JP6868821B2 - 厨房用什器 - Google Patents

厨房用什器 Download PDF

Info

Publication number
JP6868821B2
JP6868821B2 JP2017129891A JP2017129891A JP6868821B2 JP 6868821 B2 JP6868821 B2 JP 6868821B2 JP 2017129891 A JP2017129891 A JP 2017129891A JP 2017129891 A JP2017129891 A JP 2017129891A JP 6868821 B2 JP6868821 B2 JP 6868821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
housing
air
kitchen
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017129891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019010453A (ja
Inventor
拓也 大前
拓也 大前
裕史 高崎
裕史 高崎
和彦 稲岡
和彦 稲岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017129891A priority Critical patent/JP6868821B2/ja
Publication of JP2019010453A publication Critical patent/JP2019010453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6868821B2 publication Critical patent/JP6868821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明は、厨房用什器に関する。さらに詳しくは、本発明は、加熱調理装置を備える厨房用什器に関する。
特許文献1には、カウンタトップにIH調理器がビルトインされたカウンタ部と、IH調理器の前面を覆うエプロン部とを備える調理器具カウンタが開示されている。この調理器具カウンタでは、エプロン部に給気口が設けられており、カウンタ部の後端部に排気口が設けられている。給気口から給気された空気は、IH調理器に接触しながら流れ、IH調理器の発熱を除去しながら排気口から排出される。
特開2007−135878号公報
特許文献1に記載された調理器具カウンタは、キッチンに設置され、もっぱら調理に使用されるから、IH調理器に接触した空気がカウンタ部から上向きに排出される構成であっても、換気扇などにより熱気をただちに排出することができる。
しかしながら、仮に、調理台としても利用しようとすれば、加熱装置に接触した空気を排出する排気口が天板に設けられていることにより、ユーザが熱気を受ける可能性が生じる。また、カウンタ部において排気口が設けられている部位に物品を置くことができないから、カウンタ部をテーブルとする場合に有効面積が小さくなる可能性がある。
本発明は、加熱調理装置に接触した空気がユーザに触れる可能性を低減し、かつカウンタトップの有効面積を拡げることができる厨房用什器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る厨房用什器は、加熱調理装置が収容される第1空間を上部内に有し、前記第1空間との間で空気を流通させる第2空間を下部内に有する筐体を備える。前記筐体は、下部において前記第2空間の内部と前記筐体の外部との間で空気を流通させるように開放された通気口を有している。前記筐体は、上部の側面に対して側面が後退した蹴込を下部に有している。前記通風口は、前記蹴込において下向きに開放されている。
本発明の一態様に係る厨房用什器は、加熱調理装置が収容される第1空間を上部内に有し、前記第1空間との間で空気を流通させる第2空間を下部内に有する筐体を備える。前記筐体は、下部において前記第2空間の内部と前記筐体の外部との間で空気を流通させるように開放された通気口を有している。前記筐体は、前記第1空間を有する第1筐体と、前記第2空間を有する第2筐体とが結合されている。
本発明の構成によれば、加熱調理装置に接触した空気がユーザに触れる可能性が低減され、かつカウンタトップの有効面積を拡げることができるという利点を有する。
図1は実施形態に係る厨房用什器を示す斜視図である。 図2は実施形態に係る厨房用什器を示す断面図である。 図3は実施形態に係る厨房用什器を示す一部分の断面図である。
