JP5683892B2 - 光学ラインセンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は光学ラインセンサ装置に関し、特に有価証券や紙幣等の鑑別を目的とする鑑別用途光学ラインセンサ装置に関するものである。
最近の印刷技術や複写技術の目覚ましい性能向上に伴い、紙幣、有価証券等の偽造がますます精巧になってきており、これらを的確に判別して排除することが国家の社会秩序を維持するために重要視されている。特にATMや紙幣処理機など紙幣を取り扱う機器において、より高速で高性能な真偽判定目的の鑑別システムが強く求められてきている。
これら紙幣や有価証券の鑑別方法として、光学ラインセンサ装置によるパターン識別が、従前より用いられてきている。
光学ラインセンサ装置には、縮小レンズとミラー及びCCDを組み合わせた縮小光学ラインセンサ装置と、セルフォックレンズなどの等倍光学系を用いた密着型光学ラインセンサ装置とがあり、縮小光学系はシステム単価が安く、解像度を容易に調整できること、焦点深度が深い長所がある反面、センサの容積が大きくなることやホコリや異物が侵入し易い欠点がある。そこで、最近はメンテナンスの容易な密着型光学ラインセンサ装置が広く使われてきている。
光学ラインセンサ装置は、偽造が巧妙化しセンサの検出信号処理技術が進歩するに伴って、対象媒体の表・裏・透過の3方位から画像を読み取るようにされる。
また光学ラインセンサ装置は、人間の可視光領域とともに、さらに可視領域外の紫外光及び赤外光を光源から照射して、可視光照射による色情報、紫外光照射による媒体の蛍光色情報など、少なくとも2以上の波長帯で画像を読み出すものが、最近の主流になっている。
このため、現状の鑑別用途の光学ラインセンサ装置は、搭載している光源部に紫外光から可視光にわたる広帯域の波長をそれぞれ発光することができるように複数種類のLEDを装備し、これらのLEDを順次切り替えて発光させ、受光部においてそれぞれの光検出信号を集めて、各条件の画像データとし、これをもとに真偽判別を実施している。
光学ラインセンサ装置は、有価証券や紙幣等の媒体の移動中に、媒体の透過像若しくは反射像を読み取るために、媒体が通過する位置の上又は下にラインセンサを配置している。このラインセンサのセンサ素子は、アモルファスシリコンまたは単結晶シリコンのフォトダイオードを採用している。
ラインセンサは、各センサ素子を直線上に配列し、各センサ素子の光検出信号をライン信号に変換するドライバICとを組み合わせたタイプ、又はフォトダイオードと信号処理ドライバとを一体化したセンサICチップを直線上に配列し、これらを基板上に実装したタイプが用いられている。このうち最近はコストおよび生産効率の観点からセンサICチップを用いた光学ラインセンサ装置が汎用的に用いられている。
従来のセンサICチップは、可能な限りICのサイズを小さくする工夫が進められている。各センサICチップの横方向(一次元配列方向:この方向を主走査方向という)のピッチ(画素ピッチ)は、要求される画素(「画素」とは媒体上で光学的に読み取る最小単位を言う)のサイズと関係があり、要求される画素のサイズに応じて決定される。しかし、センサICチップの縦方向(一次元配列方向と直角な方向、媒体の移動する方向:この方向を副走査方向という)の長さ(観測幅に相当)は画素のサイズと必ずしも結びつかない。媒体上の縦方向の画素サイズは媒体の移動速度や露光時間の設定によって調整ができるからである。
よって、センサICチップの縦方向の長さを小さくするほど、1枚のシリコンウエハーから取り出せるチップの数を増やすことができる。このためセンサICチップ上のフォトダイオードの形状は、性能を落とさずに縦方向の長さを小型化する工夫が重ねられてきている。
前述の理由から従来のセンサICチップのフォトダイオードの画素形状は正方形あるいは縦方向が短い長方形となっており、画素ピッチは変えずに画素サイズを小型化することで市場の要求に対応しているのが現状となっている。
特開2004-355262号公報
媒体を照らす光源は、通常、発光特性の違う複数の光源素子を備え、これらの光源素子を切り換えて色情報を得る構造となっている。媒体上の縦方向のライン密度(読取り解像度)は、媒体が移動中に切り換える光源色の数と、単位距離に何回データを取得したいかで決まる。例えば媒体の移動距離1mmあたり4回データを取得し、切り換える光源色の数が2であるとすると、読取り解像度は、8本/mmとなる。
