JP5687356B2 - セグメント化されたプログラミングの方法およびメモリデバイス - Google Patents

セグメント化されたプログラミングの方法およびメモリデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP5687356B2
JP5687356B2 JP2013544507A JP2013544507A JP5687356B2 JP 5687356 B2 JP5687356 B2 JP 5687356B2 JP 2013544507 A JP2013544507 A JP 2013544507A JP 2013544507 A JP2013544507 A JP 2013544507A JP 5687356 B2 JP5687356 B2 JP 5687356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
memory cells
program
voltage
programming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013544507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014503932A (ja
Inventor
ホーエイ,ジュン−シェン
Original Assignee
マイクロン テクノロジー, インク.
マイクロン テクノロジー, インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロン テクノロジー, インク., マイクロン テクノロジー, インク. filed Critical マイクロン テクノロジー, インク.
Publication of JP2014503932A publication Critical patent/JP2014503932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5687356B2 publication Critical patent/JP5687356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3436Arrangements for verifying correct programming or erasure
    • G11C16/3454Arrangements for verifying correct programming or for detecting overprogrammed cells
    • G11C16/3459Circuits or methods to verify correct programming of nonvolatile memory cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate
    • G11C11/5628Programming or writing circuits; Data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2211/00Indexing scheme relating to digital stores characterized by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C2211/56Indexing scheme relating to G11C11/56 and sub-groups for features not covered by these groups
    • G11C2211/562Multilevel memory programming aspects
    • G11C2211/5621Multilevel programming verification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Description

