JP5682438B2 - 車両用電源システム - Google Patents

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Description

本発明は車両用電源システムに関する。特に、メインバッテリーやサブバッテリーから灯火器に電力供給可能な電源システムに関する。
駆動源として回転電機を使用する電気自動車やハイブリッド車両等が従来から知られている。このような車両には、回転電機の電源となるメインバッテリーが搭載されている。
メインバッテリーは回転電機以外の電気機器にも電力を供給する。例えば特許文献1、特許文献2においては、図7に示すようにサブバッテリー110や車両の灯火器(ランプ)112等にメインバッテリー114の電力が供給される。
また、メインバッテリー114とサブバッテリー110及び灯火器112との間には電圧変換器であるDC/DCコンバータ116が設けられている。サブバッテリー110と灯火器112はDC/DCコンバータ116に対して並列に接続されており、DC/DCコンバータ116から両者にほぼ同電位の電圧が印加される。
DC/DCコンバータ116はメインバッテリー114の電圧を所望の値に変換させてからサブバッテリー110や灯火器112に電力を供給している。具体的には、DC/DCコンバータ116から見てメインバッテリー114側を一次側、サブバッテリー110側を二次側とすると、DC/DCコンバータ116の二次側電圧はサブバッテリー110に対する最適充電電圧に応じて定められる。すなわち、サブバッテリー110の温度の低下に伴ってサブバッテリー110の内部抵抗が増加することが知られており、内部抵抗の変化に応じてサブバッテリー110への充電電圧を変化させる必要がある。そこで、例えば図8のような、サブバッテリー110の温度別の最適充電電圧が定められたマップ、表、関数等を予め記憶しておき、サブバッテリー110の温度に応じた最適充電電圧値を設定するとともに、当該最適充電電圧値をDC/DCコンバータ116の二次側電圧値に設定している。
また、車両停止時など、DC/DCコンバータ116が作動していないとき等には、サブバッテリー110から灯火器112に電力が供給される。これにより、DC/DCコンバータ116が停止中であっても灯火器112を使用することができる。
特開2003−333835号公報 特開2007−181308号公報
ところで、車両には種々の規制が定められており、そのうち、国土交通省による道路運送車両の保安基準の細目を定める告示別添52(灯火器及び反射器並びに支持装置の取り付け装置の技術標準)では、対向車の運転者の視界悪化防止等の目的で灯火器112の光度の上限値が定められている。そこでこの光度の上限値を超過しないように灯火器112への印加電圧に対して上限値を設定する必要がある。
一方、サブバッテリー110の最適充電電圧値はサブバッテリー110の温度によっては灯火器112の上限電圧値を超過する場合がある。つまり、DC/DCコンバータ116から灯火器112に印加される電圧が上限電圧値を超過するおそれがある。また、DC/DCコンバータ116の停止中等、サブバッテリー110から灯火器112に電力を供給する場合に、最適充電電圧まで充電されたサブバッテリー110から灯火器112に印加される電圧が上限電圧値を超過するおそれがある。
本発明は車両用電源システムに関する。当該車両用電源システムは、一次側電圧と二次側電圧の電圧変換を行い、一次側にメインバッテリーが接続されたDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの二次側に接続されたサブバッテリーを備える。さらに、前記DC/DCコンバータの二次側及び前記サブバッテリーに接続され、前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーから電力供給を受ける灯火器を備える。さらに、前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーと前記灯火器との間に接続され、前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーからの印加電圧を設定電圧に調整可能な電圧調整器を備える。
また、上記発明において、前記電圧調整器を介さずに前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーと前記灯火器とを接続するバイパス配線と、前記電圧調整器を介して前記灯火器に電力を供給する第1の経路と前記バイパス配線を介して前記灯火器に電力を供給する第2の経路を切り替え可能な切換スイッチと、車両の外気温と、前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧と、前記サブバッテリーの端子電圧とに基づいて前記切換スイッチを制御する制御部と、を備えることが好適である。
また、上記発明において、前記電圧調整器を介さずに前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーと前記灯火器とを接続するバイパス配線と、前記電圧調整器を介して前記灯火器に電力を供給する第1の経路と前記バイパス配線を介して前記灯火器に電力を供給する第2の経路を切り替え可能な切換スイッチと、車両の外気温と、前記サブバッテリーの温度と、前記サブバッテリーの端子電圧とに基づいて前記切換スイッチを制御する制御部と、を備えることが好適である。
