JP5681000B2 - 電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示部への接触を検出可能な電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムに関する。
従来、表示部への接触を検出可能な携帯電子機器において、平仮名文字の「あ段」が割り当てられた仮想的なキーを表示部に表示させた状態で、当該平仮名文字へ接触して、接触された平仮名文字と子音が同一のかな文字の仮想的なキーを、当該接触された平仮名文字の仮想的なキーの周囲に表示させる。そして、表示されたいずれかの平仮名文字の仮想的なキーに対応する箇所へ摺動操作を行うことにより、所望の平仮名文字の入力を行うことが可能であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−266236号公報
しかし、特許文献1に記載の電子機器では、平仮名文字の「あ段」が割り当てられた仮想的なキーを表示部に表示させた状態において、当該平仮名文字と子音が同一の平仮名文字のみを入力することしかできなかった。
本発明は、容易に異なる文字種の文字入力を行うことができる電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、表示部と、前記表示部の表面に対応して配され、接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部への接触状態を検出する接触状態検出部と、複数の文字種に対応する文字をそれぞれ記憶する記憶部と、前記複数の文字種のうちいずれかの文字種の文字を入力するための入力候補を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種の文字への接触が前記接触検出部により検出され、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させた状態において、前記接触状態検出部により検出された前記中心文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替える。
また、前記接触状態検出部は、前記接触検出部への押圧荷重を前記接触状態として検出する押圧荷重検出部を有することが好ましい。
また、前記接触状態検出部は、前記接触検出部への接触時間を前記接触状態として検出する接触時間検出部を有することが好ましい。
また、前記制御部は、前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種の文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、前記第1の関連文字と共に、前記中心文字と第2の関係を有する第2の関連文字を前記表示部に表示させ、前記接触状態検出部により検出された前記中心文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第2の関連文字の文字種を切り替えることが好ましい。
また、前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種は、かな文字である場合に、前記第1の関連文字は、前記中心文字と子音が同一のかな文字を含み、前記第2の関連文字は、前記中心文字の変換候補を含むことが好ましい。
また、前記制御部は、前記中心文字への接触が前記接触検出部により検出され、前記第1の関連文字を前記表示部に表示させた状態において、表示された前記第1の関連文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、前記接触状態検出部により検出された前記第1の関連文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替えることが好ましい。
また、前記制御部は、前記接触状態に基づいて前記第1の関連文字の文字種を切り替えた後に、前記表示部に表示される前記第1の関連文字への接触が検出され、その後、接触が解除された場合、接触が検出された前記第1の関連文字の入力を確定させることが好ましい。
また、前記入力候補として前記いずれかの文字種の複数の文字が表示されている場合に、前記制御部は、前記中心文字として前記複数の文字のいずれかの文字への接触が前記接触検出部により検出され、当該いずれかの文字と第1の関係を有する第1の関連文字を、前記複数の文字のうち前記いずれかの文字を除く少なくとも一の文字に重畳して表示させた状態において、当該第1の関連文字への所定時間以上の接触が前記接触状態検出部により検出された場合、接触を検出した前記第1の関連文字に重畳している前記一の文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記接触状態は、複数の段階が設定されており、前記制御部は、前記中心文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、当該接触の接触状態の複数の段階に応じて、前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種をそれぞれ切り替えることが好ましい。
本発明に係る電子機器の制御方法は、上記課題を解決するために、表示部の表面への接触を検出するステップと、前記表示部の表面への接触状態を検出するステップと、前記表示部に表示されるいずれかの文字種の文字への接触を検出して、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させるステップと、前記第1の関連文字を表示させた状態において、前記中心文字への接触を検出した場合、当該接触の接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替えるステップと、を備える。
本発明に係るプログラムは、上記課題を解決するために、携帯電子機器のコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記コンピュータに、表示部の表面への接触を検出するステップと、前記表示部の表面への接触状態を検出するステップと、前記表示部に表示されるいずれかの文字種の文字への接触を検出して、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させるステップと、前記第1の関連文字を表示させた状態において、前記中心文字への接触を検出した場合、当該接触の接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替えるステップと、を実行させるための制御プログラムである。
