JP5682598B2 - レンジ切換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータを駆動源としてシフトレンジを切り換えるレンジ切換装置に関する発明である。
近年、自動車においても、省スペース化、組立性向上、制御性向上等の要求を満たすために、機械的な駆動システムを、モータによって電気的に駆動するシステムに変更する事例が増加する傾向にある。その一例として、車両の自動変速機のレンジ切換機構をモータで駆動するようにしたものがある。このものは、モータの回転に同期して所定角度毎にパルス信号を出力するエンコーダを搭載し、レンジ切換時には、このエンコーダのパルス信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいてモータを目標レンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)まで回転させることで、シフトレンジを目標レンジに切り換えるようにしている。
ところで、電源がオフされると、エンコーダカウント値の記憶値が消えるシステムでは、電源投入直後のエンコーダカウント値は、実際のモータの回転位置(通電相)に対応したものとならない。従って、エンコーダカウント値に応じてモータの通電相を切り換えるためには、電源投入後にエンコーダカウント値と実際のモータの回転位置とを対応させて、エンコーダカウント値と通電相とを対応させる必要がある。
そこで、特許文献1(特開2009−112151号公報)に記載されているように、電源投入後の初期駆動時に、オープンループ制御でモータの通電相の切り換えを所定のタイムスケジュールで一巡させることで、いずれかの通電相でモータの回転位置と該通電相とを対応させてモータを回転駆動してエンコーダのパルス信号をカウントして、初期駆動終了時のエンコーダカウント値と通電相との関係から、エンコーダカウント値に対する通電相位相ずれ補正値(初期位置ずれ学習値)を学習する初期駆動学習処理を実行し、その後の通常駆動時に、エンコーダカウント値を通電相位相ずれ補正値で補正して補正後のエンコーダカウント値に応じてモータの通電相を順次切り換えてモータを回転駆動するようにしたものがある。
更に、この特許文献1では、初期駆動終了時におけるエンコーダのA相信号とB相信号のパターンに基づいて学習結果の正誤(学習の成功/失敗)を判定し、失敗と判定した場合には、モータの回転方向を前回の初期駆動の回転方向とは反対方向にして初期駆動学習処理を再実行するようにしている。
特開2009−112151号公報
ところで、レンジ切換機構を各レンジの位置に保持するディテント機構の形状によっては初期駆動におけるモータの回転駆動に制約を受ける場合がある。しかし、上記特許文献1の技術では、ディテント機構の形状による制約が考慮されていないため、初期駆動時にディテント機構の形状による制約に反してモータを回転駆動してしまう可能性があり、それが原因で、初期駆動時にディテント機構やレンジ切換機構に過度に負荷が掛かってディテント機構やレンジ切換機構の耐久性が低下したり、或は、初期駆動時に意に反してレンジが切り換わってしまうレンジ抜けが発生する等の不具合が発生する可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、初期駆動時にディテント機構の形状による制約に反してモータを回転駆動してしまうことを防止することができるレンジ切換装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、モータ(12)を駆動源としてシフトレンジを複数のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構(11)と、このレンジ切換機構(11)を各レンジの位置に保持するディテント機構(14)と、モータ(12)の回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、電源投入後にオープンループ制御でモータ(12)の通電相を切り換える初期駆動を実行してエンコーダ(46)のパルス信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に対する通電相位相ずれ補正値を学習する初期駆動学習処理を実行する初期駆動学習手段(41)とを備え、初期駆動学習処理の終了後の通常駆動時にエンコーダカウント値を通電相位相ずれ補正値で補正して補正後のエンコーダカウント値に応じてモータ(12)の通電相を順次切り換えてモータ(12)を回転駆動するレンジ切換装置において、ディテント機構(14)の可動範囲を規制する規制手段(53)を備え、初期駆動学習手段(41)は、ディテント機構(14)が規制手段(53)に突き当たる可能性があることを考慮して、ディテント機構(14)が規制手段(53)に突き当たらないようにモータ(12)の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行するようにしたものである。