また、上記発明において、前記制御部には、前記サブバッテリーの温度に応じた前記サブバッテリーの充電電圧が定められた最適充電電圧条件が記憶されていることが好適である。この場合において前記制御部は、前記車両の外気温が規制温度範囲内、かつ、前記サブバッテリーの温度が閾値温度未満、かつ、前記サブバッテリーの端子電圧が強制充電電圧未満であるときには、前記灯火器への電力供給経路が前記第1の経路となるように前記切換スイッチを制御するとともに、前記サブバッテリーの温度と前記最適充電電圧条件から導かれる前記充電電圧を前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧に設定する。
また、上記発明において、前記制御部は、前記車両の外気温が前記規制温度範囲内、かつ、前記サブバッテリーの温度が前記閾値温度未満、かつ、前記サブバッテリーの端子電圧が前記強制充電電圧以上であるときには、前記灯火器への電力供給経路が前記第2の経路となるように前記切換スイッチを制御するとともに、前記サブバッテリーの温度と前記最適充電電圧条件から導かれる前記充電電圧に関わらず前記設定電圧を前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧に設定することが好適である。
本発明によれば、上限電圧値の超過を抑制しつつ灯火器に電力を供給することが可能となる。
本実施形態に係る電源システムを例示する図である。 最適充電電圧マップを例示する図である。 バイパス配線、切換スイッチ、外気温センサをさらに備えた本実施形態に係る電源システムを例示する図である。 切換スイッチの動作及び指令電圧を設定するための制御マップを例示する図である。 制御マップに沿ったフローチャートを例示する図である。 灯火スイッチの設定を考慮したフローチャートを例示する図である。 従来技術に係る電源システムを例示する図である。 最適充電電圧マップを例示する図である。
図1に本実施形態に係る車両用電源システム10を例示する。電源システム10は、メインバッテリー12と、DC/DCコンバータ14と、サブバッテリー16と、灯火器18と、電圧調整器20と、制御部22と、一次側電圧センサ23と、二次側電圧センサ24と、サブバッテリー温度センサ28とを含んで構成される。また、本実施形態に係る電源システム10は、メインバッテリー12を電源とする図示しない回転電機によって駆動する電気自動車またはハイブリッド車両等に搭載される。
メインバッテリー12は充放電可能な二次電池から構成され、例えばニッケル水素蓄電池やリチウムイオン蓄電池から構成される。また、DC/DCコンバータ14はメインバッテリー12が接続される一次側の電圧を降圧させて二次側に出力する電圧変換器として機能する。DC/DCコンバータ14は一次側と二次側の電圧変換が可能な機器であればよく、例えばフォワードコンバータ、プッシュプルコンバータ、フライバックコンバータ等の絶縁型のDC/DCコンバータから構成される。
サブバッテリー16は充放電可能な二次電池から構成され、例えば鉛蓄電池から構成される。サブバッテリー16はDC/DCコンバータ14の二次側に接続され、DC/DCコンバータ14から電力が供給されることで充電される。また、DC/DCコンバータ14の停止中やサブバッテリー16の端子電圧がDC/DCコンバータ14の二次側電圧以上であるときにはサブバッテリー16は放電状態となる。
また、上述したように、サブバッテリー16の充電電圧には温度特性があり、サブバッテリー16の温度によって最適な充電電圧値が変化する。そこで、図2のような、サブバッテリー16の温度に応じた最適充電電圧を定めた最適充電電圧マップが制御部22に記憶されている。
灯火器18は車両照明であって、例えばヘッドランプ、フォグランプ、シグナルランプ、ストップランプ、リアターンシグナルランプ等を含んで構成されている。灯火器18はDC/DCコンバータ14とサブバッテリー16との間に接続され、サブバッテリー16とは並列にDC/DCコンバータ14の二次側に接続される。
また、灯火器18はDC/DCコンバータ14とサブバッテリー16の両者から電力供給を受けることが可能となっている。例えばDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧がサブバッテリー16の端子電圧以上であるときには主にDC/DCコンバータ14から灯火器18に電力が供給され、サブバッテリー16の端子電圧がDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧以上であるときやDC/DCコンバータ14が停止中であるときにはサブバッテリー16から灯火器18に電力が供給される。
また、電圧調整器20は、DC/DCコンバータ14とサブバッテリー16の間に設けられた接点30と灯火器18との間に接続されている。電圧調整器20はDC/DCコンバータ14やサブバッテリー16から印加された電圧を所望の値に調整して調整後の電圧が灯火器18に印加される。電圧調整器20は電圧調整可能な機器であればよく、例えば定電圧回路や降圧回路を含んで構成されている。図1に示す実施形態においては電圧調整器20は定電圧回路であるレギュレータを含んで構成される。
電圧調整器20はその出力電圧が設定電圧値VSとなるように作動する。設定電圧値VSは灯火器18に対する法規制等に基づいて定められる。例えば国土交通省による道路運送車両の保安基準の細目を定める告示別添52(灯火器及び反射器並びに支持装置の取り付け装置の技術標準)に基づくと、灯火器18への印加電圧の規制上限値VLは車両の外気温が10℃以上30℃以下(以下、この温度範囲を規制温度範囲と呼ぶ)のときに13.9Vと定められている。そこで、電圧調整器20の設定電圧値VSは規制上限値VL以下の値、例えば13.9Vに設定される。
