JP5678344B2 - スイッチング電源装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング電源装置の制御方法に関し、詳しくは、力率改善(PFC)部とDC/DCコンバータ部とを含むAC/DCコンバータ回路を備えたスイッチング電源装置に対して好適に適用される制御方法に関するものである。
従来、ノートパソコン、液晶テレビ、プラズマテレビ、ゲーム機等のデジタル機器や家庭用娯楽機器用として、力率を改善するためのAC/DCコンバータを備えるスイッチング電源装置が利用されており、一般的には、全波整流ブリッジ、昇圧型力率改善(PFC)部およびDC/DCコンバータ部により構成される。
DC/DCコンバータ部としては、フライバックコンバータ、フォワードコンバータ、電流共振(LLC)コンバータなどが挙げられるが、高効率が要求される電源では電流共振コンバータが広く採用されている。
は、特許文献1の中で開示された、ハーフブリッジ型のスイッチング電源装置を示すもので、全波整流ブリッジ18、力率改善部20、及びハーフブリッジ型の電流共振コンバータ30で構成されている。
この装置の回路構成において、力率改善部20は、全波整流ブリッジ18と電流共振コンバータ30の入力側に設けた2つのスイッチ素子31,32との間に、インダクタ21、ダイオード22、スイッチ素子23を含むアクティブフィルタと平滑コンデンサ26とを有する。
また、電流共振コンバータ30は、該スイッチ素子31,32の直列回路の中間点とトランスTの一次巻線との間に直列共振回路(共振コンデンサ33及び共振インダクタ34)が接続され、トランスTの二次巻線に流れる電流を整流ダイオード35、36とコンデンサ37にて、整流かつ平滑することによって所定の出力電圧を得る。
この回路は、周波数制御部38を介して、2つのスイッチ素子31,32が交互にオン・オフ動作されることによって、スイッチングされた高周波電圧が、トランスTの一次巻線の両端に印加され、トランスTを介して二次側に出力し、直流の出力電圧に変換する構成となっている。
また、このスイッチング電源装置は、電流共振コンバータ30の変換効率は高いものの、全波整流ブリッジ18、力率改善部20、及び電流共振コンバータ30からなる3つの多段回路構成であるため、一般的に総合効率が85〜90%程度に低下する。
このような状況の中、本願出願人は、先の出願(特願2010−85394)において、全波整流ブリッジを無くし、かつ力率改善部と電流共振コンバータ部のスイッチ素子を共通化して変換効率を向上させたフルブリッジ型のスイッチング電源装置を提案した。
は、このようなスイッチング電源装置の要部をなすAC/DCコンバータ回路1を示す回路構成図である。図に示すAC/DCコンバータ回路1は、力率改善(PFC)部2と電流共振(LLC共振)型DC/DCコンバータ部(以下、電流共振コンバータ部という)3から構成される。力率改善部2は、第1、第2ダイオードD1、D2の直列回路と第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の直列回路とが並列接続され、両直列回路の中間点間に昇圧インダクタL1と交流電源Vacが直列に接続されており、さらに、第1、第2ダイオードD1、D2の直列回路の両端に第1、第2スイッチ素子Q1、Q2に対して第1平滑コンデンサCiが並列接続されている。
尚、図に示す回路構成において、昇圧インダクタL1は、一端が第1、第2ダイオードD1、D2の中間点に接続され、他端が交流電源Vacの一端に接続されているが、交流電源Vacと昇圧インダクタL1が逆の配置構成でもよく、また、直列共振回路6の共振コンデンサCrと共振インダクタLrのいずれか一方または両方を、第3、第4スイッチ素子Q3、Q4の中間点と高周波トランスTFの一次巻線との間に接続してもよい。また、共振インダクタLrは、高周波トランスTFの漏れインダクタンスで代替することもできる。
電流共振コンバータ部3は、力率改善部2と第1、第2スイッチ素子Q1、Q2を共有し、この第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の直列回路と、第3、第4スイッチ素子Q3、Q4の直列回路とが並列接続され、4つのスイッチ素子Q1〜Q4のブリッジ構成からなるフルブリッジ回路5が構成されている。このとき、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3が高圧側に配置され、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4が低圧側に配置されている。
また、電流共振コンバータ部3は、フルブリッジ回路5の後段に、高周波トランスTを挟んで、高周波トランスTの一次側に共振インダクタLrと共振コンデンサCrを含む直列共振回路6を有し、高周波トランスTの二次側に整流ダイオードD3、D4と第2平滑コンデンサCoを含む整流回路を有している。直列共振回路6は、高周波トランスTの一次巻線と直列に接続され、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の中間点と第3、第4スイッチ素子Q3、Q4の中間点との間に接続されている。
さらに、AC/DCコンバータ回路1は、力率改善部2の第1平滑コンデンサCiの両端間電圧(以下、PFC電圧ともいう)を検出するPFC電圧検出部10と、AC/DCコンバータ回路1の出力電圧(すなわち、第2平滑コンデンサCoの両端間電圧)を検出する出力電圧検出部11と、交流電源Vacの極性を検出する極性検出部13と、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のオン・オフ動作を制御するスイッチング制御部12とを備えている。PFC電圧検出部10、出力電圧検出部11、及び極性検出部13からの出力信号は、スイッチング制御部12に入力され、スイッチング制御部12は、これらの出力信号に基づいて、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4を駆動するパルス信号を生成して、各スイッチ素子に出力する。
尚、通常、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4はMOSFETにより構成され、この場合、各スイッチ素子Q1〜Q4を駆動するパルス信号は、ゲート駆動信号である。
このスイッチング電源装置において、力率改善部2は、そのPFC電圧を、交流電源Vacの負の半サイクルの間は第1スイッチ素子Q1のオンデューティに基づいて(この間、第3スイッチ素子Q3は、第1スイッチ素子Q1と同じオンデューティを有するようにオン・オフ動作する)、交流電源Vacの正の半サイクルの間は第2スイッチ素子Q2のオンデューティに基づいて(この間、第4スイッチ素子Q4は、第2スイッチ素子Q2と同じオンデューティを有するようにオン・オフ動作する)、それぞれ制御するデュアルブースト型の昇圧コンバータ回路を構成する。
そして、このスイッチング電源装置は、上述したような力率改善部2におけるPFC電圧のPWM制御と、フルブリッジ回路5のスイッチング周波数を変えることによる電流共振コンバータ3の出力電圧の制御とを独立に実行することができる。また、力率改善部2と電流共振コンバータ部3とで、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2を共有しているため、フルブリッジ方式のスイッチング電源装置を、全波整流ブリッジを要することなく、部品点数を削減して低廉かつ簡易に構成するとともに、スイッチング損失を低減しかつ回路構成を多段化することがないため、高効率、高力率のスイッチング電源装置が実現される。
特開2008−283818号公報
ここで、図に示すAC/DCコンバータ回路1では、上述したように、PFC電圧を制御するためのオンデユーティを有するようにオン・オフ動作するスイッチ素子(以下、制御ゲートともいう)が、交流電源Vacの極性の切替わりに従って、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3からなるスイッチ対と第2、第4スイッチ素子Q2、Q4からなるスイッチ対との間で切替えられる。このとき、このような制御ゲートの切替えを単純に実行してしまうと、図を用いて以下に説明するような問題が生じることが考えられる。