本実施形態は、概して、メモリに関し、特定の実施形態は、メモリのプログラミングに関する。
フラッシュメモリデバイスは、幅広い範囲の電子的用途において、よく使用される不揮発メモリのソースへと発展している。フラッシュメモリデバイスは、典型的には、高メモリ密度、高信頼性、および低電力消費を可能にする1トランジスタメモリセルを使用する。フラッシュメモリの通常の利用先には、パーソナルコンピュータ、フラッシュドライブ、デジタルカメラ、および携帯電話が含まれる。基本入出力システム(BIOS)等のプログラムコードおよびシステムデータが、典型的には、パーソナルコンピュータシステムで使用するためにフラッシュメモリデバイスに格納される。
典型的なフラッシュメモリデバイスは、典型的には一度に1バイトではなく、ブロック毎に消去および再プログラム可能なメモリブロックへメモリセルアレイが組織される、メモリのタイプである。メモリセルのそれぞれにおける閾値電圧の変化は、電荷格納構造(例えばフローティングゲートまたは電荷トラップ)または他の物理的現象(例えば相変化または分極)の消去またはプログラミングにより、各セルのデータ値を決定する。このタイプのセル内のデータは、電荷格納構造内の電荷の有無によって決定される。
プログラミング動作は、典型的には、プログラムされているメモリセルの制御ゲートに印加される一連の増分的に増加するプログラミングパルスを含む。各プログラミングパルス後のプログラム検証動作により、先行するプログラミングパルスから生じるメモリセルの閾値電圧が決定できる。
プログラム検証動作は、プログラムされているメモリセルの制御ゲートに傾斜電圧信号を印加することを含むことができる。傾斜電圧信号が、メモリセルがプログラムされている閾値電圧に達するときに、メモリセルはオンになり、感知回路がメモリセルに結合されているデータライン(例えばビットライン)上の電流を検出する。
各プログラム検証動作の傾斜電圧信号は、メモリセルについてV電圧範囲全体をカバーする。例えば、メモリセルの消去された閾値電圧が−3Vまで低下し、プログラムされた閾値電圧が5Vまで上昇することができる場合、傾斜電圧信号は、−3Vで開始し、5Vまで上昇する。こうして、各プログラミング動作は、プログラミングパルス時間に加え、プログラム検証傾斜電圧信号全体を生成するための時間を含む。メモリブロックの各メモリセル上でのかかるプログラミング動作の実行は、長い時間がかかり、メモリシステム内のパフォーマンスのボトルネックを生じさせる可能性がある。
上記の理由、および本明細書を読み、理解すると当業者には明らかであろう他の理由のために、当該分野では、より効率的なプログラミング動作が求められている。
メモリアレイのプログラム検証回路の一実施形態のブロック図を示す。 図1のブロック図に従う、NANDメモリアレイの一実施形態の一部の概略図を示す。 プログラム検証動作のセグメント分割の一実施形態のプロットを示す。 セグメント分割されたプログラム検証動作を組み込む、プログラミングの方法の一実施形態のフローチャートを示す。 セグメント分割されたプログラム検証動作を組み込む、プログラミングの方法の一実施形態のフローチャートを示す。 セグメント分割されたプログラム検証動作を組み込む、プログラミングの方法の一実施形態のフローチャートを示す。 図4の方法に従う、複数レベルメモリセルアレイの異なるプログラム状態の一実施形態のプロットを示す。 図1のプログラム検証回路を組み込むことができる、メモリシステムの一実施形態のブロック図を示す。
以下の詳細な説明において、その一部を形成し、例として、特定の実施形態が示される、添付の図面が参照される。図中、いくつかの図を通して、同様の数字はほぼ同様の構成要素を記載する。他の実施形態を利用してもよく、また、本開示の範囲から逸脱せずに、構造的、論理的、および電気的な変更を行ってもよい。したがって、以下の詳細な説明は、制限的な意味で解釈されるべきではない。
図1は、メモリアレイ101のプログラム検証回路の一実施形態のブロック図を示す。図2にプログラム検証されるメモリアレイ101が示され、以降に記載されるNANDアレイ等の不揮発メモリアレイにすることができる。代替の実施形態は、他の種類のメモリアレイを使用することができる。例として、選択されたアクセスライン(例えばワードライン)に結合されるメモリセル120、121はプログラム検証されると想定される。
傾斜電圧発生器回路100は、メモリアレイ101に結合される。傾斜電圧発生器回路100は、プログラム検証動作中に選択されたワードラインを介してメモリセルの制御ゲートに印加される傾斜電圧信号の生成に関与している。以降により詳細に記載されているように、傾斜電圧信号が、その印加されている選択されたメモリセルの閾値電圧まで上昇すると、そのメモリセルが作動し(アクティブにされ)、選択されたメモリセルに結合されるビットライン上に電流を流す。選択されたメモリセルがプログラムされ閾値電圧を決定するために、感知回路によってこの電流が検出される。
傾斜電圧発生器回路100は、デジタル/アナログコンバータ(DAC)111に結合されるカウンタ110を含む。カウンタ110は、クロック入力CLKの移行をカウントし、アナログ傾斜電圧信号にカウントを変換するデジタル/アナログコンバータ111へ、カウントを出力する。アナログ傾斜電圧信号は、傾斜電圧発生器回路100からメモリアレイ101へ、電流利得、電圧利得、および/または電気インピーダンス変換のうちの1つ以上を提供できるバッファ112へ入力される。
DAC111の範囲は、傾斜電圧発生器回路100によって生成される傾斜電圧信号セグメントの意図されたV範囲をカバーするように、VstartおよびVstopによって定義できる。VstartおよびVstop信号は、プログラム検証回路と同じチップ(図示せず)上に生成できる。