一次側電圧センサ23はDC/DCコンバータ14の一次側端子電圧を測定可能な機器から構成される。例えばメインバッテリー12の出力電圧の上限値よりも高い耐電圧性能を有する電圧センサから構成される。また、二次側電圧センサ24はDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧を測定可能な機器から構成される。例えばDC/DCコンバータ14が出力し得る二次側端子電圧の上限値よりも高い耐電圧性能を有する電圧センサから構成される。また、サブバッテリー温度センサ28はサブバッテリー16の温度を測定可能な機器から構成される。例えばサブバッテリー16に対して定められた放電温度範囲及び充電温度範囲内の温度を測定可能な温度センサから構成される。これらのセンサによる測定値は制御部22に送られる。
制御部22は信号を演算するための演算処理部や情報を記憶するための記憶部を備えている。演算処理部は電圧値や温度を入力情報として受け入れて演算処理し得るとともに、当該信号を演算してDC/DCコンバータ14に対する指令信号を出力可能な機器であればよく、例えばマイクロコンピュータを含んで構成される。このマイクロコンピュータは例えば車両の制御を行う電子制御ユニット(ECU)から構成することが可能である。また、記憶部は最適充電電圧マップや電圧調整器20の設定電圧値等の入力情報を記憶可能な機器であればよく、例えばROMやRAM、EPROM、ハードディスク装置等の1つまたは複数の組み合わせから構成することができる。
次に、電源システム10の動作について説明する。制御部22は、サブバッテリー温度センサ28からサブバッテリー16の温度TSBを受信すると、記憶部から最適充電電圧マップを呼び出して温度TSBに対応する最適充電電圧値VCを求め、最適充電電圧値VCをDC/DCコンバータ14の二次側電圧の指令電圧値VDとして設定する(VD=VC)。さらに制御部22は一次側電圧センサ23から一次側の端子電圧V1を求め、当該端子電圧V1と指令電圧値VDとに基づいて降圧率(デューティ)を求め、当該降圧率に応じた指令信号を生成してDC/DCコンバータ14に送信する。指令信号にはDC/DCコンバータ14のスイッチング素子のオン時間及びオフ時間が定められ、スイッチング素子のオン/オフによってDC/DCコンバータ14の一次側電圧V1が指令電圧値VDまで降圧される。
また、二次側電圧センサ24によってDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2が測定される。二次側端子電圧V2と指令電圧値VDに差異が生じている場合は制御部22は当該差異を補償するように指令信号を修正する。
ここで、サブバッテリー16の温度TSBによっては最適充電電圧値VC(したがって指令電圧値VD)は灯火器18に対する規制上限値VLを超過する場合がある。例えば図2に示すように、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTHを割り込むとこれに対応する最適充電電圧値VCは規制上限値VLを超過する。このような場合において、電圧調整器20はDC/DCコンバータ14から印加された電圧VD(=VC)を設定電圧値VS(≦VL)まで降圧する。これにより灯火器18に規制上限値VLを超過した電圧が印加される事を防止することができる。
また、DC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2が規制上限値VL以下であっても、サブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VL以上である場合、例えばサブバッテリー16を規制上限値VL以上に充電させた後にDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2を規制上限値VLより引き下げた直後などは、サブバッテリー16から規制上限値VLを超過した電圧が出力されるおそれがある。このような場合においても電圧調整器20がサブバッテリー16からの印加電圧を設定電圧値VSまで降圧するので、灯火器18に規制上限値VLを超過した電圧が印加される事を防止することができる。
なお、上述した実施形態においては常時電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給していたが、これに代えて電圧調整器20を介した電力供給と介さない電力供給とを選択可能としてもよい。
図3に示す電源システム10は、図1で示した形態に加えて、サブバッテリー電圧センサ26と、第1のスイッチSW1と、第2のスイッチSW2と、バイパス配線32と、外気温センサ34を含んで構成されている。サブバッテリー電圧センサ26はサブバッテリー16の端子電圧VSBを測定可能な機器から構成される。例えばサブバッテリー16の出力電圧の上限値よりも高い耐電圧性能を有する電圧センサから構成される。また、バイパス配線32は電圧調整器20を介さずに灯火器18とDC/DCコンバータ14及びサブバッテリー16とを接続している。具体的にはバイパス配線32はDC/DCコンバータ14とサブバッテリー16との間の第2の接点36から灯火器18まで延びている。
また、第1のスイッチSW1は電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給する第1の経路の導通/遮断の切換を行う。例えば第1のスイッチSW1は電圧調整器20と灯火器18との間に設けられる。また、第2のスイッチSW2はバイパス配線32上に設けられ、電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給する第2の経路の導通/遮断の切換を行う。第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2は制御部22から送られる切換信号によってオン(導通状態)/オフ(切断状態)動作が可能な機器であればよく、例えばトランジスタ等のスイッチング素子を含んで構成される。