本発明によれば、容易に異なる文字種の文字入力を行うことができる電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る表示部に表示される文字入力画面の例を示す図である。 本実施形態に係る表示部に表示される画面遷移例を示す図である。 接触状態に応じた仮想キーの切り替えについて示すテーブルである。 図3及び図4に示す例の内部処理について示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。まず、本発明の携帯電子機器の一実施形態に係る携帯電話機1の基本構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。
携帯電話機1は、筺体2を備える。筺体2には、正面部に、タッチパネル10と、マイク13と、スピーカ14とが配置される。
タッチパネル10は、表示部11と、接触検出部12と、接触状態検出部18と、を備える(図2参照)。表示部11は、液晶表示パネル又は有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル等である。接触検出部12は、表示部11に対する携帯電話機1のユーザの指やタッチペン等の物体の接触を検出するセンサである。接触検出部12には、表示部11の表面に対応して配され、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式等のセンサが利用可能である。
マイク13は、携帯電話機1のユーザが通話時に発した音声を入力するために用いられる。
スピーカ14は、携帯電話機1のユーザの通話相手が発した音声を出力するために用いられる。
続いて、図2を参照しながら、携帯電話機1の機能構成について説明する。図2は、携帯電話機1の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、上述した、タッチパネル10(表示部11、接触検出部12及び接触状態検出部18)と、マイク13と、スピーカ14と、アクチュエータ19とを備える。また、携帯電話機1は、通信部15と、記憶部16と、制御部17とを備える。
通信部15は、メインアンテナ(図示省略)とRF回路部(図示省略)とを備え、所定の連絡先に発信したり、通信したりする。また、通信部15が通信を行う通信先は、携帯電話機1と電話やメールの送受信を行う外部装置や、携帯電話機1がインターネットの接続を行う外部のwebサーバ等の外部装置等である。
通信部15は、所定の使用周波数帯で外部装置と通信を行う。具体的には、通信部15は、上記のメインアンテナによって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部17に供給する。また、通信部15は、制御部17から供給された信号を変調処理し、上記のメインアンテナを介して外部装置(基地局)に送信する。
記憶部16は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部17による演算処理に利用される。また、記憶部16は、携帯電話機1の内部で動作するアプリケーションやデータベースを1又は複数記憶する。なお、記憶部16は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部17は、携帯電話機1の全体を制御しており、表示部11及び通信部15に対して制御を行う。
本実施形態の記憶部16及び制御部17は、一般的なコンピュータによって構成してもよい。一般的なコンピュータは、例えば、制御部17として、中央処理装置(CPU)を備え、記憶部16として、メモリ(RAM、ROM)や、ハードディスク(HDD)等を備える。このような一般的なコンピュータにおいて、制御部17は、携帯電話機1を統括的に制御し、各種プログラムを記憶部16から適宜読み出して実行することにより、上述した表示部11、接触検出部12、マイク13、スピーカ14、通信部15、接触状態検出部18及びアクチュエータ19と協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
接触状態検出部18は、接触検出部12への接触状態を検出する。具体的には、接触状態検出部18は、接触検出部12への押圧荷重を検出する圧力センサ、圧電素子、静電容量式センサ等であってもよい。又は、接触状態検出部18は、接触検出部12への接触時間を検出する静電容量式センサ等であってもよい。接触状態検出部18は、接触状態を検出すると、検出した接触状態に応じた信号を制御部17へ出力する。
アクチュエータ19は、制御部17からの制御信号に応じて、表示部11に対して接触状態に対応した触覚を与える。具体的には、アクチュエータ19は、表示部11の接触検出部12により接触が検出された箇所へ、制御部17からの制御信号に応じて所定の振動を与える。
本実施形態に係る携帯電話機1は、異なる文字種の文字を入力する機能を有している。以下、当該機能を実行させるための構成について説明する。
図2に示すように、記憶部16は、文字入力補助アプリケーション161と、文字入力アプリケーション162とを備え、制御部17は、アプリケーション制御部171と、文字入力制御部172と、接触状態制御部173と、を備える。
文字入力補助アプリケーション161は、携帯電話機1において文字の入力を補助するアプリケーション・プログラム、いわゆるIME(Input Method Editor)である。例えば、文字入力補助アプリケーション161は、入力された文字を変換したり、変換候補や入力候補を表示部11に表示させたりする機能を有する。また、文字入力補助アプリケーション161は、複数の文字種(例えば、平仮名文字(かな文字)、片仮名文字(カナ文字)、英字、数字、記号、絵文字、デコレーションメール用絵文字等)に対応する文字をそれぞれ記憶している。
ここで、本実施形態に係る文字とは、平仮名文字、片仮名文字、漢字だけでなく、数字、英字、記号、絵文字、デコレーションメール用絵文字も含む。また、文字とは、単一の文字だけでなく、複数の文字からなる文字列も含む。
アプリケーション制御部171は、例えば接触検出部12への接触等に応じて、文字入力アプリケーション162(例えば、メモ帳アプリケーション、電子メールアプリケーション、文書作成アプリケーション等)を起動及び終了させたり、文字入力補助アプリケーション161を起動及び終了させたりする。
文字入力制御部172は、アプリケーション制御部171により起動された文字入力アプリケーション162において、文字入力補助アプリケーション161を用いて、複数の文字種のうち、いずれかの文字種の文字を入力するための複数の入力候補を表示部11に表示させる。
