JP5677665B1 - 手押し車におけるハンドル高さ調整機構 - Google Patents

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Abstract

【目的】ハンドル部の高さ調整を容易に行うことが可能な、手押し車におけるハンドル高さ調整機構を提供すること。【構成】ハンドル部を支持し、上下方向に設けられる一対のスライド部材に複数の孔部を設け、スライド部材が上下方向に移動することを可能に支持する一対の連結部材間に架け渡されるパイプ部材に、水平方向に伸びる一対の長孔を設け、当該長孔からパイプ部材外部に突出するガイドピンを備えると共に、パイプ部材内を往復動自在であり端部が孔部に出入り自在な、一対のインサート部材をパイプ部材内に装備し、パイプ部材に摺動自在に巻回され、その内周面に斜め方向に下降し、ガイドピンを緩挿可能なガイド溝を一対設けた操作レバーを備えて構成した。【選択図】 図1

Description

本発明は、手押し車に関し、より詳しくは歩行補助車、ベビーカー、ショッピングカート等の各種手押し車におけるハンドルの高さを調節するための高さ調節機構に関する。
特許文献1には、ハンドル部を構成する円筒状のハンドルベースを、断面中空形状に形成した前輪用フレームのパイプ内に挿入し、ハンドルベースの前輪用フレームに対する位置を、ハンドルベースと前輪用フレームの連結部分に設けた調節部によって高さ方向に調節可能とした歩行補助車が開示されている。
特許文献2には、前輪が設けられる前側脚フレームと、後輪が設けられる後側脚フレームを連結する部材に、ハンドルフレームの高さを調節すための機構を設けた歩行補助車が開示されている。
特開2002−67972号公報 特開2013−78424号公報
手押し車の主な利用者は老人であることから、その操作は簡易なものであることが望まれる。
そこで本発明は、ハンドル部の高さ調整を容易に行うことが可能な、手押し車におけるハンドル高さ調整機構を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の発明は、下端に前輪を備えた前脚フレームと、下端に後輪を備えた後脚フレームと、ハンドル部を上部に備えたハンドルフレームとにより成る手押し車において、ハンドル部を支持し、上下方向に設けられる一対のスライド部材に複数の孔部を設け、スライド部材が上下方向に移動することを可能に支持する一対の連結部材間に架け渡されるパイプ部材に、水平方向に伸びる一対の長孔を設け、当該長孔からパイプ部材外部に突出するガイドピンを備えると共に、パイプ部材内を往復動自在であり端部が孔部に出入り自在な、一対のインサート部材をパイプ部材内に装備し、パイプ部材に摺動自在に巻回され、その内周面に斜め方向に下降し、ガイドピンを緩挿可能なガイド溝を一対設けた操作レバーを備えて構成した。
(2) 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のハンドル高さ調整機構において、一対のインサート部材間に押圧バネを装備して構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1は本発明に係るハンドル高さ調整機構を備えた手押し車1の斜視図である。なお、図1は前脚フレーム2下端に装備される前輪、後脚フレーム3に装備される後輪は省略してある。
この手押し車1に装備される操作レバー50を回転させること、及びハンドルフレーム10を上下に移動させるという簡単な操作で、ハンドル高さを調整することが可能なものである。以下詳述する。
ハンドルフレーム10を構成するスライド部材12は、連結部材20の中空部21内を上下方向に摺動自在に設けてあり、係る動作が可能なスライド部材12に設けた孔部12aにパイプ部材30内に緩挿されるインサート部材40の端部42が嵌り込むことで、スライド部材12の上下方向の動きをロックし、また、インサート部材40の端部42を孔部12aから抜くことで、ロック状態を解放しスライド部材12の上下方向の動作を可能とするものである。なお、図5及び図6は先記ロック状態を、図7は解放状態を示している。
上記インサート部材40の嵌抜動作を可能とするのが、操作レバー50の回動運動による。すなわち、インサート部材40に設けたガイドピン41は、パイプ部材30に設けられた長孔31からパイプ部材30外に突出しており、且つ、操作レバー50に設けたガイド溝51に緩挿されるている。そして、図2に示されるようにガイド溝51は斜降していることから、操作レバー50を回動させるとガイドピン41は長孔31内を水平方向に往復動することになる。このガイドピン41の往復動により、一体化されているインサート部材40が往復動をおこない、端部42がスライド部材12の孔部12a内に嵌抜するものである。
このように、操作レバー50を回動させることでロック状態を解放し、あるいはロック状態を維持するものである。図1において、使用者は操作レバー50を手前に引くことでロック状態を解放し、この状態でハンドルフレーム10を所望位置に調整し、操作レバー50をもとの位置に戻すことでロック状態に戻すことが可能となるのである。そして請求項2に記載の発明においては、図5乃至図7に示されるように一対のインサート部材40,40間に押圧バネ60が介在させてあることから、インサート部材40が付勢され、容易にロック状態に復元可能となるものであり、使用者がハンドル高さ所望位置にハンドルフレーム10を持ってくれば、ほぼ自動的に端部42が孔部12aに嵌り込む、つまりロック状態になるものである。
実施状態を示す斜視図 操作レバーの分解斜視図 パイプ部材の斜視図 インサート部材の斜視図 ロック状態を水平方向から見た一部破断説明図 ロック状態を平面方向から見た一部破断説明図 解放状態を水平方向から見た一部破断説明図
以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
ハンドルフレーム10は、図1に示されるように略コ字状に屈曲されたパイプ体であるハンドル部11と、該ハンドル部11の下面に取付けられたパイプ体であるスライド部材12とにより成る。スライド部材の長手方向側面には複数の孔部12a・・が設けられている。
図1に示されるように、連結部材20は樹脂製の三叉にわかれたパイプ体であり、上方に位置する中空部21には、スライド部材12が摺動自在に嵌挿されている。また、進行方向側に存する中空部22には前脚フレーム2が、進行方向反対側に存する中空部23には後脚フレーム3が、嵌め込まれたうえで固定されている。
また、パイプ部材30をはめ込むための筒状部24が側面に設けられており、図5乃至図7に示されるように、筒状部24の奥端には、インサート部材40の端部42を通過自在にするための孔部24aが設けられている。なお、パイプ部材30は筒状部24に固定されており、パイプ部材30は回動出来ないものである。
パイプ部材30は図3に示されるようにパイプ体であり、図示される一対の長孔31,31と反対側にも、図示されない一対の長孔31,31が存するものである。
インサート部材40は図4に示されるように円筒部材43に棒体44が固定されて成るものである。円筒部材43には径方向にガイドピン41が両側面に突出する形状で貫通して設けられている。図4においては一方側面に突出している形状のみ記されているが、図5や図7に示されるように、反対側側面にまで貫通突出しているものである。
このインサート部材40が、図5乃至図7に示すように、パイプ部材30内に対向する形状で一対、摺動自在に緩挿されている。そして、対向する筒状部24の間には、押圧バネ60が介在させてある。
操作レバー50は、図2に示すように、円筒を長手方向に切断した一方片形状の湾曲部52と、当該湾曲部52と連設する板状の操作片部53とにより成る一対の部材により成るものである。係る形状より成る一対の部材を操作片部53に設けた孔部53aにリベットを嵌め、カシメることで操作レバー50を形成する。この際湾曲部52,52により形成される円筒形の空洞部にパイプ部材30が緩挿されるものである。
一方の湾曲部52には中央上部から両側部に開く形状で下降するガイド溝51が設けられており、他方の湾曲部52には両側部上部から中央部に閉じる形状で下降するガイド溝51が設けられている。係る形状にすることで、ガイド溝51に摺動自在に緩挿されるガイドピン41及びガイドピン41と一体のインサート部材40が、操作レバー50の回動動作により、パイプ部材30内を往復動することが可能となるのである。
尚、上記において長孔31はパイプ部材30の両側面に設けられ、ガイドピン41は円筒形部材43を貫通して両側面から突出する形状に設けられ、ガイド溝51は両湾曲部52に設けられているが、むろん一方側面側にのみ設け、或るいは突出する形状にしても同様の作用、すなわちインサート部材40の往復動を生じせしめることが可能であり、本発明の技術的範囲に属するものである。
10・・ハンドルフレーム 11・・ハンドル部 12・・スライド部材
12a・・孔部
20・・連結部材 21・・中空部 24・・筒状部
30・・パイプ部材 31・・長孔
40・・インサート部材 41・・ガイドピン 42・・端部
50・・操作レバー 51・・ガイド溝 52・・湾曲部
53・・操作片部
60・・押圧バネ