また、外気温センサ34は車両の外気温TAを測定可能なサーミスタ等の温度センサから構成され、例えば車両前方のフロントグリル周辺に装着される。測定された外気温TAは制御部22に送られる。
本実施形態においては、制御部22は車両の外気温TAとDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2とサブバッテリー16の端子電圧VSBの3者に応じて第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2のオン/オフ動作を制御する。まず、外気温TAが上述した規制温度範囲外にある場合は法規制に基づく電圧制限を行う必要はないことから、電圧調整器20を介さずに直接灯火器18に電力を供給してもよい。この場合においてはDC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2とサブバッテリー16の端子電圧VSBの値に関わらず第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにして電圧調整器20を介さない第2の経路によって灯火器18に電力供給を行う。
また、外気温TAが上述した規制温度範囲内にある場合は法規制に基づく電圧制限を行う必要がある。すなわち、上述したように、DC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2またはサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過している場合は灯火器18への印加電圧を規制上限値VL以下に降圧する必要がある。そこで、このような場合は制御部22は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにして(V2orVSB>VL→SW1:ON、SW2:OFF)、電圧調整器20を介する第1の経路によって灯火器18に電力を供給する。これにより、灯火器18に規制上限値VLを超過した電圧が印加されることを防ぐことができる。
また、外気温TAが規制温度範囲内にあっても、DC/DCコンバータ14の二次側端子電圧V2及びサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VL以下である場合は電圧調整器20を介さずにDC/DCコンバータ14及びサブバッテリー16から直接灯火器18に電力が供給されても灯火器18に規制上限値VLを超過する電圧が印加されることはない。したがってこのような場合には制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにして(V2andVSB≦VL→SW1:OFF、SW2:ON)電圧調整器20を介さない第2の経路によって灯火器18に電力供給を行う。このように、必要なときだけ電圧調整器20を使用することで、電圧調整器20を常時使用する場合と比較して電源システム10の消費電力を抑制することが可能となる等の利点がある。
また、上述の実施形態に代えて、最適充電電圧マップに基づくDC/DCコンバータ14への指令電圧VDの設定を一時的に中止するようにしてもよい。制御部22の記憶部には制御マップと呼ばれるマップまたは表または動作条件式が記憶されており、これに基づいて制御部22はDC/DCコンバータ14の指令電圧VD及び第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2の動作条件を定める。図4に示すように、制御マップは外気温TA、サブバッテリー16の温度TSB及び端子電圧VSBの3つのパラメータに基づいてDC/DCコンバータ14の指令電圧VD及び第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2の動作条件を定める。
制御マップで定められた動作条件No.1〜No.6について説明する。動作条件No.1は外気温TAが上述した規制温度範囲外である場合の動作条件を定めている。外気温TAが規制温度範囲外であれば法規制に基づく電圧制限を行う必要はないことから、電圧調整器20を介さずに直接灯火器18に電力を供給してもよい。この場合においてはDC/DCコンバータ14の指令電圧VDを最適充電電圧マップに応じて定め(VD=VC)、また第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする。
動作条件No.2は外気温TAが規制温度範囲内であって、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH(図2参照)以上かつサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VL以下であるときの制御部22の動作条件を定めている。最適充電電圧マップにおいて、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH以上であるときは最適充電電圧VCが規制上限値VLを超過することはない。そこで制御部22は最適充電電圧マップに基づいて指令電圧VDを設定する(VD=VC)。これに加えて、サブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VL以下であるから、電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給しても灯火器18に規制上限値VLを超過する電圧が印加されることはない。そこで、制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする。