傾斜電圧信号セグメントの生成は、カウンタ110へのCLKをオンにすることによって開始できる。このイベントは、プログラム検証回路と同じチップ上に存在しうるステートマシン(図示せず)によって制御可能である。カウンタ110がその最大カウントに達するとき等、傾斜電圧信号セグメントが完了すると、回路100から「RAMP_DONE」という信号が生成され、傾斜電圧信号セグメントがその停止電圧、Vstopに達したことを示すために、ステートマシン(図示せず)に送り返される。
図1の実施形態において、カウンタ110は、8ビットカウンタである。カウンタ110は、こうして、00000000から11111111(例えば0〜255)へバイナリカウントを出力する。バッファ107によって、最上位7ビット(例えばビット1〜7)が周辺回路105へ出力される。この7ビットカウントは、以降、Vカウントと称され、0000000〜1111111(例えば0〜127)のバイナリカウントである。傾斜電圧信号セグメント(例えば図3のセグメント301〜303を参照)がプログラムされているメモリセルの閾値電圧に達すると、Vカウントは、周辺回路105のラッチにラッチされる。ラッチされたVカウントは、メモリセルを作動させた特定の電圧を生成したカウントに対応するため、プログラムされているメモリセルの閾値電圧を示す。
周辺回路105(例えばページバッファ)は、一実施形態において、感知回路、ラッチ、およびコンパレータを含む。周辺回路105は、さらに、例えば、ビットラインを介して、メモリアレイ101に結合される。周辺回路105のより詳細な動作については、以降、説明する。
図2は、図1に示されるように、不揮発メモリセルの一連のストリングを備える、NANDアーキテクチャメモリアレイ201の一部の一実施形態の概略図を示す。メモリアレイの本実施形態は、示されるNANDアーキテクチャに制限されない。代替の実施形態は、NORまたは他のアーキテクチャも使用することができる。
メモリアレイ201は、一連の(直列)ストリング204、205等の行に配列される不揮発メモリセル(例えばフローティングゲート)のアレイを含む。セルのそれぞれは、各一連のストリング204、205内において、ドレイン・ソース間に結合される。複数の一連のストリング204、205を横切って延びるアクセスライン(例えばワードライン)WL0〜WL31は、列内のメモリセルの制御ゲートにバイアスをかけるように、列内の各メモリセルの制御ゲートに結合される。偶数/奇数のビットラインBL_E、BL_O等のデータラインは、一連のストリングに結合され、最終的に、選択されたビットライン上の電流または電圧を感知することにより、各セルの状態を検出する感知回路に結合される。
メモリセルの各一連のストリング204、205は、ソース選択ゲート216、217(例えばトランジスタ)によってソースライン206へ、また、ドレイン選択ゲート212、213(例えばトランジスタ)によって個々のビットラインBL_E、BL_Oへ結合される。ソース選択ゲート216、217は、それらの制御ゲートに結合されるソース選択ゲート制御ラインSG218によって制御される。ドレイン選択ゲート212、213は、ドレイン選択ゲート制御ラインSG(D)214によって制御される。
各メモリセルは、単一レベルセル(SLC)または複数レベルセル(MLC)としてプログラムすることができる。各セルの閾値電圧(V)は、そのセルのデータ値を示す。例えば、SLCにおいて、2.5VのVは、プログラムされたセルを示してもよく、一方で、−0.5VのVは消去されたセルを示してもよい。MLCは、それぞれ、異なる状態を示す複数のV範囲を使用する。複数レベルセルは、ビットパターンを特定のV範囲に割り当てることにより、従来のフラッシュセルのアナログの性質を利用することができる。この技術は、セルに割り当てられる多数のV範囲による、セル当たり2ビット以上を表すデータ値の格納を可能にする。
メモリセルをプログラムする時間の長さは、プログラミングパルスの時間に加えて、各プログラミングパルス後のプログラム検証動作を遂行するための時間を含むことができる。メモリセルがプログラミングパルスを経験するたびに、その閾値電圧大きくなっていく。したがって、メモリセルがプログラム検証されるたびに同じ傾斜電圧信号を使用することは、時間の無駄である可能性がある。
セグメント化されたプログラム検証動作は、プログラム検証傾斜電圧信号を複数セグメントにセグメント化(例えば分割)する。図3は、こうしたセグメント化された動作の一例を示す。図3および本記載は3つのセグメントに言及しているが、本実施形態は、セグメントのいずれの特定の数にも制限されない。
図3は、従来の傾斜電圧発生器回路の出力にすることができる典型的な傾斜電圧信号300を示す。例として、この傾斜電圧信号300は、−3Vで開始し、40.96μ秒間にわたって5Vまで増加すると想定される。本発明の1つ以上の実施形態において、かかる傾斜電圧信号は、代わりに、3つのセグメント301〜303にセグメント化することもでき、ここで、3つのセグメント301 303のそれぞれは、12.8μ秒の期間を有する。
3つのセグメント301〜303のそれぞれは、隣接するセグメントと重複する。例えば、第1の傾斜電圧信号セグメント301は、−2Vの開始電圧を有し、12.8μ秒の期間にわたり、0.5Vの停止電圧まで増加する。第2の傾斜電圧信号セグメント302は0Vの開始電圧を有し、そのそれぞれの12.8μ秒間にわたり、2.5Vの停止電圧まで増加する。第3の傾斜電圧信号セグメント303は、2Vの開始電圧を有し、そのそれぞれの12.8μ秒の期間にわたって、4.5Vの停止電圧まで増加する。セグメントを隣接するセグメントと重複させることにより、プログラムされているメモリセルによって生じる全ての閾値電圧が複数セグメントによってカバーされる可能性が高まり得る。
各傾斜電圧信号セグメントの範囲(例えば停止電圧と開始電圧との間の差)を、各プログラミングパルスから生じるメモリセルの閾値電圧の予測される分布の大きさに基づいて選択することができる。例えば、各プログラミングパルスから生じるメモリセルの閾値電圧の予測される分布が2.5V未満である場合、セグメント301〜303のそれぞれの範囲を、2.5Vに選択できる。