Claims (2)

  1. 下端に前輪を備えた前脚フレームと、下端に後輪を備えた後脚フレームと、ハンドル部を上部に備えたハンドルフレームとにより成る手押し車において、
    ハンドル部(11)を支持し、上下方向に設けられる一対のスライド部材(12)に複数の孔部(12a)を設け、
    スライド部材(12)上下方向に移動可能に支持する一対の連結部材(20)間に架け渡されるパイプ部材(30)に、水平方向に伸びる一対の長孔(31)を設け、
    当該長孔(31)からパイプ部材(30)外部に突出するガイドピン(41)を備えると共に、パイプ部材(30)内を往復動自在であり端部(42)が孔部(12a)に出入り自在な、一対のインサート部材(40)をパイプ部材(30)内に装備し、
    パイプ部材(30)に回動自在に巻回され、その内周面に斜め方向に下降し、ガイドピン(41)を緩挿可能なガイド溝(51)を一対設けた操作レバー(50)を備えた、手押し車におけるハンドル高さ調整機構。
  2. 一対のインサート部材(40)間に押圧バネ(60)を装備した請求項1に記載の手押し車におけるハンドル高さ調整機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002067972A (ja) * 2000-08-29 2002-03-08 Pigeon Corp 歩行補助具
JP2013078424A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Yuuba Sangyo Kk 歩行補助車

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