接触状態制御部173は、接触状態検出部18により検出された接触状態を含む信号を受信する。そして、接触状態制御部173は、アクチュエータ19に接触状態に応じた制御信号を送信して、アクチュエータ19を接触状態に応じた触覚を与える。例えば、接触状態制御部173は、アクチュエータ19を接触状態に応じた強度で振動させる。
このように、本実施形態の携帯電話機1は、接触操作や摺動操作だけでなく、接触状態に応じた操作及び接触状態に応じた触覚を用いて、入力や選択を行うことができる。
図3は、本実施形態に係る表示部11に表示される文字入力画面の例を示す図である。
図3の文字入力画面D1においては、文字入力補助アプリケーション161及び文字入力アプリケーション162が起動している。また、図3の文字入力画面D1においては、文字入力補助アプリケーション161によりソフトウェアキーとして入力候補A1が表示されている。なお、図3では、文字入力のための入力候補のみ表示するが、表示部11の図示しない領域には、文字入力アプリケーション162により文字が入力される文字入力領域が表示される。
また、文字入力画面D1において、入力候補A1は、かな文字の「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」を表示している。また、「顔文字」は、かな文字から顔文字へ入力形態を切り替えるソフトウェアキーであり、「記号」は、かな文字から英字・数字・記号等へ入力形態を切り替えるソフトウェアキーである。
また、入力候補A1は、図3の文字入力画面D2に示すように、表示部11に複数の文字種に対応する仮想的なキーが表示されており、一のキーに対してそれぞれ、かな文字、数字、英字及び記号が割り当てられる。例えば、かな文字「な」のキーには、数字「5」及び英字「J、K、L」が割り当てられる
図4は、本実施形態に係る表示部11に表示される画面遷移例を示す図である。
図4においても図3と同様に、文字入力補助アプリケーション161及び文字入力アプリケーション162が起動している。
図3の文字入力画面D1において、文字入力制御部172は、入力候補A1として表示される文字「な」への接触が接触検出部12により検出されると、接触が検出された文字である中心文字「な」と第1の関係を有する第1の関連文字A2を表示部11に表示させる。さらに、文字入力制御部172は、第1の関連文字と共に、中心文字「な」と第2の関係を有する第2の関連文字A3を表示部11の放射状の領域に表示させる(図4の状態A)。
ここで、中心文字「な」と第1の関係を有する第1の関連文字A2とは、中心文字「な」と子音が同一のかな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」である。中心文字「な」と第2の関係を有する第2の関連文字A3とは、中心文字「な」を頭文字とした変換候補を含み、「なく」、「ない」、「なかった」等が挙げられる。なお、第2の関連文字A3は、過去の使用履歴等に基づく学習状況に応じて表示が変更されてもよい。
状態Aにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「な」への接触状態が検出されると、中心文字「な」への接触状態に基づいて、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3の文字種を切り替える(状態B)。
具体的には、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「な」への押圧荷重が検出されると、検出された押圧荷重に基づいて、中心文字「な」から中心文字「ナ」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、かな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」から、中心文字「ナ」の子音が同一の第1の関連文字「ニ」、「ヌ」、「ネ」及び「ノ」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「なく」、「ない」、「なかった」・・・等から、変換候補「ナイ」、「ナカ」、「ナシ」・・・等に切り替える(状態B参照)。
すなわち、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「な」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、かな文字からカタカナ文字に切り替える(状態B)。
同様に、状態Bにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「ナ」への押圧荷重が検出されると、検出された押圧荷重に基づいて、中心文字「ナ」から中心文字「J」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、カタカナ文字「ニ」、「ヌ」、「ネ」及び「ノ」から、中心文字「J」の第1の関連文字「K」及び「L」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「ナイ」、「ナカ」、「ナシ」・・・等から、変換候補「Japan」、「Jazz」、「Jeans」・・・等に切り替える(状態C)。
ここで、中心文字「J」の第1の関連文字「K」及び「L」は、図3の文字入力画面D2に示すように、同一のキーに割り当てられる英字である。また、中心文字「J」の第2の関連文字「Japan」、「Jazz」、「Jeans」・・・は、中心文字「J」を頭文字とした変換候補を含む。
すなわち、状態Bにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「ナ」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、カタカナ文字から英字に切り替える(状態C)。
同様に、状態Cにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「J」への押圧荷重が検出されると、検出された押圧荷重に基づいて、中心文字「J」から中心文字「5」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、英字「K」及び「L」から、中心文字「5」の第1の関連文字「×」、「÷」、「−」及び「+」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「Japan」、「Jazz」、「Jeans」・・・等から、変換候補「五」、「5時」、「五時」・・・等に切り替える(状態D参照)。
