JP5682179B2 - 描画装置、及び描画方法 - Google Patents
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Description
一般的に、描画装置は、描画装置上で規定された座標系を用いて規定された位置に正確に液滴を着弾させる。被描画媒体における着弾させるべき位置(以降、「着弾予定位置」と表記する)は、被描画媒体の座標系を用いて規定される。被描画媒体の基準点を描画装置の基準点に合致させることによって、被描画媒体の座標系を描画装置の座標系と関連付ける。これにより、描画装置は、描画装置上で規定された座標系を用いて規定された位置に正確に液滴を着弾させることで、被描画媒体の座標系を用いて位置が規定されている着弾予定位置に正確に液滴を着弾させることができる。
しかし、特許文献1に開示されている膜パターンの形成方法および形成装置においては、被描画媒体の温度が変化することによって、被描画媒体が伸縮するため、被描画媒体の基準点に対する着弾予定位置がずれてしまう可能性があった。これにより、描画装置は、規定された位置に正確に液滴を着弾させているにもかかわらず、被描画媒体においては、着弾位置が着弾予定位置からずれてしまう可能性があるという課題があった。
温度調整媒体と保持手段との温度差によって、温度調整媒体と保持手段との間で熱エネルギーの移動が発生する。温度調整媒体の温度及び保持手段の温度は、当該熱エネルギーの移動量が一定の値になる温度に収束する。温度調整媒体の量によって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出できる熱エネルギーの量が変わる。温度調整媒体の量を調整することによって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出できる熱エネルギーの量を調整して、保持手段の温度が収束する温度を調整することができる。
温度調整媒体と保持手段との温度差によって、温度調整媒体と保持手段との間で熱エネルギーの移動が発生する。温度調整媒体の温度及び保持手段の温度は、当該熱エネルギーの移動量が一定の値になる温度に収束する。温度調整媒体の温度によって、温度調整媒体と保持手段との温度差が異なり、温度調整媒体と保持手段との間での熱エネルギーの移動量が変わる。温度調整媒体の温度を調整することによって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出する熱エネルギーの量を調整して、保持手段の温度が収束する温度を調整することができる。
温度調整媒体と保持手段との温度差によって、温度調整媒体と保持手段との間で熱エネルギーの移動が発生する。温度調整媒体の温度及び保持手段の温度は、当該熱エネルギーの移動量が一定の値になる温度に収束する。温度調整媒体の量によって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出できる熱エネルギーの量が変わる。温度調整媒体の量を調整することによって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出できる熱エネルギーの量を調整して、保持手段の温度が収束する温度を調整することができる。保持手段の温度が収束する温度を調整することによって、保持手段に保持された被描画媒体の温度が収束する温度を調整することができる。
温度調整媒体と保持手段との温度差によって、温度調整媒体と保持手段との間で熱エネルギーの移動が発生する。温度調整媒体の温度及び保持手段の温度は、当該熱エネルギーの移動量が一定の値になる温度に収束する。温度調整媒体の温度によって、温度調整媒体と保持手段との温度差が異なり、温度調整媒体と保持手段との間での熱エネルギーの移動量が変わる。温度調整媒体の温度を調整することによって、保持手段に対して温度調整媒体が吸収又は放出する熱エネルギーの量を調整して、保持手段の温度が収束する温度を調整することができる。保持手段の温度が収束する温度を調整することによって、保持手段に保持された被描画媒体の温度が収束する温度を調整することができる。