また、請求項2に係る発明は、ディテント機構(14)は、レンジ切換機構(11)が各レンジの位置に切り換えられたときに係合部(23a)がレンジ保持凹部(24)に嵌まり込むことでレンジ切換機構(11)を各レンジの位置に保持するように構成され、初期駆動学習手段(41)は、モータ(12)の駆動停止状態で係合部(23a)がレンジ保持凹部(24)内に滑り落ちる範囲(以下「吸い込み範囲」という)から係合部(23a)が外れる可能性があることを考慮して、吸い込み範囲から係合部(23a)が外れないようにモータ(12)の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行するようにしたものである。
このようにすれば、初期駆動時にディテント機構の形状による制約に反してモータを回転駆動してしまうことを防止することができ、ディテント機構の形状による制約に反しない適正範囲でモータを回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
図1は本発明の実施例1を示すレンジ切換装置の斜視図である。 図2はレンジ切換装置の制御システム全体の構成を概略的に示す図である。 図3は実施例1のディテント機構の形状による制約を説明する図である。 図4は実施例1の初期駆動学習を説明するタイムチャートである。 図5は実施例1の初期駆動学習ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図6は実施例2のディテント機構の形状による制約を説明する図である。 図7は実施例2の初期駆動学習を説明するタイムチャートである。 図8は実施例2の初期駆動学習ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図5に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に基づいてレンジ切換機構11の構成を説明する。
図1に示すように、レンジ切換機構11は、自動変速機27(図2参照)のシフトレンジをPレンジ(パーキングレンジ)とRレンジ(リバースレンジ)とNレンジ(ニュートラルレンジ)とDレンジ(ドライブレンジ)との間で切り換える4ポジション式のレンジ切換機構である。このレンジ切換機構11の駆動源となるモータ12は、例えばスイッチトリラクタンスモータにより構成されている。このモータ12は、減速機構26(図2参照)が内蔵され、その出力軸12a(図2参照)の回転位置を検出する出力軸センサ10(図2参照)が設けられている。このモータ12の出力軸12aには、マニュアルシャフト13が接続され、このマニュアルシャフト13に、ディテントレバー15が固定されている。
ディテントレバー15には、ディテントレバー15の回転に応じて直線運動するマニュアルバルブ(図示せず)が接続され、このマニュアルバルブによって自動変速機27の内部の油圧回路(図示せず)を切り換えることで、シフトレンジを切り換えるようになっている。
また、ディテントレバー15にはL字形のパーキングロッド18が固定され、このパーキングロッド18の先端部に設けられた円錐体19がロックレバー21に当接している。このロックレバー21は、円錐体19の位置に応じて軸22を中心にして上下動してパーキングギヤ20をロック/ロック解除するようになっている。パーキングギヤ20は、自動変速機27の出力軸に設けられ、このパーキングギヤ20がロックレバー21によってロックされると、車両の駆動輪が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、ディテントレバー15をP、R、N、Dの各レンジに保持するためのディテントバネ23が支持ベース17に固定され、ディテントレバー15には、P、R、N、Dの各レンジ保持凹部24(図3参照)が形成され、ディテントバネ23の先端に設けられた係合部23aがディテントレバー15の各レンジ保持凹部24に嵌まり込んだときに、ディテントレバー15が各レンジの位置に保持されるようになっている。これらディテントレバー15とディテントバネ23とからディテントレバー15の回転位置を各レンジの位置に係合保持する(つまりレンジ切換機構11を各レンジの位置に保持する)ためのディテント機構14(節度機構)が構成されている。
Pレンジでは、パーキングロッド18がロックレバー21に接近する方向に移動して、円錐体19の太い部分がロックレバー21を押し上げてロックレバー21の凸部21aがパーキングギヤ20に嵌まり込んでパーキングギヤ20をロックした状態となり、それによって、自動変速機27の出力軸(駆動輪)がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、Pレンジ以外のレンジでは、パーキングロッド18がロックレバー21から離れる方向に移動して、円錐体19の太い部分がロックレバー21から抜け出てロックレバー21が下降し、それによって、ロックレバー21の凸部21aがパーキングギヤ20から外れてパーキングギヤ20のロックが解除され、自動変速機27の出力軸が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
尚、前述した出力軸センサ10は、モータ12の減速機構26の出力軸12aの回転角度に応じた電圧を出力する回転センサ(例えばポテンショメータ)によって構成され、その出力電圧によって実際のシフトレンジが、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれであるかを確認できるようになっている。また、出力軸センサ10が無い場合においても、後述するエンコーダ46によって実際のシフトレンジが、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれであるかを確認できるようになっている。