重複するセグメントであっても、セグメントのいずれか内においてプログラミングの遅いメモリセルは検証可能でない可能性がある。かかる場合において、これらのメモリセルの読み取りを訂正するために誤り訂正コーディングを使用してもよい。こうして、従来の傾斜電圧信号300がセグメント化される(例えば分割される)セグメント数は、セグメント化されたプログラム検証動作によって検証可能なメモリセル数と誤り訂正コーディングによって訂正可能なメモリセル数との間の妥協点にすることができる。
セグメント数は、メモリ技術によって決定することもできる。例えば、1つのメモリ技術は、閾値電圧分布が、ある技術において、他の技術よりも幅広くなるように、プログラミングパルスに対して、別のメモリ技術とは異なって応答してもよい。より幅広い閾値電圧分布は、典型的には、より少ないセグメントを使用することができる。
図3に示される各セグメント301〜303は、さらに、図1のカウンタ110の最上位7ビットからのVカウント(0〜127)を示す。同じ128カウントは、従来のセグメント化されていない傾斜電圧信号(例えば8V)よりも短い電圧範囲(例えば2.5V)をカバーするため、セグメント化されたプログラム検証方法は、先行技術と比較して、より大きい書き込み解像度(例えば電圧範囲/ビット数)を提供できることがわかる。
一実施形態において、各セグメントの傾斜率は、従来の(セグメント化されていない)傾斜率と同じに保持するべきである。これによって、各ワードラインの抵抗−容量(RC)に応じて実行される誤り訂正により、読み取り動作中に、閾値電圧をより容易に計算することができる。典型的なワードラインは、何千ものメモリセルに対して結合する可能性があるため、各ワードラインのRCは、ワードラインの一端に印加される電圧がワードラインのもう一方の端に達するのを遅延させることがありうる。傾斜電圧信号がワードラインの一端の特定の電圧である場合、ラッチされる実際のVカウントは遅延せず、メモリセルを実際に作動させているものとは異なる電圧を示すことがありうる。プログラミング動作中に、この差は、傾斜電圧信号が印加されている場所から最もいメモリセルにプログラムされているデータに追加される既知のオフセットによって相殺される。このオフセットは、傾斜電圧信号の傾斜率と共に、印加された電圧からの距離を考慮する。傾斜電圧信号セグメントの傾斜率が従来の傾斜率とは異なる場合、RC誤りを相殺するために、異なるオフセットを決定する必要がある。
図4A〜図4Cは、セグメント化されたプログラミング(例えばセグメント化されたプログラム検証)の方法の一実施形態のフローチャートを示す。セグメント化されたプログラミングの実施形態の動作を示すために、図4A〜図4Cの例は、プログラム検証傾斜電圧信号が3つのセグメントにセグメント化された(例えばパーティション分割された)と想定する。さらに、メモリセルのそれぞれは、各メモリセルが、図5に示されるように、8つの異なる状態(例えばL0〜L7)のうちのそれぞれ1つにプログラム可能であるように、セル当たり3ビットを格納するように構成されると想定する。さらに、プログラミング実行順序は、最も低い状態(例えば、最も低い公称閾値電圧を表すL0)から最も高い状態(例えば、最も高いプログラムされた公称閾値電圧を表すL7)までであると想定する。代替の実施形態は、傾斜電圧信号を異なるのセグメントにセグメント化することができる、および/または、メモリセルは、異なるの状態のうちのそれぞれの1つにプログラムされるように構成することができる。以降に記載されているように、代替の実施形態は、さらに、最も高い状態から最も低い状態への順序等、異なるプログラミング実行順序を使用することができる。
図4A〜図4Cに説明された方法は、3つのセグメントを備えるメモリセルのグループのプログラミングに関する。一実施形態において、このグループは、1ページのデータである。こうして、1ページのデータは、3つのデータロードサイクルおよび3つのプログラミングサイクルを経験する。
図4Aは、ユーザデータの第1のセグメントによるメモリセルのプログラミングを示す。図4Bは、ユーザデータの第2のセグメントによるメモリセルのプログラミングを示す。図4Cは、ユーザデータの第3のセグメントによるメモリセルのプログラミングを示す。図4A〜図4Cのプログラミング実施形態の記載では、図5の電圧レベル分布を参照する。
電圧レベルL0(例えば消去された状態)はプログラムされないため、L0電圧レベルを保持するべきメモリセルはプログラミングが阻止される。一実施形態において、阻止データ(例えば論理的ゼロ)は、これらのメモリセルのためにページバッファにロードされる。これは、これらのセルのプログラミングを阻止するように、メモリ制御回路に命令する。図4A〜図4Cの以下の記載は、レベルL0を保持するべきメモリセルが、プログラミングからいくつかの点で阻止されると想定する。
図4Aを参照すると、説明されたプログラミング動作の第1のセグメントは、1ページのデータをページバッファにロードすることから開始する(401)1ページのデータは、L1またはL2状態のうちの1つにプログラムされるこれらのセル等のメモリセルの第1のセグメントについて、ユーザデータ(本明細書で用いられるように、「ユーザデータ」という用語は、例えば、オーバーヘッドデータを含む、セルに最終的にプログラムされる実際のデータを指す)を含むことができる。第1のページのデータの他の部分(例えばメモリセルの第2および第3のセグメントのデータ)は、プログラムデータを含むことができる。本明細書で用いられているように、「プログラムデータ」は、例えば、メモリ制御回路に、プログラミング動作の第1のセグメントの間、名目上は実現可能な最も高い閾値電圧に、対応するメモリセルをプログラムするように試行させるデータを指すことができる。一実施例において、プログラムデータは、例えば、全ての論理的データまたは状態L3に対応するデータにすることができる。次いで、1ページのデータのプログラミングが開始される403