最初に、描画装置において描画用の機能液を吐出するために用いられる液滴吐出法について説明する。液滴吐出法の吐出技術としては、帯電制御方式、加圧振動方式、電気機械変換方式、電気熱変換方式、静電吸引方式等が挙げられる。帯電制御方式は、材料に帯電電極で電荷を付与し、偏向電極で材料の飛翔方向を制御して吐出ノズルから吐出させるものである。また、加圧振動方式は、材料に30kg/cm2程度の超高圧を印加して吐出ノズル先端側に材料を吐出させるものであり、制御電圧をかけない場合には材料が直進して吐出ノズルから吐出され、制御電圧をかけると材料間に静電的な反発が起こり、材料が飛散して吐出ノズルから吐出されない。また、電気機械変換方式は、ピエゾ素子(圧電素子)がパルス的な電気信号を受けて変形する性質を利用したもので、ピエゾ素子が変形することによって材料を貯留した空間に可撓物質を介して圧力を与え、この空間から材料を押し出して吐出ノズルから吐出させるものである。
次に、フィルム10に描画する描画装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、描画装置の概略構成を示す模式図である。図1(a)は、描画装置の概略構成を示す模式平面図であり、図1(b)は、描画装置の概略構成を示す模式側面図である。フィルム10が、被描画媒体に相当する。
ヘッド機構部2が備える液滴吐出ヘッド20は、インクジェット方式の液滴吐出ヘッドであり、紫外線硬化性を有する機能液を液滴として、描画対象物に向けて吐出する。供給排出機構部3は、液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴を着弾させる描画対象物であるフィルム10を描画位置に給排紙する。機能液供給部は、液滴吐出ヘッド20への機能液の供給を行う。メンテナンス装置部5は、液滴吐出ヘッド20の保守を行う。
描画装置1は、また、これら各機構部等を総括的に制御する描画装置制御部8(図4参照)を備えている。液滴吐出ヘッド20が、吐出手段に相当する。機能液が、液状体に相当する。
Y軸走査機構42は、Y軸ガイドレール42aとY軸スライダー42bと、をそれぞれ1対備えている。吸着ユニット30は、吸着テーブル33と、テーブル台43と、テーブル昇降機構44と、供給ローラー34と、従動ローラー34aと、媒体送りローラー36と、従動ローラー36aと、を備えている。各リール、及び各ローラーは、それぞれ回動軸まわりに回動可能であり、それぞれの回動軸は互いに略平行である。
フィルム10が送られる方向は、互いに略平行である各リール、及び各ローラーの回動軸の軸方向に略直交する方向である。各リール、及び各ローラーの回動軸の軸方向に平行な方向をX軸方向と表記し、フィルム10の送り方向をY軸方向と表記する。
2本のY軸ガイドレール42aのそれぞれに支持されたY軸スライダー42bには、吸着ユニット30のテーブル台43の一端がそれぞれ固定されている。両端がそれぞれY軸スライダー42bに固定されたテーブル台43は、Y軸スライダー42bに支持されて、2本のY軸ガイドレール42aの間に差渡されている。テーブル台43は、Y軸駆動モーターによって、Y軸ガイドレール42aに沿って、Y軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能である。
吸着テーブル33には、冷却ユニット71を構成する媒体流路72(図4参照)などが配設されている。冷却ユニット71の詳細は、後述する。
テーブル台43は、Y軸走査機構42によってY軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能に支持されている。吸着テーブル33と、供給ローラー34及び従動ローラー34aと、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aとは、Y軸走査機構42によってY軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能である。
従動ローラー34aは、外周が供給ローラー34の外周に接しており、付勢装置によって、供給ローラー34に押し付けられている。供給ローラー34は供給モーターによって回動させられ、供給ローラー34に当接している従動ローラー34aは、供給ローラー34に従って回動する。供給リール31から供給されたフィルム10は、供給ローラー34と従動ローラー34aとの間に挟まれて、従動ローラー34aによって供給ローラー34に押し付けられており、供給ローラー34の回動による外周の回動長さに略同等の長さが供給される。