図2に示すように、モータ12には、ロータの回転角(回転位置)を検出するためのエンコーダ46が設けられている。このエンコーダ46は、例えば磁気式のロータリエンコーダにより構成されており、モータ12のロータの回転に同期して所定角度毎にA相、B相のパルス信号をレンジ切換制御装置42に出力するように構成されている。レンジ切換制御装置42のマイコン41は、エンコーダ46から出力されるA相信号とB相信号の立ち上がり/立ち下がりの両方のエッジをカウントして、そのカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に応じてモータドライバ37によってモータ12の通電相を所定の順序で切り換えることでモータ12を回転駆動する。尚、モータ12の3相(U,V,W相)の巻線とモータドライバ37の組み合わせを2系統設けて、一方の系統が故障しても、他方の系統でモータ12を回転駆動できるようにしても良い。
モータ12の回転中は、A相信号とB相信号の発生順序によってモータ12の回転方向を判定し、正回転(Pレンジ→Dレンジの回転方向)ではエンコーダカウント値をカウントアップし、逆回転(Dレンジ→Pレンジの回転方向)ではエンコーダカウント値をカウントダウンする。これにより、モータ12が正回転/逆回転のいずれの方向に回転しても、エンコーダカウント値とモータ12の回転角との対応関係が維持されるため、正回転/逆回転のいずれの回転方向でも、エンコーダカウント値によってモータ12の回転位置を検出して、その回転位置に対応した相の巻線に通電してモータ12を回転駆動できるようになっている。
レンジ切換制御装置42には、シフトスイッチ44で検出したシフトレバー操作位置の信号が入力される。これにより、レンジ切換制御装置42のマイコン41(制御手段)は、運転者のシフトレバー操作等に応じて目標レンジを切り換え、その目標レンジに応じてモータ12を駆動してシフトレンジを切り換え、切り換え後の実際のシフトレンジをインストルメントパネル(図示せず)に設けられたレンジ表示部45に表示する。
レンジ切換制御装置42には、車両に搭載されたバッテリ50(電源)から電源リレー51を介して電源電圧が供給される。電源リレー51のオン/オフは、電源スイッチであるIGスイッチ52(イグニッションスイッチ)のオン/オフを手動操作することで切り換えられる。IGスイッチ52がオンされると、電源リレー51がオンされてレンジ切換制御装置42に電源電圧が供給され、IGスイッチ52がオフされると、電源リレー51がオフされてレンジ切換制御装置42への電源供給が遮断(オフ)される。
ところで、エンコーダカウント値は、マイコン41のRAM(図示せず)に記憶されるため、レンジ切換制御装置42の電源がオフされると、エンコーダカウント値の記憶値が消えてしまう。そのため、レンジ切換制御装置42の電源投入直後のエンコーダカウント値は、実際のモータ12の回転位置(通電相)に対応したものとならない。従って、エンコーダカウント値に応じて通電相を切り換えるためには、電源投入後にエンコーダカウント値と実際のモータ12の回転位置とを対応させて、エンコーダカウント値と通電相とを対応させる必要がある。
そこで、マイコン41は、電源投入後に初期駆動を行ってモータ12の通電相とエンコーダカウント値との対応関係を学習する初期駆動学習処理を実行する。この初期駆動学習処理では、オープンループ制御でモータ12の通電相の切り換えを所定のタイムスケジュールで一巡させることで、いずれかの通電相でモータ12の回転位置と該通電相とを一致させてモータ12を回転駆動してエンコーダ46のA相信号及びB相信号のエッジをカウントし、初期駆動終了時のエンコーダカウント値とモータ12の回転位置と通電相との対応関係を学習して、エンコーダカウント値に対する通電相位相ずれ補正値を学習する。
この際、マイコン41は、初期駆動終了時におけるエンコーダのA相信号とB相信号のパターンに基づいて初期駆動学習処理の成功/失敗を判定し、失敗と判定した場合には、初期駆動学習処理を再実行する。ここで、初期駆動学習処理の失敗の判定方法は、例えば、初期駆動時に1−2相励磁方式でモータ12を回転駆動して2相通電となる位置で初期駆動を終了し、その初期駆動終了時におけるエンコーダ46のA相信号とB相信号のパターンが2相通電に対応するパターンとなっていない場合、初期駆動学習処理の失敗と判定する。
初期駆動学習処理の終了後(通電相位相ずれ補正値の学習後)の通常駆動時には、エンコーダカウント値を通電相位相ずれ補正値で補正して補正後のエンコーダカウント値に応じてモータ12の通電相を順次切り換えてモータ12を回転駆動する。
また、本実施例1では、図3に示すように、ディテント機構14の可動範囲を規制するP壁53(規制手段)が設けられ、このP壁53にディテントレバー15が突き当たることで、ディテント機構14のPレンジ側の可動範囲が規制されるようになっている。ディテントレバー15がP壁53に突き当たるP壁位置が、Pレンジの谷位置(係合部23aがPレンジのレンジ保持凹部24の底まで嵌まり込んだ位置)に近いため、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも負方向(P壁位置に近付く方向)にディテントレバー15が移動すると、ディテントレバー15がP壁53に突き当たってディテント機構14やレンジ切換機構11に過度に負荷が掛かってディテント機構14やレンジ切換機構11の耐久性が低下する可能性がある。従って、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも負方向にディテントレバー15が移動しない(つまりディテントレバー15がP壁53に突き当たらない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある。