プログラミングは、初期のプログラミング電圧を有する初期のプログラミングパルスによって、第1のセグメントメモリセルの制御ゲートにバイアスをかけることを含む(404)。次いで、第1のセグメント傾斜電圧でプログラム検証動作が実行される(405)。かかる傾斜電圧301の一例が、図3に示される。特定の数(例えば10個)の第2および/または第3のセグメントのメモリセルがプログラム検証動作に合格したかどうかが決定される(406)。これは、作動されたメモリセルからビットラインの電流の流れを検知する感知回路によって遂行することができる。第2および/または第3のセグメントの特定の数のメモリセルが、プログラム検証動作に合格したかどうかを決定することは、第2および第3のセグメント内のプログラミングが速い(fast−to−program)セルによって決定付けられる。特定の数のメモリセルがプログラム検証動作に合格した場合(406)、プログラミングパルスカウントNが決定される(407)。次いで、説明されたプログラミング動作の第2のセグメントが実行される(408)
プログラム検証によって、第2および/または第3のセグメントの特定の数(例えば10個)のメモリセルが問題なくプログラムされたことが示されない場合、プログラミングパルスカウントは、再びインクリメントされ(例えば、プログラミング電圧のインクリメント)、メモリセルは別のプログラミング動作のためにバイアスをかけられる(409)。第2および/または第3のセグメントの特定の数(例えば10個)のメモリセルが問題なくプログラムされるまで、またはメモリセルがプログラムできないと判断されて誤り(エラー)状態となるまで、インクリメントされたプログラミングパルスおよびプログラム検証が繰り返される(405、406、409
図5の上方のプロット501は、図4に説明されたプログラミング動作の第1のセグメントの結果の一実施形態を示す。このプロットは、各状態にあるメモリセルの数の分布と、その閾値電圧範との対応を示す。
上方のプロット501は、プログラム阻止されたメモリセル(例えばL0)、ユーザデータに対応する目標閾値電圧にプログラムされているメモリセル(例えばL1およびL2)、またはプログラミング動作の第1のセグメント後にユーザデータに対応する目標電圧に達していないメモリセル(例えば分布510)か、のいずれかを示す。
に示される分布510および520は、各セグメント内のメモリセルの最終的なプログラムされた状態を必ずしも表さない。これらの分布510および520は、メモリセルの2つ以上のプログラムされた状態をカバーしてもよい。
図4Bに示される説明されたプログラミング動作の第2のセグメントは、1ページのデータをページバッファにロードすることを含む(411)1ページのデータは、L3またはL4の状態のうちの1つにプログラムされるべきセルのようなメモリセルの第2のセグメントのユーザデータを含むことができる。ページは、さらに、メモリセルの第1のセグメントのプログラミングを阻止するように、メモリセルの第1のセグメントの阻止データ(例えば論理的ゼロ)を含むことができる。さらに、1ページのデータは、メモリセルの第3のセグメントのプログラムデータを含むことができる。本明細書において用いられているように、「プログラムデータ」は、例えば、メモリ制御回路を、プログラミング動作の第2のセグメントにおいて名目上は実現可能な最も高い閾値電圧に、対応するメモリセルをプログラムするように試行させるデータを指すことができる。一実施例において、1ページのデータに含まれるプログラムデータは、状態L5に対応するデータを含むことができる。次いで、1ページのデータのプログラミングが開始される413
第1の傾斜電圧信号セグメントの開始電圧で開始することは、第2のセグメントメモリセルが既に第1のセグメントの最も高い閾値電圧にプログラムされているため、効率的ではない。よって、第1のセグメントのプログラミング動作の終了時に決定されるプログラミングパルスカウントNは、(例えばN+1)インクリメントされ、このプログラミングパルス数によって表される電圧メモリセルの制御ゲートに印加される(414)
次いで、プログラム検証動作が、第2の傾斜電圧信号セグメントで実行される(415)。かかる傾斜電圧信号セグメントの一例は、セグメント302として、図3に示される。
次いで、第2のセグメントの特定の数(例えば10個)のメモリセルがプログラム検証動作に合格するかどうかが決定される(416)。これは、作動されたメモリセルからビットラインの電流の流れを検出する感知回路によって遂行できる。第2のセグメントの特定の数のメモリセルがプログラム検証動作に合格したかどうかを決定することは、第2のセグメント内のプログラミングが速いセルによって決定付けられる。第2のセグメントの特定の数のメモリセルがプログラム検証動作に合格する場合(416)、プログラミングパルスカウントMが決定される(417)。次いで、説明されたプログラミング動作の第3のセグメントが実行される418
プログラム検証によって、第3のセグメントの特定の数(例えば10個)のメモリセルが問題なくプログラムされたことが示されない場合、プログラミングパルスカウントは、再びインクリメントされ(例えばプログラミング電圧のインクリメント)、メモリセルは別のプログラミング動作についてバイアスをかけられる(419)。第3のセグメントの特定の数(例えば10個)のメモリセルが問題なくプログラムされるまで、またはメモリセルがプログラムできないと決定されて誤り(エラー)状態となるまで、インクリメントされたプログラミングパルスおよびプログラム検証が繰り返される(415、416、419
図5の中間プロット502は、プログラム阻止されたメモリセル(例えばL0)、ユーザデータに従って目標閾値電圧にプログラムされたメモリセル(例えばL1〜L4)か、または説明されたプログラミング動作の第1および第2のセグメント後に、ユーザデータに相当する目標閾値電圧に達していないメモリセル(例えば分布520)を示す。