最近、信号処理の高速化により精度の高い画像を読み出すことが可能となり、さらに媒体の文字や番号までを識別して鑑別機能を向上させることが要望され、解像度が2本以上/mm、好ましくは媒体の数字や文字を読み取るために4本以上/mmの解像度が求められてきている。
ところが、有価証券や紙幣などの高度な鑑別機能を有する光学ラインセンサ装置を開発するにあたり、対象媒体の印刷パターンによって、読み出す画像の鑑別機能を阻害するモワレが発生する場合がある。モワレには、主走査方向(横方向)のモワレと副走査方向(縦方向)のモワレとがある。横方向のモワレは、直線上に等ピッチで配列された各センサ素子と縞模様の画像とが干渉を起こし、各センサ素子の光検出信号が周期的に変動する現象をいう。縦方向のモワレは、対象媒体が副走査方向に移動し、それを各センサ素子で周期的に読み取る場合に、センサの読み取りの周期と画像の副走査方向の縞模様とが干渉し、各センサ素子の光検出信号が時間周期的に変動する現象をいう。顕著なモワレが検出されれば、正確な画像が読みとれず鑑別機能を阻害する。

ワレは縦方向にも横方向にも発生し得るが、この明細書では、以下縦方向に発生するモワレを説明する。このモワレの発生原因を、図6を用いて説明する。図6のy方向はセンサモジュールのセンサ素子の配列(横方向)を示し、x方向は媒体の送り方向(縦方向)を示している。光源の色は、緑(G)→他の色→緑(G)→他の色という具合に、緑(G)が2回に1回、繰り返し発光されるものとする。センサモジュールのセンサ素子が断続的に読取り状態にされることにより、媒体上に縦方向1mmあたり本の緑色の観測ラインが発生している。すなわち、x方向の緑色の解像度は本/mmである。
図6では、この観測ラインの右横に、入力される緑色の画像の縦方向の分布を示す。入力される画像は便宜的に正弦波形状とする。センサ素子で観測された緑色に対するセンサ出力信号を太い折れ線で示す。このように、周期性の画像を読む場合観測ラインと干渉してモアレが発生する。
ここで一つの発光ごとに媒体がx方向に進む距離を唐#、センサ素子の観測窓のx方向の幅を唐tとすると、観測ラインの縦方向の幅は(a+b)となる。緑(G)が2回に1回繰り返し発光されるので、観測ラインのx方向の緑色のピッチは2(a+b)となる。入力される緑色画像のピッチを2(a+b)+δ(0<δ<a+b)とすると、発生する緑色に関するモアレのピッチ、よく知られたモアレに関する理論により、4(a+b)2/δとなる。また観測ラインの濃淡の差が小さくなるほど、モワレの濃淡の差も小さくなり、目立たなくなることも、同理論からよく知られている。
このようにモアレが発生する場合、ファクシミリやスキャナー用途では、モワレをそのまま含む画像を出力すると製品価値を損ねるため、通常は補完処理、誤差拡散法、網点法、分解能変更など種々の画像処理を施すことによりモワレを出力画像に出さない工夫がなされている。
ところが鑑別用途のラインセンサ装置においては、真偽や破損を緻密に読み取る必要があり、さらには装置上画像を読み取った直後に真偽の判断を判定するため画像処理ソフトをプロセスに導入する時間的余裕がないと考えられる。
なお、鑑別用途のラインセンサ装置において、ソフトウェアにより解像度を落としたり、ローパスフィルタなど光学的にボカシを加えてモワレを消去する方法も考えられるが、これにより鑑別センサの目的である正確な画像を読み取る機能そのものを低下させてしまうという難点がある。
本発明は、解像度の高い鑑別用途センサを開発するには、モワレ発生は避けられず、それが鑑別機能そのものを阻害することから、モワレ発生を避けるための新たな形状のセンサ素子を備える鑑別用途光学ラインセンサ装置を提供することを目的とする。
本発明の鑑別用途光学ラインセンサ装置は、媒体の移動中に、スペクトル特性の相違する複数の光を時間的に切換えて前記媒体に照射する光源と、センサ素子が前記媒体の移動方向と異なる方向に一次元に配列され、前記媒体を透過若しくは反射した光を検出する受光部と、前記受光部の光検出信号を処理することにより前記媒体の情報を判別する信号処理部とを有し、前記センサ素子の、前記媒体の移動方向に沿った観測幅bと、前記センサ素子が一次元に配列されているセンサ素子の配列ピッチpとの関係が、b>pの関係を満たすものである。