当該張られた部分には、吸着テーブル33の吸着面33aが臨んでいる。上述した吸着位置に位置する吸着テーブル33の吸着面33aの位置は、媒体送りローラー36の外周及び供給ローラー34の外周に接する面の位置に略一致している。吸着位置に位置する吸着テーブル33の吸着面33aは、供給ローラー34と媒体送りローラー36との間に張られたフィルム10に略接している。
吸着方法としては、大気吸引装置を設けて負圧によって吸着する方法や、帯電及び除電装置を設けて静電気によって吸着する方法などを用いることができる。
アイドラローラー38は、回動軸が軸方向に交差する方向に揺動可能であり、揺動方向の一方に付勢されている。フィルム10における、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aと、巻取リール32との間の部分に、アイドラローラー38が付勢された状態で当接することで、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aとアイドラローラー38との間、及びアイドラローラー38と巻取リール32との間の部分が、略弛みなく張られている。これにより、フィルム10は、巻取リール32に巻き取られる際の状態が略平坦に維持され易くなっている。また、媒体送りローラー36におけるフィルム10の送り速度と、巻取リール32におけるフィルム10の巻取り速度との差によって、媒体送りローラー36と巻取リール32との間の部分の弛み量が変動する。しかし、弛み量の変動に追従してアイドラローラー38の位置が変わることで、略弛みなく張られた状態が維持される。吸着ユニット30の移動による媒体送りローラー36と巻取リール32との間の部分の弛み量の変動についても、同様にして、略弛みなく張られた状態が維持される。
吸着テーブル33が保持手段に相当する。
X軸走査機構11は、X軸ガイドレール11aとX軸スライダー11bと支持柱台11dとを、それぞれ1対備えており、さらにガイドレール支持柱11cを4本備えている。
一対の支持柱台11d,11dは、X軸方向において吸着テーブル33を挟んで両側にそれぞれ1個ずつ配設されており、上述した一対のY軸ガイドレール42a,42aを間に挟む位置に配設されている。一方のY軸ガイドレール42aと支持柱台11dとの間には、メンテナンス装置部5が配設されている。
LED筐体62aは、サブキャリッジ28の主走査方向(X軸方向)側の側面に支持枠を介して固定されている。LED筐体62aは、略直方体形状の外形を有し、内部に略直方体形状で一面が開口した筐体室が形成されている。筐体室は、吸着テーブル33に臨む側が開口している。筐体室には、UVLED61aが、開口側に紫外線を射出する状態で固定されている。複数のUVLED61aが、Y軸方向(副走査方向)に並んで配設されている。複数のUVLED61aは、Y軸方向において、ヘッドユニット21が機能液を配置可能な幅を包含する範囲に、紫外線を照射することができる。硬化ユニット6が、硬化促進手段に相当する。
X軸走査機構11が、主走査手段に相当する。Y軸走査機構42が、副走査手段に相当する。
ヘッド機構部2とY軸走査機構42とが、描画手段に相当する。
次に、液滴吐出ヘッド20について、図2を参照して説明する。図2は、液滴吐出ヘッドの概略構成を示す図である。図2(a)は、液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図であり、図2(b)は、液滴吐出ヘッドの構造を示す斜視断面図であり、図2(c)は、液滴吐出ヘッドの吐出ノズルの部分の構造を示す断面図である。図2に示したX軸、Y軸、及びZ軸は、液滴吐出ヘッド20が描画装置1に装着された状態において、図1に示したX軸、Y軸、及びZ軸と一致している。
圧力室プレート51には、液滴吐出ヘッド20に供給される機能液が常に充填される液たまり55が形成されている。液たまり55は、振動板52と、ノズル基板25と、圧力室プレート51の壁とに囲まれた空間である。機能液は、振動板52の液供給孔53を経由して液たまり55に供給される。また、圧力室プレート51には、複数のヘッド隔壁57によって区切られた圧力室58が形成されている。振動板52と、ノズル基板25と、2個のヘッド隔壁57とによって囲まれた空間が圧力室58である。