は、交流電源Vacの負の半サイクルから正の半サイクルへの極性の切替わりが生じた場合を例として、制御ゲートを切替えるためのスイッチ素子Q1〜Q4の通常想定される駆動制御を示している。図における駆動制御では、交流電源Vacの極性の切替わりが生じた時点を含む(スイッチング周期の)1周期の次の周期の開始時点を制御ゲートの切替え時点Mとして(すなわち、この場合、交流電源Vacの極性の切替わりは、時点M以前の1周期間のいずれかの時点(例えば、期間I中のいずれかの時点)で生じている)、交流電源Vacの負の半サイクルの間に第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に出力していたゲート駆動信号を、切替え時点Mから、それぞれ第2、第4スイッチ素子Q2、Q4に出力するように単純に切替えることにより、制御ゲートを第1、第3スイッチ素子Q1、Q3から第2、第4スイッチ素子Q2,Q4に切替えている。
この方法では、図に示すように、時点Mの前後で、高周波トランスTFの一次巻線に印加される高周波電圧が正負非対称になる。すなわち、交流電源Vacの正及び負の半サイクルの間、フルブリッジ回路5は、通常、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオン(かつ、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオフ)の第1状態と、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオン(かつ、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオフ)の第2状態とを、スイッチング周期の半周期毎に交互に繰り返すことにより、高周波トランスTFの一次巻線に対して正負対称に高周電圧を印加するのに対して、時点Mの直前と直後では、上記第1状態が、上記第2状態を挟むことなく2度続くことになり、その結果、高周波トランスTFに対して同極性の共振電圧及び共振電流が2度続けて入力されるといった、高周波電圧の正負の非対称性が発生する。
また、交流電源Vacの正の半サイクルから負の半サイクルへの極性の切替わりが生じた場合についても、同様な駆動制御によれば、同様の問題が生じる。
これによって、交流電源Vacの極性の切り替り時に、高周波トランスTに一時的に大きな励磁電流が流れ、この大きな励磁電流が交流電源Vacの周波数の2倍の周期で現れるため、高周波トランスTのコアの振動が可聴周波数帯で発生し、高周波トランスTからの音鳴りが発生してしまうことが考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、新たな部品を追加することなく、低廉かつ簡易な回路構成により、トランスから発生する音鳴りを低減することが可能なスイッチング電源装置の制御方法を提供することにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、さらに他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)力率改善部と、電流共振コンバータ部とを含み、前記電流共振コンバータ部のスイッチ素子の一部を前記力率改善部のスイッチ素子と共通化したフルブリッジ型のAC/DCコンバータ回路を備え、交流電源の交流入力電圧の力率を改善しつつ直流電圧に変換して出力するスイッチング電源装置の制御方法であって、前記力率改善部は、第1、第2スイッチ素子の直列回路と、第1、第2ダイオードの直列回路とを含み、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と前記第1、第2ダイオードの直列回路とは並列接続されて、両直列回路の中間点間に昇圧インダクタと交流電源の直列回路が接続され、前記電流共振コンバータ部は、前記力率改善部と前記第1、第2スイッチ素子を共有し、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と第3、第4スイッチ素子の直列回路とを、前記第1、第3スイッチ素子を高圧側に配置し、前記第2、第4スイッチ素子を低圧側に配置して並列接続したフルブリッジ回路と、該フルブリッジ回路により駆動される高周波トランスとを含んでおり、前記交流電源の極性が正の半サイクルから負の半サイクル、または負の半サイクルから正の半サイクルに切り替わる前後に、前記電流共振コンバータ部に含まれる前記高周波トランスの一次巻線に印加される高周波電圧が正負対称になるように前記第1〜第4スイッチ素子のオン・オフ制御を行うことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項1)。
(2)(1)項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング電源装置は、前記交流電源の極性が切り替わる毎に、前記第1、第3スイッチ素子の組と前記第2、第4スイッチ素子の組のそれぞれを交互にオン・オフ制御し、前記第1、第3スイッチ素子がオン・オフ制御されている間は、前記第2、第4スイッチ素子を、それぞれ前記第1、第3スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させ、前記第2、第4スイッチ素子がオン・オフ制御されている間は、前記第1、第3スイッチ素子を、それぞれ前記第2、第4スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御するとともに、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに一定周期で極性が変化する共振電圧及び共振電流が入力されるように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御することを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項2)。
(3)(1)または(2)項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記力率改善部は、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と並列に接続された第1平滑コンデンサを含み、前記電流共振コンバータ部は、前記高周波トランスの一次巻線に接続された直列共振回路を含むことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項3)。
(4)(3)項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記力率改善部の前記第1平滑コンデンサの両端間電圧であるPFC電圧を検出するPFC電圧検出部と、前記電流共振コンバータ部の前記高周波トランスの二次側に設けられた第2平滑コンデンサの両端間電圧である出力電圧を検出する出力電圧検出部と、前記交流電源の極性を検出する極性検出部と、前記第1〜第4スイッチ素子のオン・オフ動作を制御するスイッチング制御部とをさらに備え、前記スイッチング制御部は、前記PFC電圧検出部からの出力信号に基づいて前記第1、第2スイッチ素子のオンデューティを変化させて前記PFC電圧を制御し、かつ、前記出力電圧検出部からの出力信号に基づいて前記フルブリッジ回路のスイッチング周波数を変化させて前記出力電圧を制御することを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項4)。
(5)(4)項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング制御部は、前記極性検出部からの出力信号に基づいて前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の前記第1、第2スイッチ素子の直列回路の中間点側が正極となる正の半サイクルの間は、前記第2スイッチ素子を、そのオンデューティに基づいて前記PFC電圧を制御するようにオン・オフ動作させるとともに、前記第4スイッチ素子を前記第2スイッチ素子と同一のオンデューティを有するようにオン・オフ動作させ、かつ、前記第1、第3スイッチ素子を、それぞれ前記第2、第4スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御し、前記交流電源の前記第1、第2スイッチ素子の直列回路の中間点側が負極となる負の半サイクルの間は、前記第1スイッチ素子を、そのオンデューティに基づいて前記PFC電圧を制御するようにオン・オフ動作させるとともに、前記第3スイッチ素子を前記第1スイッチ素子と同一のオンデューティを有するようにオン・オフ動作させ、かつ、前記第2、第4スイッチ素子を、それぞれ前記第1、第3スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御することを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項5)。