この構成によれば、センサ素子の形状を、媒体が移動する方向にサイズを拡げて、センサ素子の一次元方向の長さと、媒体の移動方向に沿った長さとの比率を、1より大きくしている。[背景技術]で述べたように、従来のセンサICチップのセンサ素子の形状は正方形あるいは縦方向(一次元配列方向と直角な方向)が短い長方形となっているが、本発明のセンサ素子は一次元方向の長さと、縦方向の長さとの比率が1より大きい、すなわち縦長になっているという、形状上の大きな特徴がある。現在センサ素子が読取っている観測ラインと、同一センサ素子が一つ前に読取った観測ラインとを重複させることが容易にできる。言い換えれば、センサ素子を縦に長くすれば、観測ラインの濃淡の差が小さくなり、モワレの濃淡の差も小さくなる。かくして、モワレ発生を軽減でき、鑑別可能な良質の画像が得られる。
前記センサ素子の前記観測幅bと、前記媒体の単位移動距離あたり前記複数の光を時間的に切換える回数である読取り解像度Nと、この中で特定の色の光に着目したとき、一度発光してから次に発光するまでに切り替える数をn(nは2以上の整数)としたとき、これらの関係が、
b>=(n−1)/N・・・(1)
の式を満たすことが好ましい。この構成によれば、現在センサ素子が読取っている観測ラインと、同一センサ素子が一つ前に読取った当該色の観測ラインとを、確実に重複させることができる。すなわち、こうすることによって、観測ラインの濃淡の差が小さくなり、モワレが目立たなくなる。
本発明のセンサ素子は一次元方向の長さと、縦方向の長さとの比率が1.25以上であることがさらに望ましい。
本発明の光学ラインセンサ装置は、センサモジュールを媒体に密着させて読み取る、等倍読取り方式を採用するものであってもよい。
以上のように本発明によれば、従来のセンサICチップの縮小化方向と逆行するセンサ素子の縦方向のサイズを特別に大きくした長方形の画素を採用することにより、読取り時のモワレ発生が軽減でき、高い鑑別機能を有する。また、センサ素子の縦方向のサイズを伸ばすことにより、光学的に読み取る場合の一画素の面積が大きくなるので、光学読み取り感度を向上にもつながる。
有価証券や紙幣など媒体の画像を検出する光学ラインセンサ装置を示す断面図である。 センサモジュールの素子配列を示す正面図である。 媒体Sが紙面左から右へのx方向に移動する様子を示す、センサモジュールの側面図である(比較例)。 媒体Sが紙面左から右へのx方向に移動する様子を示す、センサモジュールの側面図である(実施例)。 本発明における、観測幅bと、読取り解像度Nとの関係を描いたグラフである。 モワレの発生原因を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、有価証券や紙幣など(以下「媒体S」という)の画像を検出する鑑別用途光学ラインセンサ装置を示す断面図であり、媒体Sをx方向に直線状に搬送するための紙幣搬送路11を挟んで両側に対向配置される同一構成の検出ユニット12,13を有している。紙幣搬送路11は、媒体Sを搬送方向xに沿わせた姿勢で直線状に真っ直ぐ搬送するものである。図1の座標系x,y,zは互いに直交している。
一方の検出ユニット12は、長さ方向(図1におけるy方向)の寸法が厚さ方向(図1におけるz方向)の寸法及び幅方向(図1におけるx方向)の寸法に比してかなり大きく、細長い形状をなしている。検出ユニット12は、下方向に開口部が設けられた細長い箱状の筐体16と、この筐体16にその開口部を閉塞させるように取り付けられる細長い板状の透光カバー17と、筐体16の中に収納されたユニット本体Uとで構成される。
透光カバー17は、ガラス等の透明材料で形成されており、幅(x)方向の両端部に先端側ほど厚さが薄くなるように傾斜する面取が施されている。この面取りは媒体Sが検出ユニット12を通過する際に引っかかる障害とならないようにするためである。なお透光カバー17として、接合部の段差を極小化した一体成型樹脂成型品を用いてもよい。
ユニット本体U内には、透光カバー17に対し反対側にセンサモジュール(CCDなどの画像検出センサ、信号処理部を含む)14が配置されている。このセンサモジュール14もユニット本体Uと同様に細長い形状をなしており、その長さ(y)方向をユニット本体Uの長さ(y)方向に一致させて筐体16の中に取り付けられている。このセンサモジュール14は、その画像検出方向を透光カバー17に向けている。