圧電素子59は、電極層と圧電材料とを積層した活性部を有している。圧電素子59は、電極層に駆動電圧を印加することで、活性部が長手方向(図2(b)又は(c)における振動板52の厚さ方向)に縮む。電極層に印加されていた駆動電圧が解除されることで、活性部が元の長さに戻る。
次に、ヘッド機構部2が備えるヘッドユニット21の概略構成、及びヘッドユニット21と硬化ユニット6との位置関係について、図3を参照して説明する。図3は、ヘッドユニットの概略構成、及びヘッドユニットと硬化ユニットとの位置関係を示す平面図である。図3に示したX軸及びY軸は、ヘッドユニット21が描画装置1に取り付けられた状態において、図1に示したX軸及びY軸と一致している。
走査方向において、ヘッドユニット21の後側に位置するUVLED61a又はUVLED61bから紫外線を照射することで、吐出されて着弾させられた機能液に、着弾した直後に紫外線を照射することができる。機能液に紫外線を照射することで、機能液を硬化させることができる。機能液の硬化率に影響を及ぼす要因は、走査速度、UVLED61a及びUVLED61bの照射領域のX軸方向における幅、UVLED61a及びUVLED61bの照射強度、などである。これらの要因について、適切な値に設定することで、着弾させられた機能液を適切な硬化率に硬化させることができる。
次に、冷却ユニット71について、図4を参照して説明する。図4は、冷却ユニットの構成を示す説明図である。図4に示したX軸及びY軸は、図1に示したX軸及びY軸と一致している。
図4に示すように、冷却ユニット71は、媒体流路72と、開閉バルブ73と、給液管74aと、排液管74bと、給液ポンプ76と、温調機77と、温度計79と、を備えている。冷却ユニット71は、また、開閉バルブ73と、給液ポンプ76と、温調機77と、を制御するテーブル温度制御部81を備えている。
流入流路72a、枝流路72b、及び流出流路72cは、吸着面33aの面方向において、吸引孔の開口と重ならない位置に形成されている。
給液管74aは、一端が、図示省略した接続部材を介して、流入流路72aに接続されている。給液管74aにおける、流入流路72aとの接続部分の近くには、開閉バルブ73が取り付けられている。開閉バルブ73によって、給液管74aの流路を開閉することができる。給液管74aにおける、流入流路72aと接続された端と反対側の端は、給液ポンプ76に接続されている。給液ポンプ76は温調機77に接続されている。
給液管74a及び排液管74bは、可撓性に富む素材で形成されている。給液管74a及び排液管74bが容易に屈曲することで、吸着テーブル33のY軸方向の移動に際して、給液管74a及び排液管74bが吸着テーブル33の移動を阻害する負荷となることを抑制している。
テーブル温度制御部81は、温度計79によって測定された吸着テーブル33の温度情報を取得し、当該温度情報に基づいて、開閉バルブ73、給液ポンプ76、及び温調機77を制御する。
媒体流路72と、開閉バルブ73と、給液管74aと、排液管74bと、給液ポンプ76と、温調機77とが、温度調整手段に相当する。温度計79が、温度測定手段に相当する。テーブル温度制御部81が、温度制御手段に相当する。温調媒体が、温度調整媒体に相当する。
次に、描画装置1における液滴吐出ヘッド20からの吐出制御方法について、図5を参照して説明する。図5は、液滴吐出ヘッドの電気的構成と信号の流れを示す説明図である。
図5に示すように、ヘッドドライバー20dは、FFCケーブルを介して各液滴吐出ヘッド20と電気的に接続されている。また、液滴吐出ヘッド20は、吐出ノズル24(図2参照)ごとに設けられた圧電素子59に対応して、シフトレジスター(SL)85と、ラッチ回路(LAT)86と、レベルシフター(LS)87と、スイッチ(SW)88とを備えている。
