JP2014086936A - 電子機器及び文字入力プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】入力される文字の候補を示す入力用表示を特段の操作を必要とすることなく確実に切り替えることができる電子機器及び文字入力プログラムを提供する。
【解決手段】押圧検出部は操作入力による押圧値を検出し、表示部は入力される文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示し、表示制御部は押圧検出部が検出した押圧値に基づいて表示部が表示する入力用表示を切り替える。文字選択部は操作入力がなされた位置に基づいて入力用表示に係る文字の候補のいずれかを選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器及び文字入力プログラムに関する。
携帯電子機器、例えば、多機能携帯電話機や小型パーソナルコンピュータには、画像の表示を行ない、ユーザが自己の指等を接触させた位置の操作入力を受け付けるタッチパネルを備えたものがある。かかる電子機器は、タッチパネルに文字の候補を示すキーボードの画面を表示して、操作入力がされた位置に表示された文字の候補を入力文字として受け付けるものがある。キーボードには、入力可能な文字を全て表示せずに、操作入力がなされた位置によって、入力可能な文字の種別を変更可能な電子機器がある。
例えば、特許文献1に記載の携帯端末は、キーを表示するキー部と、キーへの接触およびキーの接触位置を検出するタッチパネル部と、キーが接触された状態でキーの接触位置の変化が検出された場合、表示部に表示される文字の種別を変更する文字状態管理部とを有する。
特開2009−169451号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯端末では、キーが接触された状態でキーの接触位置の変化を検出するため、その変化に応じて入力文字を選択する操作入力(いわゆるフリック入力)との判別が困難なことがあった。そのため、特許文献1に記載の携帯端末では、文字種の変更に失敗するため、ユーザが入力しようとする文字を選択できないことがあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、入力される文字の候補を示す入力用表示を確実に切り替えることができる電子機器及び文字入力プログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、操作入力による押圧値を検出する押圧検出部と、入力される文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部と、前記押圧検出部が検出した押圧値に基づいて前記表示部が表示する入力用表示を切り替える表示制御部とを備える電子機器である。
(2)本発明の他の態様は、上述の電子機器であって、前記操作入力がなされた位置に基づいて前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを選択する文字選択部を備え、前記表示制御部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第1の閾値を超えたとき、前記入力用表示を切り替えることを特徴とする。
(3)本発明の他の態様は、上述の電子機器であって、前記文字の候補に係る文字の種別が、前記複数の入力用表示で異なることを特徴とする。
(4)本発明の他の態様は、上述の電子機器であって、前記文字の種別として、文字体系が異なることを特徴とする。
(5)本発明の他の態様は、上述の電子機器であって、前記文字の種別は、相互に対応関係があって表記が異なる文字種であることを特徴とする。
(6)本発明の他の態様は、上述の電子機器であって、前記文字選択部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第2の閾値よりも小さい場合、前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを入力文字として確定し、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さいことを特徴とする。
(7)本発明の他の態様は、電子機器における文字入力方法であって、操作入力による押圧値を検出する押圧検出部が検出した押圧値に基づいて、入力される文字の候補である文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部が表示する入力用表示を切り替える過程、を有する文字入力方法である。
(8)本発明の他の態様は、電子機器のコンピュータに、操作入力による押圧値を検出する押圧検出部が検出した押圧値に基づいて、入力される文字の候補である文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部が表示する入力用表示を切り替える手順、を実行させるための文字入力プログラムである。
本発明によれば、電子機器において入力される文字の候補を示す入力用表示を特段の操作を必要とすることなく確実に切り替えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の外観構成を示す表面図である。 本実施形態に係る電子機器の断面図である。 本実施形態に係る電子機器の内部構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る文字入力処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るキーボード画像の一例を示す概略図である。 本実施形態に係るキーボード画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係るキーボード画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係るキーボード画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る文字選択画像の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る文字選択画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る文字選択画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る表示装置が表示する画像の一例を示す。 本実施形態に係る表示装置が表示する画像の他の例を示す。 本実施形態に係る電子機器への入力内容の一例を示す表である。 従来のキーボード画像による入力内容の一例を示す表である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の内部構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る文字入力処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る文字選択画像の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る文字選択画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る文字選択画像の他の例を示す概略図である。 本実施形態に係る電子機器への入力内容の一例を示す表である。 従来の文字選択画像による入力内容の一例を示す表である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る電子機器1は、操作入力による押圧値を検出し、入力される文字の候補を示す複数の入力用表示の一種であるキーボード画像のいずれかを表示し、検出した押圧値に基づいて表示されているキーボード画像を切り替える。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の外観構成を示す表面図である。
電子機器1は、タッチセンサ(位置検出部)101、押圧センサ(押圧検出部)102、及び筐体(収容部)106を含んで構成される。電子機器1には、例えば、多機能携帯電話機(いわゆるスマートフォンを含む)、タブレット端末装置、電子書籍閲覧端末、等がある。
タッチセンサ101は、操作物(例えば、ユーザの指)が接触した位置を検知し、検知した位置を示す位置情報を生成し、生成した位置情報をタッチ位置検出部111(後述)に出力する。つまり、位置情報は操作入力がなされた位置を示す情報である。タッチセンサ101は、平面状の形状を有し、電子機器1の表面の大部分を覆うように配置される。タッチセンサ101は、操作物が接触した位置を検知するために、例えば静電容量センサを備える。タッチセンサ101は、画像を表示する表示装置105(後述)と一体化された構成を有するタッチパネルの一部であってもよい。本実施形態では、これには限られず、タッチセンサ101と表示装置105は、別体であってもよい。
押圧センサ102は、操作物が接触されることで加えられた押圧を検知し、検知した押圧値を示す押圧信号を生成する。つまり、押圧値は、操作入力による押圧の大きさを示す値である。押圧センサ102は、例えば、加えられた押圧を電気信号に変換する圧電素子である。その場合、変換された電気信号の電圧等の信号値は、押圧値を示す。図1に示す例では、押圧センサ102は、一辺(長辺)の長さが他の辺の長さよりも大きい細長い形状を有し、いずれかの部位に加えられた押圧を検知する。押圧センサ102は、タッチセンサ101が占める領域外であって電子機器1の下端に、その長手方向が電子機器1の幅方向(X方向)に平行に配置される。後述するように、ユーザがかけた押圧は、タッチセンサ101を覆う保護パネル104(図2)を介して押圧センサ102で検知される。
