JP5682177B2 - チューブポンプ、チューブユニット、及び液体噴射装置 - Google Patents

チューブポンプ、チューブユニット、及び液体噴射装置 Download PDF

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本発明は、チューブポンプ、チューブユニット、及び液体噴射装置に関するものである。
従来から、インク滴を記録紙(媒体)に対して噴射させる液体噴射装置として、インクジェットプリンター(以下、「プリンター」という。)が広く知られている。このようなプリンターにおいては、液体噴射ヘッドにおいて、ノズル近傍のインクが増粘したり、ノズル内に気泡が混入したりして、印刷が良好に行われなくなるおそれがあった。そこで、これらを回復させるためのメンテナンス手段を備えたプリンターが提案されている。
このようなメンテナンス手段としては、液体噴射ヘッドのノズルをキャップで覆い、キャップに連通したインク排出路中に設けられたポンプを駆動し、ポンプが発生する圧力を利用して、ノズルからインクを吸引する吸引装置が知られている。上記ポンプとしては下記特許文献1に示されるようなチューブポンプが知られている。
特開2001−301195号公報
しかしながら、上記チューブポンプは、チューブをポンプ内壁面に沿って這い回しその内側にローラーを取り付けるため、チューブはねじれの無いように取り付け、さらにポンプ内部に這い回す長さを正確に管理する必要があり、組立作業に時間を要するという課題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、チューブの這い回し経路、這い回し長さを簡便且つ短時間で得ることのできるチューブポンプ、チューブユニット、及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のチューブポンプは、可撓性チューブと該可撓性チューブの流路途中部分を一方面側に支持する支持部材とを含むチューブユニットと、
前記支持部材の前記可撓性チューブと反対側の面を内壁面に沿わせることで前記可撓性チューブの流路途中部分を収容する収容部と、前記可撓性チューブの流路途中部分を押圧する押圧部と、前記収容部に対する前記可撓性チューブの位置決めを行う位置決め部と、を備え、前記収容部は、有底状の円筒形状からなり、前記支持部材は、可撓性を有する矩形状の板状部材であり、前記可撓性チューブは、前記支持部材の対角線上に沿って配置され、前記チューブユニットは、長辺方向に沿って丸められた前記支持部材が前記収容部に組み込まれることで前記内壁面に沿って前記可撓性チューブが螺旋状となり、前記位置決め部は、前記収容部の前記内壁面に設けられた第1の位置決め部と、前記支持部材の前記可撓性チューブが配置された前記対角線とは別の対角にそれぞれ設けられた第2の位置決め部と、を含むことを特徴とする。
本発明のチューブポンプによれば、チューブユニットを収容部に組み込むことで可撓性チューブを所定位置に配置することができる。また、可撓性チューブが支持部材に固定されているので、収容部内に可撓性チューブを配置する際に可撓性チューブにねじれが生じることを防止できる。また、支持部材に可撓性チューブを予め固定しておくことで、複雑な流路を形成することができる。したがって、収容部内における可撓性チューブの這い回し経路、這い回し長さを簡便且つ短時間に実現することができる。
また、上記チューブポンプにおいては、前記支持部材は可撓性を有する板状部材であり、前記可撓性チューブは前記内壁面に沿って前記支持部材が湾曲することで前記収容部内に収容されるのが好ましい。
この構成によれば、支持部材を湾曲させて内壁面に沿って配置することで可撓性チューブを簡便且つ確実に収容部内に配置することができる。
また、上記チューブポンプにおいては、前記可撓性チューブは前記支持部材に貼着されてなるのが好ましい。
この構成によれば、支持部材と可撓性チューブとを別工程で製造した後、該支持部材及び可撓性チューブを貼着することでチューブユニットを製造できる。よって、チューブユニット及びこれを備えるチューブポンプを低コストで製造することができる。
また、上記チューブポンプにおいては、前記可撓性チューブは前記支持部材に一体成形されてなるのが好ましい。