次に、液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル24と、それぞれの吐出ノズル24から吐出された液滴の着弾位置と、の関係について説明する。図6は、吐出ノズルと、それぞれの吐出ノズルから吐出された液滴の着弾位置と、の関係を示す説明図である。図6(a)は、吐出ノズルの配置位置を示す説明図であり、図6(b)は、液滴をノズル列の延在方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図6(c)は、液滴を主走査方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図6(d)は、液滴を面状に着弾させた状態を示す説明図である。図6に示したX軸及びY軸は、ヘッドユニット21が描画装置1に取り付けられた状態において、図1に示したX軸及びY軸と一致している。X軸方向が主走査方向であって、図6に示した矢印aの方向に吐出ノズル24(液滴吐出ヘッド20)を相対移動させながら、任意の位置において液状体の液滴を吐出することによって、X軸方向の任意の位置に液滴を着弾させることができる。
次に、描画装置1によってフィルム10に描画する描画工程について、図7、及び図8を参照して説明する。図7は、描画工程を示すフローチャートである。図7(a)は、描画工程の全工程を示すフローチャートであり、図7(b)は、描画工程における画像描画工程を示すフローチャートであり、図7(c)は、描画工程におけるテーブル温度調整工程を示すフローチャートである。図8は、描画工程における、吸着テーブルに対するフィルムの被描画領域の位置及び描画行の位置を示す説明図である。図8に示したX軸、及びY軸、は、図1に示したX軸、及びY軸と一致している。
最初に、フィルム10をY軸方向に移動させて、フィルム10の被描画領域101を、吸着テーブル33の吸着面33aに臨む位置に位置させる。フィルム10のY軸方向の移動は、上述した供給ローラー34及び媒体送りローラー36を回動させて実施する。被描画領域101は、フィルム10において、フィルム10が吸着テーブル33に吸着された状態を解除することなく描画を実施することが可能な範囲の領域である。
次に、吸着テーブル33によって、フィルム10の被描画領域101を吸着する。フィルム10における吸着テーブル33と重なる部分の略全面が、吸着テーブル33に吸着され、被描画領域101が吸着面33aに倣う状態で吸着される。
ステップS4における画像描画工程は、図7(b)に示した各工程を実施することで、実施する。ステップS4における吸着テーブル33の温度調整工程は、図7(c)に示した各工程を実施することで、実施する。
ヘッドユニット21aの位置に位置したヘッドユニット21を、X軸走査機構11によってX軸方向(主走査方向)に走査させる。それと共に、吐出ノズル24から、描画形状に対応した位置に機能液の液滴を着弾させられる時点において機能液の液滴を吐出することで、第一描画行121に描画する。並行して、硬化ユニット6を稼動させて、UVLED61a又はUVLED61bによって、第一描画行121に配置された機能液に紫外線を照射して硬化させる。
被描画領域101への描画が完了していた(ステップS42でYES)場合には、図7(a)のステップS4における画像描画工程を終了する。
温度の変動量が規格以内である場合(ステップS47でYES)には、ステップS46に戻り、ステップS46及びステップS47を繰り返す。
温度の変動量が規格値を超えていた場合(ステップS47でNO)には、ステップS48に進む。
被描画領域101への描画が完了していなかった(ステップS49でNO)場合には、ステップS46に戻り、ステップS46からステップS49の各工程を繰り返す。
被描画領域101への描画が完了していた(ステップS49でYES)場合には、図7(a)のステップS4における温度調整工程を終了する。
フィルム10の描画対象領域の全体への描画が完了していなかった(ステップS5でNO)場合には、ステップS6に進む。
ステップS6では、フィルム10を送り、次に描画を実施する被描画領域101の部分を、吸着テーブル33の吸着面33aに臨む位置に位置させる。ステップS6の次に、ステップS2に戻り、ステップS2からステップS5を繰り返す。
フィルム10の描画対象領域の全体への描画が完了していた(ステップS5でYES)場合には、描画装置1によってフィルム10に描画する描画工程を終了する。
次に、冷却ユニット71と一部の構成が異なる冷却ユニット171について、図9を参照して説明する。図9は、冷却ユニットの構成を示す説明図である。図9に示したX軸及びY軸は、冷却ユニット171が描画装置1と同様の構成を有する描画装置に組み込まれた場合に、図1に示したX軸及びY軸と一致している。