押圧センサ102は、生成した押圧信号を押圧値検出部112(後述)に出力する。
筐体106は、電子機器1の各構成部を収容し、また、タッチセンサ101、押圧センサ102及び表示装置105(後述)を一体に保持する。
(電子機器の断面)
図2は、本実施形態に係る電子機器1の断面図である。
図2に示す断面図は、図1のAA’線を通過し、XY平面に垂直な断面を示す図である。図1のAA’線は、電子機器1の幅の方向の中点を通り、Y方向に平行な線分である。
図2では、Y方向は電子機器1の高さの方向を示し、Z方向は電子機器1の厚みの方向を示す。紙面の左側が、電子機器1の表面を示す。
電子機器1は、タッチセンサ101、押圧センサ102及び筐体106の他、さらに保護パネル(押圧伝達部)104及び表示装置105を含んで構成される。
保護パネル104は、電子機器1の表面に配置され、タッチセンサ101及び押圧センサ102の表面をそれぞれ覆うように配置されている。保護パネル104は、操作物と接触することによって表面に加えられた押圧を、裏面に接触しているタッチセンサ101又は押圧センサ102に伝達する。保護パネル104に加えられた押圧では、Z方向(正方向)に伝達される成分が主であり、XY平面に平行に伝達される成分は比較的少ない。保護パネル104には、透明な部材(例えば、ポリエステルフィルム)が用いられ、表示装置105が表示する画像の光であってタッチセンサ101を透過した光を透過する。そのため、タッチセンサ101が表示する画像は、保護パネル104の表面から視認可能であり、図1には保護パネル104が表れていない。
表示装置105は、その表面がタッチセンサ101の裏面に接するように重ねられており、表示制御部115から入力された画像信号に基づく画像を表示する。表示装置105は、例えば、液晶ディスプレイパネル、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイパネル等である。
(電子機器の内部構成)
次に、本実施形態に係る電子機器1の内部構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る電子機器1の内部構成を示す概略ブロック図である。
電子機器1は、タッチセンサ101、押圧センサ102、表示装置105、通信部107、制御部110及び記憶部120を含んで構成される。そのうち、通信部107、制御部110及び記憶部120は、筐体106(図1)に収容される。
制御部110は、タッチ位置検出部(位置入力部)111、押圧値検出部(押圧入力部)112、キーボード切替部113、文字選択部114、表示制御部115、アプリケーション実行部116及び通信制御部117を含んで構成される。
通信部107は、通信制御部117から入力された送信信号を、ネットワークを介して他の機器に送信し、他の機器からネットワークを介して受信した受信信号を通信制御部117に出力する。これによって他の機器との通信を実現する。他の機器は、例えば、通信相手となるユーザが使用する多機能携帯電話機等の端末装置である。通信部107は、例えば、送信信号の送信、受信信号の受信、又はその両者を無線で行う無線通信ユニットであってもよいし、有線で行う有線通信インタフェースであってもよい。
タッチ位置検出部111は、タッチセンサ101から入力された位置情報を予め定めた時間間隔(例えば、20ms)毎に検知し、検知した位置情報をキーボード切替部113、表示制御部115及びアプリケーション実行部116に出力する。ここで、タッチセンサ101に操作物が接触した接触領域は、一般に広がりを有する。タッチ位置検出部111は、入力された位置情報が示す接触領域を代表する代表点、例えば重心点の座標を算出し、算出した代表点の位置を示す位置情報を出力するようにしてもよい。
押圧値検出部112は、押圧センサ102から入力された押圧信号を予め定めた時間間隔(例えば、20ms)毎に検知し、検知した押圧信号をキーボード切替部(入力用表示切替部)113、表示制御部115及びアプリケーション実行部116に出力する。
キーボード切替部113は、押圧値検出部112から入力された押圧信号が示す押圧値に基づいてキーボード画像を切り替えるか否かを判定する。
キーボード画像は、入力される文字の候補を示す入力用表示の一種である。キーボード画像は、ユーザに入力しようとする文字を促す画像であり、複数個の入力キーの画像が、それぞれ異なる位置に配置されている画像である。入力キーの画像は、それぞれ入力可能な文字の候補を示す画像である。記憶部120には、それぞれ異なるキーボード画像を示すキーボード画像信号を複数個(N個(Nは、1よりも大きい整数)、例えば、3個)予め記憶させておく。即ち、本実施形態では「キーボード」とは、表示装置105がキーボード画像を表示することで文字入力を実現するソフトウェアキーボードである。キーボード画像の例については後述する。
入力キー画像には、表示している入力可能な文字の候補が1個であるものと、複数であるものがある。複数であるものについては、その入力キー画像と対応付けて文字選択画像信号を記憶部120に予め記憶させておく。文字選択画像信号が示す文字選択画像は、対応する入力キー画像に係る複数の入力可能な文字を示す。即ち、文字選択画像も入力される文字の候補を示す入力用表示の一種である。複数の入力可能な文字の候補のうちの1つは、文字選択画像の中心部に表示され、残りの文字の候補は文字選択画像の表示領域内において中心部から離れた位置にそれぞれ異なる方向に表示される。文字選択画像は、文字パッド又はフリック入力キーとも呼ばれる。文字選択画像の例については後述する。
キーボード切替部113は、例えば、押圧値が予め定めた閾値よりも大きく、かつ、キーボード画像上のいずれかの文字の候補が押下されていると判定した場合、その文字の候補を示すキーボード画像を切り替えると判定する。以下の説明では、この閾値をキーボード切替判定閾値又は閾値Kと呼ぶ。つまり、キーボード切替部113は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報が示す位置が、その文字の候補を示すキーボード画像が表示されている表示領域に含まれる場合、その文字の候補を示すキーボード画像を切り替えると判定する。
キーボード画像を切り替えると判定した場合、キーボード切替部113は、直前に読み出したキーボード画像信号とは異なるキーボード画像信号を選択し、選択したキーボード画像信号を記憶部120から読み出す。キーボード切替部113がN個のキーボード画像信号のうちいずれかを選択する順序は、例えば、巡回的な順序であってもよい。巡回的な順序で選択するとは、例えば、N個のキーボード画像信号(キーボード1、2、…、N)から、キーボード1、2、…Nが順次選択され、その後、キーボード1、2、…、Nが順次選択されることが繰り返されることである。この順序をトグル順と呼ぶことがある。但し、キーボード切替部113は、電子機器1の起動後に初めて読み出すキーボード画像信号として予め定めたものを用いる(初期設定)。キーボード切替部113は、読み出したキーボード画像信号を表示制御部115に出力する。これにより、表示装置105には新たなキーボード画像が表示される。
なお、押圧値が閾値Kを超えた状態が、新たなキーボード画像が表示されてから予め定めた時間(例えば、1秒)が経過した後、キーボード切替部113は、再度キーボード画像を切り替えると判定し、キーボード画像信号を切り替える処理を繰り返す。
また、キーボード切替部113は、押圧値が予め定めた閾値Mよりも大きく、かつ、キーボード画像上のいずれかの文字の候補が押下されていると判定した場合、予め定めたキーボード画像(ホームキーボード画像と呼ぶ)を表示装置105に表示させるようにしてもよい。閾値Mは、閾値Kよりも大きい押圧値である。ホームキーボード画像に係るキーボード画像信号(ホームキーボード画像信号)は、上述の複数のキーボード画像信号のうちの1つ(例えば、後述する「かなキーボード画像」を示す画像信号)でもよいし、それ以外に記憶部120に予め記憶させたキーボード画像信号でもよい。そこで、キーボード切替部113は、記憶部120からホームキーボード画像信号を読み出し、読み出したホームキーボード画像信号を表示制御部115に出力する。従って、キーボード画像がさらに強く押圧された場合に、ホームキーボード画像が表示される。頻繁に使用されるキーボードに係るキーボード画像信号をホームキーボード画像信号として、キーボード切替部113に予め設定しておけば、直ちにホームキーボード画像に遷移することができる。
文字選択部114は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報及び押圧値検出部112から入力された押圧信号に基づいて複数の文字の候補から入力する文字(入力文字)を選択する。つまり、文字選択部114は、操作入力がなされた位置に基づいて複数の文字の候補から、そのいずれかを選択する。かかる処理は、その入力キー画像が、複数の文字の候補と対応付けられている場合になされる。ここで、「複数の文字の候補と対応付けられている」とは、例えば、入力キー画像222−m(図6)のように、その入力キー画像が押下されると複数個の文字の候補(この例では、「M」、「N」、「O」)のいずれかが入力可能であることを指す。