ここで、中心文字「5」の第1の関連文字「×」、「÷」、「−」及び「+」は、四則演算に用いられる記号である。また、中心文字「5」の第2の関連文字「五」、「5時」、「五時」・・・は、中心文字「5」を頭文字とした変換候補を含む。
すなわち、状態Cにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「J」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、英字から数字及び記号に切り替える(状態D)。
また、状態Dにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「5」への押圧荷重が検出されると、検出された押圧荷重に基づいて、中心文字「5」から中心文字「な」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、記号「×」、「÷」、「−」及び「+」から、かな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、「五」、「5時」、「五時」・・・等から、変換候補「なく」、「ない」、「なかった」・・・等に切り替える(状態A参照)。
すなわち、状態Dにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「5」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、数字及び記号からかな文字に切り替える(状態A)。
このように本実施形態の携帯電話機1によれば、文字入力制御部172は、中心文字への接触状態に基づいて、中心文字及び第1の関連文字A2の文字種を切り替えるため、携帯電話機1は、第1の関連文字A2の文字種の切り替えを簡易に行うことができる。また、文字入力制御部172は、中心文字への接触状態に基づいて第1の関連文字A2だけでなく、第2の関連文字A3の文字種も切り替えるため、携帯電話機1は、第2の関連文字A3の文字種の切り替えを簡易に行うことができる。
また、本実施形態の携帯電話機1によれば、文字入力制御部172は、接触検出部12への押圧荷重、又は接触時間を接触状態検出部18により接触状態として検出するため、ユーザは、より明確に異なる文字種の切り替えを認識することができる。
接触時間を接触状態検出部18により接触状態として検出するとは、例えば、所定時間以上の接触が検出されると、第1の関連文字A2を切り替えることをいう。
また、本実施形態の携帯電話機1によれば、入力候補A1として表示される文字種がかな文字である場合に、第1の関連文字A2は、中心文字と子音が同一のかな文字を含み、第2の関連文字A3は、中心文字の変換候補を含む。これにより、携帯電話機1は、かな文字及び中心文字の変換候補の文字種の切り替えを簡易に行うことができる。
状態Aにおいて、文字入力制御部172は、中心文字「な」への接触が検出されてから中心文字「な」へ所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出された場合、中心文字「な」の入力を確定する(図示せず)。
また、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、中心文字「な」から第1の関連文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」のいずれかの文字に対する所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出された場合、接触が検出された第1の関連文字A2のいずれかの入力を確定する(図示せず)。
また、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、中心文字「な」から第2の関連文字「なく」、「ない」、「なかった」・・・等のうちのいずれかの文字に対する所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出された場合、接触が検出された第2の関連文字A3のいずれかの入力を確定する(図示せず)。
また、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、第1の関連文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」のいずれかの文字に対する接触が接触検出部12により検出され、かつ接触状態検出部18により接触状態が検出された場合、接触状態検出部18により検出された接触状態に基づいて、第1の関連文字A2の文字種を切り替える。
具体的には、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、第1の関連文字「ぬ」に対する接触が接触検出部12により検出され、かつ接触状態検出部18により所定の押圧荷重が検出された場合、中心文字「な」から中心文字「ナ」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、かな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」から、中心文字「ナ」の子音が同一の第1の関連文字「ニ」、「ヌ」、「ネ」及び「ノ」に切り替える。さらに同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「なく」、「ない」、「なかった」・・・等から、変換候補「ナイ」、「ナカ」、「ナシ」・・・等に切り替える(状態B参照)。これにより、携帯電話機1は、第1の関連文字A2への接触状態に基づいて第1の関連文字A2の文字種を切り替えることができる。
また、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、接触状態に基づいて第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3の文字種を切り替えた後(状態B)に、表示部11に表示される第1の関連文字A2への接触が検出され、その後、接触が解除された場合、すなわち、所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出された場合、接触が検出された第1の関連文字A2の入力を確定させる。