この構成によれば、可撓性チューブが支持部材に一体成形されるので、支持部材とともに可撓性チューブを収容部の内壁面に沿って湾曲させて配置することができる。
また、上記チューブポンプにおいては、前記支持部材は収容部の内壁面に対応する外周面を有する筒状部材であるのが好ましい。
この構成によれば、筒状部材からなる支持部材を収容部内に挿入することで支持部材の外周面を収容部の内壁面に沿って配置することができ、可撓性チューブを収容部材内に容易に配置できる。
また、上記チューブポンプにおいては、前記支持部材は、前記収容部に対する前記可撓性チューブの位置決めを行うための位置決め部を有するのが好ましい。
この構成によれば、位置決め部を基準として、可撓性チューブを収容部の所定位置に取り付けることができる。
また、本発明のチューブユニットは、可撓性チューブの流路途中部分を内壁面に沿って収容するとともに有底状の円筒形状からなる収容部と、前記可撓性チューブの前記流路途中部分を押圧する押圧部と、を備えたチューブポンプに組み込まれるチューブユニットであって、前記可撓性チューブと、該可撓性チューブを支持するとともに前記チューブポンプに組み込まれた際に前記収容部の内壁面と前記可撓性チューブとの間に配置される支持部材と、を備え、前記支持部材は、可撓性を有する矩形状の板状部材であり、前記可撓性チューブは、前記支持部材の対角線上に沿って配置され、前記可撓性チューブは、長辺方向に沿って丸められた前記支持部材が前記収容部に組み込まれることで前記内壁面に沿って螺旋状となっており、前記支持部材の前記可撓性チューブが配置された前記対角線とは別の対角にそれぞれ設けられた第2の位置決め部、及び、前記収容部の前記内壁面に設けられた第1の位置決め部により、前記可撓性チューブが前記収容部に対して位置決めされていることを特徴とする。
本発明のチューブユニットによれば、可撓性チューブが支持部材に固定されているので、収容部内に可撓性チューブを配置する際に可撓性チューブにねじれが生じることを防止できる。また、支持部材に可撓性チューブが固定されているので、支持部材を収容部の内壁面に沿って配置することで可撓性チューブを所定の位置に引き回すことができ、複雑な流路を簡便且つ短時間で構成できる。
本発明の液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、を備えた液体噴射装置において、前記メンテナンス手段が上記チューブポンプを含むことを特徴とする。
本発明の記録装置によれば、可撓性チューブがねじれ等の不具合が生じることなく、良好に取り付けられた上記チューブポンプを含むので、信頼性の高い記録装置を提供できる。
液体噴射装置の一例を示す斜視図である。 液体噴射装置の一例を示す平面図である。 液体噴射ヘッドの断面図である。 キャッピング装置の概略構成を示す図である。 チューブポンプの分解斜視図である。 組み込み前のチューブユニットの構成を示す図である。 チューブユニットの製造工程の一例を示す図である。 プリンターの電気的な構成を示す図である。 チューブポンプの動作を説明するための概略図である。 変形例に係る支持部材の構成を示す図である。 (a),(b)は変形例に係るチューブユニットの構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図を参照にしながら説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態に係る液体噴射装置の一例を示す斜視図であり、図2は、平面図である。なお、以下の説明では、液体噴射装置の一例として、インクジェットプリンターについて説明する。
図1及び図2に示すように、インクジェットプリンター(以下、プリンターと称す)1は、インクにより記録紙に対する記録を実行する記録ユニット2と、記録紙を搬送する記録紙搬送機構3とを備えている。
記録ユニット2は、インクを噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4を支持しながら移動可能なキャリッジ5と、液体噴射ヘッド4及びキャリッジ5と対向する位置に配置され、インクが噴射される記録紙を支持するプラテン6とを含む。
プリンター1は、キャリッジ5を移動するモータ等を含むキャリッジ駆動装置7と、キャリッジ5の移動を案内するキャリッジガイド部材とを備えている。