(6)(5)項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング制御部は、前記極性検出部からの出力信号に基づいて前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整することにより、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることがないように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御することを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項6)。
)()項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング制御部は、前記交流電源の前記正の半サイクルにおいて、前記第2、第4スイッチ素子のいずれか一方が他方に対して先行してオン動作し、他方が一方に対してスイッチング周期の半周期分遅れてオン動作するように制御し、かつ、前記交流電源の前記負の半サイクルにおいて、前記第1、第3スイッチ素子のいずれか一方が他方に対して先行してオン動作し、他方が一方に対してスイッチング周期の半周期分遅れてオン動作するよう制御するとともに、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対の前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子について、前記交流電源の極性の切替わり時点後の次のオン動作の開始時点からのスイッチング周期を半周期とし、該半周期が経過した時点で、前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子のオン・オフ動作と、該スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子のオン・オフ動作とを切替え、かつ、前記スイッチ対の前記遅れてオン動作していた側のスイッチ素子について、前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子の前記次のオン動作の開始時点からの半周期をオフ期間とし、該オフ期間後の次の半周期のオンデューティを100%として、該半周期が経過した時点で、前記遅れてオン動作していた側のスイッチ素子のオン・オフ動作と、該スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子のオン・オフ動作とを切替えることを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項)。
)()または()項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング制御部により、前記PFC電圧検出部からの出力信号と前記出力電圧検出部からの出力信号をそれぞれA/D変換するA/D変換工程と、前記A/D変換された信号から前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号の制御周波数及びオンデューティを演算する演算工程と、前記演算により得られた制御周波数及びオンデューティを予め設定された上下限により定まる範囲内に制限する出力リミット工程と、前記制限された制御周波数及びオンデューティに基づいて、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を生成して出力するPWM出力処理工程とを実行し、前記PWM出力処理工程は、前記極性検出部からの出力信号を入力して前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整することにより、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることがないように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御するPWM出力制御工程を含むことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項)。
)()項に記載のスイッチング電源装置の制御方法において、前記PWM出力制御工程は、前記交流電源の極性の切替わりを判別する出力切替え判定工程を含んでおり、さらに、該出力切替え判定工程において前記交流電源の極性の切替わりが生じたと判定された場合に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整する工程と、切替えフラグをセットする工程とを含み、また、前記出力切替え判定工程において前記交流電源の極性の切替わりが生じていないと判定された場合に、前記切替えフラグがセットされているか否かを判定し、前記切替えフラグがセットされていた場合、前記第1、第3スイッチ素子からなる前記スイッチ対を駆動するパルス信号と、前記第2、第4スイッチ素子からなる前記スイッチ対を駆動するパルス信号とを切替える工程とを含むことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法(請求項)。
本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法によれば、交流電源の極性が正の半サイクルから負の半サイクル、または負の半サイクルから正の半サイクルに切り替わる前後に、電流共振コンバータ部に含まれる高周波トランスの一次巻線に印加される高周波電圧が正負対称になるようにスイッチ素子のオン・オフ制御を行うことにより、交流電源の全サイクルにわたって、高周波トランスに同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることがなく、一定周期で正負の極性の切替わりを繰り返す共振電圧及び共振電流が入力されるため、交流電源の極性の切り替り時に、高周波トランスに一時的に大きな励磁電流が流れて高周波トランスのコアの振動が可聴周波数帯で発生することがなく、高周波トランスからの音鳴りを効果的に抑制または解消することが可能となる。
また、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法によれば、スイッチング電源装置に新たな部品を追加することなく、低廉かつ簡易な回路構成により、上記作用効果を達成することが可能である。そして、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法は、力率改善部と、電流共振コンバータ部とを含み、前記電流共振コンバータ部のスイッチ素子の一部または全てを前記力率改善部のスイッチ素子と共通化したAC/DCコンバータ回路を備えているスイッチング電源装置の更なる高品質化に寄与するものである。
本発明の一実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法を示すタイミングチャートである。 図1に示すスイッチング電源装置の制御方法において、交流電源の正負の半サイクルの切替わり時点におけるスイッチ素子の駆動制御の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法を実装するスイッチング制御部の構成例を示す機能ブロック図である。 図3に示すスイッチング制御部に実装された本発明の一実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法を示すフローチャートである。 図4に示すフローチャートにおいて、PWM出力工程を詳細に示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法において、交流電源の正負の半サイクルの切替わり時点におけるスイッチ素子制御の別の例を示すタイミングチャートである。 従来例の全波整流ブリッジ、力率改善部および電流共振コンバータからなるスイッチング電源装置の回路構成図である。 全波整流ブリッジを無くし、かつ力率改善部と電流共振コンバータ部のスイッチ素子を共通化したスイッチング電源装置の要部であるAC/DCコンバータ回路の構成例を示す回路構成図である。 に示すAC/DCコンバータ回路において、交流電源の正負の半サイクルの切替わり時点におけるスイッチ素子の通常想定される駆動制御の一例を示すタイミングチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法を示すタイミングチャートである。本実施形態は、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法を、図に示すAC/DCコンバータ回路1を要部とするスイッチング電源装置に適用した例であり、以下に記載される回路要素及び回路構成は、図を参照して上述したAC/DCコンバータ回路1と共通のものである。
