JP5677654B2 - 支承装置 - Google Patents
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Description
この防塵カバーは、平面視円形となる円筒状の弾性部材で構成し、下部構造物の境界面である摺動面に対して押し付けるように、上部構造物に固定している。これにより、上沓と下沓との境界面、つまり摺動面へのダストの侵入を防止することができるとされている。
上記支承装置は、可動支承であり、摺動面における面内方向の任意の方向に可動する全方向可動支承、あるいは面内方向の一方向に可動する一方向可動支承とすることができる。
上記付勢手段は、コイルスプリング等のスプリング、あるいはゴム等の弾性体で構成することができる。
詳しくは、広摺動面と狭摺動面とが摺動する際に、環状部材が狭摺動面の外側を環状に囲むとともに、面内方向において広い広摺動面に環状部材を付勢手段によって押圧接触し、広摺動面と環状部材とが摺動しているため、広摺動面と狭摺動面との間にダストが侵入することを防止できる。
詳しくは、上部構造物に配置される上沓の摺動面を広く形成し、下部構造物に配置される下沓の外側を囲む環状部材を、付勢手段によって上向きに付勢しているため、自重によって落下するダストが、上沓の広摺動面と下沓の狭摺動面の間に侵入する可能性を低減することができる。また、付勢手段が環状部材を上向きに付勢するため、過度の荷重が環状部材に作用しにくく、環状部材の耐久性をより向上することができる。
詳しくは、環状部材を、所定高さを有する円形の円形リング体で形成しているため、下沓に対する上沓のいずれの方向の変位にも環状部材が追従することができ、ダストの侵入をさらに確実に防止することができる。
図1は支承装置1の斜視図を示し、図2は支承装置1の平面図を示し、図3は支承装置1についての説明図を示し、図4はダストシール20について拡大断面図を示し、図5は下沓10の分解斜視図を示している。
なお、鋼製のソールプレート2は、平面視四角形状に形成され、ソールプレート2の底面であるソールプレート底面2aに硬質クロムメッキを施している。
なお、図2に示すように、図示省略する橋脚の上面に固定する固定ボルトの挿通を許容するボルト孔111aを、固定台座111の四隅に形成している。
シム13は、弾性プレート12と同じ径の平面視円形形状で形成したフッ素樹脂製の薄板で形成している。
ここで、弾性プレート12の上面を覆うシム13によって、ソールプレート2を介した主桁の荷重は弾性プレート12に均等に作用する。
具体的には、ダストシールを2分割する構成とするとともに、円形溝をベースポット本体から取り外し可能に構成することによって、主桁に固定されたソールプレート2を下沓10に載置したままの状態でダストシールを交換可能にすることができる。
本実施形態の第1構造物又は下部構造物は、橋脚に対応し、
以下同様に、
第2構造物又は上部構造物は、主桁に対応し、
第1沓は、下沓10,210に対応し、
第2沓は、上沓に対応し、
第1沓の摺動面、又は狭摺動面は、ベアリング上面17aに対応し、
第2沓の摺動面、又は広摺動面は、ソールプレート底面2aに対応し、
環状部材は、ダストシール20又は分割ダストシールに対応し、
付勢手段は、コイルスプリング115に対応するも、上記実施形態に限定するものではない。
また、ソールプレート2を介して下沓10に作用する主桁の重量に応じて、コイルスプリング115のバネ定数を調整し、ダストシール20の磨耗や変形をより抑制してもよい。
2a…ソールプレート底面
10,210…下沓
17a…ベアリング上面
20…ダストシール
114,214…円形溝
115…コイルスプリング
Claims (3)
- 第1構造物及び第2構造物におけるそれぞれの対向部分に配設した第1沓及び第2沓で構成し、該第1沓及び第2沓との対向部分における摺動面同士の摺動を許容する支承装置であって、
前記両摺動面のうち一方の摺動面を、他方の摺動面に比べて、前記摺動面の面内方向に広く形成する広摺動面とするとともに、前記他方の摺動面を狭摺動面とし、
前記面内方向と交差する方向に前記狭摺動面を弾性支持する弾性プレートと、
前記摺動面の面外方向に所定長さを有して、前記面内方向における前記狭摺動面の外側を環状に囲むとともに、前記面外方向にスライド可能に支持された環状部材と、
前記面外方向から見て所定間隔を隔てて環状に配置されるとともに、前記環状部材を、前記広摺動面に押圧接触させる付勢手段とを備えた
支承装置。 - 前記第1構造物を下部構造物とするとともに、第2構造物を上部構造物とし、
第1沓を下沓とするとともに、第2沓を上沓とし、
該上沓の摺動面を前記広摺動面とするとともに、前記下沓の摺動面を前記狭摺動面とし、
前記付勢手段を、該環状部材を上向きに付勢する構成とした
請求項1に記載の支承装置。 - 前記環状部材を、所定高さを有する円形の円形リング体で形成し、
前記下部構造物の対向部分における前記下沓の狭摺動面の外側に、前記円形リング体の遊嵌を許容する円形溝を備え、
前記付勢手段を、円形溝内部に配置した
請求項2に記載の支承装置。
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JP2010176129A JP5677654B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | 支承装置 |
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