キャリッジ5は、キャリッジガイド部材に案内されながら、キャリッジ駆動装置7によって、主走査方向に移動する。記録紙は、記録紙搬送機構3により、記録ユニット2に対して、主走査方向と交差する副走査方向に移動する。
また、プリンター1は、記録紙を収容する給紙カセット9を備えている。
給紙カセット9は、プリンター1の本体の背面側に、着脱可能に設けられている。給紙カセット9は、積層された複数の記録紙を収容可能に設けられている。
記録紙搬送機構3は、給紙カセット9の記録紙を搬出するための給紙ローラーと、給紙ローラーを駆動するモータ等を含む給紙ローラー駆動装置10と、記録紙の移動を案内する記録紙ガイド部材11と、給紙ローラーに対して搬送方向の下流側に配置されている搬送ローラーと、搬送ローラーを駆動する搬送ローラー駆動装置と、記録ユニット2に対して搬送方向の下流側に配置されている排出ローラーとを有している。
給紙ローラーは、給紙カセット9に積層されている複数の記録紙のうち、最も上側に配置されている記録紙をピックアップし、給紙カセット9より搬出可能に構成されている。給紙カセット9の記録紙は、記録紙ガイド部材11に案内されながら、給紙ローラー駆動装置10によって駆動する給紙ローラーによって、搬送ローラーに送られる。搬送ローラーに送られた記録紙は、搬送ローラー駆動装置によって駆動する搬送ローラーにより、搬送方向の下流側に配置された記録ユニット2に搬送される。
記録ユニット2のプラテン6は、液体噴射ヘッド4及びキャリッジ5と対向する位置に配置され、記録紙の下面を支持する。液体噴射ヘッド4及びキャリッジ5は、プラテン6の上方に配置されている。記録紙搬送機構3は、記録ユニット2による記録動作と連動して、記録紙を副走査方向に搬送する。記録ユニット2で記録された記録紙は、排出ローラーを含む記録紙搬送機構3によって、プリンター1の正面側から排出される。
また、プリンター1は、インクカートリッジのインクをキャリッジ5の液体噴射ヘッド4に供給するインク供給チューブ12を備えている。インクカートリッジのインクは、インク供給針を介してインク供給路に供給され、そのインク供給路より、インク供給チューブ12を介して、キャリッジ5の液体噴射ヘッド4に供給される。
また、プリンター1は、液体噴射ヘッド4をメンテナンス可能なメンテナンス装置(メンテナンス手段)13を備えている。
メンテナンス装置13は、キャッピング装置14及びワイピング装置15を含む。ワイピング装置15は、液体噴射ヘッド4と対向可能なワイプ部材44を備えている。ワイピング装置15は、ワイプ部材44を用いて、残留したインク等、液体噴射ヘッド4のノズル形成面17(後述)に付着している異物を拭き取ったり、払ったりすることができる。
メンテナンス装置13は、キャリッジ5及び液体噴射ヘッド4のホームポジションに配置されている。ホームポジションは、キャリッジ5の移動領域内であって、記録ユニット2による記録動作が実行される記録領域の外側の端部領域に設定されている。
電源が切断されている間、あるいは長時間に亘って記録動作が実行されない場合、キャリッジ5及び液体噴射ヘッド4は、ホームポジションに配置される。
図3は、液体噴射ヘッド4の断面図である。
図3に示すように、液体噴射ヘッド4は、ヘッド本体18と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22とを備えている。ノズル形成面17は、ノズル基板21の下面によって形成されている。ノズル16は、ノズル基板21に形成されている。ここで、ノズル16の径は、用いられるインクに対応して、従来よりも約15%程度大きく形成されている。流路形成ユニット22は、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を積層し、接着剤等で接合して一体にしたものである。
液体噴射ヘッド4は、ヘッド本体18の内部に形成された収容空間23と、収容空間23に配置された駆動ユニット24とを備えている。駆動ユニット24は、複数の圧電素子25と、圧電素子25の上端を支持する固定部材26と、駆動信号を圧電素子25に供給する柔軟なケーブル27とを備えている。圧電素子25は、複数のノズル16のそれぞれに対応するように設けられている。