枝流路172a、及び連結流路172bは、吸着面33aの面方向において、吸引孔の開口と重ならない位置に形成されている。
給液管174aは、4個の分岐端を備え、それぞれの分岐端が、図示省略した接続部材を介して、枝流路172aにおける、排液管174bが接続された開口の反対側の開口に接続されている。給液管174aにおける、枝流路172aとの接続部分の近くには、開閉バルブ73が取り付けられている。開閉バルブ73によって、給液管174aの分岐端の流路を開閉することができる。これにより、開閉バルブ73によって、それぞれの冷却ブロック171aごとに、流動させる温調媒体の流動量を調整することができる。
給液管174aにおける、分岐された側と反対側の端は、給液ポンプ76に接続されている。給液ポンプ76は温調機77に接続されている。
給液管174a及び排液管174bは、可撓性に富む素材で形成されている。給液管174a及び排液管174bが容易に屈曲することで、吸着テーブル333のY軸方向の移動に際して、給液管174a及び排液管174bが、吸着テーブル333の移動を阻害する負荷となることを抑制している。
テーブル温度制御部181は、温度計79によって測定された吸着テーブル333の温度情報を、冷却ブロック171aごとに取得する。テーブル温度制御部181は、取得した温度情報に基づいて、開閉バルブ73、給液ポンプ76、及び温調機77を制御して、冷却ブロック171aごとに、吸着テーブル333の温度を制御する。
冷却ブロック171aと、給液管174aと、排液管174bと、給液ポンプ76と、温調機77とが、温度調整手段に相当する。冷却ブロック171aが、副温度調整手段に相当する。冷却ブロック171aが備える媒体流路172が、媒体副流路に相当する。テーブル温度制御部181が、温度制御手段に相当する。
次に、冷却ユニット171を備え、描画装置1と同様の構成を有する描画装置を用いて、フィルム10に描画する描画工程について、図10、及び図11を参照して説明する。図10は、描画工程を示すフローチャートである。図10(a)は、描画工程の全工程を示すフローチャートであり、図10(b)は、描画工程における画像描画工程を示すフローチャートであり、図10(c)は、描画工程におけるテーブル温度調整工程を示すフローチャートである。図11は、描画工程における、吸着テーブルに対するフィルムの被描画領域の位置及び描画行の位置を示す説明図である。図11に示したX軸、及びY軸は、冷却ユニット171が描画装置1と同様の構成を有する描画装置に組み込まれた場合に、図1に示したX軸及びY軸と一致している。
ステップS71において、冷却ユニット171の冷却ブロック171aを予め稼動させることによって、画像描画に対応して温度調整を実施する際に、迅速に、冷却ブロック171aを適切な稼動状態にすることができる。
微小描画行221、微小描画行222、微小描画行223、及び微小描画行224は、Y軸方向の幅が、微小改行幅WKである。ノズル休止行241、ノズル休止行242、及びノズル休止行243は、Y軸方向の幅が微小改行幅WKであり、被描画領域101に含まれない領域である。
図11に示した被描画領域101は、ヘッドユニット21の位置が、ヘッドユニット21fで示した位置である場合に、描画開始位置に位置している。この場合の描画開始位置は、最初の描画走査において、ヘッドユニット21を、ノズル休止行241、ノズル休止行242、ノズル休止行243、及び微小描画行221に対向させることができる位置である。
ステップS74における画像描画工程は、図10(b)に示した各工程を実施することで、実施する。ステップS74における吸着テーブル333の温度調整工程は、図10(c)に示した各工程を実施することで、実施する。
図11に示した被描画領域101を描画する最初の描画走査では、ヘッドユニット21を、ノズル休止行241、ノズル休止行242、ノズル休止行243、及び微小描画行221に対向させて、微小描画行221に対向する吐出ノズル24から液滴を吐出させる。微小描画行221に向けて吐出される吐出量は、微小描画行221に描画するために必要な量の略(1/4)である。