図1は、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のゲートに印加されるゲート駆動信号を用いて、本実施形態におけるスイッチ素子の駆動制御を示す図であり、「AC入力電圧」は、交流電源Vacの電圧である。
また、以下の説明において、交流電源Vacの極性が、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2との中間点側が正極となる間を正の半サイクルといい、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2との中間点側が負極となる間を負の半サイクルという。図1に示す「AC入力電圧」の波形では、「+」の符号が付された半サイクル及び「−」の符号が付された半サイクルが、それぞれ交流電源Vacの正の半サイクル及び負の半サイクルに対応する。
本発明は、交流電源Vacの極性の切替わり時における各スイッチ素子Q1〜Q4の駆動制御に1つの特徴を有するものであるが、このような切替え制御の開始時点(図1に示す時点S)から切替え時点(第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の場合、図1に示す時点M、第3、第4スイッチ素子Q3、Q4の場合、図1に示す時点M)の間の制御については後述し、以下では、まず、力率改善部2及び電流共振コンバータ部3の基本動作を実現する第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の駆動制御について説明する。また、力率改善部2及び電流共振コンバータ部3の基本動作の説明において、交流電源Vacの正及び負の半サイクルにおける動作として説明される第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の動作は、特に明示されない限り、それぞれの半サイクルから、交流電源Vacの極性の切替わり時における所定の期間(第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の場合、期間M−M、第3、第4スイッチ素子Q3、Q4の場合、期間S−M)を除いた期間における動作を指すものとする。
力率改善部2は、第1平滑コンデンサCiの両端間電圧を出力電圧(以下、PFC電圧という)とするデュアルブースト型の昇圧コンバータ回路を構成しており、PFC電圧検出部10からの出力信号に基づいて、PFC電圧をパルス幅変調(PWM)制御するものである。このような力率改善部2の構成要素としての機能に着目して、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の動作を説明すれば、次の通りである。
力率改善部2において、交流電源Vacの正の半サイクルの間は、第2スイッチ素子Q2が昇圧コンバータ回路の主スイッチ素子として機能し、そのオンデューティに基づいて、力率改善部2のPFC電圧がPWM制御される。このオンデューティは、図1において、AC入力電圧の正の半サイクルにおける「Q2(ゲート駆動信号)」の「パルス幅(D)/周期(T)」に相当する。また、図1において、正の半サイクルにおける「Q1(ゲート駆動信号)」の波形は「Q2(ゲート駆動信号)」の波形の正負の論理を反転した反転波形であり、第1スイッチ素子Q1は、第2スイッチ素子Q2と相補的にオン・オフ動作するように駆動されて、昇圧コンバータ回路における同期整流素子として機能する。そして、正の半サイクルの間、第2スイッチ素子Q2がオン(かつ、第1スイッチ素子Q1がオフ)状態のとき、昇圧インダクタL1にエネルギーが蓄積され、第2スイッチ素子Q2がオフ(かつ、第1スイッチ素子Q1がオン)されると、昇圧インダクタL1に蓄えられたエネルギーが第1平滑コンデンサCiに移送され、AC入力電圧が昇圧されて、第1平滑コンデンサCiの両端間電圧としてPFC電圧が出力される。
一方、交流電源Vacの負の半サイクルの間は、第1、第2スイッチ素子Q1、Q2の果たす機能が正の半サイクルに対して切替わる。すなわち、負の半サイクルの間、第1スイッチ素子Q1が主スイッチ素子として機能し、そのオンデューティに基づいて力率改善部2のPFC電圧が制御される。このオンデューティは、図1において、AC入力電圧の負の半サイクルにおける「Q1(ゲート駆動信号)」の「パルス幅(D)/周期(T)」に相当する。また、図1において、負の半サイクルにおける「Q2(ゲート駆動信号)」の波形は、「Q1(ゲート駆動信号)」の波形の正負の論理を反転した反転波形であり、第2スイッチ素子Q2は、第1スイッチ素子Q1と相補的にオン・オフ動作するように駆動されて、同期整流素子として機能する。そして、負の半サイクルの間、第1スイッチ素子Q1がオン(かつ、第2スイッチ素子Q2がオフ)状態のとき、昇圧インダクタL1にエネルギーが蓄積され、第1スイッチ素子Q1がオフ(かつ、第2スイッチ素子Q2がオン)されると、昇圧インダクタL1に蓄えられたエネルギーが第1平滑コンデンサCiに移送され、AC入力電圧が昇圧されて、第1平滑コンデンサCiの両端間電圧としてPFC電圧が出力される。
電流共振コンバータ部3は、力率改善部2のPFC電圧を入力し、この入力電圧を、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4から構成されるフルブリッジ回路5のスイッチングにより高周波電圧に変換して高周波トランスTの一次巻線の両端に印加し、高周波トランスTの二次側に発生する高周波電圧を、整流ダイオードD3、D4と第2平滑コンデンサCoにて整流かつ平滑化することによって、所定の直流出力電圧(第2平滑コンデンサCoの両端間電圧)を得る構成となっている。そして、電流共振コンバータ部3は、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4からなるフルブリッジ回路5と、高周波トランスTの一次側の共振コンデンサCr及び共振インダクタLrからなる直列共振回路6との共振動作によって、ソフトスイッチング動作を行っている。一般に、このような直列共振回路6を有する電流共振コンバータ部3では、そのゲイン特性に基づいて、フルブリッジ回路5のスイッチング周波数を変動させることによって、出力電圧を制御することができ、AC/DCコンバータ回路1では、出力電圧検出部11の出力電圧に基づいて、出力電圧をパルス周波数変調(PFM)制御するものである。
このような電流共振コンバータ部3の構成要素としての機能に着目して、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の動作を説明すれば、次の通りである。
交流電源Vacの正の半サイクルの間、第4スイッチ素子Q4は、この間にPFC電圧を制御するオンデューティを有する第2スイッチ素子Q2と同一のオンデューティを有するように駆動され、図1において、交流電源Vacの正の半サイクルにおける「Q4(ゲート駆動信号)」のパルス幅D及びスイッチング周期Tは、「Q2(ゲート駆動信号)」のパルス幅D及びスイッチング周期Tと等しい。但し、このような第2、第4スイッチ素子Q2、Q4からなるスイッチ対のうち、第4スイッチ素子Q4は、第2スイッチ素子Q2に対して先行してオン動作し、第2スイッチ素子Q2は、第4スイッチ素子Q4のオン動作からスイッチング周期Tの半周期(T/2)分遅れてオン動作するように制御される。また、図1において、正の半サイクルにおける「Q3(ゲート駆動信号)」の波形は、「Q4(ゲート駆動信号)」の波形の正負の論理を反転した反転波形であり、第3スイッチ素子Q3は、第4スイッチ素子Q4と相補的にオン・オフ動作するように駆動される。
これによって、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオン(かつ、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオフ)の状態と、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオン(かつ、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオフ)の状態とが、スイッチング周期の半周期(T/2)毎に交互に繰り返され、このようなフルブリッジ回路5のスイッチング動作により、PFC電圧が周期Tの高周波電圧に変換される。