動作条件No.3は外気温TAが規制温度範囲内であって、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH以上かつサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過しているときの制御部22の動作条件を定めている。これは例えばサブバッテリー16が温められて閾値温度TTH未満から閾値温度TTH以上に上昇した直後の状態を指している。この場合においては最適充電電圧マップに基づく最適充電電圧VCが規制上限値VLを超過することはない。したがって制御部22は最適充電電圧マップに基づいて指令電圧VDを設定する(VD=VC)。一方、サブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過していることから、電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給する必要がある。そこで制御部22は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにする。
動作条件No.4は外気温TAが規制温度範囲内であって、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満かつサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過しているときの制御部22の動作条件を定めている。これは例えば車両の外気温TAが規制温度範囲外から規制温度範囲内に変化した直後の状態を指している。最適充電電圧マップによると閾値温度TTH未満の最適充電電圧VCは規制上限値VLを超過する。そこで制御部22は最適充電電圧マップに基づく指令電圧VDの設定を中止するとともに上述した設定電圧値VS(≦VL)を指令電圧VDの値とする(VD=VS)。また、サブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過していることから、電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給する必要がある。そこで制御部22は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにする。
動作条件No.5は外気温TAが規制温度範囲内、かつ、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満であるとともに、サブバッテリー16の端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL未満であるときの制御部22の動作条件を定めている。これは例えば車両の始動時を指している。強制充電電圧VSBLとはサブバッテリー16のSOC(充電容量)が低下してサブバッテリー16の劣化に繋がるような電圧値を指し、早急に充電を行ってSOCを回復すべき電圧値を指している。例えば強制充電電圧VSBLとして13.5Vが設定されている。制御部22は最適充電電圧マップに基づいて指令電圧VDを設定する(VD=VC)。またサブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満であるときは指令電圧VDは規制上限値VLを超過することから、電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給する必要がある。そこで制御部22は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにする。
動作条件No.6は外気温TAが規制温度範囲内、かつ、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満であるとともに、サブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VL以下であって強制充電電圧VSBL以上であるときの制御部22の動作条件を定めている。これは例えば動作条件No.4または動作条件No.5に基づく制御を実行してから所定期間経過した状態を指している。この場合においてはサブバッテリー16のSOCが十分であって劣化に繋がらないことから、制御部22は最適充電電圧マップに基づいて指令電圧VDを設定する代わりに設定電圧値VS(≦VL)を指令電圧VDとする(VD=VS)。この場合においてはDC/DCコンバータ14からもサブバッテリー16からも規制上限値VLを超過した電圧が印加されるおそれはないので、電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給してもよい。そこで制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする。
以上説明した制御マップに基づく制御フローを図5に示す。まず制御部22は車両の外気温TAが規制温度範囲内か否かを判定する(S1)規制温度範囲外であれば動作条件No.1に該当する。したがって制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする(S2)。また最適充電電圧マップに基づいて指令電圧VDを設定する(S3)。