具体的には、状態Bにおいて、文字入力制御部172は、表示部11に表示される第1の関連文字A2の「ヌ」への接触が検出され、その後接触が解除された場合、すなわち、所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出された場合、接触が検出された第1の関連文字A2の「ヌ」の入力を確定させる。これにより、携帯電話機1は、第1の関連文字A2の入力を簡易に行うことができる。
また、入力候補A1としていずれかの文字種の複数の文字が表示部11に表示されている場合に、文字入力制御部172は、中心文字として複数の文字のいずれかの文字への接触が接触検出部12により検出され、当該いずれかの文字と第1の関係を有する第1の関連文字A2を、複数の文字のうちいずれかの文字を除く少なくとも一の文字に重畳して表示させた状態において、当該第1の関連文字A2への所定時間以上の接触が接触検出部12により検出された場合、接触を検出した第1の関連文字A2に重畳している一の文字と第1の関係を有する第1の関連文字A2を表示部11に表示させる。
具体的には、図3の文字入力画面D1において、文字入力制御部172は、入力候補A1として表示される文字「な」への接触が接触検出部12により検出されると、接触が検出された文字である中心文字「な」と子音が同一のかな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」を表示部11に表示させる。さらに、文字入力制御部172は、中心文字「な」を頭文字とした変換候補を含む「なく」、「ない」、「なかった」・・・等を表示部11の放射状の領域に表示させる(図4の状態A)。
そして、状態Aにおいて、文字入力制御部172は、かな文字「に」、「ぬ」、「ね」及び「の」を、図3の文字入力画面D1に示す入力候補A1のうち、かな文字「か」、「た」、「は」、「や」及び「わ」に重畳して、それぞれ表示させる。そして、例えば、文字入力制御部172は、かな文字「ね」へ所定時間以上の接触(例えば、スワイプ操作)が接触検出部12により検出された場合、接触を検出したかな文字「ね」に重畳しているかな文字「は」及びかな文字「は」と第1の関係を有する第1の関連文字A2(かな文字「ひ」、「ふ」、「へ」及び「ほ」)を表示部11に表示させる(図4の状態E)。
さらに、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2と共に、第1の関連文字A2(かな文字「は」)と第2の関係を有する第2の関連文字A3(「早い」、「半」、「八月」等を含む変換候補)を表示部11の放射状の領域に表示させる(図4の状態E)。
状態Eにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「は」への接触状態が検出されると、中心文字「は」への接触状態に基づいて、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3の文字種を切り替える(図4の状態F)。
具体的には、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「は」への所定の押圧荷重が検出されると、所定の押圧荷重に基づいて、中心文字「は」から中心文字「ハ」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、かな文字「ひ」、「ふ」、「へ」及び「ほ」から、中心文字「ハ」の子音が同一の第1の関連文字「ヒ」、「フ」、「ヘ」及び「ホ」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「早い」、「半」、「八月」・・・等から、変換候補「ハイ」、「ハカ」、「ハキ」・・・等に切り替える(状態F)。
すなわち、状態Eにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「は」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字及び第2の関連文字で構成される仮想キーの表示を、かな文字からカタカナ文字に切り替える(図4の状態F)。
同様に、状態Fにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「ハ」への所定の押圧荷重が検出されると、所定の押圧荷重に基づいて、中心文字「ハ」から中心文字「M」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、カタカナ文字「ヒ」、「フ」、「ヘ」及び「ホ」から、中心文字「M」の第1の関連文字「N」及び「O」に切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「ハイ」、「ハカ」、「ハキ」・・・等から、変換候補「Man」、「Member」、「Model」・・・等に切り替える(図4の状態G)。
ここで、中心文字「M」の第1の関連文字「N」及び「O」は、図3の文字入力画面D2に示すように、同一のキーに割り当てられる英字である。また、中心文字「M」の第2の関連文字「Man」、「Member」、「Model」・・・等は、中心文字「M」を頭文字とした変換候補を含む。
すなわち、状態Fにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「ハ」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字及び第2の関連文字で構成される仮想キーの表示を、カタカナ文字から英字に切り替える(図4の状態G)。
同様に、状態Gにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「M」への所定の押圧荷重が検出されると、所定の押圧荷重に基づいて、中心文字「M」から中心文字「6」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、英字「N」及び「O」から、中心文字「6」の第1の関連文字「=」、「<」及び「>」に切り替える。さらに同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、変換候補「Man」、「Member」、「Model」・・・等から、変換候補「六」、「6時」、「六時」・・・等に切り替える(図4の状態H)。
ここで、中心文字「6」の第1の関連文字「=」、「<」及び「>」は、四則演算に用いられる記号である。また、中心文字「6」の第2の関連文字「六」、「6時」、「六時」・・・等は、中心文字「6」を頭文字とした変換候補を含む。