ユニット本体U内には、長さ(y)方向に細長い形状のロッドレンズアレイ25がセンサモジュール14と平行に配置されている。このロッドレンズアレイ25は、媒体Sの画像をセンサモジュール14の感光面上に等倍の正立像として結像させるためのレンズ素子である。ロッドレンズアレイ25は、ユニット本体Uの幅(x)方向及び長さ(y)方向における位置をセンサモジュール14に全体的に重ね合わせた状態で、筐体16に取り付けられている。
センサモジュール14は、ロッドレンズアレイ25を介して取り込む画像の検出エリア(観測ライン)を、透光カバー17よりも所定距離外側に設定しており(図1においてこの検出エリアをR1で示す)、この検出エリアR1とセンサモジュール14とを結んだ線はz軸に平行となる。なお、当然のことながら検出エリアR1もユニット本体Uと同様、長さ(y)方向に細長い領域となっている。
以上の構成により、センサモジュール14は、ロッドレンズアレイ25を介して、ユニット本体Uの一側となる透光カバー17の外側に設定された検出エリアR1に存在する画像を結像することができる。
また、ユニット本体U内には、ロッドレンズアレイ25と並んで、検出エリアR1に向けて斜めに光を照射することのできる細長い形状の発光源19が設けられている(図1において光の方向を一点鎖線で示す)。この発光源19は、ユニット本体Uの長さ(y)方向に沿って、センサモジュール14及びロッドレンズアレイ25と平行な状態で筐体16に取り付けられている。
この発光源19は、センサモジュール14とほぼ同等以上の長さの、細長い形状のガラス等の透明材料からなる光ガイド38と、光ガイド38内に照射する半導体素子からなる発光素子29とを有している。光ガイド38では発光素子29から照射された光が検出エリアR1に向けて出射される。
さらに筐体16には、図1に示すように、光ガイド38から出射する光を検出エリアR1に導くための反射板部34が設けられている。この反射板部34もユニット本体Uと同様、長さ(y)方向に細長い形状をなし、長さ(y)方向に沿った平行な溝を有し、この溝に発光体19を収容している。発光体19を収容する溝の片面は、光ガイド38から厚さ(−z)方向に離れるに従ってホーン状に広がるが、該溝の他面は水平に切断されている。これは光ガイド38からの照射光が検出エリアR1まで進むときに障害にならないようにするためである。
発光体19における発光素子29は、複数、具体的には5つ備えられている。各発光素子29は、それぞれが所望の波長領域の可視光を単独で照射可能な3つの発光素子(LED素子)29A〜29Cと、波長300nm〜400nmの紫外光(UV)の発光が可能な発光素子29Dと、波長800nm以上の赤外光(IR)の発光が可能な発光素子29Eとを含む。各発光素子29A〜29Eは、所定の電極端子(図示せず)を備え、それらはワイヤーボンディング等によって接続されている。発光素子29A〜29Cは、例えば赤緑青(RGB)あるいはシアン・マゼンタ・イエローといった3原色に相当する複数色の可視光、紫外光、赤外光のうちの任意の三つの波長領域の光を照射可能となっている。
各発光素子29A〜29Eは、異なる波長領域の光を光ガイド38内に照射可能とされており、このため各素子に電圧を印加する電極端子を選択することにより発光素子29A〜29Eを、時間的に切り替えて発光できる回路構成となっている。
なお、筐体16には、その内部においてセンサモジュール14へ発光体19の光が漏れるのを防止するための底壁部35が形成されており、この底壁部35にはセンサモジュール14の光路にのみ開口部が形成され、この開口部にロッドレンズアレイ25が取り付けられている。前述の反射板部34とこの底壁部35とは、図1に示すように一体に形成されていても良い。
他方の検出ユニット13は、検出ユニット12とは、紙幣搬送路11を挟んで長さ(y)方向に沿う軸を中心に180度反転させた姿勢で対向配置されている。すなわち検出ユニット13は、細長い箱状の筐体21の上方向に開口部が設けられ、この筐体21にその開口部を閉塞させるように透光カバー22が取り付けられている。検出ユニット13と検出ユニット12とは透光カバー17,22の主面同士を紙幣搬送路11に平行状態で1.5〜3mmのギャップを介して互いに対向させることになる。
筐体21の中の素子配置は、前述した発光体19と同じ構成の発光体24が備えられていることに加えて、媒体Sの裏面を下から上に向けて照射する発光体23が設けられている。発光体23は検出ユニット12のセンサモジュール14に相対して配置されているので、発光体23から照射され、媒体Sを透過した光は、ロッドレンズアレイ25を通過してセンサモジュール14に入射される。発光体23も前述した発光体19と同様、それぞれが所望の波長領域の光を単独で照射可能な5つの発光素子を備えている。