以下に説明する厨房用什器は、加熱調理装置が配置された筐体を備える。また、筐体が部屋の壁面から離れている厨房用什器を例として説明するが、筐体の一部が部屋の壁面に接している厨房用什器において、以下に説明する技術を採用することを妨げない。
図1、図2に示すように、厨房用什器10は、筐体11を備えている。筐体11は、一般的には床面上に設置される。床面に対する筐体11の上面の高さは、一般的には、80[cm]から100[cm]の範囲に設計される。
筐体11の寸法は、あらかじめ定められている複数の寸法から選択される。筐体11の長手方向における寸法は、例えば3種類程度から選択され、筐体11の奥行方向における寸法は、例えば2種類程度から選択される。また、筐体11の上面の高さについては、床面に置かれる台(台輪)により数段階から選択可能であることが望ましい。
図1、図2に示す厨房用什器10では、筐体11の上面の外周形状が長方形状である。以下では、筐体11について、長辺に沿う方向を長手方向という。また、筐体11を使用して調理を行う場合、筐体11の上面に沿う面内において、長手方向に直交する方向は、使用者にとっての奥行方向であるから、以下では、筐体11の上面に沿う面内で長手方向に直交する方向を奥行方向という。奥行方向は、図2における左右方向に対応する。ただし、筐体11の上面の外周形状は、長方形状に限らず正方形状などの他の四角形状であってもよい。
筐体11は、図2のように、第1空間111と第2空間112と第3空間113との3つの空間を内部に有する。第1空間111は、筐体11の内部のうち上部の空間であり、第2空間112及び第3空間113は、筐体11の内部のうち下部の空間である。第2空間112と第3空間113とは、筐体11の奥行方向において並んでおり、隔壁114で分離されている。
筐体11の内部の3つの空間のうち、第3空間113の容積がもっとも大きい。第3空間113は、食器、調理用具、調味料などを収納するための収納庫として機能する。本実施形態の厨房用什器10において、第3空間113には、2つの抽斗121、122が設けられている。なお、本実施形態の厨房用什器10は、第1空間111に、グリル13を備えているが、グリル13は必要がなければ省略可能である。抽斗121、122及びグリル13を表す二点鎖線は、筐体11から引き出した状態を表している。
筐体11の上面に露出するトッププレート14は、複数枚の板状部材が重ねられた構造であり、少なくとも台板141と、台板141の一部の上に重なった表面板142とを備える。台板141は、構造材であり、例えば、木材、金属、合成樹脂、木材と金属との積層材料などから選択される。また、表面板142は、化粧材であり、例えば耐衝撃性かつ耐熱性を有するガラスが用いられる。台板141および表面板142の材料は一例であり、限定する主旨ではない。トッププレート14は、台板141と表面板142とが重なった構造ではなく、構造材と化粧材とが1種類の材料で実現されていてもよい。
第1空間111には、加熱調理装置20が収容されている。加熱調理装置20、誘導加熱(IH:Induction Heating)を行う構成であり、誘導加熱のための磁力を発生させるコイルと、コイルに流す電流を制御するための電子回路を含んだ制御装置とを備えている。加熱調理装置20は、筐体11の長手方向に並ぶ複数個のコイルを備えており、複数個(例えば3個)の調理容器を同時に加熱可能である。調理容器は、鍋、やかん、フライパンのように加熱される材料が入る容器を意味する。
筐体11に調理容器を載せたときに、調理容器とコイルとの距離が近くなるように、台板141はコイルを配置するための孔を備える。すなわち、筐体11において、コイルの上方は台板141ではなく表面板142で覆われている。筐体11の表面板142は1枚の板材で構成されている。ただし、筐体11の上面に段差が生じなければ、表面板142は複数枚の板材を組み合わせた構成であってもよい。また、筐体11の周部において台板141が段差を備え、台板141の一部が額縁として筐体11の上面に露出していてもよい。表面板142は、額縁の内側に配置される。
加熱調理装置20は、図2に示すように、コイル及び制御回路を含んだ加熱部21と、加熱部21の動作を指示する2つの操作部22、23とを備える。2つの操作部22、23は、それぞれタッチスイッチあるいは小型押ボタンスイッチと表示器とを備え、加熱部21に対して加熱の開始又は停止の指示、加熱部21の出力の指示、加熱時間の指示などを行う操作が可能である。2つの操作部22、23のそれぞれは、複数の加熱部21の個々に対して上述した操作を行うことが可能である。また、2つの操作部22、23は、それぞれ筐体11の内部に収納される位置と、筐体11の側面に引き出される位置との間で移動可能となるように、筐体11に取り付けられている。図2では、左側の操作部22が筐体11の内部に収納され、右側の操作部23が筐体11の側面に引き出されている。
