本実施例1は、請求項3に対応しており、図1は、本発明の第1サーバとなるポイント管理サーバ200と、第2サーバ(情報公開サーバ)となる遊技場情報提供サーバ300が適用された本実施例のサーバシステムの構成を示すシステムブロック図であって、本実施例のサーバシステムは、遊技場情報の提供機関により運営される遊技場情報提供サーバ300と、ポイント運営機関により運営されるポイント管理サーバ200とから主に構成されている。
この本実施例に用いたポイント管理サーバ200には、該ポイント管理サーバ200における各種設定等を実施するためにポイント運営機関に設置されたリモート操作端末250と、店舗である各遊技場A、B、…に設置された後述するカード管理端末10に接続された中央管理装置100と、ポイント運営機関のカード生産工場に設置されて、各遊技場A、B、…に提供される、後述する会員カードに記憶される会員カードID並びに会員ID等を含む生産情報を管理するエンコードシステム管理装置150にデータ通信可能に接続されており、該エンコードシステム管理装置150から各遊技場A、B、…に提供される会員カードの生産情報を受信できるようになっているとともに、ポイント管理サーバ200にてポイントを付与するための各遊技場における消費情報を、中央管理装置100を介して受信できるようになっている。
同様に本実施例に用いた遊技場情報提供サーバ300にも、遊技場情報の提供機関に設置されたリモート操作端末350が接続されており、該リモート操作端末350において該遊技場情報提供サーバ300における各種設定が実施可能とされている。
また、ポイント管理サーバ200は、インターネット網9を介して、各遊技場の会員が操作可能な、インターネット接続機能を有する携帯電話機5やパソコン6とデータ通信可能に接続されているとともに、本発明における利用者となる各遊技場の従業員等が操作可能であって、各遊技場に設置されたインターネット接続機能を有する本発明の利用者端末となるパソコン8や、複数の遊技場が所属するグループの管理者が操作可能であって、該グループの本部に設置されたインターネット接続機能を有する本発明の管理者端末となるパソコン7から、各会員や、各遊技場の従業員(以下、遊技場責任者と呼称する)や、グループの管理者(以下、グループ管理者と略称する)がアクセス可能とされている。
尚、本発明において、遊技場情報提供サーバ300と、ポイント管理サーバ200と、中央管理装置100と、リモート操作端末250とは、それぞれ異なる場所、具体的には、遊技場情報提供サーバ300は遊技場情報提供会社に、ポイント管理サーバ200はポイント運営機関のポイント管理センターに、中央管理装置100はポイント運営機関のカード管理センターに、リモート操作端末250はポイント運営機関の営業管理センター(本社)にそれぞれ設置されている。
本実施例における遊技場には、遊技場Aのように、ポイント運営機関が提供する会員管理端末11が設置されている遊技場と、遊技場Bのように、ポイント運営機関以外の機関(企業)が提供する他社会員管理端末12が設置されている遊技場とが混在している。
尚、本実施例において、カード生産工場から各遊技場に提供されて使用される会員カードとしては、各遊技場に設置された遊技機であるパチンコ機2における遊技に使用可能な遊技用残額が読み出し可能に記憶されることでプリペイド機能が統合された統合会員カードが使用されており、これら統合会員カードの記録媒体としては、書き込み記憶された記憶データを非接触により読み出し可能な非接触ICカードを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、従来より使用されている磁気カードであっても良く、これら記憶媒体としては記憶(記録)データを読み出し可能なものであって、会員が携行可能なものであれば良い。
また、本実施例では、会員カードをプリペイド機能が統合された統合会員カードとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら会員カードをプリペイド機能が統合されていない(遊技用残額が記憶されていない)非統合会員カードを使用しても良い。
このカード生産工場から各遊技場に提供されて使用される会員カード(統合会員カード)には、これら会員カードを個々に識別可能とするために固有に付与された会員カードIDが書き換え不能に記憶されているとともに、会員を管理するための会員IDが記憶されるようになっている。
尚、この会員IDとしては、遊技場Aのように、ポイント運営機関が提供する会員管理端末11が設置されている遊技場に供給される会員カードには、該ポイント運営機関(自社)にて決定された自社会員IDが記憶される一方、遊技場Bのように、他社会員管理端末12が設置されている遊技場に供給される会員カードには、該他社会員管理端末12を提供する機関(企業)から提供される他社会員IDが記憶される。つまり、会員カードには、会員カードIDとともに自社会員IDが記憶された会員カードと、会員カードIDとともに他社会員IDが記憶された会員カードとが存在する。
すなわち、エンコードシステムにおいては、会員カードIDとともに前述した自社会員IDや他社会員IDも書き込み記憶されて各遊技場に提供されるようになっており、これら書き込み記憶される会員カードIDと(自社および他社)会員IDとが、当該会員カードが納入される遊技場を個々に識別可能な遊技場IDとに対応付けてエンコードシステム管理装置150にてカード生産情報として記憶され、これら記憶されているカード生産情報がポイント管理サーバ200に送信されるようになっている。
次に、本実施例における店舗となる各遊技場には、統合会員カードに記憶されている残存金額を該遊技場内に設置された複数の遊技機であるパチンコ機2に対して1対1に対応して設けられ、対応するパチンコ機2におけるパチンコ玉の貸し出しに使用させるための貸出処理等を実施するカードユニット3と、これらカードユニット3にデータ通信可能に接続され、該接続されている各カードユニット3の管理や、カードユニット3において会員カードやプリペイドカードから使用された使用金額や当該遊技場における会員カード並びにプリペイドカードに残存する残存金額等を管理するためのカード管理端末10と、該遊技場の会員を管理するための会員管理端末11又は他社会員管理端末12とが設置されている。
そして、これらカード管理端末10並びに会員管理端末11とは共に、中央管理装置100との間において、各遊技場において使用された会員カードに記録されている会員カードID等を含む後述する消費情報等の各種のデータの授受が可能とされている。尚、他社会員管理端末12は、機関が異なることから本実施例ではデータの授受が不能とされている。
これら会員管理端末11が設置されている各遊技場においては、カードユニット3に会員カードが挿入されてから返却されるまでの間において、当該カードユニット3にて挿入された会員カードから使用された消費金額や、対応するパチンコ機2における大当り回数、可変表示装置における可変表示のスタート回数、打込玉数等の会員遊技情報が会員管理端末11にて収集され、これら収集された消費金額や会員遊技情報並びに会員カードから読み出した会員カードIDとから成る図7(a)に示す送信データ列を含む消費情報が、消費情報送信要求の受信に応じて中央管理装置100に送信されるとともに、該消費情報が中央管理装置100からポイント管理サーバ200に中継される。
これら会員カードが挿入されてから返却されるまでの間における消費金額や、大当り回数、スタート回数、打込玉数等の会員遊技情報は、会員カードがカードユニット3に挿入、返却される際に、該挿入された会員カードから読み出されたA社会員カードIDを含む会員カード受付通知や会員カード返却通知が、該カードユニット3から会員管理端末11に送信されることに基づいて取得(特定)される。
具体的には、これら会員カード受付通知を受信した時点における対応するパチンコ機2の大当り回数、スタート回数、打込玉数等の遊技情報を、遊技場内に設置された各パチンコ機2の遊技情報を収集、管理する図示しないホールコンピュータから取得して、受信した会員カード受付通知に含まれる会員カードIDに対応付けて遊技開始時遊技情報として記憶しておくとともに、会員カード返却通知を受信した時点における対応するパチンコ機2の大当り回数、スタート回数、打込玉数等の遊技情報をホールコンピュータから取得して、これら取得した返却時における遊技情報と、受信した会員カード返却通知に含まれる会員カードIDに対応付けて記憶している遊技開始時遊技情報との差から、該会員カードが挿入されてから返却されるまでの間における会員遊技情報を特定するとともに、受信した会員カード返却通知に含まれる会員カードIDを含む消費金額出力要求をカード管理端末10に送信して、該カード管理端末10から該会員カードが挿入されてから返却されるまでの間における消費金額を取得し、これら取得した消費金額並びに特定した会員遊技情報(大当り回数、スタート回数、打込玉数等)と会員カードIDとを含む図7に示す送信データ列を消費情報として記憶しておき、該消費情報が前記消費情報送信要求の受信に応じて送信される。
一方、他社会員管理端末12が設置されている各遊技場においては、カード管理端末10が該他社会員管理端末12とのデータ通信が不能とされており、会員管理端末11のように会員遊技情報を取得することが不能であることから、図7(b)に示すように、大当り回数、可変表示装置における可変表示のスタート回数、打込玉数等の会員遊技情報を含まない、消費金額と会員カードIDとから成る送信データ列が、消費情報送信要求の受信に応じて中央管理装置100に送信されるとともに、該消費情報が中央管理装置100からポイント管理サーバ200に中継される。
次に、本実施例の中央管理装置100について簡潔に説明すると、これら中央管理装置100は、比較的処理能力の優れたサーバコンピュータにて形成されており、該中央管理装置100は、プリペイドカードや会員カードを使用する各遊技場A、B、…に設置されたカード管理端末10に接続されており、各遊技場A、B、…において使用される、これらプリペイドカードや会員カードに記憶されている(会員)カードIDに対応付けて、該プリペイドカードや会員カードに残存する遊技用残額や、使用の可・不可等のカードに関する情報とともに、各遊技場A、B、…においてプリペイドカードや会員カードから遊技に利用された金額等の営業情報等を管理する。
また、中央管理装置100は、ポイント管理サーバ200が図8に示す消費情報収集処理を実施することにより、所定時刻、具体的には、営業終了時(例えば23時)から所定時間が経過した時点(例えば、深夜1時等)において、ポイント管理サーバ200から消費情報送信要求を受信したことに応じて、各遊技場A、B、…のカード管理端末10に対して、順次、消費情報送信要求を送信して、前述した送信データ列を含む消費情報を取得し、該取得した消費情報をポイント管理サーバ200に対して中継する。
また、本実施例のカード生産工場におけるエンコードシステムについて簡潔に説明すると、エンコードシステムにおいては、カード生産工場において生産される会員カードに対して、会員カードIDや(自社または他社)会員IDを書き込み記憶するものであり、これら書き込み記憶された会員カードIDと会員IDと、納入先の遊技場の遊技場IDとが、対応付けてエンコードシステム管理装置150に生産情報として記憶、管理されるとともに、これら生産情報が中央管理装置100とポイント管理サーバ200とに対して送信される。
次に、本実施例におけるポイント管理サーバ200について以下に説明すると、ポイント管理サーバ200は、図2(a)に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス201に、該ポイント管理サーバ200が実施する消費情報の収集処理や、ポイントの統合の受付け等において本人認証に必要となる認証情報の収集処理や、収集した消費情報に基づくポイント付与処理や、グループ関係にある遊技場におけるポイントを統合する統合処理、並びに該ポイント管理サーバ200により形成されるサイトAにおける各種のサービスを提供するための各種処理を行うCPU202、処理時の一時記憶領域等として使用されるRAM203、その時点の時刻情報や日付情報等を出力するリアルタイムクロック(RTC)204、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置205、インターネット網9を介して各会員の携帯電話機5やパソコン6とのデータ通信や、遊技場責任者が操作するパソコン8やグループ管理者が操作するパソコン7とのデータ通信を実施するための第1通信インターフェイス207、当該ポイント管理サーバ200を運営するポイント運営機関が管理する中央管理装置100やエンコードシステム管理装置150並びにリモート操作端末250とのデータ通信を実施するための第2通信インターフェイス208、が接続された処理能力に優れた通常のサーバコンピュータである。
また、記憶装置205には、ポイント管理サーバ200が実施する処理内容が記述された処理プログラムや、後述する各種ファイル名のファイルデータや、各遊技場の遊技場責任者により設定されることにより送信されるメールに関連するメール関連データ等の各種のデータに加えて、図3(a)に示すように、各遊技場A、B、C…の情報が記憶される遊技場情報テーブルと、これら各遊技場A、B、C…が所属するグループのグループ名や所属遊技場等の情報が記憶される図3(b)に示すグループ情報テーブルが記憶されているとともに、これら各遊技場A、B、C…の会員に関する情報が記憶される図4に示す会員情報テーブルが記憶されている。
尚、図示しないが、該記憶装置205には、各会員のポイントの利用履歴や、抽選の当選情報等が記憶されているとともに、各遊技場A、B、C…から会員へのメール送信の許諾に関するメール送信許諾情報テーブル等も記憶されている。
具体的に、本実施例の遊技場情報テーブルには、図3(a)に示すように、各遊技場A、B、C…の遊技場IDに対応付けて、該遊技場の遊技場責任者がポイント管理サーバ200(第1サーバ)にログインする際に使用する本発明における第1認証情報を成す第1ログインIDと、暗証番号と、該遊技場責任者が遊技場情報提供サーバ300(第2サーバ)にログインする際に使用する本発明における第2認証情報を成すとともに、利用者特定情報となる第2ログインIDと、カード生産工場から各遊技場に発送された会員カードに記憶されている会員カードIDの範囲データと、遊技場名と、所在地と、月次集計ファイル名と、日次集計ファイル名と、ポイント利用状況ファイル名とが記憶されており、これら「対応会員カードID」の項目に格納されている会員カードIDの範囲データは、エンコードシステム管理装置150から送信される生産情報に基づいて更新されることで、会員カードIDによって該会員カードIDが記憶されている会員カードが使用されている遊技場を特定できるようになっている。
また、本実施例のグループ情報テーブルには、図3(b)に示すように、各グループのグループ名に対応付けて、該グループ管理者がポイント管理サーバ200(第1サーバ)にログインする際に使用する本発明における第1グループ認証情報を成す第1ログインIDと、暗証番号と、該グループ管理者が遊技場情報提供サーバ300(第2サーバ)にログインする際に使用する本発明における第2グループ認証情報を成すとともに、グループ特定情報となる第2ログインIDと、当該グループに所属する遊技場の遊技場IDが格納される所属店舗と、後述するポイント付与条件設定画面において当該グループに対して設定されたポイント付与条件が記憶された付与条件の定義ファイル名、ポイントの付与により当該グループに請求する請求額等の情報が記憶された請求ファイル名、月次集計ファイル名、日次集計ファイル名、並びにポイント利用状況ファイル名とが、対応付けて記憶されている。
また、本実施例の会員情報テーブルには、図4に示すように、各会員の電子メールアドレスに対応付けて、該会員が会員となっている遊技場の遊技場IDと、該会員が所有する会員カードに記憶されている会員カードIDと、ポイント合算されたグループ内の他の遊技場の会員カードIDである統合会員カードID(1)、統合会員カードID(2)…と、当該会員カードの会員登録時に申し込んだ初期暗証番号と、ポイント管理サーバ200により提供されるサイトAへのログイン時に使用する暗証番号と、生年月日、性別、氏名、郵便番号、住所、電話番号から成る会員属性情報と、各遊技場において各会員が所有しているポイントと、合算要求により合算された各遊技場において所有しているポイントの合計である合算ポイントと、が記憶されている。
この本実施例の会員情報テーブルには、「○○太郎」会員のように、既にポイントが合算された会員の情報とともに、電子メールアドレス「yu5.drs@yyy.…」の会員のように、会員となっている遊技場Aと遊技場Bについて、サイトAへの登録を実施してポイントが既に付与されているが、図4(a)に示すように、これら遊技場Aと遊技場Bのポイントが未統合である会員の情報も記憶されており、これら「yu5.drs@yyy.…」の会員が、サイトAにアクセスして、遊技場Aと遊技場Bのポイントの合算要求を実施した場合には、後述する図12に示すカード統合処理が実施されることにより、図4(b)に示すように、「yu5.drs@yyy.…」の会員の遊技場Aと遊技場Bの所有ポイントが合算されて合算ポイントに格納される。
ここで、本実施例のポイント管理サーバ200における各種の設定を実施する流れについて、図5、図6を用いて説明すると、本実施例においては、これらポイント管理サーバ200における各種の設定は、営業管理センター(本社)に設置されているリモート操作端末250において実施できるようになっている。尚、これらの設定は、図34に示すように、遊技場責任者やグループ管理者がログインするためのログインページにおいて、システム管理者用IDが入力されることにより配信される、システム管理者用トップページにおいても、リモート設定できるようになっている。
具体的に、これらリモート操作端末250において実施できる設定内容としては、新規遊技場や新規グループの登録や抹消設定等に加えて、図5(a)に示すポイント付与条件設定画面におけるポイント付与条件や、図5(b)に示すポイント利用条件設定画面におけるポイント利用条件や、図6に示すグループ店舗設定画面におけるグループ店舗設定等が可能とされているとともに、問い合わせに関する応答、ポイントの付与や利用状況の確認等も実施できる。
まず、ポイント付与条件設定について説明すると、図5(a)に示すポイント付与条件設定画面においては、図6に示すグループ店舗設定画面においてグループ設定された各グループ毎に、個別にポイント付与の付与対象とする対象情報の種別と、該付与対象種別の対象情報に対して付与するポイント数のレートと、当該グループに属する各遊技場のポイントの合算の可否を設定できるようになっている。
この本実施例のポイント付与条件設定画面には、図5(a)に示すように、設定対象とするグループ名を選択する「グループ名称」の選択部51と、ポイント付与の対象とする対象情報の種別を選択する「付与対象情報種別」の選択部52と、「付与対象情報種別」の項目にて選択した付与対象種別の対象情報に対して付与するポイント数のレートを選択する「付与レート」の選択部53と、「対象機関」の項目にて選択した他運営機関の異なる遊技場におけるポイントの統合を許諾するか否かを選択する「ポイント統合」の選択部54と、各選択部にて選択した内容を設定する際に選択操作する「設定」の選択入力部55とが設けられている。