そこで、本実施例1では、マイコン41により後述する図5の初期駆動学習ルーチンを実行することで、前記制約を考慮して、ディテントレバー15がP壁53に突き当たらないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行し、初期駆動学習処理を失敗した場合にも、前記制約を考慮して、ディテントレバー15がP壁53に突き当たらないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を再実行する。
具体的には、図4に示すように、マイコン41の起動後(電源投入後)にPレンジで初期駆動学習処理を実行する場合には、まず、モータ12の回転方向を正回転方向(P壁位置から離れる方向)に設定して初期駆動学習処理を実行する。これにより、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも負方向にディテントレバー15が移動しない(つまりディテントレバー15がP壁53に突き当たらない)ようにモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
また、初期駆動学習処理を実行する毎に、初期駆動学習処理が成功したか否かを判定し、初期駆動学習処理を失敗した場合には、初期駆動学習処理を再実行する。その際、モータ12の回転方向が正回転方向の初期駆動学習処理を連続してN回(例えば2回)実行した場合には、モータ12の回転方向を逆回転方向(P壁位置に近付く方向)に設定して初期駆動学習処理を再実行し、モータ12の回転方向が逆回転方向の初期駆動学習処理を連続してN回実行した場合には、モータ12の回転方向を正回転方向に設定して初期駆動学習処理を再実行する。これにより、初期駆動学習処理を失敗して初期駆動学習処理を再実行する場合においても、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも負方向にディテントレバー15が移動しない(つまりディテントレバー15がP壁53に突き当たらない)ようにモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
以上説明した本実施例1の初期駆動学習は、レンジ切換制御装置42のマイコン41により図5の初期駆動学習ルーチンに従って実行される。以下、このルーチンの処理内容を説明する。
図5に示す初期駆動学習ルーチンは、レンジ切換制御装置42のマイコン41の起動直後に実行され、特許請求の範囲でいう初期駆動学習手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、現在のレンジがPレンジであるか否かを、例えば、出力軸センサ10の出力電圧に基づいて判定する。尚、現在のレンジがPレンジであるか否かを判定する方法は、これに限定されず、適宜変更しても良い。
このステップ101で、現在のレンジがPレンジであると判定された場合には、ステップ102に進み、モータ12の回転方向を正回転方向に設定した後、ステップ103に進み、初期駆動学習処理を実行する。
この後、ステップ104に進み、初期駆動学習処理が成功したか否か判定し、初期駆動学習処理が成功したと判定された場合には、ステップ105以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ104で、初期駆動学習処理を失敗した(初期駆動学習処理が成功していない)と判定された場合には、ステップ105に進み、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してN回(例えば2回)以上実行したか否かを判定する。尚、N回は、2回に限定されず、適宜変更しても良い。
このステップ105で、「No」と判定された場合、つまり、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してN回以上実行していないと判定された場合には、ステップ106に進み、モータ12の回転方向を前回と同一方向に設定した後、ステップ108に進み、初期駆動学習処理を再実行する。
一方、上記ステップ105で、「Yes」と判定された場合、つまり、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してN回以上実行したと判定された場合には、ステップ107に進み、モータ12の回転方向を前回と反対方向に設定した後、ステップ108に進み、初期駆動学習処理を再実行する。
この後、ステップ109に進み、初期駆動学習処理が成功したか否か判定し、初期駆動学習処理を失敗したと判定された場合には、ステップ110に進み、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値(例えば4回)以上であるか否かを判定し、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値よりも少なければ、上記ステップ105に戻る。