すなわち、状態Gにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「M」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字及び第2の関連文字で構成される仮想キーの表示を、英字から数字及び記号に切り替える(図4の状態H)。
また、状態Hにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「6」への所定の押圧荷重が検出されると、所定の押圧荷重に基づいて、中心文字「6」から中心文字「は」へ文字種を切り替える。同時に、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2の文字種を切り替えて、記号「=」、「<」及び「>」から、かな文字「ひ」、「ふ」、「へ」及び「ほ」に切り替える。さらに同時に、文字入力制御部172は、第2の関連文字A3の文字種を切り替えて、「六」、「6時」、「六時」・・・等から、変換候補「なく」、「ない」、「なかった」・・・等に切り替える(図4の状態E参照)。
すなわち、状態Hにおいて、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により中心文字「6」への所定の押圧荷重が検出されると、入力候補A1、第1の関連文字及び第2の関連文字で構成される仮想キーの表示を、数字及び記号からかな文字に切り替える(図4の状態E)。
このように本実施形態の携帯電話機1によれば、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3だけでなく、第1の関連文字A2が重畳している入力候補A1の入力を簡易に行うことができる。
また、接触状態検出部18により検出される接触状態は、複数の段階が設定されている。そして、文字入力制御部172は、中心文字への接触が接触検出部12により検出された場合、当該接触の接触状態の複数の段階に応じて、第1の関連文字A2の文字種をそれぞれ切り替える。
具体的には、接触状態検出部18により、中心文字への押圧荷重を接触状態として検出する場合に、所定の押圧荷重が検出される回数に応じて複数の段階が設定される。例えば、所定の押圧荷重が1回検出された場合には、文字入力制御部172は、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、かな文字からカタカナ文字に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Bへ切り替える)。所定の押圧荷重が2回検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーの表示を、かな文字から英字に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Cへ切り替える)。また、所定の押圧荷重が3回検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーの表示を、かな文字から数字及び記号に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Dへ切り替える)。
又は、接触状態検出部18により、中心文字への押圧荷重を接触状態として検出する場合に、押圧荷重の大きさに閾値が設定されており、押圧荷重の大きさに応じて複数の段階が設定されてもよい。
例えば、押圧荷重の閾値S1を10g、閾値S2を20g、閾値S3を30gにそれぞれ設定する。そして、閾値S1を超える押圧荷重(例えば、15gの押圧荷重)が検出された場合には、文字入力制御部172は、入力候補A1、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3で構成される仮想キーの表示を、かな文字からカタカナ文字に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Bへ切り替える)。閾値S2を超える押圧荷重(例えば、25gの押圧荷重)が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーの表示を、かな文字から英字に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Cへ切り替える)。また、閾値S3を超える押圧荷重(例えば、35gの押圧荷重)が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーの表示を、かな文字から数字及び記号に切り替える(例えば、図4の状態Aから状態Dへ切り替える)。
さらに、接触状態制御部173は、表示部11の接触が検出された箇所に対して、接触状態の複数の段階に応じた触覚をアクチュエータ19により与える。例えば、所定の押圧荷重が検出される回数に応じて複数の段階が設定されており、所定の押圧荷重が1回検出された場合には、接触状態制御部173は、表示部11の接触が検出された箇所に対して、アクチュエータ19により振動強度P1の振動を与える。また、所定の押圧荷重が2回検出された場合には、接触状態制御部173は、表示部11の接触が検出された箇所に対して、アクチュエータ19により、振動強度P1よりも強度が大きい振動強度P2の振動を与える。また、所定の押圧荷重が3回検出された場合には、接触状態制御部173は、表示部11の接触が検出された箇所に対して、アクチュエータ19により、振動強度P2よりも強度が大きい振動強度P3の振動を与える。また、検出された所定の押圧荷重の回数分、アクチュエータ19により振動を与えてもよい。
図5は、接触状態に応じた仮想キーの切り替えについて示すテーブルである。図5に示す例では、接触状態検出部18により検出される接触状態が5段階に設定されている。図5に示すように、文字入力補助アプリケーション161及び文字入力アプリケーション162が起動し、初回キーとして仮想キーaが表示された状態において、1段階目の接触状態が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーa(例えば、かな文字)から仮想キーb(例えば、カタカナ文字)に切り替える。また、2段階目の接触状態が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーa(例えば、かな文字)から仮想キーc(例えば、英字)に切り替える。また、3段階目の接触状態が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーa(例えば、かな文字)から仮想キーd(例えば、数字及び記号)に切り替える。また、4段階目の接触状態が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーa(例えば、かな文字)から仮想キーe(例えば、絵文字)に切り替える。また、5段階目の接触状態が検出された場合には、文字入力制御部172は、仮想キーa(例えば、かな文字)から仮想キーf(例えば、顔文字)に切り替える。