一方、交流電源Vacの負の半サイクルの間は、第3スイッチ素子Q3が、この間にPFC電圧を制御するオンデューティを有する第1スイッチ素子Q1と同一のオンデューティを有するように駆動され、図1において、交流電源Vacの正の半サイクルにおける「Q3(ゲート駆動信号)」のパルス幅D及びスイッチング周期Tは、「Q1(ゲート駆動信号)」のパルス幅D及びスイッチング周期Tと等しい。そして、このような第1、第3スイッチ素子Q1、Q3からなるスイッチ対のうち、第3スイッチ素子Q3は、第1スイッチ素子Q1に対して先行してオン動作し、第1スイッチ素子Q1は、第3スイッチ素子Q3のオン動作からスイッチング周期Tの半周期(T/2)分遅れてオン動作するように制御される。また、図1において、正の半サイクルにおける「Q4(ゲート駆動信号)」の波形は、「Q3(ゲート駆動信号)」の波形の正負の論理を反転した反転波形であり、第4スイッチ素子Q4は、第3スイッチ素子Q3と相補的にオン・オフ動作するように駆動される。
これによって、正の半サイクルと同様に、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4の組がオン(かつ、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオフ)の状態と、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3の組がオン(かつ、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオフ)の状態とが、スイッチング周期の半周期(T/2)毎に交互に繰り返され、このようなフルブリッジ回路5のスイッチング動作により、PFC電圧が周期Tの高周波電圧に変換される。
尚、AC/DCコンバータ回路1では、上述したように、交流電源Vacの正の半サイクルにおいて、第4スイッチ素子Q4のオンデューティは第2スイッチ素子Q2のオンデューティと等しくなるように動作し、負の半サイクルにおいて、第3スイッチ素子Q3のオンデューティは第1スイッチ素子Q1のオンデューティと等しくなるように動作しているため、フルブリッジ回路5の出力電圧を対称的なパルス波形とすることができる。
以下の説明において、PFC電圧を制御するオンデューティを有するように駆動されているスイッチ素子(すなわち、正の半サイクルでは、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4、負の半サイクルでは、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3)を制御ゲートともいう。
次に、図2を参照して、交流電源Vacの極性の切り替わり時における第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の駆動制御について説明する。図2は、このような駆動制御の一例を示すタイミングチャートである。
図2は、図と同様に、交流電源Vacの負の半サイクルから正の半サイクルへの極性の切替わりが生じた場合を例として、制御ゲートの切替えのための駆動制御を示している。図2における駆動制御では、交流電源Vacの極性の切替わりが生じた時点を含む(スイッチング周期の)1周期の次の周期の開始時点を制御ゲートの切替え処理の開始時点Sとして(すなわち、この場合、交流電源Vacの極性の切替わりは、時点S以前の1周期間のいずれかの時点(例えば、期間I中のいずれかの時点)で生じている)、次のような駆動制御を行う。
すなわち、交流電源Vacの極性の切替わり時点前の半サイクル(この例の場合、負の半サイクル)の間の制御ゲートのうち、先行してオン動作していた側のスイッチ素子(この場合、第3スイッチ素子Q3)について、切替え処理の開始時点S後の次のオン動作(図2のパルスaに相当)の開始時点からのスイッチング周期を半周期(T/2)とし、この半周期が経過した時点Mを第1切替え時点Mとして、負の半サイクルにおいて先行してオン動作していた側のスイッチ素子(この場合、第3スイッチ素子Q3)に出力していたゲート駆動信号を、第1切替え時点Mから、このスイッチ素子(Q3)に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子(この場合、第4スイッチ素子Q4)に出力するように切替えることにより、両スイッチ素子(この場合、第3スイッチ素子Q3と第4スイッチ素子Q4)のオン・オフ動作を切替える。
そして、交流電源Vacの極性の切替わり時点前の半サイクル(この例の場合、負の半サイクル)の間の制御ゲートのうち、半周期(T/2)分遅れてオン動作していた側のスイッチ素子(この場合、第1スイッチ素子Q1)については、第1切替え処理の開始時点Sからの半周期(T/2)をオフ期間とし、このオフ期間経過後の次の半周期(T/2)のオンデューティを100%とする(図2のパルスbに相当)。そして、この半周期が経過した時点Mを第2切替え時点Mとして、負の半サイクルにおいて遅れてオン動作していた側のスイッチ素子(この場合、第1スイッチ素子Q1)に出力していたゲート駆動信号を、第2切替え時点Mから、このスイッチ素子Q1に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子(この場合、第2スイッチ素子Q2)に出力するように切替えることにより、両スイッチ素子(この場合、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2)のオン・オフ動作を切替える。
これによって、フルブリッジ回路5の動作シーケンスは、切替え処理の開始時点Sの直前に、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオン(かつ、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオフ)の状態が生じ、半周期(T/2)経過後、切替え処理の開始時点Sにおいて、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオン(かつ、第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオフ)の状態が生じ(図2においてパルスaのパルス幅に相当する期間)、半周期(T/2)経過後、第1切替え時点Mにおいて、再び第1、第4スイッチ素子Q1、Q4がオン(かつ、第2、第3スイッチ素子Q2、Q3がオフ)の状態(図2においてパルスa’のパルス幅に相当する期間)が生じて、以後、正の半サイクルにおける基本動作が繰り返されるものとなる。
図2に示すように、この駆動制御は、交流電源Vacの極性の切替わり時点前の半サイクル(この例の場合、負の半サイクル)の間における制御ゲート(この例の場合、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3)のスイッチング周期及びオンデューティを調整することにより、交流電源Vacの極性が負の半サイクルから正の半サイクルに切り替わる前後に高周波トランスTの一次巻線に印加される高周波電圧が正負対称になるようにスイッチ素子のオン・オフ制御を行うものである。すなわち、この駆動制御によれば、交流電源Vacの極性の切替わり時点において、高周波トランスTに対して、同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることなく、一定周期で正負の極性の切替わりを繰り返す共振電圧及び共振電流が入力されるように、制御ゲートの切替えを実施することができる。
尚、図2では、交流電源Vacの負の半サイクルから正の半サイクルへの極性の切替わりが生じた場合(すなわち、制御ゲートを第1、第3スイッチ素子Q1、Q3から第2、第4スイッチ素子Q2、Q4に切替える場合)を例示したが、図1に示すように、交流電源Vacの正の半サイクルから負の半サイクルへの極性の切替わりが生じた場合(すなわち、制御ゲートを第2、第4スイッチ素子Q2、Q4から第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に切替える場合)も、同様の駆動制御が実施される(図1では、交流電源Vacの極性の切替わりが発生した時点と、切替え処理の開始時点Sが一致するように示されているが、これは、実際には、交流電源Vacの極性の切替わりがスイッチング周期の1周期の終了間際に発生した場合を簡略化して示すものである)。
これによって、交流電源Vacの極性の切り替り時に、高周波トランスTに一時的に大きな励磁電流が流れて高周波トランスTのコアの振動が可聴周波数帯で発生することがなく、高周波トランスTからの音鳴りを効果的に抑制または解消することが可能となる。
