異なる平板部24、25に、第三のコネクタ部51及び第四のコネクタ部52を有している。第三のコネクタ部51及び第四のコネクタ部52は、第一のコネクタ部26と同様の構成を有し、配線40と接続可能である。側面部材21、各コネクタ部26、29、51、52、及び上蓋部60によって、本実施形態のコネクタボックス53が構成されている。
コネクタボックス53の各コネクタ部26、29、51、52には、配線40の例として、電源ケーブル41及び通信ケーブル42が第1実施形態と同様に接続可能である。また、各コネクタ部26、29に接続された配線40は、天板上面6に沿って配線引き出し部10まで延び、配線引き出し部10を通じて天板部材5の下面7まで案内され、天板部材5の下面7から下方へ延びている。
本実施形態のテーブル50に設けられるコネクタボックス53の上蓋部60は、中央部近傍が天板部材5へ向かって窪んだ容器状に形成されている。上蓋部60は、側面部材21によって支持される環状の鍔部61と、鍔部61の内縁から天板上面6へ向かって延びる容器側面部65と、鍔部61と天板上面6との間に配された容器底面部70と、を有している。
鍔部61は、平板状をなす鍔本体62と、鍔本体62の板厚方向の一方の面に配された位置決め部材63とを有している。
鍔本体62は、天板部材5の板厚方向から見たときに側面部材21の外縁に沿った輪郭形状を有し、側面部材21の上端に接して側面部材21に支持される。
位置決め部材63は、鍔本体62から天板上面6へ向かって延びる突出部64を有している。突出部64は、第1実施形態と同様に側面部材21の上部の内縁に接するように延びる板状あるいは突起状である。
容器側面部65は、平面視における鍔部61の外縁の内側領域に位置し、鍔部61に対して傾斜して天板上面6へ向かって延びる筒状である。たとえば、容器側面部65は、天板上面6に対して垂直な4つの平板部66、67、68、69によって四角筒状に形成されている。
容器底面部70は、容器側面部65に対して傾斜する物品載置面71を構成する。テーブル50の天板上面6にコネクタボックス53が設置された状態において、物品載置面71は水平(天板上面6と平行)とされている。本実施形態では、容器側面部65の内周面と物品載置面71とのなす角は直角である。容器底面部70の下面72には、容器底面部70と天板上面6との両方に接するスペーサ73が取り付けられている。スペーサ73は、上蓋部60自身の重量及び物品載置面71に載置される物品の重量が全て側面部材21にかかるのを緩和するように、上蓋部60及び物品による荷重を分散することができる。
鍔部61が側面部材21によって支持されている状態において、容器底面部70の下面72は、天板部材5の板厚方向において天板上面6から離れた位置にある。すなわち、鍔部61が側面部材21によって支持されている状態において、容器底面部70と天板上面6との間には隙間がある。容器底面部70と天板上面6との間の隙間は、配線40を収容することができる配線収容部X2として使用することができる。
本実施形態のテーブル50の作用について説明する。
本実施形態のテーブル50は、上蓋部60以外については第1実施形態に開示されたテーブル1と同様の作用及び効果を有する。
本実施形態のテーブル50の上蓋部60は、物品を収容することができる容器形状をなしている。さらに、コネクタボックス53内の配線40は、上蓋部60の容器底面部70と天板部材5の天板上面6との間の配線収容部X2を通じて、各コネクタ部26、29から配線引き出し部10へと延びている。コネクタボックス53の上蓋部60によって、コネクタボックス53に物品を収容することができ、さらにコネクタボックス53内の配線40が隠されるので、本実施形態のテーブル50は美観に優れる。
上蓋部60に収容することができる物品は特に限定されない。鍔部61、容器側面部65、及び容器底面部70が互いに接続されている部位が水密にコーキングされていたり、上蓋部60が一体成型されていたりする場合には、液体を含む物品を上蓋部60に収容しても、配線収容部X2に液体が浸入しないので、漏電が起こりにくい。
また、本実施形態のテーブル50は、コネクタボックス53の側面部材21を構成する4枚の平板部22、23、24、25の全てにコネクタ部26、29、51、52が設けられている。このため、本実施形態のテーブル50は、周囲から複数人でテーブル50を利用する場合に、テーブル50の天板上面6の4辺のどこに利用者が位置していても、利用者の手が届きやすい位置に少なくとも1つのコネクタ部がある。さらに、本実施形態のテーブル50も第1実施形態のテーブル1と同様に、天板部材5の中央の貫通孔9に配線40が挿通されるので、テーブル50の周囲からテーブル50を利用する利用者の手が届きやすい位置にコネクタ部26、29、51、52が配置されているとともに、テーブル50の周囲からテーブル50を利用する利用者の下肢が当たりにくい位置に配線40が配置されている。その結果、本実施形態のテーブル50では、利用者の下肢が位置する天板部材5の下部の空間広さ(足元の快適性)と、テーブル50の使い勝手の良さとを美観良く両立させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