一方の操作部22は筐体11の奥行方向における一端に配置され、他方の操作部23は筐体11の奥行方向における他端に配置されている。したがって、筐体11の奥行方向のどちらからでも加熱調理装置20を操作することが可能である。例えば、2人が筐体11を挟んで向かい合っている場合には、2つの操作部22、23があることにより、どちらの人も加熱調理装置20を操作することができる。
加熱調理装置20のコイル及び制御装置は通電時には発熱する。コイル及び制御装置から発生する熱は調理容器の加熱にはほとんど寄与しない。また、制御装置は電子回路を含むから、温度上昇は好ましいことではない。一方、上述したように、加熱調理装置20は第1空間111に収容されており、第1空間111の上方は、トッププレート14で覆われている。そのため、加熱調理装置20が発生する熱を、筐体11から排出する必要がある。
第1空間111には、加熱調理装置20の加熱部21に接触した空気を排出する流路としてダクト15が配置されている。ダクト15は、筐体11の奥行方向において加熱部21の一方側に隣接するように配置されている。ダクト15は、筐体11の奥行方向において加熱部21の一方側に隣接する導入部151と、導入部151よりも下方に延長されている案内部152とを備える。案内部152は、導入部151における加熱部21とは反対側の端部に連続している。また、案内部152において、導入部151に連続した端部の反対側の端部は第2空間112の上端部との間で空気を流通させるように配置される。すなわち、ダクト15は、加熱部21と第2空間112との間で空気を流通させる流路として機能する。
また、第1空間111にダクト15が配置されていることによって、第1空間111の一部がダクト15で仕切られるから、加熱調理装置20に触れた後の空気をダクト15に通すことにより、加熱調理装置20に触れる前の空気と触れた後の空気とを分離することができる。ダクト15は、耐熱性及び耐久性を有するように金属板を主とする材料で形成されている。ただし、ダクト15は、合成樹脂などの他の材料で形成されていてもよい。
第1空間111のうち、ダクト15で囲まれた区画を除く空間は、操作部22、23の周囲の隙間、第3空間113に配置された抽斗121、122の周囲の隙間などを通して、筐体11の外側空間と連続している。そのため、加熱部21は、筐体11の奥行方向における側面から第1空間111に導入された空気に接触する。加熱部21に接触した空気がダクト15に導入されるように、第1空間111の内部に気流が形成されていると、加熱部21に接触した空気は、ダクト15を通して第2空間112に導かれる。第1空間111の内部に気流を形成するためのファンのような装置は、加熱部21に付属していることが望ましいが、加熱部21とは別に設けられていてもよい。
図3に筐体11の内部での空気の流れを示す。図3において、白抜きの矢印は、加熱部21に接触する前の空気の流れを示し、ドットで埋めた矢印は、加熱部21に接触した後の空気の流れを示す。図2においても、ドットで埋めた矢印は同様の意味である。なお、図3に示すダクト15は、図2に示すダクト15とは形状が異なっているが、どちらの形状であっても加熱部21からの空気を第2空間112に導くことができる。また、第1空間111において、ダクト15を配置している空間と他の空間とを仕切る仕切板115が加熱部21の下方に配置されていることが望ましい。仕切板115が設けられていると、第1空間111の内部において、加熱部21に接触する前の空気と加熱部21に接触した後の空気との分離性が高まる。
なお、本実施形態では、第1空間111と第3空間113との間は仕切られていないが、筐体11は第1空間111を囲むボックスを備えていてもよい。筐体11がボックスを備えていれば、ボックスを構成する壁により第1空間111と第3空間113との間が仕切られる。仕切板115に加えてボックスがあれば、筐体11の内部での空気の流路が制限されるから、加熱部21に接触する前の空気と加熱部21に接触した空気との分離性が一層高くなる。
ところで、第2空間112は、上端においてダクト15の間で空気を流通させ、下端において通気口116が開放されている。通気口116は、第2空間112と筐体11の外部との間で空気を流通させる。通気口116は、筐体11の奥行方向の一側面の下端部に設けられた蹴込16に開放されている。この蹴込16は、筐体11の側面上部に対して側面が後退した空間を表す。通気口116が開放されている面は、蹴込16を囲む上の面であることが望ましい。