図4Cに示される、説明されたプログラミング動作の第3のセグメントは、1ページのデータをページバッファにロードすることを含む(421)1ページのデータは、L5、L6またはL7状態のうちの1つにプログラムされるべきセルのようなメモリセルの第3のセグメントのユーザデータを含むことができる。1ページのデータの残りの部分(例えばメモリセルの第1および第2のセグメントのデータ)は、阻止データを含むことができる。次いで、1ページのデータのプログラミングが開始される423
プログラミング動作の第2のセグメントの終了時に決定されプログラミングパルスカウントMインクリメントされ(例えばM+1)、このプログラミングパルス数によって表される電圧、メモリセルにバイアスをかけるために使用される(424)
次いで、第3の傾斜電圧信号セグメントで、プログラム検証動作が実行される(425)。かかる傾斜電圧信号セグメントの一例は、傾斜電圧信号セグメント303として図3に示される。
次いで、特定の数(例えば10)以上のメモリセルが、プログラム検証に失敗していないかどうかが決定される(426)。特定の数以上のメモリセルが、プログラム検証動作に失敗していないかどうかの決定は、プログラミングが遅い(slow−to−program)セルによって決定付けられ、プログラミングの完了を示す従来の方法に対応することができる。これは、ビットラインにおける電流の流れを感知回路が知できないことによって遂行できる。
プログラム検証によって、特定の数(例えば10個)以上のメモリセルが、プログラム検証に失敗していないことが示されない場合、プログラミングパルスカウントは再びインクリメントされ(例えばプログラミング電圧のインクリメント)、メモリセルは、別のプログラミング動作についてバイアスをかけられる(429)。特定の数(例えば10個)以上のメモリセルが、プログラム検証に失敗しなくなるまで、またはメモリセルがプログラムできないことが決定されて誤り(エラー)状態となるまで、インクリメントされたプログラミングパルスおよびプログラム検証が繰り返される(425、426、429
図5の下方のプロット503は、説明されたプログラミング動作の第1、第2、および第3のセグメント後のメモリセルを示す。
図4および図5に説明されたプログラミング動作は、第1のセグメントメモリセルから第3のセグメントメモリセルへプログラムする実施形態を示す。代替の実施形態において、最初に第3のセグメントメモリセル、続いて第2のセグメントメモリセル、最後に第1のセグメントメモリセルがプログラムされるように、このプログラミングシーケンスを逆にすることができる。かかる実施形態は、より高い閾値電圧メモリセルが最初にプログラムされるため、プログラム中断状態が減るという利点を有することができる。
図6は、メモリデバイス600の機能ブロック図を示す。メモリデバイス600は、外部プロセッサ610に結合される。プロセッサ610は、マイクロプロセッサまたはいくつかの他の種類のコントローラにしてもよい。メモリデバイス600およびプロセッサ610は、メモリシステム620の一部を形成する。
メモリデバイス600は、メモリセルのアレイ101(例えば不揮発メモリセル)を含む。メモリアレイ101は、ワードライン列およびビットライン行のバンクで配列される。一実施形態において、メモリアレイ101の行は、メモリセルの一連のストリングを備える。
アドレスバッファ回路640は、入出力回路660を介して提供されるアドレス信号をラッチするように提供される。アドレス信号は、メモリアレイ101にアクセスするために、列デコーダ644および行デコーダ646によって受信およびデコードされる。
メモリデバイス600は、感知増幅器回路650を使用して、メモリアレイ行内の電圧または電流の変化を感知することにより、メモリアレイ101内のデータを読み込む。感知増幅器回路650は、一実施形態において、メモリアレイ101から、データの列を読み込みおよびラッチするように結合される。双方向データ通信、さらに、コントローラ610による複数のデータ接続662によるアドレス通信のためにデータ入力および出力バッファ回路660が含まれる。メモリアレイにデータを書き込むために書き込み回路655が提供される。
メモリ制御回路670は、プロセッサ610から制御接続672上に提供される信号をデコードする。これらの信号は、データ読み込み、データ書き込み(プログラム)、および消去動作を含む、メモリアレイ101上の動作を制御するために使用される。メモリ制御回路670は、ステートマシン、シーケンサ、またはメモリ制御信号を生成するためのいくつかの他の種類のコントローラであってもよい。一実施形態において、メモリ制御回路670は、本開示のセグメント化されたプログラミング方法のうちの1つ以上の実行を制御するように構成される。
図6に示されるメモリデバイスは、メモリの特徴の基礎的な理解に役立つよう、簡略化されている。内部回路のより詳細な理解およびフラッシュメモリの機能は、当業者に公知である。
まとめ
要約すると、セグメント化されたプログラミング方法のうちの1つ以上の実施形態は、プログラミング中におけるより高速なプログラム検証動作を提供できる。各プログラム検証動作について典型的な先行技術の単一プログラム検証傾斜電圧信号を使用する代わりに、プログラム検証傾斜電圧は、それぞれ、異なる検証電圧で開始および終了する、複数の傾斜電圧信号セグメントにセグメント化される。メモリセルのセグメントは、検証が成功するまでプログラムされ(例えばプログラミングパルスおよびプログラム検証動作)、次いで、次のセグメントがプログラムされる(例えば最も低いセグメントから最も高いセグメントまたは最も高いセグメントから最も低いセグメント)。
本明細書において特定の実施形態が示され、記載されているが、同じ目的を実現するように考慮されている構成を、示された特定の実施形態に置き換えてもよいことが、当業者に理解されるであろう。本発明の多くの応用例が当業者に明らかであろう。したがって、本出願は、本発明の応用例または変形例をカバーすることを意図するものである。