同様に、初回キーとして仮想キーb、c、d、e及びfが表示された状態においても、文字入力制御部172は、複数の段階に設定された接触状態に応じて、仮想キーを順に切り替える。
このように本実施形態の携帯電話機1によれば、接触状態制御部173は、接触状態の複数の段階に応じた触覚フィードバックをアクチュエータ19により与えるため、ユーザは、より明確に異なる文字種の切り替えを認識することができ、かつ第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3の文字種の切り替えを簡易に行うことができる。
図6は、図3及び図4に示す例の内部処理について示すフローチャートである。
ステップS1において、文字入力補助アプリケーション161及び文字入力アプリケーション162は、初回キーとして入力候補A1を含む仮想キーを表示する(例えば、図3の文字入力画面D1)。なお、初回キーの文字種は、例えば、前回、文字入力補助アプリケーション161及び文字入力アプリケーション162を終了させた際に、表示部11に表示されていた文字種であってもよい。
ステップS2において、文字入力制御部172は、入力候補A1のいずれかの文字への接触を接触検出部12により検出する。
ステップS3において、文字入力制御部172は、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字A2及び中心文字と第2の関係を有する第2の関連文字A3を表示部11の放射状の領域に表示させる。
ステップS4において、文字入力制御部172は、中心文字への接触が解除されたか否かを判定する。中心文字への接触が解除された場合(YES)には、ステップS5へ進む。中心文字への接触が解除されない場合(NO)には、ステップS6へ進む。
ステップS5において、文字入力制御部172は、接触が解除された中心文字の入力を確定し、処理を終了する。
ステップS6において、文字入力制御部172は、中心文字から第1の関連文字A2のいずれかの文字に対する所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出されたか否かを判定する。中心文字から第1の関連文字A2のいずれかの文字に対する所定時間未満の接触が検出された場合(YES)には、ステップS7へ進む。中心文字から第1の関連文字A2のいずれかの文字に対する所定時間未満の接触が検出されない場合(NO)には、ステップS8へ進む。
ステップS7において、文字入力制御部172は、接触が検出された第1の関連文字A2のいずれかの入力を確定し、処理を終了する。
ステップS8において、文字入力制御部172は、中心文字から第2の関連文字A3のうちのいずれかの文字に対する所定時間未満の接触(例えば、フリック操作)が接触検出部12により検出されたか否かを判定する。中心文字から第2の関連文字A3のうちのいずれかの文字に対する所定時間未満の接触が検出された場合(YES)には、ステップS9へ進む。中心文字から第2の関連文字A3のうちのいずれかの文字に対する所定時間未満の接触が検出されない場合(NO)には、ステップS10へ進む。
ステップS9において、文字入力制御部172は、接触が検出された第2の関連文字A3のいずれかの入力を確定し、処理を終了する。
ステップS10において、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2への所定時間以上の接触(例えば、スワイプ操作)が接触検出部12により検出されたか否かを判定する。第1の関連文字A2への所定時間以上の接触が検出された場合(YES)には、ステップS11へ進む。第1の関連文字A2への所定時間以上の接触が検出されない場合(NO)には、ステップS12へ進む。
ステップS11において、文字入力制御部172は、接触を検出した中心文字に重畳している入力候補A1、入力候補A1と第1の関係を有する第1の関連文字A2、及び第1の関連文字A2と第2の関係を有する第2の関連文字A3を表示部11に表示させた後、ステップS12へ進む。
ステップS12において、文字入力制御部172は、第1の関連文字A2のいずれかの文字に対する接触が接触検出部12により検出され、かつ接触状態検出部18により接触状態が検出されたか否かを判定する。第1の関連文字A2のいずれかの文字への接触及び接触状態が検出された場合(YES)には、ステップS13へ進む。第1の関連文字A2のいずれかの文字への接触及び接触状態が検出されない場合(NO)には、ステップS4へ戻る。
ステップS13において、文字入力制御部172は、接触状態検出部18により検出された接触状態に基づいて、中心文字、第1の関連文字A2及び第2の関連文字A3の文字種を切り替え、その後、ステップS4へ戻る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上述した実施形態において、電子機器としての携帯電話機1について説明したが、他の電子機器にも適用可能である。例えば、本発明の携帯電子機器は、デジタルカメラ、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、パソコン、ノートパソコン、携帯ゲーム装置等であってもよい。
また、上述した携帯電話機1は、いわゆるストレートタイプの携帯電話機の形態を示しているが、携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、携帯電話機は、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)でもよい。
1 携帯電話機
10 タッチパネル
11 表示部
12 接触検出部
16 記憶部
17 制御部
18 接触状態検出部
19 アクチュータ
161 文字入力補助アプリケーション
162 文字入力アプリケーション
171 アプリケーション制御部
172 文字入力制御部
173 接触状態制御部

Claims (10)

  1. 表示部と、
    前記表示部の表面に対応して配され、接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部への接触状態を検出する接触状態検出部と、
    複数の文字種に対応する文字をそれぞれ記憶する記憶部と、