押下されたと表示制御部115が判定した入力キー画像が、文字の候補が1個のみ対応付けられているものであるとき、文字選択部114は、その入力キー画像への押下が解除された場合、その入力キー画像に対応する文字の候補を入力文字と選択する。ここで、「文字の候補が1個のみ対応付けられている」とは、例えば、キーボード画像240(図8)の四角形で示された入力キー画像のいずれか1つが押下されると、1個の文字の候補(例えば、「1」)のみ入力可能であることを指す。
文字選択部114は、位置情報が示す位置がその入力キー画像が表示されている表示領域に含まれ、かつ、押圧信号が示す押圧値が予め定めた閾値と等しいか、その閾値よりも小さい場合、その入力キー画像への押下が解除されたと判定する。入力キー画像が表示されている表示領域を文字領域と呼ぶ。これにより、文字選択部114は、押下が解除された時点で押下された入力キー画像に対応する文字を選択し、選択した文字を入力文字として確定する。
以下の説明では、この閾値を押下判定閾値又は閾値Pと呼ぶ。閾値Pは、ゼロよりも大きく、かつ閾値Kよりも小さい値である。
表示制御部115が押下されたと判定した入力キー画像に、複数の文字の候補が対応付けられている場合には、文字選択部114は、その入力キー画像に対応した文字選択画像信号を記憶部120から読み出す。文字選択部114は、読み出した文字選択画像信号を表示制御部115に出力する。
文字選択部114は、その入力キー画像への押下が解除された場合、その入力キー画像に対応する文字の候補のいずれかを入力文字として選択する。文字選択部114は、押下が解除された時点で、入力された位置情報が示す位置が文字領域内で変化したか否かを判定する。ここで、文字選択部114は、入力キー画像において押下が解除された時点から予め定めた時間(例えば、0.1s)だけ遡った時点における位置を基準として、その位置からの距離が予め定めた移動量よりも大きい場合、位置が変化したと判定する。
位置が変化したと判定した場合には、文字選択部114は、さらにその位置が変化した移動方向を判定する。文字選択部114は、位置が変化していないと判定した場合に、文字選択画像の中心部に表示された文字の候補を入力文字として選択する。文字選択部114は、位置が変化したと判定した場合に、文字選択画像において判定した移動方向に対応する方向に表示された文字の候補を入力文字として選択する。これにより、文字選択部114は、押下が解除された時点で、押下した入力キー画像に対応する文字であって、押下した位置の変化の有無又はその位置が変化した方向に対応する文字を選択し、選択した文字を入力文字として確定する。このようにして文字を選択し、選択した文字を入力することをフリック入力と呼ぶ。
文字選択部114は、選択した入力文字を示す入力文字情報をアプリケーション実行部116に出力する。これにより、押下された入力キー画像に対応する文字が入力される。
なお、文字選択部114は、選択した入力文字について文字変換処理を行って変換した文字を示す変換文字情報を入力文字情報としてアプリケーション実行部116に出力してもよい。文字変換処理は、入力文字を、これに対応する文字に変換処理である。文字選択部114は、選択した入力文字が「かな文字」である場合は、文字変換処理として、例えば、かな漢字変換を行う。かな漢字変換を行う際には、記憶部120には、かな文字を示す入力文字情報と1個又は複数の漢字表記を示す変換文字情報とを対応付けて予め記憶しておく。文字選択部114は、選択した入力文字に係る入力文字情報に対応する変換文字情報を記憶部120から読み出し、読み出した変換文字情報を表示制御部115に出力する。表示制御部115は、文字選択部114から入力された変換文字情報に係る変換文字を示す文字画像をそれぞれ生成する。表示制御部115は、生成した文字画像を表示装置105に出力する。これにより、表示装置105には変換した文字の候補として漢字が表示される。文字選択部114は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報に基づいて読み出した変換文字情報のうちいずれかを変換した変換文字情報として選択する。ここで、文字選択部114は、押下された位置、つまり入力された位置情報が示す位置を含む表示領域に表示された文字の候補に係る変換文字情報を選択する。
表示制御部115は、自部に入力される画像信号に係る画像の表示の有無や、表示態様を制御する。表示制御部115は、アプリケーション実行部116から入力されたアプリケーション画像信号を表示装置105に出力する。アプリケーション画像信号は、アプリケーション実行部116が、アプリケーションソフトウェアを実行して生成したアプリケーション画像信号である。
表示制御部115は、キーボード切替部113から入力されたキーボード画像信号が入力されたとき、入力されたキーボード画像信号が示すキーボード画像とアプリケーション画像信号が示すアプリケーション画像とキーボード画像を重畳する。表示制御部115は、重畳した画像を示す画像信号を生成し、生成した画像信号を表示装置105に出力する。これにより、表示装置105には、キーボード画像がアプリケーション画像に重畳して表示される。表示制御部115は、アプリケーション画像とキーボード画像のいずれか一方を他方よりも優先して重畳してもよい。表示制御部115は、優先して重畳する際、それぞれの画像の表示領域間で共通する領域がある(重複)場合に、その共通する領域において、その一方の画像の信号値を採用し、他方の画像の信号値を用いない。
表示制御部115は、キーボード画像に含まれる複数の入力キー画像のうちのいずれかが押下されたと判定した場合、そのいずれかの入力キー画像の表示態様を、他の入力キー画像とは異なる表示態様に変更する。表示制御部115は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報が示す位置が、その入力キー画像が表示されている表示領域に含まれ、かつ、押圧値検出部112から入力された押圧信号が示す押圧値が閾値Pよりも大きい場合、その入力キー画像が押下されていると判定する。表示態様とは、例えば、色、明るさ、模様又はこれらの組み合わせである。表示制御部115は、その表示態様を変更した入力キー画像の画像信号を生成し、生成した画像信号を表示装置105に出力する。表示装置105には、押下されたと判定された入力キー画像について、その表示態様が変更されたキーボード画像が表示される。これにより、ユーザの操作入力により押下されている入力キーが明示される。
表示制御部115は、押下が解除されたと文字選択部114が判定した入力キー画像の表示態様を、押下されたと判定される前の表示態様に復元する。表示制御部115は、表示態様を復元した画像信号を生成し、生成した画像信号を表示装置105に出力する。表示装置105には、押下が解除されたと判定された入力キー画像について、その表示態様が復元されたキーボード画像が表示される。これにより、押下された状態から押下が解除された状態に遷移したことが明示される。
表示制御部115は、文字選択部114から文字選択画像信号が入力されたとき、入力された文字選択画像信号が示す文字選択画像とキーボード画像を重畳する。表示制御部115は、その文字選択画像の表示領域がこれに対応する入力キー画像と重複しない位置に、キーボード画像に重畳する。表示制御部115は、重畳した画像を示す画像信号を生成し、生成した画像信号を表示装置105に出力する。これにより、表示装置105には、キーボード画像が文字選択画像に重畳して表示される。
アプリケーション実行部116は、アプリケーションソフトウェアを実行する。アプリケーション実行部116は、操作入力、例えばタッチ位置検出部111から入力された位置情報に基づいて選択されたアプリケーションソフトウェアを実行する。アプリケーション実行部116が、その実行中に行う処理においてタッチ位置検出部111から入力された位置情報、押圧値検出部112から入力された押圧信号、文字選択部114から入力された入力文字情報のいずれか、又は任意の組み合わせを用いる。アプリケーション実行部116が、その実行中に行う処理において生成したアプリケーション画像信号を表示制御部115に出力する。
アプリケーション実行部116が通信に係るアプリケーションソフトウェアを実行する場合には、通信の開始又は終了等の制御を示す通信制御信号を通信制御部117に出力する。アプリケーション実行部116は、通信中に行われる処理において通信制御部117から入力された受信信号が用いられるか、生成した送信信号を通信制御部117に出力する。
通信制御部117は、アプリケーション実行部116から入力された通信制御信号が示す制御を行う。これにより通信が開始又は終了する。通信中において、通信制御部117は、アプリケーション実行部116から入力された送信信号を通信部107に出力し、通信部107から入力された受信信号をアプリケーション実行部116に出力する。
記憶部120は、制御部110が行う処理に用いられるデータや、処理において生成したデータを一時的に記憶する。記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の不揮発性メモリである。記憶部120は、押圧閾値記憶部122を含む。
押圧閾値記憶部122には、押圧閾値が記憶される。押圧閾値とは、押圧信号が示す押圧値に基づいて制御を行うために用いられる閾値である。押圧閾値には、例えば、上述の閾値P、閾値Kがある。
次に、本実施形態に係る文字入力処理について説明する。
