JP5688215B2 - 電子機器及びアラーム出力方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。
操作部側筐体2は、前面10に、操作部11及びマイク12を備えて構成される。操作部側筐体2の前面10は、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3と向かい合う面である。
操作部11は、各種設定機能や辞書機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、数字や文字を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15と、から構成されている。
マイク12は、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するために用いられる。
また、操作部側筐体2の後面(図示せず)には、撮像部としてのカメラ48(図2参照)が設けられている。カメラ48は、外部から画像情報を取得するために用いられる。
表示部21は、通話の相手側の電話番号やメールアドレス、及びメールの内容等の各種情報(文字情報や画像情報)を表示する。レシーバ22は、通話の相手側の音声を出力する。
また、表示部側筐体3の側面には、スピーカ24(図2参照)が設けられている。スピーカ24は、携帯電話機1への着信を知らせる音声等を出力する。
図2は、携帯電話機1の機能構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、操作部11と、マイク12と、通信部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、記憶部としてのメモリ44と、制御部45と、振動発生部としてのバイブレータ47と、カメラ48と、を操作部側筐体2に備え、表示部21と、レシーバ22と、スピーカ24と、ドライバIC23と、発光部としてのLED25と、を表示部側筐体3に備えている。
RF回路部412は、メインアンテナ411によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。また、RF回路部412は、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ411を介して外部装置(基地局)に送信する。
なお、メモリ44は、着脱可能な外部メモリであってもよい。
先ず、本実施形態に係る携帯電話機1の機能を発揮するための構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。
設定部51は、アラームの出力開始時刻を設定する。なお、アラームの出力開始時刻の設定は、メモリ44に記憶される。
第1出力部52は、設定部51により設定された出力開始時刻に基づいて、アラームを出力する。第1出力部52は、アラーム音を出力するスピーカ24、アラームとして発光又は点滅を行うLED25、及び、アラームとして携帯電話機1を振動させるバイブレータ47のうちの少なくとも一つから構成される。
スヌーズ機能とは、アラームを所定間隔で繰り返し鳴らせる機能のことである。例えば、朝の6時にアラームを設定し(例えば、アラームの鳴動時間を10秒に設定する)、6時30分までの間に5分間隔でアラームが鳴るようにスヌーズ機能を設定しておく。そうすると、6時にアラームが10秒鳴って止み、その後6時30分まで5分間隔でアラームが10秒鳴るようになる。また、スヌーズ機能は、一般的に、アラームの鳴動中に単にアラームを停止する操作を行っただけでは解除することができない構成になっている。スヌーズ機能を解除するためには、解除に必要な操作を行う必要がある。したがって、設定部51は、第1回目のアラームの出力開始時刻を設定すると共に、スヌーズ機能の設定をする。なお、スヌーズ機能の設定は、アラームの出力回数の設定、アラームの出力間隔の設定等のことを指す。なお、アラームの出力開始時刻及びスヌーズ機能の設定は、メモリ44に記憶される。
なお、停止部53は、例えばアラームの停止機能が割り当てられた操作キーがユーザにより押下されたことに基づいて、第1出力部52から出力されているアラームを停止させる。また、停止部53は、アラームの出力が開始されてから所定のアラーム出力時間が経過した場合に、第1出力部52から出力されているアラームを停止させるようになっていてもよい。なお、アラーム出力時間は、ユーザにより適宜設定されればよい。
時間算出部55は、停止部53によりアラームが停止された場合に、第1出力部52により次回のアラームが出力されるまでの所要時間を算出する。時間算出部55は、例えば第1回目のアラームが停止部53により停止された場合に、第1回目のアラームが停止されてから第2回目のアラームが鳴動するまでの所要時間を算出する。
後述するアラーム制御部451は、停止部53によりアラームが停止された場合に、アラームが停止されたときの時刻情報を後述する時刻計時部56から読み出して時間算出部55に供給する。さらに、アラーム制御部451は、アラームの出力開始時刻とスヌーズ機能の設定としてのアラームの出力間隔とをメモリ44から読み出して、時間算出部55に供給する。時間算出部55は、供給された時刻情報と、アラームの出力開始時刻と、アラームの出力間隔とに基づいて、次回アラームが出力されるまでの所要時間を算出する。
時刻計時部56は、例えばリアルタイムクロック等から構成され、時刻の計時を行う。
時間算出部55は、停止部によりアラームが停止された場合に、第1出力部52により次回のアラームが出力されるまでの所要時間を算出する。