たとえば、第1実施形態に開示されたテーブル1は、第2実施形態に開示された上蓋部60をさらに有し、第1実施形態に開示された上蓋部30と第2実施形態に開示された上蓋部60とから必要に応じていずれかを選択して利用できるようになっていてもよい。
また、側面部材21は、四角筒状には限られない。たとえば、側面部材21は、円筒状、三角筒状、八角筒状などであってもよい。また、天板部材5の板厚方向から見たときに側面部材21が一続きとなっていれば、天板部材5の板厚方向から見たときの側面部材21の輪郭線が自由曲線で構成されていてもよい。
また、側面部材21を構成する平板部の表面は、天板部材5の板厚方向から見たときの天板部材5の各辺に向けられていてもよいし、天板部材5の板厚方向から見たときの天板部材5の角に向けられていてもよい。また、上記各実施形態のテーブル50に対して椅子が固定された位置に配される場合には、各コネクタ部26,29がそれぞれ椅子に向かうように側面部材21が形成されていてもよい。コネクタボックス53の外観形状は、意匠性を考慮してどのような形状とされていてもよい。
また、天板部材5の外観形状は、意匠性を考慮してどのような形状とされていてもよい。
1,50 テーブル
2 支持体
3 底部筒部
4 支柱筒部
5 天板部材
6 天板上面
7 天板部材の下面
8 天板部材の側面
9 貫通孔(配線貫通部)
10 配線引き出し部
11 固定部
12 配線ガイド部
20,53 コネクタボックス
21 側面部材(ボックス本体)
22 平板部(第一の平板部)
23 平板部(第二の平板部)
24 平板部
25 平板部
26 第一のコネクタ部
27 電源コンセント
28 情報コンセント
29 第二のコネクタ部
30,60 上蓋部
31 蓋本体
32 蓋本体の中央部(上蓋部の中央部)
33 蓋本体の周縁部(上蓋部の周縁部)
34 蓋本体の上面(上蓋部の上面)
35 蓋本体の下面
36,63 位置決め部材
37,64 突出部
40 配線
41 電源ケーブル
42 通信ケーブル
51 第三のコネクタ部
52 第四のコネクタ部
61 鍔部
62 鍔本体
65 容器側面部
66 平板部
67 平板部
68 平板部
69 平板部
70 容器底面部
71 物品載置面
72 容器底面部の下面
73 スペーサ
100 床面

Claims (5)

  1. 床面に接地可能な支持体と、
    物品を載置可能な天板上面を有し前記支持体に支持された天板部材と、
    前記天板上面に接するように前記天板部材に配されたコネクタボックスと、を備え、
    前記コネクタボックスは、
    ボックス本体と、
    前記ボックス本体に設けられ、外側の異なる方向から接続可能な複数のコネクタ部と、
    前記ボックス本体の内部に設けられ、前記コネクタ部に接続された配線を収容可能な配線収容部と、
    配線収容部の上部に配され、前記ボックス本体に対して着脱可能な上蓋部と、を備え、
    前記天板部材には、前記配線収容部と連通し、前記配線収容部に収容された配線を下方まで案内する配線貫通部が設けられている、
    テーブル。
  2. 前記ボックス本体は上面視で環状をなしている、請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記上蓋部は、
    前記ボックス本体によって支持される環状の鍔部と、
    前記鍔部の内縁から前記天板上面へ向かって延びる容器側面部と、
    前記鍔部と前記天板上面との間に配され前記容器側面部に対して傾斜する物品載置面を構成する容器底面部と、
    を有し、
    前記配線収容部が前記天板上面と前記容器底面部との間に設けられている、
    請求項1または請求項2に記載のテーブル。
  4. 前記コネクタボックスは、前記天板部材の板厚方向から見たときの前記天板部材の中央を含む領域に配され、
    前記配線貫通部は前記中央に配されている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のテーブル。
  5. 前記コネクタ部は、
    電源ケーブルを接続可能な電源コンセントと、
    通信ケーブルを接続可能な情報コンセントと、
    を含む、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のテーブル。
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