その後、上記ステップ109で初期駆動学習処理が成功したと判定された場合、又は、上記ステップ110で、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値以上であると判定された場合には、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、現在のレンジがPレンジではない(RレンジとNレンジとDレンジのいずれかである)と判定された場合には、ステップ111に進み、通常の初期駆動学習を実行する。この通常の初期駆動学習では、まず、モータ12の回転方向を所定方向(正回転方向又は逆回転方向)に設定して初期駆動学習を実行した後、初期駆動学習処理が成功したか否かを判定し、初期駆動学習処理を失敗した場合には、モータ12の回転方向を前回と反対方向に設定して初期駆動学習処理を再実行する。
以上説明した本実施例1では、ディテント機構14の形状による制約を考慮して、モータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行するようにしたので、初期駆動時にディテント機構14の形状による制約に反してモータ12を回転駆動してしまうことを防止することができ、ディテント機構14の形状による制約に反しない適正範囲でモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
具体的には、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも負方向にディテントレバー15が移動しない(つまりディテントレバー15がP壁53に突き当たらない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある場合に、その制約を考慮して、ディテントレバー15がP壁53に突き当たらないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行するようにしたので、初期駆動時にディテント機構14やレンジ切換機構11に過度に負荷が掛かることを防止することができ、ディテント機構14やレンジ切換機構11の耐久性を向上させることができる。
また、本実施例1では、初期駆動学習処理を失敗した場合にも、ディテント機構14の形状による制約を考慮して、モータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を再実行するようにしたので、初期駆動学習処理を失敗して初期駆動学習処理を再実行する場合においても、初期駆動時にディテント機構14の形状による制約に反しない適正範囲でモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
次に、図6乃至図8を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例2では、図6に示すように、ディテント機構14のPレンジの吸い込み範囲(モータ12の駆動停止状態で係合部23aがPレンジのレンジ保持凹部24内に滑り落ちる範囲)が狭いため、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動すると、係合部23aがPレンジの吸い込み範囲から外れて意に反してレンジが切り換わってしまうレンジ抜けが発生する可能性がある。従って、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動しない(つまりPレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある。
そこで、本実施例2では、マイコン41により後述する図8の初期駆動学習ルーチンを実行することで、前記制約を考慮して、Pレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行し、初期駆動学習処理を失敗した場合にも、前記制約を考慮して、Pレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を再実行する。
具体的には、図7に示すように、マイコン41の起動後(電源投入後)にPレンジで初期駆動学習処理を実行する場合には、まず、モータ12の回転方向を逆回転方向に設定して初期駆動学習処理を実行する。これにより、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動しない(つまりPレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れない)ようにモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