具体的に「グループ名称」の選択部51においては、グループ店舗設定画面においてグループ設定された各グループのグループ名称が選択可能とされているとともに、「付与対象情報種別」の選択部52においては、前述した送信データ列に含まれる対象情報である、「使用金額」、「消費金額」、「大当り回数」、「スタート回数」、「打込回数」等の各種の対象情報が選択可能とされ、「付与レート」の選択部53においては、例えば、「付与対象情報種別」の選択部52において「使用金額」を選択した場合であれば、「1ポイント/100円」、「大当り回数」を選択した場合であれば、「1ポイント/1回」や「2ポイント/1回」のように、選択した付与対象情報の種別に応じた選択メニューが選択可能とされ、「ポイント統合」の選択部54においては、「許諾」と「不可」が選択可能とされている。
次に、ポイント利用条件設定について説明すると、図5(b)に示すポイント利用条件設定画面においては、ポイントの使用対象を、抽選および/または商品交換とするか、並びに、抽選または商品交換において必要となるポイント数を設定できるようになっている。
この本実施例のポイント利用条件設定画面には、図5(b)に示すように、抽選に関する設定を行う抽選設定部61と、商品交換に関する設定を行う商品交換設定部62とが設けられており、これら抽選設定部61と商品交換設定部62には、各々にチェックボックスが対応して設けられていて、該チェックボックスを選択することで、ポイントの利用対象を抽選と商品交換のいずれかとするか、又は、抽選と商品交換の双方とするかを設定できるようになっている。
そして、抽選設定部61には、抽選への申し込み単位とする「口数」を何ポイントとするかを設定するための1口レート設定部63が設けられているとともに、抽選A〜抽選Hまでの項目が、口数選択部に対応して設けられており、その時点において利用できる抽選(アクティブ表示されている抽選A〜F)について、参加に必要とする口数を個々に選択して設定できるようになっている。
また、商品交換設定部62には、交換商品として登録されている商品A〜商品Eまでの各項目毎に、交換に必要とするポイント数を選択設定するためのポイント数設定部が設けられており、その時点にてポイントと交換できる各商品の交換に必要とするポイント数を設定できるようになっている。
また、グループ店舗設定について説明すると、本実施例のポイント管理サーバ200においては、ポイント付与条件設定画面においてポイント統合を「許諾」に設定しても、グループ店舗(チェーン店)に限りポイント合算が許可されるようになっているので、グループ店舗(チェーン店)を設定しておく。
この本実施例のグループ店舗設定画面には、グループ名称を入力するグループ名称入力部70と、該グループ名称のグループに属する各遊技場を選択するグループ店舗1〜5の店舗選択部71〜75と、選択した内容を設定する際に選択操作する「設定」の選択入力部76とが設けられている。
具体的にグループ名称入力部70においては、設定するグループの名称を入力するとともに、例えば、遊技場A、B、Cをグループ店舗(チェーン店)の遊技場として設定する場合には、図6に示すように、これら遊技場A、B、Cを店舗選択部71、72、73において選択した後、「設定」の選択入力部76を選択入力すれば良く、該「設定」の選択入力部76の選択入力に応じて、図3(b)のグループ情報テーブルのグループ名の項目に、グループ名称入力部70に入力されたグループ名称を格納し、該グループ名に対応する所属店舗の項目に、遊技場A、B、Cの遊技場IDを登録するとともに、対応するポイント付与条件と請求データの項目に、該当する各ファイルのファイル名を登録する。
ここで、本実施例のポイント管理サーバ200において、実施される各処理の内、エンコードシステム管理装置150からの生産情報を受信する生産情報受信処理について、図10に基づき説明すると、まず、エンコードシステム管理装置150は、前述のように、会員カードが納入される遊技場を個々に識別可能な遊技場IDと、各会員カードに記憶された会員カードID並びに会員IDが対応付けられている生産情報をポイント管理サーバ200に送信する場合には、該送信に先立って、生産情報送信要求をポイント管理サーバ200に送信する。
この生産情報送信要求の受信は、図10の生産情報受信処理におけるSc1のステップにおいて検知されてSc2のステップに進み、生産情報受信処理を実施する。具体的に該生産情報受信処理においては、生産情報送信要求の送信元のエンコードシステム管理装置150に対して、送信許諾通知を送信して生産情報の送信を開始させて、生産情報の受信を開始し、受信した生産情報を一時記憶する。
そして、これら生産情報の受信が終了するとSc3のステップに進み、受信して一時記憶した生産情報に含まれる遊技場IDに対応する会員カードIDの範囲データを、図3(a)に示す遊技場情報テーブルにおいて、該遊技場IDに対応する対応会員カードIDに追加記憶して該生産情報受信処理を終了することで、遊技場情報テーブルの対応会員カードIDには、各遊技場A、B、C…に対して配送された会員カードの会員カードIDの範囲データが蓄積記憶されることで、任意の会員カードIDが記憶された会員カードが、どの遊技場において使用されている会員カードであるかを、ポイント管理サーバ200において特定できるようになっている。
次に、本実施例のポイント管理サーバ200において実施される各処理の内、各遊技場A、B、C…の会員が、ポイント管理サーバ200により提供されるサイトAにアクセスして入会登録を実施する際に、該会員が各遊技場において既に会員登録している会員であるかを認証するための認証データを収集する認証データ収集処理について図9に基づき説明すると、まず、ポイント管理サーバ200は、認証データを収集する所定時刻、例えば、営業終了時(例えば23時)から所定時間が経過した時点(例えば、23時30分)になったか否かを判定し(Sn1)、所定時間となっていれば、認証データの取得対象の装置または端末、具体的には、中央管理装置100を特定し、特定した中央管理装置100に対して認証データ送信要求を送信する。
この認証データ送信要求の受信に応じて中央管理装置100は、後述の消費情報送信要求を送信する場合と同様に、各遊技場A、B、C…の各カード管理端末10に対して、順次、認証データ送信要求を送信する。
この認証データ送信要求の受信に応じて、例えば、遊技場Aのカード管理端末10は、接続されている会員管理端末11に該認証データ送信要求を中継する。これにより会員管理端末11は、新規に会員カードの発行を受けた新規会員の会員カードIDと会員登録時に申し込まれた初期暗証番号と当該遊技場の遊技場IDが対応付けられている認証データを生成して、カード管理端末10を介して中央管理装置100に送信する。そして、このようにして中央管理装置100に送信された該認証データは、中央管理装置100からポイント管理サーバ200に中継される。
また、認証データ送信要求の受信に応じて遊技場Bのカード管理端末10は、該遊技場Bにおいて新たに使用された会員カードの会員カードIDと他社会員IDの下4桁(生産情報から特定される)と当該遊技場の遊技場IDが対応付けられている認証データを生成して中央管理装置100に送信する。そして、このようにして中央管理装置100に送信された該認証データは、中央管理装置100からポイント管理サーバ200に中継される。
これら中継による認証データの受信は、Sn4のステップにおいて検知されてSn5のステップに進み、これら新たな会員カードIDに対応する遊技場IDを、該新たな会員カードIDが該当する遊技場情報テーブルにおける対応会員カードIDの範囲に基づいて特定し、これら特定した遊技場IDと会員カードIDと初期暗証番号とを会員情報テーブルに追加記憶した後、Sn6のステップに進んで、全ての取得対象からの認証データを取得済みであるかを判定し、取得済みである場合には該認証データ収集処理を終了する一方、取得済みでない場合には、Sn2のステップに戻る。
次に、各遊技場において会員登録した会員が、ポイント管理サーバ200においてポイントの付与を受けるためには、前述したようにポイント管理サーバ200にて提供されるサイトAにアクセスして、入会登録を実施する必要があるが、ここで、これらポイント付与を受けるための入会登録に関して説明する。
尚、本実施例のポイント管理サーバ200には、ポイント運営機関のサイトAのURL(Uniform Resource Locator)に対応する各種のページが配信可能に記憶されているとともに、これら各ページにリンクされたリンクページも配信可能に記憶されており、これらサイトAのURLは、各遊技場において会員に告知されるとともに、これらURLへのリンクを含むメールが返信されてくる空メールを送信するためのメールアドレスが告知される。
具体的に、例えば、遊技場Aにおいて会員登録した会員が、ポイント管理サーバ200に入会登録する流れとしては、遊技場Aにおいて告知されているメールアドレスに空メールを送信することにより返信される返信メールにおいてリンクされているサイトAのURLを選択して、該サイトAのトップページに該携帯電話機5からアクセスして、該携帯電話機5に図15(a)のトップページを表示させる。
このサイトAのトップページには、図15(a)に示すように、「■お知らせ」や、「■このサイトについて」や、「■ホールについて」や、「■会員の方」の各メニュー項目が設けられており、これらメニュー項目、例えば、「■お知らせ」を選択した場合には、該「お知らせ」の詳細な内容を含む図15(b)に示す新着情報ページが配信されて表示されるようになっている。
また、トップページにおける「■このサイトについて」を選択した場合には、「キャンペーンについて」、「利用規約」、「個人情報の保護について」、「よくあるQ&A」、「お問い合わせ」のサブメニューを含むサブメニューページが表示され、これら各サブメニューを選択することで、該サブメニューに該当するページが配信される。
また、トップページにおける「■ホールについて」の唯一のサブメニューである「ホール検索」を選択した場合には、遊技場を検索するための検索ページが配信され、該検索ページにおいて受付けた検索条件に合致した遊技場を検索できるようになっている。
また、トップページにおける「■会員の方」の唯一のサブメニューである「暗証番号を忘れた方」を選択した場合には、電子メールアドレスと会員カードIDの受付けページが配信されて電子メールアドレスと会員カードIDを受付け、該受付けた電子メールアドレス並びに会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されている暗証番号が、該受付けた電子メールアドレスに対して送信される。
また、本実施例のトップページには、「会員の方はこちら」のメニューと、「新規入会の方はこちら」のメニューが設けられており、該「新規入会の方はこちら」メニューを選択することで、図16(a)に示す新規入会ページが配信されて表示される。尚、「会員の方はこちら」のメニューを選択した場合には、図17(a)に示すログインページが配信される。
この新規入会ページには、該会員が遊技場Aにて発行を受けた会員カードに表記されている会員カードIDを入力するためのカード番号入力部と、会員登録時に申し込んだ初期暗証番号を入力するための初期暗証番号入力部とが設けられており、これらカード番号入力部に会員カードIDを入力し、初期暗証番号入力部に初期暗証番号を入力した後、「利用規約に同意して入会」の選択入力部を選択入力する。
尚、新規入会ページや他のページにおいて下線がある表示項目には、全てリンクが設定されており、「利用規約」の表示項目を選択することで詳細な利用規約を含む利用規約ページが配信されて表示される一方、「個人情報の保護について」の表示項目を選択することで個人情報保護ポリシーページが配信されて表示される。
新規入会ページにおいて「利用規約に同意して入会」の選択入力部を選択入力すると、ポイント管理サーバ200は、新規入会ページにおけるカード番号入力部に入力された会員カードIDが、会員情報テーブル(図4)に存在するかを確認するとともに、存在する場合には、該会員情報テーブルにおいて当該会員カードIDに対応付けて記憶されている初期暗証番号と、新規入会ページにおける初期暗証番号入力部に入力された初期暗証番号とが一致するか否かを判定する認証処理を実施し、一致する場合においては図16(b)に示す会員情報の入力ページを配信することで、会員の携帯電話機5に該会員情報の入力ページが表示される。尚、カード番号入力部に入力された会員カードIDが会員情報テーブルに存在しない場合、若しくは初期暗証番号が一致しない場合には、会員情報の入力ページに代えて、図示しないエラーページが配信されて、新規入会が不可とされる。
この、本実施例の会員情報の入力ページには、次回以降において該サイトにログインする際に必要となる4桁の暗証番号を入力する暗証番号入力部と、該暗証番号を再入力させる再入力部と、生年月日を入力する生年月日入力部と、性別を入力する性別入力部と、電子メールアドレスを入力する電子メールアドレス入力部と、当該会員となっている遊技場とそのチェーン店の遊技場からのメール受信の可否を選択するメール受信選択部とが設けられており、これら各部に該当する事項を入力する。尚、電子メールアドレス入力部には、空メールに対する返信メールのURLにてアクセスした場合には、自動的に返信メールの宛先アドレスである自己の電子メールアドレスが自動的に入力されるようになっている。
これら各入力部の入力が全て完了した後、「次へ」の選択入力部を選択入力すると、図16(c)に示すように、新規入会ページの各入力部に入力した内容を含む確認ページが配信されて表示される。この、確認ページの内容に間違いがある場合には「戻って修正」の選択入力部を選択入力して、再度、新規入会ページに戻り、間違いの内容を訂正した後、再度「次へ」の選択入力部を選択入力して確認ページに移行する一方、確認ページの内容に間違いがない場合には、「登録」の選択入力部を選択入力する。
この「登録」の選択入力部の選択入力に基づきポイント管理サーバ200は、前述の新規入会ページにおけるカード番号入力部に入力された会員カードIDに対応する会員情報テーブルの電子メールアドレス、暗証番号、生年月日、性別の各項目に、会員情報の入力ページの各入力部にて受付けた電子メールアドレス、暗証番号、生年月日、性別を格納して、会員情報テーブルを更新するとともに、対応する所有ポイントの項目に初期値となる「0」を格納することで、当該会員への所有ポイントの付与を可能化するとともに、図16(d)に示すように、入会が完了した旨の完了メッセージを含む入会完了ページを配信する。
尚、この入会完了ページには、図16(d)に示すように、当該会員が会員登録した遊技場Aとチェーン店関係にあることで、ポイントの統合(合算)が可能な他の遊技場の名称が表示されるとともに、後述するポイント合算案内ページ(図19(a))へのリンクがなされた「ポイントを合算する」の表示が設けられており、当該遊技場とチェーン店関係にある遊技場をそれ以前に登録している場合には、これら新規に登録した遊技場におけるポイントと、それ以前に登録しているチェーン店関係にある遊技場のポイントとを、後述するように、該「ポイントを合算する」の表示を選択して、合算できるようになっている。
次に、本実施例のポイント管理サーバ200において、ポイントが付与される流れについて、以下に説明する。尚、本実施例では、予め○×△グループに対して使用金額の所定額(例えば1000円)に1ポイントが付与されるように、ポイント利用条件設定画面にて設定されているものとする。
まず、本実施例のポイント管理サーバ200は、ポイント付与を実施するために必要となる消費情報を、図8の消費情報収集処理を実施することによって、各遊技場の会員に関する消費情報を取得する。
具体的にポイント管理サーバ200は、消費情報を収集する所定時刻、例えば、営業終了時(例えば23時)から所定時間が経過した時点(例えば、深夜1時)になったか否かを判定し(S1)、該所定時刻となっていれば、消費情報の取得対象の中央管理装置100に対して消費情報送信要求を送信する。
この消費情報送信要求の受信に応じて中央管理装置100は、各遊技場A、B、C…の各カード管理端末10に対して、順次、消費情報送信要求を送信することで、カード管理端末10から会員管理端末11に中継され、会員遊技情報を有する前述の送信データ列を含む消費情報を、該カード管理端末10を介して会員管理端末11から取得し、該取得した消費情報をポイント管理サーバ200に対して送信する。
該送信による消費情報の受信は、S4のステップにおいて検知されてS5のステップに進み、これら受信した消費情報を記憶した後、S6のステップに進んで、全ての遊技場の消費情報を取得済みであるかを確認し、取得済みである場合には該消費情報収集処理を終了する一方、取得済みでない場合には、再度、S2のステップに戻って消費情報送信要求を送信する。
このようにして、中央管理装置100を介して各遊技場から収集して記憶した消費情報に基づいてポイント管理サーバ200は、各会員へのポイントの付与を実施する図11に示すポイント付与処理を実施する。
このポイント付与処理においてポイント管理サーバ200は、図11に示すように、まず、記憶している消費情報(送信データ列)を読み出し(Sp1)、該読み出した消費情報に含まれる会員カードIDから、該会員カードIDの会員が会員となっている遊技場の遊技場IDを特定する。
さらに、該特定した遊技場が該当するグループに対して設定されている付与対象条件を特定する。具体的には、特定した遊技場IDに対応してグループ情報テーブルのポイント付与条件の項目に格納されているファイル名の付与条件定義ファイルに記述されている定義内容からポイント付与の付与条件を特定する。
具体的に、例えば、特定した遊技場が該当するグループが○×△グループである場合には、該○×△グループの付与条件定義ファイルであるG−No1付与条件定義ファイルに記述されている定義内容から、使用金額100円毎に1ポイントを付与する条件を特定する。
そして、該特定した付与条件定義ファイルに基づく付与条件と送信データ列中の付与対象となるデータとから付与するポイント数を特定する。
つまり、例えば、遊技場Aの会員カードIDを含む送信データ列の場合には、付与条件として所定金額、例えば100円の消費金額に対して1ポイントを付与することが特定されることにより、送信データ列に含まれる消費金額が、例えば5000円であれば、付与するポイント数として50ポイントが特定される。また、例えば、遊技場Kの会員カードIDを含む送信データ列の場合には、付与条件として大当り回数1回に対して1ポイントを付与することが対応する付与条件定義ファイルから特定されることにより、例えば、送信データ列に含まれる大当り回数が3回であれば、付与するポイント数として3ポイントが特定される。また、所属する店舗が1店舗しかないグループである遊技場Eの会員カードIDを含む送信データ列の場合には、例えば、付与条件としてスタート回数50回に対して1ポイントを付与することが、対応する付与条件定義ファイルから特定されることにより、例えば、送信データ列に含まれるスタート回数が220回であれば、付与するポイント数が4ポイントであると特定される。
そして、ポイント管理サーバ200は、これら付与するポイント数を特定した後、Sp4のステップに進んで、特定したポイント数を、該送信データ列に含まれる会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されている所有ポイント並びに対応する合算ポイントが存在する場合には該合算ポイントに加算更新する。尚、該加算更新に際し、会員情報テーブルに該送信データ列に含まれる会員カードIDに対応して電子メールアドレスが登録されていない場合、若しくは、該電子メールアドレスに替えて、既に退会したことを示すデータが記憶されている場合には、該会員は、サイトにおける入会登録を未だ実施していない会員、若しくは、既に退会済みの会員であるのでポイントの加算を実施せず、電子メールアドレスが登録されている場合においてのみ、ポイントの加算を実施する。