ヘッドユニット21fの位置に位置したヘッドユニット21を、X軸走査機構11によってX軸方向(主走査方向)に走査させる。それと共に、吐出ノズル24から描画形状に対応した位置に機能液の液滴を着弾させられる位置において機能液の液滴を吐出することで、微小描画行221に描画する。並行して、硬化ユニット6を稼動させて、UVLED61a又はUVLED61bによって、微小描画行221に配置された機能液に紫外線を照射して硬化させる。
微小描画行223には、3番目と4番目とのそれぞれの描画走査において、微小描画行223に描画するために必要な量の略(1/4)ずつの機能液が配置されている。4番目の描画走査が実施された状態では、微小描画行223には、微小描画行223に描画するために必要な量の略(1/2)の機能液が配置されている。
微小描画行224には、4番目の描画走査において、微小描画行224に描画するために必要な量の略(1/4)の機能液が配置されている。4番目の描画走査が実施された状態では、微小描画行224には、微小描画行224に描画するために必要な量の略(1/4)の機能液が配置されている。
第一描画行121への描画は、7回の描画走査を実施することによって完成する。7回の描画走査の中で後半の3回の描画走査においては、ヘッドユニット21は第一描画行121及び第二描画行122に向けて機能液を吐出している。以降の描画走査における4回に3回の描画走査では、ヘッドユニット21は、2個所の描画行にまたがる範囲に向けて、機能液を吐出する。
微小描画行226、微小描画行227、微小描画行228、及び微小描画行229は、Y軸方向の幅が、微小改行幅WKである。ノズル休止行245、ノズル休止行246、及びノズル休止行247は、Y軸方向の幅が微小改行幅WKであり、被描画領域101に含まれない領域である。
被描画領域101への描画が完了していた(ステップS82でYES)場合には、図10(a)のステップS74における画像描画工程を終了する。
冷却ブロック171aの温度測定は、それぞれの冷却ブロック171aに配設された温度計79によって冷却ブロック171aの温度を計測することで実施する。テーブル温度制御部181は、計測された温度情報を取得する。
温度の変動量が規格以内である場合(ステップS87でYES)には、ステップS86に戻り、ステップS86及びステップS87を繰り返す。
温度の変動量が規格値を超えていた場合(ステップS87でNO)には、ステップS88に進む。
第一描画行121などの現在描画を実施している描画行への描画が完了していなかった(ステップS89でNO)場合には、ステップS86に戻り、ステップS86からステップS89の各工程を繰り返す。
現在描画を実施している描画行への描画が完了していた(ステップS89でYES)場合には、ステップS90に進む。
被描画領域101への描画が完了していなかった(ステップS90でNO)場合には、ステップS91に進む。
被描画領域101への描画が完了していた(ステップS90でYES)場合には、図10(a)のステップS74における温度調整工程を終了する。
フィルム10の描画対象領域の全体への描画が完了していなかった(ステップS75でNO)場合には、ステップS76に進む。
フィルム10の描画対象領域の全体への描画が完了していた(ステップS75でYES)場合には、冷却ユニット171を備える描画装置によってフィルム10に描画する描画工程を終了する。
(1)吸着テーブル33及び吸着テーブル333には、媒体流路72又は媒体流路172が形成されており、媒体流路72及び媒体流路172には温調媒体を流動させることができる。温調媒体が吸着テーブル33又は吸着テーブル333から熱を奪うことで、吸着テーブル33又は吸着テーブル333を冷却することができる。
媒体流路172が配設された部分ごとに、吸着テーブル333の温度を調整することで、紫外線の照射に伴う熱を受けている部分の近傍のみの温度を調整することができる。近傍のみの温度を調整することで、吸着テーブル333の全体を一律に温度調整する場合にくらべて、迅速かつ正確に温度調節できる。紫外線の照射に伴う熱を受けていない部分を冷却などすることを抑制することができるため、紫外線の照射に伴う熱を受けていない部分を冷却などすることに起因して、当該部分の温度が適切な温度から外れることを抑制することができる。