Claims (17)

  1. メモリセルのグループをプログラムする方法であって、
    前記メモリセルのグループは、各々が複数のプログラム状態のうちの第1の部分のプログラム状態にプログラムされる、メモリセルの第1のセグメントを含み、前記メモリセルのグループは、各々が前記複数のプログラム状態のうちの第2の部分のプログラム状態にプログラムされる、メモリセルの第2のセグメントを更に含み、前記メモリセルのグループは、各々が前記複数のプログラム状態のうちの前記第1の部分及び前記第2の部分以外のプログラム状態にプログラムされる、メモリセルの第3のセグメントを更に含み、
    前記方法は、
    プログラミングの第1のセグメントとして、
    プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかけることと、
    第1の開始電圧及び第1の終了電圧を有する第1の傾斜電圧信号セグメントで前記メモリセルのグループをプログラム検証することと
    メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントのうちの特定数のメモリセルが前記第1の傾斜電圧信号セグメントでの前記プログラム検証に合格するまで、前記プログラミング電圧を増加させ、かつ、前記バイアスをかけることと前記第1の傾斜電圧信号セグメントで前記プログラム検証することとを繰り返すことと、
    を含み、
    プログラミングの第2のセグメントとして、
    プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかけることと、
    第2の開始電圧及び第2の終了電圧を有する第2の傾斜電圧信号セグメントで前記メモリセルのグループをプログラム検証することと、
    メモリセルの前記第3のセグメントのうちの特定数のメモリセルが前記第2の傾斜電圧信号セグメントでの前記プログラム検証に合格するまで、前記プログラミング電圧を増加させ、かつ、前記バイアスをかけることと前記第2の傾斜電圧信号セグメントで前記プログラム検証することとを繰り返すことと、
    を含み、
    前記第1の開始電圧は前記第2の開始電圧とは異なり、かつ、前記第1の終了電圧は前記第2の終了電圧とは異なる、方法。
  2. 前記第1の傾斜電圧信号セグメントが前記第2の傾斜電圧信号セグメントと同じ傾斜率を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の傾斜電圧信号セグメントが前記第2の傾斜電圧信号セグメントと重複する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の傾斜電圧信号セグメント又は前記第2の傾斜電圧信号セグメントでの前記プログラム検証に合格する前記メモリセルの前記特定数は、他のメモリセルよりも高速でプログラするメモリセルによって決定される、請求項に記載の方法。
  5. 前記第1の開始電圧は前記第2の開始電圧未満であり、前記第1の終了電圧は前記第2の終了電圧未満である、請求項1に記載の方法。
  6. 目標メモリセルをアクティブにする傾斜電圧信号セグメントの特定の電圧に関連付けられカウントを決定することをさらに含み、前記カウントは前記目標メモリセルの閾値電圧を示す、請求項1に記載の方法。
  7. ログラミングの前記第2のセグメント、メモリセルの前記第1のセグメントのプログラミングを阻止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. プログラミングの前記第1のセグメントは、前記プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかける前に、ページバッファにデータをロードすることを更に含み、前記データは、メモリセルの前記第1のセグメントに対するユーザデータと、メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントに対するプログラムデータとを含んでおり、
    メモリセルの前記第1のセグメントに対する前記ユーザデータは、メモリセルの前記第1のセグメントのメモリセルを、プログラム状態の前記第1の部分の目標プログラム状態にプログラムするように構成され、
    メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントに対する前記プログラムデータは、メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントの全てのメモリセルを、プログラム状態の前記第1の部分の最も高いプログラム状態よりも高いプログラム状態にプログラムすることを試みるように構成される、請求項1に記載の方法。
  9. メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントに対する前記プログラムデータは、メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントの全てのメモリセルを、プログラム状態の前記第2の部分の最も低いプログラム状態にプログラムすることを試みるように構成される、請求項8に記載の方法。
  10. プログラミングの前記第2のセグメントは、前記プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかける前に、ページバッファにデータをロードすることを更に含み、前記データは、メモリセルの前記第1のセグメントに対する阻止データと、メモリセルの前記第2のセグメントに対するユーザデータと、メモリセルの前記第3のセグメントに対するプログラムデータとを含んでおり、
    メモリセルの前記第1のセグメントに対する前記阻止データは、メモリセルの前記第1のセグメントのメモリセルのプログラミングを阻止するように構成され、
    メモリセルの前記第2のセグメントに対する前記ユーザデータは、メモリセルの前記第2のセグメントのメモリセルを、プログラム状態の前記第2の部分の目標プログラム状態にプログラムするように構成され、
    メモリセルの前記第3のセグメントに対する前記プログラムデータは、メモリセルの前記第3のセグメントの全てのメモリセルを、プログラム状態の前記第2の部分の最も高いプログラム状態よりも高いプログラム状態にプログラムすることを試みるように構成される、請求項8に記載の方法。
  11. メモリセルの前記第3のセグメントは、各々が前記複数のプログラム状態のうちの第3の部分のプログラム状態にプログラムされるメモリセルを含み、
    前記方法は、プログラミングの第3のセグメントとして、
    プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかけることと、
    第3の開始電圧及び第3の終了電圧を有する第3の傾斜電圧信号セグメントで前記メモリセルのグループをプログラム検証することと、
    特定数以上のメモリセルが前記第3の傾斜電圧信号セグメントでの前記プログラム検証に失敗しなくなるまで、前記プログラミング電圧を増加させ、かつ、前記バイアスをかけることと前記第3の傾斜電圧信号セグメントで前記プログラム検証することとを繰り返すことと、
    を更に含み、
    前記第1の開始電圧、前記第2の開始電圧、及び前記第3の開始電圧は全て異なる電圧であり、かつ、前記第1の終了電圧、前記第2の終了電圧、及び前記第3の終了電圧は全て異なる電圧である、請求項1に記載の方法。
  12. プログラミングの前記第1のセグメントは、前記プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかける前に、ページバッファにデータをロードすることを更に含み、前記データは、メモリセルの前記第1のセグメントに対するユーザデータと、メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントに対するプログラムデータとを含んでおり、
    メモリセルの前記第1のセグメントに対する前記ユーザデータは、メモリセルの前記第1のセグメントのメモリセルを、プログラム状態の前記第1の部分の目標プログラム状態にプログラムするように構成され、
    メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントに対する前記プログラムデータは、メモリセルの前記第2のセグメント及びメモリセルの前記第3のセグメントの全てのメモリセルを、プログラム状態の前記第2の部分の最も低いプログラム状態にプログラムすることを試みるように構成される、請求項11に記載の方法。
  13. プログラミングの前記第2のセグメントは、前記プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかける前に、ページバッファにデータをロードすることを更に含み、前記データは、メモリセルの前記第1のセグメントに対する阻止データと、メモリセルの前記第2のセグメントに対するユーザデータと、メモリセルの前記第3のセグメントに対するプログラムデータとを含んでおり、
    メモリセルの前記第1のセグメントに対する前記阻止データは、メモリセルの前記第1のセグメントのメモリセルのプログラミングを阻止するように構成され、
    メモリセルの前記第2のセグメントに対する前記ユーザデータは、メモリセルの前記第2のセグメントのメモリセルを、プログラム状態の前記第2の部分の目標プログラム状態にプログラムするように構成され、
    メモリセルの前記第3のセグメントに対する前記プログラムデータは、メモリセルの前記第3のセグメントの全てのメモリセルを、プログラム状態の前記第3の部分の最も低いプログラム状態にプログラムすることを試みるように構成される、請求項12に記載の方法。
  14. プログラミングの前記第3のセグメントは、前記プログラミング電圧で前記メモリセルのグループにバイアスをかける前に、ページバッファにデータをロードすることを更に含み、前記データは、メモリセルの前記第1のセグメント及びメモリセルの前記第2のセグメントに対する阻止データと、メモリセルの前記第3のセグメントに対するユーザデータとを含んでおり、
    メモリセルの前記第1のセグメント及びメモリセルの前記第2のセグメントに対する前記阻止データは、メモリセルの前記第1のセグメント及びメモリセルの前記第2のセグメントのメモリセルのプログラミングを阻止するように構成され、
    メモリセルの前記第3のセグメントに対する前記ユーザデータは、メモリセルの前記第3のセグメントのメモリセルを、プログラム状態の前記第3の部分の目標プログラム状態にプログラムするように構成される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の傾斜電圧信号セグメント、前記第2の傾斜電圧信号セグメント、及び前記第3の傾斜電圧信号セグメントは、各々、異なる傾斜率を有する、請求項11に記載の方法。
  16. 前記第1の開始電圧は前記第2の開始電圧未満であり、前記第2の開始電圧は前記第3の開始電圧未満であり、前記第1の終了電圧は前記第2の終了電圧未満であり、前記第2の終了電圧は前記第3の終了電圧未満である、請求項11に記載の方法。
  17. プログラム状態の前記第3の部分の各プログラム状態は、プログラム状態の前記第2の部分のプログラム状態を表すいずれの閾値電圧範囲よりも高い閾値電圧範囲によって表され、プログラム状態の前記第2の部分の各プログラム状態は、プログラム状態の前記第1の部分のプログラム状態を表すいずれの閾値電圧範囲よりも高い閾値電圧範囲によって表される、請求項11に記載の方法。
JP2013544507A 2010-12-15 2011-11-22 セグメント化されたプログラミングの方法およびメモリデバイス Active JP5687356B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/968,714 US8345482B2 (en) 2010-12-15 2010-12-15 Methods for segmented programming and memory devices
US12/968,714 2010-12-15
PCT/US2011/061878 WO2012082334A2 (en) 2010-12-15 2011-11-22 Methods for segmented programming and memory devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014503932A JP2014503932A (ja) 2014-02-13
JP5687356B2 true JP5687356B2 (ja) 2015-03-18