この構造では、第2空間112から筐体11の外部に排出される空気が、通気口116から下向きに流れるから、通気口116からの排気が筐体11の周囲に居るユーザに触れる可能性が低減される。また、通気口116が蹴込16を囲む上の面に開放されているから、筐体11の周囲に居るユーザからは通気口116が見えず、筐体11の外観が通気口116により損なわれることがない。その上、通気口116には下向きに空気が流れるから、通気口116に埃が溜まりにくい。
ところで、図2に示す厨房用什器10は、第3空間113に背壁117が設けられている。背壁117は隔壁114から離れており、隔壁114と背壁117との間に空間が設けられる。この空間は、例えば、加熱調理装置20に給電する電線を収納するために用いられる。また、加熱調理装置20に給電する電線を接続するコンセントが、隔壁114と背壁117との間の空間に配置されていてもよい。また、背壁117に点検用の蓋が設けられていてもよい。なお、第2空間112は、加熱部21に接触した空気を通気口116に導くだけではなく、加熱調理装置20に給電する電線を収納するなど、他の用途に使用してもよい。
筐体11は、第1空間111、第2空間112、第3空間113の3つの空間を有していれば、単一の構造物でなくてもよい。例えば、筐体11は、図2のように、第1空間111を有する第1筐体11Aと、第2空間112を有する第2筐体11Bとを、筐体11の奥行方向において結合した構成であってもよい。図2に示す第1筐体11Aは、第3空間113も有している。第1筐体11Aと第2筐体11Bとが結合された筐体11は、第1筐体11Aと第2筐体11Bとの組み合わせによって、筐体11の仕様を増やすことが可能である。なお、筐体11が、第1筐体11Aと第2筐体11Bとの組み合わせであっても、トッププレート14は筐体11の全体を覆う。すなわち、1枚のトッププレート14が、第1筐体11Aと第2筐体11Bとに跨がるように配置される。
上述した厨房用什器10は、筐体11の内部において、加熱部21に空気が接触するように気流を形成しているから、加熱部21が空冷される。また、加熱部21に接触させる空気は操作部22、23の周囲などから筐体11の内部に取り込まれるから、操作部22、23の周囲にも気流が形成される。すなわち、加熱部21を空冷する気流は、操作部22、23の空冷にも寄与する。
上述した厨房用什器10は、加熱部21が内部に気流を形成する装置を備えているが、気流を形成する装置は、ダクト15、第2空間112のうちの適宜の箇所に設けられていればよい。また、気流を形成する装置は、加熱部21に接触する空気が流れる経路であれば、第1空間111の内部において、加熱部21に接触する前の空気を加速するように配置されていてもよい。
上述した厨房用什器10はシンクを備えていないが、上述した技術は、加熱調理装置20を備えている厨房用什器10であれば適用可能であり、シンクを備えていても上述した技術を適用可能である。厨房用什器10にシンクが必要であれば、例えば筐体11の一部にシンクが設けられていればよい。また、筐体11の上面の外周形状が四角形状であることも必須ではなく、六角形状、八角形状、円形などであってもよい。
上述した厨房用什器10では、加熱調理装置20が、誘導加熱を行うように構成されているが、加熱調理装置20は、ハロゲンヒータ、ラジエントヒータなどから選択してもよい。また、上述した厨房用什器10では、加熱調理装置20が筐体11に一体に組み込まれているが、加熱調理装置20は、いわゆるビルトイン構造であって、筐体11に対して分離可能に取り付けられていてもよい。
以上説明した一形態に係る厨房用什器10は、加熱調理装置20が収容される第1空間111を上部内に有し、第1空間111との間で空気が流通する第2空間112を下部内に有する筐体11を備える。筐体11は、下部において第2空間112の内部と筐体11の外部との間で空気を流通させるように開放された通気口116を有している。
すなわち、加熱調理装置20に接触した空気は、筐体11の下部の通気口116から排出されるから、加熱調理装置20に接触した空気がユーザに触れる可能性が低減される。また、通気口116が筐体11の下部に開放されているから、筐体11の上面の有効面積が拡がる。
筐体11は、第1空間111の下方に収納庫となる第3空間113を備えることが望ましい。第3空間113は、第2空間112とは隔壁114を介して分離されていることが望ましい。
すなわち、筐体11は、上部に加熱調理装置20を備えるだけではなく、下部に収納庫を備えるから、下部の第2空間112に、調理容器、食器、調味料、食品などを収納することが可能である。
また、加熱調理装置20に接触する前の空気と接触した後の空気とを分離するように第1空間111内に配置された仕切板115を備えることが望ましい。