この構成により、図1における図示上側の検出ユニット12のセンサモジュール14が図1における図示下側の検出ユニット13の、検出エリアR1における透過画像を検出可能となる。さらには、図1における図示上側の検出ユニット12のセンサモジュール14は、図1における図示上側の発光体19から照射され、検出エリアR1で反射される反射画像を検出でき、図1における図示下側の検出ユニット13のセンサモジュール15は発光体23から照射された検出エリアR2の反射画像を検出可能となる。
なお、発光体19と発光体23とは、透過画像と反射画像が同時にセンサモジュール14に入ることがないように、時間的なスイッチングにより発光制御される。
以上の構成により、筺体表面上の透光カバー17,22を通じて照射された対象物の透過画像又は反射画像がロッドレンズアレイ25,26を介してセンサモジュール14,15の表面に、等倍の正立像として結像される。
判定部30は、センサ素子で読み取った媒体Sの透過画像データ又は反射画像データを、それぞれ例えばマスタデータと比較して真偽、金種及び汚損等を判別するものであり、その機能は、CD−ROMやハードディスクなど所定の記憶媒体Sに記録されたプログラムを、コンピュータが実行することにより実現される。
次に図2は、センサモジュール14,15の素子配列を示す正面図である。センサモジュール14,15は、y方向に直線状に並べられた複数のセンサ素子(それぞれフォトダイオード、フォトトランジスタなどで構成される)と信号処理部27とドライバ部31とを一体化させたセンサICチップを配列し、これを基板上に実装したものである。ドライバ部31はセンサ素子を駆動するためのバイアス電流を作成し供給する回路部分であり、信号処理部27は、センサ素子の光検出信号を読取り処理する回路部分である。センサ素子の種類は、限定されないが、例えばシリコンPNダイオード若しくはPINダイオードが用いられる。
y方向に直線状に並べられた複数のセンサ素子の配列ピッチを“p”で示している。センサ素子の配列ピッチpは、1センサ素子のy方向の大きさにほぼ等しい。媒体Sがx方向に移動する瞬間に、センサ素子が媒体Sを読み取ることのできる観測幅を“b”で示している。
これらの複数のセンサ素子を一度に露光することによって、媒体Sの面上にy方向に沿った観測ラインを設定することができる。観測ラインのx方向の幅は、センサ素子の観測幅bによって基本的に決まるが、実際はセンサ素子の露光時間があり、この間に媒体Sがx方向に移動するため、これより長くなる(後述)。
センサモジュール14,15のy方向の配列ピッチpは、y方向の最大解像度を決定する。例えばピッチpを125μmとすれば、y方向に8本/mmの解像度で読み込むことができる。解像度を落として読み込む場合にはy方向に隣り合うセンサ画素の信号同士を短絡すればよい。例えば隣接の2画素を短絡させて一つの画素として読み出すことで4本/mmの解像度に変更することができる。4画素を短絡して2本/mmの解像度に変更することもできる。
一方、媒体Sのx方向の移動速度を“v”とする。移動速度vはATMや紙幣処理機では例えば1500mm〜2000mm/秒に設定される。ある発光素子の露光開始から次の発光素子の露光開始までの時間(露光周期Tという)は、光源の強度、センサ素子の波長感度などに応じて任意に設定できる。例えば0.5〜1.0ミリ秒に設定される。
一露光周期Tの間に媒体Sがx方向に移動する距離はvTとなる。この距離を“a”と書く。この距離aがx方向の読取り解像度N(N=1/a)を決定する。例えば距離aを125μmとすれば、x方向にN=8本/mmの解像度で読み込むことができる。
媒体Sがx方向に移動する間に、信号処理部27において、一列に並べられたセンサ素子を露光周期Tにわたって露光することによって、媒体Sの面上にy方向に沿った所定幅の観測ラインを設定することができる。x方向に沿った観測ラインの幅は、前記距離aと、センサ素子の観測幅bとの和(a+b)となる。
各発光素子29A〜29Eは、各素子に電圧を印加する電極端子を選択することにより、時間的に切り替えて発光されるものとする。ここで特定の色の発光素子に着目し、その発光素子が繰り返し発光される回数(何回に1回発光するか)を、その発光素子を次に発光させるまでに切り替える数nで表す。例えば、緑(G)の発光素子に注目し、緑(G)→他の色→緑(G)→他の色という具合に、緑(G)が2回に1回繰り返し発光される場合、n=2となる。緑(G)→他の色→他の色→緑(G)→他の色→他の色→緑(G)という具合に、緑(G)が3回に1回繰り返し発光される場合、n=3となる。