図4は、本実施形態に係る文字入力処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)表示制御部115は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報と押圧値検出部112から入力された押圧信号に基づいて、いずれかの入力キー画像が押下されたか否かを判定する(文字領域上でのタッチ検出)。押下されたと判定された場合には(ステップS101 YES)、表示制御部115は、押下された入力キー画像の表示態様を変更する。なお、その入力キー画像に複数個の文字の候補が対応付けられている場合には、文字選択部114は、その入力キー画像に対応した文字選択画像信号を記憶部120から読み出し、読み出した文字選択画像信号を表示制御部115に出力する。その後、ステップS102に進む。押下されていないと判定された場合には(ステップS101 NO)、ステップS101を繰り返す。
(ステップS102)キーボード切替部113には、押圧値検出部112から押圧値を示す押圧信号が入力される(押圧値検出)。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)キーボード切替部113は、押圧信号が示す押圧値が閾値Kよりも大きいか否かを判定する。押圧値が閾値Kよりも大きいと判定された場合(ステップS103 YES)、ステップS104に進む。押圧値が閾値Kと等しいか閾値Kよりも小さい判定された場合(ステップS103 NO)、ステップS106に進む。
(ステップS104)キーボード切替部113は、複数のキーボード画像信号から予め定めた順序で、直前に選択したものとは異なるキーボード画像信号を選択する(キーボード決定)。その後、ステップS105に進む。
(ステップS105)キーボード切替部113は、選択したキーボード画像信号を記憶部120から読み出し、読み出したキーボード画像信号を表示装置105に出力する。その後、ステップS101に戻る。
(ステップS106)文字選択部114は、入力キー画像への押下が解除されたか否かを判定する。押下が解除されたか否かを判定する。押下が解除されたと判定された場合には(ステップS106 YES)、ステップS107に進む。押下が解除されていないと判定された場合には(ステップS106 NO)、ステップS101に戻る。
(ステップS107)文字選択部114は、押下が解除された入力キー画像に係る文字を選択し、選択した文字を入力文字として確定する。
ここで、その入力キー画像に1個の文字の候補が対応付けられている場合には、文字選択部114は、その入力キー画像に対応する文字の候補を入力文字として選択する。
その入力キー画像に複数個の文字の候補が対応付けられている場合には、文字選択部114は、入力された位置情報が示す位置が文字領域内で変化したか否かを判定する。位置が変化していないと判定した場合には、文字選択部114は、フリック入力に係る処理を行う。即ち、文字選択部114は、文字選択画像の中心部に表示された文字の候補を入力文字として選択する。位置が変化したと判定した場合には、文字選択部114は、文字選択画像において、その移動方向に対応する方向に表示された文字の候補を入力文字として選択する。その後、処理を終了する。
(キーボード画像の例)
次に、本実施形態に係るキーボード画像の例について説明する。
本実施形態では、複数のキーボード画像間でそれぞれ異なる文字体系に係る文字が入力可能な文字の候補として用いられる。文字体系は、文字の種別の一環であり、同種の表記に用いられるひとまとまりの文字の体系である。文字体系は必ずしも言語毎の表記体系とは一意に対応しない。例えば、日本語の文字入力において、かな文字、数字、ラテンアルファベットと3つの文字体系が使い分けられることがある。入力以下の例では、かな文字、数字、ラテンアルファベットそれぞれに係るキーボード画像について説明するが、本実施形態は、日本語以外の言語、例えば英語の文字入力にも適用可能である。
図5は、本実施形態に係るキーボード画像の一例(キーボード画像210)を示す概略図である。
キーボード画像210は、キーボード指示画像211と12個の入力キー画像212とを含む画像である。キーボード画像210は、いわゆる、かなキーボードを示す画像(かなキーボード画像)である。かなキーボードとは、日本語を表記するときに用いられる文字体系の一種である「かな文字」を主に入力することを目的とするキーボードである。つまり、キーボード画像210において入力可能である文字の候補は、主に「ひらがな」である。入力可能である文字の候補には、読点「、」、句点「。」等、その文字体系で表記される際に常用される記号や空白(スペース)が含まれる。
キーボード指示画像211は、キーボード画像210を示す標識である。キーボード指示画像211には、キーボード画像210によって入力可能である文字の候補である「あ」が、その他のキーボード画像によって入力可能である文字の候補である「A」及び「1」とは異なる態様(例えば、明るさ、文字の幅、色)で示されている。また、キーボード指示画像211は、その表示領域が押下されたと判定された場合に、順次他のキーボードに切り替えることができることを示す。キーボード画像210に係る「あ」とは異なる態様として太い文字で示されている「A」及び「1」は、それぞれ切替可能なキーボードの候補として英字キーボード、数字キーボードを示す文字である。これらの文字「あ」、「A」、「1」の順序は、押下される毎に、それぞれ対応するキーボードが切り替わる順序を示す。
なお、キーボード切替部113は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報に基づいてキーボード指示画像211等が押下されたことを検出する毎に、その順序でキーボードを切り替える処理を行うようにしてもよい。
入力キー画像212は、押下された場合に入力可能な文字の候補の少なくとも一部を示す画像である。例えば、入力キー画像212の1つである入力キー画像212−hの中央部には、他の文字よりも「は」の文字が大きく示されている。この文字は、ひらがなの「は」行の文字、つまり「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」及び「ほ」が入力可能な文字の候補であることを示す。入力キー画像212−hの右下に「MNO」の文字が、左下に「6」の文字が、それぞれ「は」の文字よりも小さく示されている。「MNO」の文字は、その次に切り替えられたキーボード画像において、入力キー画像212−hと同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。「6」の文字は、次に切り替えられたキーボードにおいて、入力キー画像212−hと同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。これにより、ユーザは、その入力キー画像について、キーボードが切り替わったときに入力可能な文字の候補を知ることができる。
図6は、本実施形態に係るキーボード画像の他の例(キーボード画像220)を示す概略図である。
キーボード画像220は、キーボード指示画像221と12個の入力キー画像222とを含む画像である。キーボード指示画像221と12個の入力キー画像222が表示される位置は、キーボード指示画像211と12個の入力キー画像212が表示される位置とそれぞれ同じである。キーボード画像220は、いわゆる、英字キーボードを示す画像(英字キーボード画像)である。英字キーボードとは、文字体系の一種であるラテンアルファベットを主に入力することを目的とするキーボードである。つまり、キーボード画像220において入力可能である文字の候補は、主にラテンアルファベットである。入力可能である文字の候補には、減算記号「−」、疑問符「?」等の記号や空白が含まれる。
キーボード指示画像221は、キーボード画像220を示す標識である。キーボード指示画像221には、キーボード画像220によって入力可能である文字の候補である「A」が、その他のキーボード画像によって入力可能である文字の候補である「あ」及び「1」とは異なる態様として太い文字で示されている。
入力キー画像222の1つである入力キー画像222−mの中央部には、他の文字よりも「MNO」の文字が大きく示されている。「MNO」の文字は、ラテンアルファベットの「M」、「N」、「O」の文字が入力可能な文字の候補であることを示す。入力キー画像222−mの右下に「6」の文字が、左下に「はひふへほ」の文字が、それぞれ「MNO」の文字よりも小さく示されている。「6」の文字は、次に切り替えられたキーボード画像において、入力キー画像222−mと同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。「はひふへほ」の文字は、その次に切り替えられたキーボードにおいて、入力キー画像222−mと同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。
図7は、本実施形態に係るキーボード画像の他の例(キーボード画像230)を示す概略図である。
キーボード画像230は、キーボード指示画像231と12個の入力キー画像232とを含む画像である。キーボード指示画像231と12個の入力キー画像232が表示される位置は、キーボード指示画像211と12個の入力キー画像212が表示される位置とそれぞれ同じである。キーボード画像230は、いわゆる、数字キーボードを示す画像(数字キーボード画像)である。数字キーボードとは、文字体系の一種である算用数字を主に入力することを目的とするキーボードである。つまり、キーボード画像230において入力可能である文字の候補は、主に算用数字である。入力可能である文字の候補には、アスタリスク「*」、番号符「#」といった記号が含まれる。