すなわち、仕切板115を備えることにより、第1空間111における空気の流れが制御され、加熱調理装置20に接触する前の空気と接触した後の空気との分離性が高まる。言い換えると、加熱調理装置20に接触する前の相対的に低温の空気と、加熱調理装置20に接触した後の相対的に高温の空気とが混合されにくくなり、加熱調理装置20を効率よく空冷することが可能である。
加熱調理装置20に接触した空気を第2空間112に導くように第1空間111内に配置されたダクト15を備えることが望ましい。
すなわち、加熱調理装置20が収納されている空間にダクト15が配置されていることにより、加熱調理装置20に触れる前の空気と触れた後の空気とを分離することができる。そのため、加熱調理装置20に低温の空気が触れることで空冷の効率が高まり、加熱調理装置20に触れた高温の空気を第2空間112に確実に誘導して、筐体11から外部に排出させることができる。
筐体11は、上部の側面に対して側面が後退した蹴込16を下部に有していることが望ましい。通気口116は、蹴込16において下向きに開放されていることが望ましい。
すなわち、通気口116が蹴込16において開放されていることによって、厨房用什器10を使用するユーザから通気口116が見えにくいから、通気口116により外観が損なわれることがない。また、第2空間112から筐体11の外部への空気が、通気口116を通して下向きに流れるから、通気口116に埃などが溜まりにくい。
筐体11は、第1空間111を有する第1筐体11Aと、第2空間112を有する第2筐体11Bとが結合されていてもよい。
すなわち、筐体11が、加熱調理装置20が収容される第1筐体11Aと、通気口116を有する第2筐体11Bとを組み合わせているから、筐体11の仕様を増やすことが可能である。
加熱調理装置20は、誘導加熱装置であることが望ましい。
すなわち、誘導加熱装置は、ジュール熱により調理容器を加熱する構成ではなく、調理容器を発熱させるから、加熱調理装置20からの発熱量が比較的少なく、動作時に到達する最高温度が比較的低い。そのため、加熱調理装置20を収納する空間を囲む材料の制約が少ない。また、加熱調理装置20は、筐体11の表面を平面に仕上げることができるから、筐体11を、調理台、食卓などの用途に使用しやすい厨房用什器10を提供することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の様々な実施形態の一部に過ぎない。また、上述した実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
10 厨房用什器
11 筐体
11A 第1筐体
11B 第2筐体
15 ダクト
16 蹴込
20 加熱調理装置
111 第1空間
112 第2空間
113 第3空間
114 隔壁
115 仕切板
116 通気口

Claims (10)

  1. 加熱調理装置が収容される第1空間を上部内に有し、前記第1空間との間で空気が流通する第2空間を下部内に有する筐体を備え、
    前記筐体は、下部において前記第2空間の内部と前記筐体の外部との間で空気を流通させるように開放された通気口を有し
    前記筐体は、上部の側面に対して側面が後退した蹴込を下部に有し、
    前記通気口は、前記蹴込において下向きに開放されている
    ことを特徴とする厨房用什器。
  2. 前記筐体は、前記第1空間の下方に収納庫となる第3空間を更に備え、
    前記第3空間は、前記第2空間とは隔壁を介して分離されている
    請求項1記載の厨房用什器。
  3. 前記加熱調理装置に接触する前の空気と接触した後の空気とを分離するように前記第1空間内に配置された仕切板を更に備える
    請求項1又は2記載の厨房用什器。
  4. 前記加熱調理装置に接触した空気を前記第2空間に導くように前記第1空間内に配置されたダクトを更に備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨房用什器。
  5. 前記筐体は、
    前記第1空間を有する第1筐体と、前記第2空間を有する第2筐体とが結合されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の厨房用什器。
  6. 加熱調理装置が収容される第1空間を上部内に有し、前記第1空間との間で空気が流通する第2空間を下部内に有する筐体を備え、
    前記筐体は、下部において前記第2空間の内部と前記筐体の外部との間で空気を流通させるように開放された通気口を有し、
    前記筐体は、前記第1空間を有する第1筐体と、前記第2空間を有する第2筐体とが結合されている
    ことを特徴とする厨房用什器。
  7. 前記筐体は、前記第1空間の下方に収納庫となる第3空間を更に備え、