そして、Sp5のステップに進んで、該ポイント付与を実施した送信データ列を、記憶している消費情報から消去した後、該消費情報に未消去の読み出し可能な送信データ列が存在するか否かを判定し、読み出し可能な送信データ列が存在する場合には、Sp1に戻ってSp1〜Sp6の処理を再度実施する一方、読み出し可能な送信データ列が存在しない場合には、該ポイント付与処理を終了することで、各遊技場A、B、C…から取得した消費情報に基づき、各会員に対してポイントの付与が実施される。
次に、本実施例のポイント管理サーバ200においては、各遊技場の会員が、すでにサイトAにおいて入会登録した複数の遊技場の各ポイント、若しくは、既に入会登録している遊技場と新たに入会登録する遊技場の各ポイントを合算できるようになっており、これらポイントを合算する流れについて、以下に説明する。
尚、以下の説明においては、遊技場Aと遊技場Bとに会員登録している会員が、遊技場Aの会員カードの使用によるポイントと、遊技場Bの会員カードの使用によるポイントとを合算する場合について説明するものとし、既に、遊技場Aの会員カードと、遊技場Bの会員カードの双方の発行を受けている会員が、サイトAにアクセスして、既にポイントの付与を受けるための入会登録を双方のカードについて実施しているものとする。
まず、これらポイントの合算を実施する場合に会員は、自身の携帯電話機5にてサイトAにアクセスして、図17(a)に示すログインページを表示させる。尚、これらサイトAには、遊技場A内や遊技場B内に設置された図示しない会員専用端末からもアクセスすることができる。
このログインページは、図15(a)のトップページにおける「会員の方はこちら」の表示項目にリンクされたページであり、該ログインページには、図17(a)に示すように、会員カードIDを入力するためのカード番号入力部と、サイトAへの入会登録時に登録した暗証番号を入力するための暗証番号入力部と、「ログイン」の選択入力部と、「サイトトップへ」の選択入力部とが設けられており、「サイトトップへ」の選択入力部を選択した場合には、前述の図15(a)のトップページに移行するようになっている。
このログインページにおいて、当該会員が会員となっている、例えば遊技場Aの会員カードIDをカード番号入力部に入力するとともに、暗証番号入力部に、該サイトAへの入会登録時に登録した暗証番号を入力した後、「ログイン」の選択入力部を選択入力する。
この「ログイン」の選択入力部の選択入力に応じて携帯電話機5からは、該ログインページにて入力された会員カードIDと暗証番号とを含むログイン要求が送信され、ポイント管理サーバ200は、該送信されたログイン要求を受信するログイン要求受信処理を実施する。
そしてポイント管理サーバ200は、ログインページにおいて受付けた会員カードIDが、会員情報テーブルに存在するか否かを確認するとともに、存在する場合には、該会員カードIDに対応付けて暗証番号の項目に格納されている暗証番号と、ログインページにおいて受付けた暗証番号とが一致するか否かを確認する。
そして、これら暗証番号が一致したことに基づいてポイント管理サーバ200は、図17(b)に示すように、当該会員の会員カードIDと、会員カードIDに対応付けて会員情報テーブルの所有ポイントの項目に格納されているポイント数である現在のポイントや、該ポイントの有効期限の情報とともに、既にポイントを使用して応募した抽選の当選情報や、発送に関する情報や、「■お知らせ」や、「■キャンペーン」や、「■会員情報」や、「■このサイトについて」や、「■ホールについて」の各項目と、「ログアウト」の選択入力部とを有する各会員に専用とされた会員専用ページ(マイページ)を配信する。
尚、本実施例の会員専用ページにおける「おめでとうございます!!」や「至急ご確認下さい」の項目には、図17(b)に示すように、「お届け先情報の登録」の選択入力部が設けられており、例えば、抽選の当選情報となる「おめでとうございます!!」の項目における「お届け先情報の登録」の選択入力部を選択することにより、図22(a)に示すお届け先情報の登録ページが配信されることで、該会員から、氏名、郵便番号、住所、電話番号等の個人情報を受付けが実施される。
本実施例のように、入会登録後において「お届け先情報の登録」として、別途、個人情報を受付けるようにする理由としては、これら個人情報を入力することに嫌悪感や煩雑感を抱く会員が多く存在することを考慮し、前述したように、入会時においては最低限の情報として、電子メールアドレスと、生年月日と、性別のみを受付け、抽選への当選や商品交換への申し込み等があって、賞品や賞品を会員に発送する必要が生じた場合において、該会員から個人情報を受付けるようにしており、該届け先情報の登録ページには、名前(姓)、名前(名)、郵便番号、住所、電話番号の各入力部と、「入力」の選択入力部と、当該届け先情報の登録ページに対応するキャンペーンページへ移行するための「キャンペーントップへ」の選択入力部と、当該会員の会員専用ページ(マイページ)に移行するための「トップへ」の選択入力部とが設けられている。
該届け先情報の登録ページの配信を受けて会員は、該届け先情報の登録ページの各入力部に、名前(姓)、名前(名)、郵便番号、住所、電話番号を入力した後、「入力」の選択入力部を選択入力する。
該「入力」の選択入力部を選択入力に応じてポイント管理サーバ200は、図22(a)の届け先情報の登録ページの各入力部において受付けた名前(姓)、名前(名)、郵便番号、住所、電話番号を含むとともに、「OK」の選択入力部と、「修正」の選択入力部と、当該届け先情報の登録ページに対応するキャンペーンページへ移行するための「キャンペーントップへ」の選択入力部と、当該会員専用ページ(マイページ)に移行するための「トップへ」の選択入力部とを有する図22(b)に示す確認ページを配信して、受付け内容の確認を実施する。
そして該配信された確認ページに含まれる自身の個人情報(入力内容)に間違いがある場合において会員は、「修正」の選択入力部を選択入力して、再度届け先情報の登録ページに戻り、間違いの部分を訂正した後、該届け先情報の登録ページにおける「入力」の選択入力を実施して、再度、確認ページに戻って、訂正後の内容を確認する一方、確認ページに含まれる内容に間違いがない場合において会員は、「OK」の選択入力部を選択入力する。
この「OK」の選択入力部を選択入力に応じてポイント管理サーバ200は、前記届け先情報の登録ページにて入力された名前(姓)、名前(名)、郵便番号、住所、電話番号を、会員情報テーブルにおける当該会員の会員カードIDに対応する氏名、住所、郵便番号、電話番号の各項目に格納するとともに、該当する発送賞品の発送先情報として、該氏名、住所、郵便番号、電話番号を設定する。
また、本実施例の会員の専用ページにおける「■お知らせ」を選択した場合には、前述した図15(b)に示す新着情報ページが配信されて表示されるようになっており、「■キャンペーン」を選択した場合には、その時点において実施中の交換・抽選キャンペーンに関する情報を含む図示しない交換・抽選キャンペーンページが配信されて表示され、「■このサイトについて」を選択した場合には、「利用規約」、「個人情報の保護について」、「よくあるQ&A」、「お問い合わせ」のサブメニューを有する図示しないサブメニューページが表示され、これら各サブメニューを選択することで、該サブメニューに該当する各ページが配信され、「■ホールについて」のサブメニューである「入会ホール」を選択した場合には、当該会員が会員となっている遊技場の図示しない一覧ページが配信され、自身が会員となっている遊技場を該会員が確認できるとともに、サブメニューである「ホール検索」を選択した場合には、遊技場を検索するための図示しない検索ページが配信され、該検索ページにおいて入力した検索条件に合致した遊技場を検索できるようになっている。
また、本実施例の会員の専用ページにおける「■会員情報」には、「会員情報の参照・変更」、「ポイント利用履歴」、「ポイントの合算」、「カードの引継ぎ」、「退会」のサブメニューが設けられている。
この「■会員情報」におけるサブメニューの内、「会員情報の参照・変更」を選択した場合には、図18(a)に示す会員情報確認ページがポイント管理サーバ200から配信されて会員の携帯電話機5に表示される。
この本実施例の会員情報確認ページには、ログイン時において受付けた会員カードIDに対応付けて、会員情報テーブルに記憶されている当該会員の情報、具体的には、暗証番号、生年月日、性別、電子メールアドレスの情報とともに、図示しないメール送信許諾情報テーブルにおいて当該会員がメールの受信を許諾している遊技場の遊技場名の情報が含まれており、該ページの末尾部には、当該ページに含まれる内容を変更する際に入力する「変更」の選択入力部と、図17(b)のマイページに移行するための「トップへ」の選択入力部とが設けられている。
この会員情報確認ページにおいて会員が、例えば、暗証番号を変更したい場合には、「変更」の選択入力部を選択入力して、図18(b)に示す会員情報の変更ページを表示させて、該会員情報の変更ページに設けられている、暗証番号入力部と、確認用の暗証番号入力部の双方に、変更する新たな暗証番号を入力した後、「OK」の選択入力部を選択入力することで、暗証番号入力部と、確認用の暗証番号入力部に入力された新たな暗証番号が同一であることを条件に、該新たな暗証番号が、会員情報テーブルにおいて当該会員の会員カードIDに対応する暗証番号に更新記憶された後、図示しない変更完了ページが配信されて、暗証番号の変更が問題なく実施されたことが会員に通知される。
尚、本実施例の会員情報の変更ページには、図18(b)に示すように、暗証番号の変更のみではなく、性別、生年月日、メールアドレスの各入力部が設けられており、これらの各情報を変更できる。また、図18(b)においては、会員の氏名や郵便番号、住所、電話番号等の個人情報が、前述した届け先情報の受付けがなされていないことにより未登録の場合における会員情報の変更ページを例示したが、これら氏名や郵便番号、住所、電話番号が会員情報テーブルに記憶されている会員である場合には、これら氏名や郵便番号、住所、電話番号を変更入力する各入力部を有する会員情報の変更ページが配信されることで、これら氏名や郵便番号、住所、電話番号も変更できる。
また、「■会員情報」におけるサブメニューの内、「ポイント利用履歴」を選択した場合には、記憶装置205に記憶されているポイント利用履歴において、該会員の会員カードIDに対応する利用履歴(抽選への応募に使用する口数へのポイントの交換を含む)が抽出され、該抽出された利用履歴を含む図21(a)に示すポイント利用履歴ページが配信されることで、該ポイント利用履歴に記憶されている所定期間(本実施例では6ヶ月)内においてポイントを利用した内容(交換に使用したポイントや、交換商品や、交換した日付)等を確認できるようになっている。
この「■会員情報」におけるサブメニューの内、「カードの引継ぎ」のサブメニュー項目は、例えば、会員が会員カードを破損して新たな会員カードの発行を受けた場合に、該破損した会員カードの所有ポイントや会員情報を新たに発行を受けた会員カードに引き継ぎさせる際に選択する項目であり、該「カードの引継ぎ」を選択した場合には、カード引き継ぎの説明文や注意事項等を含むとともに、新たに発行を受けた会員カードの会員カードIDと初期暗証番号の各入力部を有する図示しないカード引き継ぎページが配信される。
このカード引き継ぎページにおいて、会員カードIDと初期暗証番号を各入力部に入力した後、該カード引き継ぎページの末尾部に設けられている「引き継ぎ」の選択入力部を選択入力することにより、これら入力された会員カードIDが会員情報テーブルに記憶されているか否かとともに、該会員カードIDに対応する初期暗証番号の項目に格納されている初期暗証番号と、カード引き継ぎページにおいて入力された初期暗証番号が一致した場合において、ログイン時に受付けた会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されている電子メールアドレス、生年月日、性別、ポイント数等の各種の情報を、カード引き継ぎページにおいて入力された新たな会員カードの会員カードIDに対応する各項目に格納するカード引き継ぎ処理を実施する。
尚、このカード引き継ぎ処理の際、引き継ぎ前の会員カードIDに対応して会員情報テーブルに合算ポイントが記憶されている、つまり、引き継ぎ前の会員カードが、後述する図12に示すカード統合処理により、統合処理済みである場合には、これら新たな会員カードのデータと、引き継ぎ前の会員カードが統合されていた他のグループ店舗の会員カードとを統合(ポイント合算)することで、統合済みの会員カードを引き継ぐ場合においても、新たに統合(ポイント合算)を実施することなく、これらカード統合(ポイント合算)も自動的に引き継がれる。
また、「■会員情報」におけるサブメニューの内、「退会」を選択した場合には、図示しない暗証番号の入力部を有する図示しない本人確認ページが配信されて暗証番号が再度受付けられ、当該会員の暗証番号と一致することを条件に、会員情報テーブルにおける当該会員の会員カードIDと初期暗証番号以外の電子メールアドレスや、生年月日、性別等の情報を削除するとともに、該電子メールアドレスに代えて退会を示す所定データを記憶する退会処理が実施された後、図18(c)に示す退会完了ページが配信されて、退会処理が完了したことが該会員に通知される。尚、これら一度退会した会員の電子メールアドレスの項目には、退会を示す所定データが格納されていることにより、再度、入会しようとした場合には、これら退会を示す所定データが格納されていることに基づいて入会が不可とされるので、前述したように、一度退会した場合には、再度、入会登録することができない。
また、「■会員情報」におけるサブメニューの内、「ポイントの合算」を選択した場合には、図12に示すカード統合処理が実行され、まず、ポイント合算案内ページ送信処理(Sk1)が実施される。
このポイント合算案内ページ送信処理における具体的な処理内容は、図13に示すように、まず、該ログイン中の会員からログイン時に、図17(a)に示すログインページにて入力されることで、携帯電話機5から受信した会員カードID、すなわち、当該会員からログインページにて受付けた会員カードIDに該当する遊技場の遊技場IDを特定し(Sy1)、該特定した遊技場ID以外の遊技場IDの登録が、グループ情報テーブルの所属店舗の項目に存在するか否か、すなわち、複数店舗から成るグループに所属している遊技場(グループ店)であるか否かを判定する(Sy2)。
そして、該判定において当該遊技場以外の遊技場が存在しない遊技場、つまり単一店舗から成るグループに所属している遊技場(グループ店でない遊技場)である場合には、図19(b)に示すように、合算可能な遊技場が存在しない旨のエラーメッセージを含む合算エラーページを配信する(Sy8)。
一方、Sy2のステップの判定において当該遊技場以外の遊技場が存在する遊技場、つまり、複数店舗から成るグループに所属している遊技場(グループ店)である場合には、当該遊技場が所属するグループに対して統合許諾設定がなされているか否かを、該グループ名に対応付けてグループ情報テーブルのポイント付与条件の項目に格納されているポイント付与条件ファイル名のポイント付与条件ファイルの記述内容から判定する。
該Sy3のステップの判定において、当該グループに統合許諾設定がなされていない場合には、Sy8のステップに進み、合算が許諾されていない旨のエラーメッセージを含む合算エラーページを配信して処理を終了する一方、当該グループに統合許諾設定がなされている場合には、Sy4のステップに進み、Sy1のステップにて特定した遊技場IDとともに、グループ情報テーブルの所属店舗の項目に格納されている他の遊技場IDと、遊技場情報テーブルの登録データから、統合可能な他の遊技場(グループ店舗)の遊技場名を全て特定する。
次に、Sy5のステップに進んで、会員情報テーブルにおいて、ログイン時に受付けた会員カードIDに対応付けて統合会員カードIDの項目に格納されている会員カードIDに基づいて、統合済みの遊技場の全遊技場名を特定する。具体的には、これら統合会員カードIDの項目に格納されている会員カードIDに対応する遊技場の遊技場名を、該会員カードIDが該当する対応会員カードIDの範囲に対応する遊技場名を遊技場情報テーブルにて特定する。
そして、Sy4で特定した統合可能な他の遊技場(グループ店舗)の遊技場名と、Sy5で特定した統合済みの遊技場名とを含む、図19(a)に示すポイント合算案内ページを生成し(Sy6)、該生成したポイント合算案内ページを配信する。
この本実施例のポイント合算案内ページには、図19(a)に示すように、存在する場合において統合済みの遊技場名と、統合可能な他の遊技場(グループ店舗)の遊技場名とともに、同一のグループに所属する遊技場に限りポイントの合算(カード統合)が可能である旨のメッセージ文と、ポイント合算(統合)済みの遊技場並びにポイント合算(統合)可能な遊技場が当該ページ下部に表示されている旨のメッセージ文と、ポイント合算(統合)する場合の操作案内のメッセージ文と、一度ポイントの合算(統合)を実施した場合には合算前の状態には戻せない等の注意事項と、合算(統合)後においては、合算(統合)対象の会員カードに対応して登録されている会員情報が、現在ログインしている会員カードIDに対応して登録されている会員情報に統一される旨のメッセージ文とが含まれている。
尚、図19(a)においては、既に統合されている遊技場が存在しない場合を例示しているが、仮に、統合されている遊技場が存在する場合には、図中の波線内に例示するように、既に統合されている遊技場の遊技場名と該遊技場における会員カードIDが表示される。
このポイント合算案内ページにおいてポイント合算(統合)の内容を確認した会員が、ポイント合算(統合)可能として表示されている遊技場におけるポイントを合算したい場合には、ポイント合算案内ページの末尾部に設けられている「ホールを追加」の選択入力部を選択入力する。
この「ホールを追加」の操作に基づき、該操作があった旨の送信をポイント管理サーバ200が受信した場合には、該受信がSk2のステップにて検知されてSk3のステップに進む一方、「ホールを追加」以外の操作、具体的には、「トップへ」の選択操作部の操作があった場合には、カード統合処理を終了した後、当該会員のマイページへ移行する。
そして、Sk3のステップにおいては、図19(c)に示す遊技場選択ページを配信する遊技場選択ページ配信処理を実施する。具体的に、本実施例の遊技場選択ページ配信処理においては、図19(c)に示すように、前述のポイント合算案内ページ送信処理におけるSy4のステップにて特定した統合可能な各遊技場名毎に、当該遊技場における会員カードIDの入力を受付けるためのカード番号受付け部並びに該サイトAへのログイン時に使用する暗証番号とを受付ける暗証番号受付け部とを有するとともに、「確認」の選択操作部と、「トップへ」の選択操作部とを有する遊技場選択ページを生成する遊技場選択ページステップと、該生成した遊技場選択ページを配信する遊技場選択ページ配信ステップとを実施する。
このようにして配信された遊技場選択ページにおいて会員は、例えば、ログインしている会員カードIDが対応する遊技場Aのポイントに、合算したい遊技場、具体的には合算したい遊技場が遊技場Bである場合には、遊技場Bの名称である「○×△渋谷店」の名称に対応するカード番号入力部に該遊技場Bの会員カードの会員カードIDを、暗証番号入力部に該遊技場Bの会員カードの暗証番号を入力することにより、合算(統合)対象の遊技場の選択を行った後に、該遊技場選択ページの末尾部に設けられている「確認」の選択入力部を選択入力する。尚、該カード統合処理を中止したい場合には、「トップへ」の選択入力部を選択入力すれば良い。
この「確認」の操作に基づき、携帯電話機5は、これら会員カードID並びに暗証番号とに、該会員カードID並びに暗証番号が入力されたカード番号入力部並びに暗証番号入力部に対応する遊技場名が、当該遊技場が選択されたことを示す情報として対応付けられた状態とされた統合要求を送信する。