次に、図3〜図5を参照して、本実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法(第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の駆動制御方法)を実装するスイッチング制御部12の構成、及び、スイッチング制御部12による第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の駆動制御手順の好適な例について説明する。スイッチング制御部12は、マイクロコンピュータ、DSP、FPGA等のプログラマブルデバイスを用いてデジタル制御装置として構成されており、図3に示すように、その機能ブロックとして、PFC電圧検出部10からの出力信号が入力するPFC電圧A/D変換部21と、出力電圧検出部11からの出力信号が入力する出力電圧A/D変換部22と、PID演算部23と、出力リミッタ部24と、PWM出力処理部25とを有している。さらに、PWM出力処理部25は、極性検出部13からの出力信号が入力する電圧極性検出部26と、PWM出力制御部27と、スイッチ素子ドライブ回路28の、各機能ブロックを有している。
尚、このようなスイッチング制御部12を構成する各機能ブロックは、以下に説明する制御手順を実行する限り、任意の適切なハードウェアまたはソフトウェア、あるいはそれらの組合せにより実装することができる。
スイッチング制御部12は、図4に示すように、制御開始後、所定の初期設定を実行し(ステップS11)、次いで、PFC電圧検出部10からの出力信号と出力電圧検出部11からの出力信号とを、それぞれPFC電圧A/D変換部21及び出力電圧A/D変換部22によりA/D変換し、デジタルデータであるPFC電圧データ及び出力電圧データが生成される(制御は、ステップS12におけるNoのループが生じている間、A/D変換の終了を待つことになる)。A/D変換の終了後(ステップS12のYes)、制御はPID演算部23に移行する。
PID演算部23では、ステップS12においてA/D変換されたPFC電圧データ及び出力電圧データに基づいて、PID演算を用いて制御周波数及びオンデューティを演算する(ステップS13)。
次いで、制御は出力リミッタ部24に移行し、ステップS13において演算により得られた制御周波数及びオンデューティが、予め設定された上下限により定まる範囲内に制限される。具体的には、ステップS14において、ステップS13で得られた制御周波数が所定の最大値(MAX)を超えているか否かが判別され、超えていた場合(Yes)、この所定の最大値(MAX)が制御周波数として設定され(ステップS15)、その後、ステップS18に制御が移行する。また、ステップS14において、ステップS13で得られた制御周波数が所定の最大値(MAX)を超えていない場合(No)には、ステップS16において、その制御周波数が所定の最小値(MIN)未満であるか否かが判別され、最小値未満であった場合(Yes)、この所定の最小値が制御周波数として設定され(ステップS17)、その後、ステップS18に制御が移行する。また、ステップS16において、ステップS13で得られた制御周波数が所定の最小値(MIN)未満ではなかった場合(No)、制御周波数として、ステップS13で得られた値が設定され、ステップS18に制御が移行する。そして、ステップS18〜S21では、ステップS13で得られたオンデューティに対して、制御周波数に対するステップS14〜S17の手順と同様の手順が実行される。
次いで、制御はPWM出力処理部25に移行し、PWM出力処理部25は、PID演算部23及び出力リミッタ部24によって設定された制御周波数及びオンデューティに基づいて、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4を駆動するパルス信号(ゲート駆動信号)を生成して、各スイッチ素子Q1〜Q4に出力する(ステップS22)。
これによって、1回のPWM出力処理は終了し、以後、ステップS12〜S22の処理が繰り返される。
このように、AC/DCコンバータ回路1では、PFC電圧をPWM制御により所望の電圧に制御し、同時に、出力電圧を、直列共振回路のゲイン特性に基づいて、PFM制御によって制御することにより、PFC電圧と出力電圧の2つ制御量を異なる変調方式で制御することができ、合理的かつ効率的に第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4を制御することが可能となる。
ここで、図3とともに図5を参照して、PWM出力処理部25の動作について詳述すれば、次の通りである。
PWM出力制御部27には、電圧極性検出部26から交流電源Vac電圧の極性を示す出力信号が入力されており、PWM出力制御部27は、この出力信号に基づいて、現在の状態が正の半サイクルまたは負の半サイクルのいずれであるか、及び、例えば直前の状態との比較により、負の半サイクルから正の半サイクル(または、正の半サイクルから負の半サイクル)への極性の切替わりが発生したか否かを判別可能なように構成されている。
PWM出力制御部27は、まず、現在の制御ゲートが第1、第3スイッチ素子Q1、Q3と、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4のいずれであるかを判定し(ステップS23)、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3と判定された場合には、ステップS102〜S113が実行され、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4と判定された場合には、ステップS202〜S213が実行される。
例えば、現在の制御ゲートが第1、第3スイッチ素子Q1、Q3であると判別された場合、まず、ステップS102において交流電源Vacの極性の切替わりが発生したか否かが判定され、これによって、制御ゲートの切替え(例えば、ゲート駆動信号の出力切替え)処理を開始する必要があるか否かが判定される。そして、制御ゲートの切替え処理を開始する必要があると判定された(すなわち、今回、交流電源Vacの負の半サイクルから正の半サイクルへの極性の切替わりが発生したと判定された)場合(ステップS103のYes)、制御は、ステップS109に移行し、経路Bに沿って制御ゲートの切替え処理の前半の制御手順が実行される。
この制御手順では、ステップS109において制御周波数が倍に設定され、これによって、スイッチング周期は、本来のスイッチング周期Tの半周期(T/2)になる。そして、ステップS110において、第1スイッチ素子Q1のオンデューティが100%に設定され、次いで、ステップS111において、切替え処理の実行中であることを示す切替え処理フラグがセットされる。
その後、制御ゲートを、現在の状態のまま第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に設定し(ステップS112)、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4に対するゲート駆動信号の出力は、それぞれ第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に対するゲート駆動信号の出力の相補出力に設定される(ステップS113)。
次いで、ステップS24では、第1スイッチ素子Q1のゲート駆動信号が、第3スイッチ素子Q3のゲート駆動信号に対して、(本来のスイッチング周期Tの)半周期(T/2)遅れとなるように設定されて、第1スイッチ素子Q1のゲート駆動信号に関する指令信号P(Q1)及び第3スイッチ素子Q3のゲート駆動信号に関する指令信号P(Q3)が、PWM出力制御部27から、スイッチ素子ドライブ回路28に出力される。そして、スイッチ素子ドライブ回路28は、指令信号P(Q1)、P(Q3)に基づいて、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3のゲート駆動信号及び、それぞれに対して相補的な第2、第4スイッチ素子Q2、Q4のゲート駆動信号を生成し、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4に対して出力する。
これによって、第3スイッチ素子Q3については、図2に示す切替え処理の開始時点Sから第1切替え時点Mまでの、制御周波数が倍に設定されたことによる半周期(T/2)間のオン動作(パルスa)が実現され、第1スイッチ素子Q1については、本来のスイッチング周期Tの半周期(T/2)の遅れによる、切替え処理の開始時点Sから第1切替え時点Mまでのオフ期間と、制御周波数が倍に設定され、かつ、オンデューティが100%に設定されたことによる、第1切替え時点Mから第2切替え時点Mまでの半周期(T/2)におけるオン動作(パルスb)が実現される。