外気温TAが規制温度範囲内の温度である場合には、さらにサブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満であるか否かを判定する(S4)。閾値温度TTH以上である場合には、さらにサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過しているか否かを判定する(S5)。規制上限値VL以下である場合には動作条件No.2に該当する。すなわち、制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする(S2)。また指令電圧VDを最適充電電圧マップから導かれた最適充電電圧VCに設定する(S3)。他方でサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超過している場合には動作条件No.3に該当する。すなわち、制御部22は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにする(S6)。また指令電圧VDを最適充電電圧マップから導かれた最適充電電圧VCに設定する(S3)。
ステップS4に戻り、サブバッテリー16の温度TSBが閾値温度TTH未満である場合には、さらにサブバッテリー16の端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL以上であって規制上限値VL以下の範囲の値であるか否かを判定する(S7)。端子電圧VSBが当該範囲内の値である場合は動作条件No.6に該当する。すなわち、制御部22は第1のスイッチSW1をオフにするとともに第2のスイッチSW2をオンにする(S8)。また指令電圧VDを設定充電電圧値Vsに設定する(S9)。
サブバッテリー16の端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL以上かつ規制上限値VL以下の範囲に含まれないときは、動作条件はNo.4かNo.5のどちらか一方となる。いずれの場合においても第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2の動作条件は変わらない。そこで制御部は第1のスイッチSW1をオンにするとともに第2のスイッチSW2をオフにする(S10)。さらに制御部22はサブバッテリー16の端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL未満であるか否かを判定する(S11)。端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL未満である場合には動作条件No.5に該当することから、制御部22は指令電圧VDを最適充電電圧マップから導かれた最適充電電圧VCに設定する(S12)。他方で端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL以上である場合には動作条件No.4に該当することから、制御部22は指令電圧VDを設定充電電圧値Vsに設定する(S13)。
なお、図5で示したフローチャートに、灯火器18の点灯状態を反映させるステップを追加してもよい。具体的には図6に示すように、ステップS7とステップS8及びステップS10との間と、ステップS5とステップS2及びステップS6との間にステップを追加する。
灯火器18のうちヘッドランプはハイビーム(Hi)、ロービーム(Lo)、スモール(Small)、消灯(Off)の4種類の状態を選択することができる。ヘッドランプを前者3つのいずれかの点灯状態とすることで電圧が降下してDC/DCコンバータ14の二次側電圧V2やサブバッテリー16の端子電圧VSBが規制上限値VLを超えていても灯火器18全体に印加される電圧が規制上限値VL以内に収まる場合がある。そこで、灯火器18の点灯状態を考慮した場合分けを行うことが好適である。なお、ヘッドランプによる電圧降下は点灯状態によって異なる。すなわち、点灯状態がハイビームのときに電圧降下が最も大きく、次いでロービーム、スモールの順に電圧降下の度合いが小さくなる。このことから、制御部22は灯火器18の各点灯状態に基づいて第1のスイッチSW1及び第2のSW2の切換状態を決定する。
ステップS7においてサブバッテリー16の端子電圧VSBが強制充電電圧VSBL未満または規制上限値VL超過である場合に、制御部22はヘッドランプの点灯状態を切り替える灯火スイッチがハイビームに設定されているか否かを判定する(S14)。
灯火スイッチがハイビームに設定されている場合、制御部22はサブバッテリー16の端子電圧VSBがハイビーム電圧VHi以下であるか否かを判定する(S15)。ハイビーム電圧VHiは規制上限値VLにハイビームによる電圧降下分を加えた電圧値を表している。端子電圧VSBがハイビーム電圧VHi以下である場合には灯火器18全体に印加される電圧が規制上限値VLを超過するおそれがないので電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給させるステップS8に進む。一方、端子電圧VSBがハイビーム電圧VHiを超過している場合には電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給させるステップS10に進む。
ステップS14に戻り、灯火スイッチがハイビームに設定されていない場合、制御部22は灯火スイッチがロービームに設定されているか否かを判定する(S16)。灯火スイッチがロービームに設定されている場合、制御部22はサブバッテリー16の端子電圧VSBがロービーム電圧VLo以下であるか否かを判定する(S17)。ロービーム電圧VLoは規制上限値VLにロービームによる電圧降下分を加えた電圧値を表しており、VL<VLo<VHiである。端子電圧VSBがロービーム電圧VLo以下である場合には灯火器18全体に印加される電圧が規制上限値VLを超過するおそれがないので電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給させるステップS8に進む。一方、端子電圧VSBがロービーム電圧VLoを超過している場合には電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給させるステップS10に進む。