本発明の実施形態において、3つの発光素子29A〜29C(RGB)が順次切り換えて発光されるものとし、特定の色の発光素子(赤(R))に着目したときの繰り返し回数をn=3とする。
図3は、センサモジュール14をy方向から見た側面図を示す。媒体Sは紙面左から右へx方向に移動するものとし、光源19又は光源23の3つの発光素子29A〜29Cが時間的に切り替えられ、赤(R)→緑(G)→青(B)→・・・と変わっていくものとする。図3(a)は赤(R)の発光状態を示し、図3(b)は緑(G)の発光状態を示し、図3(c)は青(B)の発光状態を示す。図には、各色の露光周期T、1露光周期Tの間に媒体Sが移動する距離a、センサモジュール14の各センサ素子のx方向(縦方向)の観測幅bが示されている。
図3(a)は、赤の発光下で媒体Sを読み取る最初の瞬間を示す。媒体Sが読み取られる幅(R(1)と表示)は唐tとなる。
図3(b)は、赤の発光下で1ライン分を読み取った後、次の緑の発光下でセンサ素子の読取りに切り替わった時点を示す。図(a)から(b)に進む間に、媒体Sは距離aだけ進んでいる。従って、センサ素子が赤色で読み取ったx方向の幅(観測ラインの幅)は、a+bとなる。
図3(c)は、緑の発光下で1ライン分を読み取った後、次の青の発光下でセンサ素子の読取りに切り替わった時点を示す。図(b)から(c)に進む間に、媒体Sはさらに距離aだけ進む。従って、センサ素子が緑色で読み取ったx方向の幅(観測ラインの幅)は、a+bとなる。このとき、センサ素子が赤色で読み取った部分の先端は、センサ素子の観測幅の右端(x1で示す)よりも、2aだけ進んでいる。ここで、赤の光でセンサ素子が読み取った観測ラインの幅はa+bであるから、後端のb−a(=a+b−2a)だけが、まだセンサ素子の下を通過中ということになる(図3(c)参照)。
図3(d)は、青の発光下で、センサ素子で1ライン分を読み取った後、次の赤の発光下でセンサ素子での読取りに切り替わる瞬間を示す。図3(c)から(d)に進む間に、媒体Sはさらに距離aだけ進む。このとき、「前の」赤の発光下でセンサ素子が読み取った部分の後端は、センサ素子の観測幅の右端x1よりも、e=3a−(a+b)だけ進んでいる。この時点で赤の発光下で、次の媒体Sを読み取る(R(2)と表示)。
図3(e)は、赤の光でセンサ素子が読み取った観測ラインの露光量の分布を表わすグラフである。当該部分の右端から計測して距離aに至るまで、露光量は徐々に上がっていき、距離aの地点から距離(b−a)の地点までの間の露光量はピークとなり、距離(b−a)の地点から距離(a+b)の地点まで露光量は徐々に下がっていく。観測ラインの幅は(a+b)となる。
図3(d)から分かるように、「前の」赤の発光下でセンサ素子が読み取った部分の後端と、センサ素子の観測幅の右端x1との間に、3a−(a+b)の「赤で読み取られない部分」(“e”で示す)が存在する。この非読取り部分eが存在すると、赤の発光下でセンサ素子が読み取る観測ラインがx方向に不連続となり、図6に示したようなモアレが発生する要因となる。
そこで、3a−(a+b)の「赤で読み取られない部分」が存在しないように、すなわち、3a−(a+b)=<0となるように、センサ素子のx方向の幅bを設定する。不等号3a−(a+b)=<0を書き換えると、b>=2aとなる。x方向の読取り解像度N(N=1/a)を用いればb>=2/Nとなる。
図4は、条件b=2aが満たされるときの、媒体Sが紙面左から右へx方向に移動する様子を示す模式図である。
図4(a)は、赤の発光下でセンサ素子が媒体Sを読み取る最初の瞬間を示す。媒体Sの読取りライン幅すなわち観測幅は“b”である(R(1)と表示)。図4(b)は、赤の発光下でセンサ素子が1ライン分を読み取った後、次の緑の発光下でセンサ素子が緑の読取りに切り替わる時点を示す。図4(a)から(b)に進む間に、媒体Sは距離aだけ進む。従って、赤の発光下でセンサ素子が読み取るx方向の幅は、a+bとなる。図4(c)は、緑の発光下でセンサ素子が1ライン分を読み取った後、次の青の発光下でセンサ素子の読取りに切り替わる時点を示す。図4(b)から(c)に進む間に、媒体Sはさらに距離aだけ進む。従って、緑の発光下でセンサ素子が読み取るx方向の幅は、a+bとなる。このとき、赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の先端は、センサ素子の観測幅の右端x1よりも、2aだけ進んでいる。ここで、赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の全幅はa+bであるから、後端のb−aの部分だけが、まだセンサ素子の下を通過中ということになる(図4(c))。