また、液体噴射ヘッド4は、ヘッド本体18の内部に形成され、インクカートリッジからインク供給チューブ12を介して供給されたインクが流れる内部流路28と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22によって形成され、内部流路28と接続された共通インク室29と、流路形成ユニット22によって形成され、共通インク室29と接続されたインク供給口30と、流路形成ユニット22によって形成され、インク供給口30と接続された圧力室31とを備えている。圧力室31は、複数のノズル16に対応するように複数設けられている。複数のノズル16のそれぞれは、複数の圧力室31のそれぞれに接続されている。
ヘッド本体18は、合成樹脂で形成されている。振動板19は、ステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工したものである。振動板19の圧力室31に対応する部分には、圧電素子25の下端と接合される島部32が形成されている。振動板19の少なくとも一部は、圧電素子25の駆動に応じて弾性変形する。振動板19と内部流路28の下端近傍との間にはコンプライアンス部33が形成されている。
流路基板20は、内部流路28の下端とノズル16とを接続する共通インク室29、インク供給口30、及び圧力室31それぞれの空間を形成するための凹部を有する。本実施形態においては、流路基板20は、シリコンを異方性エッチングすることで形成されている。
ノズル基板21は、所定方向に所定間隔(ピッチ)で形成された複数のノズル16を有する。本実施形態のノズル基板21は、ステンレス鋼等の金属で形成された板状の部材である。尚、上述のようにノズル形成面17は、ノズル基板21の下面によって形成されている。
このように構成されたプリンター1は、インクを貯留するインク貯留部(液体貯留部)として、インクカートリッジを有し、このインクカートリッジからインク供給チューブ12を介して供給されたインクは、図3に示す内部流路28の上端に流入する。内部流路28の下端は、共通インク室29に接続されており、インクカートリッジからインク供給チューブ12を介して内部流路28の上端に流入したインクは、内部流路28を流れた後、共通インク室29に供給される。共通インク室29に供給されたインクは、インク供給口30を介して、複数の圧力室31のそれぞれに分配されるように供給される。すなわち、本実施形態に係るプリンター1は、所謂オフキャリッジタイプのプリンターとなっている。
プリンター1においては、ケーブル27を介して圧電素子25に駆動信号が入力されると、圧電素子25が伸縮する。これにより、振動板19が圧力室31に接近する方向及び離れる方向に変形(移動)する。これにより、圧力室31の容積が変化し、インクを収容した圧力室31の圧力が変動する。この圧力の変動によって、ノズル16から、インクが噴射される。
このように、本実施形態の圧電素子25は、ノズル16よりインクを噴射するために、入力される駆動信号に基づいて、ノズル16に接続された圧力室31の圧力を変動させる。
図4はメンテナンス装置13の構成要素であるキャッピング装置14の概略構成を示す図である。図4に示すように、キャッピング装置14は、キャップ部材34とチューブポンプ35と、廃インクタンク36(図9参照)と、を含む。キャップ部材34は、不図示の昇降手段により上下動可能となっている。これにより、キャップ部材34は液体噴射ヘッド4のノズル形成面17に当接可能となっている。キャップ部材34は枠状の部材からなり、その上端縁がノズル形成面17に当接して、液体噴射ヘッド4のノズル16を封止することが可能となっている。
キャップ部材34は、その底部に吸収材37が固着されている。この吸収材37は、ノズル16から排出されたインクを吸収可能な、不織布やスポンジ等の部材から構成されている。また、キャップ部材34は液体噴射ヘッド4に当接した状態で、液体噴射ヘッド4のノズル16と所定間隔をおいて対向し、液体噴射ヘッド4のノズル16から噴射されるインクを受け止めるようになっている。さらに、このキャップ部材34には、その底面を貫通するようにして排出口38が形成されている。
チューブポンプ35は、液体噴射ヘッド4のノズル16を封止した状態でキャップ部材34内を減圧させて、液体噴射ヘッド4のノズル16からインクを吸引し、廃インクタンク36にインクを排出するためのものである。