そして、該送信された統合要求の受信は、Sk4のステップにて検知され、該送信された統合要求を受信する統合要求受信処理がポイント管理サーバ200において実施される。
そして、Sk4からSk5のステップに進むことで、図14に示す統合処理が実行される一方、「確認」以外の操作、具体的には、「トップへ」の選択操作部の操作があった場合には、該カード統合処理を終了した後、当該会員のマイページへ移行する。
本実施例の統合処理における具体的な処理内容は、図14に示すように、まず、Sk3にて配信した遊技場選択ページのカード番号入力部にて受付けた統合対象となる会員カードID(統合対象会員カードID)が、受信した統合要求に該統合対象会員カードIDに対応付けられている遊技場名の遊技場の会員カードIDに該当するか否かを、各統合対象会員カードID毎に判定する(St1)。
具体的には、該統合対象会員カードIDが該当する遊技場情報テーブルの対応会員カードIDの範囲に対応する遊技場IDと、受信した統合要求に該統合対象会員カードIDに対応付けられている遊技場名に対応して遊技場情報テーブルに記憶されている遊技場IDとが同一であるとともに、統合対象会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と、受信した統合要求に該統合対象会員カードIDに対応付けて含まれる暗証番号とが一致するか否かに基づいて、統合要求に含まれる各統合対象会員カードIDが、配信された遊技場選択ページにて選択された、当該統合対象会員カードIDが入力されたカード番号受付け部が対応する遊技場名の遊技場の会員カードに該当するか否かが判定され、該判定結果が該当するとの判定結果でない場合には、St11のステップに進み、図示しないエラーページを配信して該統合処理を終了する。
また、本実施例のSt1のステップにおいては、統合要求受信処理にて受信した統合対象会員カードIDに対応する遊技場IDが、該統合対象会員カードIDとともに受信した選択情報である遊技場名にて会員によって選択されたことが特定される選択同一グループ店舗の遊技場IDであるか否かを判定することにより、該統合対象会員カードIDに対応する遊技場の遊技場IDが、ログイン要求受信処理(会員識別情報受信手段)で受信した会員カードID、つまり、ログインページで入力された会員カードIDに対応する遊技場のグループに属する同一グループ店舗の遊技場IDであるか否かを判定するとともに、これらSt1のステップの判定を行うことで、統合対象会員カードIDの遊技場とログインにて携帯電話機5から受信した会員カードIDの遊技場とが同一の遊技場であるか否かの判定、更には、複数の統合対象会員カードIDが統合要求に含まれる場合には、これら各統合対象会員カードIDが該当する遊技場が同一の遊技場であるか否かの判定も実施することになる。
尚、本実施例では、例えば、遊技場Bに対応するカード番号入力部並びに暗証番号入力部に、誤って、グループ店舗である遊技場Cの会員カードIDと暗証番号とを入力した場合や、逆に、遊技場Cに対応するカード番号入力部並びに暗証番号入力部に、誤って、グループ店舗である遊技場Bの会員カードIDと暗証番号とを入力した場合には、これら遊技場Cや遊技場Bがログイン中の会員カードIDが対応する遊技場Aと同一グループに所属する遊技場であっても、統合対象会員カードIDが該カード番号入力部が対応する遊技場B若しくは遊技場Cの会員カードIDに該当しないと判定されて、エラーページが配信されることになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら入力間違いがあった場合には、例えば、「入力された会員カードIDは遊技場C若しくは遊技場Bのものですが、該会員カードのポイントを合算しますか?」等のメッセージを含む確認ページを配信して、確認を受付けた場合には、ポイントの合算を許諾するようにしても良い。
また、本実施例では、統合要求に複数の統合対象会員カードIDが含まれている場合に、その統合対象会員カードIDの全てが、当該統合対象会員カードIDが入力されたカード番号受付け部が対応する遊技場名の遊技場の会員カードIDに該当しない、つまり、1つでも統合対象会員カードIDが入力されることで選択された遊技場の会員カードIDに該当しない場合には、エラーページを配信するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら複数の統合対象会員カードIDの内、選択された遊技場の会員カードIDに該当すると判定された統合対象会員カードIDの遊技場のポイントについては、合算を認めるようにしても良い。
一方、St1の判定結果が、全ての統合対象会員カードIDが選択された遊技場の会員カードIDに該当するとの判定結果である場合には、St2のステップに進んで、統合対象の遊技場がログインにて受付けた会員カードIDの遊技場と同一のグループに属するチェーン店であるとともに、統合対象会員カードIDの遊技場とログインにて携帯電話機5から受信した会員カードIDの遊技場とが同一の遊技場ではなく、且つ、統合要求に含まれる各統合対象会員カードIDが該当する遊技場が同一の遊技場でないと判定した後、St6のステップに進む。
このSt6のステップにおいては、図20(a)に示す確認ページを配信する。この、本実施例の確認ページにおいては、図20(a)に示すように、遊技場選択ページにて受付けた受付け内容である、例えば、ログイン中の会員カードIDである遊技場Aの会員カードに合算(統合)する合算(統合)対象となる遊技場、具体的には遊技場Bの遊技場名と、該遊技場における当該会員の会員カードIDとともに、当該会員の会員情報、具体的には、ログイン中の会員カードIDに対応付けて会員情報テーブルに記憶されている生年月日や性別、電子メールアドレスに加えて、これらログイン中の会員カードIDと統合対象会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されているポイント数の合計に基づく合算後のポイント数、合算(統合)後の暗証番号が現在ログインしている暗証番号となる旨のメッセージ文とが含まれており、会員は、ポイント合算(統合)を実施する遊技場と、自身の会員情報と、統合後におけるログインに使用する暗証番号とを確認することができるようになっており、カード統合を実施する遊技場が間違っていて変更したい場合には、該ページ末尾部に設けられている「戻って修正」の選択入力部を選択入力して、前述の遊技場選択ページに戻って、カード統合を実施する遊技場の選択を変更すれば良く、カード統合を実施する遊技場が間違っていない場合には、該ページ末尾部に設けられている「合算」の選択入力部を選択入力する。
この「合算」の選択入力部の選択入力に応じて携帯電話機5から送信される、該「合算」の選択入力部が所定時間内に選択入力された旨の受信は、St7のステップにて検知されてSt8のステップに進み、遊技場選択ページにて受付けた統合対象の遊技場、つまり、図19(c)の場合であれば、統合対象の遊技場である遊技場Bにおける当該会員の会員カードID(統合対象会員カードID)に対応付けて会員情報テーブルに記憶されているポイント数と、ログイン中の遊技場Aの会員カードIDに対応して会員情報テーブルに記憶されているポイント数とを合算して合算ポイント数を算出した後、図4(b)に示すように、該算出した合算ポイント数に対応付けて、ログイン中の会員カードID(遊技場A)と統合対象会員カードID(遊技場B)とが記憶されるように会員情報テーブルを更新するとともに、双方の会員カードIDに対応する統合会員カードIDの項目に、合算(統合)される他の遊技場の会員カードIDが格納され、且つ、統合対象とされた統合会員カードIDに対応する暗証番号の項目に格納されているデータが消去されることで、暗証番号がログイン中の遊技場Aの会員カードの暗証番号に統一される(St9)。
尚、「合算」の選択入力部が所定時間内に選択入力されない場合、つまり「戻って修正」の選択入力部が選択入力された場合には、St7からSk3に戻り、再度、遊技場選択ページ送信処理が実施されることで、遊技場選択ページが再度配信されて、統合対象の遊技場の選択が実施される。
このSt9のステップにおける会員情報テーブルの更新は、具体的には、図4(a)と図4(b)とに示すように実施される。つまり、電子メールアドレス「yu5.drs@yyy.…」の会員がログイン中の遊技場Aの所有ポイントである15ポイントと、統合対象の遊技場Bの所有ポイントである16ポイントとが合算されて、統合ポイントである31ポイントが算出され、該算出された統合ポイントである31ポイントに対応して、該会員の電子メールアドレス「yu5.drs@yyy.…」や、ログイン中の遊技場Aの会員カードIDや暗証番号や生年月日、性別並びに遊技場Bの会員カードIDとが対応付けて記憶されるように更新されるとともに、遊技場Aの会員カードIDに対応する統合会員カードID(1)の項目に遊技場Bの会員カードIDが格納され、遊技場Bの会員カードIDに対応する統合会員カードID(1)の項目に遊技場Aの会員カードIDが格納され、且つ、遊技場Bの会員カードIDに対応する初期暗証番号と暗証番号のデータが消去される。
そして、St9のステップにて算出された合算ポイント数と、統合が完了した旨のメッセージとを含む図20(b)に示す完了ページを配信することで、カード統合が問題なく完了したことが該会員に対して通知した後、該統合処理並びにカード統合処理を終了する。
尚、上記の説明においては、既に、遊技場Aの会員カードと、遊技場Bの会員カードの双方の発行を受けている会員が、サイトAにアクセスして、双方の会員カードについて既にポイントの付与を受けるための入会登録を実施している場合を例示したが、本実施例においては、前述の入会登録における入会完了ページにおいて、図16(d)に示すように、該入会完了ページの末尾部に設けられた「ポイントを合算する」のリンク項目が設けられていることにより、例えば、遊技場Aの会員カードについて入会登録を実施した後において、新たに遊技場Bの会員カードについて入会登録を実施した際に表示される前記入会完了ページにおいて、「ポイントを合算する」のリンク項目を選択することにより、図19(a)のポイント合算案内ページに移行して上述したカード統合処理によるポイントの合算を実施できるようになっている。つまり、新たな入会登録に伴って該入会登録した遊技場のポイントの合算を実施できるようになっている。
次に、これらカード統合処理により合算された合算ポイントや所有ポイントを使用する流れについて説明する。まず、これら合算ポイントや所有ポイントを使用する際には、会員は、サイトAに、例えば携帯電話機5からアクセスして、「会員の方はこちら」のメニューを選択することで、図17(a)に示すように、カード番号入力部と、暗証番号入力部とを含むログインページが配信されて表示される。
そして、このログインページにおいては、前述したカード統合処理後である電子メールアドレス「yu5.drs@yyy.…」の会員であれば、カード番号入力部には、遊技場A若しくは遊技場Bの会員カードIDのいずれを入力しても良く、暗証番号入力部には、統合前の遊技場Aの会員カードの暗証番号を入力する。
このようにログインページの暗証番号入力部並びに暗証番号入力部に入力された会員カードIDと暗証番号を含むログイン要求は、前述したように、ログイン要求受信処理にて受信されて、該受信したログイン要求に含まれる会員カードIDに対応付けて、会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と、該受信したログイン要求に含まれる暗証番号とが一致するか否かを判定する認証処理を実施し、双方の暗証番号とが一致することを条件に、該受信したログイン要求に含まれる会員カードIDに対応付けて、会員情報テーブルに記憶されている合算ポイントを含む、当該会員に専用とされた会員専用ページである、図17(b)のマイページを生成し、該生成したマイページをログイン要求の送信元の携帯電話機5に対して送信するマイページ送信処理を実施する。
そして、該配信された当該会員のマイページにおける、例えば、「■お知らせ」を選択して図15(b)に示すお知らせページを表示させ、該お知らせページにおける「…詳細な情報やご応募はこちらで。」のリンク表示を選択入力する。
この「…詳細な情報やご応募はこちらで。」のリンク表示の選択入力に応じてポイント管理サーバ200は、図21(b)に示す、リンクされた抽選キャンペーンの詳細ページを配信する。
この図21(b)に示す抽選キャンペーンの詳細ページには、ログインした該会員が所有する合算ポイント(合算ポイントがなければ所有ポイント)のポイント数が、現在のポイントとして表示されているとともに、応募する抽選における賞品の画像等を含む詳細ない賞品情報と、必要応募ポイント数とが表示されるようになっている。
また、該抽選キャンペーンの詳細ページには、図21(b)に示すように、該抽選に応募する口数を受付けるための口数入力部と、「リストに登録」の選択入力部と、「戻る」の選択入力部と、「申し込みリストを確認する」の選択入力部と、「キャンペーントップへ」の選択入力部と、「トップへ」の選択入力部とが設けられている。
会員が、抽選キャンペーンの詳細ページに表示されている賞品の抽選に応募したい場合には、必要応募ポイントのポイント数と、現在のポイントとして表示されているポイント数とから応募可能な口数を判断し、該応募可能な口数の範囲内の口数を入力した後、「リストに登録」の選択入力部を選択入力する。尚、抽選に応募しない場合には「戻る」の選択入力部、「キャンペーントップへ」の選択入力部、或いは「トップへ」の選択入力部を選択入力することで、お知らせページ、当該キャンペーンのトップページ、或いはマイページに移行する。
尚、「申し込みリストを確認する」の選択入力部を選択入力した場合には、既に応募を実施した抽選がある場合において、該応募した抽選の一覧を含む図示しない申し込みリストページが配信されて表示される。
そして、「リストに登録」の選択入力部の選択入力に応じてポイント管理サーバ200は、図21(c)に示すように、抽選キャンペーンの詳細ページにおける賞品の賞品名と口数入力部にて受付けた口数と、当該応募口数に対して使用するポイント数と、「戻って修正」の選択入力部と、複数の抽選がリストに存在する場合におけるこれらの各抽選への応募口数の合計である合計口数と、該合計口数に対して使用する合計ポイントと、現在ポイントと、消費ポイント(合計ポイントに同じ)、現在ポイントから消費ポイントを差し引いた残ポイントと、「上記内容で申し込む」の選択入力部と、「戻って修正」の選択入力部と、「全てクリア」の選択入力部と、「キャンペーントップへ」の選択入力部と、「トップへ」の選択入力部とを有する申し込みリスト確認ページを配信することにより、会員は、申し込みを実施しようとしている応募内容を確認できるようになっている。
この申し込みリスト確認ページにおける応募内容の確認において、該応募内容である応募口数を変更したい場合には、「戻って修正」の選択入力部を選択入力して抽選キャンペーンの詳細ページに戻って応募口数を変更した後、「リストに登録」の選択入力部を選択入力して申し込みリスト確認ページに、再度、移行する一方、応募内容で問題ない場合には、「上記内容で申し込む」の選択入力部を選択入力する。尚、申し込みリスト確認ページにおける応募自体をキャンセルしたい場合には、「全てクリア」の選択入力部を選択すれば良い。
この「上記内容で申し込む」の選択入力部が選択入力されたことによりポイント管理サーバ200は、当該会員が所有している合算ポイント若しくは所有ポイント、具体的には、会員情報テーブルにおいて、ログイン時に受付けた会員カードIDに対応付けて記憶されている所有ポイントと合算ポイントとから、消費ポイントを減算更新するとともに、該減算更新を実施した消費ポイントの使用実績を、該ログイン中の会員カードIDに対応する遊技場が属するグループの請求ファイルに反映させて、これら消費したポイントの決済を該請求ファイルにより当該グループに実施できるようにするポイント使用処理を実施する。尚、合算ポイントに対応する所有ポイントが複数存在する場合には、少ない所有ポイントから消費ポイントを減算し、不足するポイント数をその次に少ない所有ポイントから減算するというように、減算する。
そして、ログイン時に受付けた会員カードIDに対応付けて記憶されている電子メールアドレスに対して、該応募内容を含む確認メールを送信するとともに、図21(d)に示すように、抽選申込完了ページを配信して、抽選への応募が問題なく実施されたことを通知する。
尚、上記説明では、抽選への応募について、図21(b)〜図21(d)の各ページを
例示して、具体的に説明したが、本実施例では、図示しないが、ポイントを使用した商品交換が可能とされており、これら商品交換に会員がポイントを使用したい場合には、図示しない商品交換ページに移行して、該商品交換ページにおいて交換を実施したい商品を選択して、商品交換を申し込むことにより、該会員が所有する合算ポイントまたは所有ポイントの範囲内の商品との交換を申し込めるようになっており、該商品交換の申し込みにより、該商品交換に必要とされるポイント数が、抽選への応募と同様に、該会員が所有する合算ポイントまたは所有ポイントから減算されるポイント使用処理が実施される。
次に、各遊技場の遊技場責任者若しくはグループ本部のグループ管理者が、本発明における第1サービスとなる、会員のサイトAへの入会登録状況やポイントの付与状況並びに利用状況を確認するサービスや、サイトAに入会登録した同一グループ内の遊技場の会員に対して電子メールを送信する電子メール送信サービス等を受けるために、サイトAにログインする場合について以下に説明する。
まず、遊技場責任者またはグループ管理者がサイトAにログインする場合には、予めポイント管理サーバ200を運営するポイント運営機関から通知されている、ログインページのURLを、各遊技場A、B、C…に設置されたパソコン8やグループ本部に設置されたパソコン7において、予めインストールされている閲覧アプリケーションプログラム(ブラウザ)に入力して、図23のホール向けログインページを表示させる。
この本実施例のホール向けログインページには、図23に示すように、本発明における第1認証情報となる第1ログインIDとパスワードとを入力するためのログインID入力部とパスワード入力部とが設けられており、遊技場責任者またはグループ管理者は、該ログインID入力部とパスワード入力部とに、後述する加盟申し込みにおいて発行された第1ログインIDと、該加盟時に登録したパスワードとを、それぞれ入力した後、「ログイン」の選択入力部を選択入力する。
該「ログイン」の選択によりパソコン7、8からは、これらログインID入力部とパスワード入力部とに入力された第1ログインIDとパスワード(暗証番号)とを含むログイン要求が送信される。
このログイン要求を受信したことに応じてポイント管理サーバ200は、まず、受信したログイン要求に含まれる第1ログインIDが、遊技場責任者用のIDであるか、或いはグループ管理者用のIDであるかを判別する。
そして、受信した第1ログインIDが遊技場責任者用のIDである場合には、該第1ログインIDが遊技場情報テーブルに存在するか否かを判定する判定処理と、受信したパスワードが、遊技場情報テーブルにおいて該第1ログインIDに対応して記憶されている暗証番号に一致するか否かを照合する暗証番号照合処理とから成る第1認証処理を実施する。
つまり、本実施例の第1認証情報はパスワード(暗証番号)を含み、第1認証処理は、該暗証番号を認証する暗証番号照合処理を含んでいる。
そして、該第1認証処理における認証結果が認証可である、つまり、受信した第1ログインIDが遊技場情報テーブルに存在し、且つ受信したパスワードが暗証番号に一致した場合には、図24に示すように、受信した第1ログインIDに対応して遊技場情報テーブルに記憶されている遊技場名等を含むことで、該遊技場責任者(利用者)に専用とされるとともに、該遊技場責任者(利用者)が電子メール送信サービスや各種の集計データ等の確認サービスを選択することで利用できるようにするための各種のメニュータブを有するホール向けマイページを生成して、配信する。