ステップS16に戻り、灯火スイッチがロービームに設定されていない場合、制御部22は灯火スイッチがスモールに設定されているか否かを判定する(S18)。灯火スイッチがスモールに設定されている場合、制御部22はサブバッテリー16の端子電圧VSBがスモール電圧VSmall以下であるか否かを判定する(S19)。スモール電圧VSmallは規制上限値VLにスモールによる電圧降下分を加えた電圧値を表しており、VL<VSmall<VLo<VHiである。端子電圧VSBがスモール電圧VSmall以下である場合には灯火器18全体に印加される電圧が規制上限値VLを超過するおそれがないので電圧調整器20を介さずに灯火器18に電力を供給させるステップS8に進む。一方、端子電圧VSBがスモール電圧VSmallを超過している場合には電圧調整器20を介して灯火器18に電力を供給させるステップS10に進む。
ステップS18で灯火スイッチがスモールに設定されていない場合、灯火スイッチがOFFに設定されヘッドランプは消灯状態であることになる。この場合、ヘッドランプによる電圧降下がないことから、ステップS7における判定をそのまま維持し、ステップS10に進む。
図5、6で示す制御フローを実行することによって、指令電圧VDの設定に際して一時的に最適充電電圧マップの参照を中止して規制上限値VL以下の設定充電電圧値VSを用いることで、常時最適充電電圧マップを利用する場合と比較して電圧調整器20の使用頻度を低減することが可能となる。これによって電圧調整器20による消費電力を軽減することが可能となる等の利点がある。
10 電源システム、12 メインバッテリー、14 DC/DCコンバータ、16 サブバッテリー、18 灯火器、20 電圧調整器、22 制御部、23 一次側電圧センサ、24 二次側電圧センサ、26 サブバッテリー電圧センサ、28 サブバッテリー温度センサ、30 接点、32 バイパス配線、34 外気温センサ、36 バイパス配線用接点、SW1 第1のスイッチ、SW2 第2のスイッチ。

Claims (5)

  1. 一次側電圧と二次側電圧の電圧変換を行い、一次側にメインバッテリーが接続されたDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの二次側に接続されたサブバッテリーと、
    前記DC/DCコンバータの二次側及び前記サブバッテリーに接続され、前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーから電力供給を受ける灯火器と、
    前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーと前記灯火器との間に接続され、前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーからの印加電圧を設定電圧に調整可能な電圧調整器と、
    前記電圧調整器を介さずに前記DC/DCコンバータ及び前記サブバッテリーと前記灯火器とを接続するバイパス配線と、
    前記電圧調整器を介して前記灯火器に電力を供給する第1の経路と前記バイパス配線を介して前記灯火器に電力を供給する第2の経路を切り替え可能な切換スイッチと、
    車両の外気温に基づいて前記切換スイッチを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする、車両用電源システム。
  2. 請求項1記載の車両用電源システムであって、
    前記制御部は、前記車両の外気温に加えて、前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧と、前記サブバッテリーの端子電圧とに基づいて前記切換スイッチを制御することを特徴とする、車両用電源システム。
  3. 請求項1記載の車両用電源システムであって、
    前記制御部は、前記車両の外気温に加えて、前記サブバッテリーの温度と、前記サブバッテリーの端子電圧とに基づいて前記切換スイッチを制御することを特徴とする、車両用電源システム。
  4. 請求項3記載の車両用電源システムであって、
    前記制御部には、前記サブバッテリーの温度に応じた前記サブバッテリーの充電電圧が定められた最適充電電圧条件が記憶され、
    前記制御部は、前記車両の外気温が規制温度範囲内、かつ、前記サブバッテリーの温度が閾値温度未満、かつ、前記サブバッテリーの端子電圧が強制充電電圧未満であるときには、前記灯火器への電力供給経路が前記第1の経路となるように前記切換スイッチを制御するとともに、前記サブバッテリーの温度と前記最適充電電圧条件から導かれる前記充電電圧を前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧に設定することを特徴とする、車両用電源システム。
  5. 請求項4記載の車両用電源システムであって、
    前記制御部は、前記車両の外気温が前記規制温度範囲内、かつ、前記サブバッテリーの温度が前記閾値温度未満、かつ、前記サブバッテリーの端子電圧が前記強制充電電圧以上であるときには、前記灯火器への電力供給経路が前記第2の経路となるように前記切換スイッチを制御するとともに、前記サブバッテリーの温度と前記最適充電電圧条件から導かれる前記充電電圧に関わらず前記設定電圧を前記DC/DCコンバータの二次側の端子電圧に設定することを特徴とする、車両用電源システム。

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