図5はチューブポンプ35の分解斜視図である。
図5に示すように、チューブポンプ35は、可撓性を有する排出用チューブ(可撓性チューブ)70を含むチューブユニット75と、該排出用チューブ70の流路途中を収容するケーシング(収容部)71と、押圧部72と、を備えている。ケーシング71は、樹脂により有底状の円筒形状に形成されており、その底面71aの中心には押圧部72を支持するための支持孔39が貫通形成されている。また、ケーシング71の側面の一部分には、上方から下方に向かって底面71aの手前まで切り欠くようにして切欠部41が形成されている。また、ケーシング71の内壁面には、上記チューブユニット75を保持するための保持用溝部71bが形成されている。
チューブユニット75は、排出用チューブ70と、該排出用チューブ70を支持する板状の支持部材78と、を有している。本実施形態では、排出用チューブ70及び支持部材78は一体成形によりシリコンゴム等の可撓性部材から形成されている。すなわち、支持部材78は可撓性を有したものとなっている。排出用チューブ70には、流路70aが形成されている。
チューブユニット75は、ケーシング71の内壁面に沿って湾曲した支持部材78が保持用溝部71bに嵌合している。具体的には、略筒状に丸めることで湾曲させた支持部材78がケーシング71の保持用溝部71bに嵌合されている。
図6はケーシング71への組み込み前のチューブユニット75の構成を示す図である。図6に示すように、支持部材78は略矩形状からなり、ケーシング71への組み込み時には長辺方向に沿って丸められるようになっている。一方、排出用チューブ70の一部は支持部材78の略対角線上に設けられている。排出用チューブ70のうち、支持部材78上に配置されている部分はケーシング71内に収容される流路途中部分70bに対応している。
チューブユニット75はケーシング71に組み込まれた際、排出用チューブ70の流路途中部分がケーシング71の内壁面に沿って略螺旋形状を描くようになっている(図5参照)。すなわち、ケーシング71の内壁面と排出用チューブ70との間には支持部材78が配置されたものとなっている。排出用チューブ70の両端部は切欠部41から外部に引き出されており、それぞれの端部はキャップ部材34の排出口38又は廃インクタンク36に接続される(図9参照)。
チューブユニット75は、支持部材78が不図示の螺子等によりケーシング71に固定されている。これにより、支持部材78に一体形成された排出用チューブ70はケーシング71に対して固定されたものとなる。
支持部材78は、排出用チューブ70がケーシング71に対して所定の位置に位置決めするための位置決め用の切欠(位置決め部)80が形成されている。一方、ケーシング71には突起(位置決め部)77が形成されている。これら切欠80及び突起77は互いに嵌合することで支持部材78がケーシング71に対して位置決めされるようになっている。
ここで、チューブポンプ35の組立工程は、ケーシング71内にチューブユニット75を配置し、ケーシング71の底面71aに形成された支持孔39に押圧部72を配置することで行われる。このとき、排出用チューブ70は支持部材78に一体に形成されているので、支持部材78とともにケーシング71の内壁面に沿って所定の位置に配置されたものとなる。また、排出用チューブ70のうち支持部材78と一体化している部分(流路途中部分70b)がケーシング71内に収容されるため、チューブユニット75をケーシング71に組み込むことで排出用チューブ70にはねじれが生じることなく、ケーシング71内に所定長さだけ這い回された状態とすることができる。
このように本実施形態によれば、チューブユニット75をケーシング71に組み込むことにより、ねじれの無い状態で排出用チューブ70が所定位置に配置されてなるチューブポンプ35を簡便且つ短時間で組み立てることができる。
上記チューブユニット75を製造する方法としては、押し出し成形により排出用チューブ70及び支持部材78を構成するための板状部材79を形成した後、図7(a)に示すように板状部材79を同図に示される破線で切断することにより上記支持部材78を得ることができる。これにより、排出用チューブ70及び支持部材78が一体成形されてなるチューブユニット75を製造することができる。本実施形態では、図7(b)に示すように内部流路の全周に亘って排出用チューブ70の肉厚が略同等に設定されている。これにより、押圧部72が排出用チューブ70の内部流路を良好に押し潰することが可能であり、信頼性の高いチューブポンプを提供できる。