また、初期駆動学習処理を実行する毎に、初期駆動学習処理が成功したか否かを判定し、初期駆動学習処理を失敗した場合には、初期駆動学習処理を再実行する。その際、モータ12の回転方向が逆回転方向の初期駆動学習処理を連続してM回(例えば1回)実行した場合には、モータ12の回転方向を正回転方向に設定して初期駆動学習処理を再実行し、モータ12の回転方向が正回転方向の初期駆動学習処理を連続してM回実行した場合には、モータ12の回転方向を逆回転方向に設定して初期駆動学習処理を再実行する。これにより、初期駆動学習処理を失敗して初期駆動学習処理を再実行する場合においても、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動しない(つまりPレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れない)ようにモータ12を回転駆動して初期駆動学習処理を行うことができる。
図8に示す初期駆動学習ルーチンでは、まず、ステップ201で、現在のレンジがPレンジであるか否かを判定し、現在のレンジがPレンジであると判定された場合には、ステップ202に進み、モータ12の回転方向を逆回転方向に設定した後、ステップ203に進み、初期駆動学習処理を実行する。
この後、ステップ204に進み、初期駆動学習処理が成功したか否か判定し、初期駆動学習処理を失敗したと判定された場合には、ステップ205に進み、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してM回(例えば1回)以上実行したか否かを判定する。尚、M回は、1回に限定されず、適宜変更しても良い。
このステップ205で、「No」と判定された場合、つまり、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してM回以上実行していないと判定された場合には、ステップ206に進み、モータ12の回転方向を前回と同一方向に設定した後、ステップ208に進み、初期駆動学習処理を再実行する。
一方、上記ステップ205で、「Yes」と判定された場合、つまり、モータ12の回転方向が前回と同一方向の初期駆動学習処理を連続してM回以上実行したと判定された場合には、ステップ207に進み、モータ12の回転方向を前回と反対方向に設定した後、ステップ208に進み、初期駆動学習処理を再実行する。
この後、ステップ209に進み、初期駆動学習処理が成功したか否か判定し、初期駆動学習処理を失敗したと判定された場合には、ステップ210に進み、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値(例えば4回)以上であるか否かを判定し、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値よりも少なければ、上記ステップ205に戻る。
その後、上記ステップ209で初期駆動学習処理が成功したと判定された場合、又は、上記ステップ210で、初期駆動学習処理の失敗回数が所定値以上であると判定された場合には、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ201で、現在のレンジがPレンジではない(RレンジとNレンジとDレンジのいずれかである)と判定された場合には、ステップ211に進み、通常の初期駆動学習を実行する。
以上説明した本実施例2では、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にPレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動しない(つまりPレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある場合に、その制約を考慮して、Pレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れないようにモータ12の回転方向を設定して初期駆動学習処理を実行するようにしたので、初期駆動時に意に反してレンジが切り換わってしまうレンジ抜けの発生を防止することができる。
尚、上記各実施例1,2では、Pレンジで初期駆動学習処理を実行する場合に本発明を適用したが、これに限定されず、Pレンジ以外のレンジ(RレンジやNレンジやDレンジ)で初期駆動学習処理を実行する場合に本発明を適用しても良い。
例えば、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にDレンジの谷位置よりも正方向にディテントレバー15が移動しない(つまりディテントレバー15がD壁に突き当たらない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある場合には、Dレンジで初期駆動学習処理を実行する場合に本発明を適用すれば良い。
或は、ディテント機構14の形状による制約として、初期駆動時にRレンジの谷位置よりも負方向にディテントレバー15が移動しない(つまりRレンジの吸い込み範囲から係合部23aが外れない)ようにモータ12を回転駆動するという制約がある場合には、Rレンジで初期駆動学習処理を実行する場合に本発明を適用すれば良い。
また、上記各実施例では、エンコーダ46として磁気式のエンコーダを用いたが、これに限定されず、エンコーダ46は、例えば、光学式のエンコーダやブラシ式のエンコーダを用いても良い。また、エンコーダ46は、A相信号とB相信号を出力するエンコーダに限定されず、A相、B相信号に加え、補正用(インデックス用)のZ相信号を出力するエンコーダを用いても良い。