つまり、本実施例1のポイント管理サーバ200は、利用登録されている遊技場責任者(利用者)に対して、会員へのメール配信サービスや、ポイント付与および利用のサービスとポイントの付与状況や利用状況等の集計情報の確認サービス等の第1サービスを提供するサーバであって、該遊技場責任者(利用者)を個々に識別可能な第1認証情報である第1ログインIDを含むログイン要求を、該遊技場責任者(利用者)の操作する利用者端末となるパソコン8から受信したことに応じて該第1認証情報(第1ログインID)に基づいて該利用者を認証する第1認証処理を行い、該第1認証処理における認証結果が認証可であることを条件に、該利用者に専用とされた前記第1サービスを利用するためのホール向けマイページ(第1利用者専用ページ)をパソコン8(利用者端末)に送信しており、該ポイント管理サーバ200が本発明における第1サーバに該当する。
一方、受信した第1ログインIDがグループ管理者のIDである場合には、該第1ログインIDがグループ情報テーブルに存在するか否かを判定する判定処理と、受信したパスワードが、グループ情報テーブルにおいて該第1ログインIDに対応して記憶されている暗証番号に一致するか否かを照合する暗証番号照合処理とから成る第1グループ認証処理を実施する。
そして、該第1グループ認証処理における認証結果が認証可である、つまり、受信した第1ログインIDがグループ情報テーブルに存在し、且つ、受信したパスワードが暗証番号に一致した場合には、図33に示すように、受信した第1ログインIDに対応してグループ情報テーブルに記憶されているグループ名と、該第1ログインID対応してグループ情報テーブルの所属店舗の項目に格納されている遊技場IDの遊技場名やグループ店舗全体の項目を含むことで、該グループ管理者に専用とされるとともに、該グループ管理者が電子メール送信サービスや各種の集計データ等の確認サービスを選択することで利用できるようにするための各種のメニュータブを有するグループ全体向けマイページや前述のホール向けマイページに移行可能なグループ本部向けマイページを生成して、配信する。
尚、このグループ本部向けマイページにおいては、当該グループに所属する各遊技場の遊技場名毎にチェックボックスが設けられており、サービス対象の遊技場を個別に指定できるとともに、グループ店舗全体のメニューとチェックボックスが設けられており、該グループ店舗全体を指定することで、図34のページ遷移図に示すように、図24に示すホール向けマイページと同様に、「ホーム」、「メール管理」、「集計・抽出」、「WEB画面管理」の4つのメニュータブが設けられた、本発明における第1グループ専用ページとなるグループ全体向けマイページが配信されることで、該グループに所属する店舗全体をサービス対象にできるようになっている。
また、このグループ本部向けマイページにおいて、例えば、サービス対象の遊技場を遊技場Aである「○×△新宿店」を指定した場合には、図34のページ遷移図に示すように、図24に示す○×△新宿店のホール向けマイページが配信されることで、該○×△新宿店をサービス対象として、メール管理や集計・抽出等の各サービスを該グループ管理者が受けることができるようになっている。
この本実施例におけるホール向けマイページには、図24に示すように、例えば、該遊技場責任者(利用者)が遊技場Aの遊技場責任者(グループ本部向けマイページからの遷移である場合にはグループ管理者)の固有な情報となる遊技場Aの名称である「○×△新宿店」が、「ようこそ○×△新宿店様」の形態にて表示されるとともに、該ページ上部位置には、「システムお問い合わせ」、「オンラインヘルプ」、「パスワード変更」、の各リンクメニューが設けられているとともに、「ログアウト」の選択入力部が設けられている。
この「システムお問い合わせ」の項目を選択した場合には、図示しない問い合わせ内容を入力するための問い合わせページが配信されて、システムの利用において不明な点をシステム管理者に問い合わせできるようになっている。
また、「オンラインヘルプ」の項目を選択した場合には、該ホール向けマイページに含まれる各メニュータブを操作することで、どのようなことができるのかを解説ページが配信されることで、該ホール向けマイページにおける操作内容を遊技場責任者が把握できるようになっている。
また、「パスワード変更」の項目を選択した場合には、旧パスワードと、変更する新たなパスワードとを受付けるパスワード変更ページが配信され、該パスワード変更ページにおいて入力された旧パスワードが、前述の暗証番号照合処理において使用した暗証番号に一致することを条件に、新たなパスワードを該旧パスワードに代えて更新記憶することで、パスワードの変更が実施される。
そして、本実施例のホール向けマイページの中央部には、図24に示すように、「ホーム」、「メール管理」、「集計・抽出」、「WEB画面管理」の4つのメニュータブが設けられており、これら各メニュータブ(「WEB画面管理」を除く)を選択することで、該選択したメニュータブに該当する表示内容が、これら各メニュータブの下方に設けられた枠状の表示領域に表示されるようになっている。
尚、本実施例のホール向けマイページ(グループ全体向けマイページも同じ)には、「WEB画面管理」のメニュータブが選択された際に、後述するように遊技場情報提供サーバ300に対して遷移ログイン要求を送信するためのURLアドレスからなるリンク情報が含まれているとともに、これらリンク情報中には、インデックスデータとして、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応付けて遊技場情報テーブルに記憶されている第2ログインIDと、本発明の第1サーバとなるポイント管理サーバ200からの遷移である旨を示す特定データ列が含まれていて、「WEB画面管理」のメニュータブが選択された際には、これら第2ログインIDと特定データ列とを含む遷移ログイン要求が、遊技場情報提供サーバ300に対して送信される。
つまり、本実施例のポイント管理サーバ200は、前記第1認証処理(第1グループ認証処理)における認証結果が認証可であることを条件として、遊技場責任者(利用者)またはグループを前記第2サーバが特定するための利用者特定情報またはグループ特定情報(第2ログインID)をパソコン7、8(利用者端末、管理者端末)に送信するとともに、該遊技場責任者(利用者)またはグループ管理者が前記第2サーバにログインするために操作するリンク情報であって、該リンク情報に対応する「WEB画面管理」のメニュータブが操作されることにより、前記利用者特定情報若しくはグループ特定情報となる第2ログインIDとポイント管理サーバ200(第1サーバ)からの遷移である旨を示す遷移識別データ(遷移情報)とを含む遷移ログイン要求が遊技場情報提供サーバ300(第2サーバ)に送信されるリンク情報を含む第1利用者専用ページ若しくは第1グループ専用ページとなる、ホール向けマイページやグループ全体向けマイページを送信しており、該ポイント管理サーバ200によって本発明における第1サーバが形成されている。
本実施例のホール向けマイページにおける「ホーム」のタブを選択した場合には、図24に示すように、その時点においてダウンロード可能なファイルのリストである、「各種ダウンロードリスト」が表示されることで、どのファイルをダウンロードできるのか、すなわち、未だダウンロードしていないファイルが存在するか否かを確認できるようになっている。
遊技場責任者が新たに電子メールを送信したい場合や、電子メールの送信状況を確認したい場合には、本実施例のホール向けマイページにおける「メール管理」のメニュータブを選択すれば良く、該「メール管理」のメニュータブを選択することで、図25に示すメール管理トップメニューが、表示領域内に表示される。
この本実施例のメール管理トップメニューには、図25に示すように、「1.メール設定」、「2.メール送信状況確認」、「3.各種リストダウンロード」、「4.テンプレート管理」の各メニューと、各メニュー毎の説明が「内容」の項目に表示されている。
このメール管理トップメニューにおいて、遊技場責任者が新たに電子メールを送信したい場合には、「1.メール設定」のメニューを選択すれば良く、該「1.メール設定」のメニュー選択に応じて図26のメール送信条件設定ページが表示される。
このメール送信条件設定ページにおいては、図26に示すように、該ページの上部に、設定内容がエラーを含む場合においてそのエラーに応じたエラーメッセージが表示されるエラーメッセージ表示領域と、電子メールの送信先を選択するメール送信先選択部とが設けられており、該メール送信先選択部においては、携帯電話とパソコンに送信する場合と、携帯電話のみに送信する場合と、パソコンのみに送信する場合とを排他選択できるようになっているとともに、携帯電話のみに送信する場合には、送信対象とする携帯電話会社を選択できるようになっている。
そしてメール送信先選択部の下方位置には、電子メールの送信対象とする会員の会員属性を指定する会員属性指定領域が設けられており、該会員属性指定領域には、カード番号を指定するカード番号入力部と、入会ホールを指定する入会ホール指定部と、性別を指定する性別指定部と、誕生月を指定する誕生月指定部と、年齢範囲を指定する年齢指定部と、所有しているポイントの範囲を指定するポイント指定部と、図示しないが、住所範囲を指定する住所指定部、利用実績を指定する利用実績指定部、消費金額を指定する消費金額指定部、来店回数を指定する来店回数指定部等の各指定部が設けられている。
この会員属性指定領域において、遊技場責任者(グループ管理者)は、電子メールを送信する対象とする会員の条件を、各指定部にて指定する。具体的には、送信対象の会員の会員カードIDが予め判っているときには、カード番号入力部に該会員カードIDを入力すれば良く、この場合において、会員カードIDが複数の場合には、複数の会員カードIDを「,」で区切って入力することで、複数の会員カードIDをカード番号入力部に入力することができる。
また、送信対象の会員を遊技場単位で指定したい場合には、入会ホール指定部に、指定したい遊技場の遊技場名を入力すれば良い。尚、この入会ホール指定部においても、同一グループの遊技場に限り、複数の遊技場名を入力して指定できるようになっている。
また、送信対象とする会員の性別を指定したい場合(指定しない場合には、指定なしを選択)には、性別指定部にて該当する指定内容に対応するチェックボックスをチェックすれば良く、更に、送信対象とする会員の誕生月を指定したい場合には、各月に対応するチェックボックスをチェックすれば良い。
また、送信対象とする会員の年齢範囲や、所有しているポイント(合算されている場合には、合算ポイントが対象)の範囲等の条件を、会員属性指定領域において指定した後、該メール送信条件設定ページの下方位置に設けられている「検索」の選択入力部を選択入力する。尚、新規メールの送信を中止したい場合には「戻る」の選択入力部を選択入力すれば良く、会員属性指定領域において指定した内容を全て消去してもう一度やり直したい場合には、「クリア」の選択入力部を選択入力すれば良い。
この「検索」の選択入力部を選択入力に基づいてポイント管理サーバ200は、会員属性指定領域において指定された条件に合致する会員の数を、会員情報テーブルに登録されている会員から全てカウントし、該条件に合致する会員の数である検索結果と、「メール作成」の選択入力部とが、メール送信条件設定ページの最下方位置に表示されるメール送信条件設定ページを配信する。
このようにして表示された検索結果で良ければ、遊技場責任者(グループ管理者)は、「メール作成」の選択入力部を選択入力すれば良く、該選択入力に応じて図27のメール作成ページが配信される。
この本実施例のメール作成ページは、図27に示すように、ページの上部に、作成されたメールがエラーを含む場合においてそのエラーに応じたエラーメッセージ、例えば、「件名がありません」等が表示されるエラーメッセージ表示領域と、図26のメール送信条件設定ページにて指定した送信先が表示される送信先表示部と、送信元に関する情報を設定する送信元設定部と、図26のメール送信条件設定ページにて指定した会員属性に関する条件が表示される送信条件表示部と、検索結果として表示された件数が送信予定数として表示される送信予定数表示部と、送信日時を指定するための送信日時指定部と、件名を入力する件名入力部と、本文を入力するための本文入力部とを有するメール内容入力部とが設けられている。
そして、送信条件表示部に対応して「再設定」の選択入力部が設けられており、例えば、図28に示すように、前記メール送信条件設定ページにて指定した送信条件である「誕生月9月、性別男性」を変更したい場合には、該再設定」の選択入力部を選択入力することにより、再度メール送信条件設定ページに移行して、送信条件を変更することができる。
また、メール内容入力部には、「プレビュー」と「テンプレート選択」の選択入力部が設けられており、「プレビュー」の選択入力部を選択入力することで、本文入力部とメール内容入力部に入力したメールの内容が、どのように受信者側において表示されるのかが、プレビュー画面が個別に表示されることで確認できるようになっているとともに、「テンプレート選択」の選択入力部を選択入力することで、予め登録してある複数のテンプレート(定型文)から所望のテンプレート(定型文)を選択するための選択画面が個別に表示され、該選択画面にて所望のテンプレート(定型文)を選択することで、該選択したテンプレート(定型文)のテキストが本文入力部に自動入力されることで、これら選択した定型文等を利用して本文入力部における本文入力を実施できるようになっている。
そして、このメール作成ページの下端部には、図27に示すように、メールの作成を中止したい場合に選択入力される「戻る」の選択入力部と、メール内容入力部に入力した内容を削除する場合に選択入力される「削除」の選択入力部と、メール内容入力部において作成中の件名と本文とを一時的に保存する際に選択入力される「一時保存」の選択入力部と、該メール作成ページにおけるメールの作成が終了して次ぎの段階に移行する場合に選択入力される「確認」の選択入力部とが設けられており、この「確認」の選択入力部を選択入力した場合には、図28に示すメール作成確認ページが表示される。
この本実施例のメール作成確認ページには、図28に示すように、図27と同様に、エラーメッセージが表示されるエラーメッセージ表示領域と、送信先表示部と、送信元表意部と、送信条件表示部と、送信予定数表示部と、前記送信日時指定部にて指定された送信日時が表示される送信日時表示部と、件名が表示される件名表示部と、本文が表示される本文表示部とを有するメール内容表示部とが設けられていて、各表示部において、メール設定に関する各設定項目の内容を確認できるようになっている。尚、メール内容表示部には、メール作成ページと同様に「プレビュー」の選択入力部が設けられており、プレビュー画面においてメールの内容を確認できる。
そして、このメール作成確認ページにおいて確認した内容に間違いがある場合には、該ページの最下端部に設けられている「戻る」の選択入力部を選択入力することで、メール作成ページに戻って修正を実施することができる一方、このメール作成確認ページにおいて確認した内容に間違いがない場合には、該ページの最下端に設けられている「送信予約」の選択入力部を選択入力すれば良く、該「送信予約」を選択入力することで、これらメール作成ページにて作成したメールが、送信条件に合致する会員のメールアドレスに対して、送信日時において送信されるようにセットされる。
尚、送信日時として「今すぐ」が選択されている場合には、「送信予約」の選択入力部に代えて「送信」の選択入力部が表示される。
次に、遊技場責任者が会員の入会状況やポイントの付与状況、並びにポイントの付与状況等を確認したい場合には、図24に示す本実施例のホール向けマイページにおける「集計・抽出」のメニュータブを選択すれば良く、該「集計・抽出」のメニュータブを選択することで、図29に示す集計・抽出トップメニューが、表示領域内に表示される。
この本実施例の集計・抽出トップメニューには、図29に示すように、「1.月次集計」、「2.日次集計」、「3.ポイント利用状況」、「4.各種リストアップロード」、「5.各種リストダウンロード」の各メニューと、各メニュー毎の説明が「内容」の項目に表示されている。
この集計・抽出トップメニューにおいて、遊技場責任者が月単位に集計された情報を確認したい場合、つまり月毎の推移を把握したい場合には、「1.月次集計」のメニューを選択すれば良く、該「1.月次集計」のメニュー選択に応じて図30の月次集計ページが、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応して遊技場情報テーブル(グループ管理テーブル)に記憶されている月次集計ファイル名の月次集計ファイルに基づいて生成されて配信される。
この本実施例の月次集計ページは、図30に示すように、該ページの上部に、集計対象として選択されている遊技場名(ログインしている遊技場責任者の遊技場の遊技場名)が表示される選択ホール表示部と、集計対象として選択されている集計年が表示される集計年表示部とが設けられている。尚、グループ管理者がログインして該月次集計ページに遷移してきた場合には、グループに所属する他の遊技場を選択するための「ホール検索」の選択入力部が選択ホール表示部に表示されるようになっているとともに、集計年表示部に表示されている集計年以外の年を、集計年表示部において変更指定できるようになっており、該集計対象の年を変更した場合には、該集計年表示部の下方に設けられている「表示する」の選択入力部を選択入力することで、該指定した年の月次集計のデータが、表示されるようになる。
そして、この「表示する」の選択入力部の下方位置には、図30に示すように、1月〜12月までの各月毎の各種項目の集計データが表示される。具体的な項目としては、その月に新たにサイトAに入会登録した入会者数である当月入会者数や、会員数、会員の内の男性20代、男性30代…等の各男性年齢層の会員数、会員の内の女性20代、女性30代、…等の各女性年齢層の会員数、各月毎の来店人数、月次のべ来店人数、月次消費金額、月次平均消費金額、当月発行ポイント数、当月交換ポイント数、当月滞留ポイント数(=累計発行ポイント数−累計交換ポイント数)、当月失効ポイント、当月の応募人数、当月の交換人数、当月の応募口数、当月の交換口数、メール配信回数、退会者数が設けられており、これら各項目の集計データを月毎に容易に把握することができる。
また、集計・抽出トップメニューにおいて、遊技場責任者が日単位に集計された情報を確認したい場合、つまり日毎の推移を把握したい場合には、「2.日次集計」のメニューを選択すれば良く、該「2.月次集計」のメニュー選択に応じて図31の日次集計ページが、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応して遊技場情報テーブル(グループ管理テーブル)に記憶されている日次集計ファイル名の日次集計ファイルに基づいて生成されて配信される。
この本実施例の日次集計ページは、図31に示すように、該ページの上部に、集計対象として選択されている遊技場名(ログインしている遊技場責任者の遊技場の遊技場名)が表示される選択ホール表示部と、集計対象として選択されている集計月が表示される集計月表示部とが設けられている。尚、グループ管理者がログインして該日次集計ページに遷移してきた場合には、グループに所属する他の遊技場を選択するための「ホール検索」の選択入力部が選択ホール表示部に表示されるようになっているとともに、集計月表示部に表示されている集計月以外の年を、集計月表示部において変更指定できるようになっており、該集計対象の月を変更した場合には、該集計月表示部の下方に設けられている「表示する」の選択入力部を選択入力することで、該指定した月の日次集計のデータが、表示されるようになる。