キーボード指示画像231は、キーボード画像230を示す標識である。キーボード指示画像231には、キーボード画像230によって入力可能である文字の候補である「1」が、その他のキーボード画像によって入力可能である文字の候補である「あ」及び「A」とは異なる態様として太い文字で示されている。
入力キー画像232の1つである入力キー画像232−6の中央部には、他の文字よりも「6」の文字が大きく示されている。「6」の文字は、算用数字の1つである「6」の文字が入力可能な文字の候補であることを示す。入力キー画像232−6の右下に「はひふへほ」の文字が、左下に「MNO」の文字が、それぞれ「6」の文字よりも小さく示されている。「はひふへほ」の文字は、次に切り替えられたキーボード画像において、入力キー画像232−6と同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。「はひふへほ」の文字は、その次に切り替えられたキーボードにおいて、入力キー画像232−6と同じ位置に表示される入力キー画像での入力可能な文字の候補である。
図5−7では、本実施形態に係るキーボード画像が、それぞれ12個の入力キー画像を含む12キーボードである場合を例にとって説明したが、本実施形態ではこれには限られない。本実施形態では、上述とは異なるキーボード画像を表示し、そのキーボード画像への切り替え、及びそのキーボード画像から更に異なるキーボード画像への切り替えを行ってもよい。
図8は、本実施形態に係るキーボード画像の他の例(キーボード画像240)を示す概略図である。
キーボード画像240は、いわゆる、英字キーボードの一種であるQWERTYキーボードを示す画像である。キーボード画像240は、49個の入力キー画像を含む画像である。入力キー画像には、それぞれ1つの文字の候補が対応付けられている。キーボード画像240において入力可能である文字の候補は、主にラテンアルファベットである。入力キー画像がそれぞれ入力可能である文字の候補の配列としてQWERTY配列を含む。図8では、最上行から第2行目において左から右へ順に、入力キー画像がそれぞれ入力可能である文字は、「q」、「w」、「e」、「r」、「t」、「y」、…の順に配列されている。この例では、入力可能である文字の候補には、算用数字やコンマ「,」、ピリオド「.」といった記号が含まれる。
(文字選択画像の例)
次に、本実施形態に係る文字選択画像の例について説明する。
図9は、本実施形態に係る文字選択画像の一例(文字選択画像213−h)を示す概略図である。
文字選択画像213−hは、入力キー画像212−h(図5)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像213−hには、入力可能な文字の候補として、「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」の文字が表示されている。そのうち、「は」の文字は、対応する入力キー画像212−h(図5)に表示されている文字である。「は」の文字は、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」の文字は、それぞれ「は」の文字から、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、「は」の文字を基準として表示される方向が、押下されている位置の変化が検出された場合に、検出された変化の方向である場合に選択される文字である。例えば、「ひ」の文字は、「は」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補を知ることができる。
また、「は」の文字の直下の「M」、「6」の文字、「ひ」の文字の直下の「N」、「{」の文字、「ふ」の文字の直下の「O」、「&」の文字、「へ」の文字の直下の「}」の文字、「ほ」の文字の直下の「6」、「“」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、キーボード画像が切り替えられ、入力キー画像212−h(図5)と同じ位置に表示される入力キー画像が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、キーボード画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図9において「ひ」の文字の左下の「N」の文字は、次に切り替えられるキーボード画像220に含まれる入力キー画像222−m(図6)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
「ひ」の文字の右下の「{」の文字は、さらにその次に切り替えられるキーボード画像230に含まれる入力キー画像232−6(図7)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、押下された位置の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補であって、キーボードが切り替わったときに入力可能な文字の候補を知ることができる。
図10は、本実施形態に係る文字選択画像の他の例(文字選択画像223−m)を示す概略図である。
文字選択画像223−mは、入力キー画像222−m(図6)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像223−mには、入力可能な文字の候補として、「M」、「N」、「O」、「6」の文字が表示されている。そのうち、「M」、「N」、「O」の文字は、対応する入力キー画像222−m(図6)に表示されている文字である。「M」の文字は、文字選択画像223−mにおいて、入力キー画像222−m(図6)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「N」、「O」、「6」の文字は、それぞれ「M」の文字から、文字選択画像223−mにおいて、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、押下されている位置の変化が検出された場合であって、その位置の移動方向が、それぞれ「M」の文字を基準として表示される方向に変化した場合に選択される文字である。例えば、「N」の文字は、「M」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像222−m(図6)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。但し、文字選択画像223−mには、「M」の文字の右側に入力可能な文字の候補が示されていない。これは、入力キー画像222−m(図6)において押下されている位置の移動方向が右側である場合に選択される文字が存在しないことを示す。
また、「M」の文字の直下の「6」、「は」の文字、「N」の文字の直下の「{、「ひ」の文字、「O」の文字の直下の「&」、「ふ」の文字、「6」の文字の直下の「”」、「ほ」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、キーボード画像が切り替えられ、入力キー画像222−m(図6)と同じ位置に表示される入力キー画像が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、キーボード画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図10において「N」の文字の右下の「ひ」の文字は、次に切り替えられるキーボード画像210に含まれる入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。「N」の文字の左下の「{」の文字は、さらに次に切り替えられるキーボード画像230に含まれる入力キー画像232−6(図7)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
その他、「6」、「は」の文字と同じ態様(大きさ)で、その右側に示されている「}」、「へ」の文字も、それぞれ切り替えられたキーボード画像に入力キー画像222−m(図6)と同じ位置に表示される入力キー画像が押下された場合に選択可能な文字の候補である。これらの文字は、押下された位置の移動方向が右である場合に選択される文字である。
図11は、本実施形態に係る文字選択画像の他の例(文字選択画像233−6)を示す概略図である。
文字選択画像233−6は、入力キー画像232−6(図7)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像233−6には、入力可能な文字の候補として、「6」、「{」、「&」、「}」、「“」の文字が表示されている。そのうち、「6」の文字は、対応する入力キー画像232−6(図7)に表示されている文字である。「6」の文字は、入力キー画像232−6(図7)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「{」、「&」、「}」、「”」の文字は、それぞれ「6」の文字から、文字選択画像233−6において、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、「6」の文字を基準として表示される方向が、押下されている位置の変化が検出された場合に、検出された変化の方向である場合に選択される文字である。例えば、「{」の文字は、「6」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像232−6(図7)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。
