JP5682462B2 - 潤滑装置 - Google Patents
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Description
本発明の潤滑装置は、車両の出力軸に連結された第一回転要素と、エンジンに連結された第二回転要素と、モータジェネレータに連結された第三回転要素とを有し、前記第一回転要素と前記第二回転要素と前記第三回転要素とが相対回転可能な差動機構と、前記第一回転要素および前記第二回転要素にそれぞれ接続され、前記第一回転要素と前記第二回転要素との相対回転によって潤滑油を吐出して前記差動機構に潤滑油を供給するポンプと、前記ポンプの吐出側に配置された流量制御弁と、を備え、前記流量制御弁の開度を低減させて前記ポンプを介して前記エンジンと前記出力軸とで動力を伝達させることによって、前記差動機構を介した前記エンジンと前記出力軸との動力の伝達を抑制し、前記差動機構が差動回転しない場合、前記流量制御弁の開度を低減させることを特徴とする。
本発明の潤滑装置は、車両の出力軸に連結された第一回転要素と、エンジンに連結された第二回転要素と、モータジェネレータに連結された第三回転要素とを有し、前記第一回転要素と前記第二回転要素と前記第三回転要素とが相対回転可能な差動機構と、前記第一回転要素および前記第二回転要素にそれぞれ接続され、前記第一回転要素と前記第二回転要素との相対回転によって潤滑油を吐出して前記差動機構に潤滑油を供給するポンプと、前記ポンプの吐出側に配置された流量制御弁と、前記第一回転要素と接続された出力側モータジェネレータと、を備え、前記流量制御弁の開度を低減させて前記ポンプを介して前記エンジンと前記出力軸とで動力を伝達させることによって、前記差動機構を介した前記エンジンと前記出力軸との動力の伝達を抑制し、走行中に前記出力側モータジェネレータの動力を前記エンジンに伝達して前記エンジンを始動するときに前記流量制御弁の開度を低減させることを特徴とする。
図1および図2を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、潤滑装置に関する。図1は、第1実施形態に係る車両100の概略構成図、図2は、第1実施形態に係る遊星歯車機構の共線図である。
図3から図5を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態については、上記第1実施形態で説明したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。本実施形態の潤滑装置1−2において、上記第1実施形態の潤滑装置1−1と異なる点は、差動ポンプ4の吐出側に配置された流量制御弁を備える点である。流量制御弁の開度を絞ることにより、差動ポンプ4を介してエンジン1と出力軸12とで動力を伝達させることができる。
第2実施形態の第1変形例について説明する。本変形例では、遊星歯車機構5の差動回転が無いときに第一流量制御弁16が閉じられる。遊星歯車機構5の差動回転がなく、リングギア51とキャリア52とが同じ回転数で回転するとき、すなわち、遊星歯車機構5が変速を行わないときであっても、エンジン1のトルクを出力軸12に伝達するためには第一モータジェネレータ6が反力を受ける必要がある。このため、第一モータジェネレータ6は反力を受け持つために発電を行い、発電された電力を第二モータジェネレータ7で消費させることとなる。このように反力を受けるために第一モータジェネレータ6に発電を行わせると、エンジン1と出力軸12との間の伝達効率が低下してしまう。
第2実施形態の第2変形例について説明する。本変形例では、EV走行からのエンジン始動時に第一流量制御弁16の開度が低減される。これにより、第一モータジェネレータ6の負荷(最大トルク)を低減させることができる。EV走行の実行中に、エンジン1を始動する場合、エンジン1を素早く始動させるために、第一モータジェネレータ6は、第二モータジェネレータ7からの動力の入力に対して大きな反力トルクを受け持たなければならない。これにより、第一モータジェネレータ6が受けるべき最大トルクが大きなものとなり、第一モータジェネレータ6の体格の大型化やコスト増につながる。
図6を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。本実施形態の潤滑装置1−3において、上記各実施形態の潤滑装置1−1,1−2と異なる点は、差動ポンプ4が吐出する潤滑油を蓄圧するアキュムレータを備える点である。アキュムレータに蓄圧された潤滑油は、冷間時等の車両100の始動時に潤滑部位に供給される。本実施形態の潤滑装置1−3によれば、車両100の始動前に予めギア等の噛合い部や摺動部の潤滑が可能となり、焼き付きを防止することができる。図6は、本実施形態に係る潤滑装置1−3の油圧回路図である。