一方、ステップS102において、制御ゲートの切替え処理を開始する必要が無いと判定された(すなわち、今回、交流電源Vacの負の半サイクルから正の半サイクルへの極性の切替わりは発生していないと判定された)場合(ステップS103のNo)、制御は、ステップS104に移行し、ここで、切替えフラグがセットされているか否かが判定される。そして、切替えフラグがセットされている(すなわち、現在、制御ゲートの切替え処理の実行中である)と判定された場合(Yes)、制御は、ステップS105に移行し、経路Cに沿って、制御ゲートの切替え処理の後半の手順が実行される(尚、このとき、制御周波数及びオンデューティは、経路Cに沿った制御手順が実行されるPWM出力処理S22の直前に実施されるステップS12〜S21(図4)により、この時点のPFC電圧及び出力電圧に基づいた適切な値に設定されている)。
この制御手順では、ステップS105において、切替え処理の終了を示すため、切り替えフラグがクリアされる。次いで、第1スイッチ素子Q1に対して出力されていたゲート駆動信号が第2スイッチ素子Q2に対して出力され、かつ、第3スイッチ素子Q3に対して出力されていたゲート駆動信号が第4スイッチ素子Q4に対して出力されるように、出力切り替えが実施され、これによって、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4が制御ゲートに設定されるとともに、第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に対するゲート駆動信号の出力は、それぞれ第2、第4スイッチ素子Q2、Q4に対するゲート駆動信号の出力の相補出力に設定される(ステップS106〜S108)。
次いで、ステップS24では、第2スイッチ素子Q2のゲート駆動信号が、第4スイッチ素子Q4のゲート駆動信号に対して、半周期(T/2)遅れとなるように設定されて、第2スイッチ素子Q2のゲート駆動信号に関する指令信号P(Q2)及び第4スイッチ素子Q4のゲート駆動信号に関する指令信号P(Q4)が、PWM出力制御部27から、スイッチ素子ドライブ回路28に出力される。そして、スイッチ素子ドライブ回路28は、指令信号P(Q2)、P(Q4)に基づいて、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4のゲート駆動信号及び、それぞれに対して相補的な第1、第3スイッチ素子Q1、Q3のゲート駆動信号を生成し、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4に対して出力する。
これによって、図2に示す第1切替え時点Mにおける第3スイッチ素子Q3から第4スイッチ素子Q4への切替え、及び、第2切替え時点Mにおける第1スイッチ素子Q1から第2スイッチ素子Q2への切替えが実現され、制御ゲートが負の半サイクルにおける第1、第3スイッチ素子Q1、Q3から、正の半サイクルにおける第2、第4スイッチ素子Q2、Q4に切替えられる。
そして、ステップS104において、切替えフラグがセットされていないと判定された場合(No)、制御は、ステップS112に移行し、経路Aに沿って、交流電源Vacの負の半サイクルにおける基本動作が実際される。経路Aに沿ったステップS112、S113、S24の動作は、経路Bに沿った制御手順で上述した動作と同様であるため、その説明は省略する。
また、ステップS202〜S213の制御手順は、最初の制御ゲートが第2、第4スイッチ素子Q2、Q4であり、切替え処理が実行される場合には、制御ゲートが第1、第3スイッチ素子Q1、Q3に切替えられる点を除いて、ステップS102〜S113の制御手順と全く同様のものであるため、その説明は省略する。
ここで、図3〜図5を参照して上述したスイッチング制御部12の構成及びその制御手順は、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法を実装するスイッチング制御部12の構成及びその制御手順の一例に過ぎず、交流電源Vacの極性の切替わりの前後に、電流共振コンバータ部3に含まれる高周波トランスTの一次巻線に印加される高周波電圧が正負対称になるようにスイッチ素子Q1〜Q4のオン・オフ制御を行う限り、任意の適切なスイッチング制御部及び制御手順を用いることができる。例えば、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法を実装するスイッチング制御部を、アナログ回路によって構成するものであってもよい。
また、上述した制御手順では、制御ゲートを構成する第1、第3スイッチ素子Q1、Q3、及び、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4のうち、先行してオン動作する側のスイッチ素子を、それぞれ、第3スイッチ素子Q3及び第4スイッチ素子Q4とし、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2は、それぞれ第3スイッチ素子Q3及び第4スイッチ素子Q4に対して半周期(T/2)分遅れてオン動作するものとしたが、本実施形態におけるスイッチング電源装置の制御方法において、制御ゲートを構成する第1、第3スイッチ素子Q1、Q3、及び、第2、第4スイッチ素子Q2、Q4は、図6に示すように、それぞれ、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2が先行してオン動作し、第3スイッチ素子Q3及び第4スイッチ素子Q4が、それぞれ第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2に対して半周期(T/2)分遅れてオン動作するものであってもよい。
さらに、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法の参考例として、本発明に係るスイッチング電源装置の制御方法は、ハーブリッジ回路を有するスイッチング電源装置に対しても同様に適用されるものである。
1:AC/DCコンバータ回路、2:力率改善(PFC)部、3:電流共振(LLC共振)コンバータ部、5:フルブリッジ回路、6:直列共振回路、10:PFC電圧検出部、11:出力電圧検出部、12:スイッチング制御部、13:極性検出部、21:PFC電圧A/D変換部、22:出力電圧A/D変換部、23:PID演算部、24;出力リミッタ部、25:PWM出力処理部、26:電圧極性検出部、27:PWM出力制御部、28:スイッチ素子ドライブ回路、Q1〜Q4:(第1〜第4)スイッチ素子、D1:第1ダイオード、D2:第2ダイオード、D3、D4:整流ダイオード、Ci:第1平滑コンデンサ、Co:第2平滑コンデンサ、Cr:共振コンデンサ、L1:昇圧インダクタ、Lr:共振インダクタ、T:高周波トランス、Vac:交流電源

Claims (9)

  1. 力率改善部と、電流共振コンバータ部とを含み、前記電流共振コンバータ部のスイッチ素子の一部を前記力率改善部のスイッチ素子と共通化したフルブリッジ型のAC/DCコンバータ回路を備え、交流電源の交流入力電圧の力率を改善しつつ直流電圧に変換して出力するスイッチング電源装置の制御方法であって、
    前記力率改善部は、第1、第2スイッチ素子の直列回路と、第1、第2ダイオードの直列回路とを含み、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と前記第1、第2ダイオードの直列回路とは並列接続されて、両直列回路の中間点間に昇圧インダクタと交流電源の直列回路が接続され、
    前記電流共振コンバータ部は、前記力率改善部と前記第1、第2スイッチ素子を共有し、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と第3、第4スイッチ素子の直列回路とを、前記第1、第3スイッチ素子を高圧側に配置し、前記第2、第4スイッチ素子を低圧側に配置して並列接続したフルブリッジ回路と、該フルブリッジ回路により駆動される高周波トランスとを含んでおり、
    前記交流電源の極性が正の半サイクルから負の半サイクル、または負の半サイクルから正の半サイクルに切り替わる前後に、前記電流共振コンバータ部に含まれる前記高周波トランスの一次巻線に印加される高周波電圧が正負対称になるように前記第1〜第4スイッチ素子のオン・オフ制御を行うことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方法。