押圧部72は、図5に示したように、回転ホイール73と、該回転ホイール73に設けられた一対のローラー74a,74bとを含む。回転ホイール73には、一対の外側に膨らむ円弧状をなすローラー案内溝76,77がホイール軸73aを挟んで対向するように形成されている。各ローラー案内溝76,77は、一端が回転ホイール73の外周側に位置しており、他端が回転ホイール73の内周側に位置している。すなわち、両ローラー案内溝76,77は、それらの一端から他端に向かう従って、徐々に回転ホイール73の外周部から離間するように延びている。
両ローラー案内溝76,77内には、上記一対のローラー74a,74bが、それぞれ回動軸76a,77aを介して挿通支持されている。なお、両回動軸76a,77aは、それぞれ両ローラー案内溝76,77内を摺動自在になっている。
ここで、プリンター1の電気的な構成について図8を参照しながら説明する。本実施形態におけるプリンター1は、プリンター1全体の動作を制御するための制御装置58を備えている。この制御装置58には、プリンター1の動作に関する各種情報を入力する入力装置59と、プリンター1の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置60とが接続されている。
また、制御装置58には、上述したキャリッジ駆動装置7と、記録紙搬送機構3と、キャッピング装置14、チューブポンプ35、及びワイピング装置15を含むメンテナンス装置13と、が接続されている。また、プリンター1は、圧電素子25を含む駆動ユニット24(図3参照)に入力する駆動信号を発生する駆動信号発生器62を備えている。この駆動信号発生器62は、制御装置58に接続されている。具体的に、制御装置58は回転ホイール73の回転駆動を制御することでチューブポンプ35を駆動するようになっている。
駆動信号発生器62には、液体噴射ヘッド4の圧電素子25に入力する駆動パルスの電圧値の変化量を示すデータ、及び駆動パルスの電圧を変化させるタイミングを規定するタイミング信号が入力される。駆動信号発生器62は、入力されたデータ及びタイミング信号に基づいて駆動パルス等の駆動信号を発生する。
駆動信号発生器62より駆動パルスが圧電素子25に入力されると、ノズル16よりインク滴が吐出される。駆動パルスが圧電素子25に入力されると、圧電素子25が収縮して圧力室31が膨張する。圧力室31の膨張状態が短時間維持された後、圧電素子25が急激に伸長する。これに伴って、圧力室31の容積が基準容積以下に収縮し、ノズル16に露出したメニスカスが外側に向けて急激に加圧される。これにより、所定量のインクの滴がノズル16から吐出されるようになっている。その後、インクの滴の吐出に伴うメニスカスの振動を短時間で収束させるように、圧力室31が基準容積に復帰する。
図9はチューブポンプ35の動作を説明するための概略図である。図9に示すように、チューブポンプ35は、回転ホイール73を、正方向(矢印方向)に回動させると、両ローラー74a,74bが両ローラー案内溝76,77の一端側(回転ホイール73の外周側)に移動し、排出用チューブ70の流路途中部分70bを上流側から下流側に順次押しつぶしながら(押圧しながら)回動するようになっている。この回動により、チューブポンプ35は排出用チューブ70の上流側の流路70aを減圧することができる。
これにより、キャップ部材34内に溜まったインクは、回転ホイール73の正方向の回動動作により、徐々に廃インクタンク36へ排出されるようになっている。また、ノズル形成面17とキャップ部材34との間に形成された空間を負圧にすることによって、ノズル形成面17のノズル16からインクを吸引することができる。
また、回転ホイール73を逆方向(矢印方向とは反対方向)に回動させると、両ローラー74a,74bが両ローラー案内溝76,77の他端側(回転ホイール73の内周側)に移動するようになっている。この移動により、両ローラー74a,74bがそれぞれ排出用チューブ70の流路途中部分70bに軽く接した状態となり、排出用チューブ70の内部の減圧状態が解消されるようになっている。