図7を参照して、第4実施形態について説明する。第4実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。本実施形態の潤滑装置1−4において、上記第3実施形態の潤滑装置1−3と異なる点は、アキュムレータ17に蓄圧された油圧をエンジン1の始動に用いる点である。図7は、本実施形態に係る潤滑装置1−4の油圧回路図である。
1 エンジン
4 差動ポンプ
5 遊星歯車機構
6 第一モータジェネレータ
7 第二モータジェネレータ
12 出力軸
16 第一流量制御弁
17 アキュムレータ
51 リングギア
52 キャリア
53 サンギア
54 ピニオンギア
56 差動部(支持部)
110 動力伝達装置
Claims (8)
- 車両の出力軸に連結された第一回転要素と、エンジンに連結された第二回転要素と、モータジェネレータに連結された第三回転要素とを有し、前記第一回転要素と前記第二回転要素と前記第三回転要素とが相対回転可能な差動機構と、
前記第一回転要素および前記第二回転要素にそれぞれ接続され、前記第一回転要素と前記第二回転要素との相対回転によって潤滑油を吐出して前記差動機構に潤滑油を供給するポンプと、
前記ポンプの吐出側に配置された流量制御弁と、
を備え、
前記流量制御弁の開度を低減させて前記ポンプを介して前記エンジンと前記出力軸とで動力を伝達させることによって、前記差動機構を介した前記エンジンと前記出力軸との動力の伝達を抑制し、
前記モータジェネレータと接続された蓄電装置の充電量に基づいて前記流量制御弁の開度を低減させる
ことを特徴とする潤滑装置。 - 前記車両の発進時に前記流量制御弁の開度を低減させる
請求項1に記載の潤滑装置。 - 車両の出力軸に連結された第一回転要素と、エンジンに連結された第二回転要素と、モータジェネレータに連結された第三回転要素とを有し、前記第一回転要素と前記第二回転要素と前記第三回転要素とが相対回転可能な差動機構と、
前記第一回転要素および前記第二回転要素にそれぞれ接続され、前記第一回転要素と前記第二回転要素との相対回転によって潤滑油を吐出して前記差動機構に潤滑油を供給するポンプと、
前記ポンプの吐出側に配置された流量制御弁と、
を備え、
前記流量制御弁の開度を低減させて前記ポンプを介して前記エンジンと前記出力軸とで動力を伝達させることによって、前記差動機構を介した前記エンジンと前記出力軸との動力の伝達を抑制し、
前記差動機構が差動回転しない場合、前記流量制御弁の開度を低減させる
ことを特徴とする潤滑装置。 - 車両の出力軸に連結された第一回転要素と、エンジンに連結された第二回転要素と、モータジェネレータに連結された第三回転要素とを有し、前記第一回転要素と前記第二回転要素と前記第三回転要素とが相対回転可能な差動機構と、
前記第一回転要素および前記第二回転要素にそれぞれ接続され、前記第一回転要素と前記第二回転要素との相対回転によって潤滑油を吐出して前記差動機構に潤滑油を供給するポンプと、
前記ポンプの吐出側に配置された流量制御弁と、
前記第一回転要素と接続された出力側モータジェネレータと、
を備え、
前記流量制御弁の開度を低減させて前記ポンプを介して前記エンジンと前記出力軸とで動力を伝達させることによって、前記差動機構を介した前記エンジンと前記出力軸との動力の伝達を抑制し、
走行中に前記出力側モータジェネレータの動力を前記エンジンに伝達して前記エンジンを始動するときに前記流量制御弁の開度を低減させる
ことを特徴とする潤滑装置。 - 前記差動機構は、前記第一回転要素としてのリングギアと、前記第三回転要素としてのサンギアと、前記リングギアおよび前記サンギアにそれぞれ噛合うピニオンギアと、前記ピニオンギアを支持する前記第二回転要素としてのキャリアとを有する
請求項1から4のいずれか1項に記載の潤滑装置。 - 前記ポンプは、前記ピニオンギアを支持する支持部に潤滑油を供給する
請求項5に記載の潤滑装置。 - 更に、前記ポンプの吐出側に接続され、潤滑油を蓄圧する蓄圧装置を備え、
前記エンジンの始動時に前記蓄圧装置に蓄圧された潤滑油を被潤滑部に供給する
請求項1から6のいずれか1項に記載の潤滑装置。 - 更に、前記ポンプの吐出側に接続され、潤滑油を蓄圧する蓄圧装置を備え、
前記ポンプは、前記第二回転要素に接続されており、
前記エンジンの始動時に前記蓄圧装置に蓄圧された潤滑油を前記ポンプの吸入側に供給して前記エンジンを回転させる
請求項1から7のいずれか1項に記載の潤滑装置。
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