そして、この「表示する」の選択入力部の下方位置には、図31に示すように、1日〜30(月によっては31)日までの各日毎の各種項目の集計データが表示される。具体的な項目としては、図31に示すように、その日に新たにサイトAに入会登録した入会者数である日別入会者数や、会員数、日次来店人数(サイト会員)、日次来店人数(ホール会員)、日別消費金額(サイト会員)、日別消費金額(ホール会員)、日別発行ポイント数、日別交換ポイント数、日別滞留ポイント数(=累計発行ポイント数−累計交換ポイント数)、日別の応募人数、日別の交換人数、日別の応募口数、日別の交換口数、メール配信回数、日別退会者数が設けられており、これら各項目の集計データを日毎に容易に把握することができる。
この集計・抽出トップメニューにおいて、遊技場責任者がポイントの利用状況を確認したい場合には、「3.ポイント利用状況」のメニューを選択すれば良く、該「3.ポイント利用状況」のメニュー選択に応じて図32の.ポイント利用状況ページが、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応して遊技場情報テーブル(グループ管理テーブル)に記憶されているポイント利用状況ファイル名のポイント利用状況ファイルに基づいて生成されて配信される。
この本実施例のポイント利用状況ページは、図32に示すように、該ページの上部に、集計対象として選択されている遊技場名(ログインしている遊技場責任者の遊技場の遊技場名)が表示される選択ホール表示部と、集計対象として選択されている期間が表示される集計期間表示部とが設けられている。尚、グループ管理者がログインして該ポイント利用状況ページに遷移してきた場合には、グループに所属する他の遊技場を選択するための「ホール検索」の選択入力部が選択ホール表示部に表示されるようになっているとともに、集計期間表示部に表示されている集計期間以外の期間を、集計期間表示部において変更指定できるようになっており、該集計対象の期間を変更した場合には、該集計期間表示部の下方に設けられている「表示する」の選択入力部を選択入力することで、該指定した期間のポイント利用状況のデータが、表示されるようになる。
尚、図32に示すポイント利用状況ページは、○×△グループのグループ管理者がログインして該ポイント利用状況ページに遷移してきた場合で、集計対象の遊技場を遊技場Aである「○×△新宿店」と、遊技場Bである「○×△渋谷店」とした場合を例示している。
そして、前述した「表示する」の選択入力部の下方位置には、図32に示すように、各遊技場毎の応募口数と応募人数累計並びに交換口数が、対象期間中の各日付毎に表示されるとともに、各遊技場の応募口数の合計、応募人数累計の合計、交換口数の合計が合計の項目において対象期間中の各日付毎に表示される。また、対象期間中の最終日付後の位置には、図32に示すように、応募口数と応募人数累計並びに交換口数毎に期間合計が集計されて表示される。
尚、本実施例の月次集計ページ、日次集計ページ並びにポイント利用状況ページにおいては、各ページの下端部に「戻る」の選択入力部とともに、「TSV抽出」の選択入力部が設けられており、該「TSV抽出」の選択入力部を選択入力することで、各ページにおいて表示されたデータを、表計算アプリケーションプログラム等で利用可能なタブ区切り形式であるTSV形式のデータとして抽出することができる。
次に、本実施例の遊技場情報提供サーバ300並びに遊技場情報提供サーバ300により形成されるサイトBについて以下に説明する。
まず、本実施例に用いた遊技場情報提供サーバ300は、図2(b)に示すように、基本的には、ポイント管理サーバ200を成すサーバコンピュータと同様とされており、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス301に、該遊技場情報提供サーバ300が実施する遊技場情報を提供するための処理や、遊技場責任者のログインにおける第2認証処理や、グループ管理者のログインにおける第2グループ認証処理等のサイトBにおける各種のサービスを提供するための各種処理を行うCPU302、処理時の一時記憶領域等として使用されるRAM303、その時点の時刻情報や日付情報等を出力するリアルタイムクロック(RTC)304、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置305、インターネット網9を介して各会員の携帯電話機5やパソコン6とのデータ通信や、遊技場責任者が操作するパソコン8やグループ管理者が操作するパソコン7とのデータ通信を実施するための第1通信インターフェイス307、リモート操作端末350とのデータ通信を実施するための第2通信インターフェイス308が接続された処理能力に優れた通常のサーバコンピュータである。
また、記憶装置305には、遊技場情報提供サーバ300が実施する処理内容が記述された処理プログラムや、後述する登録情報テーブルに記憶されている各ファイル名の情報ファイル等の各種データに加えて、図36(a)に示す認証情報テーブルや、図36(b)に示す登録情報テーブルや、図36(c)に示すサイトユーザー情報テーブルが記憶されている。
この本実施例の認証情報テーブルには、図36(a)に示すように、登録番号並びに遊技場名(グループ名)とに対応付けて、当該遊技場の遊技場責任者(グループ管理者)が、遊技場情報提供サーバ300にログインする際に使用する本発明における第2認証情報を成す第2ログインIDと暗証番号とともに、グループ名である場合には、当該グループに所属する遊技場の遊技場番号が記憶されている。
また、本実施例の登録情報テーブルには、図36(b)に示すように、登録番号並びに遊技場名とに対応付けて、サイトBにアクセスしてきたアクセス者(WEB会員を含む)に提供される当該遊技場に関する各種の情報を含む情報ファイルの名称、具体的には、住所等の情報を含む基本情報、設置機種に関する情報を含む設置機種情報、お得情報、出玉情報、写真館情報、リクルート情報、優先入場情報、台予約情報等の情報ファイルの名称が記憶されているとともに、これら基本情報、設置機種情報、お得情報、出玉情報、写真館情報、リクルート情報の最新の更新日の日付が、それぞれの情報に対応付けて記憶されている。
また、本実施例のサイトユーザー情報テーブルには、図36(c)に示すように、各会員の電子メールアドレスに対応付けて、サイトBにおいてWEB会員登録した各ユーザー会員に固有に付与されたユーザーIDとパスワード、氏名、都道府県、生年月日とが記憶されている。
本実施例の遊技場情報提供サーバ300の第2通信インターフェイス308には、前述したように通常のコンピュータ端末から成るリモート操作端末350が接続されており、該リモート操作端末350において遊技場情報提供サーバ300における各種の設定が可能とされている。
これらリモート操作端末350においては、図40に示すように、遊技場責任者やグループ管理者により新規登録や修正により変更された各遊技場の各種公開情報が、新着情報に該当するか否かを判定するための新着判定設定等の各種の設定が可能とされている。
具体的に本実施例の新着判定設定画面においては、図40に示すように、新着情報ページや地域別新着情報ページにおいて、表示対象とする更新日の期間となる対象更新期間を設定するための「対象更新期間」のポップアップメニュー項目と、新着情報の対象とする各遊技場に関する情報の種別を選択設定するための「対象情報種別」の項目と、「対象情報種別」として選択した情報について、特定のタグに基づく情報の抽出を実施して、該抽出した情報に基づく新着情報の可否判定を実施するか否かを設定するための「タグ抽出」の項目と、新着情報ページや地域別新着情報ページに掲載する掲載順序を、「対象情報種別」として選択した情報に催事期間の情報が含まれているときに、これら催事期間の基づく順序に応じた順序とするか否かを設定するための「催事期間順」の項目と、設定を実行する際に操作される「設定」の選択入力部とが設けられている。
「対象更新期間」の項目には、新着情報ページや地域別新着情報ページにて、新着情報として紹介(掲載)の対象とする更新日の期間、すなわち、実際に更新された日からどの程度の期間を新着情報として紹介(掲載)するかを設定可能とされており、例えば、実際に更新されてから1日間のみ新着情報として紹介(掲載)する場合には、該「対象更新期間」の項目において「1日」を選択し、実際に更新されてからの1週間について新着情報として紹介(掲載)する場合には、該「対象更新期間」の項目において「1週間」を選択すれば良い。
また、「対象情報種別」の項目においては、新着情報であるか否かの判定の対象とする情報の種別、具体的には、後述するように、遊技場情報提供サーバ300において公開される各遊技場に関する情報である、「基本情報」、「設置機種情報」、「お得情報」、「出玉情報」、「写真館」、「リクルート」のうちから、1つ若しくは複数の組み合わせを選択すれば良く、図40においては「お得情報」を選択した例が示されている。
「タグ抽出」の項目においては、図40に示すように、「する」、「しない」の各サブ項目に対応してチェックボックスが設けられており、「する」のチェックボックスをチェックすることにより、指定された特定のタグ間に有るテキストに基づく情報が、変更前の情報と変更後の情報から抽出されて、該抽出された情報の変更の有無により新着情報に該当するか否かの判定が実施される。
尚、「する」のチェックボックスをチェックすることにより、「タグ指定」の選択入力部が選択可能化(アクティブ化)され、該「タグ指定」の選択入力部を選択入力することで、対象情報のファイルに含まれる各種タグの一覧を含み、該タグ一覧から抽出対象とする特定のタグを指定可能とされたタグ指定ウインドウが表示されることで、抽出対象とする特定のタグを指定できるようになっている。
具体的に、これら抽出対象とする特定のタグとしては、アクセス利用者にとって有用な情報、例えば、イベントの内容や新機種情報が記述されているタグを指定し、アクセス利用者にとって有用な情報とならない背景や文字の色等の表示書式等に関する書式タグを指定しないようにして、これらアクセス利用者にとって有用な情報が更新された遊技場に限って、新着情報と判断できるようにすることが好ましい。
また、「催事期間順」の項目にも、図40に示すように、「する」、「しない」の各サブ項目に対応してチェックボックスが設けられており、「する」のチェックボックスをチェックすることにより、「対象情報種別」の項目において選択した種別の情報が、「お得情報」であって、該お得情報に催事期間の情報が含まれているときに、これら催事期間の基づく順序、具体的には、催事期間の早い順(既に期間中であれば終了期間が早い方)に応じた掲載順序にて、各遊技場の紹介(掲載)が、新着情報ページや地域別新着情報ページに紹介(掲載)される。
そして、これらの各項目の内容を選択した後、「設定」の選択入力部を選択入力することで、該各項目の内容が新着情報判定の設定内容として遊技場情報提供サーバ300に送信されて設定される。
ここで、本実施例の遊技場情報提供サーバ300のサイトBにおいて各種の遊技場情報がアクセスしてきたアクセス者(アクセス利用者)に提供される流れについて、図37〜図39に基づいて説明すると、図37は、遊技場情報提供サーバ300のサイトBにアクセスした場合に表示されるトップページである。
この本実施例のサイトBトップページにおいては、その上部中央位置に、サイト名称である「○●○●」が表示されているとともに、該名称表示の下方位置には、アクセス者が選択可能とされた各種のメニューが表示されている。
このメニューにおいては、「TOP」、「ホール検索」、「機種検索」、「ニュース」、「掲示板」、「ムービー」、「携帯サイト」、「リンク」の各メニューが選択可能とされており、これら各メニューを選択することで、該当するメニューページが配信されて表示される。尚、「TOP」のメニュー選択にて配信されるページは、図37に示すトップページである。
そして、これらメニューが表示されたメニューバーの下方位置には、全国の都道府県が選択可能とされた日本地図が表示された全国ホール検索領域と、更新がなされた遊技場(ホール)を全国単位にて紹介する「新着情報」のメニュー並びに更新がなされた遊技場(ホール)を各地域単位にて紹介する「地域別新着情報」のメニューとを有する更新領域と、サイトBにおいて会員登録したWEB会員の氏名等が表示され、会員専用ページに移行するためのWEB会員ログイン表示領域と、遊技機の機種名またはホール名を入力して検索を行う名称検索表示領域と、パチンコ台の最新機種の情報が表示されるパチンコ台最新機種情報表示領域と、スロットマシンの最新機種の情報が表示されるスロット台最新機種情報表示領域と、おすすめニュース表示領域とが設けられている。
そして、本実施例のサイトBトップページの下端部には、免責事項ページにリンクされた「免責事項」のリンクメニューや、会社概要ページにリンクされた「会社概要」のリンクメニューや、意見を入力するためのご意見受付けページにリンクされた「ご意見」のリンクメニューや、後述する図41に示すホール管理者ログインページにリンクされた「ホール管理者様入口」のリンクメニューや、新規に加盟登録する際の加盟登録案内ページにリンクされた「新規ホール登録」のリンクメニューや、サイトBの各ページのリンク構成を含むサイトマップページにリンクされた「サイトマップ」のリンクメニューや、各ページにおいて使用されている各種の用語の解説を含む用語集ページにリンクされた「用語集」のリンクメニューが設けられている。
アクセス者が、更新領域に設けられている「新着情報」を選択入力した場合には、登録されている全国の遊技場のうち、新着判定の対象として設定されている種別の情報について更新のあった遊技場の一覧を含む図示しない新着情報ページが配信される。
一方、「地域別新着情報」に対応するポップアップメニューから、地域(例えば関東)を指定した後、「地域別新着情報」を選択入力した場合には、図39に示す地域別新着情報ページ(関東)が配信される。
この地域別新着情報ページ(関東)には、図39に示すように、トップページと同様に、ページ上部位置に、サイト名称と、TOP」、「ホール検索」、「機種検索」、「ニュース」、「掲示板」、「ムービー」、「携帯サイト」、「リンク」の各メニューが選択可能に表示されているとともに、更新された新着情報として取り扱う対象期間として設定された期間内に更新がなされた遊技場の内、当該地域(関東)に該当する遊技場の数である新着件数と、期間内に更新がなされた各遊技場の遊技場名、更新日、後述する新着情報判定処理において順位付けされた順に一覧表示されるとともに、各遊技場名は、後述する当該遊技場の基本情報ページにリンク付けされており、各遊技場名を選択することで、該選択した遊技場の基本情報ページに移行できるようになっている。よって、新着情報ページ(地域別新着情報ページ)に掲載されることにより、アクセス利用者への紹介がなされるようになり、自身の遊技場の各ページへのアクセスを喚起できるようになるので、遊技場にとっては有利となる。
また、アクセス者が、サイトBにWEB会員として登録したアクセス者である場合で、会員専用ページにログインしたい場合には、WEB会員ログイン表示領域を選択入力することで、図示しない、ユーザーIDとパスワードを入力するためのWEB会員ログインページが配信され、該WEB会員ログインページにおいてユーザーIDとパスワードを入力することにより、該ユーザーIDが、サイトユーザー情報テーブルに存在するとともに、入力されたパスワードが、該ユーザーIDに対応して記憶されているパスワードに一致していることを条件に、WEB会員のみが利用可能な掲示板等のコンテンツが利用可能とされた図示しないWEB会員専用ページが配信される。
また、アクセス者が、所望の遊技場の遊技場情報を取得したい場合において、例えば、遊技場名が判っている場合であれば、図37に示すように、名称検索表示領域内に設けられている名称入力部に、情報を取得したい遊技場の遊技場名を入力した後に、該名称検索表示領域内に設けられている「ホール名」の選択入力部を選択入力すれば良い。
この「ホール名」の選択入力部を選択入力に応じて遊技場情報提供サーバ300は、該名称入力部に入力された名称が該当する遊技場を、登録情報テーブルから抽出し、該当する遊技場が複数存在する場合には、これら複数の遊技場名を選択可能な検索結果ページを配信して、これら複数の遊技場から情報表示を行う遊技場の選択を受付ける一方、該当する遊技場が1つである場合には、図38に示すように、郵便番号、住所、営業時間、定休日、駐車場、設置台数、最寄り駅、交通手段、ホームページアドレス、貯玉制や会員制やデータ公開機の有無の基本情報を含むとともに、該遊技場の最新ニュースを含む基本情報ページを配信する。
尚、図示しないが、該基本情報ページの下端部には、その他の当該遊技場の情報、つまり、設置機種情報、お得情報、出玉情報、写真館情報、リクルート情報を表示させるためのリンクメニューが表示されているとともに、優先入場の申し込みページへ移行するための優先入場リンクメニューや、台予約の申し込みページへ移行するための台予約リンクメニューが設けられている。
また、既に加盟登録している遊技場の遊技場責任者や、グループ本部のグループ管理者が、該サイトBにおいてアクセス者に配信される基本情報等の各種情報(公開情報)を確認または変更したい場合には、サイトBトップページの下端に設けられている「ホール管理者様入口」のリンクメニューを選択すれば良く、該「ホール管理者様入口」の選択により、図41のホール管理者ログインページが配信されて、グループ管理者若しくは遊技場責任者のパソコン7、8に表示される。
この本実施例のホール管理者ログインページには、図41に示すように、遊技場責任者が本発明における第2認証情報となる第2ログインIDとパスワードとを入力するためのログインID入力部とパスワード入力部と、「ログイン」の選択入力部と、「リセット」の選択入力部とが設けられたホール管理ページログイン領域と、グループ管理者が本発明における第2グループ認証情報となる第2ログインIDとパスワードとを入力するためのログインID入力部とパスワード入力部と、「ログイン」の選択入力部と、「リセット」の選択入力部とが設けられた本部管理ページログイン領域とが設けられている。
遊技場責任者が、ログインする場合には、ホール管理ページログイン領域に設けられたログインID入力部とパスワード入力部に第2ログインIDとパスワードとを入力した後、「ログイン」の選択入力部を選択入力すれば良く、グループ管理者がログインする場合には、本部管理ページログイン領域に設けられたログインID入力部とパスワード入力部に第2ログインIDとパスワードとを入力した後、「ログイン」の選択入力部を選択入力すれば良い。尚、ログインID入力部とパスワード入力部に入力した第2ログインIDやパスワードを再度入力し直したい場合には、「リセット」の選択入力部を選択入力することで、入力した第2ログインIDやパスワードが削除される。
そして、各領域に設けられた「ログイン」の選択入力によりパソコン7、8からは、これらログインID入力部とパスワード入力部とに入力された第2ログインIDとパスワード(暗証番号)とを含むログイン要求が送信される。
このログイン要求を受信したことに応じて遊技場情報提供サーバ300は、まず、受信したログイン要求に含まれる第2ログインIDが、遊技場責任者用のIDであるか、或いはグループ管理者用のIDであるかを判別する。
そして、受信した第2ログインIDが遊技場責任者用のIDである場合には、該第2ログインIDが認証情報テーブルに存在するか否かを判定する判定処理と、受信したパスワードが、認証情報テーブルにおいて該第2ログインIDに対応して記憶されている暗証番号に一致するか否かを照合する暗証番号照合処理とから成る第2認証処理を実施する。
つまり、本実施例の第2認証情報はパスワード(暗証番号)を含み、第2認証処理は、該暗証番号を認証する暗証番号照合処理を含んでいる。