冷却ユニット171を備える描画装置で改行幅がユニット描画幅WUである改行を実施する描画工程を実施する場合も、描画(紫外線照射)を実施している部分に対応させて、一部の冷却ブロック171aを稼動させる描画方法を用いても良い。
描画装置がラインヘッドを備える場合、ラインヘッドから描画画像に規定された位置に液滴を吐出する工程が、描画工程に相当する。
Claims (11)
- 被描画媒体を保持する保持手段と、
液状体を吐出する吐出手段と、
前記吐出手段が前記液状体を前記被描画媒体に吐出する際に前記吐出手段と前記被描画媒体とを主走査方向に相対移動させる主走査手段と、
前記吐出手段と前記被描画媒体とを前記主走査方向と交差する副走査方向に相対移動させる副走査手段と、
前記被描画媒体に吐出された状態の前記液状体の硬化を促進させる硬化促進手段と、
前記保持手段の温度を調整し、複数の副温度調整手段からなる温度調整手段と、
温度測定手段と、
前記温度測定手段の測定結果に基づいて、前記温度調整手段を制御する温度制御手段と、を備え、
1つの前記副温度調整手段に対応する副温度調整区画は、前記副走査方向における幅が、前記吐出手段の前記副走査方向における前記液状体を吐出可能な幅であり、前記主走査方向における幅が、前記保持手段の前記主走査方向における幅であることを特徴とする描画装置。 - 前記温度調整手段は、温度調整媒体を流動させるための媒体流路を備え、
前記温度測定手段は、前記保持手段の温度を測定し、
前記温度制御手段は、前記媒体流路を流動させる前記温度調整媒体の流量を制御することを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。 - 前記温度調整手段は、温度調整媒体を流動させるための媒体流路を備え、
前記温度測定手段は、前記保持手段の温度を測定し、
前記温度制御手段は、前記媒体流路を流動させる前記温度調整媒体の温度を制御することを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。 - 前記温度調整手段は、温度調整媒体を流動させるための媒体流路を備え、
前記温度測定手段は、前記被描画媒体の温度を測定し、
前記温度制御手段は、前記媒体流路を流動させる前記温度調整媒体の流量を制御することを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。 - 前記温度調整手段は、温度調整媒体を流動させるための媒体流路を備え、
前記温度測定手段は、前記被描画媒体の温度を測定し、
前記温度制御手段は、前記媒体流路を流動させる前記温度調整媒体の温度を制御することを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。 - 前記複数の副温度調整手段のそれぞれの副温度調整手段は、それぞれ前記保持手段の一部分に配設されており、前記温度調整手段を構成する媒体副流路を備えることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の描画装置。
- 前記温度制御手段は、互いに隣接する2個の前記副温度調整手段を同時に稼動させることを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。
- 前記温度制御手段は、次に稼動させる前記副温度調整手段を事前稼動させることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の描画装置。
- 前記温度調整手段は、前記保持手段における、前記硬化促進手段が臨むことが可能な部分に配設されていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項
に記載の描画装置。 - 前記温度制御手段は、前記複数の副温度調整手段の中で、前記保持手段における稼動している前記硬化促進手段が臨んでいる部分に、配設されている前記副温度調整手段を稼動させることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の描画装置。
- 前記請求項1〜10のいずれか一項に記載の描画装置を用いて、前記被描画媒体に画像を形成する描画方法。
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