Family

ID=46236100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013544507A Active JP5687356B2 (ja) 2010-12-15 2011-11-22 セグメント化されたプログラミングの方法およびメモリデバイス

Country Status (7)

Country Link
US (2) US8345482B2 (ja)
EP (1) EP2652742B1 (ja)
JP (1) JP5687356B2 (ja)
KR (1) KR101531456B1 (ja)
CN (1) CN103329205B (ja)
TW (1) TWI496150B (ja)
WO (1) WO2012082334A2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8345482B2 (en) * 2010-12-15 2013-01-01 Micron Technology, Inc. Methods for segmented programming and memory devices
US9007832B2 (en) * 2011-03-03 2015-04-14 Micron Technology, Inc. Methods for programming a memory device and memory devices
US9437318B2 (en) 2014-10-24 2016-09-06 Sandisk Technologies Llc Adaptive program pulse duration based on temperature
US9881674B2 (en) 2014-12-11 2018-01-30 Micron Technology, Inc. Sequential write and sequential write verify in memory device
KR20160108770A (ko) 2015-03-06 2016-09-20 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치 및 그것의 동작 방법
US9666282B1 (en) * 2016-05-03 2017-05-30 Micron Technology, Inc. Program inhibiting in memory devices
US10740188B2 (en) * 2018-12-07 2020-08-11 Winbond Electronics Corp. Volatile memory device and method for efficient bulk data movement, backup operation in the volatile memory device
US10839896B2 (en) 2018-12-21 2020-11-17 Micron Technology, Inc. Programming multiple-level memory cells with multiple-pass
US11837296B2 (en) * 2021-10-19 2023-12-05 Sandisk Technologies Llc Non-volatile memory with adjusted bit line voltage during verify

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3863485B2 (ja) 2002-11-29 2006-12-27 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US7073103B2 (en) * 2002-12-05 2006-07-04 Sandisk Corporation Smart verify for multi-state memories
JP4554616B2 (ja) 2004-08-30 2010-09-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路
US7315916B2 (en) * 2004-12-16 2008-01-01 Sandisk Corporation Scratch pad block
US7656710B1 (en) * 2005-07-14 2010-02-02 Sau Ching Wong Adaptive operations for nonvolatile memories
ATE518229T1 (de) * 2005-10-27 2011-08-15 Sandisk Corp Verfahren zur programmierung eines nichtflüchtigen mehrzustandsspeichers unter verwendung einer intelligenten verifizierung
US7301817B2 (en) * 2005-10-27 2007-11-27 Sandisk Corporation Method for programming of multi-state non-volatile memory using smart verify
US7280398B1 (en) 2006-08-31 2007-10-09 Micron Technology, Inc. System and memory for sequential multi-plane page memory operations
US8059456B2 (en) 2006-11-07 2011-11-15 Sandisk Il Ltd. Programming a NAND flash memory with reduced program disturb
US7525849B2 (en) 2007-02-13 2009-04-28 Elite Semiconductor Memory Technology, Inc. Flash memory with sequential programming
US20080205140A1 (en) 2007-02-26 2008-08-28 Aplus Flash Technology, Inc. Bit line structure for a multilevel, dual-sided nonvolatile memory cell array
US7898885B2 (en) * 2007-07-19 2011-03-01 Micron Technology, Inc. Analog sensing of memory cells in a solid state memory device
US7800951B2 (en) * 2007-08-20 2010-09-21 Marvell World Trade Ltd. Threshold voltage digitizer for array of programmable threshold transistors
US7619933B2 (en) * 2007-10-05 2009-11-17 Micron Technology, Inc. Reducing effects of program disturb in a memory device
US7751253B2 (en) * 2008-03-17 2010-07-06 Micron Technology, Inc. Analog sensing of memory cells with a source follower driver in a semiconductor memory device
US7864589B2 (en) 2008-08-14 2011-01-04 Micron Technology, Inc. Mitigation of runaway programming of a memory device
US8027200B2 (en) * 2008-08-21 2011-09-27 Micron Technology, Inc. Reduction of quick charge loss effect in a memory device
US7903461B2 (en) * 2008-09-22 2011-03-08 Micron Technology, Inc. Sensing for memory read and program verify operations in a non-volatile memory device
US8023334B2 (en) * 2008-10-31 2011-09-20 Micron Technology, Inc. Program window adjust for memory cell signal line delay
US7787307B2 (en) 2008-12-08 2010-08-31 Micron Technology, Inc. Memory cell shift estimation method and apparatus
US7944754B2 (en) * 2008-12-31 2011-05-17 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with continuous scanning time-domain sensing
KR101528886B1 (ko) * 2009-04-09 2015-06-16 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치의 프로그램 방법
US8289779B2 (en) * 2010-03-31 2012-10-16 Micron Technology, Inc. Memory cell sensing device equipped with a ramp voltage generator using a digital-to-analog converter (DAC) and counters, and sensing methods thereof
US8345482B2 (en) * 2010-12-15 2013-01-01 Micron Technology, Inc. Methods for segmented programming and memory devices

Also Published As

Publication number Publication date
EP2652742A2 (en) 2013-10-23
TWI496150B (zh) 2015-08-11
WO2012082334A2 (en) 2012-06-21
CN103329205B (zh) 2017-07-21
TW201236016A (en) 2012-09-01
KR20130095313A (ko) 2013-08-27
US8345482B2 (en) 2013-01-01
US20120159277A1 (en) 2012-06-21
US8553458B2 (en) 2013-10-08
JP2014503932A (ja) 2014-02-13
EP2652742B1 (en) 2018-12-26
EP2652742A4 (en) 2015-06-10
WO2012082334A3 (en) 2012-11-29
US20130107626A1 (en) 2013-05-02
KR101531456B1 (ko) 2015-06-24
CN103329205A (zh) 2013-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5687356B2 (ja) セグメント化されたプログラミングの方法およびメモリデバイス
US9224483B2 (en) Nonvolatile memory device, system and programming method with dynamic verification mode selection
US8243523B2 (en) Sensing operations in a memory device
KR101578812B1 (ko) 가장 빠른 및/또는 가장 느린 프로그래밍 비트를 무시하여 프로그램 검증이 감소된 비휘발성 메모리와 방법
KR101222063B1 (ko) 불휘발성 메모리 장치 및 그 동작방법
US9245646B2 (en) Program verify operation in a memory device
US8274835B2 (en) Mitigation of runaway programming of a memory device
US8369157B2 (en) Methods for programming a memory device and memory devices
US9007832B2 (en) Methods for programming a memory device and memory devices
US8472246B2 (en) Method of programming a multi-bit per cell non-volatile memory

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140729

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140729

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140829

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5687356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250