また、「6」の文字の直下の「は」、「M」の文字、「{」の文字の直下の「ひ」、「N」の文字、「&」の文字の直下の「ふ」、「O」の文字、「}」の文字の直下の「へ」、「“」の文字の直下の「ほ」、「6」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、キーボード画像が切り替えられ、入力キー画像232−6(図7)と同じ位置に表示される入力キー画像が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、キーボード画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図11において「{」の文字の右下の「N」の文字は、次に切り替えられるキーボード画像220に含まれる入力キー画像222−m(図6)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。「{」の文字の左下の「ひ」の文字は、さらに次に切り替えられるキーボード画像210に含まれる入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
(動作例)
次に、本実施形態に係る電子機器1の動作例について説明する。
以下に説明する動作例では、表示装置105にキーボード画像210(図5)が表示されている場合に、入力キー画像212−hが押下された場合に表示される画像の変化を示す。
図12は、本実施形態に係る表示装置105が表示する画像の一例を示す。
図12には、キーボード画像210と、その一部に文字選択画像213−hが重なって表示されている。文字選択画像213−hは、入力キー画像212−hに対応する画像であって、入力キー画像212−hが押下されたときに表示される。文字選択画像213−hは、その表示領域が入力キー画像212−hの表示領域と重ならない位置に表示されている。また、入力キー画像212−hは、隣接する入力キー画像とは異なる明るさで表示されている。即ち、図12は、入力キー画像212−hの表示領域が押下され、文字の候補として「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」のいずれかが選択可能であることを示す。
図13は、本実施形態に係る表示装置105が表示する画像の他の例を示す。
図13が示す画像は、図12において押圧値検出部112から入力された押圧信号が示す押圧値が閾値Pを下回らず、閾値Kを超えた場合に表示される画像である。
図13には、キーボード画像220と、その一部に文字選択画像223−mが重なって表示されている。文字選択画像223−mは、入力キー画像222−mに対応する画像である。文字選択画像223−mは、その表示領域が入力キー画像222−mの表示領域と重ならない位置に表示されている。また、入力キー画像222−mは、隣接する入力キー画像とは異なる明るさで表示されている。即ち、図13は、入力キー画像222−mと同じ位置に表示されていた入力キー画像212−h(図12)の表示領域において、押下された状態を維持したまま、押圧値が強くなったことを示す。また、押圧値が強くなったことに応じて表示される画像が変化したことを示す。ここで、キーボード画像210及び文字選択画像213−hが、それぞれキーボード画像220及び文字選択画像223−mに切り替わる。また、図13に示す状態では、文字の候補として「M」、「N」、「O」、「6」のいずれかが選択可能であることを示す。
次に、ユーザが日本語の「時間は12時でOKです」という文字列を入力する場合を例にとって、その操作入力に係る入力内容について説明する。
図14は、本実施形態に係る電子機器1への入力内容の一例を示す表である。
図14は、左列から順に、番号(NO)、入力内容、キーボードを示す。この番号は、各入力内容について付される番号である。それぞれの入力内容は、指等の操作物がタッチセンサ101に接触してから離れるまでの間、つまり押圧力が閾値Pを超えてから閾値Pと等しいか、これよりも小さくなるまでの操作を単位とする内容である。キーボードは、その入力内容に係る操作がなされているときに用いられるキーボードである。
例えば、図14のNOが8である行において、「あ(のパッド)」とは、かな文字「あ」を示す入力キー画像が押下され、その入力キー画像に対応する文字選択画像が表示されていることを示す。「押圧」とは、その入力キー画像が押下された状態で押圧値が閾値Kよりも強いことを示す。「キーボード切り替わる」及び「かな→数字」とは、操作していた「かなキーボード画像」が「数字キーボード画像」に切り替わることを示す。「1」とは、数字「1」を示す入力キー画像が数字キーボード画像に切り替えられた後で選択され、押圧力が閾値Pよりも下回ったときに入力文字として数字「1」が確定されることを示す。
また、NOが10である行において、「3」とは、数字「3」を示す入力キー画像が押下されていることを示す。「し」とは、かな文字「し」を示す入力キー画像が「数字キーボード画像」から「かなキーボード画像」に切り替えられた後で選択され、押圧力が閾値Pよりも下回ったときに入力文字としてかな文字「し」が確定されることを示す。
なお、NOが2である行において「濁点キー」とは、かな文字の濁点のみの入力を指示する際に用いられる入力キー画像である。NOが6である行において「変換キー」とは、かな文字からなる文字列に対応する漢字表記の候補のいずれかを選択する際に用いられる入力キー画像である。NOが7である行において「確定キー」とは、選択された漢字表記を入力文字情報として確定させる際に用いられる入力キー画像である。「濁点キー」、「変換キー」及び「確定キー」については、上述のキーボード画像の例には表れていない。
図15は、従来のキーボード画像による入力内容の一例を示す表である。
図15も、図14と同様に、左列から順に、番号(NO)、入力内容、キーボードを示す。図15のNOが8、11である行において、「キーボード切替キー」とは、それぞれキーボード切替キーが押下されていることを示す。
つまり、従来のキーボード画像では、文字体系の異なるキーボード画像を変更する場合に、入力しようとする文字に係る入力キー画像とは離れた位置に配置されたキーボード切替キーを押下することが必要となる。
これに対し、本実施形態では入力キー画像を押下したままキーボード画像を変更することができるため、その変更に際して特段の操作が必要なくなる。図14に示す例では、「時間は12時でOKです」という文字列を入力する際に必要となる入力操作を、従来のキーボード画像よりも減らすことができる。図14に示す例では入力内容の個数は22個と、従来のキーボード画像で必要となる26個(図15)よりも4個少なくなる。この4個とは、図15に示す例において、キーボード切替キーが押下された回数に相当する。
以上に説明したように、本実施形態では、操作入力によって検出した押圧値に基づいて
入力される文字の候補を示す入力用表示を切り替える。操作入力により指示された位置の変化に関わらず入力用表示を切り替えられるため、フリック入力を採用した場合でも入力用表示を確実に切り替えることができる。また、文字体系が異なる文字の入力を行う際に、入力用表示を切り替えるための特段の操作が不要になる。
(第2の実施形態)
次に、本実施形態に係る電子機器2の内部構成について、上述の実施形態と同一の構成又は処理については同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器2は、操作入力による押圧値を検出し、入力される文字の候補を示す複数の入力用表示の一種である文字選択画像のいずれかを表示し、検出した押圧値に基づいて表示されている文字選択画像を切り替える。
図16は、本実施形態に係る電子機器2の内部構成を示す概略ブロック図である。
電子機器2は、電子機器1(図3)の制御部110において更に文字選択画像切替部(入力用表示切替部)133を備える。電子機器2では、キーボード切替部113を省略してもよいし、備えてもよい。
文字選択画像切替部133は、押圧値検出部112から入力された押圧信号が示す押圧値に基づいて文字選択画像信号を切り替えるか否かを判定する。
上述では、入力キー画像に対応する文字選択画像信号の数が1個である場合について説明したが、入力キー画像には複数個の文字選択画像信号が対応付けられているものがある。
記憶部120には、かかる入力キー画像のそれぞれと対応付けて複数個(例えば、3個)の文字選択画像信号を予め記憶させておく。本実施形態に係る文字選択画像信号の例については後述する。
文字選択画像切替部133は、例えば、押圧値が予め定めた閾値よりも大きく、かつ、対応する入力キー画像が押下されていると判定した場合、文字選択画像を切り替えると判定する。以下の説明では、この閾値を文字選択画像切替判定閾値又は閾値Sと呼ぶ。閾値Sは、押圧の有無を判定する閾値Pよりも大きい値である。
電子機器2がキーボード切替部113を備える場合には、閾値Sはキーボード切替判定閾値(閾値K)よりも小さい値と定めておく。また、文字選択画像切替部133は、押圧値が閾値Sよりも大きく閾値Kと等しいか閾値Kよりも小さいときに文字選択画像を切り替えると判定する。また、文字選択画像切替部133は、タッチ位置検出部111から入力された位置情報が示す位置が、その入力キー画像が表示されている表示領域に含まれる場合、入力キー画像が押下されていると判定する。これにより、押圧値に基づくキーボード切替判定との競合を回避して両立することができる。