    前記複数の文字種のうちいずれかの文字種の文字を入力するための入力候補を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種の文字への接触が前記接触検出部により検出され、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させた状態において、前記接触状態検出部により検出された前記中心文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替える、電子機器であって、
    前記入力候補として前記いずれかの文字種の複数の文字が表示されている場合に、
    前記制御部は、前記中心文字として前記複数の文字のいずれかの文字への接触が前記接触検出部により検出され、当該いずれかの文字と第1の関係を有する第1の関連文字を、前記複数の文字のうち前記いずれかの文字を除く少なくとも一の文字に重畳して表示させた状態において、当該第1の関連文字への所定時間以上の接触が前記接触状態検出部により検出された場合、接触を検出した前記第1の関連文字に重畳している前記一の文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させる、電子機器。
  2. 前記接触状態検出部は、前記接触検出部への押圧荷重を前記接触状態として検出する押圧荷重検出部を有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記接触状態検出部は、前記接触検出部への接触時間を前記接触状態として検出する接触時間検出部を有する請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種の文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、前記第1の関連文字と共に、前記中心文字と第2の関係を有する第2の関連文字を前記表示部に表示させ、前記接触状態検出部により検出された前記中心文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第2の関連文字の文字種を切り替える、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記入力候補として表示される前記いずれかの文字種は、かな文字である場合に、
    前記第1の関連文字は、前記中心文字と子音が同一のかな文字を含み、
    前記第2の関連文字は、前記中心文字の変換候補を含む、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、前記中心文字への接触が前記接触検出部により検出され、前記第1の関連文字を前記表示部に表示させた状態において、表示された前記第1の関連文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、前記接触状態検出部により検出された前記第1の関連文字への接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替える、請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、前記接触状態に基づいて前記第1の関連文字の文字種を切り替えた後に、前記表示部に表示される前記第1の関連文字への接触が検出され、その後、接触が解除された場合、接触が検出された前記第1の関連文字の入力を確定させる、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記接触状態は、複数の段階が設定されており、
    前記制御部は、前記中心文字への接触が前記接触検出部により検出された場合、当該接触の接触状態の複数の段階に応じて、前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種をそれぞれ切り替える、請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 表示部の表面への接触を検出するステップと、
    前記表示部の表面への接触状態を検出するステップと、
    前記表示部に表示されるいずれかの文字種の文字への接触を検出して、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させるステップと、
    前記第1の関連文字を表示させた状態において、前記中心文字への接触を検出した場合、当該接触の接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替えるステップと、を備え
    前記いずれかの文字種の文字が表示されている場合に、
    前記中心文字として前記いずれかの文字への接触が検出され、当該いずれかの文字と第1の関係を有する第1の関連文字を、前記いずれかの文字を除く少なくとも一の文字に重畳して表示させた状態において、当該第1の関連文字への所定時間以上の接触が検出された場合、接触を検出した前記第1の関連文字に重畳している前記一の文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させる携帯電子機器の制御方法。
  10. 携帯電子機器のコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    表示部の表面への接触を検出するステップと、
    前記表示部の表面への接触状態を検出するステップと、
    前記表示部に表示されるいずれかの文字種の文字への接触を検出して、接触が検出された文字である中心文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させるステップと、
    前記第1の関連文字を表示させた状態において、前記中心文字への接触を検出した場合、当該接触の接触状態に基づいて前記表示部に表示させる前記第1の関連文字の文字種を切り替えるステップと、を実行させるための制御プログラムであって、
    前記いずれかの文字種の文字が表示されている場合に、
    前記中心文字として前記いずれかの文字への接触が検出され、当該いずれかの文字と第1の関係を有する第1の関連文字を、前記いずれかの文字を除く少なくとも一の文字に重畳して表示させた状態において、当該第1の関連文字への所定時間以上の接触が検出された場合、接触を検出した前記第1の関連文字に重畳している前記一の文字と第1の関係を有する第1の関連文字を前記表示部に表示させる制御プログラム。
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