そして、該第2認証処理における認証結果が認証可である、つまり、受信した第2ログインIDが認証情報テーブルに存在し、受信したパスワードが暗証番号に一致した場合には、図42に示すように、受信した第2ログインIDに対応して認証情報テーブルに記憶されている遊技場名等を含むことで、該遊技場責任者(利用者)に専用とされるとともに、該遊技場責任者(利用者)が、当該遊技場情報提供サーバ300のサイトBにおいてアクセス者に提供される遊技場情報を確認または変更できるようにするための各種の項目と、処理内容とを含む、本発明における第2利用者専用ページとなるホール管理画面トップページを生成して、配信する。
つまり、本実施例の遊技場情報提供サーバ300は、利用登録されている遊技場責任者(利用者)に対して遊技場情報の提供サービス(第2サービス)を提供するサーバであって、該利用登録した遊技場責任者(利用者)を個々に識別可能な第2ログインID(第2認証情報)を含むログイン要求を、該遊技場責任者(利用者)の操作するパソコン8(利用者端末)から受信したことに応じて該第2ログインID(第2認証情報)に基づいて該遊技場責任者(利用者)を認証する第2認証処理を行い、該第2認証処理における認証結果が認証可であることを条件に、該遊技場責任者(利用者)に専用とされた遊技場情報の提供サービス(第2サービス)を利用するためのホール管理画面トップページ(第2利用者専用ページ)をパソコン8(利用者端末)に送信しており、該遊技場情報提供サーバ300によって本発明における第2サーバが形成されている。
一方、受信した第2ログインIDがグループ管理者のIDである場合には、該第2ログインIDが認証情報テーブルに存在するか否かを判定する判定処理と、受信したパスワードが、認証情報テーブルにおいて該第2ログインIDに対応して記憶されている暗証番号に一致するか否かを照合する暗証番号照合処理とから成る第2グループ認証処理を実施する。
そして、該第2グループ認証処理における認証結果が認証可である、つまり、受信した第2ログインIDが認証情報テーブルに存在し、受信したパスワードが暗証番号に一致した場合には、図43に示すように、受信した第2ログインIDに対応して認証情報テーブルに記憶されているグループ名と、所属店舗の項目に格納されている登録番号の遊技場名並びに「グループ店舗全体」の項目を含むことで、該グループ管理者に専用とされるとともに、該グループ管理者が当該遊技場情報提供サーバ300のサイトBにおいてアクセス者に提供される当該グループ全体若しくは当該グループに所属する各遊技場の遊技場情報を確認または変更するための各種の項目や処理内容を含む、図44に示す本部管理画面ページまたは図42に示すホール管理画面トップページに移行するための、本発明における第2グループ専用ページとなる本部管理画面トップページを生成して、配信する。
そして、本実施例の本部管理画面トップページには、当該グループに所属する各遊技場の遊技場名毎、並びに「グループ店舗全体」の項目に対応付けてチェックボックスが設けられており、サービス対象の遊技場を個別に指定できるとともに、グループ店舗全体のメニューとチェックボックスが設けられており、該グループ店舗全体を選択指定することで、図44に示すように、所属するグループ店舗(遊技場)の全てにおいて一括して変更が可能とされる項目のみが有効(選択可能)とされた本部管理画面ページが配信されることで、有効とされた項目の確認(閲覧)や、修正、登録を、個々の遊技場毎に実施することなく、一括して実施できる。
つまり、本実施例の遊技場情報提供サーバ300は、利用登録されている複数の遊技場管理者(利用者)が属するグループを個々に識別可能な第2ログインID(第2グループ認証情報)を含むログイン要求を、該グループのグループ管理者の操作するパソコン7(管理者端末)から受信したことに応じて該第2ログインID(第2グループ認証情報)に基づいて該グループ管理者を認証する第2グループ認証処理を行い、該第2グループ認証処理における認証結果が認証可であることを条件として、該グループに専用とされた遊技場情報の提供サービス(第2サービス)を利用するための本部管理画面トップページ(第2グループ専用ページ)をパソコン7(管理者端末)に送信しており、該遊技場情報提供サーバ300によって本発明における第2サーバが形成されている。
具体的に、本実施例において、これら本部管理画面ページにおいて有効(選択可能)とされる項目内容としては、「お得情報」と「リクルート」の項目のみであり、新たに該当する情報を登録したい場合には、各項目に対応する処理内容である「登録」を選択することで配信される登録ページにおいて、お得情報や従業員募集などの該当情報を入力することにより、これら入力した情報に基づいて、該グループに所属する各遊技場のお得情報ファイルや、リクルート情報ファイルが更新されることで、該遊技場のお得情報やリクルート情報として、前記登録ページにおいて入力した情報が提供されるようになる。
また、本部管理画面トップページにおいて確認、変更の対象とする遊技場を選択した場合、並びに、遊技場管理者がログインした場合に配信されるホール管理画面トップページには、図42に示すように、確認・変更対象とする遊技場の遊技場名として、例えば、遊技場Aであれば「○×△新宿店」様のように表示されるとともに、該表示の下方には、アクセス者に対して提供される各種の情報の項目と、処理内容とが対応付けて表示される。
具体的に本実施例における項目としては、「◆基本情報」、「◆設置機種情報」、「◆お得情報」、「◆出玉情報」、「◆写真館」、「◆リクルート」、「◆優先入場」、「◆台予約」が設けられているとともに、これら各項目に対応して「閲覧」・「修正」・「閲覧・修正」・「登録」・「登録・修正」・「閲覧・削除」の処理内容が選択可能に設けられており、これら各項目に対応する処理内容を選択することで、該当する処理に応じた各種のページが配信されて、該当する情報の確認や変更、登録、修正を実施できるようになっている。
具体的には、例えば、基本情報の項目に対応する「修正」の処理内容を選択した場合には、図45に示す、基本情報修正ページが配信されることで、該基本情報に含まれる各種の情報、「ホール名」、「ログインID」、「郵便番号」、「住所」、「営業時間」、「定休日」、「駐車場」、「設置台数(パチンコ)」、「設置台数(スロット)」、「最寄り駅」、「交通手段」、「ホームページアドレス」、「貯玉制」、「会員制」、「データ公開機」を該基本情報修正ページ上において修正できる。
尚、これら基本情報の修正がなされた場合において遊技場情報提供サーバ300は、図53に示すように、まず、当該遊技場の遊技場名(変更前)に対応して登録情報テーブルに記憶されている基本情報を、基本情報修正ページにて受付けた修正内容に基づいて更新するとともに、これら遊技場名(変更前)と、変更された基本情報とを含む変更通知をポイント管理サーバ200に対して送信する。尚、遊技場名並びに第2ログインIDが変更された場合には、登録情報テーブルに加えて認証情報テーブルも更新される。
これら変更通知の受信に応じてポイント管理サーバ200は、該受信した変更通知に含まれる変更された基本情報に基づいて、遊技場情報テーブルを更新する。
つまり、遊技場責任者やグループ管理者が、例えば、セキュリティ維持のために、第2ログインID等を定期的に変更した場合には、該変更した第2ログインIDが自動的にポイント管理サーバ200に通知されて、遊技場情報テーブルの第2ログインIDが、変更後の第2ログインIDに更新されるので、後述するように、ポイント管理サーバ200のサイトAから遊技場情報提供サーバ300のサイトBに遷移ログインする際に必要とされる第2ログインIDが更新されないことで、これら遷移ログインができなくなってしまうことを回避することができる。
すなわち、本実施例のポイント管理サーバ200並びに遊技場情報提供サーバ300は、遊技場責任者(利用者)に関する利用者情報となる遊技場名や第1ログインIDや第2ログインID等を管理し、遊技場情報提供サーバ300は、利用者情報に相当する基本情報の変更を受付けたことに基づき、該変更を受付けた遊技場情報提供サーバ300(第2サーバ)が管理している基本情報(利用者情報)を変更すると共に、他方のポイント管理サーバ200(第1サーバ)に対して該変更された基本情報(利用者情報)を含む変更通知を送信しているとともに、該変更通知の受信に応じてポイント管理サーバ200(第1サーバ)は、該ポイント管理サーバ200において管理している遊技場名、第1ログインID、第2ログインID等の利用者情報を、該受信した変更通知に含まれる変更された基本情報(利用者情報)に更新している。
また、図42のホール管理画面トップページにおいて、「◆設置機種情報」に対応する「登録」の処理内容を選択した場合には、図46に示す設置機種登録ページ(1)が配信されて、登録する機種の機種検索に必要となる情報の受付けが実施される。
具体的に設置機種登録ページ(1)には、図46に示すように、「◆機種名から検索」の項目に対応する機種名入力部と、「◆メーカーから検索」に対応するメーカー名入力部と、「◆タイプから検索」に対応するタイプ選択部と、「◆種別」に対応してパチンコまたはスロットを選択可能な種別選択部とが設けられている。
この設置機種登録ページ(1)において、例えば、登録しようとする機種名とメーカー名とが判明している場合には、図46に示すように、機種名入力部とメーカー名入力部とに、判明している機種名とメーカー名とを入力した後、該設置機種登録ページ(1)の下方に設けられている「次へ」の選択入力部との選択入力する。尚、入力を間違えた場合で、機種名やメーカー名を再度入力し直したい場合には、「リセット」の選択入力部を選択入力することで、入力した機種名やメーカー名が削除される。
このように設置機種登録ページ(1)の「次へ」の選択入力部との選択入力した場合には、該設置機種登録ページ(1)の機種名入力部とメーカー名入力部とに入力された機種名とメーカー名に該当する機種の一覧を含む、図47の設置機種登録ページ(2)が生成されて配信される。
該設置機種登録ページ(2)には、図47に示すように、入力された機種名とメーカー名に該当する機種の該当件数と、設置機種登録ページ(1)にて入力された検索条件とが表示され、その下方領域には、検索条件に該当する各機種名とメーカー名とタイプとが表示されるとともに、これら各機種名に対応付けてチェックボックスが設けられており、遊技場責任者(グループ管理者)は、これら一覧表示された該当機種の中から、登録を実施する機種に対応するチェックボックスを選択した後、該設置機種登録ページ(2)の下方に設けられている「台数登録へ」の選択入力部を選択入力する。
尚、設置機種登録ページ(2)に一覧表示された中に、登録する機種名が存在しない場合、具体的には、入力等を間違った場合には、該設置機種登録ページ(2)の下方に設けられている「戻る」の選択入力部を選択入力すれば良く、該「戻る」の選択入力部を選択入力することで、設置機種登録ページ(1)に移行することができ、該設置機種登録ページ(1)において、検索する条件を再度、入力することができる一方、一度選択した機種の選択を解除して、他の機種を選択したい場合には、該設置機種登録ページ(2)の下方に設けられている「リセット」の選択入力部を選択入力することで、選択によるチェックが解除される。
そして、「台数登録へ」の選択入力部を選択入力に応じて、図48に示す、設置機種登録ページ(3)が配信される。この、設置機種登録ページ(3)には、図48に示すように、設置機種登録ページ(2)において選択(チェック)した機種名が表示されるとともに、その台数を入力する台数入力部と、アクセス者への機種情報の提供に際して該機種名を表示する表示順序を入力する表示順序入力部とが設けられており、これら台数入力部と表示順序入力部とに、台数並びに表示順序とを入力した後、該設置機種登録ページ(3)の下方に設けられている「登録」の選択入力部を選択入力する。尚、台数入力部と表示順序入力部に入力した台数並びに表示順序を削除したい場合には、「リセット」の選択入力部を選択入力すれば良い。
この「登録」の選択入力部の選択入力に応じて遊技場情報提供サーバ300は、設置機種登録ページ(3)の機種名と、台数と、表示順序を、該設置機種登録ページ(3)に表示されている遊技場名に対応して登録情報テーブルに記憶されている設置機種情報ファイル名のファイルに追加記憶することで、これら追加記憶された機種の情報が、アクセス者に対して配信されるようになる。
また、図42のホール管理画面トップページにおいて、「◆お得情報」に対応する「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、図50に示すお得情報登録ページが配信されて、新たなお得情報の登録や、既に登録しているお得情報の修正を実施できる。
本実施例のお得情報登録ページには、図50に示すように、お得情報のタイトルを選択可能とされた「タイトル」のポップアップメニュー項目と、「タイトル」のポップアップメニュー項目において選択されたタイトルのお得情報が該当する期間(日付)が表示される「期間」の項目と、お得情報の具体的な内容、例えば、来場した女性に粗品がプレゼントされるホワイトデーイベントなど、イベントの内容等を説明する説明文を入力するための「本文」の項目とが設けられているとともに、ページの下方に「戻る」、「更新」、「クリア」の選択入力部が設けられている。
尚、本実施例の「本文」の項目内には、通常のテキスト以外に、所定のタグ形式にて記述された拡張テキスト文書等も入力可能とされている。
具体的に遊技場責任者やグループ管理者が、既に登録しているお得情報、例えば、図50に示すように、タイトルが「新装開店」のお得情報の内容或いは期間を変更したい場合には、「タイトル」のポップアップメニュー項目において一覧表示される、既に登録済みのお得情報のタイトルポップアップメニュー一覧から「新装開店」を選択すれば良く、該「新装開店」の選択に応じ、該新装開店のタイトルに対応付けてお得情報ファイルに記憶されている期間、本文のデータが読み出されて、「期間」並びに「本文」の項目に対応して表示されるので、これら表示された既に登録済みの期間や本文の内容を変更した後、ページ下部の「更新」の選択入力部を選択入力すれば良く、これら更新が実施されることにより、後述する図51に示す新着情報判定処理が実施されることで、更新された情報がお得情報ファイルに反映される。
尚、既に登録されているお得情報と異なる新たなお得情報を追加登録する場合には、「タイトル」の項目に対応して設けられている「新規作成」の選択入力部を選択入力することで、「タイトル」の項目へのタイトルの入力が可能とされ、新たなお得情報のタイトル、期間、本文(内容)を入力した後、「更新」の選択入力部を選択入力することにより、これら新たなお得情報が、当該遊技場のお得情報ファイルに反映(追加)される。
また、「クリア」の選択入力部を選択入力した場合には、「タイトル」の項目において選択しているタイトル名のお得情報が削除されるとともに、新規のお得情報の入力中に「クリア」の選択入力部を選択入力した場合には、入力中の内容が全て消去される。
図42のホール管理画面トップページにおいて、「◆出玉情報」に対応する「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、先ず、図49に示す種別選択メニューを有する出玉情報ページが表示され、該種別選択メニューにおいて「パチンコ」、「スロット」の種別、例えば「パチンコ」を選択することで、パチンコ出玉情報画面が表示される。
このパチンコ出玉情報画面には、図49に示すように、順位、日付、台番号、機種名、大当り回数、玉数の6つの項目のデータが、各順位毎に表示されているとともに、画面の向かって左端部位置には、各順位の出玉情報に対応付けて、該順位の出玉情報を一括して削除する際に選択するチェックボックスが設けられていて、各順位の出玉情報の削除や、各順位の出玉情報の内容変更等を実施できるようになっている。
尚、順位の出玉情報を一括して削除(クリア)する場合には、削除する順位に対応するチェックボックスをチェックした後に、画面下方の「クリア」を選択入力することで、該チェックした順位の各項目のデータが、一括してクリアされる。
また、「写真館」の「閲覧」の処理内容を選択した場合には、当該遊技場名に対応付けて登録情報テーブルの写真館情報ファイル名のファイルに基づく写真情報を含む写真閲覧ページが配信されて、写真館情報に登録されている写真を確認できる一方、「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、これら写真館情報ファイル名のファイルに基づく写真情報の修正または登録を実施するための写真修正登録ページが配信されることで、新たな写真の登録や、既に登録されている写真の修正(変更)を実施できる。
また、「リクルート」の「閲覧・削除」の処理内容を選択した場合には、当該遊技場名に対応付けて登録情報テーブルのリクルート情報ファイル名のファイルに基づくリクルート情報を含むリクルート情報閲覧ページが配信されて、該リクルート情報の確認並びに削除を実施できるとともに、「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、これらリクルート情報ファイル名のファイルに基づくリクルート情報の修正または登録を実施するためのリクルート情報修正登録ページが配信されることで、リクルート情報の新たな登録や、登録済みのリクルート情報の修正を実施できる。
また、「優先入場」の「閲覧・削除」の処理内容を選択した場合には、当該遊技場名に対応付けて登録情報テーブルの優先入場情報ファイル名のファイルに基づく優先入場情報を含む優先入場情報閲覧ページが配信されて、該優先入場の応募状況や優先入場情報の削除を実施できるとともに、「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、新たな優先入場日の登録や、登録した優先入場日の修正等を実施するための優先入場情報修正登録ページが配信されることで、優先入場日の新規登録や修正を実施できる。
また、「台予約」の「閲覧・削除」の処理内容を選択した場合には、当該遊技場名に対応付けて登録情報テーブルの台予約情報ファイル名のファイルに基づく台予約情報を含む台予約情報閲覧ページが配信されて、該台予約の応募状況や台予約情報の削除を実施できるとともに、「登録・修正」の処理内容を選択した場合には、新たな台予約を可能とする台の登録や、登録した予約可能台の修正等を実施するための台予約情報修正登録ページが配信されることで、台予約を可能とする台の新規登録や修正を実施できる。
そして、これら各遊技場に関する各種情報の新規登録や修正があったときには、遊技場情報提供サーバ300において図51の新着情報判定処理が実施されることにより、実施された登録や修正が、新着情報に該当するか否かが判定される。
この本実施例の新着情報判定処理における処理内容について具体的に説明すると、更新された情報の種別が、前述した新着判定設定画面の「対象情報種別」の項目に設定された種別の情報、例えば、図40に示すように、「対象情報種別」の項目に「お得情報」が選択されて設定されている場合であれば、更新された情報の種別がお得情報であるか否かを判定する(Sj1)。
そして、該判定において対象種別でないと判定された場合にはSj9のステップに進む一方、対象種別であると判定された場合にはSj2のステップに進み、当該対象情報の更新前のファイル、つまり、当該遊技場の登録番号並びに遊技場名に対応付けて登録情報テーブルに記憶されている、当該対象情報に該当するファイル名から特定されるファイルから更新前の対象情報を読み出して、変更後の当該対象情報との比較を実施する。
尚、この比較の際、新着判定設定画面において「タグ抽出」の項目において、「しない」がチェックされて設定されている場合については、情報の全ての範囲を比較の対象とする一方、「する」がチェックされて設定されている場合については、対象情報のうち、前述したタグ指定ウインドウにて指定された特定のタグ間に存在するテキスト情報を抽出し、該テキスト情報を比較の対象とする。