また、上記各実施例では、モータ12としてスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)を用いたが、エンコーダの出力信号のカウント値に基づいてモータの回転位置を検出してモータの通電相を順次切り換えるブラシレス型の同期モータであれば、SRモータに限定されず、他の種類のブラシレス型の同期モータであっても良い。
また、上記各実施例では、シフトレンジをPレンジとRレンジとNレンジとDレンジの四つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用したが、これに限定されず、例えば、シフトレンジをPレンジとNotPレンジの二つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。或は、シフトレンジを三つのレンジ間又は五つ以上のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。
その他、本発明は、自動変速機(AT、CVT、DCT等)に限定されず、電気自動車用の減速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換装置に適用しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
11…レンジ切換機構、12…モータ、14…ディテント機構、41…マイコン(初期駆動学習手段)、46…エンコーダ

Claims (3)

  1. モータ(12)を駆動源としてシフトレンジを複数のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構(11)と、前記レンジ切換機構(11)を各レンジの位置に保持するディテント機構(14)と、前記モータ(12)の回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、電源投入後にオープンループ制御で前記モータ(12)の通電相を切り換える初期駆動を実行して前記エンコーダ(46)のパルス信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に対する通電相位相ずれ補正値を学習する初期駆動学習処理を実行する初期駆動学習手段(41)とを備え、前記初期駆動学習処理の終了後の通常駆動時に前記エンコーダカウント値を前記通電相位相ずれ補正値で補正して補正後のエンコーダカウント値に応じて前記モータ(12)の通電相を順次切り換えて前記モータ(12)を回転駆動するレンジ切換装置において、
    前記ディテント機構(14)の可動範囲を規制する規制手段(53)を備え、
    前記初期駆動学習手段(41)は、前記ディテント機構(14)が前記規制手段(53)に突き当たる可能性があることを考慮して、前記ディテント機構(14)が前記規制手段(53)に突き当たらないように前記モータ(12)の回転方向を設定して前記初期駆動学習処理を実行することを特徴とするレンジ切換装置。
  2. モータ(12)を駆動源としてシフトレンジを複数のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構(11)と、前記レンジ切換機構(11)を各レンジの位置に保持するディテント機構(14)と、前記モータ(12)の回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、電源投入後にオープンループ制御で前記モータ(12)の通電相を切り換える初期駆動を実行して前記エンコーダ(46)のパルス信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に対する通電相位相ずれ補正値を学習する初期駆動学習処理を実行する初期駆動学習手段(41)とを備え、前記初期駆動学習処理の終了後の通常駆動時に前記エンコーダカウント値を前記通電相位相ずれ補正値で補正して補正後のエンコーダカウント値に応じて前記モータ(12)の通電相を順次切り換えて前記モータ(12)を回転駆動するレンジ切換装置において、
    前記ディテント機構(14)は、前記レンジ切換機構(11)が各レンジの位置に切り換えられたときに係合部(23a)がレンジ保持凹部(24)に嵌まり込むことで前記レンジ切換機構(11)を各レンジの位置に保持するように構成され、
    前記初期駆動学習手段(41)は、前記モータ(12)の駆動停止状態で前記係合部(23a)が前記レンジ保持凹部(24)内に滑り落ちる範囲(以下「吸い込み範囲」という)から前記係合部(23a)が外れる可能性があることを考慮して、前記吸い込み範囲から前記係合部(23a)が外れないように前記モータ(12)の回転方向を設定して前記初期駆動学習処理を実行することを特徴とするレンジ切換装置。
  3. 前記初期駆動学習手段(41)は、前記初期駆動学習処理を失敗した場合に、前記モータ(12)の回転方向が前回と同一方向の前記初期駆動学習処理を連続して所定回数以上実行したか否かを判定し、前記モータ(12)の回転方向が前回と同一方向の前記初期駆動学習処理を連続して前記所定回数以上実行したと判定した場合には、前記モータ(12)の回転方向を前回と反対方向に設定して前記初期駆動学習処理を再実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンジ切換装置。
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