但し、電子機器2がキーボード切替部113を省略する場合には、文字選択画像切替部133は、閾値Kに関わらず閾値Sよりも大きい場合に、文字選択画像を切り替えると判定する。その場合、閾値Sは、閾値Pよりも大きく閾値Mよりも小さい実数であればよい。
文字選択画像を切り替えると判定した場合、文字選択画像切替部133は、直前に読み出した文字選択画像信号とは異なる文字選択画像信号を選択し、選択した文字選択画像信号を記憶部120から読み出す。文字選択画像切替部133が複数個(L個、Lは1よりも大きい整数)の文字選択画像信号のうちいずれかを選択する順序は、例えば、上述のように巡回的な順序である。但し、文字選択画像切替部133は、電子機器2の起動後にキーボード画像信号が初めて読み出されたときやキーボード画像信号が切り替えられた後、に用いる、文字選択画像信号として予め定めたものを用いる(初期設定)。文字選択画像切替部133は、読み出した文字選択画像信号を表示制御部115に出力する。これにより、表示装置105には新たな文字選択画像が表示される。
なお、押圧値が閾値Sを超えた状態が、新たなキーボード画像が表示されてから予め定めた時間(例えば、1秒)が経過した後、文字選択画像切替部133は、再度文字選択画像を切り替えると判定し、文字選択画像信号を切り替える処理を繰り返す。
次に、本実施形態に係る文字入力処理について説明する。
図17は、本実施形態に係る文字入力処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る文字入力処理は、ステップS102(図4)の後でステップS203を行う。
(ステップS203)文字選択画像切替部133は、押圧信号が示す押圧値が閾値Sよりも大きいか否かを判定する。押圧値が閾値Sよりも大きいと判定された場合(ステップS203 YES)、ステップS204に進む。押圧値が閾値Sと等しいか閾値Sよりも小さい判定された場合(ステップS203 NO)、ステップS106に進む。
(ステップS204)文字選択画像切替部133は、複数の文字選択画像信号から予め定めた順序で、直前に選択したものとは異なる文字選択画像信号を選択する(文字選択画像決定)。その後、ステップS205に進む。
(ステップS205)文字選択画像切替部133は、選択した文字選択画像信号を記憶部120から読み出し、読み出した文字選択画像信号を表示装置105に出力する。その後、ステップS101に戻る。
(文字選択画像の例)
次に、本実施形態に係る文字選択画像の例について説明する。
本実施形態では、複数の文字選択画像間でそれぞれ異なる文字の種類(文字種)の文字が入力可能な文字の候補として用いられる。文字選択画像は、入力キー画像に対応付けられている情報であるので、本実施形態は、ある文字体系に属する文字全体にわたり一斉にではなく、一部の入力可能な文字の候補の切り替えに適用される。
文字種は、文字の種別の一環である。異なる文字種として、共通する文字体系に属すもの、共通する要素を有するもの、主従関係を有するもの等、相互に対応関係があって表記が異なる文字種が用いられてもよい。そのような文字種として、例えば、日本語のかな文字におけるカタカナとひらがなの区別、日本語のかな文字における濁点「゛」との組み合わせの有無、半濁点「゜」との組み合わせの有無、促音を示す表記「っ」と通常の「つ」の区別等がある。用いられる文字種は必ずしも日本語の表記に用いられる文字体系に属するものには限られない。例えば、ラテンアルファベットにおける大文字と小文字の区別のように、英語等のその他の言語の表記に用いられるものであってもよい。
図18は、本実施形態に係る文字選択画像の一例(文字選択画像214−h)を示す概略図である。
文字選択画像214−hは、入力キー画像212−h(図5)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像214−hには、入力可能な文字の候補として、清音を表記する「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」の文字が表示されている。「は」の文字は、対応する入力キー画像212−h(図5)に表示されている文字である。「は」の文字は、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」の文字は、それぞれ「は」の文字から、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、「は」の文字を基準として表示される方向が、押下されている位置の変化が検出された場合に、検出された変化の方向である場合に選択される文字である。例えば、「ひ」の文字は、「は」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補を知ることができる。
また、「は」の文字の直下の「ば」、「ぱ」の文字、「ひ」の文字の直下の「び」、「ぴ」の文字、「ふ」の文字の直下の「ぶ」、「ぷ」の文字、「へ」の文字の直下の「べ」、「ぺ」の文字、「ほ」の文字の直下の「ぼ」、「ぽ」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、文字選択画像が切り替えられたときに、入力キー画像212−h(図5)が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、文字選択画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図18において「ひ」の文字の左下の「び」の文字は、次に切り替えられる文字選択画像215−h(後述)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
「ひ」の文字の右下の「ぴ」の文字は、さらにその次に切り替えられる文字選択画像216−h(後述)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、より強く押下して文字選択画像が切り替わったときに、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補の候補を知ることができる。
図19は、本実施形態に係る文字選択画像の他の例(文字選択画像215−h)を示す概略図である。
文字選択画像215−hは、入力キー画像212−h(図5)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像215−hには、入力可能な文字の候補として、濁音を表記する「ば」、「び」、「ぶ」、「べ」、「ぼ」の文字が表示されている。そのうち、「ば」の文字は、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「び」、「ぶ」、「べ」、「ぼ」の文字は、それぞれ「ば」の文字から、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、これらの文字は、「ば」の文字を基準として表示される方向が、押下されている位置の変化が検出された場合に、検出された変化の方向である場合に選択される文字である。例えば、「び」の文字は、「ば」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補を知ることができる。
また、「ば」の文字の直下の「ぱ」、「は」の文字、「び」の文字の直下の「ぴ」、「ひ」の文字、「ぶ」の文字の直下の「ぷ」、「ふ」の文字、「べ」の文字の直下の「ぺ」、「へ」の文字、「ぼ」の文字の直下の「ぽ」、「ほ」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、文字選択画像が切り替えられたときに、入力キー画像212−h(図5)が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、文字選択画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図19において「び」の文字の左下の「ぴ」の文字は、次に切り替えられる文字選択画像216−h(後述)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
「び」の文字の右下の「ひ」の文字は、さらにその次に切り替えられる文字選択画像214−h(図18)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、より強く押下して文字選択画像が切り替わったときに、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補の候補を知ることができる。
図20は、本実施形態に係る文字選択画像の他の例(文字選択画像216−h)を示す概略図である。
文字選択画像216−hは、入力キー画像212−h(図5)に対応付けられた文字選択画像である。文字選択画像215−hには、入力可能な文字の候補として、半濁音を表記する「ぱ」、「ぴ」、「ぷ」、「ぺ」、「ぽ」の文字が表示されている。そのうち、「ぱ」の文字は、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の変化が検出されなかった場合に選択される文字である。その他の「ぴ」、「ぷ」、「ぺ」、「ぽ」の文字は、それぞれ「ぱ」の文字から、それぞれ異なる方向にずれた位置に表示されている。これらの文字は、これらの文字は、「ぱ」の文字を基準として表示される方向が、押下されている位置の変化が検出された場合に、検出された変化の方向である場合に選択される文字である。例えば、「ぴ」の文字は、「ぱ」の文字の左側に位置しているが、入力キー画像212−h(図5)において押下されている位置の移動方向が左側である場合に選択される。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補を知ることができる。