    前記第3空間は、前記第2空間とは隔壁を介して分離されている
    請求項6記載の厨房用什器。
  8. 前記加熱調理装置に接触する前の空気と接触した後の空気とを分離するように前記第1空間内に配置された仕切板を更に備える
    請求項6又は7記載の厨房用什器。
  9. 前記加熱調理装置に接触した空気を前記第2空間に導くように前記第1空間内に配置されたダクトを更に備える
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の厨房用什器。
  10. 前記加熱調理装置は、誘導加熱装置である
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の厨房用什器。
JP2017129891A 2017-06-30 2017-06-30 厨房用什器 Active JP6868821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017129891A JP6868821B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 厨房用什器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017129891A JP6868821B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 厨房用什器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019010453A JP2019010453A (ja) 2019-01-24
JP6868821B2 true JP6868821B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=65226787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017129891A Active JP6868821B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 厨房用什器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6868821B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019010453A (ja) 2019-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5508591B1 (ja) 電磁調理器
JP4244952B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2011243320A (ja) 誘導加熱調理器
KR20210137456A (ko) 호브 시스템
JP2018028410A (ja) 加熱調理器、調理器セット、調理器用支持装置及び厨房家具
JP6868821B2 (ja) 厨房用什器
JP2017208218A (ja) 誘導加熱調理器及び厨房家具
JP6868827B2 (ja) 対面式調理台
KR101808183B1 (ko) 전기레인지
JP7002038B2 (ja) 調理台
JP2008119032A (ja) 電磁誘導加熱調理器を備えた流し台
JP7126127B2 (ja) カウンターユニット
JP7008212B2 (ja) 調理台
JP3906415B2 (ja) 組込式加熱調理器
JP6987193B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7126190B2 (ja) 調理台
JP7378266B2 (ja) 加熱調理器
JP2015072094A (ja) 加熱調理器
JP2019023978A (ja) 誘導加熱調理器
KR102509329B1 (ko) 조리 시스템
JP5854886B2 (ja) 加熱調理器
JP7209251B2 (ja) 調理台
CN220369880U (zh) 模块化烹饪电器
JP3194417U (ja) 開放感あるキッチンとリビング・ダイニングとを一体とした部屋
JP2007020697A (ja) 厨房家具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210326

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6868821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151