図4(d)は、青の発光下でセンサ素子が1ライン分を読み取った後、次の赤の発光下でセンサ素子の読取りに切り替わる時点を示す。図4(c)から(d)に進む間に、媒体Sはさらに距離aだけ進む。このとき、「前の」赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の先端は、センサ素子の観測幅の右端x1よりも、3aだけ進んでいる。「前の」赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の後端は、センサ素子の観測幅の右端x1よりも、3a−(a+b)だけ進むことになるが、この実施例ではb=2aを想定しているので、3a−(a+b)=0となる。この時点で赤の発光下でセンサ素子が、次の媒体Sを読み取る(R(2)と表示)。
図4(e)は、赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の露光量を表わしたグラフである。当該部分の右端から計測して距離aに至るまで、露光量は徐々に上がっていき、距離aの地点から距離(b−a)の地点までの間の露光量はピークとなり、距離(b−a)の地点から距離(a+b)の地点まで露光量は徐々に下がっていく。
図4(d)から分かるように、「前の」赤の発光下のセンサ素子が読み取った部分の後端と、センサ素子の観測幅の右端x1との間に、「読み取られない部分」が存在しなくなる。この非読取り部分が存在しないので、赤の発光下のセンサ素子が読み取る観測ラインは連続的に存在することになり、図6に示したようなモアレは発生しなくなる。
なお、図4の例では、b=2aが満たされるときの、媒体Sが移動する様子を示したが、b>2aであってもよい。この場合、同一色の発光下でセンサ素子が読み取る観測ラインは、一部重なりながら、連続的に存在することになり、モアレの発生防止という効果を奏することができる。
以上の図4の実施例では、特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数を“3”とし、媒体Sを送りながらサイクリックに切り換えていた。このため、3a−(a+b)の非読取り部分が存在しないように、すなわち、3a−(a+b)=<0となるように、センサ素子のx方向の幅bを設定する必要があった。不等号3a−(a+b)=<0を書き換えると、b>=2aとなった。したがって、x方向の読取り解像度NをN本とすると、センサモジュール14のセンサ素子のx方向の観測幅bは、“2/N”以上である必要があった。
しかし、特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数は3とは限らない。例えば“2”でもよい。このときは、2a−(a+b)の非読取り部分が存在しないように、すなわち、2a−(a+b)=<0となるように、センサ素子のx方向の幅bを設定する。不等号2a−(a+b)=<0を書き換えると、b>=aとなる。x方向の読取り解像度N(N=1/a)を用いればb>=1/Nとなる。したがって、x方向の読取り解像度NをN本とすると、センサモジュール14のセンサ素子のx方向の観測幅bは、前記“1/N”以上である必要がある。
また特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数は“4”でもよい。上に説明したように赤外(IR)光源を含む場合、光源色の数は“4”となるが、この場合、4a−(a+b)=<0となるように、センサ素子のx方向の幅bを設定する。不等号4a−(a+b)=<0を書き換えると、b>=3aとなる。x方向の読取り解像度Nを用いればb>=3/Nとなる。
一般に特定の色の発光素子に着目したとき、一度発光してから次に現れるまでに切り替える数をn(nは2以上の整数)とすると、前記媒体の移動方向に沿った観測幅bと、x方向の読取り解像度Nとの関係は、
b>=(n−1)/N・・・(1)
となる。