この場合、アラーム制御部451は、メモリ44に記憶されたスケジュール帳からスケジュールを取得する。さらに、アラーム制御部451は、時間算出部55により算出された所要時間に応じて、第2出力部54から出力されるスケジュールを選択する。すなわち、スケジュールの情報量が多く、全てのスケジュールを所定時間内に音声出力し又は表示することができない場合、アラーム制御部451は、複数のスケジュールの中からユーザが必要とするもの又は重要度が高く設定されているものを選択すればよい。
経過時間計時部57は、アラームの出力開始時刻から、停止部53によるアラーム停止処理に基づいて第1出力部52から出力されているアラームが停止されるまでの経過時間を計時する。
第2出力部54は、経過時間情報を音声出力し又は表示する。
また、第2出力部54から経過時間情報を出力させる場合、例えば「設定時刻から〜経過しました」という所定の音声情報をメモリ44に予め記憶させておいてもよい。この場合、アラーム制御部451は、メモリ44から所定の音声情報を読み出すと共に、経過時間計時部57から経過時間情報を読み出して、経過時間情報を所定の音声情報の中に挿入し、「設定時刻から○分経過しました」という音声を第2出力部54から出力させる。
また、アラーム制御部451は、メモリ44に記憶されたスヌーズ機能の設定(アラームの出力回数の設定及びアラームの出力間隔の設定等)と、時刻計時部56から読み出された現在時刻とに基づいて、次のアラームが出力される時刻を求め、得られた次のアラームが出力される時刻を第2出力部54から出力させてもよい。
図4は、携帯電話機1の動作の流れを説明する図である。図5は、携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。図6は、携帯電話機1の動作を説明する図である。
第1回目のアラーム出力に関連する動作は、次のようになる。
矢印Aにより示す時間において、時刻計時部56により計時している時刻がアラーム出力開始時刻に到達する。したがって、アラーム制御部451は、第1回目のアラームを第1出力部52から出力させる。なお、矢印Aにより示す時間から矢印Bにより示す時間までの期間t1は、アラームが出力されている期間である。
さらに、矢印Bにより示す時間において、アラーム制御部451は、経過時間計時部57から経過時間情報を読み出して第2出力部54から出力させる。なお、矢印Bにより示す時間から矢印Cにより示す時間までの期間t2は、経過時間情報が第2出力部54から出力されている期間である。
これにより、第1回目のアラーム出力に関連する動作が終了する。
矢印Eにより示す時間において、時刻計時部56により計時している時刻がスヌーズ機能を実行する時刻に到達する。したがって、アラーム制御部451は、第1出力部52から第2回目のアラームを出力させる。
ステップS2において、アラーム制御部451は、ステップS1の処理に基づいて、アラーム機能を起動させる。
ステップS4において、設定部51は、アラームの設定を行う。すなわち、設定部51は、アラームの出力開始時刻の設定、スヌーズ機能の設定(アラームの出力回数及びアラームの出力間隔等の設定)を行う。設定部51は、アラームの設定処理が終了すると、アラームの設定情報をメモリ44に記憶する。
ステップS22において、アラーム制御部451は、時刻計時部56から現在時刻を取得する。
このアラームは、例えば睡眠中のユーザを起床させるための目覚まし用アラームであってもよい。この場合、携帯電話機1は、アラームとしてスピーカ24から音を出力させると共に、必要に応じて、アラームとしてLED25を発光又は点滅させ、又は、アラームとしてバイブレータ47により振動されてもよい。さらに、携帯電話機1は、アラームとして、アラーム表示を表示部21に表示させてもよい。
また、アラームは、例えばスケジュール帳等に設定された会議の開始時刻や外出先への出発時刻等を知らせるためのアラームであってもよい。この場合、携帯電話機1は、アラームとしてスピーカ24から音を出力させ、アラームとしてLED25を発光又は点滅させ、又は、アラームとしてバイブレータ47により振動されてもよい。さらに、携帯電話機1は、アラームとして、アラーム表示を表示部21に表示させてもよい。なお、ユーザが会議に出席している場合等のアラーム音がスピーカ24から出力されては困るときには、携帯電話機1は、アラーム音をスピーカ24から出力しないように設定されることもできる。
上記の実施形態では、電子機器の一例として携帯電話機1について説明したが、本発明はこれに限定されることはない。すなわち電子機器は、腕時計、置時計、オーディオ、その他、時計機能及びアラーム機能を備える電子機器であればよい。
41 通信部
44 メモリ(記憶部)
451 アラーム制御部
51 設定部
52 第1出力部
53 停止部
54 第2出力部
55 時間算出部
56 時刻計時部
57 経過時間計時部
58 情報取得部
Claims (4)
- 第1のアラームが停止されると、第2のアラームが出力される時間までに収まるように、通信部を介して取得した情報を調節して音声で報知する、電子機器。
- 前記通信部を介して取得した情報を音声で報知した後に、現在時刻を音声で報知する、請求項1に記載の電子機器。
- 前記第1のアラームが停止されると、スヌーズ機能によって第2のアラームを出力する、請求項1または2に記載の電子機器。
- 第1のアラームが停止されると、第2のアラームが出力される時間までに収まるように、通信部を介して取得した情報を調節して音声で報知する、アラーム出力方法。
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