また、「ぱ」の文字の直下の「は」、「ば」の文字、「ぴ」の文字の直下の「ひ」、「び」の文字、「ぷ」の文字の直下の「ふ」、「ぶ」の文字、「ぺ」の文字の直下の「へ」、「べ」の文字、「ぽ」の文字の直下の「ほ」、「ぼ」の文字は、それぞれその真上の文字よりも薄く、かつ小さく示されている。これらの文字は、文字選択画像が切り替えられたときに、入力キー画像212−h(図5)が押下された場合に選択可能な文字の候補である。また、これらの文字が左右方向に配列される順序は、文字選択画像が切り替えられる順序を示す。例えば、図20において「ぴ」の文字の左下の「ひ」の文字は、次に切り替えられる文字選択画像214−h(図18)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
「ぴ」の文字の右下の「び」の文字は、さらにその次に切り替えられる文字選択画像215−h(図19)が表示されたときに入力キー画像212−h(図5)が押下され、押下された位置の移動方向が左である場合に選択される文字である。
これにより、ユーザは、押下した入力キー画像について、より強く押下して文字選択画像が切り替わったときに、押下した方向の移動の有無や移動方向に応じて入力可能な文字の候補の候補を知ることができる。
(動作例)
次に、ユーザが日本語の「父母」という文字列を入力する場合を例にとって、その操作入力に係る入力内容について説明する。
図21は、本実施形態に係る電子機器2への入力内容の一例を示す表である。
図21は、左列から順に、番号(NO)、入力内容、文字パッド(文字選択画像)を示す。ここで、図21のNOが2である行において、「ほ」とは、かな文字「ほ」を示す入力キー画像が押下され、その入力キー画像に対応する文字選択画像が表示されていることを示す。「押圧」とは、その入力キー画像が押下された状態で押圧値を閾値Sよりも強くしたことを示す。「文字パッド切替」及び、文字パッドについて、「かな(清音)⇒(濁音)」とは、文字選択画像が清音に係る文字選択画像214−h(図18)から濁音に係る文字選択画像215−h(図19)に切り替わることを示す。
図22は、従来の文字選択画像による入力内容の一例を示す表である。
図22も、図21と同様に、左列から順に、番号(NO)、入力内容、文字パッドを示す。図22のNOが2である行において、「ほ」及び、文字パッドについて「かな(清音)」とは、清音に係る文字選択画像214−h(図18)を押下して入力文字として「ほ」が選択されたことを示す。NOが3である行において、「濁点キー」とは、濁点キーが押下されたことを示す。
つまり、従来の文字選択画像では、文字種の異なる文字選択画像を変更する場合に、入力しようとする文字に係る入力キー画像とは離れた位置に配置された濁点キーを押下することが必要となる。
これに対し、本実施形態では入力キー画像を押下したまま文字選択画像を変更することができるため、その変更に際して特段の操作が必要なくなる。図21に示す例では、「父母」という文字列を入力する際に必要となる入力操作を、従来の文字選択画像よりも減らすことができる。図21に示す例では入力内容の個数は4個と、従来の文字選択画像で必要となる5個(図22)よりも1個少なくなる。この1個は、図22に示す例においてキーボード切替キーを押下する回数に相当する。
以上に説明したように、本実施形態では、操作入力によって検出した押圧値に基づいて
入力される文字の候補を示す入力用表示を切り替える。文字種が異なる文字の入力を行う際、文字体系を一斉に切り替えることなくその一部に係る文字の候補について入力用表示を切り替えるための特段の操作が不要になる。
なお、上述した実施形態は、次のいずれかの態様で実施することができる。
(1)操作入力による押圧値を検出する押圧検出部と、入力される文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部と、前記押圧検出部が検出した押圧値に基づいて前記表示部が表示する入力用表示を切り替える表示制御部とを備える電子機器
(2)前記操作入力がなされた位置に基づいて前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを選択する文字選択部を備え、前記表示制御部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第1の閾値を超えたとき、前記入力用表示を切り替えることを特徴とする(1)の電子機器。
(3)前記文字の候補に係る文字の種別が、前記複数の入力用表示間で異なることを特徴とする(2)の電子機器。
(4)前記文字の種別として、文字体系が異なることを特徴とする(3)の電子機器。
(5)前記文字の種別は、相互に対応関係があって表記が異なる文字種であることを特徴とする(3)の電子機器。
(6)前記文字選択部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第2の閾値よりも小さい場合、前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを入力文字として確定し、前記第2の閾値は前記第1の閾値よりも小さいことを特徴とする(2)ないし(5)のいずれかの電子機器。
(7)電子機器における文字入力方法であって、操作入力による押圧値を検出する押圧検出部が検出した押圧値に基づいて、入力される文字の候補である文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部が表示する入力用表示を切り替える過程、を有する文字入力方法。
(8)電子機器のコンピュータに、操作入力による押圧値を検出する押圧検出部が検出した押圧値に基づいて、入力される文字の候補である文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部が表示する入力用表示を切り替える手順、を実行させるための文字入力プログラム。
なお、上述した実施形態における電子機器1、2の一部、例えば、タッチ位置検出部111、押圧値検出部112、キーボード切替部113、文字選択部114、表示制御部115、アプリケーション実行部116、通信制御部117、及び文字選択画像切替部133をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子機器1、2に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における電子機器1、2の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。電子機器1、2の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1、2…電子機器、
101…タッチセンサ、102…押圧センサ、104…保護パネル、105…表示装置、
106…筐体、107…通信部、
110…制御部、
111…タッチ位置検出部、112…押圧値検出部、113…キーボード切替部、
114…文字選択部、115…表示制御部、116…アプリケーション実行部、
117…通信制御部、120…記憶部、122…押圧閾値記憶部、
133…文字選択画像切替部、

Claims (5)

  1. 操作入力による押圧値を検出する押圧検出部と、
    入力される文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部と、
    前記押圧検出部が検出した押圧値に基づいて前記表示部が表示する入力用表示を切り替える表示制御部と
    を備える電子機器。
  2. 前記操作入力がなされた位置に基づいて前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを選択する文字選択部を備え、
    前記表示制御部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第1の閾値を超えたとき、前記入力用表示を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記文字の候補に係る文字の種別が、前記複数の入力用表示間で異なることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記文字選択部は、前記押圧検出部が検出した押圧値が予め定めた第2の閾値よりも小さい場合、前記入力用表示に係る文字の候補のいずれかを入力文字として確定し、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  5. 電子機器のコンピュータに、
    操作入力による押圧値を検出する押圧検出部が検出した押圧値に基づいて、入力される文字の候補である文字の候補を示す複数の入力用表示のいずれかを表示する表示部が表示する入力用表示を切り替える手順、
    を実行させるための文字入力プログラム。
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