そしてSj3のステップに進み、これら比較の対象とした対象情報が一致するか否か、つまり、同一であるか否かを判定し、同一である場合には、具体的な情報の変更を伴わない更新操作のみがなされたダミー更新であることから、新着情報ではないと判定して、対象情報のファイル更新を実施することなく、当該処理を終了する。
一方、比較の対象とした対象情報が一致しない、つまり同一ではない場合にはSj4のステップに進んで新着情報であると判定した後、当該対象情報の種別が「お得情報」であるか否かを判定する。
対象情報の種別が「お得情報」ではない場合には、催事期間が情報中に含まれていないことからSj10のステップに進み、新着情報ページ(地域別新着情報ページ)の最上位に、当該遊技場の基本情報ページにリンク付けされた遊技場名、更新日並びに住所が追加されて紹介(掲載)された後、Sj9のステップに進んで、対象情報のファイルが、変更された対象情報を含む新たなファイルに上書き更新されるとともに、対象情報に対応する更新日に、その当時の日付が更新記憶されて当該処理が終了される。
一方、対象情報の種別が「お得情報」である場合には、変更後の「お得情報」における催事期間、具体的には開始日付と終了日付とを、当該変更後の「お得情報」から抽出する。
そして、該特定した催事期間(開始日付、終了日付)に基づいて、新着情報ページ(地域別新着情報ページ)において当該遊技場の遊技場名を紹介(掲載)する順位を特定する(Sj7)。
具体的には、開始日付のより早い(本日から開始日付までの期間が短い)遊技場が上位となるように順位を特定するとともに、開始日付が同一である場合には、終了日付のより早い(本日から終了日付までの期間が短い)遊技場が上位となるように順位を特定する。尚、開始日付並びに終了日付の双方が同一である場合には、これら同一の遊技場のうち、更新日が新しいものが上位となるように順位を特定する。
尚、本実施例では、前述の新着判定設定画面において、公開情報として「お得情報」とともに、該「お得情報」以外のその他の情報を組み合わせて指定することも可能とされているので、これら変更された対象情報が催事期間を含まないことにより、該催事期間に基づく順位を特定できない場合が存在するため、本実施例では、アクセス利用者にとって有用性が高い「お得情報」の変更に伴う催事期間に基づく順位を新着情報ページ(地域別新着情報ページ)において優先することで、これら「お得情報」が変更された遊技場が、新着情報ページ(地域別新着情報ページ)において上位部(先頭部)に掲載(紹介)されるとともに、これら「お得情報」が変更された遊技場の下位部(広報部)に、「お得情報」以外の対象情報が変更された遊技場が、Sj10のステップに示すように、変更時期の新しい順に掲載(紹介)される。
このように、本実施例では、「お得情報」を優先するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら新着情報ページ(地域別新着情報ページ)において掲載を優先させる情報を、新着判定設定画面において適宜指定できるようにしても良い。
そして、該特定した順位にて当該更新した遊技場が紹介(掲載)されるように、新着情報ページ(地域別新着情報ページ)が更新された後(Sj8)、Sj9のステップに進んで、対象情報のファイルが、変更された対象情報を含む新たなファイルに上書き更新されるとともに、対象情報に対応する更新日に、その当時の日付が更新記憶されて当該処理が終了される。
つまり、本実施例のサーバシステムは、情報を公開するための利用登録を行った遊技場責任者、グループ管理者(利用者)が公開を希望する公開情報となる基本情報、設置機種情報、お得情報、出玉情報、写真館情報、リクルート情報等を管理し、各遊技場責任者、グループ管理者(利用者)について前記公開情報を含む基本情報ページ、設置機種情報ページ、お得情報ページ、出玉情報ページ、写真館ページ、リクルート情報ページ等の情報公開ページを生成し、アクセス利用者からのアクセスに応じて該情報公開ページを配信するとともに、遊技場責任者、グループ管理者(利用者)からの公開情報の更新を受付けたことに基づき、当該遊技場責任者またはグループ管理者(利用者)の公開情報を更新する更新処理となるSj9のステップ並びに当該更新処理が行われた遊技場責任者若しくはグループ管理者(利用者)の情報公開ページをアクセス利用者が認識可能に紹介するための紹介処理となるSj8またはSj10のステップを行う遊技場情報提供サーバ300(情報公開サーバ)を含むサーバシステムであり、遊技場情報提供サーバ300(情報公開サーバ)は、更新前において管理している公開情報のうちの対象情報である、例えば、お得情報と更新を受付けた新たなお得情報とが同一か否かを判定し(Sj3)、同一でないと判定したことを条件(Sj3でNo)に、本発明における紹介処理となるSj8、Sj10のステップを実施している。
また、本実施例の遊技場情報提供サーバ300(情報公開サーバ)は、管理する複数種類の公開情報である、基本情報、設置機種情報、お得情報、出玉情報、写真館情報、リクルート情報のうちから、Sj3のステップにおいて同一か否かの判定を行う対象情報(公開情報)を設定するための本発明の判定対象情報設定手段となるリモート操作端末350を備え、該リモート操作端末350における新着判定設定画面にて設定された対象情報が同一でないと判定したことを条件に、本発明における紹介処理となるSj8又はSj10のステップを実施する。
これら紹介処理となるSj8又はSj10のステップが実施される事により、当該紹介処理が行われた遊技場は、アクセス利用者の目につくようになるため、アクセス数が増加し、ひいては来店促進等に繋がるために有利となる。よって、内容の変更を伴わないダミー更新を新着情報と判断してしまうと、サイトBの利用者である各遊技場やグループの公平性を保つことができない。
また、本実施例の公開情報は、期間を伴う催事に関する催事情報となるお得情報を含み、遊技場情報提供サーバ300(情報公開サーバ)は、お得情報ファイルに基づいて催事期間を特定し、該特定した催事期間に基づき、紹介処理となるSj8のステップにおける新着情報ページにおける掲載順(優先紹介順位)を特定(決定)し、紹介処理として、該特定(決定)した掲載順(優先紹介順位)の高い遊技場の情報公開ページを新着情報ページの上位位置に掲載することで、これら掲載順(優先紹介順位)の高い遊技場の情報公開ページを優先して紹介している。
ここで、本実施例のポイント管理サーバ200によるサイトAや、遊技場情報提供サーバ300によるサイトBに、各遊技場やグループが加盟登録する流れについて、以下に説明する。
まず、遊技場またはグループがサイトAに加盟登録する場合には、サイトAの加盟登録用のURLにアクセスする。このアクセスに応じてポイント管理サーバ200は、図35に示す加盟申込み受付け処理を実施する。
具体的には、まず、加盟における注意事項や免責事項等を含む加盟承諾ページを送信する加盟承諾ページ送信処理を実施する(Sb1)。
この図示しない加盟承諾ページのページ下端部には、「承諾する」の選択入力部と、「承諾しない」の選択入力部とが設けられており、加盟を申し込む遊技場責任者やグループ管理者は、該加盟承諾ページの内容を確認した後、「承諾する」の選択入力部を選択入力する。
この「承諾する」の選択入力部を選択入力により送信される加盟要求の受信に応じてポイント管理サーバ200は、「承諾」の操作有りとSb2のステップにおいて判定し、グループ名や所属する遊技場名等の遊技場(グループ)情報並びにパスワード(暗証番号)を受付けるための加盟情報受付けページを配信して、遊技場(グループ)情報を受付ける遊技場情報を受付け処理を実施する(Sb3)。
尚、本実施例の加盟情報受付けページには、遊技場情報提供サーバ300によるサイトBに既に加盟登録している場合において、該サイトBにログインするための第2ログインIDを受付けるための第2ログインID受付け部が設けられており、これら新たに加盟登録する遊技場(グループ)が、既にサイトBに対して加盟登録しているか否かとともに、加盟登録している場合の第2ログインIDを把握できるようになっている。
このSb3の遊技場情報を受付け処理において第2ログインIDを受付けなかった場合には、Sb4の判定において「No」と判定されてSb5のステップに進み、サイトAにログインするための第1ログインIDに加えて、サイトBにログインするための第2ログインIDを発行し、これら発行した第1ログインIDと第2ログインIDと、遊技場情報を受付け処理に受付けたパスワードを含む情報とが対応付けられた加盟受付け情報として一時記憶するとともに(Sb5)、該発行した第2ログインIDと、遊技場情報を受付け処理に受付けたパスワードや遊技場名を含む加盟受付け通知を遊技場情報提供サーバ300に対して送信する(Sb6)。
このようにして送信された加盟受付け通知を受信した遊技場情報提供サーバ300は、図53に示すように、該受信した加盟受付け通知に含まれる遊技場名と第2ログインIDとパスワード(暗証番号)とを、認証情報テーブルに新規に記憶することで、これらサイトAにおいて加盟登録を実施した遊技場は、サイトBにもログインできるようになる。
一方、Sb3の遊技場情報を受付け処理において第2ログインIDを受付けた場合には、Sb4の判定において「Yes」と判定されてSb8のステップに進み、第2ログインIDはすでに発行されているので、第1ログインIDのみを発行し、これら発行した第1ログインIDと、遊技場情報を受付け処理において受付けた第2ログインIDとパスワードを含む情報とが対応付けられた加盟受付け情報として一時記憶した後、Sb7のステップに進む。
そして、Sb7のステップにおいてポイント管理サーバ200は、Sb5のステップにて発行した第1ログインIDと第2ログインIDと、ホール向けログインページのURL等を含む受付け完了ページ、または、Sb8のステップにて発行した第1ログインIDと、ホール向けログインページのURL等を含む受付け完了ページを生成、配信して、加盟申込み受付け処理を終了する。
尚、ポイント管理サーバ200において一時記憶された加盟受付け情報は、所定期間、例えば1日毎にまとめられて、ポイント管理サーバ200を運営するポイント運営機関において、加盟申し込みを受付けた遊技場の審査や確認を実施し、審査並びに確認に問題がない場合には、遊技場情報テーブルに、遊技場名や第1ログインIDや第2ログインID等の各種の情報が記憶されることで、サイトAを遊技場責任者が利用できるようになる。
尚、グループ本部が加盟する場合には、これら遊技場の加盟を済ませた後、グループ本部の加盟を行えば良く、この場合には、図示しないグループ加盟申し込みを実施することで、当該グループ本部用の第1ログインIDや第2ログインIDが発行され、これら発行された第1ログインIDや第2ログインIDが、グループ名に対応付けてグループ情報テーブルに記憶される。
また、サイトBに加盟登録する場合には、図37のサイトBトップページの下端部に設けられている「新規ホール登録」のリンクメニューを選択すれば良く、該選択によって配信される加盟登録案内ページにおいて留意事項を確認した後、該加盟登録案内ページに設けられた「確認」の選択入力部を選択入力することで、図示しない加盟申し込みページが配信されて、加盟に必要となる遊技場名等の遊技場情報やパスワードの受付け等が実施された後、該加盟申し込みページにおける「登録申し込み」の選択入力部を選択入力することで、第2ログインIDが発行されるともに、該発行された第2ログインIDと、遊技場名、パスワード(暗証番号)とが認証情報テーブルに記憶されてログインが可能とされ、該発行された第2ログインIDを含む登録受付け完了ページが配信されて、該第2ログインIDが通知される。
つまり、サイトBへの加盟登録においては、サイトAとは異なり、第2ログインIDのみが発行されることで、サイトBのみにログイン可能とされ、サイトAのホール向けログインページからはログインできず、改めてサイトAに加盟登録することでログインできるようになる。
次に、本実施例において、遊技場責任者またはグループ管理者がポイント管理サーバ200によるサイトAにログイン中に、遊技場情報提供サーバ300のサイトBに移行する場合について、図52に基づいて以下に説明する。
まず、遊技場責任者またはグループ管理者がサイトAにログインする場合には、前述したように、図23のホール向けログインページのURLを入力またはブックマークから選択する。
このURLを入力(又は選択)に基づいてグループ管理者または遊技場責任者のパソコン7、8からは、該入力されたURLを含むページ要求が送信されることに応じてポイント管理サーバ200は、図23に示すホール向けログインページを配信する。
このホール向けログインページにおいて遊技場責任者またはグループ管理者は、該ホール向けログインページに設けられているログインID入力部とパスワード入力部に、第1ログインIDとパスワードとを入力した後、「ログイン」の選択入力部を選択入力する。
該「ログイン」の選択によりパソコン7、8からは、これらログインID入力部とパスワード入力部とに入力された第1ログインIDとパスワード(暗証番号)とを含むログイン要求が送信されることにより、ポイント管理サーバ200は、受信したログイン要求に含まれる第1ログインIDが、遊技場責任者用のIDであるか、或いはグループ管理者用のIDであるかを判別する。
そして、遊技場責任者用のIDである場合には、前述したように第1認証処理を実施して、認証結果が認証可つまり認証OKであるときに、図24に示すホール向けマイページを生成して配信する。
このホール向けマイページには、前述したように、「WEB画面管理」のメニュータブに対応するリンク情報、具体的には、遊技場情報提供サーバ300に遷移ログインするためのURLアドレスと、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応付けて遊技場情報テーブルに記憶されている第2ログインIDと、本発明の第1サーバとなるポイント管理サーバ200からの遷移である旨を示す特定データ列から成るインデックスデータを含むリンク情報が含まれている。
一方、受信した第1ログインIDがグループ管理者のIDである場合にも、前述した第1グループ認証処理を実施して、認証結果が認証可つまり認証OKであるときに、図33に示すように、サービス対象を選択するためのグループ本部向けマイページを生成、配信して、サービス対象の受付けを実施し、該グループ本部向けマイページにて選択された対象が、当該グループに所属する遊技場である場合には、該選択された遊技場のホール向けマイページ(図24参照)を配信し、選択された対象がグループ店舗全体である場合には前述したグループ全体向けマイページを生成、配信する。
これらホール向けマイページやグループ全体向けマイページ並びに、該ホール向けマイページやグループ全体向けマイページから移行した各ページを閲覧中において、グループ管理者または遊技場責任者が、遊技場情報提供サーバ300のサイトBにおいて提供されている遊技場情報を変更したい場合には、「WEB画面管理」のメニュータブを選択すれば良く、該「WEB画面管理」のメニュータブの選択により、該「WEB画面管理」のメニュータブに対応するリンク情報に基づいて、ログイン時に受付けた第1ログインIDに対応付けて遊技場情報テーブル(遊技場責任者)またはグループ情報テーブル(グループ管理者)に記憶されている本発明における利用者特定情報となる第2ログインIDと、ポイント管理サーバ200からの遷移である旨を示す特定データ列(遷移識別データ)から成るインデックスデータを含む遷移ログイン要求が、遊技場情報提供サーバ300に対して送信される。
この遷移ログイン要求の受信に応じて遊技場情報提供サーバ300は、通常のログイン要求を受信した場合の第2認証処理並びに第2グループ認証処理に代えて遷移ログイン認証処理を実施する。具体的には、受信した遷移ログイン要求に含まれる第2ログインIDが、認証情報テーブルに存在するか否かを判定し、該判定結果が存在するとの判定結果であることを条件に、ログインを許諾する。すなわち、遷移ログイン認証処理においては、暗証番号の照合処理は実施しない構成とされるので、これら遷移ログインに際してグループ管理者または遊技場責任者は、パスワード(暗証番号)を入力する必要がない。
尚、上記した認証情報テーブルに存在するか否かを判定する処理については、遷移ログイン要求に含まれる第2ログインIDは、第1サーバに登録する際において該第2ログインIDが必ず発行されるので、認証テーブルにおいて該第2ログインIDは必ず存在することから、第2認証処理のような入力間違いを防止するためのものではなく、検索するという処理に該当する。すなわち、遷移ログイン認証処理における第2ログインIDが認証情報テーブルに存在するか否かの判定と、第2認証処理における第2ログインIDが認証情報テーブルに存在するか否かの判定とは、その目的が異なる別種の処理である。
つまり、本実施例の遊技場情報提供サーバ300は、遷移ログイン要求を遊技場責任者(利用者)若しくはグループ管理者のパソコン7、8から受信したことを条件に、第2認証処理若しくは第2グループ認証処理を行うことなく、利用者特定情報若しくはグループ特定情報となる第2ログインIDから特定されるホール管理画面トップページ(第2利用者専用ページ)若しくは第2ログインIDから特定されるグループの本部管理画面トップページ(第2グループ専用ページ)をパソコン7、8に対して送信しており、該遊技場情報提供サーバ300によって本発明における第2サーバが形成されている。
尚、本実施例では、本発明における利用者特定情報として第2ログインIDを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら利用者特定情報としては、本発明における第2サーバとなる遊技場情報提供サーバ300が、グループ管理者または遊技場責任者(利用者)を特定することのできるものであれば良く、例えば、第2ログインIDに代えて、登録番号や遊技場名やグループ名であっても良い。
そして遊技場情報提供サーバ300は、ログインを許諾した後において、受信した遷移ログイン要求に含まれる第2ログインIDが、遊技場責任者のID、つまり、遊技場(ホール)用のIDであるか、或いは、グループ管理者のID、つまりグループ本部用のIDであるかを、認証情報テーブルにおいて該第2ログインIDに対応する登録番号の種別から判定し、遊技場(ホール)用のIDである場合には、該第2ログインIDに対応して認証情報テーブルに記憶されている遊技場名等を含む、本発明における第2利用者専用ページとなるホール管理画面トップページ(図42)を生成して、配信することで、遊技場責任者のパソコン8には、該ホール管理画面トップページが自動的に表示されるようになる。
一方、受信した遷移ログイン要求に含まれる第2ログインIDが、グループ管理者のID、つまり、グループ本部用のIDである場合には、該第2ログインIDに対応して認証情報テーブルに記憶されているグループ名等を含む、本発明における第2グループ専用ページとなる本部管理画面トップページ(図43)を生成して、配信することで、グループ管理者のパソコン7には、該本部管理画面トップページが自動的に表示されるようになる。
尚、本実施例では、グループ管理者の遷移ログインに際して、図43に示す本部管理画面トップページに移行するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、サイトAにおいて、当該グループに所属している遊技場のホール向けマイページおよびホール向けマイページから移行したページから遷移ログインする場合には、該ホール向けマイページの対象となっている遊技場名を遷移ログイン要求のインデックスデータに含めることで、該インデックスデータに含まれる遊技場名に該当するホール管理画面トップページを、直接、生成して配信するようにしても良い。