プリンター1は、メンテナンス装置13を用いて、液体噴射ヘッド4に対するメンテナンス処理を実行可能である。メンテナンス装置13は、液体噴射ヘッド4の噴射特性を維持するために、液体噴射ヘッド4と協働して、ノズル16よりインクを排出させる動作を含むメンテナンス処理を実行する。
メンテナンス処理は、ノズル16からインクをキャップ部材34に噴射するフラッシング動作、ワイピング装置15のワイプ部材44を用いたワイプ動作、及びキャッピング装置14のキャップ部材34及びチューブポンプ35を用いた吸引動作を含む。
フラッシング動作は、記録領域においてノズル16からのインクを記録紙に供給する前に、ホームポジションにおいて、ノズル16よりインクをキャップ部材34に予め噴射(吐出)する動作である。これにより、ノズル16付近の粘度が増大したインクが排出され、ノズル16の噴射特性が維持又は回復される。
また、上記ワイプ動作は、ワイプ部材44によりノズル形成面17を払拭する動作である。これにより、後述の吸引動作後にノズル形成面17に付着したインクがワイプ部材44により払拭されてノズル形成面17が清掃されることで、ノズル16の近傍に付着したインクを除去することで噴射特性を良好な状態に保つことができる。
また、上記吸引動作は、ホームポジションにおいて、ノズル形成面17とキャップ部材34とを対向させ、ノズル形成面17とキャップ部材34との間に形成された空間を吸引するチューブポンプ35を用いて負圧にすることによって、ノズル形成面17のノズル16からインクを吸引することができる。
このような吸引動作を行うことで、フラッシング動作では排出しきれなかった粘度が増大したインク、ノズル16内に浸入したゴミ、液体噴射ヘッド4内の気泡等が、ノズル16よりインクとともに排出され、ノズル16の噴射特性が維持又は回復される。
本実施形態に係るチューブポンプ35によれば、ねじれが生じることなく、ケーシング71内に所定長さだけ這い回されてなる排出用チューブ70を備えているので、信頼性の高い吸引動作を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。上記実施形態においては板状の支持部材78を湾曲させてケーシング71の内壁面に沿って配置して排出用チューブ70をケーシング71に収容する場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはない。図10に示すようにケーシング71の内壁面に対応する外周面を有した筒状部材からなる支持部材178と、該支持部材178に支持される排出用チューブ170と、を備えたチューブユニット175を採用することもできる。支持部材178と排出用チューブ170とは別部材から構成される。また、支持部材178にはケーシング71に対して所定の位置に位置決めするための位置決め用の切欠176が形成されている。
この構成によれば、ケーシング71内に支持部材178を挿入することで支持部材178の外周面を該ケーシング71の内壁面に沿って簡便且つ確実に配置することができる。よって、排出用チューブ170をケーシング71内の所定の位置に所定の長さだけ引き回した状態で簡便且つ短時間で設置することができる。
また、上記実施形態においては、本発明のチューブユニット75は支持部材78と排出用チューブ70とを一体成形する場合のみに限定されることはない。支持部材78及び排出用チューブ70をそれぞれ別工程で製造した後、各々を貼着してチューブユニット75を製造することもできる。このようにすれば、チューブユニット75が支持部材78上で種々に引き回された状態に製造することができ、種々の用途に応じたチューブユニット75を形成することができる。
また、上記実施形態においては、支持部材78に排出用チューブ70が1個設けられた場合について説明したが、図11(a)に示すように支持部材78に排出用チューブ70が複数(同図では2個)設けるようにしてもよい。このようにすれば、排出用チューブ70が複数のキャップ部材34及び廃インクタンク36に接続されたキャッピング装置14を備えた機能性に優れたプリンター1を提供できる。なお、この場合においても、図10に示したように支持部材78を筒状部材から構成するようにしてもよい。