以下、数値例をあげる。y方向の配列ピッチpは、y方向の最大解像度を決定するものであるが、これは製造されるセンサ素子の製造サイズに相当する。普通90〜100μm程度に設定されている。
(a)最新の鑑別用途光学ラインセンサ装置のx方向の読取り解像度Nは2本〜12本/mmが用いられている。例えばx方向の解像度8本/mmで、特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数2で読み取る場合を想定する。モワレが出にくいためのセンサ画素のx方向の観測幅bは、前記(1)式を用いて計算し、125μm以上とすればよい。
(b)x方向の解像度8本/mmで、特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数3で読み取る場合を想定する。モワレが出にくいためのセンサ画素のx方向の観測幅bは、2/8=250μm以上とすればよい。
(c)x方向の解像度12本/mmで、特定の色の発光素子に着目したときの発光の繰り返し回数3で読み取る場合を想定する。モワレが出にくいためのセンサ画素のx方向の観測幅bは、2/12=167μm以上とすればよい。
通常、ラインセンサのy方向の1発光素子あたりの配列ピッチpは約90〜100μmであるので、本発明によれば、発光素子のサイズはその横幅に対し125μm以上、あるいは167μm以上の縦幅という、従来の正方形のセンサICチップでは想定できない、新規な長方形の形状が本発明の有効な手段となる。
本発明では、従来の正方形のセンサ形状にない新しい形状として、発光素子のサイズを、横幅に対しその1倍よりも大きな縦幅を持つ形状、長方形に限定する。
また、発光素子のサイズを、横幅に対しその1.25倍以上という長方形状が好ましい形状になる。さらに好ましくは、1.5倍以上になる。
図5は、ラインセンサのy方向の1発光素子あたりの配列ピッチpを0.1mmと仮定し、n=2と仮定したときの、観測幅bと読取り解像度Nとの関係を描いたグラフである。前記(1)式は双曲線で描かれている。「観測幅bがpよりも大きい」という領域は斜めハッチングで示されている。また、「観測幅bがpよりも大きく、かつ、b>=1/Nを満たす」領域はクロスハッチングで示されている。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。例えばコストダウン目的の簡易型としてセンサモジュールを1本省略して片方の透過光源部のみとする組み合わせにも適用できる。その他、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
12,13 検出ユニット
14,15 センサモジュール
19,23,24 発光源
27 信号処理部
30 判定部
S 有価証券、紙幣などの媒体
U ユニット本体

Claims (4)

  1. 有価証券、紙幣などの媒体の鑑別を目的とする光学ラインセンサ装置において、
    前記媒体の移動中に、スペクトル特性の相違する複数の光を時間的に切換えて、前記媒体に照射する光源と、
    複数のセンサ素子が前記媒体の移動方向と異なる方向に一次元に配列され、前記媒体を透過若しくは反射した光を検出する受光部と、
    前記受光部の光検出信号を処理することにより前記媒体の情報を判別する信号処理部とを有し、
    前記各センサ素子の、前記媒体の移動方向に沿った観測幅bと、前記媒体の単位移動距離あたり前記複数の光を時間的に切換える回数である読取り解像度Nと、前記スペクトル特性の相違する複数の光を時間的に切替える中での特定のスペクトル特性の光が一度発光してから次に発光するまでに光を切り替える数n(nは2以上の整数)との関係が、
    b>=(n−1)/N
    の式を満たす、光学ラインセンサ装置。
  2. 前記一次元に配列されているセンサ素子の配列ピッチpが、b>pの関係を満たす、請求項1に記載の光学ラインセンサ装置。
  3. 前記媒体の移動方向と異なる方向が、前記媒体の移動方向に直角な方向である、請求項1又は請求項2に記載の光学ラインセンサ装置。
  4. センサモジュールを媒体に密着させて読み取る、等倍読取り方式を採用する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光学ラインセンサ装置。
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