  2. 前記スイッチング電源装置は、前記交流電源の極性が切り替わる毎に、前記第1、第3スイッチ素子の組と前記第2、第4スイッチ素子の組のそれぞれを交互にオン・オフ制御し、前記第1、第3スイッチ素子がオン・オフ制御されている間は、前記第2、第4スイッチ素子を、それぞれ前記第1、第3スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させ、前記第2、第4スイッチ素子がオン・オフ制御されている間は、前記第1、第3スイッチ素子を、それぞれ前記第2、第4スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御するとともに、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに一定周期で極性が変化する共振電圧及び共振電流が入力されるように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  3. 記力率改善部は、前記第1、第2スイッチ素子の直列回路と並列に接続された第1平滑コンデンサを含み、前記電流共振コンバータ部は、前記高周波トランスの一次巻線に接続された直列共振回路を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  4. 前記力率改善部の前記第1平滑コンデンサの両端間電圧であるPFC電圧を検出するPFC電圧検出部と、前記電流共振コンバータ部の前記高周波トランスの二次側に設けられた第2平滑コンデンサの両端間電圧である出力電圧を検出する出力電圧検出部と、前記交流電源の極性を検出する極性検出部と、前記第1〜第4スイッチ素子のオン・オフ動作を制御するスイッチング制御部とをさらに備え、
    前記スイッチング制御部は、前記PFC電圧検出部からの出力信号に基づいて前記第1、第2スイッチ素子のオンデューティを変化させて前記PFC電圧を制御し、かつ、前記出力電圧検出部からの出力信号に基づいて前記フルブリッジ回路のスイッチング周波数を変化させて前記出力電圧を制御することを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  5. 前記スイッチング制御部は、前記極性検出部からの出力信号に基づいて前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の前記第1、第2スイッチ素子の直列回路の中間点側が正極となる正の半サイクルの間は、前記第2スイッチ素子を、そのオンデューティに基づいて前記PFC電圧を制御するようにオン・オフ動作させるとともに、前記第4スイッチ素子を前記第2スイッチ素子と同一のオンデューティを有するようにオン・オフ動作させ、かつ、前記第1、第3スイッチ素子を、それぞれ前記第2、第4スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御し、前記交流電源の前記第1、第2スイッチ素子の直列回路の中間点側が負極となる負の半サイクルの間は、前記第1スイッチ素子を、そのオンデューティに基づいて前記PFC電圧を制御するようにオン・オフ動作させるとともに、前記第3スイッチ素子を前記第1スイッチ素子と同一のオンデューティを有するようにオン・オフ動作させ、かつ、前記第2、第4スイッチ素子を、それぞれ前記第1、第3スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作させるように制御することを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  6. 前記スイッチング制御部は、前記極性検出部からの出力信号に基づいて前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整することにより、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることがないように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御することを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  7. 前記スイッチング制御部は、前記交流電源の前記正の半サイクルにおいて、前記第1〜第4スイッチ素子のオン・オフ動作を、前記第2、第4スイッチ素子のいずれか一方が他方に対して先行してオン動作し、他方が一方に対してスイッチング周期の半周期分遅れてオン動作するように制御し、かつ、前記交流電源の前記負の半サイクルにおいて、前記第1、第3スイッチ素子のいずれか一方が他方に対して先行してオン動作し、他方が一方に対してスイッチング周期の半周期分遅れてオン動作するように制御するとともに、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対の前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子について、前記交流電源の極性の切替わり時点後の次のオン動作の開始時点からのスイッチング周期を半周期とし、該半周期が経過した時点で、前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子のオン・オフ動作と、該スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子のオン・オフ動作とを切替え、かつ、前記スイッチ対の前記遅れてオン動作していた側のスイッチ素子について、前記先行してオン動作していた側のスイッチ素子の前記次のオン動作の開始時点からの半周期をオフ期間とし、該オフ期間後の次の半周期のオンデューティを100%として、該半周期が経過した時点で、前記遅れてオン動作していた側のスイッチ素子のオン・オフ動作と、該スイッチ素子に対して相補的にオン・オフ動作していたスイッチ素子のオン・オフ動作とを切替えることを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  8. 前記スイッチング制御部により、前記PFC電圧検出部からの出力信号と前記出力電圧検出部からの出力信号をそれぞれA/D変換するA/D変換工程と、前記A/D変換された信号から前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号の制御周波数及びオンデューティを演算する演算工程と、前記演算により得られた制御周波数及びオンデューティを予め設定された上下限により定まる範囲内に制限する出力リミット工程と、前記制限された制御周波数及びオンデューティに基づいて、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を生成して出力するPWM出力処理工程とを実行し、
    前記PWM出力処理工程は、前記極性検出部からの出力信号を入力して前記交流電源の極性の切替わりを判別し、前記交流電源の極性の切替わり時点の経過後、前記第1、第3スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作と、前記第2、第4スイッチ素子からなるスイッチ対のオン・オフ動作とを切替える際に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整することにより、前記交流電源の全サイクルにわたって、前記高周波トランスに同極性の共振電圧及び共振電流が続けて入力されることがないように、前記第1〜第4スイッチ素子を駆動するパルス信号を制御するPWM出力制御工程を含むことを特徴とする請求項6または7に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  9. 前記PWM出力制御工程は、前記交流電源の極性の切替わりを判別する出力切替え判定工程を含んでおり、さらに、該出力切替え判定工程において前記交流電源の極性の切替わりが生じたと判定された場合に、前記交流電源の極性の切替わり時点前の半サイクルの間に前記PFC電圧を制御するオンデューティを有するようにオン・オフ動作していた前記スイッチ対のスイッチング周期及びオンデューティを調整する工程と、切替えフラグをセットする工程とを含み、また、前記出力切替え判定工程において前記交流電源の極性の切替わりが生じていないと判定された場合に、前記切替えフラグがセットされているか否かを判定し、前記切替えフラグがセットされていた場合、前記第1、第3スイッチ素子からなる前記スイッチ対を駆動するパルス信号と、前記第2、第4スイッチ素子からなる前記スイッチ対を駆動するパルス信号とを切替える工程とを含むことを特徴とする請求項8に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
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