また、図11(b)に示すように支持部材78に排出用チューブ70の一端側が複数に分岐された分岐部150を設けた構造としてもよい。このようにすれば、排出用チューブ70が複数のキャップ部材34に接続された構成、或いは排出用チューブ70が複数の廃インクタンク36に接続された構成を実現することができ、機能性に優れたプリンター1を提供できる。なお、この場合においても、図10に示したように支持部材78を筒状部材から構成するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においてはチューブポンプに組み込まれるチューブユニットを例にあげて説明したが、本発明は可撓性を有するチューブをケーシング内に所定距離だけ引き回して配置する構造を採用する、例えば冷却液の経路、オイル経路、人工心肺等の構成にも適用可能である。
1…プリンター(液体噴射装置)、4…液体噴射ヘッド、13…メンテナンス装置(メンテナンス手段)、70…排出用チューブ(可撓性チューブ)、70a…流路、70b…流路途中部分、71…ケーシング(収容部)、72…押圧部、75…チューブユニット、77…突起(位置決め部)、78…支持部材、80…切欠(位置決め部)

Claims (6)

  1. 可撓性チューブと該可撓性チューブの流路途中部分を一方面側に支持する支持部材とを含むチューブユニットと、
    前記支持部材の前記可撓性チューブと反対側の面を内壁面に沿わせることで前記可撓性チューブの流路途中部分を収容する収容部と、
    前記可撓性チューブの流路途中部分を押圧する押圧部と
    前記収容部に対する前記可撓性チューブの位置決めを行う位置決め部と、を備え
    前記収容部は、有底状の円筒形状からなり、
    前記支持部材は、可撓性を有する矩形状の板状部材であり、
    前記可撓性チューブは、前記支持部材の対角線上に沿って配置され、
    前記チューブユニットは、長辺方向に沿って丸められた前記支持部材が前記収容部に組み込まれることで前記内壁面に沿って前記可撓性チューブが螺旋状となり、
    前記位置決め部は、前記収容部の前記内壁面に設けられた第1の位置決め部と、前記支持部材の前記可撓性チューブが配置された前記対角線とは別の対角にそれぞれ設けられた第2の位置決め部と、を含むことを特徴とするチューブポンプ。
  2. 前記可撓性チューブは前記支持部材に貼着されてなることを特徴とする請求項に記載のチューブポンプ。
  3. 前記可撓性チューブは前記支持部材に一体成形されてなることを特徴とする請求項に記載のチューブポンプ。
  4. 前記支持部材は、前記収容部に対する前記可撓性チューブの位置決めを行うための位置決め部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のチューブポンプ。
  5. 可撓性チューブの流路途中部分を内壁面に沿って収容するとともに有底状の円筒形状からなる収容部と、前記可撓性チューブの前記流路途中部分を押圧する押圧部と、を備えたチューブポンプに組み込まれるチューブユニットであって、
    前記可撓性チューブと、該可撓性チューブを支持するとともに前記チューブポンプに組み込まれた際に前記収容部の内壁面と前記可撓性チューブとの間に配置される支持部材と、を備え
    前記支持部材は、可撓性を有する矩形状の板状部材であり、
    前記可撓性チューブは、前記支持部材の対角線上に沿って配置され、
    前記可撓性チューブは、長辺方向に沿って丸められた前記支持部材が前記収容部に組み込まれることで前記内壁面に沿って螺旋状となっており、
    前記支持部材の前記可撓性チューブが配置された前記対角線とは別の対角にそれぞれ設けられた第2の位置決め部、及び、前記収容部の前記内壁面に設けられた第1の位置決め部により、前記可撓性チューブが前記収容部に対して位置決めされていることを特徴とするチューブユニット。
  6. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、を備えた液体噴射装置において、
    前記メンテナンス手段が、請求項1〜のいずれか一項に記載のチューブポンプを含むことを特徴とする液体噴射装置。
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